JP3369820B2 - 線材供給装置 - Google Patents

線材供給装置

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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は複数本の線材受溝へ
線材を供給する線材供給装置に関する。 【0002】 【従来の技術】線材受けに設けた複数の線材受溝へ線材
を供給するには、図5に実線で示すように供給部材22
を線材受け23の近い方の線材受溝23a上に置いてこ
れにより線材24を線材受溝23aへ落とさせ、次に供
給部材21を鎖線で示すように遠い方の線材受溝23b
上へ移動させて線材24を線材受溝23bへ落とさせる
か、図6に実線で示すように供給部材22を線材受け2
3の近い方の線材受溝23aへ向かって傾斜させて置い
て線材24を線材受溝23aへ落とさせ、次に鎖線で示
すように遠い方の線材受溝23bへ向かって傾斜させて
線材24を線材受溝23bへ落とさせるかする。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら供給部材
22から線材24を落す方式では、線材24が跳ねて線
材受溝23a、23bから飛び出すことがあり、供給の
確実性に欠ける。本発明は上記問題点を解消し、線材を
送りアームの回転により線材受溝へ置く方式を採用して
線材の確実で安定した供給を可能とする線材供給装置を
提供することをその課題とする。 【0004】 【課題を解決するための手段】前記課題を解決するた
め、本発明に係る線材供給装置は、間歇運転される移送
手段に取り付けた線材受けの表面に複数条の線材受溝を
並設して、これら複数の線材受溝へ供給部材により線材
を一本ず送り込んで安定させる線材供給装置において、
上記線材の供給部材を軸により複数の送りアームを回転
させる構成とし、この供給部材の複数の送りアームにそ
の軸心から前記線材受けの複数の線材受溝までの距離に
応じた長短差を付けた構成を採用することを特徴とす
る。 【0005】 【発明の実施の形態】本発明に係る線材供給装置の実施
形態を図面に基づいて説明する。 【0006】図1、図2において符号1は、線材2の移
送手段としてのチエンコンベヤーを示すもので、図1に
示す通り駆動鎖車3と従動鎖車4とに懸張されいて、こ
のチエンコンベヤー1は図2に一部を示すように線材2
の長さに応じた必要数をなるべく等間隔で配設し、これ
らチエンコンベヤー1に図1に示す通り多数の線材受け
5を一定間隔で取り付けて、各線材受け5の表面には複
数、図1においては二条の線材受溝6a、6bを平行に
形成してある。そして前記チンコンベヤー1はその駆動
鎖車3の軸7へ間歇駆動機構(図面省略)から回転を伝
達して、前記線材受け5へ線材を供給する時間及び後記
加工機による線材の加工時間だけ一次停止する間歇運転
を行わせる。 【0007】図1〜図3において符号8は、前記線材受
け5の複数の線材受溝6a、6bへ線材2を供給させる
供給部材を示すもので、図1に示すようにチエンコンベ
ヤー1の手前側の上方に配設した軸9の周囲に複数組の
送りアーム8a、8bを放射状に配設した構成として、
前記送りアームの一方8aはその先端に設けた線材止め
10が前記線材受け5の近い方の線材受溝6aの後側に
位置する長さに、他方8bはその先端に設けた線材止め
10が前記線材受け5の遠い方の線材受溝8bの後側に
位置する長さにして、複数の送りアーム8aと8bの軸
9の中心から先端に設けた線材止め10迄との有効距離
が相違するようにしてあり、この供給部材8は前記線材
受け5がチエンコンベヤー1により線材2の受取位置へ
移動されて停止するとき、軸9により図3Aの状態をス
タート位置として矢印方向へB、C、D、Eの位置を経
てAへ戻ると止まるように間歇回転され、この間に給送
片11により1本ずつ送られる線材2をCの位置とEの
位置において線材受溝8aと8bとへ静かに渡して線材
2の受溝6a及び6bへの供給を確実に安定して行わせ
るもので、この供給部材8は図2に示すように各チエン
コンベヤー1の側法にそれぞれ配設して前記軸9に連動
回転させる。 【0008】図1、図2において符号12は、前記給送
片11へ線材2を供給するシュートを示すもので、この
シュート12はその上へ給送ローラ13により線材2を
送って整列させ、その先端の線材2をシリンダ14によ
り突出し部材15が作動される都度、一本ずつ前記給送
