JP2003118828A - 回転ボール式パーツフィーダー - Google Patents

回転ボール式パーツフィーダー

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JP2003118828A
JP2003118828A JP2001321352A JP2001321352A JP2003118828A JP 2003118828 A JP2003118828 A JP 2003118828A JP 2001321352 A JP2001321352 A JP 2001321352A JP 2001321352 A JP2001321352 A JP 2001321352A JP 2003118828 A JP2003118828 A JP 2003118828A
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rotating ball
stage
guide
work
parts feeder
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Yaichiro Suzuki
彌一郎 鈴木
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ZENWELL ORDERED KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】騒音が少なくてワークの送りスピードが速く、
ワークの連続送りを保証でき、ワークの整列や選別を行
う機能を持たせることが容易になる回転ボール式パーツ
フィーダーを提供する。 【解決手段】逆さ円錐形の容器状をした回転ボール11
の上開口11aに円帯形のステージ16を取替え自在に
取り付け、この回転ボール11の中に、下端31aから
上端31bまで回転ボール11の内周面に近接して渦巻
き様に延びる螺旋ガイド31を固定的に配置し、ステー
ジ16を囲う囲い壁41と、この囲い壁41の一部途切
れた部位に連続する案内シュート45を設けた。従っ
て、回転ボール11内に投入されたワークは、回転ボー
ル11の回転に伴って回転しながら螺旋ガイド31に沿
って運ばれてステージ16に乗り上がり、選別ワイパー
61で整列や選別を受けて案内シュート45へ運ばれ
る。ステージ16や案内シュート45はワークの種類に
応じて取替え自在にした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、回転ボール式パー
ツフィーダーに係り、特に、ほぼ逆さ円錐形の容器状を
為す回転ボールの中に渦巻き形の螺旋ガイドを配置した
構造の回転ボール式パーツフィーダーに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】例えば、工業製品の生産ラインにおいて
は、所要のワークを整列させて自動機などへ連続供給す
るために、ワークの整列機能や選別機能を備えた所謂パ
ーツフィーダーが多用される。このようなパーツフィー
ダーとしては、従来から各種のものがあるが、中でも、
ワークの送りと整列などを振動作用で行うようにした振
動式のものが多く用いられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、この振動式
のパーツフィーダーにあっては、騒音が甚だしいために
工場の内外に様々な環境悪化をもたらし、しかも、ワー
クの送りスピードが極めて遅いため、高速処理が求めら
れるラインには向かないといった問題があった。
【0004】そこで、騒音が少なく、しかも比較的速い
スピードでワークを送り出すことができるパーツフィー
ダーを探求した結果、ワークが投入される容器の回転作
用と螺旋の案内作用とでワークを整列して供給する構造
のパーツフィーダーを考えてみた。そのパーツフィーダ
ーの一例aを図9に示す。
【0005】同図において、bはほぼ逆さ円錐形の容器
状をした回転ボールを示し、cは螺旋ガイドを示す。回
転ボールbは、その底頂部から延びたボス軸dを適宜な
軸受けに回転自在に支持させると共にモーターで回転さ
せる。螺旋ガイドcは、その渦中心側の下端から先へ行
くに従って上へ変位する形の渦巻き状に形成し、下端は
陣笠状のワーク投入受け板eの外周部に固定してある。
fは支持ブラケットを示す。この支持ブラケットfは、
その一端部が回転ボールbの外で架台などに固定され、
他端部は回転ボールbの内底部近くまで延びていて、こ
の他端部にワーク投入受け板eが固定されている。
【0006】螺旋ガイドcの上端部は回転ボールbの上
開口近くに位置した状態で別の支持ブラケットgを介し
て架台に支持し、これにより、螺旋ガイドcをその全体
