JPH0679550A - 座金付ねじ供給装置 - Google Patents
座金付ねじ供給装置Info
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- JPH0679550A JPH0679550A JP23186692A JP23186692A JPH0679550A JP H0679550 A JPH0679550 A JP H0679550A JP 23186692 A JP23186692 A JP 23186692A JP 23186692 A JP23186692 A JP 23186692A JP H0679550 A JPH0679550 A JP H0679550A
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- screw
- washer
- moving member
- aligning means
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 座金付ねじの整列状態を安定させ、作業効率
を向上させると同時に自動供給を可能とする座金付ねじ
供給装置を提供する。 【構成】 座金12付きねじ3をストック部2から供給
しながら、座金付ねじ3を縦方向にして、横並びに整列
させて個別に送り出すねじ整列手段4と当該ねじ整列手
段4から供給される該座金付ねじ3を把持し、所定の位
置に迄移動させるネジ締め機8等に設けられたピックア
ップ手段9とから構成されており、且つ該ねじ整列手段
4と該ピックアップ手段9との間に、当該座金付ねじを
該ねじ整列手段4から該ピックアップ手段9に迄搬送さ
せる為のねじ搬送手段20が設けられており、且つ該ね
じ搬送手段20は、所定の方向に移動する移動部材21
を有し、該移動部材21は、該個々の座金付ねじ3の先
端部分7を把持し、当該座金付ねじ3を該座金付ねじの
頭部6が上になる様に垂直乃至略垂直な状態に支持して
移動させる機能を有している座金付ねじ供給装置。
を向上させると同時に自動供給を可能とする座金付ねじ
供給装置を提供する。 【構成】 座金12付きねじ3をストック部2から供給
しながら、座金付ねじ3を縦方向にして、横並びに整列
させて個別に送り出すねじ整列手段4と当該ねじ整列手
段4から供給される該座金付ねじ3を把持し、所定の位
置に迄移動させるネジ締め機8等に設けられたピックア
ップ手段9とから構成されており、且つ該ねじ整列手段
4と該ピックアップ手段9との間に、当該座金付ねじを
該ねじ整列手段4から該ピックアップ手段9に迄搬送さ
せる為のねじ搬送手段20が設けられており、且つ該ね
じ搬送手段20は、所定の方向に移動する移動部材21
を有し、該移動部材21は、該個々の座金付ねじ3の先
端部分7を把持し、当該座金付ねじ3を該座金付ねじの
頭部6が上になる様に垂直乃至略垂直な状態に支持して
移動させる機能を有している座金付ねじ供給装置。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はねじ供給装置に関するも
のであり、特に詳しくは、座金付ねじを自動ねじ締め機
等に効率的に供給する為のねじ供給装置に関するもので
ある。
のであり、特に詳しくは、座金付ねじを自動ねじ締め機
等に効率的に供給する為のねじ供給装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来、座金付ねじを自動ねじ締め機等に
供給する場合には、図6に示す様に、該座金付ねじスト
ック部2から供給される複数個の座金付ねじ3は、図7
に示される様な、ねじ整列手段4に設けられた適宜の間
隔を有する長手方向に形成された溝部5内に挿入され、
座金付ねじの頭部6を上に又その先端部7を下にした所
謂、縦方向にして、横並びに整列させると共に、例え
ば、振動方式を利用して、各座金付ねじを該座金付ねじ
ストック部2から当該ねじ整列手段4の端部Eに迄、順
次に移動させ、該座金付ねじを個別に送り出すと同時
に、例えば、自動ねじ締め機8のピックアップ手段9に
