JPH0659135A - 光フアイバの保持装置 - Google Patents
光フアイバの保持装置Info
- Publication number
- JPH0659135A JPH0659135A JP4211400A JP21140092A JPH0659135A JP H0659135 A JPH0659135 A JP H0659135A JP 4211400 A JP4211400 A JP 4211400A JP 21140092 A JP21140092 A JP 21140092A JP H0659135 A JPH0659135 A JP H0659135A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- optical fiber
- elastic member
- diameter
- holding device
- pressing body
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Light Guides In General And Applications Therefor (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 装置の分解、再組立が容易な光フアイバ保持
装置を提供する。 【構成】 光フアイバガイド1の中央穴途中に、弾性部
材2の外径D1よりも小径の内径D2を有する小径部1
aと、前記小径D1よりも大径の内径D3を有する大径
部1bを設けることにより、両者の境目に段部1cを形
成す。この段部1cが、弾性部材2の過度の進入を阻止
するストツパー手段となる。
装置を提供する。 【構成】 光フアイバガイド1の中央穴途中に、弾性部
材2の外径D1よりも小径の内径D2を有する小径部1
aと、前記小径D1よりも大径の内径D3を有する大径
部1bを設けることにより、両者の境目に段部1cを形
成す。この段部1cが、弾性部材2の過度の進入を阻止
するストツパー手段となる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光フアイバを接続する
光コネクタなどに使用される光フアイバの保持装置に関
するものである。
光コネクタなどに使用される光フアイバの保持装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来提案された(特開平3−39909
号)光フアイバ保持装置を図6に示す。図中の1は光フ
アイバガイド、2は弾性部材、3はフランジ付円筒管、
4は押圧体、5は内部管、7はカラー、8はばね、9は
光フアイバ素線、11は傾斜部、12はスリツト、13
は中央孔、14は光フアイバ通路、15は大通路、16
は小通路である。
号)光フアイバ保持装置を図6に示す。図中の1は光フ
アイバガイド、2は弾性部材、3はフランジ付円筒管、
4は押圧体、5は内部管、7はカラー、8はばね、9は
光フアイバ素線、11は傾斜部、12はスリツト、13
は中央孔、14は光フアイバ通路、15は大通路、16
は小通路である。
【0003】この構造の光フアイバ保持装置は、図6の
状態において光フアイバ素線9の先端部を大通路15か
ら挿入し、小通路16、中央孔13を経て光フアイバ通
路14を貫通する。
状態において光フアイバ素線9の先端部を大通路15か
ら挿入し、小通路16、中央孔13を経て光フアイバ通
路14を貫通する。
【0004】そして押圧体4をばね8の弾性に抗して円
筒管3のフランジ側に移動させることにより、弾性部材
2のスリツト12が形成されている側の末拡がり部12
aが傾斜部11及びそれに続く筒状円筒部11aにより
径方向内側に向けて弾性変形させ、それによつて光フア
イバ素線9の外周部を弾性的に挟持する構造になつてい
る。
筒管3のフランジ側に移動させることにより、弾性部材
2のスリツト12が形成されている側の末拡がり部12
aが傾斜部11及びそれに続く筒状円筒部11aにより
径方向内側に向けて弾性変形させ、それによつて光フア
イバ素線9の外周部を弾性的に挟持する構造になつてい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところでこの光フアイ
バ保持装置では、弾性部材2の外径D1が光フアイバガ
イド1の内径D2より小さいため、押圧体4をばね8の