片11へ送らせる。 【0009】図1、図2において符号16は、前記線材
受け5へ供給された線材2に加工を施す加工機で、例え
ば線材2の端末の面取りを行う場合は、図2に示すよう
に線材受け5の複数の線材受溝6aと6bとに収まる線
材2と等しい間隔で同数の駆動軸17aと17bを設
け、これら駆動軸17a、17bにそれぞれ加工具18
a、18bを取り付け、これら加工具18a、18bと
前記線材受け5との間に加工の際に線材2が回転しない
ように挟持固定する上下の挟持体19と20を設けて、
その上側の挟持体20に開閉用のシリンダ21を連結す
ることにより、前記チエンコンベヤー1により複数の線
材2を支持した線材受け5が加工具18a、18bの正
面へ送られて止まると、挟持体19、20が線材2を挟
持固定し、これに伴い複数の加工具18a、18bが回
転しながら送り機構(図面省略)により送り出されて線
材2の端末の面取りを行い、面取りを終わると挟持体1
9、20が開いて線材2を解放するため、チエンコンベ
ヤー1を移動して加工位置の線材受け5を先へ送り、次
の線材受け5を加工位置へ進めて停止させる。このとき
挟持19、20と加工具18a、18bとを前記のよう
に作動させれば、二本の線材2に対して端末の面取り等
の加工を同時に施す操作を連続的に行わせることができ
る。 【0010】次にこの実施形態による線材の供給状態を
詳細に説明すると、線材受け5が図3Aの位置に送られ
て停止するとき、給送片11により一本の線材2を供給
し供給部材8を矢印の方向へ回転させると、供給部材8
は図3Bの状態において短い方の送りアーム8aに線材
2を受けてこの線材2を図3Cの状態において線材受け
5の近い方の線材受溝6aへ静かに渡す。次に図3Bの
状態において給送片11から送られた線材2は図3C、
図3Dの状態において長い方の送りアーム8bがこれを
受けて図3Eの状態において線材受け5の遠い方の線材
受け溝6bへ静かに渡すので線材受け5の二の線材受溝
6aと6bには確実に線材2が収容されて安定しチエン
コンベヤー1の移動により加工機16へ供給されて加工
される。 【0011】尚、前記実施形態においては、供給部材8
の送りアームを線材受け5の2条の線材受溝6aと6b
に合わせて二組形成したが、図4に示すように線材受け
5に三条の線材受溝6a、6b、6cを設ける場合は、
供給部材8を軸9の周囲に三組の送りアーム8a、8
b、8cを設け、これら送りアーム8a、8b、8cに
軸9の中心から線材受け5の各線材受溝6a、6b、6
c迄の距離に適合する有効長さに設定すれば、三条の線
材受溝6a、6b、6cに対して前記同様に静かに線材
2を渡して安定させることができるもので、線材受け5
の線材受溝の数と、供給部材8の送りアームの数とを増
やせば、四本以上の線材の供給も可能となるものであ
る。 【0012】前述した通り本発明に係る線材供給装置
は、供給部材に設けた長さの違う送りアームを回転させ
て線材を線材受けの各線材受溝へ静かに渡させるから、
線材受けに対する複数の線材の供給が確実に安定して行
われ、複数の線材の同時加工等をロスなく能率よく行う
ことができる。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明に係る線材供給装置の実施形態を示す周
面図である。 【図2】同上実施形態の一部分を示す平面図である。 【図3】同上実施形態による線材の供給状態を示す説明
図である。 【図4】三本の線材の供給を行う線材受けと線材供給部
材との構成を示す拡大側面図である。 【図5】従来の線材供給装置の一例を示す説明図であ
る。 【図6】従来の線材供給装置の他の例を示す説明図であ
る。 【符号の説明】 1 移送手段 5 線材受け 6a、6b 線材受溝 8 線材の供給部材 8a、8b 送りアーム 9 軸

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 間歇運転される移送手段に取り付けた線
    材受けの表面に複数条の線材受溝を並設して、これら複
    数の線材受溝へ供給部材により線材を一本ず送り込んで
    安定させる線材供給装置において、 上記線材の供給部材を軸により複数の送りアームを回転
    させる構成とし、 この供給部材の複数の送りアームにその軸心から前記線
    材受けの複数の線材受溝までの距離に応じた長短差を付
    けたことを特徴とする線材供給装置。
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