JPH0661803A - スイッチ式キャパシタ電荷ポンプ及びこれを具える鋸波発振器 - Google Patents

スイッチ式キャパシタ電荷ポンプ及びこれを具える鋸波発振器

Info

Publication number
JPH0661803A
JPH0661803A JP5142270A JP14227093A JPH0661803A JP H0661803 A JPH0661803 A JP H0661803A JP 5142270 A JP5142270 A JP 5142270A JP 14227093 A JP14227093 A JP 14227093A JP H0661803 A JPH0661803 A JP H0661803A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
transistor
capacitor
current
terminal
main electrode
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5142270A
Other languages
English (en)
Inventor
Franciscus Adrianus C M Schoofs
アドリアヌス コルネリス マリアスホーフス フランシスカス
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Koninklijke Philips NV
Original Assignee
Koninklijke Philips Electronics NV
Philips Electronics NV
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Koninklijke Philips Electronics NV, Philips Electronics NV filed Critical Koninklijke Philips Electronics NV
Publication of JPH0661803A publication Critical patent/JPH0661803A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03KPULSE TECHNIQUE
    • H03K4/00Generating pulses having essentially a finite slope or stepped portions
    • H03K4/06Generating pulses having essentially a finite slope or stepped portions having triangular shape
    • H03K4/08Generating pulses having essentially a finite slope or stepped portions having triangular shape having sawtooth shape
    • H03K4/48Generating pulses having essentially a finite slope or stepped portions having triangular shape having sawtooth shape using as active elements semiconductor devices
    • H03K4/50Generating pulses having essentially a finite slope or stepped portions having triangular shape having sawtooth shape using as active elements semiconductor devices in which a sawtooth voltage is produced across a capacitor