弾性に抗して円筒管3のフランジ側に移動させることに
より、弾性部材2のスリツト12が形成されている側の
末拡がり部12aが傾斜部11及びそれに続く筒状円筒
部11aにより径方向内側に向けて弾性変形したとき、
その末拡がり部12aが円筒管3の内側に入り込み、そ
の結果、弾性部材2が円筒管3から抜けなくなることが
ある。そのため、この光フアイバ保持装置を分解して再
組立することができないという不都合が生じる。
バ保持装置では、弾性部材2の外径D1が光フアイバガ
イド1の内径D2より小さいため、押圧体4をばね8の
弾性に抗して円筒管3のフランジ側に移動させることに
より、弾性部材2のスリツト12が形成されている側の
末拡がり部12aが傾斜部11及びそれに続く筒状円筒
部11aにより径方向内側に向けて弾性変形したとき、
その末拡がり部12aが円筒管3の内側に入り込み、そ
の結果、弾性部材2が円筒管3から抜けなくなることが
ある。そのため、この光フアイバ保持装置を分解して再
組立することができないという不都合が生じる。
【0006】本発明の目的は、このような従来技術の欠
点を解消し、分解・再組立が容易な光フアイバ保持装置
を提供することにある。
点を解消し、分解・再組立が容易な光フアイバ保持装置
を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明は、一方の側端部から軸方向に沿つてスリツ
トを形成して末広がり状になつた管状の弾性部材と、内
周部に前記弾性部材の一方の側端部と対向する傾斜部を
有する管状の押圧体と、前記弾性部材の一方の側端部と
は反対側の先端部が挿入される中央穴と、フアイバ素線
の外径とほぼ同寸の光フアイバ通路を有する管状の光フ
アイバガイドとを備え、前記押圧体から弾性部材ならび
に光フアイバガイドにフアイバ素線を挿通して、押圧体
を弾性部材の軸方向に沿つて相対的に嵌め合わせること
により、弾性部材の末広がり状の側端部を前記傾斜部で
内側に弾性変形させてフアイバ素線の外周を弾性的に挟
持する光フアイバの保持装置を対象とするものである。
め、本発明は、一方の側端部から軸方向に沿つてスリツ
トを形成して末広がり状になつた管状の弾性部材と、内
周部に前記弾性部材の一方の側端部と対向する傾斜部を
有する管状の押圧体と、前記弾性部材の一方の側端部と
は反対側の先端部が挿入される中央穴と、フアイバ素線
の外径とほぼ同寸の光フアイバ通路を有する管状の光フ
アイバガイドとを備え、前記押圧体から弾性部材ならび
に光フアイバガイドにフアイバ素線を挿通して、押圧体
を弾性部材の軸方向に沿つて相対的に嵌め合わせること
により、弾性部材の末広がり状の側端部を前記傾斜部で
内側に弾性変形させてフアイバ素線の外周を弾性的に挟
持する光フアイバの保持装置を対象とするものである。
【0008】そして前記光フアイバガイドの中央穴の途
中に、例えば前記弾性部材の外径以上の内径を有する大
径部と、弾性部材の外径より小さい内径を有する小径部
との境目に形成された段部などにより、弾性部材の進入
を阻止するストツパー手段を設けたことを特徴とするも
のである。
中に、例えば前記弾性部材の外径以上の内径を有する大
径部と、弾性部材の外径より小さい内径を有する小径部
との境目に形成された段部などにより、弾性部材の進入
を阻止するストツパー手段を設けたことを特徴とするも
のである。
【0009】
【作用】本発明は前述のような構成になつており、光フ
アイバガイドの中央穴の途中にストツパー手段を設ける
ことにより、従来のようにフアイバ素線の保持・固定時
に弾性部材の末広がり部が円筒管の内側に入り込んで、
抜けなくなることが解消される。
アイバガイドの中央穴の途中にストツパー手段を設ける
ことにより、従来のようにフアイバ素線の保持・固定時
に弾性部材の末広がり部が円筒管の内側に入り込んで、
抜けなくなることが解消される。
【0010】そのため円筒管を抜いて弾性部材の押圧力
を除去することにより、光フアイバの固定を解除するこ
とが可能で、装置の分解、再組立が容易である。
を除去することにより、光フアイバの固定を解除するこ
とが可能で、装置の分解、再組立が容易である。
【0011】
【実施例】本発明の実施例を図により説明する。図1は
実施例に係る光フアイバ保持装置の分解側面図、図2は
光フアイバを装着する前の断面図、図3は光フアイバの
装着完了状態を示す側面図である。図4は図3の押圧状
