JPH0660991B2 - 写真焼付システム - Google Patents

写真焼付システム

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JPH0660991B2
JPH0660991B2 JP62140902A JP14090287A JPH0660991B2 JP H0660991 B2 JPH0660991 B2 JP H0660991B2 JP 62140902 A JP62140902 A JP 62140902A JP 14090287 A JP14090287 A JP 14090287A JP H0660991 B2 JPH0660991 B2 JP H0660991B2
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analyzer
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    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03BAPPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
    • G03B27/00Photographic printing apparatus
    • G03B27/72Controlling or varying light intensity, spectral composition, or exposure time in photographic printing apparatus
    • G03B27/73Controlling exposure by variation of spectral composition, e.g. multicolor printers
    • G03B27/735Controlling exposure by variation of spectral composition, e.g. multicolor printers in dependence upon automatic analysis of the original

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Spectroscopy & Molecular Physics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Projection-Type Copiers In General (AREA)
  • Control Of Exposure In Printing And Copying (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は仕上りに高精度が要求される大伸し写真を焼き
付けるための写真焼付システムに関する。
[従来技術] 一般に結婚式や七五三等の写真を取扱う写真館では、写
真の大伸しが必要であると共に予め定められたフレーム
サイズに最適に被写体が配置されるようにすることが要
求される。また、仕上り状態においても通常のスナップ
写真に比べて、より高画質が必要である。これは、写真
の倍率が高くなるに従い、濃度や色バランス等に誤差が
出やすくなるためであり、これを解消するために、アナ
ライザを用いて仕上がったネガフイルムから正確なデー
タを得るようにしている。
このアナライザは、ネガフイルムの画像をCCDカメラ
で撮像し、これによって得た画像をCRTに表示して前
記濃度や色バランスを最適な値に調整するものである。
この場合、CRTに表示された画像は前記調整に応じて
変更されるので作業員は目視によってデータが正しいか
否かを確認することができる。調整されたデータはフロ
ツピデイスク等の記録媒体に記録されることになり、特
定の引伸し機の制御装置へ供給することができ、引伸し
機ではこの記録媒体に記録されたデータに基づいて焼付
処理がなされる。
[発明が解決しようとする問題点] しかしながら、引伸し機は1つの写真館に1台とは限ら
ず、機種の異なる引伸し機を複数台設置しているところ
もある。この複数の引伸し機で同じネガフイルムから焼
付処理をする場合、光源の光量やレンズの仕上り精度の
違いにより同一のデータでは若濃度や色バランス等が異
なることがある。また、同一の機種であっても、チヤン
ネルナンバが異なると同じような現象が生じることがあ
る。
本発明は上記事実を考慮し、引伸し機の仕様が異なって