Landscapes

  • Dc-Dc Converters (AREA)
  • Details Of Television Scanning (AREA)
  • Stabilization Of Oscillater, Synchronisation, Frequency Synthesizers (AREA)
  • External Artificial Organs (AREA)
  • Saccharide Compounds (AREA)
  • Heterocyclic Carbon Compounds Containing A Hetero Ring Having Nitrogen And Oxygen As The Only Ring Hetero Atoms (AREA)
  • Display Devices Of Pinball Game Machines (AREA)
  • Pyrane Compounds (AREA)
  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
  • Filters That Use Time-Delay Elements (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 第1電圧源に対するバッファ段及び負電源電
圧を必要とせず、キャパシタ端子を接地しうるように
し、構成を簡単とした電荷ポンプを提供する。 【構成】 第1キャパシタ端子2及び第2キャパシタ端
子8を有するキャパシタ4と、クロック信号の第1及び
第2の値に応答して夫々閉成及び開放してキャパシタを
繰返し放電させる放電スイッチ20と、第1電流I1を第
1キャパシタ端子に供給する第1電流源6と、第1キャ
パシタ端子及び基準電圧源16に夫々接続された第1入力
端10及び第2入力端14を有し、第1入力端の電圧Vc
第2入力端の電圧よりも小さいか大きいかを表わす第1
又は第2の値の比較信号Vcompを生じる比較器12と、ク
ロック信号が第1の値から第2の値に変化すると第2電
流源34から出力端子28に第2電流I2を流し、比較信号
が第1の値から第2の値に変化すると第2電流が出力端
子に流れるのを阻止する電流スイッチ24とを具える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、第1キャパシタ端子と
第2キャパシタ端子とを有するキャパシタと、前記第1
キャパシタ端子に結合され、前記キャパシタを充電する
充電手段と、前記第1キャパシタ端子及び第2キャパシ
タ端子に結合された放電スイッチであって、クロック信
号源からの周期的な2進クロック信号の第1及び第2の
値に応答して放電スイッチをそれぞれ閉成及び開放する
ことにより前記キャパシタを繰返し放電させる当該放電
スイッチとを具えるスイッチ式キャパシタ電荷ポンプに
関するものである。
【0002】本発明は更にこのようなスイッチ式キャパ
シタ電荷ポンプを具える鋸波発振器に関するものであ
る。
【0003】
【従来の技術】上述した種類のスイッチ式キャパシタ電
荷ポンプは、文献 "Proceedings ofthe IEEE, Vol. 71,
No, 8, August 1983"の第941〜965頁の論文 "Sw
itched-Capacitor Circuit Design" (R. Gregorian氏等
著) のFig. 1(b) に開示されており既知である。この論
文において、充電手段とは、第1キャパシタ端子を電圧
V1を有する第1電圧源に接続しうるスイッチである。
第2キャパシタ端子は電圧V2を有する第2電圧源に接
続されている。クロック信号の各サイクル中、キャパシ
タがまず最初放電用のスイッチにより放電され、次に電
圧差V1−V2まで充電される。各サイクル周期T中、
C・(V1−V2)(ここにCはキャパシタのキャパシ
タンスである)に等しい電荷dQが流れる。キャパシタ
が充電されている際、第1電圧源が高負荷状態となり、
電圧V1、従って電荷dQが変化する。第1電圧源の高
負荷状態を低減させるにはバッファ段、すなわち電圧ホ
ロワとして配置した第1演算増幅器を必要とする。これ
が第1の問題点である。第2電圧源は通常、第2電圧V
2の点に非反転入力端が接続されている帰還型の第2演
算増幅器の反転入力端とされている。第2演算増幅器の
出力端は電荷dQの目安である信号を生じる。第2電圧
源の電圧V2を大地電位に等しく選択することによりこ
の第2電圧源を省略することができる。しかしこの場合
には、大地電位よりも負の電源電圧が第2演算増幅器に
対し得られるようにする必要がある。これが第2の問題
点である。又、キャパシタは浮動とする必要があり、端
子を大地に直接接続することができない。これが第3の
問題点である。これらの問題点のために正確な電荷ポン
プ、すなわち、各周期T中に予め決定した電荷dQを出
力端子に生ぜしめる回路の実現を簡単な種類のもので達
成しえない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、第1
電圧源に対するバッファ段を必要とせず、負電源電圧を
必要とせず、キャパシタの端子を接地でき、構成を簡単
としたスイッチ式キャパシタ電荷ポンプを提供せんとす
るにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、第1キャパシ
タ端子と第2キャパシタ端子とを有するキャパシタと、
前記第1キャパシタ端子に結合され、前記キャパシタを
充電する充電手段と、前記第1キャパシタ端子及び第2
キャパシタ端子に結合された放電スイッチであって、ク
ロック信号源からの周期的な2進クロック信号の第1及
び第2の値に応答して放電スイッチをそれぞれ閉成及び
開放することにより前記キャパシタを繰返し放電させる
当該放電スイッチとを具えるスイッチ式キャパシタ電荷
ポンプにおいて、前記充電手段が、前記第1キャパシタ
端子に結合され第1電流を前記キャパシタに供給する第
1電流源を具えており、スイッチ式キャパシタ電荷ポン
プが更に、基準電圧源と、前記第1キャパシタ端子に接
続された第1入力端と、前記基準電圧源に接続された第
2入力端と、本質的に2進の比較信号を生じる出力端と
を有する比較器であって、前記比較信号の第1及び第2
の値は、前記第1入力端における電圧が前記第2入力端
における電圧よりも小さいか或いは大きいかをそれぞれ
表わすようにした当該比較器と、第2電流を生じる第2
電流源と、出力端子と、クロック信号の第1の値から第
2の値への遷移に応答して前記第2電流を前記出力端子
に通し、前記比較信号の第1の値から第2の値への遷移
に応答して前記第2電流が前記出力端子に流れるのを阻
止する電流スイッチとを具えていることを特徴とする。
【0006】本発明においては、電流スイッチが第2電
流I2を出力端子に通している間、第1電流源が第1電
流I1によりキャパシタを充電する。キャパシタの電圧
が基準電圧源の基準電圧Vref に等しくなると、電流ス
イッチは第2電流I2が出力端子に達しないようにす
る。このようにして、出力はクロック信号と同期してパ
ルス状となる電流を呈し、クロック信号の周期T中電荷
dQ=(I2/I1)・C・Vref を生じる。基準電圧
源は比較器によって殆ど或いは全く負荷状態にされな
い。従って、バッファ段は必要でない。電流I2及びI
1間の関係は集積化形態の場合でも設計に際し正確に規
定しうる。第2キャパシタ端子は接地することができ、
電流スイッチは大地に対し負の電源電圧を必要としない
電流経路手段を有するようにしうる。
【0007】比較器及び電流スイッチは種々の方法で実
現しうる。本発明によるスイッチ式キャパシタ電荷ポン
プの第1具体例では、前記比較器及び前記電流スイッチ
が、差動対として配置した第1トランジスタ及び第2ト
ランジスタと、第3トランジスタとを有し、これら各ト
ランジスタは第1主電極と、第2主電極と、制御電極と
を有し、第1トランジスタ及び第2トランジスタの第1
主電極が前記第2電流源に結合され、第1トランジスタ
