JPH0659121B2 - 車輌の制御装置 - Google Patents

車輌の制御装置

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JPH0659121B2
JPH0659121B2 JP58047821A JP4782183A JPH0659121B2 JP H0659121 B2 JPH0659121 B2 JP H0659121B2 JP 58047821 A JP58047821 A JP 58047821A JP 4782183 A JP4782183 A JP 4782183A JP H0659121 B2 JPH0659121 B2 JP H0659121B2
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slip
engine speed
control device
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Deere and Co
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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A01AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
    • A01BSOIL WORKING IN AGRICULTURE OR FORESTRY; PARTS, DETAILS, OR ACCESSORIES OF AGRICULTURAL MACHINES OR IMPLEMENTS, IN GENERAL
    • A01B67/00Devices for controlling the tractor motor by resistance of tools
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A01AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
    • A01BSOIL WORKING IN AGRICULTURE OR FORESTRY; PARTS, DETAILS, OR ACCESSORIES OF AGRICULTURAL MACHINES OR IMPLEMENTS, IN GENERAL
    • A01B63/00Lifting or adjusting devices or arrangements for agricultural machines or implements
    • A01B63/02Lifting or adjusting devices or arrangements for agricultural machines or implements for implements mounted on tractors
    • A01B63/10Lifting or adjusting devices or arrangements for agricultural machines or implements for implements mounted on tractors operated by hydraulic or pneumatic means
    • A01B63/111Lifting or adjusting devices or arrangements for agricultural machines or implements for implements mounted on tractors operated by hydraulic or pneumatic means regulating working depth of implements
    • A01B63/1117Lifting or adjusting devices or arrangements for agricultural machines or implements for implements mounted on tractors operated by hydraulic or pneumatic means regulating working depth of implements using a hitch position sensor

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  • Operation Control Of Excavators (AREA)
  • Control Of Position, Course, Altitude, Or Attitude Of Moving Bodies (AREA)
  • Harvester Elements (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明はトラクタに連結した機具の作用深度を種々感知
し運転者が制御するパラメータの1関数として制御する
制御装置に係るものである。