が回転ボールbの内面と近接して延びるように設ける。
回転ボールbの外側には、螺旋ガイドcの上端の脇の位
置から延びる案内シュートhを配置する。この案内シュ
ートhには、必要に応じて、ここに落ちたワークiを機
械的に送るための強制送り機構を付設する。回転ボール
bの回転方向は、上から見た螺旋ガイドcの下端から上
端への渦巻き方向とほぼ同じ方向にする。
【0007】しかして、回転ボールb内の底部に投入さ
れたワークiは、回転ボールbと螺旋ガイドcとの相対
的な回転による撹拌作用や螺旋ガイドcに沿って送られ
る移送作用等によって、姿勢を一番安定する形に変えな
がら、螺旋ガイドc沿いに整列して上へ送られて行き、
螺旋ガイドcの上端から外れるのとほぼ同時に案内シュ
ートhに落とされ、目的の自動機へ向けて移送される。
従って、このパーツフィーダーaによれば、振動による
騒音が発生することは無く、ワークiの送りスピードは
回転ボールbの回転速度を調節することで速めることが
できる。
【0008】しかしながら、このパーツフィーダーaに
は、回転ボールbがワークiをしっかり捉える手段が無
いためにワークiが回転ボールbや螺旋ガイドcに対し
て滑り易く、連続供給を保証できないという問題があ
る。ワークiの供給が滞れば、下流のラインが停止する
ことになるため、ワークiの続供給を保証することはこ
の種のパーツフィーダーに求められる重要な品質であ
る。
【0009】また、このパーツフィーダーaの構造で
は、螺旋ガイドcに沿って送られるワークiの姿勢を積
極的に揃える整列手段や、規格外のワークや不良品等を
排除する選別手段を設けることが困難であったり、それ
ら手段による効果が必ずしも生かされないという問題も
ある。すなわち、これらの手段は、螺旋ガイドc沿いに
並んだワークiの姿勢が安定する領域、例えば、螺旋ガ
イドcの中間部から上端に渡る領域を対象にして設ける
ことになるが、螺旋ガイドc沿いに運ばれる途上のワー
クiの姿勢は必ずしも安定しないので、この領域で姿勢
の矯正を行っても、その後案内シュートhに移る前に姿
勢が崩れてしまう虞れがあるからである。また、この領
域における選別では排除すべきワークiを回転ボールb
内に戻すという選別方法しか採れないため、不良品や規
格外ワークを回転ボールbの外へ排除することまではで
きないからである。
【0010】本発明は、振動式パーツフィーダーや前記
パーツフィーダーaが抱えていた叙上の問題点に鑑みて
為されたものであり、騒音が少なく且つワークの送りス
ピードも速く、また、ワークの送りが連続して行われる
のを保証でき、或いは、ワークの整列や選別を行う機能
を持たせることが容易になる新規な回転ボール式パーツ
フィーダーを提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、請求項1に記載した回転ボール式パーツフィーダー
は、ほぼ逆さ円錐形の容器状を為しワークが投入される
回転ボールと、この回転ボールの内底部辺りに位置した
下端から回転ボールの上開口とほぼ同じ高さに位置した
上端まで該回転ボールの内周面に近接して渦巻き様に延
びる螺旋ガイドと、該螺旋ガイドの下端から上端への渦
巻き方向とほぼ同じ方向へ前記回転ボールを回転させる
ための駆動手段と、上記螺旋ガイドに沿って運ばれて来
て回転ボールの外へ出たワークを目的の移送路へ案内す
る案内部とを備えたことを特徴とするものである。
【0012】この回転ボール式パーツフィーダーにあっ
ては、回転ボール内に投入されたワークは、回転ボール
の回転に伴って回転しながら、螺旋ガイド沿いにせり上
がるように運ばれて行って、螺旋ガイドの上端から外れ
るのとほぼ同時に案内部に移され、この案内部によって
目的の自動機へ向けて移送される。従って、このパーツ
フィーダーによれば、振動による騒音が発生することは
無く、ワークの送りスピードは回転ボールの回転速度を
調節することで速めることができる。この発明における
案内部としては、螺旋ガイドの上端から外れたワークを
直接受け取るシュート状の形態とか、請求項3に記載の
ステージやその他の部材を介してシュートへ案内する形
態など、様々な形態を採用できる。
【0013】請求項2に記載した回転ボール式パーツフ
ィーダーは、請求項1に記載した回転ボール式パーツフ
ィーダーにおいて、回転ボールの内面に、その周方向へ
互いに間隔を空けて配置された多数の凸部を設けたこと
を特徴とするものである。このようにすれば、回転ボー
ル内のワークは、大部分が凸部に捉えられて確実に回転
ボールと一体的に回転するので、ワークが回転ボールや
螺旋ガイドに対して滑るのを効果的に防止でき、それに
よって、ワークの連続供給をかなり高い精度で保証でき
る。
【0014】この発明の凸部の形態としては、回転ボー
