JPH0659559B2 - 缶溶接装置において薄板を送るための連行部材 - Google Patents
缶溶接装置において薄板を送るための連行部材Info
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- JPH0659559B2 JPH0659559B2 JP4190634A JP19063492A JPH0659559B2 JP H0659559 B2 JPH0659559 B2 JP H0659559B2 JP 4190634 A JP4190634 A JP 4190634A JP 19063492 A JP19063492 A JP 19063492A JP H0659559 B2 JPH0659559 B2 JP H0659559B2
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- Japan
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- entrainment
- intermediate layer
- slide
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-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23K—SOLDERING OR UNSOLDERING; WELDING; CLADDING OR PLATING BY SOLDERING OR WELDING; CUTTING BY APPLYING HEAT LOCALLY, e.g. FLAME CUTTING; WORKING BY LASER BEAM
- B23K11/00—Resistance welding; Severing by resistance heating
- B23K11/06—Resistance welding; Severing by resistance heating using roller electrodes
- B23K11/061—Resistance welding; Severing by resistance heating using roller electrodes for welding rectilinear seams
- B23K11/062—Resistance welding; Severing by resistance heating using roller electrodes for welding rectilinear seams for welding longitudinal seams of tubes
- B23K11/063—Lap welding
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Delivering By Means Of Belts And Rollers (AREA)
- Chain Conveyers (AREA)
- Sheets, Magazines, And Separation Thereof (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
- Lining Or Joining Of Plastics Or The Like (AREA)
- Storing, Repeated Paying-Out, And Re-Storing Of Elongated Articles (AREA)
- Sealing Devices (AREA)
- Special Conveying (AREA)
- Manipulator (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、缶溶接装置において薄
板を送るための連行部材であって、搬送装置に固定され
る支持体と、耐摩耗性の材料より成るスライド部材とを
備えており、該スライド部材は、このスライド部材を前
進運動させる際に、送ろうとする薄板の後縁部に係合す
るように前記支持体に固定されている形式のものに関す
る。
板を送るための連行部材であって、搬送装置に固定され
る支持体と、耐摩耗性の材料より成るスライド部材とを
備えており、該スライド部材は、このスライド部材を前
進運動させる際に、送ろうとする薄板の後縁部に係合す
るように前記支持体に固定されている形式のものに関す
る。
【0002】
【従来の技術】このような係止式の連行部材は例えば、
