JPH0661428B2 - 排ガス中のNOxの減少方法 - Google Patents

排ガス中のNOxの減少方法

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JPH0661428B2
JPH0661428B2 JP61185382A JP18538286A JPH0661428B2 JP H0661428 B2 JPH0661428 B2 JP H0661428B2 JP 61185382 A JP61185382 A JP 61185382A JP 18538286 A JP18538286 A JP 18538286A JP H0661428 B2 JPH0661428 B2 JP H0661428B2
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は工業的排ガス中の窒素酸化物の減少方法に関す
る。特に、本発明は大気へ排出する前に窒素酸化物とア
ンモニアを効率的に反応させるための接触方法に関す
る。
数種の窒素酸化物は環境条件で比較的安定であることが
知られているが、これらの2種すなわち酸化窒素(NO)
及び二酸化窒素(NO2)を大気へ排出する場合に、酸化
窒素及び二酸化窒素はスモッグ及び他の望ましくない環
境的影響の主要な要因となることが通常認識されてい
る。これらの影響は良く認識され且つ大気中の窒素酸化
物類のレベルを制限するために工業的放出物を制限する
ことが種々の官庁により指導されているために、本明細
書に上述の影響を更に記載することはないと思われる。
所定の条件下で、酸化窒素と二酸化窒素は下記の式に従
って相互に変換される: 2NO+O2=2NO2 本明細書において、NOxは酸化窒素、二酸化窒素また
はそれらの混合物を表すために使用する。
元素からの人造窒素酸化物の形成は燃焼操作の高温領域
で生ずる。内燃機関、及び石炭または空気燃焼炉、ボイ
ラー及び焼却炉は全てNOx放出の原因となる。通常、
燃料に富んだ燃焼混合物(濃度混合気)は燃料の少ない燃
焼混合物(過薄混合気)よりNOx含量の低い排ガスを生
ずる。燃焼により生ずる排ガス中のNOxの濃度は通常
低いが、工業地帯及び/または人工密集地帯において排
出される合計量は問題を生ずるに充分な量である。汚染
の他の工業的原因もまた存在する。これらは硝酸の製
造、有機化学物質のニトロ化、及び使用済み核燃料棒を
硝酸に溶解して硝酸ウラニルを回収し、次に硝酸ウラニ
ルを焼成して酸化ウランへ変換することからなる使用済
み核燃料棒の再処理のような他の化学的操作に付随する
ものである。これらの場合において、排ガスは0.1%
から2%〜3%までのような比較的高レベルのNOxを
含有する。
いわゆる安定窒素酸化物は通常幾分特殊な特性をもち、
該窒素酸化物は元素状酸素及び窒素への分解に関して熱
力学的に不安定であるが、この分解を誘引するための簡
単且つ経済的な方法は記載されていない。しかし、所定
の反応条件下で排ガスへアンモニアのような反応剤を添
加することによって、NOxを元素状窒素及びスチーム
へ転化できることが見出されている。
リヨン(Lyon)の米国特許第3,900,554号明細書は燃焼流
出流に0.4〜10モル(好適には0.5〜1.5モル)
のアンモニアの添加し、次に1600〜2000℃へ加
熱することによって燃焼流出流からNOxを除去するた
めの均質ガス相反応を記載している。NOx含量はアン
モニアとの反応によりNOxが窒素へ還元される結果と
して低減する。この方法は炭化水素を混合物へ添加する
場合に最もよく作動することが報告されている。
ペンス(Pence)らの米国特許第4,220,632号明細書は化石
燃料燃焼発電プラントまたは他の工業的プラントの排ガ
ス流から有毒な窒素酸化物を反応剤としてアンモニアを
使用し且つ触媒として約3〜10Åの気孔開口部をもつ
ゼオライトの水素またはナトリウム型を使用して元素状
窒素及び/または特に害のない窒素酸化物へ還元するた
めの方法を開示している。
この反応はほぼ以下に記載する式(1)及び(2)に従って
進行する。
(1)2NO2+4NH3+O2−−3N2+6H2O (2)4NO+4NH3+O2−−4N2+6H2O 本発明はNOxをNH3により還元するためにほぼ化学量
