JP4525104B2 - コンバインの製造方法 - Google Patents

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この発明は、コンバインの製造方法に関するものである。
脱穀機等を上側へ載置した機体の下側へ設けるクローラ装置のクローラは、特開2003−72604号公報で示す如く機体と、トラックフレームとは、支柱、及び連結パイプとで連結して設け、このトラックフレームで支持したアイドラーと、複数の転輪と、走行用のミッションケースへ設けたスプロケットとに張設し、このクローラの回転駆動で走行して収穫作業する。連結フレームは左右両側より、中央部を上方へ湾曲させ、湿田圃場を走行して収穫作業時に、この連結フレームが泥中へ埋没しない構成であるが、かさ上げ等を行って、機体位置を上部へ位置させて、高地上高さに変更した構成ではない。
特開2003−72604号公報
脱穀機等を上側へ載置した機体の下側へ設けたクローラを張設するアイドラーと、複数の転輪等とを支持するトラックフレームと、機体とは、連結パイプと、左右両側の支柱とにより、接続した構成であり、この連結パイプは、左右両端部より、中央部を上方へ向けて湾曲した構成とし、湿田、及び超湿田時に、この連結パイプは泥中へ埋没しない構成としているが、機台までの地上高が低く、このために、連結パイプが確実に泥中へ埋没しない構成でない。又、クローラで持ち廻る泥は、このクローラの上部面と、機体の下側面との間に詰まりが発生して、走行負荷が増加すること等があったが、この発明により、これらの問題点を解決しようとするものである。
このために、走行車台(2)の下側に左右一対の走行クローラを張設した走行装置を設け、走行車台(2)の上側面に脱穀機(4)を載置し、該脱穀機(4)の右横側に穀粒貯留タンク(8)を設け、該穀粒貯留タンク(8)の前部に操縦席(14)を設け、該操縦席(14)下側の走行車台(2)上にエンジン(15)を載置し、走行車台(2)の前方には伸縮シリンダ(11)により昇降自在の刈取機(3)を設けて構成するコンバインの製造方法において、走行車台(2)の地上高さが異なる標準高さの標準機(M)と高地上高さの高地上高さ機(L)とを構成するに、前記標準機(M)と高地上高さ機(L)とで刈取機(3)の地上高さが同じ高さになるように、高地上高さ機(L)へ刈取機(3)を装着するときには、該刈取機(3)の前方下部から後方上部へ傾斜する支持杆(12)の上端部の左右方向の支持パイプ杆(12b)を走行車台(2)側に設けた走行用のミッションケース(16)の上側面へ直接設けた支持装置(12c)に回動自在に支持させ、標準機(M)へ刈取機(3)を装着するときには、ミッションケース(16)の上側面と支持装置(12c)の下側面との間に、標準機(M)と高地上高さ機(L)の地上高さの差と略同じ高さのスペーサ(6)を設けて支持装置(12c)に支持させるものとし、前記ミッションケース(16)の伝動機構(16a)で駆動される走行車軸(16c)に設けた駆動スプロケット(16d)と、トラックローラフレーム(18)に設けた複数の転輪軸(20a)に軸支した複数の転輪(20b)と、トラックローラフレーム(18)の後端部に設けたアイドル軸(17c)に軸支した標準機(M)用の第1アイドルローラ(17a)または高地上高さ機(L)用の第2アイドルローラ(17b)に走行クローラを張設するに、標準機(M)用の第1アイドルローラ(17a)の外径と、高地上高さ機(L)用の第2アイドルローラ(17b)の外径との差を前記スペーサ(6)の高さと略同じに設定し、高地上高さ機(L)を構成する場合には、走行クローラの回転軌跡内におけるトラックローラフレーム(18)の上側面にかさ上げ部材(19)を固着するものとし、標準機(M)における支持パイプ杆(12b)の中心位置を高地上高さ機(L)における支持パイプ杆(12b)の中心位置に対して前後方向へ所定距離ずらして設定し、高地上高さ機(L)における刈取機(3)の位置が標準機(M)における刈取機(3)の位置よりも機体前方へ所定量移動するものとしたことを特徴とするコンバインの製造方法としたものである。