も、常に同一の仕上り状態で印画紙を焼き付けることが
できる写真焼付システムを得ることが目的である。
[問題点を解決するための手段] 本発明に係る写真焼付システムは、記録媒体が装着され
る第1の装着部を備え、ネガフイルムから得た画像情報
を用いて求めた焼付条件データを前記第1の装着部に装
着された記録媒体に記録するアナライザと、前記記録媒
体が装着される第2の装着部を備え、前記第2の装着部
に装着された前記記録媒体に記録された焼付条件データ
に基づいて焼付処理を行う、仕様の異なる複数の引伸し
機のうちの少なくとも1つの引伸し機と、を含む写真焼
付システムであって、前記アナライザに、焼付処理を行
わせる引伸し機を指定するための指定手段と、前記指定
手段を介して指定された引伸し機の仕様に応じて前記記
録媒体へ記録する前記焼付条件データを補正する補正手
段と、を更に設けたことを特徴としている。
[作用] 本発明では、アナライザの第1の装着部に装着された記
録媒体に、アナライザによって焼付条件データが記録さ
れる。この焼付条件データは、引伸し機の第2の装着部
に前記記録媒体が装着されることによって引伸し機に伝
達され、引伸し機では装着された記録媒体に記録された
焼付条件データに基づいて焼付処理を行う。
これにより、同一のネガフイルムで複数回焼付処理を行
っても同一の仕上がり状態とすることができる。ここ
で、前記焼付条件データには、倍率、DSL(濃度スロ
ープ)値、CBL(カラーバランス)値、CSL(カラ
ースロープ)値、露光時間、コレクション等が挙げられ
る。
また、本発明に係る写真焼付システムは仕様の異なる複
数の引伸し機のうちの少なくとも1つを備えており、ア
ナライザは、焼付処理を行わせる引伸し機を指定するた
めの指定手段を備え、指定手段を介して指定された引伸
し機の仕様に応じて、前記記録媒体に記録する焼付条件
データを補正する。なお、前述の引伸し機の仕様には、
引伸し機のタイプ、シリアルナンバ、チヤンネルナンバ
等が含まれる。
具体的には、引伸し機のタイプによって例えば焼付制御
方式(自動焼付か手動焼付か、減色法か加色法か)等が
異なり、引伸し機のシリアルナンバによって光源の光量
やレンズ、フイルタの仕上がり精度等が異なる。
上記のような引伸し機の仕様に応じて焼付条件データを
補正することにより、仕様の異なる複数の引伸し機を備
えた写真焼付システムにおいて、焼付処理を行う引伸し
機の仕様によって仕上がり状態がばらつくことを防止す
ることができる。また、単一の引伸し機を備えた写真焼
付システムにおいて前記引伸し機を仕様の異なる引伸し
機に変更した場合にも、仕上がり状態が変化することを
防止できる。
[実施例] 第1図には本実施例に係る写真焼付システムの構成図が
示されている。この写真焼付システムは、受付機10、
アナライザ12、引伸し機14及び検定機16とで構成
されており、一般に大伸しが必要な写真(例えば結婚式
や七五三等の記念写真)を焼き付ける場合に用いられる
システムである。
受付機12には、その本体18にフロツピデイスク22
が装填されるようになっており、コネクタ24で接続さ
れたデジタイザ26へ仕上ったネガフイルム20(第2
図参照)を配置することによってネガフイルム20の画
像を座標軸と対応させ、焼付る画像(特に人物)の寸法
を測定し適用されるフレームに合った最適な倍率を指定
してフロツピデイスク22へ記憶させるようになってい
る。なお、このネガフイルム20に画像齣を特定する齣
番号やオーダ番号がある場合は、これらの番号も記憶さ
せることができるようになっている。これらの入力は本
体18に設置されたキーボード70によってなされ、デ
イスクドライバ74に装填されたフロツピデイスク22
への記憶(保存)が終了すると、フロツピデイスク22
は取り出され、アナライザ12へと転送されるようにな
っている。
アナライザ12では、ネガフイルム20をCRT32上
に表示し、予めフロツピデイスク22に記憶されている
写真の焼付に用いる引伸し機14のタイプ(12C又は
クロメガ)及びこの引伸し機14のプリントチヤンネル
番号に応じたフアイルを読み取って、このフアイルに記
憶されたデータに適合するDSL値(濃度スロープ
値)、CBL値(カラーバランス値)、CSL値(カラ
ースロープ値)の基礎データを演算するようになってい
る。また、このネガフイルム20の焼付に最適な露光時
間、カラーフイルタ値、コレクシヨン値及び倍率補正の
計算も行なって、フロツピデイスク22に記憶させるよ
うになっている。なお、計算されたデータは図示は省略
したがドットプリンタに出力されるようになっている。