連続的又は断続的に循環運動するチェーンに固定されて
いる。そのためにこののような連行部材は、それぞれ1
つの鎖部材の全体又は部分を補うように構成されてい
る。このような形式の公知の連行部材においては、支持
体は鋼より成っていて、その前側で部分円筒形の槽状部
を有しており、この槽状部に、セラミック材料より成る
円筒形のスライド部材が接着によって固定されている。
連続的又は断続的に循環運動するチェーンに固定されて
いる。そのためにこののような連行部材は、それぞれ1
つの鎖部材の全体又は部分を補うように構成されてい
る。このような形式の公知の連行部材においては、支持
体は鋼より成っていて、その前側で部分円筒形の槽状部
を有しており、この槽状部に、セラミック材料より成る
円筒形のスライド部材が接着によって固定されている。
【0003】このような連行部材は、缶溶接装置におい
てもっぱら、丸め装置でそれぞれ1枚の長方形の薄板か
ら丸められた円筒形の缶体を、溶接アームに沿って溶接
ステーションに搬送し、この溶接ステーション内で2つ
の電極ローラの間を通過させて、縦シームを形成するた
めに使用される。このようにして、例えば0.2mm又はそ
れ以上の厚さの薄板より成る、300〜600或いはそ
れ以上の缶体が円筒形に丸められ、溶接される。この場
合に、缶体は丸め装置の出口で2つ又はそれ以上の連行
部材によって掴まえられて、短時間で溶接速度に加速さ
れる。この溶接速度は、所定数の缶体において缶体の長
さが長ければ長いほど時間単位毎に、より高速度であ
る。薄板より成る、特に長い缶体においては、加速させ
るために必要な力は、連行部材が缶体の後縁部において
押し込み変形部を形成する程度に大きくなる。このよう
な押し込み変形部は、缶体の縦シーム溶接のためにはそ
れほど問題はないが、後作業で缶体にそれぞれ1つの蓋
と底部とを縁折り曲げによって形成する場合に、妨げと
なる。
てもっぱら、丸め装置でそれぞれ1枚の長方形の薄板か
ら丸められた円筒形の缶体を、溶接アームに沿って溶接
ステーションに搬送し、この溶接ステーション内で2つ
の電極ローラの間を通過させて、縦シームを形成するた
めに使用される。このようにして、例えば0.2mm又はそ
れ以上の厚さの薄板より成る、300〜600或いはそ
れ以上の缶体が円筒形に丸められ、溶接される。この場
合に、缶体は丸め装置の出口で2つ又はそれ以上の連行
部材によって掴まえられて、短時間で溶接速度に加速さ
れる。この溶接速度は、所定数の缶体において缶体の長
さが長ければ長いほど時間単位毎に、より高速度であ
る。薄板より成る、特に長い缶体においては、加速させ
るために必要な力は、連行部材が缶体の後縁部において
押し込み変形部を形成する程度に大きくなる。このよう
な押し込み変形部は、缶体の縦シーム溶接のためにはそ
れほど問題はないが、後作業で缶体にそれぞれ1つの蓋
と底部とを縁折り曲げによって形成する場合に、妨げと
なる。
【0004】このような押し込み変形部が形成されない
ようにするために、時間単位毎に供給される缶体の数を
制限して溶接ステーションの作業能力を部分的にむだに
するか、又は缶体を徐々に加速させるための比較的長い
搬送区分を設ける必要があった。
ようにするために、時間単位毎に供給される缶体の数を
制限して溶接ステーションの作業能力を部分的にむだに
するか、又は缶体を徐々に加速させるための比較的長い
搬送区分を設ける必要があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】そこで本発明の課題
は、溶接ステーションに薄板を搬送する際に高い速度が
可能であるようにすることである。
は、溶接ステーションに薄板を搬送する際に高い速度が
可能であるようにすることである。
【0006】
【課題を解決するための手段】この課題を解決した本発
明によれば、搬送装置に固定される支持体と、耐摩耗性
の材料より成るスライド部材とを備え、該スライド部材
は、このスライド部材を前進運動させる際に、送ろうと
する薄板の後縁部に係合するように前記支持体に固定さ
れている形式の、缶溶接装置において薄板を送るための
連行部材において、スライド部材が少なくとも1つの弾
性的な中間層を介して後方にばね弾性変形するように支
持体に支えられている。
明によれば、搬送装置に固定される支持体と、耐摩耗性
の材料より成るスライド部材とを備え、該スライド部材
は、このスライド部材を前進運動させる際に、送ろうと
する薄板の後縁部に係合するように前記支持体に固定さ
れている形式の、缶溶接装置において薄板を送るための
連行部材において、スライド部材が少なくとも1つの弾
