JPH0659567A - 駆動装置 - Google Patents

駆動装置

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JPH0659567A
JPH0659567A JP4216047A JP21604792A JPH0659567A JP H0659567 A JPH0659567 A JP H0659567A JP 4216047 A JP4216047 A JP 4216047A JP 21604792 A JP21604792 A JP 21604792A JP H0659567 A JPH0659567 A JP H0659567A
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JP
Japan
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cover
clutch
electric motor
drive
gear
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JP4216047A
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Inventor
Yutaka Fukuchi
豊 福地
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明は、駆動装置に関し、騒音の低減化を図
ることができるとともに、部品点数を低減して低コスト
化を図ることができ、さらに、耐久信頼性の向上を図る
ことができる駆動装置を提供することを目的としてい
る。 【構成】減速ギヤ4が収納されるカバー内1に、トナー
補給装置を駆動する電磁クラッチ12を収納している。ま
た、電磁クラッチ12をアイドラギヤ9を介して減速ギヤ
4に連結している。さらに、電磁クラッチ12に板部材17
を設けるとともに、カバー1に板部材17に係合するピン
18をカバー1と一体的に設けている。さらに、カバー1
の外部に露出する軸受部材7a、14aの外周端部に非磁
性で、かつ非導電性のシールド部材50を設けている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、軸受部材に関し、詳し
くは、複写機、FAX、プリンター等に設けられ、これ
ら各装置を構成する部材のうち隣接する部材を駆動する
ことができる駆動装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、複写機等に備えられた現像装置
およびこの現像装置に隣接して設けられ、現像装置にト
ナーを補給するトナー補給装置は、現像駆動装置および
トナー補給駆動装置の2つの独立した駆動装置によって
駆動されるようになっており、この独立した2つの駆動
装置は隣接して配設されている。
【0003】現像駆動装置は、駆動モータおよびこの駆
動モータの回転数を減速する減速ギヤから構成されてい
るとともに、トナー補給駆動装置は、駆動モータから独
立して設けられ、外部に露出する電磁クラッチから構成
されており、この電磁クラッチはアイドラギヤを介して
減速ギヤに連結されている。そして、上述した現像駆動
装置は、駆動モータおよび減速ギヤを介して駆動される
とともに、トナー補給装置は、電磁クラッチが作動した
ときにこのクラッチに連結される出力軸に駆動モータ、
減速ギヤおよびアイドラギヤを介して駆動力が伝達され
ることによって駆動されるようになっている。
【0004】このため、上述した駆動装置は、駆動モー
タ、減速ギヤおよび駆動モータの3つの部材から構成さ
れ、少ないスペースに配設されて互いに隣接する現像装
置およびトナー補給装置を駆動することができる。ま
た、トナー補給駆動装置としては、電磁クラッチの代り
に駆動モータを使用したものがあり、この場合には独立
してトナー補給装置を駆動するようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の駆動装置にあっては、トナー補給駆動装置が