このアナライザ12では上述のように写真の焼付に用い
る引伸し機14のタイプ及びこの引伸し機のプリントチ
ヤンネル番号に応じて異なったデータが演算されるの
で、複数のタイプの異なる引伸し機を用いて焼き付けて
もそれぞれの引伸し機による印画紙の仕上り状態は同一
とすることができる。
このアナライザ12により、焼付に必要なデータの全て
がフロツピデイスク22の特定フアイルに記憶される
と、このフロツピデイスク22は引伸し機14へコネク
タ34で接続された制御装置36のデイスクドライバ3
8への装填され、フロツピデイスク22に記憶された特
定フアイルのデータに応じて光源40及びレンズ42等
で構成された移動部44を案内部材46で第1図矢印A
方向の何れかへ案内すると共にイーゼル48へ配置され
た印画紙50(第4図参照)へ焼き付けるようになって
いる。
焼き付けられた印画紙50は例えばの現像処理工程を経
て作業員の目視により検定されることになる。すなわ
ち、上述した記念写真は通常のスナツプ写真に比べて高
い仕上り精度が要求されるため、仕上った写真を検定
し、仕上り状態が不適の場合は焼直しを行なうことにな
る。この場合の前記データの修正は検定機16によって
なされる。検定機16には、制御装置36に装填された
フロツピデイスク22が装填可能なデイスクドライバ5
2が備えられ、キーボード54の操作によりフロツピデ
イスク22内のデータの書き換えができるようになって
いる。すなわち、写真の焼付が完了するまでには少なく
とも1回のテストプリントと1回の本番プリントを行な
うことになる。
以下に前述した、受付機10、アナライザ12、引伸し
機14及び検定機16の各内部構成を順次説明する。ま
ず、第2図に従い受付機10について説明する。
受付機10の本体18には、マイクロコンピュータ56
が内蔵されている。マイクロコンピユータ56はCPU
58、RAM60、ROM62、入力ポート64、出力
ポート66及びこれらを接続するデータバスやコントロ
ールバス等のバス68で構成されている。入力ポート6
4にはキーボード70及びデジタイザ26が接続され、
作業員が指定する画像サイズの座標を検出してこれをキ
ー操作によりマイクロコンピユータ56へ入力するよう
になっている。キーボード70による入力データは出力
ポート66に接続された液晶表示部72に表示されるよ
うになっている。キーボード70ではネガフイルム20
に予め付された齣番号及びオーダ番号も入力されるよう
になっており、これらのデータはデイスクドライバ74
に装填されたフロツピデイスク22に記憶されるように
なっている。
次に、第3図に従いアナライザ12について説明する。
アナライザ12のネガフイルム装填部76の下方には光
拡散筒78を介して光源80が設置されている。光源8
0からの光源は光拡散筒78で拡散された後、ネガフイ
ルム20を透過するようになっており、この透過された
画像はCCDカメラ82によって撮像されるようになっ
ている。すなわち、ネガフイルム20の画像面を走査し
て複数の画素に分割し、それぞれの画素の濃度や色バラ
ンス等を電気信号に変換して、この信号をアナライザ1
2に内蔵されたマイクロコンピユータ84へ供給するよ
うになっている。なお、CCDカメラ82とマイクロコ
ンピユータ84との間にはネガ・ポジ反転回路86が介
在され印画紙に焼き付けたものと同等の色に変換された
後マイクロコンピユータ84へ入力されるようになって
いる。マイクロコンピユータ84は受付機10の本体1
8に内蔵されたマイクロコンピユータ56と同一構成で
あるので、同一番号の後に符号Aを付して構成の説明は
省略する。
マイクロコンピユータ84にはデイスクドライバ88が
接続され、このデイスクドライバ88に装填されたフロ
ツピデイスク22に記憶されたデータが出し入れできる
ようになっている。入力ポート64Aにはキーボード9
0が接続され、キー操作により引伸し機14のタイプ及
びチヤンネル番号を特定するフアイルが指定できるよう
になっている。この指定により、CRT32に表示され
た画像の濃度、色バランス及び倍率等が補正されるよう
になっている。補正されたデータは前記指定したフアイ
ルに記憶され、引伸し機14での焼付処理時に適用され
る。
ここで、引伸し機14が複数存在し、同じネガフイルム
20からこの複数の引伸し機を用いて印画紙に焼き付け
る場合、それぞれの引伸し機のタイプに応じて補正を行
なってそれぞれのフアイルをテーブル化してフロツピデ
イスク22に記憶させるようにしている。
第4図には引伸し機14の一例が示されている。移動部