及び第2トランジスタの制御電極が前記第1キャパシタ
端子及び前記基準電圧源にそれぞれ結合され、第2トラ
ンジスタの第2主電極が固定電位を生じる第1端子に結
合され、第1トランジスタの第2主電極が前記出力端子
に結合され、第3トランジスタの第1主電極、第2主電
極及び制御電極が第2トランジスタの第2主電極、固定
電位を生じる第2端子及びクロック信号源にそれぞれ結
合されているようにすることができる。
【0008】前記の差動対は比較器の機能と電流スイッ
チの機能とを兼ね備えている。従って、電荷ポンプが極
めて簡単になるばかりではなく、極めて高速になる。前
記の第2トランジスタが第1トランジスタから第2電流
を引き継ぐ際電流切換機能は階段状に行われずに徐々に
行われる。しかし、このことは問題とならない。その理
由は、1周期Tの全体に亘って見ると、電荷dQは同じ
となる為である。第3トランジスタは、放電スイッチに
よるキャパシタの放電中、第1トランジスタを流れる電
流を、固定電位を有する第2端子に通す。電荷ポンプ
を、他のキャパシタを充電するために用いる場合には、
この他のキャパシタが第3トランジスタにより放電され
るおそれがある。このおそれは、出力端子をダイオード
を介して第1トランジスタの第2主電極に結合する本発
明のスイッチ式キャパシタ電荷ポンプの第2具体例によ
り回避しうる。その理由は、ダイオードが前記の他のキ
ャパシタの放電を阻止する為である。これと同じ効果は
以下の本発明によるスイッチ式キャパシタ電荷ポンプの
第3具体例により達成しうる。この第3具体例では、前
記比較器及び前記電流スイッチが、差動対として配置し
た第1トランジスタ及び第2トランジスタと、第3トラ
ンジスタとを有し、これら各トランジスタは第1主電極
と、第2主電極と、制御電極とを有し、第1トランジス
タ及び第2トランジスタの第1主電極が前記第2電流源
に結合され、第1トランジスタ及び第2トランジスタの
制御電極が前記第1キャパシタ端子及び前記基準電圧源
にそれぞれ結合され、第2トランジスタの第2主電極が
固定電位を生じる第1端子に結合され、第1トランジス
タの第2主電極が前記第3トランジスタの第1主電極に
結合され、第3トランジスタの第2主電極及び制御電極
が前記出力端子及びクロック信号源にそれぞれ結合され
ているようにする。
【0009】本例の場合、第3トランジスタが第1トラ
ンジスタと直列に組合される為、他のキャパシタのいか
なる放電も回避される。
【0010】本発明によるスイッチ式キャパシタ電荷ポ
ンプはあらゆる目的に用いることができる。本発明の電
荷ポンプによれば、値が極めて小さな電流を流す電流源
を用いることなく、比較的小さな電荷部分によりキャパ
シタを充電しうる。その理由は、dQに対する前記の式
において、第1電流I1に対する第2電流I2の比の関
係のみが役割を奏する為である。電荷ポンプの出力電流
の平均値は、比I2/I1、クロック信号の周期T従っ
て周波数f=1/T、キャパシタのキャパシタンスC及
び基準電圧値Vref の選択により決定しうる。従って、
例えば電圧制御発振器に対する制御ループで長い時定数
を実現しうる。
【0011】本発明のスイッチ式キャパシタ電荷ポンプ
は、第1キャパシタ端子及び第2キャパシタ端子を有す
るキャパシタと、電流源として配置され、前記第1キャ
パシタ端子に結合された主電流路を有し、前記キャパシ
タを充電する第1トランジスタと、前記第2キャパシタ
端子及び前記第1キャパシタ端子にそれぞれ結合された
第1及び第2主電極と、周期的な2進クロック信号を受
けるように接続された制御電極とを有する第1放電トラ
ンジスタであって、前記クロック信号はその第1及び第
2の値にそれぞれ応じて前記第1放電トランジスタを導
通及び非導通とするようになっている当該第1放電トラ
ンジスタと、前記キャパシタの端子間電圧に応答して前
記クロック信号を発生させる手段とを具える鋸波発振器
に用いるのに極めて適している。
【0012】この種類の鋸波発振器は例えばタイマ回路
に用いられている。クロック信号を発生させる前記の手
段は、実際には種々の方法で構成しうるも、これらの手
段は、キャパシタ端子間電圧を基準電圧と比較し、基準
電圧に達した瞬時に放電信号を発生する比較器を必ず有
している。基準電圧を切換えるか或いは追加の比較器
(窓比較器)及び第2の基準電圧を用いることにより、
回路を自己発振とすることができる。この場合、発振周
波数は例えば、キャパシタを第1トランジスタにより基
準電圧まで充電するのに必要な期間により決まる。例え
ばキャパシタが個別の素子としてそれ以外集積化されて
いる鋸波発振器に接続されている為に、このキャパシタ
自体が正確な値を有している場合でも、第1キャパシタ
端子における寄生キャパシタンスが依然として不正確性
の根源となり、この外部キャパシタが比較的小さな値を
有する必要がある場合には特にそうである。寄生キャパ
シタンスCpar は特に電流源として配置した第1トラン
ジスタの寸法及び特性や第1放電トランジスタのミラー
(Miller)キャパシタンスによって決定される。更に、配
線上のキャパシタンスや第1キャパシタ端子に接続され
た比較器の入力キャパシタンスも寄生キャパシタンスの
一部となる。従って、既知の鋸波発振器の周波数は設計
上及び処理上の誤差の為に完全に一定とはならない。
【0013】寄生キャパシタンスの影響を減少せしめう
る本発明による鋸波発振器は、前記第1トランジスタに
類似の型であるも、電流伝達を阻止する主電流路を有す
る第2トランジスタと、前記第1放電トランジスタと類
似の型の第2放電トランジスタであって、前記第2トラ
ンジスタの主電流路にノードで結合された第2主電極
と、前記第1放電トランジスタの第1主電極及び制御電
極にそれぞれ接続された第1主電極及び制御電極とを有
する当該第2放電トランジスタと、前記ノードに結合さ
れ、第1電流を生じる第1電流源と、基準電圧源と、前
記ノードに接続された第1入力端と、前記基準電圧源に
接続された第2入力端と、本質的に2進の比較信号を生
じる出力端とを有する比較器であって、前記比較信号の
第1及び第2の値は、前記第1入力端における電圧が前
記第2入力端における電圧よりも小さいか或いは大きい
かをそれぞれ表わすようにした当該比較器と、第2電流
を生じる第2電流源と、クロック信号の第1の値から第
2の値への遷移に応答して前記第2電流を前記第1キャ
パシタ端子に通し、前記比較信号の第1の値から第2の
値への遷移に応答して前記第2電流が前記第1キャパシ
タ端子に流れるのを阻止する電流スイッチとを具える。
【0014】第2トランジスタ及び第2放電トランジス
タをそれぞれ第1トランジスタ及び第1放電トランジス
タと同じトランジスタ、すなわちコピーとする為、ノー
ド上の寄生キャパシタンスが第1キャパシタ端子におけ
る寄生キャパシタンスとほぼ同じ大きさとなる。第2ト
ランジスタは、これに電流が流れずこの第2トランジス
タが擬似として機能するように配置する。第2トランジ
スタ及び第2放電トランジスタは第1電流源、基準電流
源、比較器、第2電流源及び電流スイッチと相俟って、
寄生キャパシタンスCpar 中に消滅されるであろう電荷
をほぼ等しい大きさの補償電荷で補償する電荷ポンプを
構成する。これにより寄生キャパシタンスCpar の影響
が実質的に排除される。ノードに接続された電荷ポンプ
の構成素子、特に第2トランジスタ及び第2放電トラン
ジスタの寸法を鋸波発振器の対応する構成素子の寸法と
は比例して変えたものとすることもできる。これにより
ノード上の寄生キャパシタンスが特定の倍率で減少する
も、これを第1電流I1に対する第2電流I2の比を調
整することにより補償しうる。クロック信号を発生する
手段に及ぼす比較器の入力キャパシタンスの影響は、電
荷ポンプに対しほぼ等しい大きさの入力キャパシタンス
を有する比較器を選択することにより除去しうる。
【0015】
【実施例】各図間で対応する素子には同じ符号を付して
ある。
【0016】図1は本発明による電荷ポンプを示すブロ
ック線図である。この電荷ポンプでは種々の信号が生
