JPH0755606Y2 - 車体位置検出装置 - Google Patents

車体位置検出装置

Info

Publication number
JPH0755606Y2
JPH0755606Y2 JP1989054717U JP5471789U JPH0755606Y2 JP H0755606 Y2 JPH0755606 Y2 JP H0755606Y2 JP 1989054717 U JP1989054717 U JP 1989054717U JP 5471789 U JP5471789 U JP 5471789U JP H0755606 Y2 JPH0755606 Y2 JP H0755606Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
vehicle body
point
trolley wire
voltage
trolley
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1989054717U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH02145410U (ja
Inventor
満 佐伯
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Steel Corp
Original Assignee
Sumitomo Metal Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Metal Industries Ltd filed Critical Sumitomo Metal Industries Ltd
Priority to JP1989054717U priority Critical patent/JPH0755606Y2/ja
Publication of JPH02145410U publication Critical patent/JPH02145410U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0755606Y2 publication Critical patent/JPH0755606Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Train Traffic Observation, Control, And Security (AREA)
  • Control Of Position, Course, Altitude, Or Attitude Of Moving Bodies (AREA)
  • Control And Safety Of Cranes (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、走行クレーンの停止位置検出等のために使用
される車体位置検出装置に関する。
〔従来の技術〕
例えば、走行クレーンでは地上に敷設されたレールの上
を台車が走行し、台車には巻上機が搭載されている。台
車の位置は手動または自動で操作されるが、いずれの操
作の場合も機械類等の重量物の吊り上げ作業を確実に行
うために、正確な絶対位置に台車を停止させる必要があ
り、そのために台車走行中にその位置、特に台車の特定
点到着を確実に検出することが要求される。
このような台車位置検出装置としては、セルシン装置、
無線誘導非接触検出子、リミットスイッチの3種類が多
用されている。
(1)セルシン装置 レール上を走行する台車の車輪に直結したセルシンモー
ターが車輪の回転を測定し、前記セルシンモーターの回
転に従動する別のセルシンモーターの回転から台車位置
を検出する。
(2)無線誘導非接触検出子 無線誘導の発信器を停止位置に置き、その発信を台車に
取付けた非接触検出子が受信の台車の停止位置を検出す
る。
(3)リミットスイッチ 停止位置に取付けたリミットスイッチを台車の接触子が
開閉することによって停止位置が検出される。
〔考案が解決しようとする課題〕
これらの従来装置のうち、セルシン装置による位置検出
では、セルシンモーターに直結する車輪の回転角度が、
車輪とレールとの間にすべりがあるために必ずしも正確
に停止位置を示すとは限らない。
無線誘導非接触検出子では、設備費用が高価であり、ま
た測定された電流にノイズが混入するおそれがある。
リミットスイッチでは、停止位置を正確化するために、
リミットスイッチを多数設置しなくてはならず、費用が
嵩む。
本考案は、こうした問題を解決するものであり、車輪の
スリップやノイズに影響されることなく、車体を絶対位
置に正確に停止させることができる動作が確実で、しか
も低コストな車体位置検出装置を提供することを目的と
する。
〔課題を解決するための手段〕
本考案第1の車体位置検出装置は、車体の走行路に沿っ
て設けられ、途中に1以上の絶縁点を持つ1本のトロリ
ー線と、該トロリー線の絶縁点両側の電圧を検出すべ
く、前記走行路の側に設けられた検出器と、前記車体に
搭載されると共に、前記トロリー線の長手方向に前記絶
縁点の長さより僅かに大きい間隔をあけて並び、それぞ
れが前記トロリー線に接触する集電子対と、該集電子対
間に電圧を加えるべく前記車体の側に設けられた電源と
を備えている。
第2の車体位置検出装置は、車体の走行路に沿って設け
られ、途中に1以上の絶縁点を持つ1本のトロリー線
と、該トロリー線の絶縁点両側に電圧を加えるべく、前
記走行路の側に配設された電源と、前記車体に搭載され
ると共に、前記トロリー線の長手方向に前記絶縁点の長
さより僅かに大きい間隔をあけて並び、それぞれが前記
トロリー線に接触する集電子対と、該集電子対間の電圧
を検出すべく、前記車体の側に設けられた検出器とを備
えている。
〔作用〕
第1装置において、車体がトロリー線の絶縁点に近傍移
動し、車体に備わる集電子対が絶縁点両側に跨がると、
車体に設けた電源により集電子を介して絶縁点両側のト
ロリー線に電圧が付加され、この電圧が走行路への側の
検出器で検出されることにより、車体が絶縁点位置に到
着したことが検出される。
第2装置においては、車体に設けた集電子対が絶縁点両
側に跨がることにより、トロリー線の絶縁点両側にかか
る電圧が車体に設けられた集電子を介して車体上の検出
器にて検出され、これにより車体が絶縁点位置に到着し
たことが検出される。
〔実施例〕