性的な中間層を介して後方にばね弾性変形するように支
持体に支えられている。
【0007】
【発明の効果】本発明によれば、スライド部材は、搬送
する薄板に突き当たる際に支持体に対して一時的に後退
し、この際に中間層に弾性的な変形力が蓄えられ、次い
でこの蓄えられた変形力が薄板に加えられて、薄板を加
速させるために使用される。このような形式で、薄板に
作用する最大力は減少され、それに応じて力の作用の継
続が延長される。
する薄板に突き当たる際に支持体に対して一時的に後退
し、この際に中間層に弾性的な変形力が蓄えられ、次い
でこの蓄えられた変形力が薄板に加えられて、薄板を加
速させるために使用される。このような形式で、薄板に
作用する最大力は減少され、それに応じて力の作用の継
続が延長される。
【0008】スライド部材が、金属より成る弾性的なス
リーブを有していれば有利である。このようなスリーブ
は、搬送する薄板に当接する際に変形せしめられ、つま
りそれ自体で形状変形作業を記憶していて、これによっ
て薄板に働く力の作用がさらに均される。スライド部材
の変形は、その弾性的なスリーブが容易に扁平にされる
ことによって得られるが、これによって搬送される薄板
にスリーブが接触する面が増大され、ひいては面圧が減
少される。これによって薄板が凹むことも避けられる。
リーブを有していれば有利である。このようなスリーブ
は、搬送する薄板に当接する際に変形せしめられ、つま
りそれ自体で形状変形作業を記憶していて、これによっ
て薄板に働く力の作用がさらに均される。スライド部材
の変形は、その弾性的なスリーブが容易に扁平にされる
ことによって得られるが、これによって搬送される薄板
にスリーブが接触する面が増大され、ひいては面圧が減
少される。これによって薄板が凹むことも避けられる。
【0009】スリーブがその両端部付近で、電気的に絶
縁された環状円板の形状のそれぞれ1つの中間層によっ
て、支持体に固定された軸で支えられていれば、さらに
有利である。これによって、スリーブは1本の棒材のよ
うに2つの支持部で湾曲され、これによって付加的な弾
性的な形状変形作業が記憶される。中間層の電気的に絶
縁された特性によって、溶接電流から誘導された漂遊す
る電流が連行部材及び所属の搬送装置を介して流出する
ことは避けられる。
縁された環状円板の形状のそれぞれ1つの中間層によっ
て、支持体に固定された軸で支えられていれば、さらに
有利である。これによって、スリーブは1本の棒材のよ
うに2つの支持部で湾曲され、これによって付加的な弾
性的な形状変形作業が記憶される。中間層の電気的に絶
縁された特性によって、溶接電流から誘導された漂遊す
る電流が連行部材及び所属の搬送装置を介して流出する
ことは避けられる。
【0010】本発明の別の実施例においては、スライド
部材は裏側面を備えた棒状部材として構成されていて、
中間層として、裏側面とほぼ同じ長さ及び幅を有するプ
レートが設けられており、該プレートは裏側面及び支持
体と結合されている。この結合は、例えば加硫又は接着
によって行われる。
部材は裏側面を備えた棒状部材として構成されていて、
中間層として、裏側面とほぼ同じ長さ及び幅を有するプ
レートが設けられており、該プレートは裏側面及び支持
体と結合されている。この結合は、例えば加硫又は接着
によって行われる。
【0011】前記公知の連行部材におけるようにスライ
ド部材はセラミック材料より成っていてよい。硬質合金
又はその他の耐摩耗性の材料より成るスライド部材を使
用してもよい。この場合に、スライド部材は導電性の材
料より成っていてもよい。何故ならば、弾性的な中間層
はいずれにしても非導電性の材料より製造されているか
らである。
ド部材はセラミック材料より成っていてよい。硬質合金
又はその他の耐摩耗性の材料より成るスライド部材を使
用してもよい。この場合に、スライド部材は導電性の材
料より成っていてもよい。何故ならば、弾性的な中間層
はいずれにしても非導電性の材料より製造されているか
らである。
【0012】また、本発明によれば、スライド部材が扁
平な前側を有していて、中間層によって回転弾性的に支
えられいてもよい。このような構成によれば、スライド
部材によって、搬送しようとする薄板に加えられる力は
広い面に亙って分配され、この場合に、スライド部材が
回転弾性的に支持されていることによって、スライド部
材が不意に傾斜することによる過剰な縁部押圧が避けら
れるようになっている。
平な前側を有していて、中間層によって回転弾性的に支
えられいてもよい。このような構成によれば、スライド
部材によって、搬送しようとする薄板に加えられる力は