従来技術 現在使用されている多くの流体力学的機具の制御装置は
機具の作用深度を純粋に機具の位置の関数としてか、純
粋に連接リンク仕掛けに感知した引張り力の関数として
か感知した機具位置と感知した引張り力との合わせ関数
として制御する作用を行う。そのような制御装置はある
悪条件中に車輪が過度にすべるのを防止もしないしエン
ジンの失速を防止もしないという点で機能的に制約され
ている。たとえば、引張り力の感知のみでは、従来の引
張り力応答制御装置は引張り力の感知が不正確であった
り、転動抵抗が増大したりしてエンジンに過大な負荷が
かかり失速せしめられたりすることがある。米国特許第
2,927,649号、第3,776,322号、第
3,834,481号および第3,913,680号に
記載してあるように機具の作用深度を、入力として引張
り力の代りに純粋に駆動車輪のすべり量を用い、それに
基づき制御すうことが提案された。もちろん、そのよう
な制御装置は引張り力制御の利点を生じないしまた必ず
しもエンジンの失速を防止もしない。米国特許第4,0
77,475号に記載した回転機具制御装置は選択スイ
ッチが個々に選択する多くの独立した制御モードを含ん
でいる。これら制御モードには感知した引張り力のみの
制御モード、感知した位置のみの制御モード、手動制御
モードおよび連接部の位置とエンジン速度とを合わせた
ものに応答して機具の作用深度を制御する混成制御モー
ドとがある。別の制御装置が米国特許第3,860,0
74号に記載されている。しかしながら、これらの制御
装置はいづれのモードにおいても車輪が過度にすべるの
を防止しない。更にまた、これらの制御装置のいづれも
連接部または機具を感知した引張り力か感知したエンジ
ン速度の如き他の感知したパラメータと組合わせた感知
した車輪のすべりの関数としては制御しない。
また、これら制御装置はいずれも、運転者が作業する畑
などの状態に応じて制御装置の基準値などを頻繁に調節
する必要があり不便であった。
本発明の目的 本発明は、上記の点に鑑み、運転者が頻繁に調節する必
要になしに、畑の種々の状況において使用することがで
きる制御装置を提供することを目的とする。
発明の構成及び作用効果 すなわち、本発明に係る制御装置は、地面に侵入する機
具を取付けるヒッチ(以下に述べる実施例においては、
機具連接具26として表されている)および入力側に送
られた信号に応答して機具を上下させて機具の地中侵入
深度を変える作動手段(同実施例においては、アーム3
0、持上げリング32、シンリンダ34等が構成)とを
有する車輌における制御装置であって、車輪のすべり若
しくはエンジン速度を感知して車輪のすべり信号(同実
施例においてSLIPで示す)若しくはエンジン速度信
号(ENGS)を発生する手段(ステップ108;ステ
ップ134)と、感知された車輪すべり若しくはエンジ
ン速度信号から車輪すべり基準信号(SSET)若しく
はエンジン速度基準信号(THRS)を導く手段(ステ
ップ114、ステップ116;ステップ130−14
8,ステップ204)と、感知された車輪すべり若しく
はエンジン速度信号と上記基準信号との間の差を表すパ
ラメータエラー信号(SERR;EERR)を導く手段
(ステップ118;ステップ150)と、パラメータエ
ラー信号を制御信号(LERR)に変える手段(ステッ
プ160、ステップ226−234)とを備え、作動手
段が機具を制御信号に応答して動かすようにしてあるこ
とを基本的特徴とする。
本発明に係る制御装置は、上記の如き基本的構成を有す
るものであり、基準信号を、感知した値をもとに設定す
るようにしたので、運転者が作業条件に応じて頻繁に調
節をする必要がない。
具体的には、上記機具に作用する引張り力の所望の大き
さを表わす負荷指令信号(LCOM)を発生する運転者
により可調節の指令手段(同実施例における負荷指令つ
まみ56)と、運転者が誘起する負荷指令信号の所定の
変化に応答してパラメータエラー信号を瞬時的に変更す
る手段(ステップ194、ステップ119、ステップ1
56、ステップ160)とを備えている。この変更手段
はすべりエラー信号を非直線的に増分的に定期的に減少
する手段(ステップ119)を備えている。また、負荷
指令信号に所定の変化が生じた後所定の時間が経過した
後に発生したフィルタを通過した信号(FSLP)から
パラメータ基準信号(SSET)を再び定める手段(ス
テップ194−204)とを備えている。更に、機具の
感知した位置値(FDBK)と、負荷指令信号の変化に
応答して決められた位置基準位置値(SFPOS)とか
ら誘導した位置信号(FDBK−SFPOS)を発生す
る手段と、少くとも車輪すべり信号(より具体的には車
輪すべり信号に基づき決められたすべりエラーSER
R)若しくはエンジン速度信号(より具体的にはエンジ
ン速度信号に基づき決められたエンジン速度エラー信号
RERR)と位置信号(FDBK−SFPOS)とを混
成することにより混成信号を発生する手段(ステップ2
26、228)と、混成信号を作動手段の入力側に送る
手段とを備え、作動手段が混成した信号に応答して機具
を動かすようにしてある。また、感知した機具への引張
り力より導びいた引張り信号(DRAFT)を発生する
