JPH1067347A - 農作業車 - Google Patents
農作業車Info
- Publication number
- JPH1067347A JPH1067347A JP9177594A JP17759497A JPH1067347A JP H1067347 A JPH1067347 A JP H1067347A JP 9177594 A JP9177594 A JP 9177594A JP 17759497 A JP17759497 A JP 17759497A JP H1067347 A JPH1067347 A JP H1067347A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- crawler
- frame
- upward
- idler
- pivoted
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 238000005096 rolling process Methods 0.000 claims description 5
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 2
- 239000010802 sludge Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Harvester Elements (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 クローラを昇降するための構成、特にトラッ
クフレームの構成を簡素化し、泥玉まりをなくし、湿田
での走行性をよくする。 【手段】 後部にアイドラ（１）を軸架したトラックフ
レーム（２）には複数の接地側転輪（３）を有する複数
のイコライザフレーム（４ａ）（４ｂ）の上部をそれぞ
れ支軸（５ａ）（５ｂ）を介して枢着し、機体下方の支
持フレーム（６）に枢支した平行両リンク（７ａ）（７
ｂ）の先端を前後の前記両支持（５ａ）（５ｂ）にそれ
ぞれ枢結し、前記両リンク（７ａ）（７ｂ）を上方の油
圧シリンダ（８）に回動可能に伝動連結し、前方側上方
の駆動輪（９）、中間部上方の緊張輪（１０）、後方の
前記アイドラ（１）及び前記各転輪（３）にクローラ
（１１) を掛装して構成するとともに、前記中間部上方
の緊張輪（１０）を前記支持フレーム（６）に軸架して
構成したことを特徴とする農作業車。
クフレームの構成を簡素化し、泥玉まりをなくし、湿田
での走行性をよくする。 【手段】 後部にアイドラ（１）を軸架したトラックフ
レーム（２）には複数の接地側転輪（３）を有する複数
のイコライザフレーム（４ａ）（４ｂ）の上部をそれぞ
れ支軸（５ａ）（５ｂ）を介して枢着し、機体下方の支
持フレーム（６）に枢支した平行両リンク（７ａ）（７
ｂ）の先端を前後の前記両支持（５ａ）（５ｂ）にそれ
ぞれ枢結し、前記両リンク（７ａ）（７ｂ）を上方の油
圧シリンダ（８）に回動可能に伝動連結し、前方側上方
の駆動輪（９）、中間部上方の緊張輪（１０）、後方の
前記アイドラ（１）及び前記各転輪（３）にクローラ
（１１) を掛装して構成するとともに、前記中間部上方
の緊張輪（１０）を前記支持フレーム（６）に軸架して
構成したことを特徴とする農作業車。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンバイン等の機
体の高さ調節や機体の左右傾斜調節や畦越えなどを良好
に行えるようにした農作業車に関するものである。
体の高さ調節や機体の左右傾斜調節や畦越えなどを良好
に行えるようにした農作業車に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来は、クローラの中間部上方の緊張輪
は、昇降可能のトラックフレーム側に軸支されるような
構造になっていた。
は、昇降可能のトラックフレーム側に軸支されるような
構造になっていた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来技術では、トラックフレームの構成が複雑となり、ま
た、トラックフレームと本機側の支持フレームとの間に
泥玉が溜まり湿田での走行性が悪い、といった不具合を
呈していた。
来技術では、トラックフレームの構成が複雑となり、ま
た、トラックフレームと本機側の支持フレームとの間に
泥玉が溜まり湿田での走行性が悪い、といった不具合を
呈していた。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明は、そのような不
具合を解決しようとするものであり、そのため、後部に
アイドラ（１）を軸架したトラックフレーム（２）には
複数の接地側転輪（３）を有する複数のイコライザフレ
ーム（４ａ）（４ｂ）の上部をそれぞれ支軸（５ａ）
（５ｂ）を介して枢着し、機体下方の支持フレーム
（６）に枢支した平行両リンク（７ａ）（７ｂ）の先端
を前後の前記両支持（５ａ）（５ｂ）にそれぞれ枢結
し、前記両リンク（７ａ）（７ｂ）を上方の油圧シリン
ダ（８）に回動可能に伝動連結し、前方側上方の駆動輪
（９）、中間部上方の緊張輪（１０）、後方の前記アイ
ドラ（１）及び前記各転輪（３）にクローラ（１１) を
掛装して構成するとともに、前記中間部上方の緊張輪
（１０）を前記支持フレーム（６）に軸架して構成した
ものである。
具合を解決しようとするものであり、そのため、後部に