ルと一体に形成する形態や、それとは別体の部材を取り
付ける形態など幾つか考えられるが、製作の容易性など
を考えると、回転ボールの壁の法線方向へ延びる比較的
薄い平板状のものを、周方向へ等間隔で配列する形態等
が望ましいと思われる。
【0015】請求項3に記載した回転ボール式パーツフ
ィーダーは、請求項1又は2に記載した回転ボール式パ
ーツフィーダーにおいて、回転ボールと一体的に回転し
その上開口に沿って外フランジ様に延びるステージと、
一部を除いて上記ステージを外側から囲む囲い壁と、ス
テージ上又は案内部上のワークの整列や選別を行うため
の手段とを設けたことを特徴とするものである。
【0016】この発明にあっては、螺旋ガイド沿いにせ
り上がって行くワークは、螺旋ガイドの上端から外れた
ところでステージに乗り移り、次いでこのステージによ
って囲い壁沿いに、この囲い壁が途切れた位置まで運ば
れて行き、ステージに乗っている間に、又は案内部に移
ったところで、整列や選別を行うための手段によって姿
勢の矯正や選別を受ける。ステージに乗った状態のワー
クは、螺旋ガイド沿いに運ばれるときとは違って、その
姿勢を変更される要因が殆ど無いので、正規の姿勢の規
格ワークであろうとそれ以外のワークであろうと、ステ
ージに乗り移った際の姿勢のまま運ばれることになる。
【0017】従って、整列や選別を行うための手段によ
って実行されるステージ上又は案内部上のワークに対す
る整列の結果がその後崩される虞れは無いし、姿勢不良
のワークや規格外ワーク或いは不良品等を撮像手段等で
見分ける監視や、その監視に基づく選別を無駄なく且つ
精度良く行わせることができる。しかも、このステージ
上で行われる選別では、ワークを回転ボールの内側と外
側のいずれにも落とすことが可能になるので、単に姿勢
不良であるものについては回転ボールの内側へ落とし、
それ以外のものについては回転ボールの外へ落とすとい
った合理的な選別が可能になる。
【0018】ステージの形態は、基本的に円帯形を為す
ことになるが、その上面に、外周側が低くなる適度な傾
斜を持たせると、ステージ上のワークにステージから外
側へ外れようとする力がより強く働くため、この力をワ
ークの整列や選別に上手く利用することが考えられる。
また、整列や選別を行うための手段としては様々なもの
が考えられる。例えば、ステージ上のワークの移動軌跡
と一部交差する形あるいはその移動軌跡に上から臨む形
の所謂ワイパーを囲い壁などに取り付けて姿勢制御や選
別を行ったり、正規姿勢になっている規格ワーク以外の
ものをエアージェットで吹き落としたり、場合によって
は囲い壁に排除口を設けてここにメカニカルシャッター
を出し入れしてワークの排除を行うといったものが考え
られる。この他、囲い壁や案内部などと協働して姿勢制
御する形態や、案内部の形状自体に整列機能を持たせた
形態なども考えられる。
【0019】本発明、特に請求項3の発明を実施する場
合は、ステッピングモーターなどを用いて回転ボールを
間欠的に回転させることも考えられる。例えば、ステー
ジ上のワークの姿勢や種類をビデオカメラなどの撮像手
段によって監視する場合は、その撮影タイミング又は像
解析のタイミングを回転ボールの停止タイミングと同期
させた方がより精度の高い選別を実行させることが期待
できる。
【0020】請求項4に記載した回転ボール式パーツフ
ィーダーは、請求項3に記載した回転ボール式パーツフ
ィーダーにおいて、整列や選別を行うための手段とステ
ージと案内部のうちの少なくとも一つが取替え自在に取
り付けられたことを特徴とするものである。
【0021】請求項3の発明を実施する場合、ステージ
を回転ボールと一体に形成し又は回転ボールに固定的に
取り付けたり、あるいは整列や選別を行うための手段を
囲い壁に固定的に取り付けても勿論差し支えないが、こ
れを、請求項4の発明のように、少なくとも、整列や選
別を行うための手段とステージと案内部のうちの全部又
は一部を取替え自在に取り付けるようにすれば、ワーク
の種類に応じた整列や選別を行わせることができるた
め、汎用性を大幅に拡げることができる。
【0022】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態を図
面に従って説明する。 〔1.第一の実施の形態〕(図1〜図7)図1から図7
は、第一の実施の形態に係る回転ボール式パーツフィー
ダー1を示すものである。
【0023】〔A.構造〕(図1〜図7) このパーツフィーダー1は、機台3と、供給すべきワー
クが投入される回転ボール11と、この回転ボール11
を回転させるための駆動手段と、回転ボール11に取替
え自在に取り付けられる数種類のステージ(図面では符
号16で示す第一のステージと、符号17(図6参照)
で示す第二のステージの2種類のみ示してある)と、回
