JPH06323866A - 自動走行車の位置検出方法 - Google Patents

自動走行車の位置検出方法

Info

Publication number
JPH06323866A
JPH06323866A JP5114621A JP11462193A JPH06323866A JP H06323866 A JPH06323866 A JP H06323866A JP 5114621 A JP5114621 A JP 5114621A JP 11462193 A JP11462193 A JP 11462193A JP H06323866 A JPH06323866 A JP H06323866A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
detected
vehicle
moving direction
detection
moving
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP5114621A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2903451B2 (ja
Inventor
Tarou Shinasue
太郎 品末
Yasuhiro Murayama
靖洋 村山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kubota Corp filed Critical Kubota Corp
Priority to JP5114621A priority Critical patent/JP2903451B2/ja
Publication of JPH06323866A publication Critical patent/JPH06323866A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2903451B2 publication Critical patent/JP2903451B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【目的】 自動走行車3の現状位置と移動速度および移
動方向などを正確に検出する。 【構成】 金属材料製の被検出部2Aと、非金属材料製
の被検出部2Bを交互に隣接配置したガイドレール2を
案内に自動走行車3が走行した場合、入力の位相を90
゜ずらして自動走行車3に取付けられた金属検出センサ
4、5によって被検出部2Aを順次検出し、その検出信
号を演算手段6に入力して、センサ4、5による被検出
部2Aの検出回数と被検出部2Aの移動方向長さとの積
を演算することによって、自動走行車の現状位置、つま
り自動走行車の移動距離を検出し、単位時間当たりにお
けるセンサ4、5による被検出部2Aの検出回数を演算
することによって自動走行車3の速度を検出し、センサ
4、5による被検出部2Aの検出信号入力順序によって
自動走行車3の移動方向を検出するようにしてある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動走行車の位置検出
方法に係り、詳しくは、例えば噴水装置を備えさせる自
動走行車の位置、移動速度および移動方向を正確に検出
する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、自動走行車の位置および速度
を検出する方法として、たとえば、スリット方式角度セ
ンサなどを用いて、自動走行車の車軸の回転数を検出
し、検出された回転数に基づいて自動走行車の移動距
離、つまり自動走行車の現状位置と移動速度を検出する
方法が知られている。
【0003】しかし、この種、従来の検出方法では、自
動走行車の車輪と路面との間にスリップを生じて車輪お
よび車軸が空転しても、空転量が移動距離として加算さ
れるとともに、空転時の回転数により速度が検出される
ことになる。したがって、自動走行車の現状位置と移動
速度を正確に検出することが困難な欠点を有し、特に、
移動方向を検出することはできない問題点がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】解決しようとする問題
点は、従来の検出方法では、自動走行車の現状位置と移
動速度を正確に検出することが困難であり、かつ移動方
向を検出することができない点である。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、検出特性が互
いに異なる被検出部を交互に隣接配置したガイドレール
を設け、このガイドレールに沿って自動走行車を走行さ
せるとともに、自動走行車の走行時に該自動走行車に所
定の間隔を有して設けた少なくとも2つの検出手段によ
り前記被検出部の少なくとも一種を順次検出し、その検
出信号を演算手段に入力して、現状位置、速度および移
動方向を演算することを特徴とし、自動走行車の現状位
置と移動速度および移動方向などを正確に検出する目的
を達成した。
【0006】
【作用】本発明によれば、ガイドレールを案内に自動走
行車が走行した場合、走行方向に応じて、まず一方の検
出手段もしくは他方の検出手段が該検出手段によって検
出可能な被検出部を検出し、続いて他方の検出手段もし
くは一方の検出手段が該検出手段によって検出可能な被
検出部を検出する作用が反復され、その検出信号が演算
手段に入力される。演算手段では、少なくとも2つの検
出手段から入力された検出信号と、予め入力されている
被検出部の移動方向長さとに基づいて、自動走行車の現
状位置および移動速度を演算する。すなわち、一方の検
出手段と他方の検出手段による被検出部の検出回数と被
検出部の移動方向長さとの積を演算することによって、
自動走行車の現状位置、つまり自動走行車の移動距離を
知ることができ、単位時間当たりにおける一方の検出手
段と他方の検出手段による被検出部の検出回数を演算す
ることによって、自動走行車の速度を知ることができ
る。また、一方の検出手段と他方の検出手段による被検
出部の検出信号入力順序によって自動走行車の移動方向
を知ることができる。
【0007】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1は本発明の実施に適用される装置の一例を示
す概略構成図である。この図において、路面1にガイド
レール2が設置され、このガイドレール2に沿って自動
走行車3が走行する。ガイドレール2は、移動方向の寸
法L1を有する金属材料によってなる被検出部2Aと、
たとえば前記寸法L1に等しい移動方向の寸法L2を有
する非金属材料によってなる被検出部2Bを交互に隣接
配置することによって構成されている。
【0008】一方、自動走行車3の車体下面に金属検出
センサ4、5が下向きに取付けられている。これら金属
検出センサ4、5の取付け位置は、入力の位相が90゜