この発明によると、コンバインの製造において、標準機(M)と高地上高さ機(L)とで刈取機(3)を共用できる。即ち、標準機(M)では刈取機(3)を装着する取付部へスペーサ(6)を設け、また、高地上高さ機(L)では刈取機(3)を装着する取付部からスペーサ(6)を除去して装着することにより、この刈取機(3)の刈刃装置および穀稈掻込移送装置等を変更することなく、同じ刈取機(3)を共用することができる。
また、スペーサ(6)の高さを、標準機(M)と高地上高さ機(L)の地上高さの差と略同じにしているため、刈取機(3)をいずれに装着しても同じ性能を確保できる。
また、この発明によって製造されたコンバインは、第2アイドルローラ(17b)の外径がアップすることで、湿田での走行クローラの乗り越え角度が大きくなり、走行クローラが沈むことなく脱出性の向上を図ることができる。また、走行クローラの回転軌跡内におけるトラックローラフレーム(18)の上側面にかさ上げ部材(19)を固着して高地上高さ機(L)を構成したことにより、このかさ上げ部材(19)で泥を押すことがなく、湿田でもスムーズに走行できる。
そして、コンバインの製造において、標準機(M)における支持パイプ杆(12b)の中心位置を高地上高さ機(L)における支持パイプ杆(12b)の中心位置に対して前後方向へ所定距離ずらして設けて、高地上高さ機(L)における刈取機(3)の位置が標準機(M)における刈取機(3)の位置よりも機体前方へ所定量移動するものしたので、高地上高さ機(L)であっても、マイナス刈り時に刈取機(3)を支持する支持杆(12a)がミッションケース(16)に当接することを防止できる。
以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。
コンバイン1の走行車台2の前方部には、立毛穀稈を刈取り移送する刈取機3を設けると共に、走行車台2の上側面には、刈取り穀稈を脱穀する脱穀機4を載置した構成である。このコンバイン1は、走行車台2迄の地上高さが標準高さ(H1)の標準仕様の標準機(M)と、高地上高さ(H2)のハイクリアランス仕様の高地上高さ機(L)との二種類に分けて設けた構成である。標準機(M)へ刈取機3を装着するときには、この刈取機3の地上高さ位置が標準機(M)と、高地上高さ機(L)で同じ高さになるように、標準機(M)へ刈取機3を装着のときには、この標準機(M)のときのみ、この刈取機3を上方へかさ上げする取付部へスペーサ6を設け、このスペーサ6を介して装着する構成である。これら標準機(M)と、高地上高さ機(L)と、装着するスペーサ6等を主に図示して説明する。
前記コンバイン1の走行車台2の下側には、図9で示す如く土壌面を走行する左右一対の走行クローラ5aを張設した走行装置5を配設し、走行車台2の上側には、脱穀機4を載置した構成である。走行車台2の前方部の刈取機3で立毛穀稈を刈取りし、この刈取り穀稈は、この刈取機3で後方上部へ移送され、脱穀機4のフィードチェン7aと、挟持杆7bとで引継ぎされて、挟持移送されながら脱穀される。脱穀済みで選別済み穀粒は、脱穀機4の右横側に配設した穀粒貯留タンク8内へ一時貯留される。
前記走行車台2の前方部には、図1、及び図2で示す如くスペーサ6でかさ上げした状態に取付けした刈取機3と、かさ上げしない状態に取付けした刈取機3とを設けた構成である。これら両刈取機3は、前端位置から立毛穀稈を分離するナローガイド9a、及び各分草体9bと、立毛穀稈を引起す各引起装置9cと、引起された穀稈を掻込みする穀稈掻込移送装置10の各掻込装置10aと、掻込された穀稈を刈取る刈刃装置9dと、刈取りされた穀稈を挟持移送して、脱穀機4のフィードチェン7aと、挟持杆7bとへ受渡しする穀稈掻込移送装置10の根元・穂先移送装置10b・10c等からなる刈取機3を設けている。該刈取機3は、油圧駆動による伸縮シリンダ11により、土壌面に対して、昇降自在に移動する構成である。