アイドラ（１）を軸架したトラックフレーム（２）には
複数の接地側転輪（３）を有する複数のイコライザフレ
ーム（４ａ）（４ｂ）の上部をそれぞれ支軸（５ａ）
（５ｂ）を介して枢着し、機体下方の支持フレーム
（６）に枢支した平行両リンク（７ａ）（７ｂ）の先端
を前後の前記両支持（５ａ）（５ｂ）にそれぞれ枢結
し、前記両リンク（７ａ）（７ｂ）を上方の油圧シリン
ダ（８）に回動可能に伝動連結し、前方側上方の駆動輪
（９）、中間部上方の緊張輪（１０）、後方の前記アイ
ドラ（１）及び前記各転輪（３）にクローラ（１１) を
掛装して構成するとともに、前記中間部上方の緊張輪
（１０）を前記支持フレーム（６）に軸架して構成した
ものである。
【０００５】
【発明の実施の形態】次に、図面に示す実施例について
説明する。第１図はクローラ式走行装置の側面図を示
し、例えばコンバインの機体下部両側にクローラ（１
１)(１１) をそれぞれ配備するが、両クローラ（１１）
は、前方側上方の駆動輪（９）、接地側の６個の転輪
（３）、後方のアイドラ（１）及び前後方向中間部上方
の緊張輪（１０）にそれぞれ掛装して構成する。
説明する。第１図はクローラ式走行装置の側面図を示
し、例えばコンバインの機体下部両側にクローラ（１
１)(１１) をそれぞれ配備するが、両クローラ（１１）
は、前方側上方の駆動輪（９）、接地側の６個の転輪
（３）、後方のアイドラ（１）及び前後方向中間部上方
の緊張輪（１０）にそれぞれ掛装して構成する。
【０００６】機体下部のシャシー（１２）の下方に架設
した支持フレーム（６）の前方側には前記駆動輪（９）
の伝動ケースを架設するとともに後方側に前記緊張輪
（１０）を軸架し、前後方向に延長するトラックフレー
ム（２）の前端部と中間部には、それぞれ３個の接地側
転輪（３）を下部に軸架した側面視３角形状の両イコラ
イザフレーム（４ａ）（４ｂ）の上部を支軸（５ａ）
（５ｂ）を介してそれぞれ枢着するとともに、トラック
フレーム（２）の後部に前記アイドラ（１）を軸架し、
前記支持フレーム（６）に間隔をおいて枢支した両支点
軸（１３ａ）（１３ｂ）の外端側には平行の両リンク
（７ａ）（７ｂ）の一端側をそれぞれ固設するととも
に、両リンク（７ａ）（７ｂ）の先端を前記両支持（５
ａ）（５ｂ）の内端側にそれぞれ枢結し、前記支点軸
（１３ａ）（１３ｂ）の内端側には平行となる両アーム
（１４ａ）（１４ｂ）の下部をそれぞれ固設し、前記ア
ーム（１４ａ）の上部と前記アーム（１６ｂ）の中間部
には前記支持フレーム（６）に平行となる連動ロッド
（１５）の両端部を連結し、前記シャーシ（１２）の内
方側に一端側を回動可能に連結した油圧シリンダ（８）
より延出するピストンロッド（８ａ）の先端側を前記ア
ーム（１４ｂ）の上端部に連結して構成する。
した支持フレーム（６）の前方側には前記駆動輪（９）
の伝動ケースを架設するとともに後方側に前記緊張輪
（１０）を軸架し、前後方向に延長するトラックフレー
ム（２）の前端部と中間部には、それぞれ３個の接地側
転輪（３）を下部に軸架した側面視３角形状の両イコラ
イザフレーム（４ａ）（４ｂ）の上部を支軸（５ａ）
（５ｂ）を介してそれぞれ枢着するとともに、トラック
フレーム（２）の後部に前記アイドラ（１）を軸架し、
前記支持フレーム（６）に間隔をおいて枢支した両支点
軸（１３ａ）（１３ｂ）の外端側には平行の両リンク
（７ａ）（７ｂ）の一端側をそれぞれ固設するととも
に、両リンク（７ａ）（７ｂ）の先端を前記両支持（５
ａ）（５ｂ）の内端側にそれぞれ枢結し、前記支点軸
（１３ａ）（１３ｂ）の内端側には平行となる両アーム
（１４ａ）（１４ｂ）の下部をそれぞれ固設し、前記ア
ーム（１４ａ）の上部と前記アーム（１６ｂ）の中間部
には前記支持フレーム（６）に平行となる連動ロッド
（１５）の両端部を連結し、前記シャーシ（１２）の内
方側に一端側を回動可能に連結した油圧シリンダ（８）
より延出するピストンロッド（８ａ）の先端側を前記ア
ーム（１４ｂ）の上端部に連結して構成する。
【０００７】従って、油圧シリンダ（８）の作動により
両リンク（７ａ）（７ｂ）を第４図に矢印で示すように
回動させると、全ての転輪（３）及びアイドラ（１）
を、クローラ（１１）を掛装したまま上下動調節できる
ことになって、左右側の同時調節により、機体の高さ調
節や機体の左右傾斜調節を行うことができることになる
が、複雑の転輪（３）をそれぞれ軸架した各イコライザ
フレーム（４ａ）（４ｂ）が上方の支軸（５ａ）（５
ｂ）中心に回動できるので、凹凸面が傾斜地上でも機体
を安定した状態に支持して上下動させることができこと
になる。
両リンク（７ａ）（７ｂ）を第４図に矢印で示すように
回動させると、全ての転輪（３）及びアイドラ（１）
を、クローラ（１１）を掛装したまま上下動調節できる
ことになって、左右側の同時調節により、機体の高さ調
節や機体の左右傾斜調節を行うことができることになる
が、複雑の転輪（３）をそれぞれ軸架した各イコライザ
フレーム（４ａ）（４ｂ）が上方の支軸（５ａ）（５
ｂ）中心に回動できるので、凹凸面が傾斜地上でも機体
を安定した状態に支持して上下動させることができこと
になる。
【０００８】また、畦越えなどを行う場合には、各イコ
ライザフレーム（４ａ）（４ｂ）がそれぞれ回動しなが
ら、機体が前後方向に大きく傾斜したり振動が大きくな
ったりしないようにして、良好に運転ができることにな
る。
ライザフレーム（４ａ）（４ｂ）がそれぞれ回動しなが
