JPH0659903U - 無人走行システムにおける点検装置 - Google Patents

無人走行システムにおける点検装置

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JPH0659903U
JPH0659903U JP488893U JP488893U JPH0659903U JP H0659903 U JPH0659903 U JP H0659903U JP 488893 U JP488893 U JP 488893U JP 488893 U JP488893 U JP 488893U JP H0659903 U JPH0659903 U JP H0659903U
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清弘 岡島
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日本輸送機株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 磁気誘導方式の無人走行システムにおいて、
磁気テープの敷設状態を無人走行車を持ち込まなくとも
予め点検できるようにする事。 【構成】 無人走行車に、走行路面に敷設された磁気テ
ープ11を検知して所定の走行を行なわせるように構成
した無人走行システムに用いられる点検装置1であっ
て、前記走行路面に敷設された磁気テープ11の磁界を
検知しうる磁気検知手段8と、予め定められた無人走行
車が制御可能な磁界を記憶し得る記憶部と、前記磁気検
知手段8及び記憶部との磁気データを比較し得る比較手
段と、この比較手段の結果に基づき所定の表示を行う表
示手段12とを手押し車13に搭載してなる構成とし
た。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、磁気テープを用いて無人走行車を所定の走行経路に誘導する無人走 行システムにおいて、磁気テープの敷設状態を予め点検できるように改良し、シ ステムの施工期間の短縮を図りうる点検装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、走行車を無人で所定の走行経路に誘導する無人走行システムが提案され ている。このシステムには、走行経路として床面に誘導線を埋設した、いわゆる 電磁誘導方式のものが広く知られているが、かかる方式のものは、床面のカッテ ィング工事が煩わしく、又走行経路の変更が困難等の欠点がある。
【0003】 かかる欠点を解消すべく、走行経路として床面に磁気テープを貼り付け、走行 車に設けられた磁気センサで磁界を検知し走行車を誘導するように構成したいわ ゆる磁気誘導方式のものも提案されている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
上述のごとく、電磁誘導方式に比べれば、磁気誘導方式のシステムは比較的施 工期間を短縮しうるが、磁気テープを貼り付けた後、システムが正常に動作する かの点検を行わねばならないことは言うまでもない。
【0005】 より具体的には、走行経路内における地磁気の影響や、或いは他の機械設備に よる外乱等によって磁界が不足していないかどうかを実際に無人走行車をシステ ム内に持ち込み、走行させて確認しなければならない。即ち、磁気テープを貼り 付けた走行経路に、無人走行車がステアリング制御を行い得ないような僅かな磁 界しか発生し得ない箇所があると、無人走行車の走行が停止したり、或いは誤動 作してしまう虞があるからである。
【0006】 他方、実際に無人走行車をシステム内に持ち込まない方法として、作業者がガ ウスメータ等を用いて磁気テープひとつひとつを点検していく方法もあるが、甚 だ煩わしく、点検に多大の時間を要し、施工期間を短縮することはできない。
【0007】 本考案は、かかる実状に鑑み案出されたもので、その目的は磁気誘導方式の無 人走行システムにおいて、磁気テープの敷設状態を無人走行車を持ち込まなくと も予めシステムを点検できるようにして、システムの施工期間の短縮を図りうる 点検装置を提供する事にある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本考案は、無人走行車に、走行路面に敷設された磁気テープを検知して所定の 走行を行なわせるように構成した無人走行システムに用いられる点検装置であっ て、前記走行路面に敷設された磁気テープの磁気データを検知しうる磁気検知手 段と、予め定められた無人走行車が制御可能な磁気データを記憶し得る記憶部と 、前記磁気検知手段及び記憶部との磁気データを比較し得る比較手段と、この比 較手段の結果に基づき所定の表示を行う表示手段とを手押し車に搭載してなる構 成とし、上記の問題点を解消したものである。
【0009】
【実施例】
本考案の一実施例について、以下図面に基づき説明する。本考案の点検装置1 は、手押し車13と、該手押し車13に搭載された制御ユニット6と、本例では 前記制御ユニット6上に設けられた表示手段12と、磁気検知手段8とから構成 される。