転ボール11内に設けられた螺旋ガイド31と、数種類
の囲い壁と案内シュート及び選別ワイパー等から構成さ
れている。図面では、囲い壁については符号41で示す
1種類のみ示してあり、案内シュートについては符号4
5で示す第一の案内シュートと、符号51で示す第二の
案内シュートの2種類だけ示してあり、選別ワイパーに
ついては符号61で示す1種類だけを示してある。
【0024】〔A−1.機台、軸受け等〕機台3(図
1、図2等参照)は、据付けベース4と、この据付けベ
ース4の隅角部から立ち上がった支柱に水平に支持され
たほぼ正方形状の甲板5及び機構ベース6等から構成さ
れ、据付けベース4の中央部からは円柱状をした中央支
持軸7が立ち上がっている。この中央支持軸7は、機構
ベース6の中央部に形成された孔6aを通されて、上端
は甲板5よりある程度低い位置まで延びており、その上
端面に螺穴7aが形成されている。
【0025】甲板5には、中央支持軸7の中心線を中心
とした円形の大きな回転ボール等配置孔5a(図1、図
2参照)が形成されると共に、その左側端寄りの位置
(図1において左方へ向かう方向を左側とし、同図にお
いて下方へ向かう方向を前側とする。)に前後方向へ延
びる比較的幅の広い切溝状のシュート配置溝5b(図
1、図3参照)が形成されている。このシュート配置溝
5bは、その前端が甲板5の前端縁に達し、後端は回転
ボール等配置孔5aに連続している。機構ベース6の上
面には、軸受けハウジング8が孔6aと同軸に固定され
ていて、この軸受けハウジング8にボールベアリング9
が上下2つ取り付けられている。中央支持軸7は、この
ボールベアリング9の内輪をその軸周りにある程度の余
裕を残して通されている。
【0026】〔A−2.回転ボール〕回転ボール11
は、ほぼ逆さ円錐形の容器状を為し、上開口11aの径
の割に深さは比較的浅く、その底頂部はその余の部分よ
り下へ突出した円筒形のカップリング部11bになって
いる。このカップリング部11bに、縦長円筒形のボス
軸12の上端部が内嵌め固定されており、このボス軸1
2の中間部が上記ボールベアリング9の内輪に圧入され
ることで、回転ボール11がその軸周りへ回転自在に支
持される。この結果、中央支持軸7はボス軸12の中を
通され、その上端部が回転ボール11内に突出する。甲
板5に形成されている回転ボール等配置孔5aの径は、
回転ボール11の上開口11aよりひと回り大きく形成
されており、回転ボール11は上開口11aが回転ボー
ル配置孔5aよりほんの少し高いところに位置するよう
に設けられる。
【0027】回転ボール11の内面には多数の送りキィ
ー14が周方向へ等間隔で取り付けられている。この送
りキィー14は、回転ボール11の内面の法線方向にお
ける寸法より多少短い寸法のほぼ帯板状を為すように形
成されており、それぞれ上記法線と平行な方向へ延び且
つその上端が上開口11aとほぼ同じ位置まで延びる状
態で、ビスで固定されている。このビスの頭は送りキィ
ー14の上面からは突出しないように設けられる。この
送りキィー14によって、回転ボール11の内面は周方
向で多数の段差を有することになる。回転ボール11の
開口側端部の外面には周方向で90゜間隔の位置にステ
ージ取付け用の螺穴11c(図2、図5等参照)が形成
されている。
【0028】〔A−3.ステージ、駆動部〕2種類のス
テージ16、17はそれぞれ円帯形を為すと共に、その
中心線と直交する水平面に対して、外周縁が内周縁より
低くなるように傾斜した形をしており、この傾斜は、第
一のステージ16ではほぼ5゜に、第二のステージ17
ではほぼ15゜になっている。また、これらステージ1
6、17の内径は回転ボール11の上開口11aの外径
と一致し、外径は回転ボール等配置孔5aの径より僅か
に小さくなっており、その下面の周方向へ90゜間隔の
位置に螺穴20が形成されている。
【0029】これらステージ16、17を含む複数種の
ステージは、そのいずれかを選んで回転ボール11に取
り付ける。この取付けには、ステージ16、17の傾斜
度に応じて用意されている略「へ」字形の取付駒18
(図4等参照)を4つ用いる。取付駒18には両端部に
ネジ通し孔18aが形成されており、このネジ通し孔1
8aに各別に通した2本のネジ19をステージ16、1
7の螺穴20と回転ボール11の螺穴11cにそれぞれ
螺合する。これにより、当該ステージ16や17が回転
ボール11の上開口11aから外側へ張り出したフラン
ジ様に取り付けられる。回転ボール11に取り付けられ
たステージ16、17の外周縁は甲板5の回転ボール等
配置孔5aに近接する。
【0030】機構ベース6の上面には減速機構付きのモ
ーター21が固定され、その出力軸21aの先端部は機
構ベース6より下へ突出しており、この先端部にタイミ