設けられたドライバ機能を有するビット部10により真
空吸着若しくは磁力により、ピックアップされ、所定の
位置11まで移動せしめられて、予め定められた部材1
4に設けられた所定のねじ孔13に対し当該座金付ねじ
3が挿入され、ねじ締めが行われる様に構成されてい
る。
供給する場合には、図6に示す様に、該座金付ねじスト
ック部2から供給される複数個の座金付ねじ3は、図7
に示される様な、ねじ整列手段4に設けられた適宜の間
隔を有する長手方向に形成された溝部5内に挿入され、
座金付ねじの頭部6を上に又その先端部7を下にした所
謂、縦方向にして、横並びに整列させると共に、例え
ば、振動方式を利用して、各座金付ねじを該座金付ねじ
ストック部2から当該ねじ整列手段4の端部Eに迄、順
次に移動させ、該座金付ねじを個別に送り出すと同時
に、例えば、自動ねじ締め機8のピックアップ手段9に
設けられたドライバ機能を有するビット部10により真
空吸着若しくは磁力により、ピックアップされ、所定の
位置11まで移動せしめられて、予め定められた部材1
4に設けられた所定のねじ孔13に対し当該座金付ねじ
3が挿入され、ねじ締めが行われる様に構成されてい
る。
【0003】ところで、係る従来の座金付ねじ供給装置
に於いて、該座金付ねじが該ねじ整列手段4に於いて整
列されながら移送される場合、該座金付ねじの先端部分
7を下方に又当該座金付ねじの頭部6が上になる様に垂
直乃至略垂直な状態に支持して移動させる様に構成され
てはいるが、図6に示す様に、当該ねじ3に取り付けら
れている座金12の存在によって、該座金付ねじ3は、
垂直乃至略垂直な状態とはならず、それぞれが任意の方
向を向いて配列移送さえる事が多い。
に於いて、該座金付ねじが該ねじ整列手段4に於いて整
列されながら移送される場合、該座金付ねじの先端部分
7を下方に又当該座金付ねじの頭部6が上になる様に垂
直乃至略垂直な状態に支持して移動させる様に構成され
てはいるが、図6に示す様に、当該ねじ3に取り付けら
れている座金12の存在によって、該座金付ねじ3は、
垂直乃至略垂直な状態とはならず、それぞれが任意の方
向を向いて配列移送さえる事が多い。
【0004】従って、該ねじ整列手段4の出口に於い
て、該ピックアップ手段9により、それぞれの座金付ね
じ3を当該ビット10によってピックアップしようとし
た場合でも、該座金付ねじ3の頭部の向きが、必ずしも
垂直に上方向を向いていない為、該座金付ねじ3の頭部
6に設けられたマイナス溝若しくはプラス溝が該ビット
10と干渉して、当該該ビット10が、該座金付ねじ3
を把持する事が出来ず、ピックアップミス、即ち保持ミ
スが発生し、従って安定したねじの供給が出来ないの
で、作業効率が大幅に低下すると言う問題が有った。
て、該ピックアップ手段9により、それぞれの座金付ね
じ3を当該ビット10によってピックアップしようとし
た場合でも、該座金付ねじ3の頭部の向きが、必ずしも
垂直に上方向を向いていない為、該座金付ねじ3の頭部
6に設けられたマイナス溝若しくはプラス溝が該ビット
10と干渉して、当該該ビット10が、該座金付ねじ3
を把持する事が出来ず、ピックアップミス、即ち保持ミ
スが発生し、従って安定したねじの供給が出来ないの
で、作業効率が大幅に低下すると言う問題が有った。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、係る
従来技術に於ける問題を解決し、座金付ねじの整列状態
を安定させ、作業効率を向上させると同時に自動供給を
可能とする座金付ねじ供給装置を提供するものである。
従来技術に於ける問題を解決し、座金付ねじの整列状態
を安定させ、作業効率を向上させると同時に自動供給を
可能とする座金付ねじ供給装置を提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上記した目的を
達成するため、以下に記載されたような技術構成を採用
するものである。即ち、座金付ねじを縦方向にして、横
並びに整列させると共に、該座金付ねじを個別に送り出
すねじ整列手段と当該ねじ整列手段から供給される該座