前記刈取機3の前方下部から後方上部へ傾斜する支持杆12aの上端部には、図1、及び図2で示す如く左右方向に支持パイプ杆12bを設け、この支持パイプ杆12bは、走行車台2に設けた詳細後述するミッションケース16の上側面へ直接設けた支持装置12cに回動自在に支持させるか、又はミッションケース16の上側面と、支持装置12cの下側面との間に、スペーサ6を設けた構成であり、支持装置12cで回動自在に支持させて、刈取機3を装着して設けた構成である。伸縮シリンダ11の作動により、刈取機3は支持パイプ杆12bを回動中心として、上下に回動自在な構成である。スペーサ6を設けた構成の刈取機3は、上方へかさ上げされた構成の刈取機3である。
前記刈取機3の穀稈掻込移送装置10によって形成される穀稈移送経路中には、刈取られて移送される穀稈に接触作用することにより、脱穀機4へ穀稈の供給の有無を検出する穀稈センサ3aを設けた構成である。
前記穀粒貯留タンク8側の前部には、図9で示す如くコンバイン1を始動、停止、及び各部を調節等の操作を行う操作装置13と、これらの操作を行う作業者が搭乗する操縦席14とを設け、この操縦席14の下側で、走行車台2の上側面には、エンジン15を載置すると共に、後方部には、穀粒貯留タンク8を配設する。これら走行装置5と、刈取機3と、脱穀機4と、エンジン15等により、コンバイン1の機体1aを形成した構成である。
前記走行車台2の前端部に装架した走行用のミッションケース16内の伝動機構16aの伝動経路中には、その出力に基づいて、走行車速を検出するポテンションメータ方式の車速センサ16bを設けた構成である。
前記コンバイン1の走行車台2は、図1、及び図2で示す如くこの走行車台2の下側面までの地上高さが標準高さ(H1)の標準仕様の標準機(M)である走行車台2と、高地上高さ(H2)のハイクリアランス仕様の高地上高さ機(L)である走行車台2との二種類を設けた構成である。
前記標準機(M)の走行車台2のときには、高地上高さ機(L)の走行車台2のときと、刈取機3を共用使用できるようにして、この刈取機3の地上高さ位置を同じにするために、この刈取機3を取付けする取付部であるミッションケース16の上側面と、刈取機3の支持パイプ杆12bを受けて支持する支持装置12cとの間には、図1で示す如くスペーサ6を設け、このスペーサ6を介して支持パイプ杆12bを受ける支持装置12cを、ボルト、及びナット等でスペーサ6を介してミッションケース16の上側面へ装着して、刈取機3を装着して設け、この刈取機3は、かさ上げされた状態になる構成である。
又、前記高地上高さ機(L)の走行車台2のときには、図2、及び図3で示す如くスペーサ6を除去し、刈取機3を取付ける取付部であるミッションケース16の上側面へ直接刈取機3の支持パイプ杆12bを受ける支持装置12cをボルト、及びナット等で装着して、刈取機3を設け、この刈取機3は、かさ上げしない状態になる構成である。これらにより、刈取機3は、標準機(M)の走行車台2のとき、又は高地上高さ機(L)の走行車台2のときであっても、刈取機3の作用の地上高さ位置は同じになる構成である。
前記刈取機3は、標準仕様の標準機(M)の走行車台2のときには、刈取機3を装着する取付部へスペーサ6を設け、又、ハイクリアランス仕様の高地上高さ機(L)の走行車台2のときには、刈取機3を装着する取付部から、スペーサ6を除去して、この刈取機3を取付部へ直接する装着することにより、この刈取機3の刈刃装置9d部、及び穀稈掻込移送装置10部等を変更することなく、同じ刈取機3を共用使用することができる。又、刈取機3の作用の地上高さ位置は同じとなり、このために、この刈取機3をいずれへ装着しても、同じ性能を確保することができる。更に、この刈取機3の組換えが容易であり、シンプルな構成になる。