ングプーリー22が固定されている。そして、回転ボー
ル11のボス軸12の下端部にもタイミングプーリー2
3が固定され、これらタイミングプーリー23と22に
タイミングベルト24が掛け渡される。従って、モータ
ー21が駆動することで、回転ボール11とこれに取り
付けられているステージ16や17が一体的に回転され
る。この回転の方向は、上から見た反時計回り方向であ
る。
【0031】〔A−4.螺旋ガイド〕螺旋ガイド31
は、長尺な金属の帯板を1周半程度の長さで渦巻き状に
加工したもので、渦中心側の端である下端31aから、
上から見た反時計回り方向へ渦を巻きながら上へ変位し
て行く形になっていて、下端31aは陣笠状をしたワー
ク投入受け板32の外周縁に溶接されている。ワーク投
入受け板32はその頂部が前記中央支持軸7の上端にボ
ルト33で固定されることによって回転ボール11の内
底部に配置される。この状態で、螺旋ガイド31の上端
31bは回転ボール11の上開口11aとほぼ同じ高さ
に位置する。
【0032】また、甲板5における右後ろ隅角寄りの上
面には支持ブラケット35の基端部が固定されていて、
このブラケット35の先端部は回転ボール11内の上開
口11a近くに臨んでおり、この先端部から下へ延びた
支持棹36の下端に螺旋ガイド31の上端31bが固定
される。しかして、螺旋ガイド31は、その下端31a
がワーク投入受け板32を介して中央支持軸7に、上端
31bが支持ブラケット35を介して甲板5にそれぞれ
固定されることで位置が固定すると共に、送りキィー1
4との間に多少の間隔を空けて延びるように設けられ
る。
【0033】〔A−5.囲い壁、案内シュート〕囲い壁
41は、ステージ16や17の上の空間を外側から囲む
ためのもので、ステージ16、17の幅より多少高い丈
を有して一部途切れた環状を為し、回転ボール等配置孔
5aの開口縁のうち案内シュート45や51に臨む位置
を除いた全周に沿って延びるように取り付けられる。す
なわち、囲い壁41の一端はシュート配置溝5bの右側
縁後端近くに位置し、そこから孔5aの縁に沿って反時
計周り方向へ延び、他端はシュート配置溝5bの左側縁
と孔5aの縁とが連続する辺りに位置する。この囲い壁
41の取付けは、囲い壁41の下端から外側へ張り出し
た取付け耳42を甲板5にボルト止めすることで行う。
【0034】第一の案内シュート45は、少なくとも第
一のステージ16と共に用いられるものであって、互い
に左右平行に並んだ2つの側壁46、47と、これら側
壁の前端側ほぼ半分に対応した長さの底壁48とで構成
されており、右側壁47の後端部47aは右斜め後方へ
延びるように屈曲している。従って、この案内シュート
45は、底壁48がある部分においては前後方向から見
てほぼU字溝形を為す(図3参照)。底壁48の後側縁
48aは、第一のステージ16の外周縁の円弧とほぼ同
じ大きさの円弧で側壁46、47とはほぼ斜交する方向
へ延びる形になっている。
【0035】このような案内シュート45は、甲板5に
形成されている前記シュート配置溝5bに収まった状態
で、図示しない取付け部材によって甲板5に固定され
る。この状態での案内シュート45は、その底壁48の
後側縁48aがステージ16の外周縁の回転軌跡に近接
すると共に、左側壁46の後端が囲い壁41の他端に連
続するように突き合わされ、右側壁47の後半部はステ
ージ16に上から臨むように位置する。従って、この案
内シュート45の底壁48の上面は、ステージ16の上
面に段差無くほぼ連続し、囲い壁41沿いの空間はこの
案内シュート45のU字形の通路を経て機外に通じる。
【0036】第二の案内シュート51(図6、図7参
照)は、少なくとも第二のステージ17と共に用いられ
るものであって、概ね前後方向に長い帯板状をした左右
2枚のガイドレール53、54などで構成されている。
左側のガイドレール53は、そのほぼ後半部53aにお
いては幅方向が垂直であり、前半部53bは前端におい
て幅方向が水平になるように前方から見た反時計回り方
向へ90゜程度捻った形をしており、後端部が囲い壁4
1の内面の他端部41a近くに固定され、前半部53b
は稍左側へ向けて膨らむ緩やかな弧を描きながら前下が
りに延びている。後半部53aと前半部53bとが連続
する位置より稍前側の部位から後側の部分は、ステージ
17の上方に位置する。そして、このガイドレール53
には、後半部53aの下側縁中間位置辺りから始まって
該ガイドレール53の前端まで達した切欠53cが形成
されている。この切欠53cのうち後半部53aに形成
されている部分は供給ワークであるネジ67の全長より
多少長い。
【0037】また、右側のガイドレール54は、後ろへ
行くに従って幅を広げながら右方へ屈曲した形をしてお
