JPS5914406Y2 - 紙葉類の傾斜コンベア装置 - Google Patents
紙葉類の傾斜コンベア装置Info
- Publication number
- JPS5914406Y2 JPS5914406Y2 JP10482379U JP10482379U JPS5914406Y2 JP S5914406 Y2 JPS5914406 Y2 JP S5914406Y2 JP 10482379 U JP10482379 U JP 10482379U JP 10482379 U JP10482379 U JP 10482379U JP S5914406 Y2 JPS5914406 Y2 JP S5914406Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- paper sheets
- conveyor belt
- conveyor device
- small protrusions
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Belt Conveyors (AREA)
- Delivering By Means Of Belts And Rollers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は紙葉類、たとえば郵便物を傾斜状に配置された
搬送ベルト上に供給して上方へ搬送させる傾斜コンベア
装置に関する。
搬送ベルト上に供給して上方へ搬送させる傾斜コンベア
装置に関する。
従来、たとえば郵便物自動処理機において、郵便物の供
給部は第１図、または第２図に示すような傾斜コンベア
装置が用いられている。
給部は第１図、または第２図に示すような傾斜コンベア
装置が用いられている。
すなわち、傾斜状に配置された搬送ベルト１の搬送面に
はさん２を千鳥状に突設したり、或いは突部３を複数列
に配置するようになっており、上記搬送ベルト１の下部
に供給された郵便物Ｐは上記さん２、あるいは突部３に
係止して矢印Ａ方向へ搬送されるようなっている。
はさん２を千鳥状に突設したり、或いは突部３を複数列
に配置するようになっており、上記搬送ベルト１の下部
に供給された郵便物Ｐは上記さん２、あるいは突部３に
係止して矢印Ａ方向へ搬送されるようなっている。
しかしながら、この種装置は上記さん２、あるいは突部
３に適量以上の郵便物Ｐが係止して送り込まれたり、反
対にさん２、あるいは突部３に係止されないまま滑降し
たりするため郵便物を均一にして、かつ円滑に搬送し得
ないという不都合があり、また搬送ベルト１全体の面積
に対して郵便物Ｐを係止させるさん２、あるいは突部３
の数が少ないため上記さん２、あるいは突部３が摩耗し
やすく、さらに郵便物Ｐの搬送状態が均一でないため搬
送中に郵便物Ｐを折損せしめたり、または破損せしめた
りするなどの欠点があった。
３に適量以上の郵便物Ｐが係止して送り込まれたり、反
対にさん２、あるいは突部３に係止されないまま滑降し
たりするため郵便物を均一にして、かつ円滑に搬送し得
ないという不都合があり、また搬送ベルト１全体の面積
に対して郵便物Ｐを係止させるさん２、あるいは突部３
の数が少ないため上記さん２、あるいは突部３が摩耗し
やすく、さらに郵便物Ｐの搬送状態が均一でないため搬
送中に郵便物Ｐを折損せしめたり、または破損せしめた
りするなどの欠点があった。
本考案は上記事情に鑑みなされたもので、その目的とす
るところは傾斜して搬送される紙葉類のうち適量以上の
紙葉類は滑降させて送り込まれないようにするとともに
紙葉類を係止せしめる突起部の摩耗を防止し得、かつ上
記紙葉類の搬送中における折損、または折損を軽減させ
ることができる紙葉類の傾斜コンベア装置を提供しよう
とするものである。
るところは傾斜して搬送される紙葉類のうち適量以上の
紙葉類は滑降させて送り込まれないようにするとともに
紙葉類を係止せしめる突起部の摩耗を防止し得、かつ上
記紙葉類の搬送中における折損、または折損を軽減させ
ることができる紙葉類の傾斜コンベア装置を提供しよう
とするものである。
以下、本考案を第３図および第４図ａ、ｌ）に示す一実
施例にもとづいて説明する。
施例にもとづいて説明する。
第３図において、１１は駆動ローラ１２ ａと従動ロー
ラ１２ ｂとに巻架された無端環状の搬送ベルトで、こ
の搬送ベルト１１は４０〜５０°に傾斜して配置され、
上記搬送ベルト１１の下部に供給される郵便物Ｐは駆動
ローラ１２ ａを矢印で示す方向に回転させることによ
り上方に移送せしめ得るようになっている。
ラ１２ ｂとに巻架された無端環状の搬送ベルトで、こ
の搬送ベルト１１は４０〜５０°に傾斜して配置され、
上記搬送ベルト１１の下部に供給される郵便物Ｐは駆動
ローラ１２ ａを矢印で示す方向に回転させることによ
り上方に移送せしめ得るようになっている。
しがして、上記搬送ベルト１１の搬送面は図から明らか
なように郵便物Ｐの幅以上の平滑面１２を有する一定面
積の部分Ａ１１ａと、多数の小突起１３・・・・・・が
マトリックス状（たとえば、直径５ｍｍ、高さ８ｍｍ程
度のものを１０ｍｍピッチで配列）に一体成形された一
定面積の部分Ｂ１１ｂとを交互に搬送方向に配設して構
成されるようになっている。
なように郵便物Ｐの幅以上の平滑面１２を有する一定面
積の部分Ａ１１ａと、多数の小突起１３・・・・・・が
マトリックス状（たとえば、直径５ｍｍ、高さ８ｍｍ程
度のものを１０ｍｍピッチで配列）に一体成形された一
定面積の部分Ｂ１１ｂとを交互に搬送方向に配設して構
成されるようになっている。
（第４図ａ、ｌ）参照）
このような構成としたため搬送ベルト１１の下部に供給
された郵便物Ｐは搬送ベルト１１の走行に伴なって上方
に移送されるが、一定の面積Ａ１１ａを有する平滑面１
２においては適量以上の郵便物Ｐを滑り落して一定の面
積Ｂ１１ｂを有する小突起群１３・・・・・・上に載置
させられる。