前記標準機(M)と、高地上高さ機(L)の走行車台2との各走行車台2は、図1、及び図2で示す如くこれら各走行車台2迄の地上高さの差(△H3)と、スペーサ6の高さ(H4)とは、略同じにして設け、各刈取機3を装着したときの、これら各刈取機3の作用の高さ位置を略同じにして、装着して設けた構成である。
前記標準機(M)と、高地上高さ機(L)の走行車台2は、これら各走行車台2迄の地上高さの差(△H3)と、スペーサ6の高さ(H4)とは、略同じにして設けたことにより、刈取機3の作用の地上高さ位置は同じとなり、このために、この刈取機3をいずれへ装着しても、同じ性能を確保することができる。又、この刈取機3の組換えが容易であり、シンプルな構成になる。更に、同じこの刈取機3を共用使用できる。
前記走行車台2の下側へ設けた走行装置5の走行クローラ5aを張設する走行方向後端部へ設けた図1、及び図2で示す如く標準機(M)のアイドルローラ(第1アイドルローラ)17aの外径(D1)と、高地上高さ機(L)のアイドルローラ(第2アイドルローラ)17bの外径(D2)との外径差(△D3)と、スペーサ6の高さ(H4)とは、略同じにして設けた構成である。
前記走行クローラ5aは、図1、及び図2で示す如くミッションケース16の伝動機構16aの走行車軸16cへ軸支した駆動スプロケット16dと、トラックローラフレーム18へ設けた複数個の各転輪軸20aへ軸支して設けた、複数個の転輪20bと、トラックローラフレーム18の走行終端部へ設けたアイドル軸17cへ軸支して設けた、アイドルローラ17a、又はアイドルローラ17bへ張設した構成である。
前記走行装置5の走行クローラ5aを張設する走行方向後端部へ設けた標準機(M)のアイドルローラ17aの外径(D1)と、高地上高さ機(L)のアイドルローラ17bの外径(D2)との外径差(△D3)と、スペーサ6の高さ(H4)とは、略同じにして設けたことにより、アイドルローラ17bの外径がアップし、このアップにより、このアイドルローラ17bと、駆動スプロケット16dとを結ぶ走行クローラ5aのラインが上昇し、この走行クローラ5aと、走行車台2との干渉を防止することができる。又、アイドルローラ17bの外径をアップさせることで、湿田、及び超湿田での走行クローラ5aの乗り越え角度が大きくなり、走行クローラ5aが沈むことなく、更に、脱出性の向上を図ることができる。刈取機3の作用の地上高さを同じにすることができ、このために刈取性能を同じにすることができる。標準仕様の標準機(M)の形成が容易である。
前記高地上高さ機(L)の走行車台2下側へ設けた、走行装置5の走行クローラ5aを張設は、図2で示す如くミッションケース16の走行車軸16cへ軸支して設けた駆動スプロケット16dと、トラックローラフレーム18へ軸支して設けた複数個の転輪軸20aへ軸支して設けた複数個の転輪20bと、トラックローラフレーム18へ軸支して設けたアイドル軸17cへ軸支したアイドルローラ17bとへ張設した構成である。
前記各転輪20bと、アイドルローラ17b等を支持して設けたトラックローラフレーム18の上側面には、図2で示す如く高地上高さ機(L)の走行車台2をかさ上げするかさ上げ部材19を固着して設け、高地上高さ機(L)の走行車台2を形成して設けた構成である。
前記高地上高さ機(L)の走行装置5の走行クローラ5aを張設は、ミッションケース16の駆動スプロケット16dと、複数の転輪20bと、アイドルローラ17b等とへ張設して設け、これら各転輪20bと、アイドルローラ17b等を支持するトラックローラフレーム18の上側には、走行車台2をかさ上げするかさ上げ部材19を設け、高地上高さ機(L)の走行車台2を形成したことにより、この高地上高さ機(L)の走行車台2の形成が容易である。又、走行クローラ5aの回転軌跡内へかさ上げ部材19を設けたことにより、このかさ上げ部材19で泥を押すことがなく、このために湿田、及び超湿田でスムーズな走行ができる。