じ、これら信号の形状を図2に示してある。キャパシタ
4の第1キャパシタ端子2は、このキャパシタ4を第1
電流I1で充電する第1電流源6に接続され、このキャ
パシタ4の端子間のキャパシタ電圧Vc が時間とともに
増大する。第2キャパシタ端子8は接地されている。第
1キャパシタ端子2は比較器12の第1入力端10に接
続され、この比較器の第2入力端14は、大地電位に対
する基準電圧Vref を生じる基準電圧源16に接続され
ている。比較器12の出力端18は、第1入力端10に
おけるキャパシタ電圧Vc が第2入力端14における基
準電圧Vref よりも小さいか又は大きいかに応じてそれ
ぞれ低値又は高値となる2進比較信号Vcompを生じる。
キャパシタ4は、第1キャパシタ端子2及び第2キャパ
シタ端子8に接続された放電スイッチ20により周期的
に放電される。
【0017】この放電スイッチ20はクロック信号源2
2からのクロック信号CSにより制御され、クロック信
号CSの高値及び低値が放電スイッチ20をそれぞれ閉
成及び開放させる。電流スイッチ24は電流入力端26
と、出力電流Iout を生じる出力端子28と、比較信号
compが供給される第1制御入力端30と、クロック信
号CSが供給される第2制御入力端32とを有してい
る。電流入力端26は、第2電流I2を電流スイッチ2
4に供給する第2電流源34に接続されている。
【0018】電流スイッチ24は、クロック信号CSの
立下り縁後に、すなわちキャパシタ4が第1電流源6に
より再充電される瞬時後に第2電流I2を出力端子28
に通す。この場合、出力電流の値はI2である。電流ス
イッチ24は、比較信号Vco mpの立上り縁で、すなわち
キャパシタ電圧Vc が基準電圧Vref を越えると、出力
端子28への電流の供給を阻止する。従って、出力電流
out は再び零まで降下する。この降下は急激にもゆる
やかにもすることができる。電流Iout はクロック信号
CSの次の立下り縁までに何等かの速度で零まで降下さ
せる必要がある。クロック信号CSの順次の2つの立下
り縁間で経過する時間がクロック周期Tである。クロッ
ク信号CSの立下り縁から比較信号Vcompの立上り縁ま
で電流I1がキャパシタ4に流れ、キャパシタ電圧Vc
が基準電圧Vref まで上昇する。この場合、キャパシタ
4における電荷dQはC・Vref に等しくなる。ここ
に、Cはキャパシタ4のキャパシタンスである。この期
間中、出力電流Iout は第1電流I1に比例する。その
理由は、この場合、Iout =I2=(I2/I1)・I
1が満たされる為である。従って、出力電流Iout は各
クロック周期当り、dQ=C・Vref (I2/I1)に
等しい電荷部分dQを表わす。
【0019】値I2から零までの出力電流Iout の降下
が動作のゆるやかさを表わすこともできる。この動作が
比較信号Vcompの立上り縁を中心として対称的であれ
ば、この動作により電荷部分dQの大きさに影響を及ぼ
さない。その理由は、出力電流Iout の積分値がクロッ
ク周期Tの全体に亘ってこの動作により変化しない為で
ある。
【0020】図3は電荷ポンプの第1具体例を示す。こ
の場合、図1のブロック線図に示す第1電流源6及び第
2電流源34を電流源として配置したPMOSトランジ
スタ36及びPMOSトランジスタ38を以って構成
し、これらトランジスタはダイオード配置のPMOSト
ランジスタ40と相俟って電流ミラー回路を構成してい
る。PMOSトランジスタ36,38及び40のソース
は正電源端子42に接続され、これらトランジスタのゲ
ートとPMOSトランジスタ40のドレインとは電流I
b を生じるバイアス電流源44 に接続されている。PM
OSトランジスタ36,38及び40の寸法を定めるこ
とにより、PMOSトランジスタ36を流れる電流I1
とPMOSトランジスタ38を流れる電流I2との相対
関係を決定しうる。PMOSトランジスタ36のドレイ
ンはキャパシタ4の第1キャパシタ端子2に接続され、
このキャパシタの第2キャパシタ端子8は接地されてい
る。図1に示すブロック線図の放電スイッチ20はNM
OSトランジスタ46として配置され、そのソース、ド
レイン及びゲートはクロック信号CSを受けるために第
2キャパシタ端子8、第1キャパシタ端子2及びクロッ
ク信号源22(図1)にそれぞれ接続されている。電荷
ポンプは更に、図1に示すのと同様に配置した基準電圧
源16及び比較器12を有する。図1に示す電流スイッ
チ24はPMOSトランジスタ48及び50とNMOS
トランジスタ52とを有する。PMOSトランジスタ4
8及び50のソースはPMOSトランジスタ38のドレ
インに接続されている。PMOSトランジスタ48のゲ
ートは比較器12の出力端18に接続されている。PM
OSトランジスタ50のゲートはインバータ54を経て
出力端18に接続されている為、2つのPMOSトラン
ジスタ48及び50のうちのいずれか一方のみが導通す
る。PMOSトランジスタ48のドレインは出力端子2
8に接続され、PMOSトランジスタ50のドレインは
接地されている。NMOSトランジスタ52がクロック
信号CSを受けるために、そのソースは接地され、ドレ
イン及びゲートはそれぞれPMOSトランジスタ48の
ドレイン及びクロック信号発生器22(図1)に接続さ
れている。図2から明らかなように、キャパシタ4が放
電している間比較信号Vcompが低レベルとなり、電流I
2がPMOSトランジスタ48を通って出力端子28に
供給される。しかし、キャパシタ4が放電している間N
MOSトランジスタ52がこの電流の供給を大地に短絡
させる。これにより、出力端子28における電流Iout
は図2に示す形状となる。
【0021】図3に示す電荷ポンプの例は、PMOSト
ランジスタ48及び50を比較器及び電流スイッチの双
方として動作させることにより簡単化しうる。その結果
を図4に示す。この場合、PMOSトランジスタ48の
ゲートを第1キャパシタ端子2に直接接続し、PMOS
トランジスタ50のゲートを基準電圧源16に直接接続
する。出力端子28には例えば、電荷ポンプにより電荷
部分dQが充電されるキャパシタ56を接続する。この
場合、ダイオード58により、キャパシタ56がNMO
Sトランジスタ52により不所望に放電されるのを阻止
する。キャパシタ56が一旦充電されると、その電荷部
分dQを所望に応じ再び放電させることができる。この
放電はNMOSトランジスタ60,62及び64と選択
スイッチ66とにより行われる。NMOSトランジスタ
62及び64は電流ミラーとして配置され、この電流ミ
ラーの出力端として作用するNMOSトランジスタ64
のドレインは出力端子28に接続されている。電流ミラ
ーの入力端として作用するNMOSトランジスタ62の
ドレインはNMOSトランジスタ60の主電流通路を介
してPMOSトランジスタ48のドレインに接続されて
いる。NMOSトランジスタ60のゲートは選択スイッ
チ66により大地(位置a)又は正電源端子42(位置
b)に接続することができる。位置bでは、NMOSト
ランジスタ60が導通し、電流I2が電流ミラーを経て
出力端子28に流れる為、キャパシタ56が放電され
る。位置aでは、電流ミラーが不作動となり、キャパシ
タ56が充電される。
【0022】図5は図4の回路の第1変形例を示し、こ
の場合PMOSトランジスタ48のドレインがPMOS
トランジスタ68の主電流通路を経て出力端子28に接
続されている。PMOSトランジスタ68のゲートには
クロック信号CSが供給される為、このトランジスタは
キャパシタ4が放電されている際に出力端子28への電
流供給を阻止する直列スイッチとして動作する。
【0023】図6は図4に示す回路の第2変形例を示
す。この場合、出力端子28への電流供給の阻止をNM
OSトランジスタ70により達成するもので、そのソー
ス、ドレイン及びゲートは大地、PMOSトランジスタ
38のドレイン及びクロック信号CSのクロック信号源
にそれぞれ接続されている。
【0024】図7は図4の回路の第3変形例を示す。こ
の場合、出力端子28への電流供給の阻止をPMOSト