現像駆動装置と独立するとともに外部に露出して設けら
れていたため、この装置を構成するクラッチあるいは駆
動モータから騒音が発生してしまうという問題があっ
た。また、駆動装置が駆動モータ、減速ギヤおよび駆動
モータの3つの独立した部材から構成されていたため、
部品点数が増大してしまい、コストが増大してしまうと
いう問題があった。
【0006】また、トナー補給駆動装置を構成するクラ
ッチあるいは駆動モータが外部に露出していたため、ト
ナー補充装置からクラッチあるいは駆動モータにトナー
あるいはキャリアが飛散してその機能が低下してしまう
という問題があった。具体的には、電磁クラッチあるい
はモータにトナーあるいはキャリアが飛散すると、これ
らトナー等が断熱材として作用してしまい、電磁クラッ
チ等を暖めてしまった。このように電磁クラッチ等が暖
まると、クラッチ等の内部抵抗値が増大して電流が流れ
にくくなってしまい、クラッチ等の定格トルクが低下し
てしまった。
【0007】さらに、電磁クラッチの場合には、経時変
化によってクラッチから発生する摩耗粉が周囲の部材に
飛散してしまい、周囲の部材の耐久性を悪化させてしま
うという問題があった。これに加えて、クラッチを駆動
するクラッチ駆動ギヤにトナー等が付着すると、このギ
ヤを摩耗させてしまった。このため、駆動ギヤとして含
油樹脂を使用していたが、このようにした場合には、ク
ラッチ駆動ギヤのコストが増大してしまうという問題が
あった。
【0008】そこで、請求項1記載の発明は、騒音の低
減化を図ることができるとともに、部品点数を低減して
低コスト化を図ることができ、さらに、耐久信頼性の向
上を図ることができる駆動装置を提供することを目的と
している。また、請求項2記載の発明は、第2電動機を
クラッチから構成することにより、小型化、高出力化を
図ることができる駆動装置を提供することを目的として
いる。
【0009】また、請求項3記載の発明は、クラッチを
カバーに容易に組付けることができるとともに、クラッ
チがカバーに対して回転するのを防止することができる
駆動装置を提供することを目的としている。さらに、請
求項4記載の発明は、軸受部材にトナー、キャリアある
いは周囲の部材の摩耗粉等の異物が付着するのを防止す
ることができ、このトナー等が軸受部材近傍に有る第1
あるいは第2電動機の駆動基板に付着するのを防止し
て、基板がショートするのを防止することができる駆動
装置を提供することを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
上記課題を解決するために、第1電動機と、該第1電動
機に連結され、該第1電動機の回転数を減速した後第1
出力軸を介して第1被駆動部材を駆動する減速ギヤと、
該減速ギヤを収納するカバーと、を備えた駆動装置にお
いて、前記カバー内に、第2出力軸を介して第2被駆動
部材を駆動する第2電動機を収納したことを特徴として
いる。
【0011】請求項2記載の発明は、上記課題を解決す
るために、前記第2電動機がクラッチから構成され、減
速ギヤにアイドラギヤを介して連結されることを特徴と
している。請求項3記載の発明は、上記課題を解決する
ために、前記クラッチに第1係合部が設けられるととも
に、カバーに第1係合部に係合する第2係合部が設けら
れることを特徴としている。
【0012】請求項4記載の発明は、上記課題を解決す
るために、前記カバーが、第1、2出力軸および第1電
動機の回転軸の少なくとも1つ以上を支持するととも
に、外周端部がカバーの外部に露出する軸受部材を有
し、該軸受部材の外周端部に非磁性で、かつ非導電性の
シールド部材が設けられ、該シールド部材によって軸受
部材の外周端部が閉塞されたことを特徴としている。
【0013】
【作用】請求項1記載の発明では、減速ギヤが収納され
るカバー内に、第2被駆動部材を駆動する第2電動機が
収納される。したがって、第2電動機から発生する騒音
がカバーによって遮断される。また、カバーによってト
ナー、キャリアあるいは他部材からの摩耗粉等の異物か
ら第2電動機が保護され、該第2電動機に異物が直接飛
散することがない。この結果、駆動装置の耐久信頼性が