論的必要量を満足する量のアンモニアを工業的排ガスと
混合し、得られた混合物を200〜600℃の温度でゼ
オライト含有触媒上に通してNOx含量を低減すること
からなるNOxで汚染された工業的排ガスの処理方法に
おいて、シリカ/アルミナ比少なくとも50及び制御指
数1〜12をもつゼオライトを使用することを特徴とす
るNOxで汚染された工業的排ガスの処理方法を提供す
るにある。
本明細書に使用する術語「工業的排ガス」は工業的方法ま
たは操作により形成され且つ大気へ排出することによっ
て通常廃棄される任意の排ガスを意味する。そのような
排ガスの組成は該ガスの形成を導く個々の方法または操
作に依存して変化する。排ガスが化石燃料を燃焼するこ
とによって形成される場合には、通常該ガスは通常窒
素、スチーム及び二酸化炭素に加えて約1000ppmま
でのような低レベルの酸化窒素及び二酸化窒素を含有す
る。硫黄含有燃料は若干のSO2を含有する排ガスを生
ずる。燃料−空気濃厚混合気は通常遊離酸素をほとんど
含有せず、若干の一酸化炭素を含有する排ガスを製造す
る。燃料−気体過薄混合気すなわち燃料を完全に燃焼さ
せるために必要な化学量論量より多い空気を提供する混
合物はガス状酸素を含有する排ガスを形成する。上述は
化石燃料の燃焼からの排ガスの組成の変化を説明するた
めに記載した一般的な説明である。ニトロ化、ウラン回
収及び硝酸塩含有固体類の焼成のような他の工業的方法
は上述の排ガスとは異なる組成をもつ排ガスを生ずるこ
とがある。該排ガスは実質上スチームを含有せず、例え
ば非常に高濃度の窒素または他の不活性ガスを含有す
る。
本発明方法はNOxで汚染された排ガスを少なくとも約
200℃の温度でガス状アンモニアと混合することを必
要とする。加温下でこの混合物を形成することは潜在的
に危険性のある固体亜硝酸アンモニアまたは硝酸アンモ
ニアの形成を防止するために重要である。混合物中に含
まれるアンモニアの量は排ガス中に存在するNOxと化
学量論的に反応させるためにおよそ必要な量とすべきで
ある。アンモニアと排ガスの混合物が上述の式(1)及び
(2)の化学量論量を少なくとも満足する量の酸素を含有
する場合には、化学量論量は上述の式により得られる化
学量論量である。排ガスが式(1)及び(2)により必要な
量以下の酸素を含有する場合においては、少なくとも必
要量の酸素を添加することが好適であるが、本発明は酸
素が不足している場合でさえ操作可能である。しかし、
酸素が不足している場合には、化学量論量は若干少ない
アンモニアを必要とするように変化する。これは酸素が
全く不在である場合の化学量論量を示す式(3)及び(4)
により説明される。
(3)6NO2+8NH3−−7N2+12H2O (4)6NO+4NH3−−5N2+6H2O 本明細書に使用するアンモニアのほぼ化学量論的量と酸
素が過剰に存在する場合に式(1)及び(2)に示されるア
ンモニアの量の約0.75モル〜約1.25モルである
ことを意図するものであり、これらの量は酸素の不足を
伴う操作の場合の若干少ない必要量に対応するように調
節される。
上述のようにして形成された混合物を上述の特性をもつ
結晶性ゼオライトモレキュラーシーブ触媒と接触させ
る。結晶性ゼオライトは既知のタイプの無機固体であ
り、ブレイク(Breck)著、ゼオライトモレキュラーシー
ブス(Zeolite Molecular Sieves)[ジョン・ウイリー・
エンド・ソンズ(John Wiley and Sons)社、米国、ニュ
ーヨーク、1974年刊]に記載されている。
接触は200〜600℃、好適には250〜550℃の
温度及び所望の転化率を得るように調節されたガス時間
空間速度(時間当たりの触媒の体積当たりの標準温度及
び標準圧力すなわちSTPでのガスの体積)(GHSV)
で行なわれる。GHSVは750〜20000時間-1
好適には1000〜7500時間-1である。
通常、反応は発熱性であるが、低濃度のNOx が存在す
るために、触媒の簡単な静止固定床を使用するだけで充
分な温度制御が容易に行なわれる。しかし、固定−流動
床、移動床、及びハネカムのような一体式触媒構造物を
用いて接触させるような他の接触手段も使用することが
できる。本発明方法は減圧下から加圧下で操作すること