ランジスタ72により達成するもので、そのソース、ド
レイン及びゲートはPMOSトランジスタ38のドレイ
ン、PMOSトランジスタ48及び50のソース及びク
ロック信号CSのクロック信号源にそれぞれ接続されて
いる。更に、出力電流Iout を所望により電流ミラー7
4により取出すことができる。
【0025】図8は電荷ポンプを用いた鋸波発振器を示
す。この鋸波発振器は従来の種類のものであり、電流源
として配置したPMOSトランジスタ80と、第1キャ
パシタ端子84及び第2キャパシタ端子86を有するキ
ャパシタ82と、このキャパシタ82を放電させるNM
OSトランジスタ88と、基準電圧源90と、クロック
信号CSを発生するクロック信号発生器92とを具えて
いる。クロック信号発生器92は第1キャパシタ端子8
4の電圧を基準電圧源90の基準電圧Vref と比較する
比較器94を具えている。この比較器94はワンショッ
トマルチバイブレータ96をトリガし、その出力信号を
クロック信号として作用させる。比較器94及びワンシ
ョットマルチバイブレータの代わりに、窓比較器を既知
のようにして用いることができる。PMOSトランジス
タ80のソース及びドレインは第1キャパシタ端子84
及び正電源端子42にそれぞれ接続されている。PMO
Sトランジスタ80のゲートには、図3のPMOSトラ
ンジスタ36に対し示したものと同様にして電圧を供給
することができる。第2キャパシタ端子86は接地され
ている。NMOSトランジスタ88のドレイン、ソース
及びゲートは第2キャパシタ端子86、第1キャパシタ
端子84及びクロック信号発生器92のクロック信号C
Sの発生端子にそれぞれ接続されている。クロック周期
T及び鋸波発振器の周波数も例えば、キャパシタ82を
基準電圧レベルVref まで充電するのに必要な期間によ
って決定される。電流源として配置したPMOSトラン
ジスタ80の充電電流Ichはキャパシタ82に流れるの
みならず第1キャパシタ端子84に存在する寄生キャパ
シタ98に部分的に流れる。従って、クロック周期Tは
期待しうるよりも長くなる。この影響は、寄生キャパシ
タ98のキャパシタンスがキャパシタ82のキャパシタ
ンスに比べてもはや無視できない場合に一層著しいもの
となる。この寄生キャパシタンスは特に、PMOSトラ
ンジスタ80の出力キャパシタ、NMOSトランジスタ
88のミラー(Miller)キャパシタンス及び配線キャパシ
タンスより成る。
【0026】電荷ポンプはNMOSトランジスタ46
と、第1電流源6と、比較器12と、第2電流源34
と、電流スイッチ24とを有しており、これらは図1及
び3に示すのと同様に大地と正電源端子42との間に接
続されている。出力端子28は第1キャパシタ端子84
に接続されている。NMOSトランジスタ46はノード
100において第1電流源6、比較器12の第1入力端
10及びPMOSトランジスタ102のドレインに接続
され、PMOSトランジスタ102のソース及びゲート
は正電源端子42に接続されている。PMOSトランジ
スタ102はPMOSトランジスタ80と同じトランジ
スタとするが、ノード100に電流を供給しない。NM
OSトランジスタ46はNMOSトランジスタ88と同
じトランジスタとする。従って、ノード100における
寄生キャパシタ104のキャパシタンスは第1キャパシ
タ端子84における寄生キャパシタ98のキャパシタン
スにほぼ等しくなる。寄生キャパシタ98は基準電圧レ
ベルVref まで充電される。電荷ポンプにも同じ基準電
圧を用いることにより寄生キャパシタ104は寄生キャ
パシタ98と同じ電荷を有するようになる。出力電流I
out を第1キャパシタ端子84に供給することにより、
このようにしない場合に寄生キャパシタ98に流れる電
荷が電荷ポンプに対し補償される。このようにして寄生
キャパシタによる影響が著しく減少される。
【0027】電荷ポンプは前述した実施例により実現し
うる。図4に示す電荷ポンプを用いる場合、ダイオード
58及びトランジスタ60,62及び64は不必要とな
る。又、NMOSトランジスタ52も不必要となる。そ
の理由は、NMOSトランジスタ88がトランジスタ5
2と同じ機能を達成する為である。図6に示す電荷ポン
プを用いる場合、ダイオード58が不必要となる。
【0028】同じ型の比較器94及び12を選択するこ
とにより、寄生キャパシタ98及び104の同等性が一
層増し、従って寄生キャパシタ98による影響を減少さ
せる精度も増す。NMOSトランジスタ46及びPMO
Sトランジスタ102を対応するトランジスタ88及び
80とは異なる大きさのものとすることもできる。この
場合、比較器94及び12を互いに異なる種類のものと
することができる。これにともなって得られる寄生キャ
パシタ104のキャパシタンスの減少を電流I2及びI
1間の関係を適切に選択することにより調整しうる。
【0029】本発明は図示の実施例に限定されず、幾多
の変更を加えうること勿論である。例えば、図示のユニ
ポーラトランジスタの代わりに又はこれと組合せてバイ
ポーラトランジスタを用いることもでき、前者の場合に
はソース、ドレイン及びゲートがエミッタ、コレクタ及
びベースに置き換わる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるスイッチ式キャパシタ電荷ポンプ
の機能を示す原理的ブロック線図である。
【図2】図1に示すスイッチ式キャパシタ電荷ポンプの
動作を説明するための信号波形図である。
【図3】本発明によるスイッチ式キャパシタ電荷ポンプ
の一具体例を示す回路図である。
【図4】本発明によるスイッチ式キャパシタ電荷ポンプ
の他の具体例を示す回路図である。
【図5】図4の具体例の一部の変形を示す回路図であ
る。
【図6】図4の具体例の一部の他の変形を示す回路図で
ある。
【図7】図4の具体例の一部の更に他の変形を示す回路
図である。
【図8】本発明によるスイッチ式キャパシタ電荷ポンプ
を有する鋸波発振器を示す回路図である。
【符号の説明】
4 キャパシタ 6 第1電流源 12,94 比較器 16,90 基準電圧源 20 放電スイッチ 22,92 クロック信号源 24 電流スイッチ 34 第2電流源 96 ワンショットマルチバイブレータ 98,104 寄生キャパシタ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1キャパシタ端子(2)と第2キャパ
    シタ端子(8)とを有するキャパシタ(4)と、 前記第1キャパシタ端子(2)に結合され、前記キャパ
    シタ(4)を充電する充電手段(6)と、 前記第1キャパシタ端子(2)及び第2キャパシタ端子
    (8)に結合された放電スイッチ(20)であって、ク
    ロック信号源(22)からの周期的な2進クロック信号
    (CS)の第1及び第2の値に応答して放電スイッチ
    (20)をそれぞれ閉成及び開放することにより前記キ
    ャパシタ(4)を繰返し放電させる当該放電スイッチ
    (20)とを具えるスイッチ式キャパシタ電荷ポンプに
    おいて、 前記充電手段が、前記第1キャパシタ端子(2)に結合
    され第1電流(I1)を前記キャパシタ(4)に供給す
    る第1電流源(6)を具えており、 スイッチ式キャパシタ電荷ポンプが更に、 基準電圧源(16)と、 前記第1キャパシタ端子(2)に接続された第1入力端
    (10)と、前記基準電圧源(16)に接続された第2
    入力端(14)と、本質的に2進の比較信号(Vcomp)
    を生じる出力端(18)とを有する比較器(12)であ
    って、前記比較信号の第1及び第2の値は、前記第1入
    力端(10)における電圧(Vc ) が前記第2入力端
    (14)における電圧よりも小さいか或いは大きいかを
    それぞれ表わすようにした当該比較器(12)と、 第2電流(I2)を生じる第2電流源(34)と、 出力端子(28)と、 クロック信号(CS)の第1の値から第2の値への遷移
