JPH03227824A

JPH03227824A - 長尺ワーク供給装置

Info

Publication number: JPH03227824A
Application number: JP2182290A
Authority: JP
Inventors: Susumu Nakajima; 進中島; Hajime Tsukagoshi; 塚越　一; Katsuhiko Kenmochi; 剣持　勝彦
Original assignee: Taiyo Yuden Co Ltd
Current assignee: Taiyo Yuden Co Ltd
Priority date: 1990-01-31
Filing date: 1990-01-31
Publication date: 1991-10-08

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】［産業上の利用分野コ本発明は、ワークの供給装置に関し、特に、長尺ワーク
を順次供給する長尺ワーク供給装置に関する。

［従来の技術］従来、ホッパーに収められた長尺ワークを一定間隔で順
次取り出して供給するため、長尺ワーク供給装置が用い
られている。この様な長尺ワークの供給装置として、例
えば特願昭６３−２１１２５号等に示すものが知られて
いる。すなわち、回転ローラの表面に前記ワークの径に
対応する断面形状を有する溝をその軸方向に平行になる
ように複数設けた供給ローラを前記長尺ワークの中央部
に位置するように設ける。さらに、前記長尺ワークを自
由な位置で支持するため、その両側に、外周に溝のない
がイドローラを設ける。そして、前記供給ローラの外周
面に排出口が近接するようにホッパーが設けられている
。

この様な長尺ワーク供給装置において、複数の長尺ワー
クは、その軸方向に整列された状態で前記ホッパー内に
充填され、前記供給ローラ表面の溝の中に順次供給され
、同供給ローラの回転に伴ってｉｌｐ送される。そして
、その後、前記供給ローラの外周面からコンベア等の上
に順次排出される。

［発明が解決しようとする問題点コしかしながら、前記従来の長尺ワーク供給装置では、ホ
ッパー内での整列状態が多少でも崩れた場合、前記ワー
クの供給が不能になってしまうことがしばしばある。こ
れは、前記ワークのホッパー内での整列状態が多少でも
崩れると、前記ワークが前記供給ローラの溝に嵌まり込
む際に、姿勢の崩れによって、前記ワークが十分に供給
ローラ表面の溝内に嵌入されず、そのため、前記溝から
脱落してしまうのがその原因である。

そこで、本発明の目的は、前記従来の問題点に鑑み、ホ
ッパー内に軸方向に整列して充填される長尺ワークの整
列が多少崩れた場合でも、前記ワークが供給ローラ表面
の溝から脱落してワークの供給が中断されてしまうとい
うことの少ない、長尺ワーク供給装置を提供することに
ある。また、本発明の他の目的は、長尺ワークが装置内
に挾み込まれた場合にも、簡便にそのワークを取り出す
ことが可能で、メンテナンスが容易な長尺ワーク供給装
置を提供することにある。

［問題を解決するための手段］すなわち、前記目的を達成するため、本発明において採
用された手段の要旨は、第一に、長尺ワークに対応する
断面形状を育する溝が平行に一定間隔で周面に設けられ
た供給ローラと、該供給ローラの外周面側に近接するよ
うに排出口を設けたホッパーとを備える長尺ワーク供給
装置において、前記溝を有する供給ローラの周面に沿っ
て、同周面と一定の間隔で対向するよう形成されたガイ
ド手段が設けられた長尺ワーク供給装置である。

第二に、長尺ワークに対応する断面形状を有する溝が平
行に一定間隔で周面に設けられた供給ローラと、該供給
ローラの外周面側に近接するように排出口を設けたホッ
パー部とからなる長尺ワーク供給装置において、前記溝
を有する供給ローラが軸方向に間隔をおいて複数配置さ
れ、これら供給ローラの周面を結ぶ仮想円筒面に沿って
、同円筒面と一定の間隔で対向するよう形成されたガイ
ド手段が、前記供給ローラの間に設けられた長尺ワーク
供給装置である。