り、その左側縁は左側のガイドレール53の捻られてい
る部分の切欠53cとほぼ平行に延びるように配置さ
れ、右後ろ側を向いた縁がステージ17の外周縁に近接
し且つ上面が当該ステージ17の上面と段差が無い状態
で設けられる。従って、この第二の案内シュート51に
あっては、左右のガイドレール53、54により、ステ
ージ17の上面に続く切溝状の整列溝55が形成され
る。
【0038】〔A−6.選別ワイパー〕選別ワイパー6
1は、主としてワークの姿勢をステージ16、17上で
選別するためのものであって、囲い壁41の丈の半分く
らいの幅を有する横長板状に形成されている。そして、
この選別ワイパー61は、ステージ16、17の上面か
ら所定の間隔H(図2参照)を残した状態で、その右端
が囲い壁41の後ろ頂部内面に固定されると共に、左端
へ行くに従って回転ボール11に少しづつ近づくように
斜めに延び、左端は回転ボール11との間に距離W(図
1参照)を残している。
【0039】尚、図面では選別ワイパー61を1種類だ
け示してあるが、これにも幾つの種類が用意されてい
て、ワークに応じて使い分けたり、或いは同じものでも
前記間隔Hや距離Wを異ならせて取り付けることができ
るようになっている。回転ボール式パーツフィーダー1
は以上のように構成されている。
【0040】〔B.使用方法、作用〕(図1、図2、図
5〜図7) 次に、この回転ボール式パーツフィーダー1の使用方法
や作用を、ネジ65や67を供給ワークとする場合を例
にして説明する。ネジ65は頭部の大きさの割に軸が短
いタイプであり、ネジ67は軸が長いタイプである。ネ
ジ65をワークとする場合は第一のステージ16と第一
の案内シュート45を取り付け、ネジ67をワークとす
る場合は第二のステージ17と第二の案内シュート51
を取り付ける。
【0041】〔B−1.基本動作〕これらネジ65や6
7は、回転ボール11の中に連続して又は一定量ごと間
欠的に投入される。この投入は、手投入でも良いし、コ
ンベアなどによる自動投入でも良いが、ワーク投入受け
板32上を狙って投入する。図2の符号69は投入シュ
ートを示し、ネジ65、67等は、ワーク投入受け板3
2上に落とされる(図1参照)。
【0042】パーツフィーダー1が運転を開始すると、
回転ボール11とステージ16(又は17)が一体的に
反時計回り方向へ回転すると共に、回転ボール11内の
ネジ65(又は67)も大部分が回転ボール11と共に
円運動を行う。このとき、回転ボール11の内面には多
数の送りキィー14が取り付けられているため、この送
りキィー14がネジ65、67を確実に捉えて運ぶ。
【0043】このようにして送りキィー14に助けられ
ながら円運動するネジ65、67は、螺旋ガイド31の
外側縁に乗ったところから、該螺旋ガイド31に沿って
運ばれて行って、この螺旋ガイド31の上端31bから
外れるのと同時にステージ16(又は17)に乗り上が
り、ここからは、ステージ16(又は17)に乗って案
内シュート45(又は51)に向けて運ばれる。
【0044】螺旋ガイド31に沿って運ばれるネジ65
や67は、互いに撹拌されたり、螺旋ガイド31に摺接
しながら運ばれることで、大部分は最も安定した姿勢に
揃う。即ち、ネジ65にあっては、図2等に示すように
軸部65bを上に向けた姿勢(以下、このネジ65につ
いての「整列姿勢」と言う)となり、ネジ67にあって
は、螺旋ガイド31とほぼ平行に寝た姿勢(以下、この
ネジ67についての「整列姿勢」と言う)となる。ネジ
65、67の多くはこのような整列姿勢に揃ってステー
ジ16(又は17)に乗り、ステージ16、17上で
は、これが前記したように傾斜していることによって、
囲い壁41側へ寄って、案内シュート45(又は51)
へ向けて運ばれる。
【0045】〔B−2.第一のステージ等による整列と
選別〕ネジ65をワークとする場合は、選別ワイパー6
1の前記間隔Hをネジ65の頭部65aの厚さより多少
長い程度に設定し、距離Wは軸部65bの径の半分余り
の寸法に設定しておく。すると、ステージ16上のネジ
65は、図1や図5に示すように、これが整列姿勢で運
ばれて行く場合は回転ボール11内に落ちること無く選
別ワイパー61を通過するが、そうでない姿勢で運ばれ
て行く場合は選別ワイパー61によって回転ボール11
内に落とされる。
【0046】すなわち、ステージ16上を整列姿勢で運
ばれて行くネジ65は、選別ワイパー61に当ったとこ
ろで、その頭部65aの一部が選別ワイパー61の下に
潜りながら軸部65bが選別ワイパー61に相対的に押
されることで回転ボール11側へ寄せられ、その重心が
上開口11aより多少ステージ16側にある状態でこの
選別ワイパー61沿いに運ばれるので、このステージ1
6から落ちることは殆ど無い。これに対し、ネジ65