金付ねじを把持し、所定の位置に迄移動させるピックア
ップ手段とから構成されている座金付ねじ供給装置に於
いて、当該ねじ整列手段と該ピックアップ手段との間
に、当該ねじ整列手段から送り出された該座金付ねじ
を、該ピックアップ手段に迄搬送させる為のねじ搬送手
段が設けられており、且つ該ねじ搬送手段は、所定の方
向に移動する移動部材を有し、該移動部材は、該ねじ整
列手段から供給される個々の座金付ねじの先端部分を把
持し、当該座金付ねじを該座金付ねじの頭部が上になる
様に垂直乃至略垂直な状態に支持して移動させる機能を
有している座金付ねじ供給装置である。
達成するため、以下に記載されたような技術構成を採用
するものである。即ち、座金付ねじを縦方向にして、横
並びに整列させると共に、該座金付ねじを個別に送り出
すねじ整列手段と当該ねじ整列手段から供給される該座
金付ねじを把持し、所定の位置に迄移動させるピックア
ップ手段とから構成されている座金付ねじ供給装置に於
いて、当該ねじ整列手段と該ピックアップ手段との間
に、当該ねじ整列手段から送り出された該座金付ねじ
を、該ピックアップ手段に迄搬送させる為のねじ搬送手
段が設けられており、且つ該ねじ搬送手段は、所定の方
向に移動する移動部材を有し、該移動部材は、該ねじ整
列手段から供給される個々の座金付ねじの先端部分を把
持し、当該座金付ねじを該座金付ねじの頭部が上になる
様に垂直乃至略垂直な状態に支持して移動させる機能を
有している座金付ねじ供給装置である。
【0007】
【作用】本発明に係る座金付ねじ供給装置は上記の構成
を有しているので、座金付ねじが乱雑にネジストック部
から供給された場合でも、各座金付ねじは、ねじ整列手
段とピックアップ手段との間に設けられたねじ搬送手段
によって、該ねじ整列手段から送り出される当該座金付
ねじを、所定のタイミングと所定の間隔でしかも該座金
付ねじの頭を上方に向けて略垂直の状態に保持しながら
所定のピックアップ手段に供給する事が出来るので、該
ピックアップ手段に於ける該座金付ねじ把持手段である
ドライバ等のビット先端部にマグネット若しくは真空吸
着等の手段により確実に且つ該座金付ねじの先端部を下
側に向けて把持する事が出来、そのまま所定のネジ締め
箇所に供給することが可能であるから、該座金付ねじの
送りミス、ピックアップミス、ネジ締め不良の発生が実
質的に防止され、作業効率の大幅な向上と係る工程の自
動化の実現に寄与する事が出来る。
を有しているので、座金付ねじが乱雑にネジストック部
から供給された場合でも、各座金付ねじは、ねじ整列手
段とピックアップ手段との間に設けられたねじ搬送手段
によって、該ねじ整列手段から送り出される当該座金付
ねじを、所定のタイミングと所定の間隔でしかも該座金
付ねじの頭を上方に向けて略垂直の状態に保持しながら
所定のピックアップ手段に供給する事が出来るので、該
ピックアップ手段に於ける該座金付ねじ把持手段である
ドライバ等のビット先端部にマグネット若しくは真空吸
着等の手段により確実に且つ該座金付ねじの先端部を下
側に向けて把持する事が出来、そのまま所定のネジ締め
箇所に供給することが可能であるから、該座金付ねじの
送りミス、ピックアップミス、ネジ締め不良の発生が実
質的に防止され、作業効率の大幅な向上と係る工程の自
動化の実現に寄与する事が出来る。
【0008】
【実施例】以下に、本発明に係る座金付ねじ供給装置の
具体例を図面を参照しながら詳細に説明する。図1は、
本発明に係る座金付ねじ供給装置の一具体例の構造を示
す平面図であり、図中、座金12付きねじ3を座金付ね
じストック部2から供給しながら、それぞれの座金付ね
じ3を縦方向にして、横並びに整列させると共に、該座
金付ねじを個別に送り出すねじ整列手段4と当該ねじ整
列手段4から供給される該座金付ねじ3を把持し、所定
の位置に迄移動させるネジ締め機8等に設けられたピッ
クアップ手段9とから構成されている座金付ねじ供給装
置1に於いて、当該ねじ整列手段4と該ピックアップ手
段9との間に、当該ねじ整列手段4から送り出された該
座金付ねじ3を、該ピックアップ手段9に迄搬送させる