手段(ステップ182−184)と有し、上記混成信号
手段(ステップ226、ステップ228)がすべりエラ
ー信号と引張り信号とを混成して混成信号を発生するよ
うにすることもできる。
実施例の説明 トラクタ10は速度制御レバー14により制御されるエ
ンシン12と、1対の駆動車輪16と1対の被駆動車輪
18とを含んでいる。後部ハウジング20が後部車輪2
2と揺れ軸24とを支持している。従来技術の3点連接
部の如き機具連接部26が持上げリンク32を介してア
ーム30に接続された引張りリンク28を含んでいる。
アーム30は同時に等しく運動するよう揺れ軸24に接
続され1対の平行に接続した液圧リフトすなわち揺れ軸
シリンダ34により上下動される。引張棒34がハウジ
ング20から後方に延びている。トラクタ10と連接部
26とは例示にすぎず本発明が他の型式のトラクタと連
接部とにも応用できることは当業者には理解できよう。
たとえば、本発明は関節型4輪駆動トラクタまたは前輪
駆動作物列用トラクタにも応用できる。
へら形すきまたはのみ形すきの如き完全型の地面係合機
具(図示せず)を引張りリンク28に従来方法で取付け
できる。あるいはまた、けん引機具を引張り棒36に取
付けることもできる。引張りセンサー38を、たとえば
連接部26の引張りリンク28に介在させて機具から引
張りリンク28に伝達した引張り力を感知する。もし複数
の引張りセンサーを連接部26に介在すると、複数のセ
ンサー38からの個別の信号を総合して引張り力を表わ
す1つの信号を得ることができる。けん引機具の場合に
は、引張り力は引張り棒36に介在した引張り力センサ
ーでか引張りリンクに接続したT−字形棒で感知でき
る。いづれの場合にも、任意既知のセンサーで十分であ
る。
シリンダ34へとそれから流体を流すかけん引または半
完全型の機具に設けた遠隔のシリンダ(図示せず)へと
それから流体を流すには従来のソレノイドで作動する電
気流体流れ制御弁42で制御し、この制御弁は制御ユニ
ツトすなわち中心の処理ユニツト50により発生した電
気的制御信号を受け、この処理ユニツトはデジタルマイ
クロプロセツサ、アナログ−デジタル変換器、マルチプ
レツクサまたはその他の同様な従来技術のハードウエア
構成要素もしくはそれらのいくつかか全部を含むことが
できる。流れ制御弁42はトルクモータで作動するパイ
ロツト段と積分第2段とを有する市販のMOOG型サー
ボ弁で構成できる。出力液圧流量は弁42のトルクモー
タに供給された電流の大きさにほぼ比例する。
運転者が制御する位置指令レバー52がレバー位置変換
器54(ポテンシヨメータの如き)に接続され、この変
換器は連接部または機具の所望位置を表わす位置指令信
号を発生する。運転者が調節するポテンシヨメータ5
1,53が上下位置規準すなわち限界電気的信号を発生
する。あるいはまた、制御レバー52の位置を機械的に
制限し従つてポテンシヨメータ54からの信号を制限す
るため可調節の機械的ストツパすなわちリミツタ(図示
せず)を設けることができる。手動の負荷指令つまみ5
6が引張り力の所望レベルを表わす負荷指令信号を発生
するポテンシヨメータ型負荷変換器58に接続されてい
る。
従来の回転ポテンシヨメータの如き位置変換器60が揺
れ軸の実際に感知した位置を表わす感知した位置信号を
発生する。もしシリンダが、たとえば、米国特許第3,
726,191号に記載した如き位置変換器を含んでい
る場合には持ち上げシリンダ34か遠隔の持上げシリン
ダからもまた位置フィードバック信号が得られる。
モトロラ(Motorola)磁気ピツクアツプの如き従来の回
転速度センサー62が後部車軸32の回転速度と駆動車
輪16との回転速度を表わす車輪速度信号を発生する。
磁気ピツクアツプの場合には、車輪速度に比例する周波
数を有する信号が発生する。市販のドプラレーダー型ユ
ニツトの如き接地速度センサー64がトラクタ10の実
際の接地速度を表わす接地速度信号を発生する。レーダ
ー接地速度信号もまた車輌の接地速度に比例する周波数
を有している。代替物として、駆動車輪用に第5の車輪
速度センサーすなわち回転速度センサーもこの目的に使
用できる。速度信号を比較できる単位に変換するため中
心の処理ユニツト50により適当な変換係数を適用でき
る。
速度制御レバー14に接続された第2の制御レバー位置
センサー66が所望のエンジン速度を表わす信号を発生
する。あるいはまたエンジン調速機をセツトすることに
より所望のエンジン速度信号を得ることもできる。計器
型回転発振器または磁気的ピツクアツプの如き別の従来
技術の速度センサー68がエンジン12の実際の回転速
度に比例する周波数を有するエンジン速度信号を発生す
る。
運転者が制御するアクテイブイテイ制御器70がポテン
シヨメータの如き変換器72に接続され中心処理ユニツ
ト50に伝達する可変の利得信号を発生する。また、機
具の運動の緩急速度を選択するため運転者が制御する速
度選択スイツチ74を車輌の運転者により開閉できる。
第3図に示してあるように、中心の処理ユニツト50が
デジタルプロセツサを含んでいる好ましい具体例では、
中心処理ユニツト50はマルチプレクツサ300と、マ
イクロプロセツサ310とプログラムできるインタバル
