JPH0660203A - マイクロプロセッサ - Google Patents

マイクロプロセッサ

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JPH0660203A
JPH0660203A JP4214134A JP21413492A JPH0660203A JP H0660203 A JPH0660203 A JP H0660203A JP 4214134 A JP4214134 A JP 4214134A JP 21413492 A JP21413492 A JP 21413492A JP H0660203 A JPH0660203 A JP H0660203A
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JP
Japan
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clock
internally generated
circuit
external terminal
reference clock
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JP4214134A
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English (en)
Inventor
Masahito Mihashi
雅人 三橋
Taizo Sato
泰造 佐藤
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】クロック生成回路を内蔵してなる複数のマイク
ロプロセッサを使用してシステムを構成する場合、内部
制御回路の動作開始を制御する動作開始制御回路を外部
回路として設ける必要がないようにすると共に、内部制
御回路の動作開始までの遅延時間を必要最小限に抑える
ことができるようにする。 【構成】電源投入後又はリセット後、内部生成クロック
が参照クロックに同期して安定したか否かを監視し、内
部生成クロックが参照クロックに同期して安定するまで
は、nMOSトランジスタ44をONとし、内部生成ク
ロックが参照クロックに同期して安定した場合には、n
MOSトランジスタ44をOFFとすると共に、外部端
子36がロウレベルからハイレベルとされる場合に、動
作開始制御回路48の内部制御回路43に対する動作開
始の抑止を解除する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、外部から供給される参
照クロックに同期させたクロックを生成するクロック生
成回路を内蔵して構成されるマイクロプロセッサに関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年、高速クロックに同期させた動作を
行うため、外部から供給される参照クロックに同期させ
たクロックを生成する内部クロック生成回路を内蔵し、
このクロック生成回路で生成したクロックに同期させた
動作を行うように構成されたマイクロプロセッサが増加
している。
【0003】ここに、クロック生成回路としては、PL
L(phase locked loop)回路等が使用されるが、かか
るクロック生成回路を内蔵して構成される従来のマイク
ロプロセッサにおいては、電源投入後あるいはリセット
後に、いつ、内部クロックが参照クロックに同期して安
定したかを知る方法がなかった。
【0004】このため、クロック生成回路を内蔵して構
成される従来のマイクロプロセッサを複数個使用してシ
ステムを構成する場合、これらマイクロプロセッサ内で
生成されるクロックが参照クロックに同期して十分に安
定すると想定される期間の経過後にマイクロプロセッサ
の内部制御回路(MPUユニット、CPUユニット)が
動作するようにシステムを構成する必要がある。
【0005】図16は、このようなシステムの一例の要
部を示すブロック図である。図中、1は参照クロックを
発生する参照クロック発生回路、2〜4はクロック生成
回路を内蔵した従来のマイクロプロセッサ、5はマイク
ロプロセッサ2〜4の内部制御回路の動作開始を制御す