された郵便物Ｐは搬送ベルト１１の走行に伴なって上方
に移送されるが、一定の面積Ａ１１ａを有する平滑面１
２においては適量以上の郵便物Ｐを滑り落して一定の面
積Ｂ１１ｂを有する小突起群１３・・・・・・上に載置
させられる。
このとき、上記小突起群１３上には郵便物Ｐが摩擦をう
けて平均に載置されるため郵便物Ｐの量の多少に拘らず
均一に搬送され、しかも小突起１３はマトリックス状に
多数配列されているため摩耗も大幅に軽減することがで
きる。
けて平均に載置されるため郵便物Ｐの量の多少に拘らず
均一に搬送され、しかも小突起１３はマトリックス状に
多数配列されているため摩耗も大幅に軽減することがで
きる。
また、搬送ベルト１１上には郵便物Ｐの量を均一に保っ
て搬送するため搬送中における郵便物Ｐの折曲り、ある
いは破損も減少させることが可能となる。
て搬送するため搬送中における郵便物Ｐの折曲り、ある
いは破損も減少させることが可能となる。
以上説明したように本考案によれば搬送ベルトを傾斜状
に配置し、紙葉類を搬送させて供給する傾斜コンベア装
置において、上記搬送ベルトの搬送面は平滑面を形成せ
る一定面積の部分と、多数の小突起を一体成形せる一定
面積の部分とを交互に配置して構成したため平滑面上に
おいては適量以上の紙葉類を滑降せしめ、小突起群上に
おいては適量の紙葉類が摩擦をうけて均一に静止させら
れる。
に配置し、紙葉類を搬送させて供給する傾斜コンベア装
置において、上記搬送ベルトの搬送面は平滑面を形成せ
る一定面積の部分と、多数の小突起を一体成形せる一定
面積の部分とを交互に配置して構成したため平滑面上に
おいては適量以上の紙葉類を滑降せしめ、小突起群上に
おいては適量の紙葉類が摩擦をうけて均一に静止させら
れる。
したがって、搬送ベルト上には供給された紙葉類の多少
に拘らず均一して搬送することができるとともに小突起
の摩耗をも防止し得、さらに小突起群は紙葉類を平均に
載置して搬送せしめるため紙葉類の折曲り、あるいは破
損を減少させることができるなどの優れた効果を奏する
ものである。
に拘らず均一して搬送することができるとともに小突起
の摩耗をも防止し得、さらに小突起群は紙葉類を平均に
載置して搬送せしめるため紙葉類の折曲り、あるいは破
損を減少させることができるなどの優れた効果を奏する
ものである。
第１図および第２図は従来の傾斜コンベア装置を示す斜
視図、第３図は本考案の一実施例を示す傾斜コンベア装
置の斜視図、第４図ａは第３図をＸ−Ｘ線に沿って切断
し、矢示方向に見た断面図、第４図すは第３図をＹ−Ｙ
線に沿って切断し、矢示方向に見た断面図である。 １１・・・・・・搬送ベルト、Ｐ・・・・・・紙葉類（
郵便物）、１２・・・・・・平滑面、１１ ａ・・・・
・・平滑面を形威せ゛る一定面積の部分、１３・・・・
・・小突起、１１ ｂ・・・・・・多数の小突起を一体
成形せる一定面積の部分。
視図、第３図は本考案の一実施例を示す傾斜コンベア装
置の斜視図、第４図ａは第３図をＸ−Ｘ線に沿って切断
し、矢示方向に見た断面図、第４図すは第３図をＹ−Ｙ
線に沿って切断し、矢示方向に見た断面図である。 １１・・・・・・搬送ベルト、Ｐ・・・・・・紙葉類（
郵便物）、１２・・・・・・平滑面、１１ ａ・・・・
・・平滑面を形威せ゛る一定面積の部分、１３・・・・
・・小突起、１１ ｂ・・・・・・多数の小突起を一体
成形せる一定面積の部分。
Claims (1)
- 傾斜状に配置された無端環状の搬送ベルト上に紙葉類を
供給して上方へ搬送させるものにおいて、前記搬送ベル
トの搬送面は搬送ベルトの搬送方向と直角な方向に区切
られた紙葉類の幅以上の平滑面を形成せる部分と、この
部分に隣接して多数の小突起を成形せる一定面積の部分
とがら構成され、前記平滑面を形成せる部分と多数の小
突起を成形せる部分とを交互に配置したことを特徴とす
る紙葉類の傾斜コンベア装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10482379U JPS5914406Y2 (ja) | 1979-07-31 | 1979-07-31 | 紙葉類の傾斜コンベア装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10482379U JPS5914406Y2 (ja) | 1979-07-31 | 1979-07-31 | 紙葉類の傾斜コンベア装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5624706U JPS5624706U (ja) | 1981-03-06 |
| JPS5914406Y2 true JPS5914406Y2 (ja) | 1984-04-27 |
Family
ID=29337499
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10482379U Expired JPS5914406Y2 (ja) | 1979-07-31 | 1979-07-31 | 紙葉類の傾斜コンベア装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5914406Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5864543U (ja) * | 1981-10-27 | 1983-04-30 | 三菱自動車工業株式会社 | グロ−ブボツクス支持構造 |
-
1979
- 1979-07-31 JP JP10482379U patent/JPS5914406Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5624706U (ja) | 1981-03-06 |
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