向上する。また、第1電動機、第2電動機および減速ギ
ヤが一体的に設けられ、駆動装置を構成する部品の点数
が低減されて、そのコストが低減される。
【0014】請求項2記載の発明では、第2電動機がク
ラッチから構成され、減速ギヤにアイドラギヤを介して
連結される。したがって、第2電動機を駆動するための
専用のドライバーが不要になり、駆動装置が小型化され
るとともに、高出力になる。また、第2電動機がクラッ
チから構成されても、経時変化によってクラッチから発
生する摩耗粉がカバーに遮断されて周囲の部材に飛散す
ることがなく、周囲の部材の耐久性が悪化することがな
い。また、カバーに保護されてクラッチの駆動ギヤにト
ナー等の異物が飛散することがないので、駆動ギヤに含
油樹脂を使用する必要がなく、そのコストが低減され
る。
【0015】請求項3記載の発明では、クラッチに第1
係合部が設けられるとともに、カバーに第1係合部に係
合する第2係合部が設けられる。したがって、第1係合
部を第2係合部で案内しながらクラッチがカバーに組付
けられ、クラッチの組付け作業の作業性が向上するとと
もに、クラッチがカバーに対して回転することがない。
【0016】請求項4記載の発明では、第1、2出力軸
および第1電動機の回転軸の少なくとも1つ以上を支持
するとともに、外周端部がカバーの外部に露出する軸受
部材の外周端部に非磁性で、かつ非導電性のシールド部
材が設けられる。したがって、軸受部材にトナー、キャ
リアあるいは周囲の部材の摩耗粉等の異物が付着するこ
とがないとともに、このトナー等が軸受近傍に有る第1
あるいは第2電動機の駆動基板に付着することがなく、
基板がショートすることがない。
【0017】
【実施例】以下、本発明を実施例に基づいて説明する。
図1〜5は本発明に係る駆動装置の第1実施例を示す図
であり、請求項1〜3の何れかに対応している。なお、
本実施例は、駆動装置を複写機の現像装置およびトナー
補給装置に適用した例を示している。
【0018】まず、構成を説明する。図1、2におい
て、1はアルミニウム製のカバーであり、該カバー1の
図中、右端部はブラケット2によって閉塞されている。
このブラケット2はカバー1の一部を構成しており、複
写機本体の現像装置およびトナー補充装置に近接する所
定箇所に固定されている。このカバー1の左端部には第
1電動機としての駆動モータ3が設けられており、この
駆動モータ3はカバー1内に突出する第1出力軸として
のピニオンギヤ3aを有している。このピニオンギヤ3
aは減速ギヤ4に噛合しており、この減速ギヤ4は駆動
モータ3の回転数を減速するようになっている。
【0019】減速ギヤ4はピニオンギヤ3aと直接噛合
する大径ギヤ4aおよびこの大径ギヤ4aと一体成形さ
れた小径ギヤ4bから構成されており、回転止め用のス
プリングピン5によって第1出力軸6に連結されてい
る。第1出力軸6はそれぞれ外周端部が外部に露出する
すべり軸受部材7a、7bを介してカバー1およびブラ
ケット2に回転自在に支持されており、先端部がカップ
リング8を介して図示しない現像装置(第1被駆動装置)
の駆動カップリングに連結されている。なお、大径ギヤ
4aはモールドされ、第1出力軸6が負荷を受けながら
回転しても極力騒音が発生しないようになっている。
【0020】小径ギヤ4bはアイドラギヤ9に噛合して
おり、このアイドラギヤ9は固定軸10上に回転自在に設
けられている。固定軸10は一端部がカバー1の内周部に
取付けられているとともに、一端部がブラケット2の内
周部に取付けられており、アドラギヤ9を回転自在に支
持している。アイドラギヤ9はクラッチ駆動ギヤ11に噛
合されており、この駆動ギヤ11は減速ギヤ4と同様にカ
バー1内に収納された電磁クラッチ(クラッチ)12に固定
されている。この電磁クラッチ12は第2出力軸13に対し
て連結、開放自在に設けられており、図示しないコント
ローラからの出力信号に応じて第2出力軸13に連結され
て第2出力軸13と共に回転するようになっている。
【0021】第2出力軸13はそれぞれ外周端部が外部に
露出するすべり軸受部材14a、14bを介してカバー1お