る動作開始制御回路、6はマイクロプロセッサ2〜4に
より共用されるメモリ、7はバス線である。
【0006】かかるシステムにおいては、図17Aに示
すように、電源が投入され、これが安定すると、図17
Bに示すように、参照クロック発生回路1から参照クロ
ックが発生され、これがマイクロプロセッサ2〜4に供
給される。
【0007】この結果、マイクロプロセッサ2〜4で
は、それぞれ、図17C〜図17Eに示すように、内蔵
されたクロック生成回路によりクロックが生成される
が、これらマイクロプロセッサ2〜4において生成され
るクロックは、マイクロプロセッサ2〜4が異なる規格
の場合はもちろん、同一規格の場合であっても、時間的
なバラツキをもって安定するのが一般的である。
【0008】ここでは、例えば、まず、時刻T1で、マ
イクロプロセッサ3の内部生成クロックが参照クロック
に同期して安定し、次に、時刻T2で、マイクロプロセ
ッサ2の内部生成クロックが参照クロックに同期して安
定し、最後に、時刻T3で、マイクロプロセッサ4の内
部生成クロックが参照クロックに同期して安定する例が
示されている。
【0009】ここに、このシステムでは、時刻T3にお
いて、マイクロプロセッサ2〜4の内部生成クロックが
全て参照クロックに同期して安定する状態になるにも関
わらず、これを知る方法がない。
【0010】このため、十分なマージンを見込んだ上
で、マイクロプロセッサ2〜4の内部生成クロックが十
分に安定すると想定される期間が経過する前は、動作開
始制御回路5から動作抑止信号をマイクロプロセッサ2
〜4に対して供給し、マイクロプロセッサ2〜4の内部
制御回路の動作開始を抑止し、マイクロプロセッサ2〜
4の内部生成クロックが十分に安定すると想定される期
間が経過した時点T4で、動作抑止信号の供給を止め、
マイクロプロセッサ2〜4の内部制御回路に対する動作
開始の抑止を解除するという制御が行われていた。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】このように、クロック
生成回路を内蔵した従来のマイクロプロセッサを複数個
使用してシステムを構成する場合、これら複数のマイク
ロプロセッサのうち、内部生成クロックが安定するまで
の期間が最も長いものを検討し、動作抑止信号の有効期
間を決定しなければならず、この分、システムの設計が
繁雑になると共に、内部制御回路の動作開始までに、必
要最小限の遅延時間ΔDT1を越えた無駄な遅延期間Δ
DT2を設定しなければならないという問題点があっ
た。
【0012】本発明は、かかる点に鑑み、クロック生成
回路を内蔵してなる複数のマイクロプロセッサを使用し
てシステムを構成する場合、これを使用する場合には、
内部制御回路の動作開始を制御する動作開始制御回路を
外部回路として設ける必要がなく、その分、システムの
設計を容易化することができると共に、内部制御回路の
動作開始までの遅延時間を必要最小限に抑えることがで
き、その分、システムの立ち上がり時間を短くすること
ができるようにしたマイクロプロセッサを提供すること
を目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の原理説明
図であり、図中、8はマイクロプロセッサ本体、9〜1
1は外部端子、12は外部端子9を介して外部から供給
される参照クロックに同期させた内部生成クロックを生
成するクロック生成回路である。
【0014】また、13はスイッチ素子であり、このス
イッチ素子13は、その一端13Aを外部端子10に接
続され、他端13Bをロウレベル電源、例えば、接地線
に接続されている。
【0015】また、14はクロック生成回路12が内部
生成クロックの生成を開始又は再開した後、内部生成ク
ロックが参照クロックに同期して安定したか否かを監視
し、内部生成クロックが参照クロックに同期して安定す
るまでは、スイッチ素子13をON(導通)状態に維持
し、内部生成クロックが参照クロックに同期して安定し
た場合には、スイッチ素子13をOFF(非導通)状態
とする同期監視回路である。
【0016】また、15は内部生成クロックが供給され
る内部制御回路、16はクロック生成回路12が内部生
成クロックの生成を開始又は再開した場合において、外
