JPH0622775B2 - 長尺円筒状ワークの自動供給装置 - Google Patents

長尺円筒状ワークの自動供給装置

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JPH0622775B2
JPH0622775B2 JP2112588A JP2112588A JPH0622775B2 JP H0622775 B2 JPH0622775 B2 JP H0622775B2 JP 2112588 A JP2112588 A JP 2112588A JP 2112588 A JP2112588 A JP 2112588A JP H0622775 B2 JPH0622775 B2 JP H0622775B2
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long cylindrical
supply
roller
work
cylindrical work
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幸弘 鈴木
俊光 桜井
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Taiyo Yuden Co Ltd
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Taiyo Yuden Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、ワークの自動供給装置に関し、特に、長尺円
筒状ワークを順次供給する長尺円筒状ワークの自動供給
装置に関する。
[従来の技術] 従来、ホッパーに収められた長尺円筒状ワークを一定間
隔で順次切り出して供給するには、いわゆる長尺円筒状
ワークの自動供給装置が用いられている。この様な長尺
円筒状ワークの自動供給装置は、一般に、前記長尺円筒
状ワークの長さに対応する幅の回転ローラの表面に前記
円筒状ワークの径に対応する断面形状を有する溝を前記
回転ローラの軸方向と平行になるように複数設けた供給
ローラと、前記供給ローラの外周面にその開口部を接す
るように設けられた前記ホッパーとから構成されてい
る。
この様な長尺円筒状ワークの自動供給装置において、複
数の長尺円筒状ワークは、その軸方向に整列して前記ホ
ッパー内に充填され、前記供給ローラ表面の溝の中に順
次供給され、前記供給ローラの回転に伴って搬送され
る。そして、その後前記ホッパー開口部に対向する前記
供給ローラの外周面から順次排出される。
[発明が解決しようとする問題点] しかしながら、前記従来技術の長尺円筒状ワークの自動
供給装置では、ホッパー内での整列状態が多少でも崩れ
た場合、前記ワークの供給が不能になってしまうことが
しばしばある。これは、前記ワークのホッパー内での整
列状態が多少でも崩れると、前記ワークが前記供給ロー
ラにより切り出される際に、その姿勢の崩れによって、
前記ワークの一部のみしか供給ローラ表面の溝内に嵌入
されず、前記溝から外れたワークの中央部や端部にたわ
みが生じ、前記溝から脱落してしまうのがその原因であ
る。
そこで、本発明は、前記の従来技術における問題点に鑑
み、ホッパー内に軸方向に整列して充填される長尺円筒
状ワークの整列が多少崩れた場合にも、前記ワークが供
給ローラ表面の溝から脱落して、ワークの供給が中断さ
れてしまうということの少ない長尺円筒状ワークの自動
供給装置を提供することにある。
[問題を解決するための手段] 前記の本発明の目的は、回転ローラの表面に、長尺円筒
状ワークの径に対応する断面形状を有する溝を前記回転
ローラの軸方向に平行に一定間隔で複数設けた供給ロー
ラを備える供給部と、前記供給部の外周面側に接するよ
うに開口部を設けたホッパー部とからなる長尺円筒状ワ
ークの自動供給装置において、前記周面に溝を有する供
給ローラが供給部の中央に配置されると共に、その軸方
向の幅が、前記長尺円筒状ワークの長さLに対して1/
3L〜1/10Lに設定され、さらに同供給ローラの両
側に長尺円筒状ワークの両端を支える円筒周面を有する
ガイドローラが設けられていることを特徴とする長尺円
筒状ワークの自動供給装置によって達成される。
[作用] 前記の長尺円筒状ワークの自動供給装置によれば、長尺
円筒状ワークが嵌め込まれる溝を有する供給ローラが、
供給部の中央に配置され、かつその幅が前記長尺円筒状
ワークの長さLに対して1/3L〜1/10Lの幅しか
ないため、ホッパー側から供給されるワークの姿勢が多
少崩れていても、前記長尺円筒状ワークの重心中央部が
前記供給ローラ外周面の溝に確実に嵌入される。同時
に、前記長尺円筒状ワークの両端に対応する位置に、同
両端を支持する溝の無いガイドローラを設けたことによ
り、前記長尺円筒状ワークの両端部を、前記ガイドロー
ラ外周面上の或る程度自由な位置で支えることができ
る。これにより、前記長尺円筒状ワークの撓みが防止さ
れる。
もって供給されるワークの姿勢が多少くずれていても、
供給ローラ表面の溝でワークを確実に捕らえ、そこから
の脱落を防止しながら、安定した搬送が可能となる。
[実施例] 以下、本発明の実施例について、添付の図面を参照しな
がら説明する。
第1図において、本発明になる長尺円筒状ワークの自動