タイマー(PIT)320とを有する従来技術のアナロ
グ−デジタル変換器300から成る。A/D変換器30
0は変換器38,51,53,54,58,60,6
6,72からのアナログ信号をマイクロプロセツサに伝
達するデジタル表示に変える。AMD9513の如きP
IT320が速度センサー62,64,68からの矩形
波信号をこれもまたマイクロプロセツサ310に伝達す
るデジタル表示に変換する。インテル(Intel)8751
またはテイ.アイ.(T.I.)の如きマイクロプロセ
ツサ310が詳細に後記する算法に従いデジタルHVC
O値を発生する。最後に、PIT320がHVCO値を
パルス幅変調弁駆動信号に変換し、この信号は従来技術
のトルクモータで制御される弁42を駆動しシリンダ3
4を伸縮させシリンダに取付けた機具(図示せず)を上
下動させる。制御ユニツト50は他のハードウエアを装
備できる。たとえば、マイクロプロセツサ310は内部
記憶装置を含むことができるか記憶装置をマイクロプロ
セツサの外部に設けるか掛け金をマイクロプロセツサ3
00と表示装置80,82との間にそう入することもで
きる。適当なスケーリング因数をすべてのセンサーから
の信号に加えてこれら信号の最小および最大値をそれぞ
れ0,255のデジタル計数で表わす。このようにし
て、制御系統は約0.4%もの小さい入力変数の変化に
応答できる能力を有しこの変数を8ビツトレジスタに記
憶する。電磁的干渉を分離するため制御ユニツト50に
接続された線路の各部に従来技術のEMIフイルタを使
用できる。
中心処理ユニツト50が行う計算順序を第2a−2g図
に示したフローシートと以下の表とを参照して説明す
る。
第2a図ないし第2g図に示したフローシートは詳細に
後記するが最初は以下の如く定義する略語と造語とを含
んでいる。
COMM 暫定的混成指令値 DGAIN 動的利得値 DIFE エンジン速度エラー微分 DLIT ダウンシフトライト DRAFT 引張り力(感知した) EERR エンジン速度エラー ELIM エンジン速度エラー限界 ENGS エンジン速度 FASTSL 機具の運動速度フラツグ FDBK 位置フイードバツク FDRFT フイルタ通過引張り力 FLAG 負荷指令変化フラツグ FPOS フイルタ通過(フイルタを通過した)位
置フイードバツク FSLP フイルタ通過すべり GAIN アクテイビテイ利得値 HVCO 弁指令 LCOM 負荷指令 LCONT 負荷制御モードフラツグ LERR 負荷または混成エラー LHYS 負荷ヒステリシス LLIM 位置の下限 LLIT 負荷ライト PCOM 位置指令 PERR 位置エラー PHYS 位置システリシス PLIT 位置ライト RCOM 割合(すなわち変化率)を制限した位置
指令 RERR 割合を制限したエンジン速度エラー RSCL 割合を制限した制御レバー位置 SCL 速度制御レバー位置 SERR すべりエラー SFPOS 記憶されたフイルタ通過位置フイードバ
ツク SLIP 駆動車輪のすべり SSET すべりセツト点 STHRS 記憶したエンジン速度しきい値 THLL エンジン速度しきい値下限 THUL エンジン速度しきい値上限 THRS しきい値(エンジン速度) TIMER 負荷指令変化遅延タイマー TVEL トラツク速度(接地速度) ULIM 位置の上限 WVEL 後輪速度 第2a図ないし第2g図に示したフローシートの大部分
は次の如く要約できる。すなわち、すべりエラー値SE
RRはステツプ102−128を経て発生される。フイ
ルタを通過したエンジン速度エラー値RERRはステツ
プ130−160を経て発生される。位置フイードバツ
クおよびフイルタを通過した位置フイードバツク値FD
BK、FPOSはステツプ170と180とを経て発生
される。感知した引張り力の値DRAFTはステツプ1
82により発生される。引張り力の所望量を表わす値L
COMはステツプ186により発生される。運転者が負
荷指令制御器56の所定の変更を行うと、車輪のすべり
エラー値とエンジン速度エラー値とはステツプ194,
196,119,156,160を経て瞬時的に修正さ
れる。これにより引張り作用点を車輪すべりエラーおよ
びエンジン速度エラー入力からあまり干渉されずにステ
ツプ224−236でセツトできるようにしこの制御系
統の引張り力応答が通常では優先するようにする。
中心の処理ユニツト50がステツプ98においてそのル
ーチンに入るとステツプ99において次の如き最初の条
件が確立する、すなわち、 DRAFT=0 ENGS =0 FDRFT=0 FLAG =0 FPOS =0 FSLP =0 LCONT=0 LHYS =0 PCOM =0 PHYS =0 PCOM =0 RERR =0 RSCL =0 SSET =30 STHRS=45 TIMER=0 TVEL =0 WVEL =0 主処理ループをステツプ100で入り、次いでステツプ
101を行い、このステツプではA(1)−A(11)をオペ
レーテイングパラメータセンサーと運転者が制御した調
節とにより得るすなわち読取る。感知したパラメータを
表わすこれらの値に種々のオフセツテイングすなわち補
償因子を加えてセンサーの較正すなわち調節における誤
