JPH0660649B2 - 冷蔵庫等の把手取付装置 - Google Patents

冷蔵庫等の把手取付装置

Info

Publication number
JPH0660649B2
JPH0660649B2 JP63252392A JP25239288A JPH0660649B2 JP H0660649 B2 JPH0660649 B2 JP H0660649B2 JP 63252392 A JP63252392 A JP 63252392A JP 25239288 A JP25239288 A JP 25239288A JP H0660649 B2 JPH0660649 B2 JP H0660649B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
screw
nut
insertion hole
handle
opening
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP63252392A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH02102909A (ja
Inventor
照良 涌水
角治 久米
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
Priority to JP63252392A priority Critical patent/JPH0660649B2/ja
Publication of JPH02102909A publication Critical patent/JPH02102909A/ja
Publication of JPH0660649B2 publication Critical patent/JPH0660649B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Dowels (AREA)
  • Refrigerator Housings (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本発明は螺子を捩じ込む螺子穴を形成できない板材や部
材、螺子穴が破壊されて螺子を捩じ込めなくなった部分
に、螺子を捩じ込んで被取付体を螺子止めする冷蔵庫等
の把手取付装置に関する。
(ロ) 従来の技術 従来、冷蔵庫等の薄板にハンドル、棚板、冷却器等の被
取付体を螺子にて固定するについては、実公昭46−1
2775号公報に示される如く、螺子穴を形成した補強
板を薄板の内面に配設して、被取付体を螺子にて固定し
ていた。
だが、補強板を配設する手間を要すると共に、補強板の
ない部分には螺子止めできないものであった。
さらに、ハンドルにあっては、螺子穴と螺子との捩じ込
み部分に常に強い力が作用し、ハンドルに他の物体を衝
突させたり、急に強く引っ張ると、螺子が強制的に引き
抜かれ螺子穴が破壊されて再び同一場所にハンドルを取
り付けられず他の場所にも付けることができないもので
あった。
(ハ) 発明が解決しようとする課題 本発明は当所設計的に螺子止めを予定していなかった場
所又は螺子穴がが破壊された場所等への被取付体の螺子
止めを行なえる冷蔵庫等の把手取付装置を提供すること
をその技術的課題とするものである。
(ニ) 課題を解決するための手段 本発明は上記課題を解決するための手段として、断熱箱
体にて形成した前面開口の本体と、該本体の前面開口を
開閉する開閉扉と、該開閉扉に設けられた把手と、前記
開閉扉の壁体に形成した挿入孔と、該挿入孔への挿入を
規制する鍔部、挿入孔より壁体内に挿入されるナット
部、及び鍔部内縁部とナット部とを連結し、外側に折曲
して挿入孔縁部に係合する複数の連結杆部よりなるナッ
ト体と、該ナット体の連結部に係合し、前記把手に形成
された凹部に嵌合し、螺子の捩じ込みによるナット体の
回転を止める回り防止体とを備えて成る冷蔵庫等の把手
取付装置を提供するものである。
(ホ) 作用 ナット体は鍔部にて壁体の挿入孔に対し挿入を規制さ
れ、回り防止体にてナット体のナット部への螺子の捩じ
込みによる共回りが防止され、螺子のナット部への捩じ
込みで鍔部がわにナット部が引き付けられて、連結杆部
が外側に折曲して、鍔部と連結杆部とにて挿入孔周縁部
を挟持することで、螺子が確実に捩じ込まれて被取付体
が壁体に取り付けられる。
(ヘ) 実施例 第7図に示す冷蔵庫1の壁体としての開閉扉2の被取付
体としての把手3を取り付ける構造に基づき、本発明の
構成を具体化させて説明する。
冷蔵庫1は断熱箱体にて形成した前面開口の本体4と、
本体4の前面開口を開閉する壁体としての開閉扉2とを
有する。開閉扉2は一側部を本体4開口の一側部に枢支
している。
開閉扉2は、内板と、外板5と、内板と外板5間に発泡
充填される断熱材6とよりなるる。外板5の把手3を螺
子7にて固定する内面には、補強板8を装着している。
冷蔵庫1を製造する際には、補強板8には螺子穴が形成
され、螺子穴に対応する外板5には螺子挿通穴が形成さ
れ、螺子穴に螺子7を捩じ込むことで、把手3を外板5
に固定している。だが、把手3に急激な引っ張り力が作
用したり、衝撃が加えられることで、螺子穴が破壊され
ると、把手3を螺子7にて固定できなくなる。
そこで、本発明は、第1図と第3図と第4図と第5図に
示す如く、把手3が取り付けられていた部分である、外
板5の螺子挿通穴と補強板8の螺子穴部分に、穴開け機