前記走行車台2の地上高さが標準高さ(H1)の標準仕様の標準機(M)を形成するときには、刈取機3の作用の高さ位置を、地上高さにして、この刈取機3を標準機(M)と、高地上高さ機(L)とに共用使用可能とするために、この刈取り機3の取付部である走行用のミッションケース16の上側へかさ上げ用のスペーサ6を設けて、標準機(M)を形成し、このスペーサ6の上側へ刈取機3を装着する支持装置12cをボルト、及びナット等により、装着した構成であったが、このスペーサ6を廃止して、図10〜図15で示す如く形成する構成である。
前記標準機(M)の走行車台2を形成するときは、図10〜図12で示す如く走行用のミッションケース16の上側部を、スペーサ6の高さ(H4)分を上方へ突出させた突出部16eを設けた構成である。(かさ上げした状態である。)又、高地上高さ機(L)の走行車台2を形成するときは、図13〜図15で示す如くミッションケース16の上側部を、スペーサ6の高さ(H4)分を上方へ突出させた、この突出部16eを工場で切削加工して、刈取機3の取付部を設ける構成である。これにより、標準機(M)と、高地上高さ機(L)とは、ミッションケース16の外形形状は異なり、共用使用できないが、内装される伝動機構16a、及び走行車軸16c、駆動スプロケット16d等は共用使用することができる構成である。これにより、刈取機3はそのまま両者へ共用使用できる構成である。又、ミッションケース16は、左右の分割して形成しているが、これらいずれか片側へ突出部16eを設けた構成である。
これにより、前記ミッションケース16の上部を、スペーサ6の高さ(H4)分を切削するか、否かで外形形状が異なり、このミッションケース16のみは、標準機(M)と、高地上高さ機(L)とは、共用使用できないことにより、このミッションケース16の使い分けでよく、スペーサ6等の特別部品を使用することがなく、構成がシンプルで簡単であり、コスト低減が可能になる。左右へ分割したいずれか一方側へ突出部16eを設けたことにより、刈取機3の取付部に上下の段差ができることなく、この刈取機3を正確な位置へ取付けることができる。
前記ミッションケース16の走行車軸16cの中心位置と、刈取機3を支持する支持杆12aの上端部へ設けた支持パイプ杆12bの中心位置との間の距離(L3)は、図1、及び図2で示す如く標準機(M)と、高地上高さ機(L)とは、同じにした構成であり、標準機(M)のコンバイン1と、高地上高さ機(L)のコンバイン1との全長を同じにした構成である。
これにより、前記走行車軸16cの中心位置と、支持パイプ杆12bの中心位置との間の距離(L3)は、標準機(M)と、高地上高さ機(L)とは、同じにした構成であることにより、これら標準機(M)と、高地上高さ機(L)との各コンバイン1の全長の変化はない。又、これら各コンバイン1の前後バランスの変化もない。
前記スペーサ6を設けて、刈取機3を装着した標準機(M)と、スペーサ6を設けないで刈取機3を装着した高地上高さ機(L)とは、図16で示す如く各刈取機3の支持パイプ杆12bの中心位置が、前後方向へ所定距離(L4)ずらして設けた構成であり、高地上高さ機(L)のスペーサ6を装着しない時は、標準機(M)のスペーサ6を装着した時より、刈取機3が機体前方へ所定量移動させた構成である。
これにより、前記スペーサ6を装着した状態の標準機(M)で刈取機3がマイナス刈取り時には、この刈取機3を支持する支持杆12aが、ミッションケース16へ当接しないぎりぎりに設計して、機体1aの全長を短くしていることにより、高地上高さ機(L)でスペーサ6を取り除くことにより、支持杆12aがミッションケース16へ当接することにより、高地上高さ機(L)のときには、刈取機3が所定量前方へ移動させた構成で、当接を防止した構成である。