［作　　　用］前記の第一の手段による長尺ワーク供給装置によれば、
周面に溝を有する供給ローラの外周に沿って対向するよ
うに形成されたガイド手段を設けたことにより、ホッパ
ー側から供給されるワークの姿勢が多少崩れていても、
前記長尺ワークが−Ｈ前記供給ローラ外周面の溝に嵌入
されると、前記ガイド手段の案内により、容易に外れて
脱落することがない。すなわち、前記供給ローラ表面の
溝でワークを確実に保持し、そこからの脱落を防止しな
がら、安定した長尺ワークの搬送が可能である。

また、第二の手段による長尺ワーク供給装置によれば、
前記供給ローラを軸方向に間隔をおいて複数配置すると
共に、前記ガイド手段払前記複数の供給ローラの間に配
置したことにより、長尺ワークが前記供給ローラと前記
ガイド手段との間に噛み込んでトラブルを生じた場合に
、容易にそのワークを取り出すことが可能である。

［実　施　例コ以下、本発明の実施例について、図面を参照しながら説
明する。

第１図において、本発明の一実施例による長尺ワーク供
給装置は、断面が円状で細長い棒状のいわゆる長尺ワー
ク１をその内部に充填したホッパー２を備えており、こ
のホッパー２はその断面が上に開いた「コ」の字状の金
属板等によって構成されている。このホッパー２は、図
にも示すように、ワークの排出口側が低くなるように傾
けて設けられていると共に、この排出口が供給部３のロ
ーラの周面に近接するよう配置されている。また、この
ホッパー２のワーク入口側には略ｒＴＪ字状のいわゆる
プッシャー４が設けられ、充填した長尺ワークＩを前記
ホッパー２の後方から排出口に向かって押し出す。

前記ホッパー２の排出口の下に設けられた供給部３のロ
ーラは、第２図に示すように、供給ローラ３２とガイド
ローラ３３．３４とから構成されている。すなわち、供
給ローラ３２は、前記ホッパー２の排出口中央部に配置
され、その周面には前記長尺ワークｌを嵌め込んで保持
するための溝３１が当該ローラ３２の回転軸６と平行に
一定間隔で複数設けられている。この溝３１の断面形状
は、前記長尺ワークｌに対応するものである。また、ガ
イドローラ３３．３４は、前記供給ローラ３２の軸方向
の両側で前記長尺ワークｌの両端に対応する位置にそれ
ぞれ配置され、その外周表面には前記供給ローラ３２に
設けられた様な溝３１は設けられておらず、円筒周面を
有する。そして、この周面の直径は、前記供給ローラ３
２の溝３１の底部直径とほぼ等しいか、あるいは、それ
より僅かに小さく設定されている。これによって、中央
部が前記溝３１に嵌まり込んだ長尺ワーク１の両端を、
ガイドローラ３３．３４の周面で支承するようになって
いる。また、これらのガイドローラ３３１．３４は、前
記供給ローラ３２に対し、同一の回転軸６により連結さ
れている。

そして、ガイド手段として−前記供給ローラ３２の周面
に沿って、同周面と一定の間隔で対向するように形成さ
れたガイド板１００が配設されている。

この様に、前記供給ローラ３２の外周に沿って対向する
ように形成されたガイド板１００を配設したことにより
、前記供給ローラ３２の外周面の溝３１に嵌入された長
尺ワークｌは、前記供給ローラ３２の回転に伴って、前
記ガイド板１００との間に挾み込まれ、前記供給ローラ
３２の表面の満３１で長尺ワークｌを確実に捕らえてそ
の脱落を防止する。そのため、長尺ワークｌは、−旦前
記供給ローラ３２の外周面の溝３１に嵌入されると、容
易に外れて脱落することがなくなり、その供給が中断さ
れてしまうということが少なくなる。