為のねじ搬送手段20が設けられており、且つ該ねじ搬
送手段20は、所定の方向に移動する移動部材21を有
し、該移動部材21は、該ねじ整列手段4から供給され
る個々の座金付ねじ3の先端部分7を把持し、当該座金
付ねじ3を該座金付ねじの頭部6が上になる様に垂直乃
至略垂直な状態に支持して移動させる機能を有している
座金付ねじ供給装置が示されている。
具体例を図面を参照しながら詳細に説明する。図1は、
本発明に係る座金付ねじ供給装置の一具体例の構造を示
す平面図であり、図中、座金12付きねじ3を座金付ね
じストック部2から供給しながら、それぞれの座金付ね
じ3を縦方向にして、横並びに整列させると共に、該座
金付ねじを個別に送り出すねじ整列手段4と当該ねじ整
列手段4から供給される該座金付ねじ3を把持し、所定
の位置に迄移動させるネジ締め機8等に設けられたピッ
クアップ手段9とから構成されている座金付ねじ供給装
置1に於いて、当該ねじ整列手段4と該ピックアップ手
段9との間に、当該ねじ整列手段4から送り出された該
座金付ねじ3を、該ピックアップ手段9に迄搬送させる
為のねじ搬送手段20が設けられており、且つ該ねじ搬
送手段20は、所定の方向に移動する移動部材21を有
し、該移動部材21は、該ねじ整列手段4から供給され
る個々の座金付ねじ3の先端部分7を把持し、当該座金
付ねじ3を該座金付ねじの頭部6が上になる様に垂直乃
至略垂直な状態に支持して移動させる機能を有している
座金付ねじ供給装置が示されている。
【0009】即ち、本発明に係る座金付ねじ供給装置の
基本的な技術思想は、該ねじ整列手段4からランダムな
間隔で、且つその先端部がランダムな方向に向いたまま
で送り出されてくる座金付ねじ3を該ねじ搬送手段20
により、当該座金付ねじ3を所定の間隔に維持しながら
然も当該座金付ねじ3の頭部を上方にした略垂直な状態
に保持させた状態で、該ピックアップ手段9に供給する
事が出来るので、上記した作用効果を実現する事が可能
となる。
基本的な技術思想は、該ねじ整列手段4からランダムな
間隔で、且つその先端部がランダムな方向に向いたまま
で送り出されてくる座金付ねじ3を該ねじ搬送手段20
により、当該座金付ねじ3を所定の間隔に維持しながら
然も当該座金付ねじ3の頭部を上方にした略垂直な状態
に保持させた状態で、該ピックアップ手段9に供給する
事が出来るので、上記した作用効果を実現する事が可能
となる。
【0010】本発明に係る該ねじ整列手段4は、前記し
た図6に示される従来例で用いられているねじ整列手段
4がそのまま使用する事が出来る。一方、本発明に於い
て使用する該ピックアップ手段9と該ピックアップ手段
9を含む自動ねじ締め機8は、同様に図6に示される従
来のものと同一の構造を有する装置を用いる事が出来
る。
た図6に示される従来例で用いられているねじ整列手段
4がそのまま使用する事が出来る。一方、本発明に於い
て使用する該ピックアップ手段9と該ピックアップ手段
9を含む自動ねじ締め機8は、同様に図6に示される従
来のものと同一の構造を有する装置を用いる事が出来
る。
【0011】本発明に係る座金付ねじ供給装置1に於い
ては、該ねじ整列手段4と該ピックアップ手段9との間
に上記したねじ搬送手段20が設けられるもので有っ
て、該ねじ搬送手段20は、該ねじ整列手段4から送り
出されて来る座金付ねじ3を把持して該ピックアップ手
段9の位置まで搬送する為の移動部材21が配置されて
いるもので有って、当該移動部材21には、所定の方向
に移動しながら所定の間隔で、該ねじ整列手段4から供
給される個々の該座金付ねじ3の先端部7を個別に受け
入れる複数個の孔部若しくは溝部22が設けられている
ものである。
ては、該ねじ整列手段4と該ピックアップ手段9との間
に上記したねじ搬送手段20が設けられるもので有っ
て、該ねじ搬送手段20は、該ねじ整列手段4から送り
出されて来る座金付ねじ3を把持して該ピックアップ手
段9の位置まで搬送する為の移動部材21が配置されて
いるもので有って、当該移動部材21には、所定の方向
に移動しながら所定の間隔で、該ねじ整列手段4から供