以下に本考案をその実施例について説明する。
第1図は本考案の第1装置の実施例を示す斜視図であ
る。
地上には、モーター(図示せず)で自走する台車1のレ
ール2が敷設されると共に、レール2に並行して複数本
のレール状のトロリー線3,3′が敷設されている。トロ
リー線3,3′の間にはA点で表わされる空所間隙(絶縁
点)が形成されると共に、電圧検出器6が接続されてい
る。検出器6としては例えばメーターリレーが適当であ
る。メーターリレーはリレーに固有に設定された電圧以
上になると接点がON動作するリレーである。一方、台車
1にはトロリー線3,3′に摺接する2個のパンタグラフ
型集電子5,5′が設けられている。集電子5,5′の間隔は
絶縁点(A点)の間隔より僅かに大きく設定されてい
る。台車1には更に、集電子5,5′に接続された電源4
が搭載されている。
上記第1装置の動作は次の通りである。
台車1が絶縁点(A点)の遠方を走行している時は、絶
縁点(A点)を挟んだトロリー線3,3′間の電圧は0で
ある。従って、検出器6がメータリレーの場合、その接
点はOFFである。台車1が絶縁点(A点)に近づき、そ
の集電子5,5′が絶縁点(A点)を跨ぐと、絶縁点両側
のトロリー線3,3′間に電源4が接触されて電圧が加わ
り、メータリレーからなる検出器6は接点がON状態にな
る。接点に警報ブザー、表示ランプ等を接触しておけ
ば、台車1がA点に到達したことが検出される。検出結
果に従って、台車駆動モーターのスイッチを切れば台車
1は正確な位置に停止する。人手によらず自動制御で台
車1を停止させることもできる。
なお、台車1が右行のときと左行のときとでは、絶縁点
(A点)の位置表示が異なるが、台車1の移動方向を判
断して所定の補正を加えるようにすれば、この位置表示
のずれは解消できる。
第2図は本考案の第2装置の実施例を示す斜視図であ
る。
地上にはモーター(図示せず)で自走する台車1のレー
ルが敷設されると共に、レール2に並行して複数本のト
ロリー線3,3′,3″…が敷設されている。トロリー線3,
3′,3″…の間にはA′点、A″点、A点…で表わさ
れる複数の空所間隙からなる絶縁点が形成されている。
各絶縁点の間隙は全て同じである。トロリー線3,3′,
3″…はその1つ置きが電気的にアースされると共に、
アースされたトロリー線3,3″の間に位置するトロリー
線3′,3に対して電源7,7′により例えば200V,120Vの
異なる直流電圧が印加されている。一方、台車1にはト
ロリー線3,3′,3″…に摺接する2個のパンタグラフ型
集電子5,5′が設けられると共に、集電子5,5′間の電圧
を検出するメーターリレーからなる検出器6が搭載され
ている。集電子5,5′の間隔は絶縁点の間隔より僅かに
大きく設定されている。
上記第2装置の動作は次の通りである。
台車1がA′点の左方を進行しているときは、検出器6
には電圧は検出されない。台車1がA′点に至ると、台
車1上の2個の集電子5,5′がトロリー線3,3′間に跨が
り、台車1上に検出器6に+200Vの電圧が検出される。
台車1がさらに右側に移動しA″点に至ると−200Vが検
出され、さらに右側に移動しA点に至ると120Vがそれ
ぞれ検出器6にて検出される。検出器6の検出データを
例えば台車1上の表示盤等に表示させれば、台車1の運
行にともなう位置変化が逐次検知され、台車1を所定の
正確な位置に停止せしめることができる。
第2装置においても、前記第1装置と同様にして、台車
1の移動方向が異なる場合の位置表示のずれを解消する
ことができる。
〔考案の効果〕
本考案の車体位置検出装置は、車体の特定点到着を正確
に検出でき、必要な絶対位置に車体を正確に停止させ得
ることができる。しかも、そのセンサーとしてメータリ
レー等の簡単な電圧検出器が使用できる上に、トロリー
線が1本であるので、装置コストが安く、耐久性および
動作安定性に優れ、メンテナンスも容易である。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図は本考案の実施例を示す斜視図である。 1:台車、2:レール、3:トロリー線、4,7:電源、5:集電
子、6:検出器。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】車体の走行路に沿って設けられ、途中に1
    以上の絶縁点を持つ1本のトロリー線と、該トロリー線
    の絶縁点両側の電圧を検出すべく、前記走行路の側に設
    けられた検出器と、前記車体の側に搭載されると共に、
    前記トロリー線の長手方向に前記絶縁点の長さより僅か
    に大きい間隔をあけて並び、それぞれが前記トロリー線
    に接触する集電子対と、該集電子対間に電圧を加えるべ
    く前記車体の側に設けられた電源とを備えたことを特徴
    とする車体位置検出装置。
  2. 【請求項2】車体の走行路に沿って設けられ、途中に1
    以上の絶縁点を持つ1本のトロリー線と、該トロリー線
    の絶縁点両側に電圧を加えるべく、前記走行路の側に配
    設された電源と、前記車体の側に搭載されると共に、前
    記トロリー線の長手方向に前記絶縁点の長さより僅かに
    大きい間隔をあけて並び、それぞれが前記トロリー線に
    接触する集電子対と、該集電子対間の電圧を検出すべ
    く、前記車体の側に設けられた検出器とを備えたことを
    特徴とする車体位置検出装置。
JP1989054717U 1989-05-12 1989-05-12 車体位置検出装置 Expired - Lifetime JPH0755606Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1989054717U JPH0755606Y2 (ja) 1989-05-12 1989-05-12 車体位置検出装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1989054717U JPH0755606Y2 (ja) 1989-05-12 1989-05-12 車体位置検出装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH02145410U JPH02145410U (ja) 1990-12-10
JPH0755606Y2 true JPH0755606Y2 (ja) 1995-12-20