ができ、例えば34.5〜3445kPa(5〜500psi
a)、好適には69〜345kPa(10〜50psia)すなわ
ち大気圧に近い圧力で操作することができる。
さて、本発明に有用な触媒を詳細に記載する。触媒はシ
リカ/アルミナ比少なくとも50及び制御指数1〜12
をもつ中気孔寸法ゼオライトを含有する。制御指数は中
気孔寸法をもち且つ以下により詳細に記載するようなゼ
オライトを特徴付けるものである。そのようなゼオライ
トの例はZSM−5、ZSM−11、ZSM−12、Z
SM−21、ZSM−23、ZSM−35、ZSM−3
8及びZSM−48を包含する。これらのゼオライト類
は時としてZSM−5タイプと呼ばれるもので、術語
「ZSM−5タイプ」は本明細書においては本発明に有用
なゼオライトを示すために時として使用される。
ZSM−5タイプゼオライトは特異な特性を示す新規な
クラスのゼオライトである。これらのゼオライトは非常
に低いアルミナ含量すなわち高シリカ/アルミナ比をも
つが、これらのゼオライトは有機化合物を転化する際に
活性である。接触活性が通常骨格構造アルミニウム原子
及び/またはこれらのアルミニウム原子と結合するカチ
オンによるものであるために、高シリカ/アルミナ比ゼ
オライトの活性は驚くべきものである。これらのゼオラ
イトは水の結晶内収着能力より大きいn−ヘキサンの結
晶内収着能力をもち、該ゼオライトは疏水特性を示す。
このクラスのゼオライトの結晶構造の重要な特徴はゼオ
ライトの結晶構造が小気孔リンデA(Linde A)と大気孔
リンデX(Linde X)の中間の有効気孔寸法すなわち結晶
構造の気孔開口部が酸素原子の10員環により提供され
るようなほぼ寸法をもつ結晶内自由空間への制御された
出入りを提供することにある。勿論、酸素原子の10員
環は結晶性アルミノシリケートのアニオン骨格構造を構
成する四面体の規則正しい配列により形成された環であ
り、酸素原子自体は四面体の中央の珪素原子またはアル
ミニウム原子と結合していることを理解されたい。
上述のシリカ/アルミナ比は慣用の分析方法により測定
することができる。この比はゼオライト結晶中の剛性ア
ニオン骨格構造中のシリカ/アルミナ比を可能な限り正
確に示し、結合剤中のアルミニウムまたはゼオライト孔
路内のカチオンまたは他の形態のアルミニウムを排除す
ることを意味するものである。
上述のZSM−5タイプゼオライトはn−ヘキサンを自
由に収着するような有効気孔寸法をもつ。更に、ゼオラ
イトの構造はn−ヘキサンより大きい分子の制御された
進入を提供しなければならない。上述のような制御され
た進入が存在するか、否かを既知の結晶構造から判断す
ることが時として可能である。例えば、結晶中の気孔開
口部が酸素原子の8員環のみからなる場合には、n−ヘ
キサンより大きい断面積をもつ分子の進入は排除される
が、ゼオライトはZSM−5タイプのものではない。1
0員環の気孔開口部が好適であるが、若干の場合におい
ては環すなわち気孔の過度のしぼみまたは閉塞によりこ
れらのゼオライトは有効でないことがある。
ゼオライトがn−パラフィン類より大きい分子に対する
必要な制御された進入を所持するかどうかを結晶構造か
ら判断する代わりに、大気圧及び加温下で少量すなわち
約1gまたはそれ以下のゼオライトの試料上にn−ヘキサ
ンと3−メチルペンタンの等重量混合物を連続的に通過
させることにより制御指数(C.I.)を簡単に測定する
ことができる。上述の操作を20分間行なった後、流出
流の試料を採取し、ガスクロマトグラフィーにより最も
好都合に分析して2種の炭化水素それぞれについての未
転化残存区分を測定する。
制御指数は以下のように算出する: 制御指数は2種の炭化水素についてのクラッキング速度
定数のおよその比である。本発明に適当なゼオライト類
は制御指数1〜12をもつゼオライトであり、以下に若
干ではあるが代表的なゼオライトの制御指数を記載す
る: 第 1 表 ゼオライト C.I. ZSM−4 0.5 ZSM−5 8.3 ZSM−11 8.7 ZSM−12 2 ZSM−23 9.1 ZSM−35 4.5 ZSM−38 2 TMAオフレタイト 3.7 ゼオライトベータ 0.6 H−ゼオロン(モルデナイト) 0.4 REY 0.4 無定形シリカ−アルミナ 0.6 エリオナイト 38 制御指数は操作(転化)の苛酷度及び結合剤の有無により