ずれる位置に設定されている。また、金属検出センサ
4、5によって検出された検出信号はアップダウンカウ
ンタ回路のような演算手段6に入力されるように構成さ
れている。なお、演算手段6には、被検出部2Aの移動
方向の寸法L1および被検出部2Bの移動方向の寸法L
2が、予め入力されている。
【0009】前記構成において、自動走行車3が図示の
位置からガイドレール2に沿って矢印X1方向に走行す
ると、まず金属検出センサ4よって金属材料によってな
る被検出部2Aを検出し、続いて金属検出センサ5よっ
て金属材料によってなる被検出部2Aを検出する作用が
反復され、その検出信号が演算手段6に入力される。演
算手段6では、2つの金属検出センサ4、5から入力さ
れた検出信号と、予め入力されている被検出部2Aの移
動方向の寸法L1および被検出部2Bの移動方向の寸法
L2とに基づいて、自動走行車3の現状位置および移動
速度を演算する。すなわち、一方の金属検出センサ4と
他方の金属検出センサ5による被検出部2Aの検出回数
と、被検出部2A、2Bの移動方向長さL1,L2との
積を演算することによって、自動走行車3の現状位置、
つまり自動走行車3の移動距離を知ることができ、単位
時間当たりにおける一方の金属検出センサ4と他方の金
属検出センサ5による被検出部2Aの検出回数を演算す
ることによって、自動走行車3の速度を知ることがで
る。また、一方の金属検出センサ4と他方の金属検出セ
ンサ5による被検出部2Aの検出信号入力順序によって
自動走行車3の移動方向を知ることができる。すなわ
ち、自動走行車3が矢印X1方向に走行している状態
は、金属検出センサ5よりも金属検出センサ4からの検
出信号が先に演算手段6に入力されることによって確認
でき、自動走行車3が矢印X2方向に走行している状態
は、金属検出センサ4よりも金属検出センサ5からの検
出信号が先に演算手段6に入力されることによって確認
することができる。
【0010】このように、入力の位相を90゜ずらした
位置に金属検出センサ4、5が取付けられている自動走
行車3を、移動方向の寸法L1を有する金属材料によっ
てなる被検出部2Aと、たとえば前記寸法L1に等しい
移動方向の寸法L2を有する非金属材料によってなる被
検出部2Bを交互に隣接配置することによって構成した
ガイドレール2に沿って走行させ、金属検出センサ4、
5によって検出した検出信号を演算手段6に入力するこ
とで、自動走行車3の移動距離と速度を検出できるの
で、従来の検出方法のように自動走行車3の車輪と路面
1との間にスリップを生じて車輪および車軸が空転して
も、空転量が移動距離として加算されたり、空転時の回
転数により速度が検出されるようなことはない。したが
って、自動走行車3の現状位置と移動速度を正確に検出
することができるとともに、自動走行車3の移動方向も
知ることができる。
【0011】なお、前記実施例では、金属検出センサ
4、5によって、金属材料によってなる被検出部2Aを
検出し、その検出信号を演算手段6に入力するように説
明しているが、非金属検出センサ4、5によって、非金
属材料によってなる被検出部2Bを検出し、その検出信
号を演算手段6に入力するようにしてもよい。
【0012】また、白色もしくは鏡面などの反射体によ
ってなる被検出部2Aと、黒色の非反射体によってなる
被検出部2Bを交互に隣接配置するか、あるいは透明体
によってなる被検出部2Aと、非透明体によってなる被
検出部2Bを交互に隣接配置することによってガイドレ
ール2を構成し、自動走行車3の車体下面に光電スイッ
チ4、5を下向きに取付け、光電スイッチ4、5の検出
信号を演算手段6に入力するようにしても、前記実施例
と同様の作用・効果を奏することができる。
【0013】さらに、磁性体によってなる被検出部2A
と、非磁性体によってなる被検出部2Bを交互に隣接配
置することによってガイドレール2を構成し、自動走行
車3の車体下面にマグネットスイッチ4、5を下向きに
取付け、マグネットスイッチ4、5の検出信号を演算手
段6に入力するようにしても、前記実施例と同様の作用
・効果を奏することができる。
【0014】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、所定間
隔を有した位置に検出手段が取付けられている自動走行
車を、検出特性の異なる被検出部を交互に隣接配置した
ガイドレールに沿って走行させ、前記検出手段によって
検出した検出信号を演算手段に入力することで、自動走
行車の移動距離と速度を検出できるので、従来の検出方
法のように自動走行車の車輪と路面との間にスリップを
生じて車輪および車軸が空転しても、空転量が移動距離
として加算されたり、空転時の回転数により速度が検出
されるようなことはない。したがって、自動走行車の現
状位置と移動速度を正確に検出することができるととも
に、自動走行車の移動方向も知ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施に適用される装置の一例を示す概
略構成図である。
【符号の説明】
2 ガイドレール 2A 被検出部 2B 被検出部 3 自動走行車 4 一方の金属検出センサ(検出手段) 5 他方の金属検出センサ(検出手段) 6 アップダウンカウンタ回路(演算手段)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 検出特性が互いに異なる被検出部を交互
    に隣接配置したガイドレールを設け、このガイドレール
    に沿って自動走行車を走行させるとともに、自動走行車
    の走行時に該自動走行車に所定の間隔を有して設けた少
    なくとも2つの検出手段により前記被検出部の少なくと
    も一種を順次検出し、その検出信号を演算手段に入力し
    て、現状位置、速度および移動方向を演算することを特
    徴とする自動走行車の位置検出方法。
JP5114621A 1993-05-17 1993-05-17 自動走行車の位置検出方法 Expired - Fee Related JP2903451B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5114621A JP2903451B2 (ja) 1993-05-17 1993-05-17 自動走行車の位置検出方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5114621A JP2903451B2 (ja) 1993-05-17 1993-05-17 自動走行車の位置検出方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH06323866A true JPH06323866A (ja) 1994-11-25
JP2903451B2 JP2903451B2 (ja) 1999-06-07