44の上方には光源40が配置され、光拡散筒94を介
してネガフイルム20へ光を照射するようになってい
る。ネガフイルム20を透過した光線はC(シアン)、
M(マゼンタ)、Y(イエロ)の各調光フイルタ96、
98、100及びレンズ42を介してイーゼル48に配
置された印画紙50へ照射するようになっている。印画
紙50へ焼き付ける倍率は移動部44が案内部材49に
案内されて移動(第1図及び第4図矢印A方向)される
ことにより、変更可能であり、移動部44とイーゼル4
8との距離が長いほど倍率は高くなる。レンズ42を介
して印画紙50へ照射される光束上にはシヤツタ104
が設けられ、制御装置36からの信号でドライバ106
を介して前記第4図矢印B方向へ移動可能とされてい
る。
これにより、第4図想像線で示される如く、光束の遮光
状態(シヤツタ閉)から実線の如く移動させ(シヤツタ
開)、所定の露光時間経過後再度想像線の位置へと移動
させ、印画紙50への焼付が行なえるようになってい
る。前記調光フイルタ96、98、100は減色フイル
タであり、シヤツタ104の開放直後は全てのフイルタ
96、98、100が光束上に配置されているが、制御
装置36からの信号でそれぞれのフイルタ96、98、
100をドライバ108、110、112を介して所定
時間後に順次光束上から排除するようになっている。
制御装置36にはデイスクドライバ114が内蔵され、
前記フロツピデイスク22が装填できるようになってい
る。制御装置36では接続された引伸し機14のタイプ
及びチヤンネルナンバを指定することにより、フロツピ
デイスク22からこれに対応するフアイルを読み出し、
このフアイルに記憶されているデータに基づいて前記シ
ヤツタ104及び各調光フイルタ96、98、100を
制御するようになっている。
この焼付られた印画紙50の仕上り状態は作業員の目視
により判断されるようになっている。これは、前記アナ
ライザ12により補正したデータで焼付処理を行なって
も所望の色バランスや濃度等との間で差が生じるために
行なうものである(テストプリント)。所望の色あいや
濃度等とに差があった場合は、フロツピデイスク22に
記憶されているデータを第5図に示す検定機16によっ
て書き換えるようにしている。この検定機16は第2図
に示した受付機10の本体18と同一構成のものは、同
一番号に符号Bを付して構成の説明は省略する。
液晶表示部72Bには検定機16のデイスクドライバ5
2に装填されたフロツピデイスク22からキー操作によ
って読み出された指定のフアイルに記憶されているデー
タが表示されるようになっている。作業員はこれを目視
して、変更したいデータを指定し、キー操作で入力する
ことにより、データの書き換えを行なうことができる。
書き換えが終了したフロツピデイスク22はデイスクド
ライバ52から取り出され、再度制御装置36のデイス
クドライバ38へ装填されて焼付処理がなされることに
なる(本番プリント)。
以下に本実施例の作用を説明する。
撮影が完了したネガフイルム0は所定の現像処理工程を
経て現像された後、受付機10のデジタイザ26へと装
填される。次に受付機10のデイスクドライバ74にフ
ロツピデイスク22を装填し、デジタイザ26を作動さ
せる。デジタイザ26では画像齣を座標軸と対応させ、
焼付る画像(特に人物)の範囲をキーボード70のキー
操作により指定し、寸法を測定する。測定された寸法は
内蔵されているマイクロコンピユータ56へ供給され、
一旦RAM60へ記憶される。次に、装填されたフロツ
ピデイスク22から適用されるフレームの寸法を読み出
し、このフレームの寸法と前記人物の寸法とにより、最
適な倍率を計算する。計算された倍率は再度フロツピデ
イスク22に記憶される。ここで、ネガフイルム20の
オーダ番号と画像齣の番号はキーボード70のキー操作
により入力され、前記倍率と共にフロツピデイスク22
へ記憶される。以上の処理が終了すると、フロツピデイ
スク22はデイスクドライバ74から取り出され、アナ
ライザ12のデイスクドライバ88へと装填される。
第6図乃至第9図にはアナライザ12での制御フローチ
ヤートが示されており、以下この制御フローチヤートに
従い説明する。
第6図にはメインルーチンが示されている。まず、ステ
ップ200で初期処理を行なう。この処理では、最初の
フアイルをオープンしたり処理中に適用されるフラグ等
をクリアにする。ステツプ200で初期処理が終了する
と、ステツプ202へ移行して、現在オープンされてい
るフアイルのデータをチエツクし全てのデータの補正
(引伸機のタイプ、チヤンネルナンバ毎の補正)が終了