若干変化すると思われる。それ故、個々のゼオライトの
制御指数に関して、1個または2個以上の1〜12の範
囲内の制御指数を確立するように試験条件を選択できる
ことを認識されたい。このようなゼオライトでは上述の
ような制御された進入を示し、1〜12の制御指数をも
つものと見なされる。また、上述の温度及び転化率範囲
内の2種または3種以上の設定条件下で試験した時に、
少なくとも1個の1〜12の制御指数値と共に1より僅
かに低い制御指数値、例えば0.9または12より若干
高い制御指数値、例えば14または15の制御指数値を
生ずるゼオライトも制御指数1〜12をもち、それによ
って高シリカ質ゼオライトの新規なクラスの範囲内に入
るものとして本明細書で見なされるものである。すなわ
ち、本明細書に使用するような制御指数値は排他的な値
ではなく総括的な値であることを理解されたい。すなわ
ち、上述の試験規定内の任意の組み合わせにより試験し
た場合に、制御指数1〜12をもつことが観察されるゼ
オライトは他の条件下で試験した同一ゼオライトが1〜
12の外側の制御指数値を得ることがあるにもかかわら
ず、本発明の触媒の規定内に包含することを意図するも
のである。
1600/1のような非常に高いシリカ/アルミナ比の
ZSM−5タイプゼオライトにおいては、制御指数は該
ゼオライトが低活性であるために容易に測定することは
できない。そのような場合には、X線粉末回折パターン
を頼りにすることが有用である。
本明細書に規定したクラスのゼオライトはZSM−5、
ZSM−11、ZSM−12、ZSM−21、ZSM−
23、ZSM−35、ZSM−38、ZSM−48及び
他の類似の物質により例示される。
ZSM−5は米国特許第3,702,886号明細書に、ZSM
−11は米国特許第3,709,979号明細書に、ZSM−1
2は米国特許第3,832,449号明細書に、ZSM−21は
米国特許第4,046,859号明細書に、ZSM−23は米国
特許第4,076,842号明細書に、ZSM−35は米国特許
第4,016,245号明細書に、また、ZSM−38は米国特
許第4,046,859号明細書にそれぞれ記載されている。
上述のゼオライトを有機カチオンの存在下で調製した場
合には、該ゼオライトは実質的接触的に不活性となる。
これは恐らく結晶内自由空間がゼオライト形成溶液から
の有機カチオンにより閉塞されるためであろう。これら
のカチオンは不活性雰囲気中で538℃(1000゜F)
で1時間にわたり加熱し、例えば次にアンモニウム塩で
塩基交換し、次に空気中で例えば538℃(1000゜
F)で焼成することによって除去することが好適である。
上述のZSM−5タイプゼオライトは乾燥水素型で約
1.6g/cm3以上の結晶骨格構造密度をもつ。既知の結
晶構造の乾燥密度は例えばダブリュ・エム・メイヤー
(W.M.Meier)著、ゼオライト・ストラクチャー(Zeolite
Structure)なる文献の第19頁に記載されているように
1000立方オングストローム当たりの珪素原子+アル
ミニウム原子の数から算出することできる。この文献は
ザ・ソサエティー・オブ・ケミカル・インダストリー(t
he Society of Chemical Industry)(英国、ロンドン)に
より1968年に刊行されたプロシーディングス・オブ
・ザ・カンファレンス・オン・モレキュラー・シーブス
(Proceedings of the Conference on Molecular Sieve
s)、ロンドン(1967年4月)に包含されている。
本発明の範囲内に入らない若干のゼオライトを含む若干
ではあるが代表的なゼオライトの結晶骨格構造密度を以
下に記載する: ZSM−5ゼオライトは通常母剤または結合剤と呼称さ
れる他の物質と複合することができる。該母剤は合成ま
たは天然産物質並びに粘土、シリカ及び/または金属酸
化物のような無機物質を含む。後者は天然産物あるいは
シリカと金属酸化物の混合物を含有するゼライン状沈澱
あるいはゲルの形態であってもよい。ゼオライトと複合
できる天然産粘土にはモンモリロナイト族及びカオリン
族のものが含まれ、これらの族にはデクシー、マクナ