供給装置は、断面が円状で細長い棒状のいわゆる長尺円
筒状ワーク1をその内部に充填したホッパー2を備えて
おり、このホッパー2はその断面が「コ」の字状の金属
板等によって構成されている。このホッパー2は、図に
も示すように、その開口部には自動供給部3のローラの
表面が接するように、かつ、この開口部が少し下側にな
るように傾けて設けられている。また、このホッパー2
の前記開口部の反対側には略「T」字状のいわゆるプッ
シャ4が設けられ、充填したホッパー2を後方から前記
開口部に押出す。
一方、前記ホッパー2の開口部に設けられた自動供給部
3のローラは、第2図に示すように、前記ホッパー2の
開口部中央部に設けられた回転ローラで、その表面には
前記長尺円筒状ワーク1を嵌入するための溝31がロー
ラの軸方向に平行に一定間隔で複数設けられた、いわゆ
る供給ローラ32と、前記供給ローラ32の軸方向の両
側で前記長尺円筒状ワーク1の両端に対応する位置にそ
れぞれ設けられた回転ローラで、前記供給ローラ32に
同一の回転軸6で連結された、いわゆるガイドローラ3
3、34とから構成されている。
前記供給ローラ32の円周表面上に複数設けられた前記
溝31の断面形状は、前記長尺円筒状ワーク1の径に対
応するものであることはもちろん、さらに本発明によれ
ば、前記自動供給部3の供給ローラ32の幅wを、供給
される長尺円筒状ワークの長さLに対して1/3L〜1
/10Lの範囲にしている。この様に、前記長尺円筒状
ワーク1をその複数の溝31に嵌入して移動する自動供
給部3の供給ローラ32の幅を前記の様な幅にすること
により、前記長尺円筒状ワーク1の重心中央部が前記供
給ローラ32の外周面の溝31に確実に嵌入される。そ
のため、前記ホッパー2内での前記長尺円筒状ワーク1
の整列が多少崩れても、前記長尺円筒状ワーク1が前記
供給ローラ32の表面の溝31から脱落して、その供給
が中断されてしまうということが少ない。
本件発明者らによる実験の結果によれば、この供給ロー
ラ32の幅を狭くし過ぎると、嵌入された長尺円筒状ワ
ーク1の重心中央部が前記供給ローラ32の溝31から
脱落し易くなる。また反対に、この供給ローラ32の幅
を広くし過ぎると、記述の従来技術として説明したのと
同様に、前記ワーク1の整列状態が多少でも崩れた場
合、前記ワーク1が前記供給ローラ32により切り出さ
れる際に、前記ワーク1の一方の端部のみしか前記供給
ローラ32の表面の溝31内に嵌入されず、前記溝31
から脱落してしまうことが多く発生する。
他方、両側のガイドローラ33、34は、前記供給ロー
ラ32のような溝31が設けられておらず、円筒周面を
有する。そして、この周面の直径は、前記供給ローラ3
2の溝31の底部直径とほぼ等しいか、またはそれより
僅かに小さく設定されており、これによって、中央部が
前記溝31が嵌まり込んだ長尺円筒状ワーク1の両端
を、その周面で支承する。
第3図には、前記装置の側面断面図が示されており、前
記ホッパー2から前記供給ローラ32の外周面の溝31
に嵌入されて順次切り出されて、例えばベルトコンベア
5上に供給される様子が示されている。さらに、第4図
には、第1図に示す自動供給装置の上面図が示され、前
記ホッパー2から前記供給ローラ32の外周面の溝31
に嵌入されて順次切り出される様子が示されている。
[発明の効果] 以上の説明からも明らかなように、本発明によれば、ホ
ッパー内に充填される長尺円筒状ワークの整列が多少崩
れても、前記ワークが前記供給ローラ表面の溝から脱落
してその供給が中断されてしまうということが少なく、
確実に長尺円筒状ワークを供給できる自動供給装置を提
供することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明になる長尺円筒状ワークの自動供給装置
の全体を示す斜視図、第2図は前記自動供給装置の自動
供給部の構造の詳細を示す図、第3図は前記自動供給装
置の断面図、第4図は第1図に示す自動供給装置の上面
図である 1……長尺円筒状ワーク、2……ホッパー、3……自動
供給部、31……溝、32……供給ローラ、33、34
……ガイドローラ、4……プッシャ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】回転ローラの表面に、長尺円筒状ワークの
    径に対応する断面形状を有する溝を前記回転ローラの軸
    方向に平行に一定間隔で複数設けた供給ローラを備えた
    供給部と、前記供給部の外周面側に接するように開口部
    を設けたホッパー部とからなる長尺円筒状ワークの自動
    供給装置において、前記周面に溝を有する供給ローラが
    供給部の中央に配置されると共に、その軸方向の幅が、
    前記長尺円筒状ワークの長さLに対して1/3L〜1/
    10Lに設定され、さらに同供給ローラの両側に長尺円
    筒状ワークの両端を支える円筒周面を有するガイドロー
    ラが設けられていることを特徴とする長尺円筒状ワーク
    の自動供給装置。
JP2112588A 1988-01-30 1988-01-30 長尺円筒状ワークの自動供給装置 Expired - Lifetime JPH0622775B2 (ja)

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