部端子11がロウレベルとされる場合は、内部制御回路
15の動作開始を抑止し、外部端子11がハイレベルと
される場合には、内部制御回路15に対する動作開始の
抑止を解除する動作開始制御回路である。
【0017】
【作用】本発明のマイクロプロセッサを複数個、例え
ば、2個使用してシステムを構成する場合には、図2に
示すように接続する。図中、17、18は本発明のマイ
クロプロセッサ、19、20は外部端子9に対応する外
部端子、21、22は外部端子10に対応する外部端子
である。
【0018】また、23、24は外部端子11に対応す
る外部端子、25、26はスイッチ素子13に対応する
スイッチ素子、27、28は動作開始制御回路16に対
応する動作開始制御回路、29は電源電圧Vccを供給す
る電源線、30は抵抗、31はバス線である。
【0019】このように接続する場合、参照クロックの
供給を受けて、マイクロプロセッサ17、18のクロッ
ク生成回路(図示せず)が内部生成クロックの生成を開
始又は再開した場合、内部生成クロックがともに参照ク
ロックに同期して安定していない状態では、スイッチ素
子25、26はONとされる。
【0020】この結果、外部端子21〜24はロウレベ
ルとなり、動作開始制御回路27、28は、それぞれ、
マイクロプロセッサ17、18の内部制御回路の動作開
始を抑止することになる。
【0021】その後、マイクロプロセッサ17、18の
内部生成クロックのいずれか一方が参照クロックに同期
して安定し、他方が、未だ、参照クロックに同期して安
定していない状態になると、スイッチ素子25、26の
うち、いずれか一方はOFFとなるが、他方がONの状
態を維持することになる。
【0022】この結果、外部端子21〜24はロウレベ
ルを維持し、動作開始制御回路27、28は、それぞ
れ、マイクロプロセッサ17、18の内部制御回路の動
作開始の抑止を維持することになる。
【0023】そして、その後、マイクロプロセッサ1
7、18の内部生成クロックがともに参照クロックに同
期して安定した状態になると、スイッチ素子25、26
はOFFの状態となる。
【0024】この結果、外部端子21〜24はハイレベ
ルとなり、動作開始制御回路27、28は、それぞれ、
マイクロプロセッサ17、18の内部制御回路に対する
動作開始の抑止を解除することになる。
【0025】このように、クロック生成回路を内蔵して
なる複数のマイクロプロセッサを使用してシステムを構
成する場合において、本発明のマイクロプロセッサを使
用する場合には、内部生成クロックの生成が開始又は再
開された場合、全てのマイクロプロセッサの内部生成ク
ロックがともに参照クロックに同期して安定した状態と
なった時点で、全てのマイクロプロセッサの内部制御回
路の動作を同時に開始させることができる。
【0026】したがって、使用する複数のマイクロプロ
セッサの中で、内部生成クロックが参照クロックに同期
して安定するまでの期間が最も長いものを検討し、これ
に合わせた動作開始制御回路を外部回路として設ける必
要がなく、その分、システムの設計を容易化することが
できる。
【0027】また、全てのマイクロプロセッサの内部生
成クロックがともに参照クロックに同期して安定した状
態となった時点で、内部制御回路の動作を開始させるこ
とができるので、マージンを見込んだ余分な遅延時間を
設定する必要がなく、内部制御回路の動作開始までの遅
延時間を必要最小限に抑えることができ、その分、シス
テムの立ち上がり時間を短くすることができる。
【0028】なお、図3に示すように、動作開始制御回
路16については、その入力端16Aを外部端子11に
接続せず、外部端子10に接続するようにしても良く、
このようにする場合には、外部端子11は不要となり、
外部端子の数を減らすことができる。
【0029】
【実施例】以下、図4〜図15を参照して、本発明の第
1実施例及び第2実施例について説明する。
【0030】第1実施例・・図4〜図14 図4は本発明の第1実施例の要部を示すブロック図であ
り、図中、33はマイクロプロセッサ本体、34〜36
は外部端子、37は外部から供給される参照クロックを
入力し、参照クロックと内部で生成される内部生成クロ
ックとの位相差を検出する位相差検出回路である。