    に応答して前記第2電流(I2)を前記出力端子(2
    8)に通し、前記比較信号(Vcomp) の第1の値から第
    2の値への遷移に応答して前記第2電流(I2)が前記
    出力端子(28)に流れるのを阻止する電流スイッチ
    (24)とを具えていることを特徴とするスイッチ式キ
    ャパシタ電荷ポンプ。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のスイッチ式キャパシタ
    電荷ポンプにおいて、前記比較器(12)及び前記電流
    スイッチ(24)が、差動対として配置した第1トラン
    ジスタ(48)及び第2トランジスタ(50)と、第3
    トランジスタ(52)とを有し、これら各トランジスタ
    は第1主電極と、第2主電極と、制御電極とを有し、第
    1トランジスタ(48)及び第2トランジスタ(50)
    の第1主電極が前記第2電流源(34)に結合され、第
    1トランジスタ(48)及び第2トランジスタ(50)
    の制御電極が前記第1キャパシタ端子(2)及び前記基
    準電圧源(16)にそれぞれ結合され、第2トランジス
    タ(50)の第2主電極が固定電位を生じる第1端子
    (8)に結合され、第1トランジスタ(48)の第2主
    電極が前記出力端子(28)に結合され、第3トランジ
    スタ(52)の第1主電極、第2主電極及び制御電極が
    第2トランジスタ(48)の第2主電極、固定電位を生
    じる第2端子(8)及びクロック信号源(22)にそれ
    ぞれ結合されていることを特徴とするスイッチ式キャパ
    シタ電荷ポンプ。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載のスイッチ式キャパシタ
    電荷ポンプにおいて、前記比較器(12)及び前記電流
    スイッチ(24)が、差動対として配置した第1トラン
    ジスタ(48)及び第2トランジスタ(50)と、第3
    トランジスタ(68)とを有し、これら各トランジスタ
    は第1主電極と、第2主電極と、制御電極とを有し、第
    1トランジスタ(48)及び第2トランジスタ(50)
    の第1主電極が前記第2電流源(34)に結合され、第
    1トランジスタ(48)及び第2トランジスタ(50)
    の制御電極が前記第1キャパシタ端子(2)及び前記基
    準電圧源(16)にそれぞれ結合され、第2トランジス
    タ(50)の第2主電極が固定電位を生じる第1端子
    (8)に結合され、第1トランジスタ(48)の第2主
    電極が前記第3トランジスタ(68)の第1主電極に結
    合され、第3トランジスタ(68)の第2主電極及び制
    御電極が前記出力端子(28)及びクロック信号源(2
    2)にそれぞれ結合されていることを特徴とするスイッ
    チ式キャパシタ電荷ポンプ。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載のスイッチ式キャパシタ
    電荷ポンプにおいて、前記比較器(12)及び前記電流
    スイッチ(24)が、差動対として配置した第1トラン
    ジスタ(48)及び第2トランジスタ(50)と、第3
    トランジスタ(70)とを有し、これら各トランジスタ
    は第1主電極と、第2主電極と、制御電極とを有し、第
    1トランジスタ(48)及び第2トランジスタ(50)
    の第1主電極がノードで前記第2電流源(34)に結合
    され、第1トランジスタ(48)及び第2トランジスタ
    (50)の制御電極が前記第1キャパシタ端子(2)及
    び前記基準電圧源(16)にそれぞれ結合され、第2ト
    ランジスタ(50)の第2主電極が固定電位を生じる第
    1端子(8)に結合され、第1トランジスタ(48)の
    第2主電極が前記出力端子(28)に結合され、第3ト
    ランジスタ(70)の第1主電極、第2主電極及び制御
    電極が前記ノード、固定電位を生じる第2端子(8)及
    びクロック信号源(22)にそれぞれ結合されているこ
    とを特徴とするスイッチ式キャパシタ電荷ポンプ。
  5. 【請求項5】 請求項2又は4に記載のスイッチ式キャ
    パシタ電荷ポンプにおいて、前記出力端子(28)がダ
    イオード(58)を介して前記第1トランジスタ(4
    8)の第2主電極に結合されていることを特徴とするス
    イッチ式キャパシタ電荷ポンプ。
  6. 【請求項6】 第1キャパシタ端子(84)及び第2キ
    ャパシタ端子(86)を有するキャパシタ(82)と、 電流源として配置され、前記第1キャパシタ端子(8
    4)に結合された主電流路を有し、前記キャパシタを充
    電する第1トランジスタ(80)と、 前記第2キャパシタ端子(86)及び前記第1キャパシ
    タ端子(84)にそれぞれ結合された第1及び第2主電
    極と、周期的な2進クロック信号(CS)を受けるよう
    に接続された制御電極とを有する第1放電トランジスタ
    (88)であって、前記クロック信号(CS)はその第
    1及び第2の値にそれぞれ応じて前記第1放電トランジ
    スタ(88)を導通及び非導通とするようになっている
    当該第1放電トランジスタ(88)と、 前記キャパシタ(82)の端子間電圧に応答して前記ク
    ロック信号(CS)を発生させる手段(92)とを具え
    る鋸波発振器において、 この鋸波発振器が更に、 前記第1トランジスタ(80)に類似の型であるも、電
    流伝達を阻止する主電流路を有する第2トランジスタ
    (102)と、 前記第1放電トランジスタ(88)と類似の型の第2放
    電トランジスタ(46)であって、前記第2トランジス
    タ(102)の主電流路にノード(100)で結合され
    た第2主電極と、前記第1放電トランジスタ(88)の
    第1主電極及び制御電極にそれぞれ接続された第1主電
    極及び制御電極とを有する当該第2放電トランジスタ
    (46)と、 前記ノード(100)に結合され、第1電流(I1)を
    生じる第1電流源(6)と、 基準電圧源(90)と、 前記ノード(100)に接続された第1入力端(10)
    と、前記基準電圧源(90)に接続された第2入力端
    (14)と、本質的に2進の比較信号(Vcomp)を生じ
    る出力端(18)とを有する比較器(12)であって、
    前記比較信号の第1及び第2の値は、前記第1入力端
    (10)における電圧が前記第2入力端(14)におけ
    る電圧よりも小さいか或いは大きいかをそれぞれ表わす
    ようにした当該比較器(12)と、 第2電流(I2)を生じる第2電流源(34)と、 クロック信号(CS)の第1の値から第2の値への遷移
    に応答して前記第2電流(I2)を前記第1キャパシタ
    端子(84)に通し、前記比較信号(Vcomp)の第1の
    値から第2の値への遷移に応答して前記第2電流(I
    2)が前記第1キャパシタ端子(84)に流れるのを阻
    止する電流スイッチ(24)とを具えていることを特徴
    とする鋸波発振器。
JP5142270A 1992-06-15 1993-06-14 スイッチ式キャパシタ電荷ポンプ及びこれを具える鋸波発振器 Pending JPH0661803A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
NL9201053 1992-06-15
NL9201053A NL9201053A (nl) 1992-06-15 1992-06-15 Switched capacitor ladingspomp, alsmede zaagtandoscillator voorzien van een dergelijke switched capacitor ladingspomp.