したか否かを判断する。ステツプ202で全てのフアイ
ルのデータ補正が終了している場合はステツプ204へ
移行してフアイルをクローズし処理は終了する。
ステツプ202で補正する必要のあるフアイルであると
判断されると、ステツプ206へ移行して、現在オープ
ンされているフアイルに記憶されているチヤンネルナン
バとキーボード90によるキー操作で指定されている引
伸し機14のチヤンネルナンバとが一致しているか否か
を判定する。ここで、これらが一致されていない場合
は、ステツプ208へ移行して現在オープンされている
フアイルをクローズして指定されたフアイルをオープン
した後、ステツプ210へ移行する。また、ステツプ2
06で両者が一致している場合は、ステツプ208を飛
越してステツプ210へ移行する。
ステツプ210ではオープン中のフアイルから焼付けに
必要なデータを読み取り、読み取ったデータからDSL
値、CBL値、CSL値の各計算を行なった後、ステツ
プ212に移行して露光時間、カラーフイルタ値及びコ
レクシヨンの計算を行なう。なお、ステツプ210及び
ステツプ212の計算手順は後述する。
次のステツプ214では接続されている引伸し機14の
タイプを選択する。引伸し機14のタイプがクロメガの
場合は、倍率の補正計算が必要であると判断し、ステツ
プ216へ移行してF=2とした後、ステツプ218へ
移行して倍率補正計算を行ない、ステツプ222へ移行
する。この倍率補正計算手順については後述する。
ステツプ214で引伸し機14のタイプが12Cの場合
は、倍率補正計算は必要ないので、ステツプ220へ移
行してF=1とした後、ステツプ218を飛越してステ
ツプ222へ移行する。ステツプ222では計算結果を
ドツトプリンタへ出力する。
次にステツプ210のサブルーチンについて第7図に従
い説明する。
ステツプ250で焼付に必要なデータを読み出すと、ま
ずステツプ252で引伸し機14のタイプに応じたイン
デツクスをドツトプリンタへ出力する。この場合、前記
ステツプ216又はステツプ220でF値が決定してい
るので、これに応じて出力する。次のステツプ254で
はDSL値を下式に従い計算する。
ここに、 DSLO:オーバ側スロープ値 DSLU:アンダ側スロープ値 PRT(O,N,U): プリント条件フアイルのプリント値(引伸し機14で適
用される値) FVD(O,N,U): プリント条件フアイルのFVCA値(アナライザ12で
適用される値) である。
次のステツプ256ではCBL値を下式に従い計算す
る。
CBLC=FVCN−PRCN …(3) CBLM=FVMN−PRMU …(4) CBLY=FVYN−PRYN …(5) ここに、 CBLC:シアンのCBL値 CBLM:マゼンタのCBL値 CBLY:イエロのCBL値 PR(C,M,Y)N: プリント条件のプリント値 FV(C,M,Y)N: プリント条件のFVCA値である。
さらに 次のステツプ258ではCSL値を下式に従い
計算する。CSL値はオーバ側とアンダ側とが別個に計
算される。
(オーバ側のCSL値) CSLCO=(PRCO−PRCN)−(FVCO−FVCN) …(6) CSLMO=(PRMO−PRMU)−(FVMO−FVMN) …(7) CSLYO=(PRYO−PRYN)−(FVYO−FVYN) …(8) (アンダ側のCSL値) CSLCU=(PRCU−PRCN)−(FVCU−FVCN) …(9) CSLMU=(PRMU−PRMN)−(FVMU−FVMN)…(10) CSLYU=(PRYU−PRYN)−(FVYU−FVYN)…(11) ここに、 CSL(C,M,Y)O: オーバ側カラースロープ CSL(C,M,Y)U: アンダ側カラースロープ PR(C,M,Y)(O,N,U): プリント条件フアイルのプリント値 FV(C,M,Y)(C,N,U): プリント条件フアイルのFVCA値 である。
次にステツプ260において倍率補正値を計算する。こ
こで、処理中の引伸し機14のタイプが12Cの場合は
倍率補正値を計算する必要がないので、メインルーチン
へリターンする。
補正が必要な場合は、まず、ホーム倍率時のレンズ42
とイーゼル48にセツトされた印画紙50との間隔BH
を下式に従い計算する。
BH=FOCUL(HMAG+1)…(12) 次に、倍率補正値(T,C,M,Y)MAGHを計算す
る。
CMAGH=MAGC2−PRCN…(14) MMAGH=MAGC2−PRMN…(15) YMAGH=MAGC2−PRYN…(16) ここに、 MAG(T,C,M,Y)2: プリント条件フアイルの2倍のプリント値 PR(T,C,M,Y)N: プリント条件フアイルのプリント値 FOCUL: プリント条件フアイルのレンズ焦点距離 HMAG: プリント条件フアイルのホーム倍率 である。