【0031】また、38は位相差検出回路37から出力
される位相差検出信号が入力されるシフトレジスタ、3
9はシフトレジスタ38に入力される位相差検出信号に
対応する周波数のクロックを出力するデジタル可変発振
回路である。
【0032】また、40はデジタル可変発振回路39か
ら出力されるクロックを分周する分周回路であり、本実
施例においては、これら位相差検出回路37、シフトレ
ジスタ38、デジタル可変発振回路39、分周回路40
で参照クロックと同期した内部生成クロックを生成する
PLL回路からなるクロック生成回路が構成されてい
る。
【0033】また、41は分周回路40から出力される
内部生成クロックを4相クロック化する4相クロック生
成回路、42は4相クロック生成回路41の出力側に設
けられているバッファ、43は4相クロック化された内
部生成クロックが供給される内部制御回路である。
【0034】また、44はスイッチ素子をなすnMOS
トランジスタ、45は位相差検出回路37を監視して、
電源投入あるいはリセットにより内部生成クロックの生
成が開始又は再開された場合、内部生成クロックが参照
クロックに同期して安定したか否かを判断し、内部生成
クロックが参照クロックに同期して安定するまではロウ
レベルの信号を出力し、内部生成クロックが参照クロッ
クに同期して安定した場合にはハイレベルからなる安定
表示信号を出力する安定表示信号出力回路である。
【0035】また、46は安定表示信号出力回路45か
ら供給される信号を反転した信号をnMOSトランジス
タ44に供給し、そのON、OFFを制御するスイッチ
制御回路である。
【0036】このスイッチ制御回路46は、例えば、D
フリップフロップを使用し、そのクロック入力端子にバ
ッファ42から出力されるクロックを入力し、このクロ
ックに同期して安定表示信号をデータ入力し、その反転
出力をnMOSトランジスタ44に与えるように構成さ
れる。
【0037】また、47は外部端子36に入力されるデ
ータを内部に取り込むための入力回路であり、この入力
回路47は外部端子36に入力されるデータをバッファ
42から出力されるクロックに同期してラッチするよう
に構成される。
【0038】また、48は電源投入あるいはリセットに
より内部生成クロックの生成が開始又は再開された場合
において、外部端子36がロウレベルとされる場合に
は、内部制御回路43の動作開始を抑止し、外部端子3
6がハイレベルとされる場合には、内部制御回路43に
対する動作開始の抑止を解除する動作開始制御回路であ
る。
【0039】ここに、位相差検出回路37は、具体的に
は、例えば、図5に示すように構成される。図中、49
は参照クロックが入力される参照クロック入力端子、5
0は内部生成クロックが入力される内部生成クロック入
力端子、51はリセット信号/RESETが入力される
リセット信号入力端子である。
【0040】また、52は参照クロックの立ち上がりを
検出する参照クロック立ち上がり検出回路、53は内部
生成クロックの立ち上がりを検出する内部生成クロック
立ち上がり検出回路である。
【0041】また、54はノード55に得られる参照ク
ロック立ち上がり検出信号とノード56に得られる内部
生成クロック立ち上がり検出信号との位相差を検出する
回路、57は位相差検出信号が出力される位相差検出信
号出力端子である。
【0042】また、シフトレジスタ38は、具体的に
は、例えば、図6及び図7に示すように構成される。図
中、58は位相差検出信号が入力される位相差検出信号
入力端子、59はクロックCLKが入力されるクロック
入力端子、60はリセット信号/RESETが入力され
るリセット信号入力端子である。
【0043】また、61n、61n-1、611、610は出
力信号Qn、Qn-1、Q1、Q0が出力される出力端子、6
2は繰り返し単位であり、出力端子61n-1と出力端子
611の間の各段は、符号62で示す回路部分が繰り返
されて構成されている。
【0044】また、デジタル可変発振回路39は、具体
的には、例えば、図8に示すように構成される。図中、
63n、63n-1、634、633、632、631、630
はシフトレジスタ38から出力される信号Qn、Qn-1
4、Q3、Q2、Q1、Q0が入力信号In、In-1、I4