給される個々の該座金付ねじ3の先端部7を個別に受け
入れる複数個の孔部若しくは溝部22が設けられている
ものである。
【0012】又、本発明に係る該移動部材21は、該ね
じ整列手段4に於ける当該座金付ねじ3の供給方向Xと
は異なる方向Yに移動するものである事が好ましい。か
かる移動部材21の移動方向Yは、該ねじ整列手段4に
於ける該座金付ねじ3の供給方向Xに対して直角の方向
で有っても良く、又直角以外の角度で有っても良い。
じ整列手段4に於ける当該座金付ねじ3の供給方向Xと
は異なる方向Yに移動するものである事が好ましい。か
かる移動部材21の移動方向Yは、該ねじ整列手段4に
於ける該座金付ねじ3の供給方向Xに対して直角の方向
で有っても良く、又直角以外の角度で有っても良い。
【0013】又、本発明に於いては、該移動部材21
は、一方向に移動するベルトコンベア或いはこれに類似
した手段を用いても良く又当該移動部材は回転可能に構
成された円板状の部材を用いるもので有っても良い。
又、上記した本発明に於ける該移動部材21に設けられ
る複数個の孔部若しくは溝部22の間隔、即ちピッチ
は、特に限定されるものではなく、適宜に決定する事が
出来る。
は、一方向に移動するベルトコンベア或いはこれに類似
した手段を用いても良く又当該移動部材は回転可能に構
成された円板状の部材を用いるもので有っても良い。
又、上記した本発明に於ける該移動部材21に設けられ
る複数個の孔部若しくは溝部22の間隔、即ちピッチ
は、特に限定されるものではなく、適宜に決定する事が
出来る。
【0014】図2A、図2B及び図3は、本発明に係る
該座金付ねじ供給装置1に於いて、当該ねじ搬送手段2
0の該移動部材21を回転する円板23で構成した例を
示す図であり、当該円板23の周辺部に適宜の間隔を於
いて、複数個の溝部22が配置されているものである。
又、該円板23からなる当該移動部材21の移動方向に
沿って、該移動部材である円板23の少なくとも一側面
に、当該移動部材、即ち円板23とは別体の静止固定部
材24が配置されており、該移動部材21の溝部22の
壁面25と該静止固定部材24の壁面26との間に、該
座金付ねじ3の先端部分7が狭持される様に構成されて
いるものである。
該座金付ねじ供給装置1に於いて、当該ねじ搬送手段2
0の該移動部材21を回転する円板23で構成した例を
示す図であり、当該円板23の周辺部に適宜の間隔を於
いて、複数個の溝部22が配置されているものである。
又、該円板23からなる当該移動部材21の移動方向に
沿って、該移動部材である円板23の少なくとも一側面
に、当該移動部材、即ち円板23とは別体の静止固定部
材24が配置されており、該移動部材21の溝部22の
壁面25と該静止固定部材24の壁面26との間に、該
座金付ねじ3の先端部分7が狭持される様に構成されて
いるものである。
【0015】即ち、本具体例に於いては、該静止固定部
材24は、内面が円筒状に構成され、当該円筒状内周壁
面26が、該円板23の外周壁面と対向しており、且つ
該円板23の外周縁部に設けられた該溝部22は、該円
板23の外周縁部がオープン状態となった形状を有し、
且つ該溝部22は、底部27を有している事が望まし
い。
材24は、内面が円筒状に構成され、当該円筒状内周壁
面26が、該円板23の外周壁面と対向しており、且つ
該円板23の外周縁部に設けられた該溝部22は、該円
板23の外周縁部がオープン状態となった形状を有し、
且つ該溝部22は、底部27を有している事が望まし
い。
【0016】更に、該円板状の移動部材21の該溝部2
2の内壁部25は、搬送される該座金付ねじ3の先端部
分7の外径Dと略同一の内径を有する様に構成されてい
る事が望ましく、更に好ましくは、該静止固定部材24
の内壁部26と該該溝部22の内壁部25で形成される
最大内径Lが、該座金付ねじ3の先端部分7の外径Dと
略同一の径を有する様に構成されているものである。
2の内壁部25は、搬送される該座金付ねじ3の先端部
分7の外径Dと略同一の内径を有する様に構成されてい
る事が望ましく、更に好ましくは、該静止固定部材24