差を補償できることは明かである。次いで、ステップ1
02において、フィルタを通過したトラクタの速度(接
地速度)値TVELをステートメントTVEL=(3×
TVEL+A(9))/4から計算する。この等式におい
て、右側のTVELはステップ99においてセットした
最初の値またはルーチンの先のサイクルのステップ10
2で定めた値でありA(9)はセンサー64からの感知し
た接地速度である。従って、TVEL値は先のTVEL
値と現在感知した接地速度値との加重平均である。
次に、ステップ104において、ステートメントWVE
L=(3×WVEL+A(11))/4によりセンサ−62
からの現在の後輪の速度入力からスケーリングされフイ
ルタを通過した後輪速度値WVELを誘導する。ステツ
プ106において、後輪速度WVELを1秒如に0.3
mの速度を表わすデジタル数である30の基準値と比較
する。もしWVELが1秒毎に0.3m以下であると、
プログラムはステツプ112と114とに進む。もしW
VELが1秒毎に0.3m以下でないと、ルーチンはス
テツプ108に進み、このステツプではSLIP値をス
テートメントSLIP=100(WVEL−TVEL)
/WVELから計算する。従つて、SLIP値は100
分比の数として0と100との間で変化する。ステツプ
108に続いて、SLIP値をステツプ110 において0
と比較する。もしSLIP値が0より小さいと、SLI
Pをステツプ102において0に等しくセツトする。も
しSLIPが0より小さくないと、ルーチンはステツプ
114に進む。このようにして、ルーチンにおけるその
後の計算のためSLIPの値は0より大かそれに等しく
なる。
ステツプ114において、フイルタを通過したすべり値
FSLPをステートメントFSLP=(127×FSL
P+SLIP)/128から誘導する。従つて、更新し
たフイルタを通過したFSLP値は最初は0か先のFS
LP値(先のサイクルのステツプ114でセツトした)
とステツプ108か112からの最新に定めたSLIP
値との加重平均である。ここで加重因子はSLIP値の
短時間中の変動に応動してFSLP値が敏速に変動する
のを防止する。
次に、ステツプ116において、たとえば、30%の車輪
すべりを表わす最大値を最初に30であるかルーチンの
先のサイクルのステツプ204によりセツトされたすべ
りのセツト値すなわち基準のすべり値SSETの上限と
して定める。このようにして、SSEF値を30%を表
わす最大値に制限するがこれ以下でも良い。
次に、ステツプ118において、すべりエラー値SER
RをステートメントSERR=SLIP−SSETから
計数する。従つて、すべりエラー値SERRは車輪の実
際のすべり値SLIPとすべりの基準SSETとの間の
差である。
次に、ステツプ119で表わしたルーチンの一部分にお
いて、もしFLAG値が1(ルーチンの先のサイクルの
ステツプ196でセツトした)に等しいと、すべりエラ
ー信号SERRはゼロの値にまで一定割合で減少され
る。更に詳細にいえば、SERR値はゼロの値まで減少
されるが、各サイクルで減少される量は急激に増加せず
に少しづつ増加されるようにして、SERR値があまり
途切れることなく放物状関数として漸減されるようにす
る。減少量は通常ではSERRが0.2−0.5秒程度
の時間でゼロにまで減少されるように選択する。
次に、ステツプ120−128において、ステツプ11
8または119で定めたすべりエラー信号の大きさ如何
によりデユアルすべりエラー利得を定める。たとえば、
もしステツプ120において、SERRがゼロより小さ
いと、ルーチンは直接ステツプ130に進みステツプ1
18からの変更してないSERR値をルーチンの残りで
使用する。しかしながら、もしSERRがゼロ以下でな
いと、SERRをステツプ122における20の如き値
と比較する。もしSERRが20以上であると、新たな
SERR値が1.5×((元のSERR値×2)-20)となる
よう新たなSERR値をステツプ124〜126から得
る。しかしながら、もしSERRがステツプ122にお
いて20より大でないと、ルーチンはステツプ126に
進みこのステツプではSERR値に利得因数を加える。
このようにして、制御系統はSERR値で表した車輪の
大きさすべりに一層敏速に応答できる。ステツプ12
4,126における利得の値は制御系統が車輪のすべり
に対し所望の感度を有するよう経験的に定めることがで
きる。特定の値は特定の車輌と使用する機具との如何に
より変えることができる。ステツプ126に続き、SER
R値を含む8−デイジツトレジスタのオーバーフローを
防止するためSERR値用に上限255を定める。
ステツプ130において、速度制御レバー位置値SCL
を、たとえば、SCLの1計数がエンジン速度の10r
pmを表わすように速度制御レバー位置変換器66から
の値A(7)から誘導する。次に、ステツプ132が表わ
すルーチンの一部において、割合を制御された速度制限
レバーの値RSCLをステツプ130におけるSCL値
から誘導する。特に、RSCL値(最初ステツプ99で
0とセツトされた)はルーチンの各サイクル中に値A
(7)とSCLとの変化により表わした速度制御レバー位
置の変化に比例する量だけ変る。もし速度制御レバー位