3、I2、I1、I0として入力される入力端子、64は
クロックCLKが出力されるクロック出力端子である。
【0045】なお、図9及び図10はデジタル可変発振
回路39の動作を示す論理回路図であり、図9はIn
0、In-1=0、I4=0、I3=0、I2=0、I1
0、I0=1として発振周波数を最高にした状態を示し
ており、太い実線65で示す部分は活性化されている部
分である。
【0046】また、図10はIn=1、In-1=0、I4
=0、I3=0、I2=0、I1=0、I0=0として発振
周波数を最低にした場合を示しており、太い実線66で
示す部分は活性化されている部分である。
【0047】また、安定表示信号出力回路45は、具体
的には、例えば、図11に示すように構成される。図
中、67は位相差検出回路37の参照クロック立ち上が
り検出回路52のノード55に得られる参照クロック立
ち上がり検出信号を入力する参照クロック立ち上がり検
出信号入力端子である。
【0048】また、68は位相差検出回路37の内部生
成クロック立ち上がり検出回路53のノード56に得ら
れる内部生成クロック立ち上がり検出信号を入力する内
部生成クロック立ち上がり検出信号入力端子、69、7
0は積分回路、71、72はヒステリシス・インバータ
である。
【0049】ここに、図12は、安定表示信号出力回路
45の動作を説明するための波形図であり、図12Aは
位相差検出回路37の参照クロック入力端子49に入力
される参照クロックを示す波形図、図12Bは内部生成
クロック入力端子50に入力される内部生成クロックを
示す波形図である。
【0050】また、図12Cは参照クロック立ち上がり
検出回路52のノード55に得られる参照クロック立ち
上がり検出信号を示す波形図、図12Dは内部生成クロ
ック立ち上がり検出回路53のノード56に得られる内
部生成クロック立ち上がり検出信号を示す波形図であ
る。
【0051】また、図12Eは安定表示信号出力回路4
5のノード73に得られる信号を示す波形図、図12F
は安定表示信号出力回路45のノード74に得られる信
号を示す波形図である。
【0052】また、図12Gは積分回路69の出力信号
を示す波形図、図12Hは積分回路70の出力信号を示
す波形図、ヒステリシス・インバータ71の出力信号を
示す波形図、図12Jはヒステリシス・インバータ72
の出力信号を示す波形図、図12Kは安定表示信号出力
回路45から出力される安定表示信号を示す波形図であ
る。
【0053】ここに、本実施例のマイクロプロセッサを
複数個、例えば、3個使用してシステムを構成する場合
には、例えば、図13に示すように接続する。図中、7
5は参照クロックを発生する参照クロック発生回路であ
る。
【0054】また、76〜78は本実施例のマイクロプ
ロセッサ、79〜81は外部端子34(図4参照)に対
応する外部端子、82〜84は外部端子35(図4参
照)に対応する外部端子である。
【0055】また、85〜87は外部端子36(図4参
照)に対応する外部端子、88〜90はnMOSトラン
ジスタ44(図4参照)に対応するnMOSトランジス
タである。
【0056】また、91〜93は動作開始制御回路48
(図4参照)に対応する動作開始制御回路、94は電源
電圧Vccを供給する電源線、95は抵抗、96はマイク
ロプロセッサ76〜78によって共用されるメモリ、9
7はバス線である。
【0057】ここに、図14は図13に示すシステムの
動作を説明するための波形図であり、図14Aは電源電
圧Vccを示す波形図、図14Bは参照クロック発生回路
75から出力される参照クロックを示す波形図である。
【0058】また、図14Cはマイクロプロセッサ76
の内部生成クロックを示す波形図、図14Dはマイクロ
プロセッサ76の安定表示信号出力回路(図示せず)か
ら出力される安定表示信号を示す波形図である。
【0059】また、図14Eはマイクロプロセッサ77
の内部生成クロックを示す波形図、図14Fはマイクロ
プロセッサ77の安定表示信号出力回路(図示せず)か
ら出力される安定表示信号を示す波形図である。
【0060】また、図14Gはマイクロプロセッサ78
の内部生成クロックを示す波形図、図14Hはマイクロ