広い面に亙って分配され、この場合に、スライド部材が
回転弾性的に支持されていることによって、スライド部
材が不意に傾斜することによる過剰な縁部押圧が避けら
れるようになっている。
【0013】
【実施例】図1A及び図1Bによれば、平らなプレート
又は丸められた缶体の形状の薄板10を送るために連行
部材12が設けられている。この連行部材12の主な構
成部分は、支持体14とスライド部材16と1対の弾性
的な中間層18である。
又は丸められた缶体の形状の薄板10を送るために連行
部材12が設けられている。この連行部材12の主な構
成部分は、支持体14とスライド部材16と1対の弾性
的な中間層18である。
【0014】支持体14には、薄板10に対して直交す
る方向で前方の切欠22を貫通して延びる軸20が配属
されている。この軸20は、支持体14の一方側(図1
Aの左側)から始まって、支持体14のほぼ他方側まで
延びている。支持体14の左側では、カバープレート2
4がねじ26で固定されていて、はめ合いピン28によ
って回動防止されている。軸20は、図1Aで左側の端
部においてカバープレート24内で固定されていて、そ
れとは反対側の端部で支持体14内で固定されている。
る方向で前方の切欠22を貫通して延びる軸20が配属
されている。この軸20は、支持体14の一方側(図1
Aの左側)から始まって、支持体14のほぼ他方側まで
延びている。支持体14の左側では、カバープレート2
4がねじ26で固定されていて、はめ合いピン28によ
って回動防止されている。軸20は、図1Aで左側の端
部においてカバープレート24内で固定されていて、そ
れとは反対側の端部で支持体14内で固定されている。
【0015】この軸20では2つの中間層18によっ
て、弾性的で硬い鋼より成る薄壁状のスリーブ30が保
持されている。スリーブ30は、このスリーブ30によ
って取り囲まれたスペーサブシュ32と共にスライド部
材16を形成している。2つの中間層18は、それぞれ
1つの環状円板の形状を有していて、スライド部材30
のそれぞれ一方の終端範囲内で、スペーサブシュ32に
よって規定された間隔を互いに保って配置されている。
2つの中間層18の軸方向外側にはそれぞれ1つのワッ
シャ円板34が配置されており、該ワッシャ円板34
は、支持体14及びカバープレート24が配置されてい
ることによって、スペーサブシュ30と直接接触しない
ように保持されている。支持体14及びカバープレート
24は、普通の機械工学的な鋼より成っている。スリー
ブ30は、ばね弾性的な焼入れされた鋼より成ってい
る。2つの中間層18は、ゴム又は弾性的な電気絶縁さ
れたプラスチックより成っている。スペーサブシュ32
並びに2つのワッシャ円板34は、同様にプラスチック
(例えばポリアミド)より成っている。この場合に、2
つのワッシャ円板34も電気的に絶縁されなければなら
ない。
て、弾性的で硬い鋼より成る薄壁状のスリーブ30が保
持されている。スリーブ30は、このスリーブ30によ
って取り囲まれたスペーサブシュ32と共にスライド部
材16を形成している。2つの中間層18は、それぞれ
1つの環状円板の形状を有していて、スライド部材30
のそれぞれ一方の終端範囲内で、スペーサブシュ32に
よって規定された間隔を互いに保って配置されている。
2つの中間層18の軸方向外側にはそれぞれ1つのワッ
シャ円板34が配置されており、該ワッシャ円板34
は、支持体14及びカバープレート24が配置されてい
ることによって、スペーサブシュ30と直接接触しない
ように保持されている。支持体14及びカバープレート
24は、普通の機械工学的な鋼より成っている。スリー
ブ30は、ばね弾性的な焼入れされた鋼より成ってい
る。2つの中間層18は、ゴム又は弾性的な電気絶縁さ
れたプラスチックより成っている。スペーサブシュ32
並びに2つのワッシャ円板34は、同様にプラスチック
(例えばポリアミド)より成っている。この場合に、2
つのワッシャ円板34も電気的に絶縁されなければなら
ない。
【0016】図1A及び図1Bによれば、スリーブ30
は外側も内側と同様に完全に円筒形に構成されている。
これに対して図1C及び図1Dによれば、スリーブ30
は、軸20に対して平行に延びる平らな前側36を有し
ており、スリーブ30は、この前側36で、送ろうとす
る薄板10に係合する。図1A,図1Bに示した実施例
及び、図1C,図1Dに示したその変化例においてはど
ちらも、スリーブ30がカバープレート24によって制
限された切欠22内で終わっている。
は外側も内側と同様に完全に円筒形に構成されている。
これに対して図1C及び図1Dによれば、スリーブ30