が、整列姿勢以外の姿勢(この姿勢の多くは、図5に二
点鎖線で示すように斜めに倒れた姿勢になる)でステー
ジ16上を運ばれて行く場合は、その姿勢自体が不安定
で転がり易い上に、選別ワイパー61に当って回転ボー
ル11側へ寄せられることで転がったり姿勢を崩したり
して、ほぼ確実に回転ボール11内に落ちる。
【0047】整列姿勢で選別ワイパー61を通過したネ
ジ65は、これに付勢されている遠心力とステージ16
の傾斜とによって再び囲い壁41側へ寄り、そのまま案
内シュート45に乗り移ってここを滑り落ちて、目的の
自動機へと移送される。
【0048】〔B−3.第二のステージ等による整列と
選別〕ネジ67をワークとする場合は、選別ワイパー6
1の前記間隔Hをネジ67の頭部67aの径より多少長
い程度に設定し前記距離Wを零に設定するか、又は、こ
れらの条件に適合する別のワイパーを取り付ける。する
と、ステージ17上のネジ67は、これが整列姿勢で運
ばれて行く場合は選別ワイパー61の下を潜って通過
し、そうでない姿勢で運ばれて行く場合は選別ワイパー
61によって回転ボール11内に落とされるか又は整列
姿勢に矯正される。
【0049】そして、整列姿勢で選別ワイパー61を通
過したネジ67は、案内シュート51を通る間に最終的
な整列を施される。この整列の動作を図7に(a)〜
(e)へ順を追って示す。この図は、頭部67aを後ろ
にした向きで運ばれて来た場合の例を示すもので、囲い
壁41に沿う形で運ばれて来たネジ67は、先ず、同図
(a)に示すように、ステージ17に乗ったまま、左側
のガイドレール53の後半部53aに沿って運ばれ、そ
の軸部67bの先端がガイドレール53の切欠53cに
臨んだところから、同図(b)に示すように軸部67b
が切欠53cに挿入される。この動きは、主としてステ
ージ17の傾斜による滑り作用によって行われる。
【0050】そして、同図(c)に示すように軸部67
bがほぼ完全に整列溝55に落ちた状態を経て、このネ
ジ67がステージ17からシュート51に乗り移り、次
いで、同図(d)に示すように、頭部67aが左右のガ
イドレール53と54を跨ぐように乗った吊り下げ状態
になってこのガイドレール53、54を滑り落ちて行
き、最終的には同図(e)に示すように垂直に吊られた
形になって目的の場所へと移送されて行く。
【0051】尚、ネジ67が、その頭部67aを前にし
てステージ17上を運ばれて来た場合は、当初、ほぼそ
のままの姿勢でガイドレール53の後半部53a沿いに
運ばれ、その軸部67bの先端が切欠53cに臨んだと
ころで、頭部67aを支点として回りながら該軸部67
bが切欠53cに落ち、ここからは、頭部67aがガイ
ドレール53、54に吊られた形で該ガイドレール5
3、54上を滑って行く。
【0052】案内シュート45や51を用いる場合、こ
れら案内シュートに、例えばバイブレーション等による
移送力を積極的に持たせてワークの移送を確実に行わせ
ることも考えられる。
【0053】〔2.第二の実施の形態〕(図8) 図8は、第二の実施の形態に係る回転ボール式パーツフ
ィーダー1Aを示すものである。この回転ボール式パー
ツフィーダー1Aが前記第一の実施の形態に示した回転
ボール式パーツフィーダー1と比較して相違するところ
は、主として、案内シュートを複数設けて、下流側の複
数のラインへワークを分配供給できるようにしたことだ
けである。従って、説明はこの相違点だけについて行
い、その余の部分については、図面の各部に前記回転ボ
ール式パーツフィーダー1における同様の部位に付した
符号と同じ符号、又はそれにダッシュ記号を付けた符号
を付することで重複説明を避ける。
【0054】このパーツフィーダー1Aにおける囲い壁
41′は、ステージ16のうち、螺旋ガイド31の上端
31bよりある程度の距離手前側へ寄った位置から選別
ワイパー61よりある程度の距離先へ寄った位置までの
部分に対しては、回転ボール等配置孔5a沿いに延び、
それ以外の部分に対してはステージ16の幅方向におけ
る中間部に上から近接して延びるように設けられてお
り、この部分に4つの出口41′a、41′b、41′
c、41′dが形成されている。
【0055】この4つの出口41′a〜41′dのそれ
ぞれに4つの案内シュート71〜74が各別に取り付け
られている。これら案内シュート71〜74は、その長
手方向から見てほぼU字形を為す通路状に形成され、そ
の底壁上面はステージ16の上面と段差無くほぼ連続し
ている。案内シュート71〜74には、その右側壁沿い
に移動して当該出口41′a、41′b、41′c、4
1′dより回転ボール11側へ出没するメカニカルシャ
ッター75が設けられており、このメカニカルシャッタ
ー75が回転ボール11側へ突出する(シャッター74
はこの状態で示してある)ことで、ステージ16に乗っ