以上の計算が終了するとメインルーチンへリターンす
る。
次に第8図に従い、ステツプ212のサブルーチンにつ
いて説明する。
まずステツプ300においてアナライザ12のCRT3
2上に表示(投影)されている画像のシアンが指定され
たフアイルのデータ上のシアンと等しいか否かが判断さ
れる。ここで、否定判定されると、ステツプ302へ移
行して前記両者が等しくなるように補正した後ステツプ
304へ移行する。ステツプ300で肯定判定された場
合は、ステツプ302を飛越してステツプ304へ移行
する。ステツプ304では露光時間の計算を下式に従い
計算する。
=(FVD−FVDN)…(17) ここに、T:露光時間計算時の中間値 FVD:アナライザでの濃度値 FVDN: プリント条件フアイルでのFVCA値である。
ここで、T<0の時は、下記(18)式で補正し、T
>0の時は下記(19)式で補正する。
次に下式に従い、露光時間PRTを計算する。
PRT=PRTN×10TX…(20) ここに、PRTN: プリント条件フアイルのプリント値 である。
次のステツプ306ではカラー計算を行なう。このカラ
ー計算ではカラーバランスとカラースロープとを計算す
る。
カラーバランス計算は下式により行なう。
FVCX=FVC−CBLC…(21) FVMX=FVM−CBLM…(22) FVYX=FVY−CBLY…(23) ここに、 FV(CX,MX,YX):カラーバランス値 である。
次にカラースロープ(PR(C,M,Y))を下式によ
り行なうが、前記(17)式で得たT値により計算が
異なる。
(T<0の時) PRC=T×CSLCU+FVCX…(24) PRM=T×CSLMU+FVMX…(25) PRY=T×CSLYU+FVYX…(26) なお、 (T=0の時) PRC=FVCX…(28) PRM=FVMX…(29) PRY=FVYX…(30) (T>の時) PRC=T×CSLCO+FVCX…(31) PRM=T×CSLMO+FVMX…(32) PRY=T×CSLYO+FVYX…(33) なお、 次のステツプ308ではカラーコレクシヨンの計算を行
なう。まず、カラー中心((C,M,Y)N)の計算を
下式に従い計算する。
(T<0の時) CN=PRCN−(PRCN−PRCU)×T…(35) MN=PRMN−(PRMN−PRMU)×T…(36) YN=PRYN−(PRYN−PRYU)×T…(37) (T=0の時) CN=PRCN…(38) MN=PRMN…(39) YN=PRYN…(40) (T>0の時) CN=PRCN−(PRCN−PRCO)×T…(41) MN=PRMN−(PRMN−PRMO)×T…(42) YN=PRYN−(PRYN−PRYO)×T…(43) 次に下式に従いコレクシヨン(PR(C,M,Y)X)
の計算を行なう。CN−PRC>0の時 以上の計算が終了するとメインルーチンへリターンす
る。
次にステツプ218の倍率による各データの補正計算を
第9図のフローチヤートに従い説明する。
まず、ステツプ350において倍率比MAGの計算を下
式により行なう。
ここに、 FMAG:FVCAで入力した倍率 HMAG:プリント条件フアイルのホーム倍率 である。
次にステツプ352で引伸し機のレンズ42とイーゼル
48にセットされている印画紙50との間隔BXを計算
する。
BX=FOCUL(FMAG+1)…(51) ここに、 FOCUL:プリント条件フアイルのレンズ焦点距離 である。
次に露光時間の補正計算を行なう。ここで、ステツプ3
54において前記(50)式で求めた倍率比MAGと1
とを比較し、倍率比MAGが1以上の時(MAG≧1)
はホーム倍率が大きいときであるので、ステツプ356
へ移行して下式により露光時間PRTZを計算する。
また、前記(50)式で求めた倍率比MAGが1未満の
時(MAG<1)はホーム倍率が小さいときであるの
で、ステツプ358へ移行して下式により露光時間PR
TZを計算する。
次にカラー計算値PR(C,M,Y)Zの補正を行な
う。このカラー計算の補正の場合もホーム倍率の大きい
とき(ステツプ360)と小さいとき(ステツプ36
2)とで補正計算式が異なる。
ここに、A:倍率の2倍のから1を差し引いた値 である。
以上の計算が終了するとメインルーチンへリターンす
る。
ここで、得られた計算値は全てフロツピデイスク22に
記憶され、このフロツピデイスク22は、引伸し機14
の制御装置36のデイスクドライバ38へ装填される。