は、軸20に対して平行に延びる平らな前側36を有し
ており、スリーブ30は、この前側36で、送ろうとす
る薄板10に係合する。図1A,図1Bに示した実施例
及び、図1C,図1Dに示したその変化例においてはど
ちらも、スリーブ30がカバープレート24によって制
限された切欠22内で終わっている。
【0017】これに対して、図2E及び図2Fに示した
実施例においては、スリーブ30のシェル状の延長部が
カバープレート24を越えて延びていて、このカバープ
レート24に対して半径方向で間隔を保っている。この
ためにカバープレート24は、小さい曲率半径で円形に
軸20を取り囲んで丸味をつけられている。図2E及び
図2Fの実施例に従って延長されたスリーブ30は、図
2Eで示されているように、カバープレート24を取り
囲むその縁部範囲でも、送ろうとする薄板10に作用す
るようになっている。言い換えれば、このような構成に
よって、送られる薄板10にカバープレート24自体が
ぶつかることが避けられる。このことは、スリーブ30
も扁平な前側36を有している、図2G及び図2Hに示
された変化実施例のためにも当てはまる。この場合に
は、カバープレート24を越えてスリーブ30を延長し
たことによって、前側36が実際に前側に存在し、運転
中におていも回動しないように保証されるという利点が
得られる。図3J及び図3Kに示された実施例において
は、スライド部材16は、送ろうとする薄板10に対し
て直交する方向に延びる扁平な裏側面を有する、セラミ
ック材料より成る半円筒形の棒状部材として構成されて
いる。中間層18としては、裏側面38と同様の長さと
幅とを有するゴムプレートが設けられている。このゴム
プレートは、裏側面38と、この裏側面38に対して平
行な支持体14の面とに加硫によって結合されている。
実施例においては、スリーブ30のシェル状の延長部が
カバープレート24を越えて延びていて、このカバープ
レート24に対して半径方向で間隔を保っている。この
ためにカバープレート24は、小さい曲率半径で円形に
軸20を取り囲んで丸味をつけられている。図2E及び
図2Fの実施例に従って延長されたスリーブ30は、図
2Eで示されているように、カバープレート24を取り
囲むその縁部範囲でも、送ろうとする薄板10に作用す
るようになっている。言い換えれば、このような構成に
よって、送られる薄板10にカバープレート24自体が
ぶつかることが避けられる。このことは、スリーブ30
も扁平な前側36を有している、図2G及び図2Hに示
された変化実施例のためにも当てはまる。この場合に
は、カバープレート24を越えてスリーブ30を延長し
たことによって、前側36が実際に前側に存在し、運転
中におていも回動しないように保証されるという利点が
得られる。図3J及び図3Kに示された実施例において
は、スライド部材16は、送ろうとする薄板10に対し
て直交する方向に延びる扁平な裏側面を有する、セラミ
ック材料より成る半円筒形の棒状部材として構成されて
いる。中間層18としては、裏側面38と同様の長さと
幅とを有するゴムプレートが設けられている。このゴム
プレートは、裏側面38と、この裏側面38に対して平
行な支持体14の面とに加硫によって結合されている。
【0018】図3L及び図3Mに示された変化実施例に
おいては、スライド部材16は同様に扁平な前側36を
有している。この前側36は、裏側面38に対して平行
に延びていて、この裏側面36よりもやや小さい幅を有
している。
おいては、スライド部材16は同様に扁平な前側36を
有している。この前側36は、裏側面38に対して平行
に延びていて、この裏側面36よりもやや小さい幅を有
している。
【0019】すべての実施例において、スライド部材1
6は、中間層18を貫通して後ろ方向に支持体14に向
かって延びているだけでなく、幾何学的な軸線(軸20
に相当する)を中心にして制限された角度範囲で回転可
能となっている。
6は、中間層18を貫通して後ろ方向に支持体14に向
かって延びているだけでなく、幾何学的な軸線(軸20
に相当する)を中心にして制限された角度範囲で回転可
能となっている。
【0020】同様に図示の実施例においては支持体14
に1対のピン40が固定されており、このピン40は、
概略的にのみ示されたローラチェーンの舌片対に差し込
むことができるので、連行部材12と一緒に鎖リンクを
形成している。
に1対のピン40が固定されており、このピン40は、
概略的にのみ示されたローラチェーンの舌片対に差し込
むことができるので、連行部材12と一緒に鎖リンクを
形成している。