メ、ジョージア、フロリダ粘土として知られる亜ベント
ナイト及びカオリン、または主鉱成分がハロイサイト、
カオリナイト、デッカイト、ナクライトまたはアナウキ
シットである他のものが含まれる。このような粘土は採
掘したままの粗製の状態で、あるいは予め焼成、酸処理
または化学変性を施した後に使用できる。
上述の物質に加えて、本発明に使用するゼオライトはア
ルミナ、シリカ−アルミナ、シリカ−マグネシアのよう
な多孔質母剤と複合できる。該母剤はコーゲルの形態で
あってもよい。ゼオライト成分と母剤の相対割合はゼオ
ライトの含量について複合体の約5〜99重量%、更に
普通には約10〜80重量%にわたって広く変化させる
ことができる。
水素型及び2価の金属または多価の金属で交換した型の
ZSM−5タイプゼオライトは酸接触活性をもつ。本明
細書に使用する術語「酸接触活性」はゼオライトが適当な
形態であるときにゼオライトがいわゆる酸触媒により促
進されることが知られている接触反応を促進するための
ゼオライトの有効性に関するものである。接触クラッキ
ング、水素化クラッキング、骨格異性化、接触脱ロウ、
及び種々の芳香族炭化水素の反応例えばアルキル化、脱
アルキル化、異性化及び不均化は酸触媒で促進される反
応の種類に入る炭化水素転化反応である。また、アルコ
ールの脱水のような他の反応もこのクラスの反応であ
る。
業界において知られているように、ゼオライトの酸接触
活性は標準参照触媒のn−ヘキサンのクラッキング速度
定数に対する試験試料のクラッキング速度定数の比であ
るゼオライトのα値により測定することができる。すな
わち、α値=1は試験試料と標準参照触媒がほぼ同じ活
性をもつことを意味する。α値の試験は米国特許第3,35
4,078号明細書及びザ・ジャーナル・オブ・カタリシス
(The Journal of Catalisis)第IV巻(1965年8月刊)の第
522〜529頁に記載されている。α値の測定は新鮮
な触媒並びに使用済みの触媒の触媒活性の程度を評価す
るために有用である。このために、ゼオライトを水素型
へ変換し、次に評価を行なう。α値試験において、水素
型への変換は上述したようにアンモニウムイオン交換及
び焼成により行なうことができる。
ゼオライトをイオン交換して種々のカチオンで交換した
形態を変換することができることが知られている。ZS
M−5タイプゼオライトの種々のイオン交換した形態が
本発明に有用であると見なされているが、ZSM−5の
水素型が好適である。例えば、水素型のZSM−5(H
ZSM−5)を用いる場合、NH3濃度調節の影響が実質
的な時間の経過なしに生ずることが観察された。これは
排ガス中のNOxの変動が未転化NOxまたは過剰のNH
3の放出を最小限とするかまたは断続的な放出をなくす
ように調節できるためにNOx自動減少制御の観点から
明らかな利点である。ZSM−5タイプ触媒のなかで、
主に水素型のZSM−5が好適である。しかし、触媒は
上述の素早い応答を失わずに約1重量%のNiまたは2p
pm〜約1重量%の白金を含有することができる。触媒の
コストが加算されるが、低レベルの白金を含有するZS
M−5はNOx転化のための助触媒としてかなりの効果
を提供することが明らかとなっている。
本発明の1実施態様において、水素型のZSM−5を老
化するまで、すなわち経済的に有用なレベルにまで再生
できなくなるまで、酸触媒で促進される有機物質の転化
反応に予め使用したZSM−5はNOx減少操作におい
ては非常に活性であることが観察された。例えば、長期
間有用ではなく且つ40以下のα値をもつ脱ロウ触媒は
接触NOx減少操作に非常に有効であることが観察され
た。この実験的知見は解明されていない。それにもかか
わらず、該脱ロウ触媒はNOx減少触媒の安価な供給源
である。使用済み触媒上の炭化沈着物を焼成により除去
し、次にNOx減少操作の触媒として使用しなければな
らない。本明細書に使用する術語「使用済み」は触媒が全
く活性をもたないことを必然的に意味するものではな
く、どちらかと言えば、触媒を反応器から取出さなれば
ならない点まで触媒の活性が低減するか、触媒のサイク
ル寿命が短縮するか、触媒の選択性が低下するか、また
はそれらの組み合わせた状態を意味するものである。通