これにより、前記刈取機3は、高地上高さ機(L)のときであっても、この刈取機3を支持する支持杆12aがミッションケース16へ当接することを防止できる。
前記スペーサ6を設けて刈取機3を装着した標準機(M)と、スペーサ6を設けないで、刈取機3を装着した高地上高さ機(L)においては、図7、及び図8で示す如くミッションケース16の分割位置(イ)に対して、刈取機3を装着する装着部の取付孔の近い側の位置(L5)、及び遠い側の位置(L6)共に、取付孔位置は同じにした構成である。
これにより、前記標準機(M)のとき、及び高地上高さ機(L)のとき共に、刈取機3を装着する位置を同じ位置としたことにより、これら両機(M),(L)のときのコンバイン1の機体巾を同じにすることができる。又、左右バランスが同じである。更に、刈取機3と、脱穀機4との穀稈移送ラインのいずれかが発生することがない。
前記スペーサ6を設けないで、刈取機3を装着した高地上高さ機(L)は、図17で示す如く上のクラスのコンバイン1へ使用できるようにするために、走行車台2の四角パイプ材のトラックローラフレーム18の後端部には、四角パイプ材の延長用の補助フレーム18aを固着して設け、この補助フレーム18aへ支持杆18bを前後移動自在に設け、この支持杆18bには、アイドルメタル18cを設け、このアイドルメタル18cにアイドル軸17cを軸支して設け、このアイドル軸17cへアイドルローラ17bを軸支した構成である。
又、延長して設けた補助フレーム18aの上側には、図17で示す如くかさ上げ部材19、及び補強部材21aを固着して設け、この補強部材21a内には、略コ字形状のテンションプレート21bを固着して設け、このテンションプレート21bと、アイドルメタル18cへ設けた調節プレート18dとには、調節ボルト21cを螺挿入し、この調節ボルト21cの回動操作により、アイドルローラ17bを前後調節し、走行クローラ5aを伸縮調節する構成である。
更に、前記補助フレーム18aの下側には、走行方向の前部より、第四番目の転輪軸20aを軸支して設け、この転輪軸20aへ第四番目の転輪20bを軸支して設けた構成である。
これにより、前記補助フレーム18aを設けたことにより、走行クローラ5aの接地長を長くすることができ、面圧を下げることができて、上のクラスのコンバイン1へ使用が可能になる。又、補助フレーム18aの上側へ補強部材21aを設け、この補強部材21aへテンションプレート21bを設けたことにより、調節ボルト21cのテンション力に耐えることができる。更に、第四転輪20bを追加したことにより、走行時の振動の減少を図ることができる。又、圃場内での脱輪を防止することができる。
前記スペーサ6を設けないで、刈取機3を装着した高地上高さ機(L)は、図4〜図7で示す如くメインビーム22へ直交状態に、上方へ湾曲する湾曲フレーム23を、左右両側のトラックローラフレーム18の上側面へ設けたかさ上げ部材19,19間へ装着して設けた構成である。この湾曲フレーム23と、かさ上げ部材19とを接続して補強する補強板22aを左右両側へ固着して設けた構成である。この補強板22aは、走行クローラ5aの軌跡内へ設けた構成である。
又、前記後側のかさ上げ部材19内には、テンションプレート21bを設けた構成である。トラックローラフレーム18の後端部には、摺動自在に支持杆18bを設け、この支持杆18bには、アイドルメタル18cを設け、このアイドルメタル18cへ軸支したアイドル軸17cには、アイドルローラ17bを軸支して設けた構成である。アイドルメタル18cへ設けた調節プレート18dと、テンションプレート21bとには、調節ボルト21cを螺挿入して支持させて設け、この調節ボルト21cの回動操作により、アイドルローラ17bを前後へ摺動調節し、走行クローラ5aを伸張調節する構成である。