よびブラケット2に回転自在に支持されており、この第
2出力軸13の先端部には回転止め用のスプリングピン15
によってカップリング16が取付けられ、このカップリン
グ16を介して図示しないトナー補給装置(第2被駆動装
置)の駆動カップリングに連結されている。
【0022】一方、電磁クラッチ12には図3に示すよう
に第1係合部材としての板部材17が設けられており、こ
の板部材17の上部にはU字状の溝部17aが設けられてい
る。また、この板部材17に対向するカバー1には第2係
合部としてのピン18がカバー1と一体的に設けられてお
り、このピン18は溝部17に係合されている。このため、
電磁クラッチ12はカバー1に対して回転方向の移動が規
制される。
【0023】なお、図1中、19は駆動モータ3の制御用
基板である。また、図2中、20はブラケット2をカバー
1に取付けるためのタッピングネジ、21は第2出力軸13
に設けられ、電磁クラッチ12が第2出力軸13の軸方向に
移動するのを規制するEリング、22は第1出力軸6に設
けられ、減速ギヤ4が第1出力軸6の軸方向に移動する
のを規制するEリングである。
【0024】次に、作用を説明する。まず、駆動モータ
3が駆動されると、ピニオンギヤ3aを介して減速ギヤ
4に駆動力が伝達される。このため、第1出力軸6を介
して現像装置が駆動される。一方、減速ギヤ4からの駆
動力はアイドラギヤ9を介してクラッチ駆動ギヤ11に伝
達される。このとき、コントローラからの出力信号によ
って電磁クラッチ12が駆動されるとき、電磁クラッチ12
は第2出力軸13に連結されるため、第2出力軸13を介し
てトナー補給装置が駆動される。
【0025】一方、電磁クラッチ12をカバー1内から取
り出すには、まず、カップリング16からスプリングピン
15を取り外した後、カップリング15を第2出力軸13から
引き抜く。次いで、ブラケット2をカバー1から取り外
した後、第2出力軸13を引き抜く。なお、このとき、減
速ギヤ4を同時に取り出しても良い。このように本実施
例では、減速ギヤ4が収納されるカバー内1に、トナー
補給装置を駆動する電磁クラッチ12を収納しているた
め、電磁クラッチ12から発生する騒音をカバー1によっ
て遮断することができる。また、カバー1によってトナ
ー、キャリアあるいは他部材からの摩耗粉等の異物から
電磁クラッチ12を保護することができ、電磁クラッチ12
に異物が直接飛散するのを防止することができる。この
結果、駆動装置の耐久信頼性を向上させることができ
る。また、駆動モータ3、電磁クラッチ12および減速ギ
ヤ4を一体的に設けることができるため、駆動装置を構
成する部品の点数を低減することができ、そのコストを
低減することができる。
【0026】また、電磁クラッチ12を設け、この電磁ク
ラッチ12をアイドラギヤ9を介して減速ギヤ4に連結し
ているため、電磁クラッチ4を駆動するための専用のド
ライバーを不要にすることができ、駆動装置を小型化す
ることができるとともに、高出力にすることができる。
また、電磁クラッチ12から構成しても、経時変化によっ
てクラッチ12から発生する摩耗粉をカバー1によって遮
断して周囲の部材に飛散するのを防止することができる
ため、周囲の部材の耐久性が悪化するのを防止すること
ができる。また、カバー1によってクラッチ12の駆動ギ
ヤ11にトナー等の異物が飛散するのを防止することがで
きるため、従来のように駆動ギヤ11に含油樹脂を使用す
るのを不要にすることができ、そのコストを低減するこ
とができる。
【0027】さらに、電磁クラッチ12に板部材17を設け
るとともに、カバー1に板部材17に係合するピン18を設
けているため、板部材17をピン18で案内しながら電磁ク
ラッチ12をカバー1に組付けることができ、電磁クラッ
チ12の組付け作業の作業性を向上させることができると
ともに、電磁クラッチ12がカバー1に対して回転するの
を防止することができる。
【0028】なお、本実施例では、クラッチとして電磁
クラッチを設けているが、この代りに電磁ばねクラッチ
等を設けても良い。また、第2電動機として電磁クラッ
チ12を設けているが、これに限らず、図4に示すように