プロセッサ78の安定表示信号出力回路(図示せず)か
ら出力される安定表示信号を示す波形図、図14Iは外
部端子82〜87のレベルを示す波形図である。
【0061】かかるシステムにおいては、図14Aに示
すように、電源が投入され、電源電圧が安定すると、参
照クロック発生回路75においては、図14Bに示すよ
うに参照クロックが発生され、これがマイクロプロセッ
サ76〜78に供給される。
【0062】この結果、かかる参照クロックに対応し
て、マイクロプロセッサ76〜78においては、それぞ
れ、図14C、図14E、図14Gに示すように、内部
生成クロックが生成され始める。
【0063】ここに、マイクロプロセッサ76〜78の
内部生成クロックがともに参照クロックに同期して安定
していない状態では、nMOSトランジスタ88〜90
はON状態とされる。
【0064】この結果、図14Iに示すように、外部端
子82〜87はロウレベルとなり、動作開始制御回路9
1〜93は、それぞれ、マイクロプロセッサ76〜78
の内部制御回路の動作開始を抑止する。
【0065】そして、例えば、時刻T1で、マイクロプ
ロセッサ77の内部生成クロックが参照クロックに同期
して安定したとすると、図14Fに示すように、マイク
ロプロセッサ77内の安定表示信号出力回路(図示せ
ず)からはハイレベルからなる安定表示信号が出力され
る。
【0066】すると、これに対応して、マイクロプロセ
ッサ77内のスイッチ制御回路(図示せず)は、ハイレ
ベルからなる安定表示信号を反転してなるロウレベル信
号をnMOSトランジスタ89に供給し、nMOSトラ
ンジスタ89をONからOFFの状態にする。
【0067】この場合、マイクロプロセッサ76、78
のnMOSトランジスタ88、89は、依然、ONの状
態にあるので、図14Iに示すように、外部端子82〜
87はロウレベルを維持し、動作開始制御回路91〜9
3は、それぞれ、マイクロプロセッサ76〜78の内部
制御回路に対する動作開始の抑止を維持する。
【0068】その後、例えば、時刻T2で、マイクロプ
ロセッサ76の内部生成クロックが参照クロックに同期
して安定したとすると、図14Dに示すように、マイク
ロプロセッサ76内の安定表示信号出力回路(図示せ
ず)からはハイレベルからなる安定表示信号が出力され
る。
【0069】すると、これに対応して、マイクロプロセ
ッサ76内のスイッチ制御回路(図示せず)は、ハイレ
ベルからなる安定表示信号を反転してなるロウレベル信
号をnMOSトランジスタ88に供給し、nMOSトラ
ンジスタ88をONからOFFの状態にする。
【0070】この場合においても、マイクロプロセッサ
78のnMOSトランジスタ90は、依然、ONの状態
にあるので、図14Iに示すように、外部端子82〜8
7はロウレベルを維持し、動作開始制御回路91〜93
は、それぞれ、マイクロプロセッサ76〜78の内部制
御回路に対する動作開始の抑止を維持する。
【0071】その後、例えば、時刻T3でマイクロプロ
セッサ78の内部生成クロックが参照クロックに同期し
て安定したとすると、図14Hに示すように、マイクロ
プロセッサ78内の安定表示信号出力回路(図示せず)
からはハイレベルからなる安定表示信号が出力される。
【0072】すると、これに対応して、マイクロプロセ
ッサ78内のスイッチ制御回路(図示せず)は、ハイレ
ベルからなる安定表示信号を反転してなるロウレベル信
号をnMOSトランジスタ90に供給し、nMOSトラ
ンジスタ90をONからOFFの状態にする。
【0073】ここに、nMOSトランジスタ88〜90
は全てOFFの状態とされるので、外部端子82〜87
はハイレベルとなり、動作開始制御回路91〜93は、
それぞれ、マイクロプロセッサ76〜78の内部制御回
路の動作開始の抑止を解除する。
【0074】このように、クロック生成回路を内蔵して
なる複数のマイクロプロセッサを使用してシステムを構
成する場合において、この第1実施例のマイクロプロセ
ッサを使用する場合には、内部生成クロックの生成が開
始又は再開された場合、全てのマイクロプロセッサの内
部生成クロックがともに参照クロックに同期して安定し
た状態となった時点で、全てのマイクロプロセッサの内
部制御回路の動作を同時に開始させることができる。