【図1】本発明の第1実施例による連行部材であって、
図1(A)は図1(B)のA−A線に沿った断面図、図
1(B)は図1(A)のB−B線に沿った断面図、図1
(C)は図1(B)に対応する変化例を示した断面図、
図1(D)は図1(C)のD−D線に沿った部分断面図
である。
図1(A)は図1(B)のA−A線に沿った断面図、図
1(B)は図1(A)のB−B線に沿った断面図、図1
(C)は図1(B)に対応する変化例を示した断面図、
図1(D)は図1(C)のD−D線に沿った部分断面図
である。
【図2】本発明の第2実施例による連行部材であって、
図2(E)は図2(F)のE−E線に沿った断面図、図
2(F)は図2(E)の方向Fから見た図、図2(G)
は図2(F)に対応する変化例で図2(H)の方向Gか
ら見た図、図2(H)は図2(G)の方向Hから見た図
である。
図2(E)は図2(F)のE−E線に沿った断面図、図
2(F)は図2(E)の方向Fから見た図、図2(G)
は図2(F)に対応する変化例で図2(H)の方向Gか
ら見た図、図2(H)は図2(G)の方向Hから見た図
である。
【図3】本発明の第3実施例による連行部材であって、
図3(J)は図3(K)のJ−J線に沿った断面図、図
3(K)は図3(J)のK−K線に沿った断面図、図3
(L)は図3(K)に対応する変化例で図3(M)の方
向Lで見た図、図3(M)は図3(L)のM−M線に沿
った断面図である。
図3(J)は図3(K)のJ−J線に沿った断面図、図
3(K)は図3(J)のK−K線に沿った断面図、図3
(L)は図3(K)に対応する変化例で図3(M)の方
向Lで見た図、図3(M)は図3(L)のM−M線に沿
った断面図である。
【図4】図1A及び図1Bに示した連行部材の分解した
斜視図である。
斜視図である。
10 薄板、 12 連行部材、 14 支持体、 1
6 スライド部材、18 中間層、 20 軸、 22
切欠、 24 カバープレート、 28はめ合いピ
ン、 30 スリーブ、 32 スペーサブシュ、 3
4 ワッシャ円板、 36 前側、 38 裏側面
6 スライド部材、18 中間層、 20 軸、 22
切欠、 24 カバープレート、 28はめ合いピ
ン、 30 スリーブ、 32 スペーサブシュ、 3
4 ワッシャ円板、 36 前側、 38 裏側面
Claims (7)
- 【請求項1】 缶溶接装置において薄板を送るための連
行部材であって、搬送装置に固定される支持体(14)
と、耐摩耗性の材料より成るスライド部材(16)とを
備えており、該スライド部材(16)は、このスライド
部材を前進運動させる際に、送ろうとする薄板(10)
の後縁部に係合するように前記支持体(14)に固定さ
れている形式のものにおいて、スライド部材(16)が
少なくとも1つの弾性的な中間層(18)を介して後方
にばね弾性変形するように支持体(14)に支えられて
いることを特徴とする、缶溶接装置において薄板を送る
ための連行部材。 - 【請求項2】 スライド部材(16)が、金属より成る
弾性的なスリーブ(30)を有している、請求項1記載
の連行部材。 - 【請求項3】 スライド部材(30)がその両端部付近
で、電気的に絶縁された環状円板の形状のそれぞれ1つ
の中間層(18)によって、支持体(14)に固定され
た軸(20)に支えられている、請求項2記載の連行部
材。 - 【請求項4】 スライド部材(16)が、後側面(3
8)を備えた棒状部材として構成されていて、中間層
(18)として該後側面(38)とほぼ同じ長さ及び幅
を有するプレートが設けられており、該プレートが前記
後側面(38)及び支持体(14)と接着によって固定
されている、請求項1記載の連行部材。 - 【請求項5】 スライド部材(16)がセラミック材料
より成っている、請求項4記載の連行部材。 - 【請求項6】 スライド部材(16)が硬質合金より成
っている、請求項4記載の連行部材。 - 【請求項7】 スライド部材(16)が平らにされた前
側(36)を有していて、中間層(18)によって回転
弾性的に支えられている、請求項1から6までのいずれ
か1項記載の連行部材。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
CH2159/91A CH684641A5 (de) | 1991-07-19 | 1991-07-19 | Mitnehmer zum Fördern von Blechzuschnitten an einer Dosenschweissmaschine. |
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