Family

ID=31577029

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1989054717U Expired - Lifetime JPH0755606Y2 (ja) 1989-05-12 1989-05-12 車体位置検出装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0755606Y2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5205043B2 (ja) * 2007-12-14 2013-06-05 株式会社タダノ 旋回式作業機のブーム旋回位置検出装置
KR101006192B1 (ko) * 2010-09-09 2011-01-07 주식회사 장원엔지니어링 안전사고를 최소화하기 위한 트롤리바

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58221411A (ja) * 1982-06-17 1983-12-23 Toshiba Corp 無人走行車の走行監視装置
JPS612621A (ja) * 1984-06-13 1986-01-08 Hitachi Ltd 自動搬送システムの制御装置
JPS6188312A (ja) * 1985-10-09 1986-05-06 Hitachi Ltd 車両の定位置停止装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH02145410U (ja) 1990-12-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20090127048A1 (en) Rubber-tire gantry crane with shore power
JPH04230434A (ja) 架空線の電車線検査機械
CN109987116B (zh) 一种高温超导磁悬浮轨检车
JPH0755606Y2 (ja) 車体位置検出装置
KR100682511B1 (ko) 자기장을 이용한 궤도차량의 자율 주행시스템 및 그주행방법
EP2170756A1 (en) Rubber-tire gantry crane with shore power
US4706570A (en) Crane with anti-skewing device
CN208689442U (zh) 一种定轨循迹车系统
CA2640993A1 (en) Rubber tire gantry crane with shore power
JPH0716536Y2 (ja) 作業台車
JPH0421125Y2 (ja)
JPH036521B2 (ja)
JPS61244660A (ja) 移動車の走行制御設備
JPS62234780A (ja) 移動体の位置検出装置
JPH056688B2 (ja)
JPS59202515A (ja) 無人台車の誘導方法
JP2553048Y2 (ja) レール走行台車の停止制御装置
JPH0749522Y2 (ja) 無人車の誘導信号検出器
JPS62185504A (ja) 搬送装置用移動体の走行制御装置
JPH0820899B2 (ja) 無人車走行制御装置
JPH031684B2 (ja)
JPH06323866A (ja) 自動走行車の位置検出方法
JP2812458B2 (ja) ケーブルクレーンの走行位置検出装置
JP2542765Y2 (ja) 電車線位置自動測定装置
JPH077306Y2 (ja) コークス炉用移動機械の定位置微調整装置