の内壁部26と該該溝部22の内壁部25で形成される
最大内径Lが、該座金付ねじ3の先端部分7の外径Dと
略同一の径を有する様に構成されているものである。
【0017】つまり、係る構成を採用する事により、該
ねじ整列手段4から送り出された座金付ねじ3は、その
ねじ部の先端部7が、該ねじ搬送手段20の該移動部材
20に設けられた溝部22の内壁部25と該静止固定部
材24の内壁部26との間で狭持され、頭部3が上方を
向いて略垂直な状態に保持されたまま、該ねじ搬送手段
20の該移動部材21が移動するにつれて、該座金付ね
じ3も移動せしめられ、所定のピックアップ手段9によ
るピックアップ位置28迄移送される。
ねじ整列手段4から送り出された座金付ねじ3は、その
ねじ部の先端部7が、該ねじ搬送手段20の該移動部材
20に設けられた溝部22の内壁部25と該静止固定部
材24の内壁部26との間で狭持され、頭部3が上方を
向いて略垂直な状態に保持されたまま、該ねじ搬送手段
20の該移動部材21が移動するにつれて、該座金付ね
じ3も移動せしめられ、所定のピックアップ手段9によ
るピックアップ位置28迄移送される。
【0018】上記の操作を実行する為に、該移動部材2
1の溝部22の底面27は、該ねじ整列手段4の溝部5
内を搬送されてくる該座金付ねじ3のねじ部の先端部7
と略同一か若干低い位置に設定しておく事が望ましく、
係る構成を採用する事によって、該ねじ整列手段4から
送り出されて来る該座金付ねじ3のネジ先端部7を円滑
に該移動部材21の該溝部22内に挿入させる事が出来
る。
1の溝部22の底面27は、該ねじ整列手段4の溝部5
内を搬送されてくる該座金付ねじ3のねじ部の先端部7
と略同一か若干低い位置に設定しておく事が望ましく、
係る構成を採用する事によって、該ねじ整列手段4から
送り出されて来る該座金付ねじ3のネジ先端部7を円滑
に該移動部材21の該溝部22内に挿入させる事が出来
る。
【0019】又、本具体例に於いては、該ねじ搬送手段
20に於ける該移動部材21の上面S1と該静止固定部
材24の上面S2は、何れも該ねじ整列手段4の上面S
3より低い位置に形成される様に設計される必要があ
り、係る設計により、該ねじ整列手段4から送り出され
た座金付ねじ3を、その頭部6に何らの障害を受けるこ
となく、該ねじ整列手段4から分離出来且つ該座金付ね
じ3を垂直に保持して移動を開始させる事が可能とな
る。
20に於ける該移動部材21の上面S1と該静止固定部
材24の上面S2は、何れも該ねじ整列手段4の上面S
3より低い位置に形成される様に設計される必要があ
り、係る設計により、該ねじ整列手段4から送り出され
た座金付ねじ3を、その頭部6に何らの障害を受けるこ
となく、該ねじ整列手段4から分離出来且つ該座金付ね
じ3を垂直に保持して移動を開始させる事が可能とな
る。
【0020】図4及び図5は、本発明に係る座金付ねじ
供給装置1の他の具体例を示す図であり、本具体例に於
いては、当該ねじ搬送手段20に使用される該移動部材
21を円板に替えて、長尺状のベルトを用いたものであ
る。即ち、本具体例は、図1に示されている具体例をよ
り詳しく説明するものであり、当該ベルト30は、コ
ム、プラスチック等の可撓性を有する材料で構成される
もので有って、全体的に一体加工で形成されているもの
で有っても良く、又個々のユニットピースが複数個連続
して連結されている様なベルト状構造体であっても良
い。
供給装置1の他の具体例を示す図であり、本具体例に於
いては、当該ねじ搬送手段20に使用される該移動部材
21を円板に替えて、長尺状のベルトを用いたものであ
る。即ち、本具体例は、図1に示されている具体例をよ
り詳しく説明するものであり、当該ベルト30は、コ
ム、プラスチック等の可撓性を有する材料で構成される
もので有って、全体的に一体加工で形成されているもの
で有っても良く、又個々のユニットピースが複数個連続
して連結されている様なベルト状構造体であっても良
い。
【0021】図4及び図5から明らかな様に、本具体例
に於いては、該ベルト状の移動部材30とその両側に配