置がエンジンの速度の増大に相等して方向を変えている
と、ルーチンの各サイクル中RSCL値の増分はRSC
Lが、たとえば1秒当たり700rpm のエンジンの速度
増大割合よりも速く増大しないよう制限する。RSCL
値は速度制御レバーがエンジン速度を減少する方向に運
動している時は速度変化率は制限されない。ルーチンに
おける後のステップから分かるように、速度制御レバー
が急速に前進されているときには、このRSCLの割合
すなわち変化率の制限は更新される速度制御値RSCL
を制限するので、エンジン速度エンジン値EERRを制
限し、従ってエンジン速度制御レバーの急速な前進に応
答して連結部を引き上げてしまうといった好ましくない
事態が発生するのを防止する。
ステツプ134において、更新したエンジン速度値EN
GSをステートメントENGS=(3×ENGS+A
(8))/4から計算し、この等式においてA(8)はエンジ
ン速度センサー68からの値で右側のENGSはステツ
プ99からの最初は0かルーチンの先のサイクルのステ
ツプ134においてセツトされる。ENGS値は1の計
数が10rmpを表わすようスケーリングされる。
次に、ステツプ140において、エンジン速度しきい値
THRSは記憶されたエンジン速度しきい値STHRS
と指定され、このSTHRSはステツプ99において4
50rpmのデツドバンド(dead band)に相等する45に
されるかルーチンの先のサイクルのステツプ204にお
いてセツトされる。次に、ステツプ142,144にお
いて、上限および下限臨界値THUL,THLLをそれ
ぞれ割合を制限された制御レバー値RSCLから誘導す
る。次に、ステツプ146において最少および最大値1
0,100をTHLLおよびTHUL値用に定める。
最後に、ステツプ148において、THLLとTHUL
とを後のステツプ150においてエンジン速度エラー値
EERRを計算する際に使用するためエンジン速度しき
い値THRS用のそれぞれ最小および最大値として定め
る。ステツプ150において、エンジンエラー(または
垂下)値EERRをステートメントEERR=(RSC
L−THRS−ENGS)×1.5から計算し、この等
式において、RSCLはステツプ132からの割合すな
わち変化率を制限された速度制御レバー位置の値、TH
RSはステツプ140−148からのエンジン速度しき
い値、1.5は制御装置がエンジン速度の変化に適当に
応答するよう選択したエンジンエラー利得すなわち感度
因数である。ステツプ150においてRSCL−THR
Sは正のEERR値が生じる以前にエンジンの速度値E
NGSがそれ以下に下がる必要があるエンジン速度セツ
ト点(基準点)として見ることができる。(負のEER
R値は後のステツプ158により無視される)。このセ
ツト点の値はステツプ140−148により100と1000
のrpmを表わす10と100の間を変化できる値だけこ
のセツト点の値は常にRSCLの値より小さい。このセ
ツト点を常にRSCL値で表わした速度制御レバーの位
置以下に保持することにより機具がトラクタのエンジン
速度の通常の連続的な僅かな変動に応答して連続的に引
上げられたり下げたりされるのを防止する。ステツプ1
40−148で定めた最小しきい値は速度制御レバー1
4が減少したエンジン速度設定値にある時もし負荷制御
器56が調節されるとあまり小さいTHRS値がステツ
プ150で使用されるのを防止する。速度制御レバー1
4が大きいエンジン速度設定値にある時記憶したしきい
値STHRSがステツプ204でセツトされた後速度制
御レバー14を減少したエンジン速度設定値に動かす時
大きすぎるTHRS値がステツプ150で使用されるの
を防止する。
次に、ステツプ156において、もしFLAG値が1に
等しいとこの値がLCOM値の変化に応答してルーチン
の先のサイクルのステツプ196においてセツトされた
場合と同様にEERR値は0に等しくセツトされる。次
に、ステツプ158で表したルーチンの一部において、
EERR値の範囲にわたり下限と上限0、255をそれ
ぞれ定める。前にも述べたように、ステツプ158は連
接部または機具もしくはその両方に負のEERRが影響
を及ぼすのを防止しまたEERR値を含む8ビツトレジ
スタのオーバフローを防止する。
次に、ステツプ160により表わしたルーチンの一部に
おいて、割合を制御したエンジン速度エラー値RERR
をエンジン速度エラー値EERRから誘導する。要する
に、EERR値が増大していると、ルーチンの各サイク
ルにおいてREER値は、たとえば、420rpmに対し
て1秒毎にある変化割合に対応する量より大でない一定
量だけ増分的に増大する。あるいはまた、もしEERR
値が減少しているかEERRがステツプ156において
ゼロにまで減少するとRERR値はルーチンの各サイク
ルにおいて、たとえば、160rpmでは1秒毎にある変
化割合に相等する量だけ増分的に減少する。従つて、R
ERR値は時間の関数として直線的に増減する。次いで
割合を制限したエンジン速度エラー値RERRを負荷ま
たは混成したエラー値LERRを定めるのにルーチンで
後に使用する。このようにして、エンジン速度の変化す
なわち減少するすなわち遅くなるエンジン速度に応答し