常、例えば使用済み脱ロウ触媒は約40のα値をもつ
が、新鮮な触媒は65のα値をもっており、使用済み触
媒は再生間の短縮されたサイクル時間をもつ。
本発明の他の実施態様において、排ガスは金属硝酸塩含
有固体を焼成することによって得られる。焼成は空気の
存在下または不在下で行なわれる。
本発明の更に他の実施態様において、排ガスは燃料とし
て天然ガスの過薄混合気を用いて運転される2サイクル
エンジンのような定置内燃機関により得られる。排ガス
のNOx含量は燃料の装入速度により変化し、高装入量
でNOx含量は高くなる。燃料装入速度とNOx含量の関
係を第6図の1100 HP GMVA−8ガスコンプレッサーにつ
いて例示する。
本発明の更に他の実施態様において、排ガスはスチワー
ト(Schwartz)の米国特許第4,072,600号明細書に記載さ
れているような流動接触クラッキング装置の再生装置に
より提供される。代表的な排ガスの組成を以下に記載す
る。成 分 重量% CO 12 O 6 H2O 15 N 67 ppm(v) SO 410 SO 70 NOx 200 CO 1500 この特定の用途において、水素型ZSM−5が好適なゼ
オライトであるが、クロム、マンガン、コバルト、ニッ
ケル、銅及び白金のような金属により塩基交換を行なう
ことは有利である。
1構成において、NOx還元用の流動可能な粒子は触媒
を注入する地点と同じ地点または上流で転化される。ア
ンモニア注入地点から下流の所定の地点で、NOxを還
元後、該粒子をサイクロン分離装置または電気集塵器に
より回収し、次に排ガスを排出する。該粒子は廃棄また
は再循環される。
第2構成において、再生装置からの排ガスは再生装置の
排ガスダクトからNOxの還元が生ずるNOx還元触媒粒
子の移動床または流動床に送られ、次に、排ガスは排出
される。
第3構成においては、排ガスを本発明によるアンモニア
必要量と混合し、得られた混合物を、触媒表面をハネカ
ムまたは層状構造に触媒を処理することによって得られ
る触媒表面と平行に該表面へ送る。
上述の構成の使用に関係なく、接触クラッキング装置か
らの排ガスを本発明により処理することからなる特に有
利な実施態様は使用済みZSM−5炭化水素転化触媒を
NOx還元触媒として使用する実施態様である。
例 例1〜6は実験室での実験を記載するものである。これ
らの実施態様において使用する装置の概略図を第1図に
示す。10〜40ccの触媒をリンドバーグ炉(Lindberg
furnace)により加熱した直径2.54cm(1インチ)石英
製管状反応器に装填した。NO2、空気及びN2の混合物
を共通の導管を介して反応器に入れた。NH3を別個の
導管より触媒床前面の予熱した混合帯域へ注入した。混
合帯域を少なくとも約200℃の温度に維持して硝酸ア
ンモニウムの形成を防止する。ドラガー管(Drager tub
e)(図示せず)を使用してNOx濃度及びNH3濃度を測定
した。アンモニア及び空気の量は以下に記載する平衡式
の化学量論量に対応して使用した: 2NO2+4NH3+O2−−3N2+6H2O 例 1(比較例) この実験においては、石英チップを上述の反応器へ装填
した。266℃の温度で、低空間速度でさえも、NO2
の転化は観察されなかった。詳細及び結果を第3表に要
約する。
例 2(比較例) この実験はノートン・カンパニー(Norton Company)から
直径1.6mm(1/16インチ)の押出成形物の形態で入
手できる合成水素型モルデナイトであるゼオロン(Zeolo
n)900Hを用いて行なわれた。押出成形物は約12の
シリカ/アルミナ比をもち、450ppmのナトリウムを
含有し、35のα値をもっていた。水素型モルデナイト
は先行技術の触媒である。この実験の詳細及び結果を第
3表に記載する。
例 3(比較例) NH4NaY粉末をユニオン・カーバイド・コーポレーシ
ョン(Union Carbide Corp.)のリンデ・エアー・プロダ
クツ・ディビジョン(Linde Air Product division)から
得た。
(NH4)9(Na)(Al2O3)10(SiO2)23の組成をもっていた。こ
の粉末をアンモニウムイオンで2回交換し、次に空気焼
成を行なって水素形態を得た。焼成済み生成物は灰分重
量を基準として1.7重量%のナトリウム含量をもって