態を示す断面図、図5は図3のB−B線上の拡大断面図
である。
実施例に係る光フアイバ保持装置の分解側面図、図2は
光フアイバを装着する前の断面図、図3は光フアイバの
装着完了状態を示す側面図である。図4は図3の押圧状
態を示す断面図、図5は図3のB−B線上の拡大断面図
である。
【0012】図1に示すように光フアイバ保持装置は光
フアイバガイド1、軸方向にスリツトを入れた弾性部材
2、フランジ付円筒管3、ばね8、カラー7、押圧体4
を順に整列した組立体である。
フアイバガイド1、軸方向にスリツトを入れた弾性部材
2、フランジ付円筒管3、ばね8、カラー7、押圧体4
を順に整列した組立体である。
【0013】光フアイバガイド1の先端部には、図2に
示すように光フアイバ素線9の外径とほぼ同寸法の光フ
アイバ通路14が形成されている。この光フアイバ通路
14の後方には、図1に示すように、弾性部材2の外径
D1よりも小さい内径D2を有する小径部1aと、弾性
部材2の外径D1よりも大きい内径D3を有する大径部
1bとが連設され、その小径部1aと大径部1bとの境
目に段状のストツパー部1cが形成されている。そして
弾性部材2は押圧体4により径方向内側に押圧力を与え
ることによつて、光フアイバガイド側のストツパー部1
cにその先端部2a(図1参照)が突き当たつて移動で
きない構造となつている。
示すように光フアイバ素線9の外径とほぼ同寸法の光フ
アイバ通路14が形成されている。この光フアイバ通路
14の後方には、図1に示すように、弾性部材2の外径
D1よりも小さい内径D2を有する小径部1aと、弾性
部材2の外径D1よりも大きい内径D3を有する大径部
1bとが連設され、その小径部1aと大径部1bとの境
目に段状のストツパー部1cが形成されている。そして
弾性部材2は押圧体4により径方向内側に押圧力を与え
ることによつて、光フアイバガイド側のストツパー部1
cにその先端部2a(図1参照)が突き当たつて移動で
きない構造となつている。
【0014】弾性部材2は銅合金などの比較的柔らかい
弾性材からなり、図1に示すように右半分は軸方向に沿
つて所定の長さのスリツト12を形成し、先端は末拡が
り部12aとなつている。
弾性材からなり、図1に示すように右半分は軸方向に沿
つて所定の長さのスリツト12を形成し、先端は末拡が
り部12aとなつている。
【0015】押圧体4は円筒体で、この円筒体の軸線に
沿つて弾性部材2の先端が滑らかに嵌入可能な傾斜部1
1を有する。
沿つて弾性部材2の先端が滑らかに嵌入可能な傾斜部1
1を有する。
【0016】内部管5は図2に示すように、光フアイバ
素線9の外径と同寸の小通路16と、光フアイバ芯線1
0の外径と同寸の大通路15とが連続して形成されてい
る。押圧体4を矢印Xで示す方向に移動させると、弾性
部材2の先端の末拡がり部12aが、押圧体4の内部傾
斜部11に沿つて押し窄められる。光フアイバ素線9
は、図4に示すように弾性部材2によつて弾性的に保持
されて破壊等ダメージを与えない構造としている。
素線9の外径と同寸の小通路16と、光フアイバ芯線1
0の外径と同寸の大通路15とが連続して形成されてい
る。押圧体4を矢印Xで示す方向に移動させると、弾性
部材2の先端の末拡がり部12aが、押圧体4の内部傾
斜部11に沿つて押し窄められる。光フアイバ素線9
は、図4に示すように弾性部材2によつて弾性的に保持
されて破壊等ダメージを与えない構造としている。
【0017】また図5に示すように弾性部材2の中央穴
の内径は光フアイバ素線9が挿入できるように光フアイ
バ素線9の外径より大きく設定されている。
の内径は光フアイバ素線9が挿入できるように光フアイ
バ素線9の外径より大きく設定されている。
【0018】
【発明の効果】本発明は前述のような構成になつてお
り、光フアイバガイドの中央穴の途中にストツパー手段
を設けることにより、従来のようにフアイバ素線の保持
・固定時に弾性部材の末広がり部が円筒管の内側に入り
込んで、抜けなくなることが解消される。
り、光フアイバガイドの中央穴の途中にストツパー手段
を設けることにより、従来のようにフアイバ素線の保持
・固定時に弾性部材の末広がり部が円筒管の内側に入り
込んで、抜けなくなることが解消される。
【0019】そのため円筒管を抜いて弾性部材の押圧力
を除去することにより、光フアイバの固定を解除するこ
とが可能で分解、再組立が容易で、作業効率の向上と生
産の歩留りを向上してコストの低減を図ることができ
る。
を除去することにより、光フアイバの固定を解除するこ
とが可能で分解、再組立が容易で、作業効率の向上と生
産の歩留りを向上してコストの低減を図ることができ
る。
【図1】本発明の実施例に係る光フアイバの保持装置の
分解側面図である。
分解側面図である。
【図2】その保持装置の組立途中の状態を示す断面図で
ある。
ある。
【図3】組立が完了した状態を示す保持装置の断面図で
ある。
ある。
【図4】図3A−A線上の拡大断面図である。
【図5】図3B−B線上の拡大断面図である。
【図6】従来の保持装置の組立途中の状態を示す断面図
である。
である。
1 光フアイバガイド 1a 小径部 1b 大径部 1c 段部 2 弾性部材 4 押圧体 9 光フアイバ素線 11 傾斜部 12 スリツト 14 光フアイバ通路 D1 弾性部材の外径 D2 小径部の内径 D3 大径部の内径
Claims (2)
- 【請求項1】 一方の側端部から軸方向に沿つてスリツ
トを形成して末広がり状になつた管状の弾性部材と、 内周部に前記弾性部材の一方の側端部と対向する傾斜部
を有する管状の押圧体と、 前記弾性部材の一方の側端部とは反対側の先端部が挿入
される中央穴と、フアイバ素線の外径とほぼ同寸の光フ
アイバ通路を有する管状の光フアイバガイドとを有し、 前記押圧体から弾性部材ならびに光フアイバガイドにフ
アイバ素線を挿通して、 押圧体を弾性部材の軸方向に沿つて相対的に嵌め合わせ
ることにより、弾性部材の末広がり状の側端部を前記傾
斜部で内側に弾性変形させて、フアイバ素線の外周を弾
性的に挟持する光フアイバの保持装置において、 前記光フアイバガイドの中央穴の途中に、弾性部材の進
入を阻止するストツパー手段を設けたことを特徴とする
光フアイバの保持装置。 - 【請求項2】 請求項1記載において、前記ストツパー
手段が、前記中央穴に形成された弾性部材の外径以上の
内径を有する大径部と、弾性部材の外径より小さい内径
を有する小径部との境目に形成された段部で構成されて
いることを特徴とする光フアイバの保持装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4211400A JPH0659135A (ja) | 1992-08-07 | 1992-08-07 | 光フアイバの保持装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4211400A JPH0659135A (ja) | 1992-08-07 | 1992-08-07 | 光フアイバの保持装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0659135A true JPH0659135A (ja) | 1994-03-04 |
Family
ID=16605344
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4211400A Pending JPH0659135A (ja) | 1992-08-07 | 1992-08-07 | 光フアイバの保持装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0659135A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6018606A (en) * | 1996-07-15 | 2000-01-25 | Sumitomo Electric Industries, Ltd. | Fiber fixing device for linear lightguide |
-
1992
- 1992-08-07 JP JP4211400A patent/JPH0659135A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6018606A (en) * | 1996-07-15 | 2000-01-25 | Sumitomo Electric Industries, Ltd. | Fiber fixing device for linear lightguide |
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