て機具を引上げる割合および元に戻るエンジン速度に応
答して機具を下げる割合に対する制御装置の感度を制限
して動き過ぎと乱調とを防止することにより制御系統を
一層安定にする。エンジンの失速を防止するには機具の
引上げ速度を速くする一方機具の引下げ速度を低くする
ことが制御系統を安定にするのに望ましいと判つたので
エンジンの速度が減少している時と元の速度に戻つてい
る時とでは制限は異なる。
ステツプ170において、位置フイードバツク値FDB
Kを感知した位置A(1)から誘導する。位置センサー6
0が感知する可能な位置範囲が0から250までのデジ
タル計数を有するEDBK値を生じるようA(1)に較正
因子を加える。較正因数は位置センサーとこのセンサー
および機具間の特定のリンク仕掛け構造体の型式如何に
より変化する。次いで、ステツプ180において、フイ
ルタを通過した位置値をステートメントFPOS=(1
27×EPOS+FDBK)/128に従い定めフイル
タを通過した位置値EPOSがステツプ170からのゼ
ロの最初のFPOS値またはFDBK値とルーチンの先のサ
イクルのステツプ180においてセツトしたFPOSと
の加重平均となるようにする。FDBKおよびFPOS
値をルーチンにおいて後に混成した負荷エラー値LER
Rの一部となる正常化した位置フイードバツク項を定め
るため使用し他方FDBK値は後に位置エラー値PER
Rを定めるために使用する。
次に、ステツプ182において、感知した引張り力値D
RAFTをステートメントDRAFT=(DRAFT+
A(10))/2から誘導し、従つて、ステツプ182にお
いてセツトしたDRAFT値は引張りセンサー38から
の入力A(10)と最初はゼロであるかまたはルーチンの先
のサイクルのステツプ182においてセツトされるDR
AFT値との加重平均となる。次いで、ステツプ184
において、フイルタを通過したドラフト値すなわち引張
り値FDRFTをステートメントFDRFT=(127
×FDRFT+DRAFT)/128から定めてステツ
プ184においてセツトされたFDRFT値がステツプ
182からのDRAFT値とゼロの最初のFDRFTか
またはルーチンの先のサイクルのステツプ184でセツ
トしたFDRFT値との比較平均となるようにする。こ
のDRAFT値もまたルーチンにおいて後に負荷すなわ
ち混成エラー値LERRを定めるため使用する。FDR
FT値はDGAIN値を定めるためステツプ232にお
いて後に使用する。
ステツプ186において、スケールリングされゼロにし
た負荷指令値LCOMを負荷指令センサー58のA(6)
入力から誘導して0から255までのLCOM値が負荷
指令センサー58の位置の全範囲を表わすようにする。
ステツプ187で表わすルーチンの一部分において、割
合を制限した負荷指令値RLCOMをLCOM値から誘導す
る。要するに、LCOM値のそれぞれ増減に応答してル
ーチンの各サイクルにおいてRLCOM値を増分または
減分する。増分および減分は負荷LCOM値の可能な最
大のステツプ変化に対してRLCOM値が約6ないし8
秒程度で新たなLCOM値になるよう選択する。
ステツプ188において、エンジンエラー限界値ELI
MをステートメントELIM=(LCOM×0.2)−
13により計算し、この等式において、0.2と13は
経験的に定めたスケーリングおよびオフセツト因数であ
る。ELIMは後記するが後にステツプ216−218
で使用する。次いで、ステツプ190において、ELI
M値の下限と上限とをそれぞれ定める。
次いで、ステツプ192において、LCOM値を250
と比較し、WVEL値を30と比較しPCOM値を13
0と比較する。もしLCOM値が250より大である
か、WVELが30より小さいかPCOM値が130よ
り大であると、ルーチンはステツプ206−208に進
み、これらのステツプではエンジンエラー値RERRと
すべりエラー値SERRは共に0に等しくセツトされ、
その後ルーチンはステツプ212に進む。ステツプ19
2はステツプ194−204をバイパスして大きい引張
り力の設定値(LCOM>250)を選び、車輌が運動
していなくまた連接部と機具とを地面から引上げると
(PCOM>130)、ステツプ204においてセツト
点の再計算を防止する。ステツプ192と206−20
8とはまたこれら同じ条件の下において車輌のすべりと
エンジンの垂下との影響を減少する。しかしながら、も
しこれら条件のいづれも満たされないと、ルーチンはス
テツプ194に進む。
ステツプ194においては、LCOM値を検討して割合
を制限した負荷指令値RLCOMと負荷指令値LCOM
との間の相違の絶対値をゼロと比較することにより負荷
指令つまみ56のセツト値を運転者が変えているかどう
かを確める。もしこの相違がゼロでないと、ステツプ1
94からルーチンはステツプ196に進む。ステツプ1
96において、逆数えカウンターすなわちタイマーをG
11の初期値にセツトし、この値は、たとえば、120ミリ
秒という最短のセツト点遅延時間を表わす。また、ステ
ツプ194においては、FLAG値を1に等しくセツト
し記憶されフイルタを通過した位置すなわち基準位置値
SFPOSをステツプ180からのFPOSの値と指定