Family

ID=14642445

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5114621A Expired - Fee Related JP2903451B2 (ja) 1993-05-17 1993-05-17 自動走行車の位置検出方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2903451B2 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010161980A (ja) * 2009-01-16 2010-07-29 Mayekawa Mfg Co Ltd 農作業支援用自律走行ロボットにおける走行経路認識装置及び走行経路認識に用いられる防草シート
KR101029516B1 (ko) * 2009-07-09 2011-04-18 현대로템 주식회사 궤도차량 위치 검지 시스템
JP5327822B1 (ja) * 2012-10-22 2013-10-30 ニチユ三菱フォークリフト株式会社 無人搬送システム
KR102347864B1 (ko) 2020-07-09 2022-01-06 주식회사 세화 복수개의 자기유도형 근접센서를 이용한 액슬 카운터

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010161980A (ja) * 2009-01-16 2010-07-29 Mayekawa Mfg Co Ltd 農作業支援用自律走行ロボットにおける走行経路認識装置及び走行経路認識に用いられる防草シート
KR101029516B1 (ko) * 2009-07-09 2011-04-18 현대로템 주식회사 궤도차량 위치 검지 시스템
JP5327822B1 (ja) * 2012-10-22 2013-10-30 ニチユ三菱フォークリフト株式会社 無人搬送システム
KR102347864B1 (ko) 2020-07-09 2022-01-06 주식회사 세화 복수개의 자기유도형 근접센서를 이용한 액슬 카운터

Also Published As

Publication number Publication date
JP2903451B2 (ja) 1999-06-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0621791B2 (ja) 陸上車両の位置測定方法および装置
JPH03130614A (ja) 車両用走行距離演算装置
JP2689357B2 (ja) 相対方位検出方式
JPH06323866A (ja) 自動走行車の位置検出方法
JP4668181B2 (ja) 二進数列の判別によるステアリングホイールの絶対角度位置の判定
JPH1195837A (ja) ジャイロ誘導式無人搬送車の初期台車位置及び初期台車姿勢角決定方法並びに位置補正時の走行安定性の改善方法
JPS62240811A (ja) 車の進行方向検出装置
JP2676831B2 (ja) 無人搬送車の位置検出装置
JPH09121402A (ja) 無人車の制御装置
JP3727429B2 (ja) 車両の走行経路に対する位置関係算出方法
JPH08202449A (ja) 搬送台車の自動運転制御装置
JP3447480B2 (ja) 位置計測方法および装置
WO2023243617A1 (ja) 磁気マーカ、車両用システム及びマーカ検出方法
JPS62298716A (ja) 相対方位誤差補正方式
JPS59117611A (ja) 無人搬送車の位置、方位検知方法
JPS61250562A (ja) 運動量の検出装置
JP2001141739A (ja) 車両の速度検出装置
JPH1195835A (ja) ジャイロ誘導式無人搬送車の走行距離計測誤差補正方法
JPH06332531A (ja) 無人無軌道車
JPS62221707A (ja) ジヤイロ誘導式無人搬送車
KR100251803B1 (ko) 차륜속도 센서를 이용한 차량 항법장치의 데드 레커닝 방법
JP3637252B2 (ja) 搬送車両の分岐制御装置及びその分岐制御方法
JPH02297015A (ja) ナビゲーション用車両位置検出装置
JPS61260116A (ja) 車載用方位検知器
JP2002023847A (ja) 無人搬送車の誘導装置

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees