JPH0659345A - 画像焼付方法及び画像焼付装置 - Google Patents
画像焼付方法及び画像焼付装置Info
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- JPH0659345A JPH0659345A JP23639892A JP23639892A JPH0659345A JP H0659345 A JPH0659345 A JP H0659345A JP 23639892 A JP23639892 A JP 23639892A JP 23639892 A JP23639892 A JP 23639892A JP H0659345 A JPH0659345 A JP H0659345A
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- photographic film
- film
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Abstract
(57)【要約】 （修正有）
【目的】 焼付条件の異なる焼付駒が混在する場合で
も、自動的に焼付条件を設定し、しかも設定変更の時間
を短縮する画像焼付方法及び焼付装置を提供する。 【構成】 焼付条件設定手段３と、焼付情報読取手段１
と、焼付情報記憶手段２と、フィルム搬送手段５と、光
学焼付手段６と、焼付条件選定手段４とを備え、焼付条
件設定手段３で予め設定した焼付条件に一致した焼付情
報が記録された写真フィルムＦの焼付駒を優先焼付処理
するように、フィルム搬送手段５で写真フィルムＦを移
動し、所定の焼付位置に位置決めし、この写真フィルム
Ｆの移動と同時に、その他の焼付情報を焼付情報読取手
段１で読み取って、焼付情報記憶手段２に記憶し、光学
焼付手段６で予め設定した焼付条件と同一焼付情報のも
のを全焼付駒分焼き付けた後、焼付条件選定手段４で次
位の焼付条件を選定する。
も、自動的に焼付条件を設定し、しかも設定変更の時間
を短縮する画像焼付方法及び焼付装置を提供する。 【構成】 焼付条件設定手段３と、焼付情報読取手段１
と、焼付情報記憶手段２と、フィルム搬送手段５と、光
学焼付手段６と、焼付条件選定手段４とを備え、焼付条
件設定手段３で予め設定した焼付条件に一致した焼付情
報が記録された写真フィルムＦの焼付駒を優先焼付処理
するように、フィルム搬送手段５で写真フィルムＦを移
動し、所定の焼付位置に位置決めし、この写真フィルム
Ｆの移動と同時に、その他の焼付情報を焼付情報読取手
段１で読み取って、焼付情報記憶手段２に記憶し、光学
焼付手段６で予め設定した焼付条件と同一焼付情報のも
のを全焼付駒分焼き付けた後、焼付条件選定手段４で次
位の焼付条件を選定する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、写真フィルムの撮影
画像を印画紙に焼き付ける画像焼付方法及び画像焼付装
置に関するものである。
画像を印画紙に焼き付ける画像焼付方法及び画像焼付装
置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】写真フィルムの撮影画像を印画紙に焼き
付けるとき、例えば異なる焼付サイズが混在する写真フ
ィルムを焼き付ける場合がある。また、カメラ等で撮影
時に撮影画像範囲を変化させて撮影し、これを通常撮影
されたと同じ大きさに焼き付けることで、撮影レンズを
切り換えることなく撮影倍率を変化させたと同様な効果
を得るものがある。
付けるとき、例えば異なる焼付サイズが混在する写真フ
ィルムを焼き付ける場合がある。また、カメラ等で撮影
時に撮影画像範囲を変化させて撮影し、これを通常撮影
されたと同じ大きさに焼き付けることで、撮影レンズを
切り換えることなく撮影倍率を変化させたと同様な効果
を得るものがある。
【０００３】このように、異なる焼付サイズが混在する
写真フィルムを焼き付ける場合や焼付倍率を変更するこ
とにより、撮影倍率を変化させたと同様な効果を得る場
合に、オペレータが目視で確認し、焼付処理を行なって
いる。
写真フィルムを焼き付ける場合や焼付倍率を変更するこ
とにより、撮影倍率を変化させたと同様な効果を得る場
合に、オペレータが目視で確認し、焼付処理を行なって
いる。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】ところで、撮影時また
は受付店で、例えば写真フィルムに希望する焼付サイズ
（例えば、サービスサイズ、パノラマサイズ）や焼付倍
率（疑似ズーム）を入力できるもので、焼き付けする際
に写真フィルム毎に、しかも各焼付駒毎にその焼付サイ
ズ、焼付倍率を検出し、印画紙サイズ、焼付倍率の設定
変更を行ない、焼付を行なっており、この設定変更に著
しく時間がかかり、焼付効率が悪かった。
は受付店で、例えば写真フィルムに希望する焼付サイズ
（例えば、サービスサイズ、パノラマサイズ）や焼付倍
率（疑似ズーム）を入力できるもので、焼き付けする際
に写真フィルム毎に、しかも各焼付駒毎にその焼付サイ
ズ、焼付倍率を検出し、印画紙サイズ、焼付倍率の設定
変更を行ない、焼付を行なっており、この設定変更に著
しく時間がかかり、焼付効率が悪かった。
【０００５】この発明は、かかる点に鑑みてなされたも
ので、焼付条件の異なる焼付駒が混在する場合でも、自
動的に焼付条件を設定し、しかも設定変更の時間を短縮
し、焼付効率が向上する画像焼付方法及び画像焼付装置
を提供することを目的としている。
ので、焼付条件の異なる焼付駒が混在する場合でも、自
動的に焼付条件を設定し、しかも設定変更の時間を短縮
し、焼付効率が向上する画像焼付方法及び画像焼付装置
を提供することを目的としている。
【０００６】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、請求項１記載の画像焼付方法の発明は、予め設定し
た焼付条件に一致した焼付情報が記録された写真フィル
ムの焼付駒を優先焼付処理するように写真フィルムを移
動し、所定の焼付位置に位置決めし、この写真フィルム
の移動と同時に、その他の焼付情報を読み取って記憶
し、前記予め設定した焼付条件と同一焼付情報のものを
全焼付駒分焼き付けた後、次位の焼付条件を選定するよ
うにしたことを特徴としている。
に、請求項１記載の画像焼付方法の発明は、予め設定し
た焼付条件に一致した焼付情報が記録された写真フィル
ムの焼付駒を優先焼付処理するように写真フィルムを移
動し、所定の焼付位置に位置決めし、この写真フィルム
の移動と同時に、その他の焼付情報を読み取って記憶
し、前記予め設定した焼付条件と同一焼付情報のものを
全焼付駒分焼き付けた後、次位の焼付条件を選定するよ
うにしたことを特徴としている。
【０００７】請求項２記載の画像焼付方法の発明は、前
記次位の焼付条件の選定が、前記優先する焼付条件の倍
率に近接する倍率のものを選定することを特徴としてい
る。
記次位の焼付条件の選定が、前記優先する焼付条件の倍
率に近接する倍率のものを選定することを特徴としてい
る。
【０００８】請求項３記載の画像焼付装置の発明は、焼
付条件を設定する焼付条件設定手段と、写真フィルムに
記録された焼付情報を読み取る焼付情報読取手段と、こ
の読み取られた焼付情報を記憶する焼付情報記憶手段
と、前記写真フィルムを搬送するフィルム搬送手段と、
前記写真フィルムの撮影画像を印画紙に焼き付ける光学
焼付手段と、焼付条件を選定する焼付条件選定手段とを
備え、前記焼付条件設定手段で予め設定した焼付条件に
一致した焼付情報が記録された前記写真フィルムの焼付
駒を優先焼付処理するように、前記フィルム搬送手段で
写真フィルムを移動し、所定の焼付位置に位置決めし、
この写真フィルムの移動と同時に、その他の焼付情報を
前記焼付情報読取手段で読み取って、前記焼付情報記憶
手段に記憶し、前記光学焼付手段で前記予め設定した焼
付条件と同一焼付情報のものを全焼付駒分焼き付けた
後、前記焼付条件選定手段で次位の焼付条件を選定する
ことを特徴としている。
付条件を設定する焼付条件設定手段と、写真フィルムに
記録された焼付情報を読み取る焼付情報読取手段と、こ
の読み取られた焼付情報を記憶する焼付情報記憶手段
と、前記写真フィルムを搬送するフィルム搬送手段と、
前記写真フィルムの撮影画像を印画紙に焼き付ける光学
焼付手段と、焼付条件を選定する焼付条件選定手段とを
備え、前記焼付条件設定手段で予め設定した焼付条件に
一致した焼付情報が記録された前記写真フィルムの焼付
駒を優先焼付処理するように、前記フィルム搬送手段で
写真フィルムを移動し、所定の焼付位置に位置決めし、
この写真フィルムの移動と同時に、その他の焼付情報を
前記焼付情報読取手段で読み取って、前記焼付情報記憶
手段に記憶し、前記光学焼付手段で前記予め設定した焼
付条件と同一焼付情報のものを全焼付駒分焼き付けた
後、前記焼付条件選定手段で次位の焼付条件を選定する
ことを特徴としている。
【０００９】請求項４記載の画像焼付装置の発明は、前
記焼付条件選定手段は、前記次位の焼付条件の選定を、
前記優先する焼付条件の倍率に近接する倍率のものを選
定することを特徴としている。
記焼付条件選定手段は、前記次位の焼付条件の選定を、
前記優先する焼付条件の倍率に近接する倍率のものを選
定することを特徴としている。
【００１０】
【作用】請求項１記載または請求項３記載の発明では、
予め設定した焼付条件に一致した焼付情報が記録された
写真フィルムの焼付駒を優先焼付処理するように写真フ
ィルムを移動し、所定の焼付位置に位置決めし、この写
真フィルムの移動と同時に、その他の焼付情報を読み取
って記憶し、予め設定した焼付条件と同一焼付情報のも
のを全焼付駒分焼き付けた後、次位の焼付条件を選定
し、焼付条件の異なる焼付駒が混在する場合でも、自動
的に焼付条件を設定し、しかも設定変更の時間を短縮
し、焼付効率が向上する。
予め設定した焼付条件に一致した焼付情報が記録された
写真フィルムの焼付駒を優先焼付処理するように写真フ
ィルムを移動し、所定の焼付位置に位置決めし、この写
真フィルムの移動と同時に、その他の焼付情報を読み取
って記憶し、予め設定した焼付条件と同一焼付情報のも
のを全焼付駒分焼き付けた後、次位の焼付条件を選定
し、焼付条件の異なる焼付駒が混在する場合でも、自動
的に焼付条件を設定し、しかも設定変更の時間を短縮
し、焼付効率が向上する。
【００１１】請求項２記載または請求項４記載の発明で
は、次位の焼付条件の選定が、優先する焼付条件の倍率
に近接する倍率のものを選定し、設定変更の時間が短縮
し、焼付効率が向上する。
は、次位の焼付条件の選定が、優先する焼付条件の倍率
に近接する倍率のものを選定し、設定変更の時間が短縮
し、焼付効率が向上する。
【００１２】
【実施例】以下、この発明の画像焼付方法及び画像焼付
装置の実施例を図面に基づいて詳細に説明する。図１は
画像焼付装置の概略構成図である。
装置の実施例を図面に基づいて詳細に説明する。図１は
画像焼付装置の概略構成図である。
【００１３】この画像焼付装置は、焼付情報読取手段１
と、焼付情報記憶手段２と、焼付条件設定手段３と、焼
付条件選定手段４と、フィルム搬送手段５と、光学焼付
手段６とを備えている。この焼付情報読取手段１は、写
真フィルムＦに記録された焼付情報を読み取る。この焼
付情報としては、例えば焼付サイズや焼付倍率等を挙げ
ることができる。焼付情報記憶手段２には、この焼付情
報読取手段１で読み取られた焼付情報が記憶される。焼
付条件設定手段３は、この読み取られた焼付情報に基づ
き光学焼付手段６を駆動して焼付条件を設定する。この
焼付条件は、例えば焼付情報に応じて設定され、例えば
焼付サイズや焼付倍率等がある。焼付条件選定手段４
は、焼付条件を選定する。
と、焼付情報記憶手段２と、焼付条件設定手段３と、焼
付条件選定手段４と、フィルム搬送手段５と、光学焼付
手段６とを備えている。この焼付情報読取手段１は、写
真フィルムＦに記録された焼付情報を読み取る。この焼
付情報としては、例えば焼付サイズや焼付倍率等を挙げ
ることができる。焼付情報記憶手段２には、この焼付情
報読取手段１で読み取られた焼付情報が記憶される。焼
付条件設定手段３は、この読み取られた焼付情報に基づ
き光学焼付手段６を駆動して焼付条件を設定する。この
焼付条件は、例えば焼付情報に応じて設定され、例えば
焼付サイズや焼付倍率等がある。焼付条件選定手段４
は、焼付条件を選定する。
【００１４】従って、焼付条件設定手段３で予め設定し
た焼付条件に一致した焼付情報が記録された写真フィル
ムＦの焼付駒を優先焼付処理するように、フィルム搬送
手段５で写真フィルムを移動し、所定の焼付位置に位置
決めし、この写真フィルムＦの移動と同時に、その他の
焼付情報を焼付情報読取手段１で読み取って、焼付情報
記憶手段２に記憶し、光学焼付手段６で予め設定した焼
付条件と同一焼付情報のものを全焼付駒分焼き付けた
後、焼付条件選定手段４で次位の焼付条件を選定する。
このように、予め設定した焼付条件と同一焼付情報のも
のを全焼付駒分焼き付けた後、次位の焼付条件を選定
し、焼付条件の異なる焼付駒が混在する場合でも、自動
的に焼付条件を設定し、しかも設定変更の時間を短縮
し、焼付効率が向上する。
た焼付条件に一致した焼付情報が記録された写真フィル
ムＦの焼付駒を優先焼付処理するように、フィルム搬送
手段５で写真フィルムを移動し、所定の焼付位置に位置
決めし、この写真フィルムＦの移動と同時に、その他の
焼付情報を焼付情報読取手段１で読み取って、焼付情報
記憶手段２に記憶し、光学焼付手段６で予め設定した焼
付条件と同一焼付情報のものを全焼付駒分焼き付けた
後、焼付条件選定手段４で次位の焼付条件を選定する。
このように、予め設定した焼付条件と同一焼付情報のも
のを全焼付駒分焼き付けた後、次位の焼付条件を選定
し、焼付条件の異なる焼付駒が混在する場合でも、自動
的に焼付条件を設定し、しかも設定変更の時間を短縮
し、焼付効率が向上する。
【００１５】また、この次位の焼付条件の選定は、優先
する焼付条件の倍率に近接する倍率のものを選定する
と、設定変更の時間が短縮でき、焼付効率が向上する。
する焼付条件の倍率に近接する倍率のものを選定する
と、設定変更の時間が短縮でき、焼付効率が向上する。
【００１６】図２はこの画像焼付装置の画像焼付工程図
である。ステップａにおいて、優先焼付条件を設定し、
ステップｂで写真フィルムＦに記録された焼付情報を読
み取る。ステップｃで、焼付情報を１駒読み取ると、こ
の読み取った焼付情報をステップｄで記憶し、ステップ
ｅでこの焼付情報が優先焼付条件と一致するか否かの判
断を行ない、一致していると、ステップｆで焼付を行な
ってステップｂへ移行する。ステップｅで焼付情報が優
先焼付条件と一致していないと、そのままステップｂへ
移行する。
である。ステップａにおいて、優先焼付条件を設定し、
ステップｂで写真フィルムＦに記録された焼付情報を読
み取る。ステップｃで、焼付情報を１駒読み取ると、こ
の読み取った焼付情報をステップｄで記憶し、ステップ
ｅでこの焼付情報が優先焼付条件と一致するか否かの判
断を行ない、一致していると、ステップｆで焼付を行な
ってステップｂへ移行する。ステップｅで焼付情報が優
先焼付条件と一致していないと、そのままステップｂへ
移行する。
【００１７】この動作が、焼付情報の読み込みが終了す
るまで行なわれ、ステップｂで焼付情報の読み込みが終
了すると、ステップｇへ移行する。ステップｇで焼付順
番が決定され、さらにステップｈで焼付条件が変更され
て、ステップｉにおいて焼付順番に従って焼付が行なわ
れ、ステップｊで全駒が終了するまで繰り返される。
るまで行なわれ、ステップｂで焼付情報の読み込みが終
了すると、ステップｇへ移行する。ステップｇで焼付順
番が決定され、さらにステップｈで焼付条件が変更され
て、ステップｉにおいて焼付順番に従って焼付が行なわ
れ、ステップｊで全駒が終了するまで繰り返される。
【００１８】このようにして、ステップａ〜ステップｆ
で優先焼付が行なわれ、この優先焼付が終了すると、ス
テップｇ〜ステップｊで選択された焼付条件、例えば焼
付サイズや焼付倍率等が同じものの写真フィルムＦの撮
影画像を印画紙に焼き付ける。
で優先焼付が行なわれ、この優先焼付が終了すると、ス
テップｇ〜ステップｊで選択された焼付条件、例えば焼
付サイズや焼付倍率等が同じものの写真フィルムＦの撮
影画像を印画紙に焼き付ける。
【００１９】次に、この発明の画像焼付方法及び画像焼
付装置のさらに具体的な実施例を図面に基づいて詳細に
説明する。図３はこの発明の画像焼付装置の構成図、図
４はネガキャリヤの平面図、図５は他の実施例のネガキ
ャリヤの平面図、図６は写真フィルムの焼付状態を示す
図である。
付装置のさらに具体的な実施例を図面に基づいて詳細に
説明する。図３はこの発明の画像焼付装置の構成図、図
４はネガキャリヤの平面図、図５は他の実施例のネガキ
ャリヤの平面図、図６は写真フィルムの焼付状態を示す
図である。
【００２０】この画像焼付装置には、印画紙Ｐを搬送す
る印画紙搬送手段１００と、写真フィルムＦを搬送する
フィルム搬送手段５と、この写真フィルムＦの画像を印
画紙Ｐに焼き付ける光学焼付手段６とが備えられてい
る。この印画紙搬送手段１００は、搬送ベルト１０１、
回転軸１０２、ステッピングモータ１０３等で構成さ
れ、カッタ１０４で切断された印画紙Ｐが搬送ベルト１
０１上に供給され、この搬送ベルト１０１によって搬送
される。また、フィルム搬送手段５は、ネガキャリヤ５
０、ステッピングモータ５１、送りローラ５２等で構成
され、写真フィルムＦはネガキャリヤ５０にガイドされ
て搬送される。また、光学焼付手段６は、光源６０、ガ
イドフィルタ６１、レンズ６２、シャッタ６３等から構
成されている。
る印画紙搬送手段１００と、写真フィルムＦを搬送する
フィルム搬送手段５と、この写真フィルムＦの画像を印
画紙Ｐに焼き付ける光学焼付手段６とが備えられてい
る。この印画紙搬送手段１００は、搬送ベルト１０１、
回転軸１０２、ステッピングモータ１０３等で構成さ
れ、カッタ１０４で切断された印画紙Ｐが搬送ベルト１
０１上に供給され、この搬送ベルト１０１によって搬送
される。また、フィルム搬送手段５は、ネガキャリヤ５
０、ステッピングモータ５１、送りローラ５２等で構成
され、写真フィルムＦはネガキャリヤ５０にガイドされ
て搬送される。また、光学焼付手段６は、光源６０、ガ
イドフィルタ６１、レンズ６２、シャッタ６３等から構
成されている。
【００２１】ネガキャリヤ５０は、図４に示すように、
写真フィルムＦのガイド部５０ａを有し、このガイド部
５０ａの中央に露光ステージ５３が形成されている。写
真フィルムＦの搬入側に、写真フィルムＦのフレームコ
ード７０を読み取るフレームコードセンサ８０、写真フ
ィルムＦのＤＸコード７１を読み取るＤＸセンサ８１、
写真フィルムＦの撮影画面７２を検出する画面センサ８
２、焼付サイズや焼付倍率等の焼付情報７３を読み取る
焼付情報読取手段１が設けられている。
写真フィルムＦのガイド部５０ａを有し、このガイド部
５０ａの中央に露光ステージ５３が形成されている。写
真フィルムＦの搬入側に、写真フィルムＦのフレームコ
ード７０を読み取るフレームコードセンサ８０、写真フ
ィルムＦのＤＸコード７１を読み取るＤＸセンサ８１、
写真フィルムＦの撮影画面７２を検出する画面センサ８
２、焼付サイズや焼付倍率等の焼付情報７３を読み取る
焼付情報読取手段１が設けられている。
【００２２】また、ネガキャリヤ５０は、図５に示すよ
うに構成することができる。このネガキャリヤ５０は、
写真フィルムＦの搬入側に、ＤＸセンサ８１、焼付情報
読取手段１が設けられ、写真フィルムＦの搬出側に、フ
レームコードセンサ８０が設けられている。この写真フ
ィルムＦは、図６に示すように、フレームコード７０、
ＤＸコード７１、焼付サイズ情報及び焼付倍率等の焼付
情報１が記録され、これらは磁気記録層を有する写真フ
ィルムでは磁気記録される。
うに構成することができる。このネガキャリヤ５０は、
写真フィルムＦの搬入側に、ＤＸセンサ８１、焼付情報
読取手段１が設けられ、写真フィルムＦの搬出側に、フ
レームコードセンサ８０が設けられている。この写真フ
ィルムＦは、図６に示すように、フレームコード７０、
ＤＸコード７１、焼付サイズ情報及び焼付倍率等の焼付
情報１が記録され、これらは磁気記録層を有する写真フ
ィルムでは磁気記録される。
【００２３】写真フィルムＦをネガキャリア５０に挿入
し、この写真フィルムＦの搬送によって、フレームコー
ドセンサ８０でフレームコード７０を読み取り、ＤＸセ
ンサ８１でＤＸコード７１を読み取り、画面センサ８２
で写真フィルムＦの撮影画面７２を検出し、焼付情報読
取手段１で写真フィルムＦの焼付サイズや焼付倍率等の
焼付情報７３を読み取る。この焼付情報読取手段１で読
み取られた焼付情報７３を焼付情報記憶手段２に記憶
し、この各焼付駒の焼付情報７３は、ＤＸコード７１や
フレームコード７０からの駒Ｎｏ（例えば１、１Ａ、
２）に対応して記憶するか、または単に最初の焼付駒か
ら最後の焼付駒までの連番で記憶しても良い。
し、この写真フィルムＦの搬送によって、フレームコー
ドセンサ８０でフレームコード７０を読み取り、ＤＸセ
ンサ８１でＤＸコード７１を読み取り、画面センサ８２
で写真フィルムＦの撮影画面７２を検出し、焼付情報読
取手段１で写真フィルムＦの焼付サイズや焼付倍率等の
焼付情報７３を読み取る。この焼付情報読取手段１で読
み取られた焼付情報７３を焼付情報記憶手段２に記憶
し、この各焼付駒の焼付情報７３は、ＤＸコード７１や
フレームコード７０からの駒Ｎｏ（例えば１、１Ａ、
２）に対応して記憶するか、または単に最初の焼付駒か
ら最後の焼付駒までの連番で記憶しても良い。
【００２４】この写真フィルムＦの各焼付駒を露光ステ
ージ５３上に停止させて印画紙への焼付を行う。
ージ５３上に停止させて印画紙への焼付を行う。
【００２５】従って、焼付条件設定手段３で予め設定し
た焼付条件に一致した焼付情報７３が記録された写真フ
ィルムＦの焼付駒を優先焼付処理するように、フィルム
搬送手段５で写真フィルムＦを移動し、所定の焼付位置
に位置決めし、この写真フィルムＦの移動と同時に、そ
の他の焼付情報７３を焼付情報読取手段１で読み取っ
て、焼付情報記憶手段２に記憶し、光学焼付手段６で予
め設定した焼付条件と同一焼付情報７３のものを全焼付
駒分焼き付けた後、焼付条件選定手段４で次位の焼付条
件を選定する。
た焼付条件に一致した焼付情報７３が記録された写真フ
ィルムＦの焼付駒を優先焼付処理するように、フィルム
搬送手段５で写真フィルムＦを移動し、所定の焼付位置
に位置決めし、この写真フィルムＦの移動と同時に、そ
の他の焼付情報７３を焼付情報読取手段１で読み取っ
て、焼付情報記憶手段２に記憶し、光学焼付手段６で予
め設定した焼付条件と同一焼付情報７３のものを全焼付
駒分焼き付けた後、焼付条件選定手段４で次位の焼付条
件を選定する。
【００２６】この読み取られた焼付情報７３に基づき、
焼付条件設定手段３で例えば焼付情報７３に応じて焼付
サイズや焼付倍率等の焼付条件を設定し、例えば印画紙
のサイズ（例えばカット長）及びレンズの倍率を変化さ
せる。この焼付サイズや焼付倍率等の焼付条件と同じ焼
付条件ものを選択し、この選択された焼付条件が同じ写
真フィルムＦの撮影画像７２を印画紙Ｐに焼き付け、こ
の同じ焼付条件のもの全ての焼付が終了するまで繰り返
す。次の焼付条件を変更して、同様に、この変更された
焼付サイズや焼付倍率等の焼付条件と同じ焼付条件もの
を選択し、この選択された焼付条件が同じ写真フィルム
Ｆの撮影画像７２を印画紙Ｐに焼き付け、全ての焼付が
終了するまで繰り返す。
焼付条件設定手段３で例えば焼付情報７３に応じて焼付
サイズや焼付倍率等の焼付条件を設定し、例えば印画紙
のサイズ（例えばカット長）及びレンズの倍率を変化さ
せる。この焼付サイズや焼付倍率等の焼付条件と同じ焼
付条件ものを選択し、この選択された焼付条件が同じ写
真フィルムＦの撮影画像７２を印画紙Ｐに焼き付け、こ
の同じ焼付条件のもの全ての焼付が終了するまで繰り返
す。次の焼付条件を変更して、同様に、この変更された
焼付サイズや焼付倍率等の焼付条件と同じ焼付条件もの
を選択し、この選択された焼付条件が同じ写真フィルム
Ｆの撮影画像７２を印画紙Ｐに焼き付け、全ての焼付が
終了するまで繰り返す。
【００２７】このように、焼付効率化のため焼付サイ
ズ、焼付倍率情報より、同じサイズの駒または同じ倍率
の駒をまとめて焼き付ける。例えば、あるサイズ、倍率
の駒のみを、写真フィルムＦを復方向に搬送しながら焼
き付ける。次にサイズ、倍率の設定を変更し、写真フィ
ルムＦを往方向に搬送しながら焼き付ける。
ズ、焼付倍率情報より、同じサイズの駒または同じ倍率
の駒をまとめて焼き付ける。例えば、あるサイズ、倍率
の駒のみを、写真フィルムＦを復方向に搬送しながら焼
き付ける。次にサイズ、倍率の設定を変更し、写真フィ
ルムＦを往方向に搬送しながら焼き付ける。
【００２８】従って、焼付サイズ切換のための印画紙サ
イズ、焼付倍率の変更時間や疑似ズームプリントでのズ
ーム倍率変更時間を短縮できる。なお、カット印画紙の
焼き付けだけでなく、ロール印画紙の焼き付けにも適用
できる。
イズ、焼付倍率の変更時間や疑似ズームプリントでのズ
ーム倍率変更時間を短縮できる。なお、カット印画紙の
焼き付けだけでなく、ロール印画紙の焼き付けにも適用
できる。
【００２９】
【発明の効果】前記したように、請求項１記載または請
求項３記載の発明は、予め設定した焼付条件に一致した
焼付情報が記録された写真フィルムの焼付駒を優先焼付
処理するように写真フィルムを移動し、所定の焼付位置
に位置決めし、この写真フィルムの移動と同時に、その
他の焼付情報を読み取って記憶し、予め設定した焼付条
件と同一焼付情報のものを全焼付駒分焼き付けた後、次
位の焼付条件を選定するから、焼付条件の異なる焼付駒
が混在する場合でも、自動的に焼付条件を設定し、しか
も設定変更の時間を短縮し、焼付効率が向上する。
求項３記載の発明は、予め設定した焼付条件に一致した
焼付情報が記録された写真フィルムの焼付駒を優先焼付
処理するように写真フィルムを移動し、所定の焼付位置
に位置決めし、この写真フィルムの移動と同時に、その
他の焼付情報を読み取って記憶し、予め設定した焼付条
件と同一焼付情報のものを全焼付駒分焼き付けた後、次
位の焼付条件を選定するから、焼付条件の異なる焼付駒
が混在する場合でも、自動的に焼付条件を設定し、しか
も設定変更の時間を短縮し、焼付効率が向上する。
【００３０】請求項２記載または請求項４記載の発明で
は、次位の焼付条件の選定が、優先する焼付条件の倍率
に近接する倍率のものを選定するから、設定変更の時間
が短縮し、焼付効率が向上する。
は、次位の焼付条件の選定が、優先する焼付条件の倍率
に近接する倍率のものを選定するから、設定変更の時間
が短縮し、焼付効率が向上する。
【図１】画像焼付装置の概略構成図である。
【図２】画像焼付装置の画像焼付工程図である。
【図３】画像焼付装置の構成図である。
【図４】ネガキャリヤの平面図である。
【図５】他の実施例のネガキャリヤの平面図である。
【図６】写真フィルムの焼付状態を示す図である。
１ 焼付情報読取手段 ２ 焼付情報記憶手段 ３ 焼付条件設定手段 ４ 焼付条件選定手段 ５ フィルム搬送手段 ６ 光学焼付手段 Ｆ 写真フィルム Ｐ 印画紙
フロントページの続き (72)発明者 牧野 正則 東京都日野市さくら町１番地 コニカ株式 会社内
Claims (4)
- 【請求項１】 予め設定した焼付条件に一致した焼付情
報が記録された写真フィルムの焼付駒を優先焼付処理す
るように写真フィルムを移動し、所定の焼付位置に位置
決めし、この写真フィルムの移動と同時に、その他の焼
付情報を読み取って記憶し、前記予め設定した焼付条件
と同一焼付情報のものを全焼付駒分焼き付けた後、次位
の焼付条件を選定するようにしたことを特徴とする画像
焼付方法。 - 【請求項２】 前記次位の焼付条件の選定が、前記優先
する焼付条件の倍率に近接する倍率のものを選定するこ
とを特徴とする請求項１記載の画像焼付方法。 - 【請求項３】 焼付条件を設定する焼付条件設定手段
と、写真フィルムに記録された焼付情報を読み取る焼付
情報読取手段と、この読み取られた焼付情報を記憶する
焼付情報記憶手段と、前記写真フィルムを搬送するフィ
ルム搬送手段と、前記写真フィルムの撮影画像を印画紙
に焼き付ける光学焼付手段と、焼付条件を選定する焼付
条件選定手段とを備え、前記焼付条件設定手段で予め設
定した焼付条件に一致した焼付情報が記録された前記写
真フィルムの焼付駒を優先焼付処理するように、前記フ
ィルム搬送手段で写真フィルムを移動し、所定の焼付位
置に位置決めし、この写真フィルムの移動と同時に、そ
の他の焼付情報を前記焼付情報読取手段で読み取って、
前記焼付情報記憶手段に記憶し、前記光学焼付手段で前
記予め設定した焼付条件と同一焼付情報のものを全焼付
駒分焼き付けた後、前記焼付条件選定手段で次位の焼付
条件を選定することを特徴とする画像焼付装置。 - 【請求項４】 前記焼付条件選定手段は、前記次位の焼
付条件の選定を、前記優先する焼付条件の倍率に近接す
る倍率のものを選定することを特徴とする請求項３記載
の画像焼付装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23639892A JPH0659345A (ja) | 1992-08-12 | 1992-08-12 | 画像焼付方法及び画像焼付装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23639892A JPH0659345A (ja) | 1992-08-12 | 1992-08-12 | 画像焼付方法及び画像焼付装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0659345A true JPH0659345A (ja) | 1994-03-04 |
Family
ID=17000173
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP23639892A Pending JPH0659345A (ja) | 1992-08-12 | 1992-08-12 | 画像焼付方法及び画像焼付装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0659345A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5312646A (en) * | 1991-02-27 | 1994-05-17 | Eastman Kodak Company | Method for manufacturing photographic material |
-
1992
- 1992-08-12 JP JP23639892A patent/JPH0659345A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5312646A (en) * | 1991-02-27 | 1994-05-17 | Eastman Kodak Company | Method for manufacturing photographic material |
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