又、前記トラックローラフレーム18の下側には、走行方向の前部より、第一、第二、第三の順に各転輪20bを各転輪軸20aで軸支した構成である。
更に、前記トラックローラフレーム18の前後に設けたかさ上げ部材19の外側面には、図4、及び図5で示す如く前・後クローラガイド24c,24dを装着する前・後ガイド取付板24a,24bを設けた構成である。
前側へ設けた前記かさ上げ部材19は、図17で示す如く前部より、第一の転輪20bと、第二の転輪20bとの間へ設けると共に、後側へ設けたかさ上げ部材19は、第三の転輪20bと、アイドルローラ17bとの間に設けた構成である。
これにより、前記湾曲フレーム23と、かさ上げ部材19とを、補強板22aで接続したことにより、強度アップを図ることができる。この補強板22aは、走行クローラ5aの回転軌跡内へ設けたことにより、補強板22aで泥を押すことがない。又、テンションプレート21b、及び前・後ガイド取付板24a,24bは、剛性のあるかさ上げ部材19へ設けたことにより、走行クローラ5aの張力による、テンションプレート21bの変形防止、及び前・後クローラガイド24c,24dの取付位置の変形を防止することができる。更に、各かさ上げ部材19は、第一、第二の転輪20b,20b間と、第三の転輪20bと、後側のアイドルローラ17bとの間へ設けたことにより、それぞれに掛かる荷重を、それぞれのモーメントで荷重を打ち消し合うことにより、強い強度の各転輪20b、及びアイドルローラ17bを必要としなくなり、このために、比較的うすい肉厚でよく、重量軽減、及びコスト低減が可能になる。
前記標準機(M)の走行装置5の走行クローラ5aの走行方向前部の駆動スプロケット16dと、第一の転輪20bとで形成される傾斜角度は、図18で示す如く畦越等の時の理想角度である。傾斜角度(θ1)に設定しているが、高地上高さ機(L)の走行装置5の走行クローラ5aの走行方向前部の駆動スプロケット16dが高い位置であることにより、傾斜角度が大きくなり、このために、畦越え性能が低下することがあり、これを解消するために、図19で示す如く駆動スプロケット16dの下方部に、上転輪軸25aを設け、この上転輪軸25aへ駆動スプロケット16dへオーバーラップさせて、上転輪25bを軸支して設け、この上転輪25bと、走行方向前端部の第一の転輪20bとで形成される傾斜角度を標準機(M)の傾斜角度(θ1)と同じ傾斜角度(θ1)に形成して設けた構成である。
これにより、前記駆動スプロケット16dと、第一転輪20bとにより、形成される畦越等の時の理想傾斜角度である、傾斜角度(θ1)とすべく上転輪25bを設け、この上転輪25bと、第一の転輪20bとで形成される傾斜角度(θ1)にオーバーラップさせて設けたことにより、畦越え等のときの理想角度にすることができた。
前記穀粒貯留タンク8内に貯留した穀粒を機外へ排出するこの穀粒貯留タンク8の後側には、縦移送螺旋26aを内装した排出支持筒26を略垂直姿勢で旋回自在に装着して設け、この排出支持筒26の上端部には、その全長がコンバイン1の前後長に亘る機外へ穀粒を排出する排出螺旋27aを伸縮自在に内装した排出オーガ27を伸縮自在、上下回動自在、及び左右旋回自在に前後方向に配設した構成である。