第３図及び第４図には、本発明の他の実施例が示されて
いる。この他の実施例では、図からも明らかな様に、前
記供給ローラ３２を回転軸６の長手方向に分離して複数
（図示の場合２個）配置すると共に、前記ガイド板１０
０を、２個の供給ローラ３２’　　３２’の間に配置し
ている。このガイド板１００は、供給ローラの周面を結
ぶ仮想円筒面に沿って、同円筒面と一定の間隔で対向す
るよう配置されている。また、このガイド板１００の幅
は、これら２個の供給ローラ３２’　　３２’の間隙の
幅とほぼ同じ幅に形成されている。

この実施例の長尺ワーク供給装置によれば、長尺ワーク
ｌが途中で前記の満３１から飛び出してしまった場合や
、１個の溝３１に２本の長尺ワークｌが同時に供給され
た場合等に発生するトラブルをｍ１単に解消することが
可能となる。

すなわち、前記の構成によれば、供給ローラ３２’　　
　３２’　とガイド板１００との間に噛み込んだ長尺ワ
ークｌは、前記供給ローラ３２′３２′の軸方向に移動
することにより簡単にその噛込状態から解放することが
可能である。このことから、噛み込んだ長尺ワークｌを
簡単に取り出すことが出来、メンテナンスが容易である
。また、図には示してはいないが、前記供給ローラ３２
’　　３２’の近傍にセンサを取り付け、１個の溝３１
に２本の長尺ワーク１が同時に供給された場合には、前
記供給ローラ３２′３２′の回転を停止するように構成
することも可能である。

第５図には、前記装置の側面図が示されており、前記ホ
ッパー２から前記供給ローラ３２（または３２’　　　
３２’）の外周面の溝３１に嵌め込まれて搬送された長
尺ワークｌが、供給ローラ３２の下側に設けられたベル
トコンベア５の上に排出される様子が示されている。

［発明の効果コ以上の説明からも明らかなように、本発明の長尺ワーク
供給装置によれば、ホッパー側から供給されるワークの
姿勢が多少筋れていてもワークが容易に外れて脱落する
ことがなく、ワークの供給が中断されてしまうというこ
とも少なく、長尺ワークを安定して搬送することが可能
となる。また、第二の手段の長尺ワーク供給装置によれ
ば、搬送する長尺ワークが前記供給ローラと前記ガイド
手段との間に噛み込んだ場合にも、容易にそのワークを
取り外すことが可能であり、メンテナンスが容易である
という効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の実施例による長尺ワーク供給装置の全
体を示す斜視図、第２図は前記供給装置の供給部の構造
の詳細を示す図、第３図及び第４図は本発明の他の実施
例による供給装置の供給部構造の詳細を示す図、そして
、第５図は前記に示す供給装置の側面図である。ｌ・・・長尺ワーク　２・・・ホッパー　３・・・供給
部３１・・・満　３２．３２′・・・供給ローラ　３３
．３４・・・ガイドローラ　４・・・プッシャー　１０
０・・・ガイド板

Claims

【特許請求の範囲】

（１）長尺ワークに対応する断面形状を有する溝が平行
に一定間隔で周面に設けられた供給ローラと、該供給ロ
ーラの外周面側に近接するように排出口を設けたホッパ
ーとを備える長尺ワーク供給装置において、前記溝を有
する供給ローラの周面に沿って、同周面と一定の間隔で
対向するよう形成されたガイド手段が設けられたことを
特徴とする長尺ワーク供給装置。
（２）長尺ワークに対応する断面形状を有する溝が平行
に一定間隔で周面に設けられた供給ローラと、該供給ロ
ーラの外周面側に近接するように排出口を設けたホッパ
ー部とからなる長尺ワーク供給装置において、前記溝を
有する供給ローラが軸方向に間隔をおいて複数配置され
、これら供給ローラの周面を結ぶ仮想円筒面に沿って、
同円筒面と一定の間隔で対向するよう形成されたガイド
手段が、前記供給ローラの間に設けられたことを特徴と
する長尺ワーク供給装置。