にて、別体のナット体11を挿入するための挿入孔12
を形成する。
ナット体11は、挿入孔12に挿入されるナット部13
と、挿入孔12の外板5周縁部に被せる鍔部14と、鍔
部14の螺子7の挿通孔15内縁部とナット部13とを
連結する複数の連結杆部16とからなる。連結杆部16
は外側にくの字状に折曲している。螺子7はナット部1
3に捩じ込まれ、鍔部14の挿入孔15とは螺合せず、
鍔部14はナット体11の挿入孔12への挿入規制を行
う。
鍔部14と外板5との間には、先端が連結杆部16との
間に挿入される回り防止体17を介在する。回り防止体
17は第1図乃至第6図に示す如くU字状に形成しても
よいし、第8図示す如く、E字状に形成してもよく、外
にF字状等種々の形状で実施できる。
把手3には、螺子7の挿入孔18を形成した固定部19
を形成している固定部19の外板5に当接する面には、
ナット体11の鍔部14及び回り防止体17を収納する
凹部20を形成している。回り防止体17は第6図と第
8図に示す如く、凹部20内面にて移動を阻止される。
次に把手3の取り付け手順について説明する。
外板5と補強板8と断熱材6に挿入孔12を形成し、回
り防止体17をナット体1111の連結杆部16の鍔部
14がわに係合させて、挿入孔12に挿入し、把手3の
固定部19にて鍔部14を被い第3図に示す状態とす
る。
螺子7を固定部19の挿入孔18からナット体11の挿
通孔15に挿入して、ナット部13に捩じ込み、第4図
の状態とする。この時、ナット体11は回り防止体17
の連結杆部16への係合と、固定部19の凹部20への
嵌合にて、螺子7の捩じ込みにより共回りが防止され、
円滑に捩じ込むことができる。螺子7の捩じ込みの反作
用でナット体11は挿入孔12より引き出されようとす
るが固定部19に当接することで阻止される。螺子7は
頭部が固定部19に当接するまで捩じ込まれ、螺子7の
先端部は捩じ込み力にての断熱材6に差し込まれる。
螺子7を第4図の状態からさらに強く捩じ込むと、螺子
7自体はそれ以上捩じ込むことはできないがナット体1
1のナット部13が、螺子7の回転にて外板5に向い強
制的に移動され、ナット部13の移動に伴ない連結杆部
16は外側へのくの字状折曲を大きくして、第5図に示
す状態まで折曲げられる。連結杆部16は完全に折り曲
げられると、ナット部13はそれ以上移動できなくな
り、螺子7を回転させることで、ナット体11は、鍔部
14と、折り曲げられた連結杆部16及びナット部13
にて外板5と補強板8を挟持して、ナット体11が外板
5に固定されて、把手3を螺子7にて確実に取り付ける
ことができる。
なお、前述の説明は、破壊された把手取り付け部分に再
び把手3を取り付ける場合について行なったが、特に限
定されず、本発明を用いると製造当初把手3を取り付け
る仕様にて製造せずとも、その後、使用者の使用勝手に
合わせて、適宜場所に把手3を取り付けることができ
る。
(ト) 発明の効果 本発明は、壁体に挿入孔を形成するといった簡単な作業
のみで、被取付体である把手の螺子止め時に、ナット体
の回転を確実に防止することができるため、補修作業、
後加工作業が容易に行える。
【図面の簡単な説明】
図は本発明を示し、第1図は要部分解断面図、第2図は
要部分解斜視図、第3図と第4図は螺子止め過程の要部
断面図、第5図は要部断面図、第6図は回り防止体装着
部分の背面図、第7図は冷蔵庫の斜視図、第8図別構造
を示す回り防止体装着部分の背面図である。 2……開閉扉(壁体)、3……把手(被取付体)、7…
…螺子、11……ナット体、12……挿入孔、13……
ナット部、14……鍔部、16……連結杆部、17……
回り防止体。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】断熱箱体にて形成した前面開口の本体と、
    該本体の前面開口を開閉する開閉扉と、該開閉扉に設け
    られた把手と、前記開閉扉の壁体に形成した挿入孔と、
    該挿入孔への挿入を規制する鍔部、挿入孔より壁体内に
    挿入されるナット部、及び鍔部内縁部とナット部とを連
    結し、外側に折曲して挿入孔縁部に係合する複数の連結
    杆部よりなるナット体と、該ナット体の連結部に係合
    し、前記把手に形成された凹部に嵌合し、螺子の捩じ込
    みによるナット体の回転を止める回り防止体とを備えた
    ことを特徴とする冷蔵庫等の把手取付装置。
JP63252392A 1988-10-06 1988-10-06 冷蔵庫等の把手取付装置 Expired - Lifetime JPH0660649B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63252392A JPH0660649B2 (ja) 1988-10-06 1988-10-06 冷蔵庫等の把手取付装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63252392A JPH0660649B2 (ja) 1988-10-06 1988-10-06 冷蔵庫等の把手取付装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH02102909A JPH02102909A (ja) 1990-04-16
JPH0660649B2 true JPH0660649B2 (ja) 1994-08-10