標準機の走行装置部と、刈取機部との拡大側面図 高地上高さ機の走行装置部と、刈取機部との拡大側面図 高地上高さ機の走行装置部の拡大側面図 高地上高さ機の走行装置部の拡大背断面図 高地上高さ機の走行装置部の拡大側面図 高地上高さ機の走行車台部の拡大平面図 標準機の走行車台部の拡大平面図 高地上高さ機の走行車台部の拡大平面図 コンバインの左側全体側面図 他の実施例を示す図で、標準機の走行装置部と、ミッションケー ス部との拡大側面図 他の実施例を示す図で、標準機のミッションケースの拡大正面図 他の実施例を示す図で、標準機のミッションケースの拡大側面図 他の実施例を示す図で、高地上高さ機の走行装置部と、ミッショ ンケース部との拡大側面図 他の実施例を示す図で、高地上高さ機のミッションケースの拡大 正面図 他の実施例を示す図で、高地上高さ機のミッションケースの拡大 側面図 他の実施例を示す図で、標準機、及び高地上高さ機の刈取機部と、 走行装置部との拡大側面図 他の実施例を示す図で、高地上高さ機の走行装置部の拡大側面図 標準機の走行装置部の側面図 他の実施例を示す図で、高地上高さ機の走行装置部の側面図
2 走行車台
3 刈取機
4 脱穀機
5 走行装置
5a 走行クローラ
6 スペーサ
8 穀粒貯留タンク
11 伸縮シリンダ
12a 支持杆
12b 支持パイプ杆
12c 支持装置
14 操縦席
15 エンジン
16 ミッションケース
16a 伝動機構
16c 走行車軸
16d 駆動スプロケット
17a 標準機のアイドルローラ(第1アイドルローラ)
17b 高地上高さ機のアイドルローラ(第2アイドルローラ)
17c アイドル軸
18 トラックローラフレーム
19 かさ上げ部材
20a 転輪軸
20b 転輪
M 標準機
L 高地上高さ機

Claims (1)

  1. 走行車台(2)の下側に左右一対の走行クローラを張設した走行装置を設け、走行車台(2)の上側面に脱穀機(4)を載置し、該脱穀機(4)の右横側に穀粒貯留タンク(8)を設け、該穀粒貯留タンク(8)の前部に操縦席(14)を設け、該操縦席(14)下側の走行車台(2)上にエンジン(15)を載置し、走行車台(2)の前方には伸縮シリンダ(11)により昇降自在の刈取機(3)を設けて構成するコンバインの製造方法において、走行車台(2)の地上高さが異なる標準高さの標準機(M)と高地上高さの高地上高さ機(L)とを構成するに、前記標準機(M)と高地上高さ機(L)とで刈取機(3)の地上高さが同じ高さになるように、高地上高さ機(L)へ刈取機(3)を装着するときには、該刈取機(3)の前方下部から後方上部へ傾斜する支持杆(12)の上端部の左右方向の支持パイプ杆(12b)を走行車台(2)側に設けた走行用のミッションケース(16)の上側面へ直接設けた支持装置(12c)に回動自在に支持させ、標準機(M)へ刈取機(3)を装着するときには、ミッションケース(16)の上側面と支持装置(12c)の下側面との間に、標準機(M)と高地上高さ機(L)の地上高さの差と略同じ高さのスペーサ(6)を設けて支持装置(12c)に支持させるものとし、前記ミッションケース(16)の伝動機構(16a)で駆動される走行車軸(16c)に設けた駆動スプロケット(16d)と、トラックローラフレーム(18)に設けた複数の転輪軸(20a)に軸支した複数の転輪(20b)と、トラックローラフレーム(18)の後端部に設けたアイドル軸(17c)に軸支した標準機(M)用の第1アイドルローラ(17a)または高地上高さ機(L)用の第2アイドルローラ(17b)に走行クローラを張設するに、標準機(M)用の第1アイドルローラ(17a)の外径と、高地上高さ機(L)用の第2アイドルローラ(17b)の外径との差を前記スペーサ(6)の高さと略同じに設定し、高地上高さ機(L)を構成する場合には、走行クローラの回転軌跡内におけるトラックローラフレーム(18)の上側面にかさ上げ部材(19)を固着するものとし、標準機(M)における支持パイプ杆(12b)の中心位置を高地上高さ機(L)における支持パイプ杆(12b)の中心位置に対して前後方向へ所定距離ずらして設定し、高地上高さ機(L)における刈取機(3)の位置が標準機(M)における刈取機(3)の位置よりも機体前方へ所定量移動するものとしたことを特徴とするコンバインの製造方法
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