いた。
得られた粉末を反応器へ装填し、例1〜2と同様に評価
した。この実験の詳細及び結果を第3表に記載する。
例 4 ゼオライト65重量%及びアルミナ結合剤35重量%を
含有してなる水素型ZSM−5(HZSM−5)押出成形物
[1.6mm(1/16インチ)]を例1〜3に記載した方法
を用いて260℃、302℃、371℃及び427℃の
温度での効果を試験した。実験の詳細及び結果を第4表
に示す。
例 5 約1.0重量%のNiを含有する以外は例4に使用する
タイプのZSM−5(NiZSM−5)押出成形物を例4
と同様に試験した。実験の詳細及び結果を第5表に記載
する。
例 6 本実験においては、多孔質無機触媒を硝酸塩に含浸し、
乾燥した。この調製物は疑似焼成中にNOxを発生させ
るために使用され、排ガスを本発明方法により処理し
た。NOx転化触媒は0.6重量%の白金を含有する以
外は例4に使用したゼオライトと同様のZSM−5(Pt
ZSM−5)押出成形物であった。
PtZSM−5転化触媒(16cc)を例1〜3に記載した
ような石英製管に装填し、硝酸塩含有触媒をPtZSM
−5の上流の石英製管中に装填した。アンモニアを添加
せずに、窒素及び空気かならる流れ中で温度を上昇させ
ることによって焼成を開始した。流出流NOxを測定
し、次にNH3の添加を開始し、再度流出流NOxを観察
した。
PtZSM−5を用いるこの実験の327℃及び343
℃での結果を第6表に記載する。それぞれの場合におい
て、ガス流速は1200体積/触媒の体積/時間であっ
た。
例 7 本例はNOx減少パイロットプラントを用いて工業用レ
トルトにより生ずるNOxで汚染された排ガスを装入す
ることによる試験の結果を記載するものである。工業用
レトルトは金属硝酸塩含浸無機触媒を焼成して硝酸塩を
酸化物へ変換するために使用された。これは窒素と空気
の混合流中でバッチ式に行なわれた。個々のバッチを完
全に焼成するためには約6時間を必要とした。焼成中、
排ガス組成は最初の3時間NOx含量が増加し、次に減
少した(第3図を参照されたい)。
第2図はNOx減少パイロットプラントの概略図であ
る。焼成装置からの排ガスは通常導管(1)及び(3)により
大気へ排出されていた。NOx減少装置を設置するため
に、10.16cm(4インチ)の導管(2)を排気管へ接続
し、排ガスの1部分を迂回させてNOx減少触媒(9)を含
む炭素鋼容器(8)へ導管(7)により装入した。触媒を通過
させた後、処理済み排ガスを導管(10)及び導管(11)によ
り回収し、エダクタ(12)を通過させて煙突(16)より排出
した。空気放出流量制御調節は導管(17)、(18)及び制御
バルブ(19)により提供される。アンモニア添加量の制御
は導管(4)、バルブ(5)及び導管(6)により提供される。
装入原料及び炭素鋼容器(8)からのガス生成物を採取す
るためにバルブ(20)及び(21)を設置した。温度を触媒床
中央に設置された熱電対(図示せず)により測定した。
NOx減少装置の効果試験は炭素鋼容器(8)にアルミナボ
ール上に新鮮なNiZSM−5触媒約182kg(400ポ
ンド)を装填することによって行なわれた。焼成装置に
は硝酸塩含有触媒がバッチ式に装填されており、窒素と
空気の混合流中で通常の方法で焼成される。アンモニア
流を調節して僅かに過剰のアンモニア量を提供すること
によりNOx減少パイロットプラントからのNOx放出を
抑制した。EPA法No.7により測定した挿入口NOx
濃度及び排出口NOx濃度を第3図及び第4図のグラフ
に記載する。また、これらの図にはおおまかな限度とし
て規定されし且つNOx約250ppmに対応すると算出さ
れた試験現場でのNOx許容放出レベルを記載する。焼
成装置からのガスは主に窒素と4〜5体積%の酸素から
なり、残余がNOxであった。NOxはNO1モル当たり
約2モルのNO2を含有していた。
EPA法No.7により得られたデータの他に、化学発光
分析及びドラガー管によりデータを得た。通常、EPA
法は400ppmまでで化学発光分析値より僅かに高いN
Ox値が得られるが、2種の方法は2000ppmで50%
程度相違していた。これについての理由は現時点では解
明されてはいないが、この相違はNOx減少パイロット