て運ばれて来るネジ65が当該案内シュート71〜74
に導入される。
【0056】しかして、下流側のラインへのネジ65の
供給状況に応じてメカニカルシャッター75を制御する
ことで、1つのパーツフィーダー1Aから複数の下流側
ラインへネジ65を分配供給することができる。ステー
ジ16を設けることによってこのような供給が可能にな
る。尚、メカニカルシャッター75が突出した際にネジ
65に当った場合、最悪でもそのネジは回転ボール11
内に落とされるだけであるから、ワークやシャッターを
傷めたり動きを狂わせたりする虞れは無い。
【0057】以上、本発明の実施の形態を説明したが、
本発明の具体的構成がこの実施の形態に限定されるもの
では無く、本発明の要旨から外れない範囲での設計変更
等があっても本発明に含まれる。特に、実施の形態にお
いては、供給されるワークとしてネジを示したが、本発
明はネジに限らず各種のワークを供給するための回転ボ
ール式パーツフィーダーとして広く適用することができ
る。
【0058】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、騒音が
少なく且つワークの送りスピードも速く、また、ワーク
の送りが連続して行われるのを保証でき、或いは、ワー
クの整列や選別を行う機能を容易に持たせることができ
るる新規な回転ボール式パーツフィーダーを提供するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の実施の形態に係る回転ボール式
パーツフィーダーの平面図である。
【図2】図1のA−A線に沿って切断した拡大断面図で
ある。
【図3】図1に示す回転ボール式パーツフィーダーの要
部斜視図である。
【図4】図1に示す回転ボール式パーツフィーダーの要
部を分解した斜視図である。
【図5】図1のB−B線に沿って切断した要部拡大断面
図である。
【図6】図1に示す回転ボール式パーツフィーダーのス
テージや案内シュートなどを別の種類のものに取り替え
た状態を示す要部斜視図である。
【図7】図6のa〜e各線に沿って切断した部分を各別
に示す断面図である。
【図8】本発明の第二の実施の形態に係る回転ボール式
パーツフィーダーを示す平面図である。
【図9】螺旋ガイドを備えた回転ボール式パーツフィー
ダーの一例を示す図である。
【符号の説明】
1…回転ボール式パーツフィーダー 11…回転ボー
ル 11a…上開口 14…凸部 16…ステージ 17…ステージ 21、22、23、24…駆動手段 31…螺旋ガイ
ド 31a…(螺旋ガイドの)下端 31b…(螺旋ガイ
ドの)上端 41…囲い壁 45…案内部 51…案内部。整列
や選別を行うための手段 61…整列や選別を行うための手段 65…ワーク
67…ワーク 1A…回転ボール式パーツフィーダー 41′…囲い
壁 16、71、72,73、74…案内部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ほぼ逆さ円錐形の容器状を為しワークが投
    入される回転ボールと、この回転ボールの内底部辺りに
    位置した下端から回転ボールの上開口とほぼ同じ高さに
    位置した上端まで該回転ボールの内周面に近接して渦巻
    き様に延びる螺旋ガイドと、該螺旋ガイドの下端から上
    端への渦巻き方向とほぼ同じ方向へ前記回転ボールを回
    転させるための駆動手段と、上記螺旋ガイドに沿って運
    ばれて来て回転ボールの外へ出たワークを目的の移送路
    へ案内する案内部とを備えたことを特徴とする回転ボー
    ル式パーツフィーダー。
  2. 【請求項2】請求項1に記載した回転ボール式パーツフ
    ィーダーにおいて、回転ボールの内面に、その周方向へ
    互いに間隔を空けて配置された多数の凸部を設けたこと
    を特徴とする回転ボール式パーツフィーダー。
  3. 【請求項3】請求項1又は2に記載した回転ボール式パ
    ーツフィーダーにおいて、回転ボールと一体的に回転し
    その上開口に沿って外フランジ様に延びるステージと、
    一部を除いて上記ステージを外側から囲む囲い壁と、ス
    テージ上又は案内部上のワークの整列や選別を行うため
    の手段とを設けたことを特徴とする回転ボール式パーツ
    フィーダー。
  4. 【請求項4】請求項3に記載した回転ボール式パーツフ
    ィーダーにおいて、整列や選別を行うための手段とステ
    ージと案内部のうちの少なくとも一つが取替え自在に取
    り付けられたことを特徴とする回転ボール式パーツフィ
    ーダー。
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