置された静止固定部材31、32とから構成されてお
り、該ベルト状の移動部材30の一側面には、所定の間
隔を於いて当該静止固定部材31の内面壁部に開口部を
形成した溝部22が設けられている。該溝部22の形
状、寸法等は、前記した具体例の溝部22の構造と実質
的の同一で有っても良い。
に於いては、該ベルト状の移動部材30とその両側に配
置された静止固定部材31、32とから構成されてお
り、該ベルト状の移動部材30の一側面には、所定の間
隔を於いて当該静止固定部材31の内面壁部に開口部を
形成した溝部22が設けられている。該溝部22の形
状、寸法等は、前記した具体例の溝部22の構造と実質
的の同一で有っても良い。
【0022】又、該具体例に於ける、該ねじ整列手段4
の上面S3の高さと、該移動部材21の上面S’1及び
該静止固定部材31の上面S’2との関係は、前記の具
体例に於ける関係と略同一である。又、本発明に於ける
該移動部材30の移動方向は、図1に示されている様
に、該座金付ねじ3が該整列手段4から送り出される方
向と略直角の方向である事が望ましい。
の上面S3の高さと、該移動部材21の上面S’1及び
該静止固定部材31の上面S’2との関係は、前記の具
体例に於ける関係と略同一である。又、本発明に於ける
該移動部材30の移動方向は、図1に示されている様
に、該座金付ねじ3が該整列手段4から送り出される方
向と略直角の方向である事が望ましい。
【0023】
【発明の効果】本発明に係る該座金付ねじ供給装置は、
上記した様な技術構成を採用しているので、座金付ねじ
の整列状態を安定させ、作業効率を向上させると同時に
自動供給を可能とする座金付ねじ供給装置を得る事が出
来る。
上記した様な技術構成を採用しているので、座金付ねじ
の整列状態を安定させ、作業効率を向上させると同時に
自動供給を可能とする座金付ねじ供給装置を得る事が出
来る。
【図1】図1は、本発明に係る座金付ねじ供給装置の一
具体例の構成の概略を示す平面図である。
具体例の構成の概略を示す平面図である。
【図2】図2は、本発明に係る座金付ねじ供給装置の他
の具体例の構成を示す平面図、及び斜視図である。
の具体例の構成を示す平面図、及び斜視図である。
【図3】図3は、図2に示される本発明に係る座金付ね
じ供給装置の断面図である。
じ供給装置の断面図である。
【図4】図4は、図1に示される本発明に係る座金付ね
じ供給装置の具体例を更に説明する側面図である。
じ供給装置の具体例を更に説明する側面図である。
【図5】図5は、図4に示される本発明に係る座金付ね
じの断面図及び平面図である。
じの断面図及び平面図である。
【図6】図6は、従来に於ける座金付ねじ供給装置の一
例を説明する図である。
例を説明する図である。
【図7】図7は、従来の座金付ねじ供給装置に使用され
ているねじ整列手段の形状を説明する斜視図である。
ているねじ整列手段の形状を説明する斜視図である。
1…座金付ねじ供給装置 2…ネジストック部 3…座金付ねじ 4…ねじ整列手段 5…溝部 6…座金付ねじの頭部 7…座金付ねじのネジ先端部 8…自動ねじ締め機 9…ピックアップ手段 10…ビット部 11…ネジ締め位置 12…座金 20…ねじ搬送手段 21…移動部材 22…溝部 23…円板 24、31、32…静止固定部材 25、26…内壁部 27…溝部の底部 28…ピックアップ位置 30…ベルト状移動部材
Claims (6)
- 【請求項1】 座金付ねじを縦方向にして、横並びに整
列させると共に、該座金付ねじを個別に送り出すねじ整
列手段と当該ねじ整列手段から供給される該座金付ねじ
を把持し、所定の位置に迄移動させるピックアップ手段
とから構成されている座金付ねじ供給装置に於いて、当
該ねじ整列手段と該ピックアップ手段との間に、当該ね
じ整列手段から送り出された該座金付ねじを、該ピック
アップ手段に迄搬送させる為のねじ搬送手段が設けられ
ており、且つ該ねじ搬送手段は、所定の方向に移動する
移動部材を有し、該移動部材は、該ねじ整列手段から供
給される個々の座金付ねじの先端部分を把持し、当該座
金付ねじを該座金付ねじの頭部が上になる様に垂直乃至