引伸し機14では、このフロツピデイスク22に記憶さ
れているデータを読み込みこれに基づいて、まず移動部
44を所定の位置へ位置決めする。次にシヤツタ104
及び各調光フイルタ96、98、100をドライバ10
6、108、110、112を介して制御し、焼付処理
を行なう。
焼付が完了した印画紙50は所定の現像工程を経て仕上
ってくると、作業員がこれを目視で仕上り状態を検定す
る。検定された印画紙の仕上り状態が不適であると判定
された場合は、再度焼き直しをする必要があり、このた
めフロツピデイスクに記憶されているデータを書き換え
ることになる。
この書き換え作業をするために作業員はフロツピデイス
クを制御装置36のデイスクドライバ38から取り出
し、検定機16のデイスクドライバ52へと装填する。
検定機ではキーボード54のキー操作により書き換えた
いデータをCPU58Bへ読み込み液晶表示部72Bへ
表示する。作業員はこれを見てキー操作によりデータを
書き換えることができる。次に、書き換えられたデータ
は再度フロツピデイスク22に保存し、書き換え作業は
終了する。
ここで、このフロツピデイスク22をデイスクドライバ
52から取り出し、引伸し機14の制御部36へ装填す
ることにより、書き換えられたデータに基づいて焼付処
理を行なうことができる。このように、いつまでもデー
タの書き換えができるので、テストプリントを行なうこ
とができ、本番プリント時には複数枚焼付処理をして
も、同一の仕上り状態とすることができる。
本実施例において、焼付時のデータはアナライザによっ
て、引伸し機のタイプやチヤンネルナンバ毎にフロツピ
デイスク22へフアイルさせておくことができるので、
引伸し機やチヤンネルナンバが変更されても常に同一の
仕上り状態で焼付処理をすることができる。
また、フロツピデイスク22に記憶されたデータは検定
機16に装填して指定フアイルを読み出すことにより、
容易に変更することができるので、一度テストプリント
をし作業員目視によって微妙な仕上り変化を調整でき、
本番プリント時には常に最適な仕上り状態を得ることが
できる。
なお、本実施例では記録媒体にフロツピデイスクを用い
たが、光デイスクや紙テープ等の他の記録媒体であって
もよい。また、本実施例で示した引伸し機14は減色式
の露光方法であるが、R(レツド)、G(グリーン)、
B(ブルー)のフイルタを用いる加色式の露光方法の引
伸し機であってもよい。
[発明の効果] 以上説明した如く本発明に係る写真焼付システムは、写
真焼付システムのアナライザに焼付処理を行わせる引伸
し機を指定するための指定手段を設け、指定手段を介し
て指定された引伸し機の仕様に応じて、記録媒体に記録
する焼付条件データを補正するようにしたので、仕様の
異なる複数の引伸し機のうちの少なくとも1つを備えた
写真焼付システムにおいて、焼付処理を行う引伸し機の
仕様によって仕上がり状態がばらつくことを防止でき
る、という優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る写真焼付システムの概略構成図、
第2図は受付機のブロツク図、第3図はアナライザのブ
ロツク図、第4図は引伸し機のブロツク図、第5図は検
定機のブロツク図、第6図はアナライザでのメイン制御
フローチヤート、第7図乃至第9図はアナライザでの各
データを計算するためのサブルーチンである。 10……受付機、 12……アナライザ、 14……引伸し機、 16……検定機、 20……ネガフイルム、 22……フロツピデイスク、 50……印画紙。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】記録媒体が装着される第1の装着部を備
    え、ネガフイルムから得た画像情報を用いて求めた焼付
    条件データを前記第1の装着部に装着された記録媒体に
    記録するアナライザと、 前記記録媒体が装着される第2の装着部を備え、前記第
    2の装着部に装着された前記記録媒体に記録された焼付
    条件データに基づいて焼付処理を行う、仕様の異なる複
    数の引伸し機のうちの少なくとも1つの引伸し機と、 を含む写真焼付システムであって、 前記アナライザに、焼付処理を行わせる引伸し機を指定
    するための指定手段と、前記指定手段を介して指定され
    た引伸し機の仕様に応じて前記記録媒体へ記録する前記
    焼付条件データを補正する補正手段と、 を更に設けたことを特徴とする写真焼付システム。
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