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0661803A true JPH0661803A (ja) 1994-03-04

Family

ID=19860926

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5142270A Pending JPH0661803A (ja) 1992-06-15 1993-06-14 スイッチ式キャパシタ電荷ポンプ及びこれを具える鋸波発振器

Country Status (11)

Country Link
US (1) US5387882A (ja)
EP (1) EP0574982B1 (ja)
JP (1) JPH0661803A (ja)
KR (1) KR940001210A (ja)
AT (1) ATE162023T1 (ja)
DE (1) DE69316088T2 (ja)
ES (1) ES2113472T3 (ja)
FI (1) FI932694A (ja)
NL (1) NL9201053A (ja)
SG (1) SG48293A1 (ja)
TW (1) TW318292B (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20190044053A (ko) * 2016-07-22 2019-04-29 체에스에엠 센트레 스위쎄 데 엘렉트로니크 에트 데 미크로테크니크 에스아-르쉐르슈 에트 데블로프망 아날로그 및/또는 디지털 회로의 pvt 변화를 보상하기 위한 보상 장치

Families Citing this family (41)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE4328973C1 (de) * 1993-08-27 1994-08-25 Siemens Ag Schalter-Kondensator-Netzwerk
DE4442466C1 (de) * 1994-11-29 1995-12-14 Siemens Ag Schaltungsanordnung zur Erzeugung einer geregelten Ausgangsspannung
DE19507155C1 (de) * 1995-03-01 1996-08-14 Itt Ind Gmbh Deutsche Stromspiegel in MOS-Technik mit weit aussteuerbaren Kaskodestufen
EP0737643B1 (en) * 1995-04-14 2000-09-13 STMicroelectronics S.r.l. Voltage generator-booster for supplying an approximately constant voltage level
JPH10505699A (ja) * 1995-07-05 1998-06-02 フィリップス エレクトロニクス ネムローゼ フェンノートシャップ 電流積分器
US5629644A (en) * 1995-07-28 1997-05-13 Micron Quantum Devices, Inc. Adjustable timer circuit
JP3690814B2 (ja) 1995-10-02 2005-08-31 コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ 変成器及び1次巻線を介した帰還を有する切替モード電源
KR100232219B1 (ko) * 1996-10-24 1999-12-01 김영환 저전압 감지 회로
US5959481A (en) * 1997-02-18 1999-09-28 Rambus Inc. Bus driver circuit including a slew rate indicator circuit having a one shot circuit
US5907250A (en) * 1997-05-16 1999-05-25 International Business Machines Corporation Transition detector with timer
JP3581002B2 (ja) * 1998-01-22 2004-10-27 ローム株式会社 デューティー比制限機能付きパルス発生回路及びdc/dcコンバータ
EP1001535B1 (en) * 1998-11-10 2005-01-26 STMicroelectronics S.r.l. Circuit for controlling the slew rate of the output voltage of a driver in push-pull configuration
US6400544B1 (en) * 1999-07-23 2002-06-04 Maxim Integrated Products, Inc. Current limiting using capacitor charge measurement
US6262603B1 (en) * 2000-02-29 2001-07-17 National Semiconductor Corporation RC calibration circuit with reduced power consumption and increased accuracy
EP1143617B1 (en) * 2000-03-31 2008-06-04 STMicroelectronics S.r.l. Integrated generator of a slow voltage ramp
US6563725B2 (en) * 2001-10-03 2003-05-13 Bruce W. Carsten Apparatus and method for control and driving BJT used as synchronous rectifier
KR20040077656A (ko) * 2001-10-22 2004-09-06 마이크로제닉스 가부시키가이샤 감압센서 및 그 감압센서를 사용한 모니터
US6545530B1 (en) * 2001-12-05 2003-04-08 Linear Technology Corporation Circuit and method for reducing quiescent current in a voltage reference circuit
US20040017643A1 (en) * 2002-07-26 2004-01-29 Ncr Corporation Apparatus and method of controlling access to a service area of an equipment cabinet
JP3991863B2 (ja) * 2002-12-27 2007-10-17 セイコーエプソン株式会社 ノコギリ波発生装置
US7034625B2 (en) * 2003-11-19 2006-04-25 Power Integrations, Inc. Method and apparatus to improve frequency stability of an integrated circuit oscillator
US7382178B2 (en) * 2004-07-09 2008-06-03 Mosaid Technologies Corporation Systems and methods for minimizing static leakage of an integrated circuit
US8076752B2 (en) 2006-03-20 2011-12-13 Standard Microsystems Corporation Fringe capacitor using bootstrapped non-metal layer
US7583113B2 (en) * 2006-12-04 2009-09-01 Linear Technology Corporation Sawtooth oscillator having controlled endpoints and methodology therefor
US7564273B2 (en) * 2007-02-06 2009-07-21 Massachusetts Institute Of Technology Low-voltage comparator-based switched-capacitor networks
US20090085617A1 (en) * 2007-09-27 2009-04-02 Infineon Technologies Ag Ramp voltage circuit
US20090108858A1 (en) * 2007-10-24 2009-04-30 Industrial Technology Research Institute Methods and systems for calibrating rc circuits
KR101133511B1 (ko) * 2009-12-23 2012-04-05 매그나칩 반도체 유한회사 파형 생성 회로
KR101801199B1 (ko) * 2011-07-25 2017-11-24 한국전자통신연구원 삼각파 발생 장치 및 그것의 삼각파 발생 방법
US9385694B2 (en) * 2011-12-20 2016-07-05 Conexant Systems, Inc. Low-power programmable oscillator and ramp generator
TWI473425B (zh) * 2012-02-13 2015-02-11 Novatek Microelectronics Corp 無電流誤差之電阻電容校正電路
CN104335224B (zh) * 2012-07-25 2016-08-31 Hrl实验室有限责任公司 神经元电路及其方法
US8878118B2 (en) * 2012-08-15 2014-11-04 Omnivision Technologies, Inc. Capacitance selectable charge pump
US11501143B2 (en) 2013-10-11 2022-11-15 Hrl Laboratories, Llc Scalable integrated circuit with synaptic electronics and CMOS integrated memristors
US9835687B2 (en) * 2014-12-17 2017-12-05 Nxp Usa, Inc. System and method for switch status detection
US9897633B2 (en) * 2014-12-17 2018-02-20 Nxp Usa, Inc. System and method for switch status detection
US9397643B1 (en) * 2015-08-27 2016-07-19 National Yunlin University Of Science And Technology Linear triangular wave generator with stray effect compensation and associated method for compensating stray effect
US10147035B2 (en) 2016-06-30 2018-12-04 Hrl Laboratories, Llc Neural integrated circuit with biological behaviors
CN106779018B (zh) * 2017-01-03 2024-03-22 爱康普科技(大连)有限公司 限时存储器和rfid电子标签
JP6829824B2 (ja) * 2017-10-16 2021-02-17 富士電機株式会社 コンパレータを用いた発振器回路
IT201800007859A1 (it) * 2018-08-03 2020-02-03 Meta System Spa Sistema di active discharge per autoveicoli elettrici o ibridi