略垂直な状態に支持して移動させる機能を有している事
を特徴とする座金付ねじ供給装置。 - 【請求項2】 当該移動部材には、所定の方向に移動し
ながら所定の間隔で、該ねじ整列手段から供給される個
々の該座金付ねじの先端部を個別に受け入れる複数個の
孔部若しくは溝部が設けられている事を特徴とする請求
項1記載の座金付ねじ供給装置。 - 【請求項3】 当該移動部材は、該ねじ整列手段に於け
る当該座金付ねじの供給方向とは異なる方向に移動する
ものである事を特徴とする請求項1記載の座金付ねじ供
給装置。 - 【請求項4】 当該移動部材は回転可能に構成されてい
る事を特徴とする請求項3記載の座金付ねじ供給装置。 - 【請求項5】 当該移動部材の移動方向に沿って、該移
動部材の少なくとも一側面に、当該移動部材とは別体の
静止固定部材が配置されており、該移動部材の溝部壁面
と該静止固定部材の壁面との間に、該座金付ねじの先端
部分が狭持される様に構成されている事を特徴とする請
求項1乃至4の何れかに記載の座金付ねじ供給装置。 - 【請求項6】 該ねじ整列手段から供給された該座金付
ねじが、該ねじ整列手段から該移動部材の該溝部内に摺
動しながら挿入される様に構成されている事を特徴とす
る請求項5記載の座金付ねじ供給装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23186692A JPH0679550A (ja) | 1992-08-31 | 1992-08-31 | 座金付ねじ供給装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23186692A JPH0679550A (ja) | 1992-08-31 | 1992-08-31 | 座金付ねじ供給装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0679550A true JPH0679550A (ja) | 1994-03-22 |
Family
ID=16930251
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP23186692A Pending JPH0679550A (ja) | 1992-08-31 | 1992-08-31 | 座金付ねじ供給装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0679550A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6149328A (en) * | 1994-08-09 | 2000-11-21 | Seiko Epson Corporation | Tape cartridges |
JP2018089716A (ja) * | 2016-11-30 | 2018-06-14 | 富士通株式会社 | ネジ供給装置及びネジ供給方法 |
JP2018167353A (ja) * | 2017-03-29 | 2018-11-01 | 有限会社サワ | ねじ部材供給装置のねじ部材取出機構 |
-
1992
- 1992-08-31 JP JP23186692A patent/JPH0679550A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6149328A (en) * | 1994-08-09 | 2000-11-21 | Seiko Epson Corporation | Tape cartridges |
JP2018089716A (ja) * | 2016-11-30 | 2018-06-14 | 富士通株式会社 | ネジ供給装置及びネジ供給方法 |
JP2018167353A (ja) * | 2017-03-29 | 2018-11-01 | 有限会社サワ | ねじ部材供給装置のねじ部材取出機構 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 19981124 |