Family

ID=17236688

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP63252392A Expired - Lifetime JPH0660649B2 (ja) 1988-10-06 1988-10-06 冷蔵庫等の把手取付装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0660649B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003013928A (ja) * 2001-06-29 2003-01-15 Wakai & Co Ltd ボード用アンカー
JP4596303B2 (ja) * 2001-09-28 2010-12-08 若井産業株式会社 ボード用アンカー
DE102005050143B3 (de) * 2005-10-19 2007-01-04 Airbus Deutschland Gmbh Insert für ein Sandwichbauteil mit einem Wabenkern

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5744104U (ja) * 1980-08-26 1982-03-11
US4410686A (en) * 1981-12-21 1983-10-18 The Dow Chemical Company Norbornyl modified polyesteramides and process for preparing same
JPS6048647A (ja) * 1983-08-29 1985-03-16 Sony Corp 情報変換方式

Also Published As

Publication number Publication date
JPH02102909A (ja) 1990-04-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5338139A (en) Shrouded captive screw
JP2007125233A (ja) フックの取付けユニット
JPH0660649B2 (ja) 冷蔵庫等の把手取付装置
JP2595393B2 (ja) グロメットの固定構造
JP3081074B2 (ja) 扉装置
JP4463829B2 (ja) ドア用ハンドルの取り付け構造体
JP3251731B2 (ja) 換気扇
JP2006233696A (ja) 引き戸用ロックセット
JP3148975B2 (ja) 固定金具
JPH079049Y2 (ja) 計器類の取付装置
JP3322552B2 (ja) 丁番装置
JPS6226869Y2 (ja)
JPH0431763Y2 (ja)
JP3311825B2 (ja) 換気扇
JPS5842651Y2 (ja) 取付けナツト
JP3193023B2 (ja) 扉等開閉器
JPH0642344B2 (ja) 押釦装置
JPS5929108Y2 (ja) 扉開閉装置
JP2003262051A (ja) 車両用ドアハンドル装置
JP2613563B2 (ja) ねじ込み摘み具
JP4201480B2 (ja) 壁材取付具、及びその壁材取付具を用いた壁材取付構造
JP3015283B2 (ja) ドア錠
JP2816072B2 (ja) 窓用換気扇
JP2535919Y2 (ja) 埋込式収納キャビネットの取付構造
US5901414A (en) Stud-pintle assembly for bail stop