DCモータやパルスモータ等の電動機31を設けても良
い。この場合には、カバー1の左端部に電動機31を保持
するための保持部32を設けると共に、電動機31をナベコ
ネジ33によってブラケット2に取付けるようにすれば良
い。
【0029】このようにすれば、電動機31をカバー1と
ブラケット2の2点で直接支持することができ、駆動時
に電動機31の駆動軸(第2出力軸)31aの振れを大幅に低
減することができる。また、このように電動機31を使用
すれば、駆動モータ3の駆動に関係なしに電動機を独立
して制御することができ、駆動装置の制御性を向上させ
ることができる。
【0030】また、本実施例では、第2係合部としての
ピン18を設けているが、これに限らず、図5に示すよう
にカバー1にリブ41を設け、このリブ41を板部材17の溝
部17aを係合させても良い。このようにすれば、カバー
1にピン18を組付ける工程を不要にすることができ、駆
動装置のコストを低減することができる。また、リブ41
の先端部をテーパ状にすれば、板状部17をリブ41に容易
に係合させて電磁クラッチ12をカバー1に容易に組付け
ることができ、電磁クラッチ12の組付け作業の作業性を
向上させることができる。
【0031】また、本実施例では、駆動装置を複写機に
適用しているが、隣接する部材を同時に駆動するように
した装置であれば、その他の装置に使用することができ
るのは言うまでもない。図6は本発明に係る駆動装置の
第2実施例を示す図であり、請求項4に対応している。
なお、本実施例は、第1実施例と同様の構成には同一番
号を付して説明を省略する。
【0032】本実施例では、カバー1の外部に露出する
軸受部材7aの外周端部に非磁性で、かつ非導電性の、
例えば、テフロン系のテープあるいはポリエステルフィ
ルム等から構成されるシールド部材50を設け、このシー
ルド部材50によって軸受部材7a、14aの外周端部を閉
塞したものである。なお、図6では、軸受7a側のみを
示しているが、軸受14a側にもシールド部材50が設けら
れている。
【0033】このようにすれば、軸受部材7aにトナ
ー、キャリアあるいは周囲の部材の摩耗粉等の異物が付
着するのを防止することができるとともに、軸受近傍7
aに有る制御用の基板19がショートするのを防止するこ
とができる。すなわち、軸受部材7aは滑り軸受である
ため、軸受部材7aと第1出力軸6間には潤滑剤として
グリースが塗付されている。そして、このグリースには
現像装置で使用されるトナー、キャリア、あるいはその
他の部材によって発生する導電性の摩耗粉、あるいは転
写紙搬送路に設けられた転写紙の導電ブラシの毛等が付
着される。
【0034】そして、駆動装置の小型化に伴って基板19
とカバー1の間のギャップが狭くなるため、このグリー
スに付着したトナー等が基板19に接触し易くなり、基板
19がショートし易くなるのである。本実施例では、カバ
ー1の外部に露出する軸受部材7aの外周端部に非磁性
で、かつ非導電性のシールド部材50を設けたため、軸受
部材7aを保護することができ、グリースにトナー等が
付着するのを防止して上記効果を得ることができる。
【0035】なお、本実施例では、軸受部材7aの外周
端部にシールド部材50を設けているが、外部に露出する
軸受部材の全てにシールド部材を設けても良い。このよ
うにすれば、軸受部材とカバー1の間からトナー等の異
物がカバー1内に侵入するのを防止することができる。
【0036】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、第2電動
機から発生する騒音をカバーによって遮断することがで
きる。また、カバーによってトナー、キャリアあるいは
他部材からの摩耗粉等の異物から第2電動機を保護する
ことができ、第2電動機に異物が直接飛散するのを防止
することができる。この結果、駆動装置の耐久信頼性を
向上させることができる。また、第1、2電動機および
減速ギヤを一体的に設けることができるため、駆動装置
を構成する部品の点数を低減することができ、そのコス
トを低減することができる。
【0037】請求項2記載の発明によれば、クラッチを