【0075】したがって、使用する複数のマイクロプロ
セッサの中で、内部生成クロックが参照クロックに同期
して安定するまでの期間が最も長いものを検討し、これ
に合わせた動作開始制御回路を外部回路として設ける必
要がなく、その分、システムの設計を容易化することが
できる。
【0076】また、全てのマイクロプロセッサの内部生
成クロックがともに参照クロックに同期して安定した状
態となった時点で、全てのマイクロプロセッサの内部制
御回路の動作を開始させることができるので、マージン
を見込んだ余分な遅延時間を設定する必要がなく、内部
制御回路の動作開始までの遅延時間を必要最小限に抑え
ることができ、その分、システムの立ち上がり時間を短
くすることができる。
【0077】第2実施例・・図15 図15は本発明の第2実施例の要部を示すブロック図で
あり、この第2実施例は、入力回路47の入力端47A
を外部端子35に接続し、その他については、第1実施
例と同様に構成したものである。
【0078】この第2実施例によれば、クロック生成回
路を内蔵してなる複数のマイクロプロセッサを使用して
システムを構成する場合、外部端子35に対応する外部
端子間を配線で接続し、更に、この配線に抵抗を介して
ハイレベル電源を供給することにより、第1実施例を使
用する場合と同様の作用効果を得ることができると共
に、図4に示す外部端子36を不要とし、外部端子の数
を1個減らすことができる。
【0079】
【発明の効果】クロック生成回路を内蔵してなる複数の
マイクロプロセッサを使用してシステムを構成する場合
において、本発明のマイクロプロセッサを使用する場合
には、内部生成クロックの生成が開始又は再開された場
合、全てのマイクロプロセッサの内部生成クロックがと
もに参照クロックに同期して安定した状態となった時点
で、全てのマイクロプロセッサの内部制御回路の動作を
同時に開始させることができるので、使用する複数のマ
イクロプロセッサの中で、内部生成クロックが参照クロ
ックに同期して安定するまでの期間が最も長いものを検
討し、これに合わせた動作開始制御回路を外部回路とし
て設ける必要がなく、その分、システムの設計の容易化
を図ることができると共に、マージンを見込んだ余分な
遅延時間を設定する必要がなく、内部制御回路の動作開
始までの遅延時間を必要最小限に抑えることができ、そ
の分、システムの立ち上がり時間を短くすることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理説明図である。
【図2】本発明のマイクロプロセッサの使用例を示すブ
ロック図である。
【図3】本発明の原理説明図である。
【図4】本発明の第1実施例の要部を示すブロック図で
ある。
【図5】本発明の第1実施例を構成する位相差検出回路
を示す論理回路図である。
【図6】本発明の第1実施例を構成するシフトレジスタ
の一部分を示す論理回路図である。
【図7】本発明の第1実施例を構成するシフトレジスタ
の一部分を示す論理回路図である。
【図8】本発明の第1実施例を構成するデジタル可変発
振回路を示す論理回路図である。
【図9】本発明の第1実施例を構成するデジタル可変発
振回路が最高周波数を出力する場合を示す論理回路図で
ある。
【図10】本発明の第1実施例を構成するデジタル可変
発振回路が最低周波数を出力する場合を示す論理回路図
である。
【図11】本発明の第1実施例を構成する安定表示信号
出力回路を示す回路図である。
【図12】本発明の第1実施例を構成する安定表示信号
出力回路の動作を説明するための波形図である。
【図13】本発明の第1実施例の使用例を示すブロック
図である。
【図14】図13に示すシステムの動作を説明するため
の波形図である。
【図15】本発明の第2実施例の要部を示すブロック図
である。
【図16】クロック生成回路を内蔵した従来のマイクロ
プロセッサの使用例を示すブロック図である。
【図17】図16に示すシステムの動作を説明するため
の波形図である。
【符号の説明】
8 マイクロプロセッサ本体 9〜11 外部端子 12 クロック生成回路 13 スイッチ素子 14 同期監視回路 15 内部制御回路 16 動作開始制御回路