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4374357A (en) * 1981-07-27 1983-02-15 Motorola, Inc. Switched capacitor precision current source
JPS6019313A (ja) * 1983-07-13 1985-01-31 Toshiba Corp 高出力用集積回路の出力トランジスタ保護回路
JPS60136412A (ja) * 1983-12-26 1985-07-19 Toshiba Corp 電圧制御型可変周波数パルス発振器
US4792705A (en) * 1986-03-14 1988-12-20 Western Digital Corporation Fast switching charge pump
JPH07112155B2 (ja) * 1990-11-16 1995-11-29 株式会社東芝 スイッチング定電流源回路

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20190044053A (ko) * 2016-07-22 2019-04-29 체에스에엠 센트레 스위쎄 데 엘렉트로니크 에트 데 미크로테크니크 에스아-르쉐르슈 에트 데블로프망 아날로그 및/또는 디지털 회로의 pvt 변화를 보상하기 위한 보상 장치

Also Published As

Publication number Publication date
KR940001210A (ko) 1994-01-11
TW318292B (ja) 1997-10-21
NL9201053A (nl) 1994-01-03
DE69316088D1 (de) 1998-02-12
ATE162023T1 (de) 1998-01-15
FI932694A0 (fi) 1993-06-11
EP0574982B1 (en) 1998-01-07
US5387882A (en) 1995-02-07
SG48293A1 (en) 1998-04-17
ES2113472T3 (es) 1998-05-01
FI932694A (fi) 1993-12-16
DE69316088T2 (de) 1998-06-25
EP0574982A1 (en) 1993-12-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0661803A (ja) スイッチ式キャパシタ電荷ポンプ及びこれを具える鋸波発振器
US8212599B2 (en) Temperature-stable oscillator circuit having frequency-to-current feedback
US4623851A (en) Voltage controlled oscillator using flip-flop controlled switching circuits
US5552748A (en) Digitally-tuned oscillator including a self-calibrating RC oscillator circuit
US5594388A (en) Self-calibrating RC oscillator
JP3594631B2 (ja) 電源に対して補償されたmos発振回路
JP3415304B2 (ja) クロック発生回路とプロセッサ
KR101200946B1 (ko) 펄스폭 변조회로
US8659362B2 (en) Relaxation oscillator circuit with reduced sensitivity of oscillation frequency to comparator delay variation
US4623852A (en) Voltage controlled oscillator having frequency independent of process parameters
CN112234957B (zh) 一种具有负反馈调节功能的模拟振荡器电路
US5663675A (en) Multiple stage tracking filter using a self-calibrating RC oscillator circuit
JPH09288523A (ja) 内部電源電圧発生回路、内部電圧発生回路および半導体装置
KR100253667B1 (ko) 선형화 및 지연 보상된 전 씨모오스 전압제어발진기
CN113949344B (zh) 一种频率稳定的rc振荡器
Zhou et al. A 3-MHz 17.3-$\mu $ W 0.015% Period Jitter Relaxation Oscillator With Energy Efficient Swing Boosting
US5585765A (en) Low power RC oscillator using a low voltage bias circuit
KR20010014133A (ko) 위상 동기 회로, 정보 처리 장치 및 정보 처리 시스템
JP4673613B2 (ja) Pll回路
KR20020030583A (ko) 전압 레벨 검출회로 및 이를 이용한 전압 발생회로
US5617062A (en) Timing circuit with rapid initialization on power-up
US6525586B1 (en) Programmable delay element using differential technique
US10819317B1 (en) Feedback stabilized ring oscillator
CN114553193B (zh) 对电源电压和温度不敏感的时钟产生电路及设备
JP3004701B2 (ja) 電圧制御発振器