ら、機体が前後方向に大きく傾斜したり振動が大きくな
ったりしないようにして、良好に運転ができることにな
る。
【０００９】
【発明の効果】従って、全ての接地側転輪とアイドラは
油圧シリンダの伝動によって上下動させることができる
ことになるが、クローラの中間部上方転輪は、機体支持
フレーム側に枢支されているので、湿田時、トラックフ
レームを降下させて走行する際は、フレームとトラック
フレーム部の隙間を大きくすることができ、泥玉が溜ま
りにくい。また、中間部上方転輪を連結ロッドより下方
に設けているので、トラックフレームが下降した際に中
間部上方転輪でクローラの上部を支持する状態になかる
が、そのときに、クローラの上方と連結ロッドの隙間を
クローラに付着して持ちまわった泥が機体内側の連結ロ
ッドが障害になって、この間に溜まることが少なくな
る。
油圧シリンダの伝動によって上下動させることができる
ことになるが、クローラの中間部上方転輪は、機体支持
フレーム側に枢支されているので、湿田時、トラックフ
レームを降下させて走行する際は、フレームとトラック
フレーム部の隙間を大きくすることができ、泥玉が溜ま
りにくい。また、中間部上方転輪を連結ロッドより下方
に設けているので、トラックフレームが下降した際に中
間部上方転輪でクローラの上部を支持する状態になかる
が、そのときに、クローラの上方と連結ロッドの隙間を
クローラに付着して持ちまわった泥が機体内側の連結ロ
ッドが障害になって、この間に溜まることが少なくな
る。
【図１】本発明の実施例である走行装置の側面図
【図２】一部の縦断面図
【図３】図１の一部の拡大図
【図４】図３の一部の作動説明図
【符号の説明】 １ アイドラ ３ 転輪 ５ａ，５ｂ 支軸 ７ａ，７ｂ リンク ９ 駆動輪 １１ クローラ ２ トラックフレーム ４ａ，４ｂ イコライザフレーム ６ 支持フレーム ８ 油圧シリンダ １０ 緊張輪
Claims (1)
- 【請求項１】 後部にアイドラ（１）を軸架したトラッ
クフレーム（２）には複数の接地側転輪（３）を有する
複数のイコライザフレーム（４ａ）（４ｂ）の上部をそ
れぞれ支軸（５ａ）（５ｂ）を介して枢着し、機体下方
の支持フレーム（６）に枢支した平行両リンク（７ａ）
（７ｂ）の先端を前後の前記両支持（５ａ）（５ｂ）に
それぞれ枢結し、前記両リンク（７ａ）（７ｂ）を上方
の油圧シリンダ（８）に回動可能に伝動連結し、前方側
上方の駆動輪（９）、中間部上方の緊張輪（１０）、後
方の前記アイドラ（１）及び前記各転輪（３）にクロー
ラ（１１) を掛装して構成するとともに、前記中間部上
方の緊張輪（１０）を前記支持フレーム（６）に軸架し
て構成したことを特徴とする農作業車。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9177594A JPH1067347A (ja) | 1997-06-17 | 1997-06-17 | 農作業車 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9177594A JPH1067347A (ja) | 1997-06-17 | 1997-06-17 | 農作業車 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1067347A true JPH1067347A (ja) | 1998-03-10 |
Family
ID=16033732
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9177594A Pending JPH1067347A (ja) | 1997-06-17 | 1997-06-17 | 農作業車 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1067347A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102812798A (zh) * | 2012-08-02 | 2012-12-12 | 河南科技大学 | 一种双履带式微耕机动力底盘 |
| CN113232734A (zh) * | 2021-05-17 | 2021-08-10 | 贵州詹阳动力重工有限公司 | 一种高速全地形无人平台 |
-
1997
- 1997-06-17 JP JP9177594A patent/JPH1067347A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102812798A (zh) * | 2012-08-02 | 2012-12-12 | 河南科技大学 | 一种双履带式微耕机动力底盘 |
| CN113232734A (zh) * | 2021-05-17 | 2021-08-10 | 贵州詹阳动力重工有限公司 | 一种高速全地形无人平台 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
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Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090724 Year of fee payment: 11 |
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