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1の外部端子(9)を介して外部から供
    給される参照クロックに同期させた内部生成クロックを
    生成するクロック生成回路(12)と、一端(13A)
    を第2の外部端子(10)に接続され、他端(13B)
    をロウレベル電源に接続されたスイッチ素子(13)
    と、前記クロック生成回路(12)が前記内部生成クロ
    ックの生成を開始又は再開した後、前記内部生成クロッ
    クが前記参照クロックに同期して安定したか否かを監視
    して、前記内部生成クロックが前記参照クロックに同期
    して安定するまでは、前記スイッチ素子(13)を導通
    状態とし、前記内部生成クロックが参照クロックに同期
    して安定した場合には、前記スイッチ素子(13)を非
    導通状態とする同期監視回路(14)と、第3の外部端
    子(11)に接続され、前記クロック生成回路(12)
    が前記内部生成クロックの生成を開始又は再開した後、
    前記第3の外部端子(11)がロウレベルとされる場合
    には、前記内部生成クロックが供給される内部制御回路
    (15)の動作開始を抑止し、前記第3の外部端子(1
    1)がハイレベルとされる場合には、前記内部制御回路
    (15)に対する動作開始の抑止を解除する動作開始制
    御回路(16)とを内蔵して構成されていることを特徴
    とするマイクロプロセッサ。
  2. 【請求項2】第1の外部端子(9)を介して外部から供
    給される参照クロックに同期させた内部生成クロックを
    生成するクロック生成回路(12)と、一端(13A)
    を第2の外部端子(10)に接続され、他端(13B)
    をロウレベル電源に接続されたスイッチ素子(13)
    と、前記クロック生成回路(12)が前記内部生成クロ
    ックの生成を開始又は再開した後、前記内部生成クロッ
    クが前記参照クロックに同期して安定したか否かを監視
    して、前記内部生成クロックが前記参照クロックに同期
    して安定するまでは、前記スイッチ素子(13)を導通
    状態とし、前記内部生成クロックが参照クロックに同期
    して安定した場合には、前記スイッチ素子(13)を非
    導通状態とする同期監視回路(14)と、前記第2の外
    部端子(10)に接続され、前記クロック生成回路(1
    2)が前記内部生成クロックの生成を開始又は再開した
    後、前記第2の外部端子(10)がロウレベルとされる
    場合には、前記内部生成クロックが供給される内部制御
    回路(15)の動作開始を抑止し、前記第2の外部端子
    (10)がハイレベルとされる場合には、前記内部制御
    回路(15)に対する動作開始の抑止を解除する動作開
    始制御回路(16)とを内蔵して構成されていることを
    特徴とするマイクロプロセッサ。
  3. 【請求項3】前記内部クロック生成回路(12)は、少
    なくとも、前記参照クロックと前記内部生成クロックと
    の位相差を検出する位相差検出回路と、該位相差検出回
    路から出力される位相差検出信号が入力されるシフトレ
    ジスタと、該シフトレジスタに入力される前記位相差検
    出信号に対応する周波数のクロックを出力するデジタル
    可変発振回路とを設けて構成されていることを特徴とす
    る請求項1又は2記載のマイクロプロセッサ。
  4. 【請求項4】前記スイッチ素子(13)は、nMOSト
    ランジスタからなり、そのドレインを前記第2の外部端
    子(10)に接続され、そのソースを接地され、そのゲ
    ート電圧を前記同期監視回路(14)により制御される
    ように構成されていることを特徴とする請求項1、2又
    は3記載のマイクロプロセッサ。
JP4214134A 1992-08-11 1992-08-11 マイクロプロセッサ Withdrawn JPH0660203A (ja)

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Effective date: 19991102