プラントの特徴的な性能を損なうものではない。化学発
光分析法により得られた結果を第7表に記載する。
例 8 本例においては例7に記載したものと同様のNOx減少
パイロットプラントを使用した。しかし、この試験にお
いては例7に使用した新鮮な触媒の代わりに工業的炭化
水素転化操作に使用して消耗した触媒を使用した以外は
例7に使用した触媒と同様のタイプの触媒約45.4kg
(100ポンド)に取り替えた。
試験は焼成装置中で窒素含有触媒の同様のバッチを用い
て行なわれた。この試験の結果を第8表に要約する。
NOx減少触媒は例7及び8において約232〜400
℃で操作された。
例 9 本例においては、1日当たり79.5(0.5バレル)
の流動接触クラッキングパイロットプラントをNOxで
汚染された排ガスの供給源として使用した。再生装置か
らの排ガスの逸出流をほぼ化学量論量のアンモニアと混
合し、例8で使用した触媒と同様の使用済み工業用Ni
ZSM−5触媒の100ccの触媒床に通した。NOx減
少装置触媒床の温度は282〜413℃に変化させた。
本例の結果を第9表に記載する。
【図面の簡単な説明】
第1図は触媒を試験するための実験室装置を説明する図
であり、第2図はパイロットプラントNOx減少装置の
概略図であり、第3図はパイロットプラントNOx減少
装置の挿入口NOx濃度を示すグラフであり、第4図は
パイロットプラントNOx減少装置の流出流NOx濃度を
示すグラフであり、第5図はパイロットプラントNOx
減少装置の流出流NOx濃度を示すグラフであり、第6
図は2サイクルエンジンの燃料装入速度とNOxの濃度
の関係を示すグラフである。図中: 1……導管、2……
導管、3……導管、4……導管、5……バルブ、6……
導管、7……導管、8……炭素鋼容器、9……NOx減
少触媒、10……導管、11……導管、12……エダク
タ、16……煙突、17……導管、18……導管、19
……制御バルブ、20……バルブ、21……バルブ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ジョン・ポール・マクウィリアムズ アメリカ合衆国、ニュージャージー州、ウ ッドベリー、サウス・アメリカン・ストリ ート 117 (72)発明者 キャサリン・ティーグ・シガル アメリカ合衆国、ニュージャージー州、ペ ニントン、イースト・デラウェア・アベニ ュー 120 (56)参考文献 特開 昭54−133489(JP,A) 特開 昭54−96474(JP,A)

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】NOxをNH3により還元するためにほぼ化
    学量論的必要量を満足する量のアンモニアを工業的排ガ
    スと混合し、得られた混合物を200〜600℃の温度
    でゼオライト含有触媒上に通してNOx含量を低減する
    ことからなるNOxで汚染された工業的排ガスの処理方
    法において、シリカ/アルミナ比少なくとも50及び制
    御指数1〜12をもつゼオライトを使用することを特徴
    とするNOxで汚染された工業的排ガスの処理方法。
  2. 【請求項2】ゼオライトがZSM−5、ZSM−11、
    ZSM−12、ZSM−21、ZSM−23、ZSM−
    35、ZSM−38及びZSM−48からなる群より選
    択される特許請求の範囲第1項記載の方法。
  3. 【請求項3】ゼオライトが水素型である特許請求の範囲
    第2項記載の方法。
  4. 【請求項4】ゼオライトが2ppm〜1重量%の白金族金
    属を含有する特許請求の範囲第2項記載の方法。
  5. 【請求項5】ゼオライトが2重量%までのニッケルを含
    有し、ゼオライトがZSM−5である特許請求の範囲第
    1項から第3項までのいずれか1項に記載の方法。
  6. 【請求項6】触媒が工業的に使用した有機物質転化触媒
    である特許請求の範囲第1項または第2項記載の方法。
  7. 【請求項7】触媒を工業的排ガスへ導入する特許請求の
    範囲第1項から第6項までのいずれか1項に記載の方
    法。
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