駆動するための専用のドライバーを不要にすることがで
き、駆動装置を小型化することができるとともに、高出
力にすることができる。また、クラッチから構成して
も、経時変化によってクラッチから発生する摩耗粉をカ
バーによって遮断して周囲の部材に飛散するのを防止す
ることができるため、周囲の部材の耐久性が悪化するの
を防止することができる。また、カバーによってクラッ
チの駆動ギヤにトナー等の異物が飛散するのを防止する
ことができるため、従来のように駆動ギヤに含油樹脂を
使用するのを不要にすることができ、そのコストを低減
することができる。
【0038】請求項3記載の発明によれば、第1係合部
を第2係合部で案内しながらクラッチをカバーに組付け
ることができ、第2電動機の組付け作業の作業性を向上
させることができるとともに、第2電動機がカバーに対
して回転するのを防止することができる。請求項4記載
の発明によれば、軸受部材にトナー、キャリアあるいは
周囲の部材の摩耗粉等の異物が付着するのを防止するこ
とができるとともに、このトナー等が軸受部材近傍に有
る制御用の基板に付着するのを防止して基板がショート
するのを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る駆動装置の第1実施例を示す図で
あり、その断面図である。
【図2】第1実施例の駆動装置の分解図である。
【図3】(a)は第1実施例の電磁クラッチの要部構成
図、(b)は(a)の矢視A−A矢視断面図である。
【図4】第1実施例の第2電動機の他の態様を示す要部
構成図である。
【図5】(a)は第1実施例の電磁クラッチの他の態様の
要部構成図、(b)は(a)の矢視B−B断面図である。
【図6】本発明に係る駆動装置の第2実施例を示す図で
あり、その要部断面部である。
【符号の説明】
1 カバー 3 駆動モータ(第1電動機) 4 減速ギヤ 6 第1出力軸 7a、7b、14a、14b 軸受部材 9 アイドラギヤ 12 電磁クラッチ(クラッチ) 13 第2出力軸 17 板部材(第1係合部) 18 ピン(第2係合部) 31 電動機(第2電動機) 41 リブ(第2係合部) 50 シールド部材

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1電動機と、該第1電動機に連結され、
    該第1電動機の回転数を減速した後第1出力軸を介して
    第1被駆動部材を駆動する減速ギヤと、該減速ギヤを収
    納するカバーと、を備えた駆動装置において、前記カバ
    ー内に、第2出力軸を介して第2被駆動部材を駆動する
    第2電動機を収納したことを特徴とする駆動装置。
  2. 【請求項2】前記第2電動機がクラッチから構成され、
    減速ギヤにアイドラギヤを介して連結されることを特徴
    とする請求項1記載の駆動装置。
  3. 【請求項3】前記クラッチに第1係合部が設けられると
    ともに、カバーに第1係合部に係合する第2係合部が設
    けられることを特徴とする請求項1または2記載の駆動
    装置。
  4. 【請求項4】前記カバーが、第1、2出力軸および第1
    電動機の回転軸の少なくとも1つ以上を支持するととも
    に、外周端部がカバーの外部に露出する軸受部材を有
    し、該軸受部材の外周端部に非磁性で、かつ非導電性の
    シールド部材が設けられ、該シールド部材によって軸受
    部材の外周端部が閉塞されたことを特徴とする請求項1
    〜3何れかに記載の駆動装置。
JP4216047A 1992-08-13 1992-08-13 駆動装置 Pending JPH0659567A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8469354B2 (en) 2010-11-19 2013-06-25 Kyocera Mita Corporation Drive mechanism and image forming apparatus

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