【0010】 手押し車13は、周知の構成を示し、フレーム2の下面にキャスタ4と固定輪 5とを具え、又フレーム2の端部には作業者の操作する手押し部3が固着されて いる構成を例示する。
【0011】 磁気検知手段8は、床面に貼り付けされた磁気テープ11の磁気データ(以下 、単に「磁界」という)を検知し得るもので、前記フレーム2にブラケット9を 介して取着される。尚、ブラケット9には長穴9Aが形成されており、ボルト1 0にて前記フレーム2に固着される。かかる構成により、磁気検知手段8は、床 面からの高さを調整できる。
【0012】 制御ユニット6には、供給電源であるバッテリBAと、制御装置7が収納され る。表示手段12には、例えばCRT、液晶表示器、LED、ランプ等が挙げら れる。尚、作業者が、手押し部3を操作している状態において容易に識別し得る 位置に取り付けることが望ましく、本例では、制御ユニット6の上部に固着して いるが、かかる取付位置に限定されるものではない。
【0013】 次に、制御装置7について、図2に示したブロック図に基づき説明すると、制 御装置7は比較部7Aと、記憶部7Bとから構成される。尚、記憶部7Bには、 実際に使用する無人走行車が、ステアリング制御を行える磁界の最小値等が記憶 されている。
【0014】 又、比較部7Aは、前述の磁気検知手段8からの磁界と、記憶部にメモリされ ている磁界とを比較して、磁気検知手段8からの磁界の方が小さい場合に、表示 手段に信号を出力し、表示手段がこれに基づきメッセージ又は点灯(或いは消灯 )等の表示を行う。従って、走行経路中に何らかの障害により、無人走行車を制 御するのに十分な磁界が得られない地点では表示手段が警告を発することとなる 。
【0015】 次に、本考案の作用について説明する。磁気誘導方式のシステムの施工が一応 完了しても、すぐには実際に無人走行車を持ち込まず、先ず点検装置1を磁気テ ープが敷設された走行コースに沿って作業者が押して歩き、表示手段12により 走行経路中の磁界の状態点検する。
【0016】 即ち、走行経路中に無人走行車(不図示)が、ステアリング制御を行える磁界 の最小値よりも小さい磁界しか発生しない箇所が存在すると、表示手段にメッセ ージ、ランプ等が表示若しくは点灯し、当該箇所の再工事の必要性を作業者に認 識させ得る。
【0017】 又、全ての走行経路を点検装置1で点検した結果、異常がなければ、実際に無 人走行車を持ち込んだ場合でも、殆ど再工事の必要はなく、即システムを立ち上 げることが可能となる。
【0018】 尚、本例では、磁気検知手段8を床面に対して上下に調整可能に設けられてい るため、実際に走行させる無人走行車に種々のタイプが存在する場合や、一のシ ステム以外にも、実機と略同一の条件で点検できることから、点検装置の汎用性 を高めうる。
【0019】
【考案の効果】
本考案は、上記の構成を採用した結果、実際に無人走行車をシステム内に走行 させなくとも、システム内における磁界の不具合箇所を事前に検知できるから、 無人走行車の持ち込みテスト後の再工事を皆無とし、システム構築のための施工 期間の大幅な短縮が図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の側面図である。
【図2】本考案のブロック図である。
【符号の説明】
1 点検装置 3 手押し部 4 キャスタ 5 固定輪 6 制御ユニット 7 制御装置 8 磁気検知手段 11 磁気テープ 12 表示手段 13 手押し車

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 無人走行車に、走行路面に敷設された磁
    気テープを検知して所定の走行を行なわせるように構成
    した無人走行システムに用いられる点検装置であって、
    前記走行路面に敷設された磁気テープの磁気データを検
    知しうる磁気検知手段と、予め定められた無人走行車が
    制御可能な磁気データを記憶し得る記憶部と、前記磁気
    検知手段及び記憶部との磁気データを比較し得る比較手
    段と、この比較手段の結果に基づき所定の表示を行う表
    示手段とを手押し車に搭載してなる無人走行システムに
    おける点検装置。
JP488893U 1993-01-22 1993-01-22 無人走行システムにおける点検装置 Expired - Lifetime JP2585668Y2 (ja)

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JP2585668Y2 JP2585668Y2 (ja) 1998-11-25

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015069409A (ja) * 2013-09-30 2015-04-13 旭コンクリート工業株式会社 搬送据付装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2015069409A (ja) * 2013-09-30 2015-04-13 旭コンクリート工業株式会社 搬送据付装置

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