する。ステツプ196後に、ルーチンはステツプ212
に進む。
しかしながら、もし(RLCOM−LCOM)がステツ
プ194においてゼロに等しいと、ルーチンはステツプ
198に進む。ステツプ198はステツプ196でセツ
トしたカウンターがゼロにまで逆に数えられていると、
ルーチンはステツプ200に進み、このステツプではタ
イマーは1の計数にまで減算されその後ルーチンはステ
ツプ212に進む。もしカウンターがステツプ198に
おいてゼロにまで逆算されると、ルーチンはステツプ2
02にまで進みこのステツプでは値FLAGを1と比較
し負荷制御モード値LCONTを1と比較する。もしス
テツプ202においてFLAGおよびLCONT値が1
に等しくないと、ルーチンはステツプ204に進みこの
ステツプでは種々のセツト点値をルーチンの他の部分で
使用するよう計算する。たとえば、すべりセツト値SS
ETをフイルタを通過したすべり値FSLP(ステツプ
114からの)+5の合計に等しくセツトする。このよ
うにして、平均のすべり値FSLPより5%以下の値高
い車輪のすべりにより機具を上昇させない。記憶したエ
ンジン速度しきい値STHRSをステートメトンSTH
RS=RSCL−ELIM+10により定める。また、
記憶されフイルタを通過したすなわち基準位置値SFP
OSを後のステツプにおいて引張り制御位置フイドバツ
ク用のオペレーシヨン基準となるフイルタ通過位置値F
POSと指定する。最後に、ステツプ204において、
変化する負荷指令フラツグ値FLAGを0に等しくセツ
トしステツプ202がルーチンのその後のサイクルにお
いてFLAG値がステツプ196において1にセツトさ
れない限り種々のセツト点値の再計算を防止するように
する。従つて、負荷指令変換器58からの信号の変化に
応答して、SERRおよびRERR値をそれぞれステツ
プ119,156,160のオペレーシヨンにより瞬時的に変更
すなわち0に向け減少する。次いで、負荷指令信号がそ
のように変化した後ある可変の遅延時間が経過した後、
セツト点値SSET,STHRSを計算し直す。再計算
したセツト点値は負荷指令信号の別の変化に応答して再
び計算されるまで維持する。
この可変の遅延時間は負荷指令の変化が小さい場合G1
1値により表わされる最小の遅延時間である。しかしな
がら、LCOM値が大きく変化すると新たなLCOM値
に追付くのにRLCOM値はステツプ187により数秒
程度のより長い時間が必要である。従つて、ステツプ1
94はこの数秒程度の遅延時間が経過するまでステツプ
204がセツト点を再計算するのを防止する。更にま
た、ステツプ187により、この長い遅延時間はLCOMの
値の変化量に比例する。このようにして、ステツプ19
4−204は運転者が負荷指令制御器56に所定の変化
を行うとエンジン速度と車輪のすべりとを瞬次的にゼロ
に向け減少する。このことは車輪のすべりとエンジン速
度エラーとの入手に干渉されずに引張り制御オペレーシ
ヨン点をステツプ226,228,234でセツトでき
るようにして行う。これにより本発明の制御系統の引張
り応答面が通常では1次すなわち主要な制御面となるよ
うにする。
また、負荷指令値LCOMに変化が生じると、基準位置
値SFPOSを繰返し再び定めるすなわち割合を制限し
た負荷指令値RLCOMが再びLCOMの値になるまで
ステツプ196または204において現在のフイルタを
通過した位置値FPOSに等しくセツトし、このように
なるとLCOM値に新たな変化が生じるまでは基準値S
FPOSは不変でLCOM値に新たな変化が生じるまで
はステツプ228で使用する正常化した位置フイードバ
ツク項(FDBK−SFPOS)用の基準値として使用
するため不変のままである。FPOS値が通常ではFD
BKとほんの僅かしか異なつてないので、LCOM値が
変化する結果としてRLCOM値が新たなLCOM値に
「追付」く限りこの正常化した位置フイードバツク項
(FDBK−SFPOS)が変更したすなわち減少した
値と効果とを有することになる。更にまた、SFPOS
値がなめらかに変化するFPOS値に従うので、ステツ
プ228においてLERR値が急激に変化または途切れ
ることを防止し、従つて、なめらかな機具制御特性とな
る。ステツプ204に続き、ルーチンはステツプ212
に進みこのステツプではダウンシフトライト値DLIT
を0にセツトする。
次に、ステツプ214において、車輪速度値WVEL
を、たとえば、0.3m/秒のトラクタ速度を表わす値
30と比較する。もしWVELが30より小さいと、ルー
チンはステツプ224に直接進む。しかしながら、もし
WVELが30より小さくないと、ルーチンはステツプ
216に進み、このステツプでは、割合を制限したエン
ジンエラー値RERRをELIM値と比較する。もしR
ERR値がELIM値より大でないと、ルーチンはステ
ツプ224に直接進む。しかしながら、もしRERRが
ELIMより大であると、ルーチンはステツプ218に
進み、このステツプでは、RERR値をELIMの値と
指定しそれによりエンジンエラー値RERRをELIM
に制限し、このELIM値はステツプ188におけるよ
うにLCOM値で表わした負荷指令つまみのセツト値に
比例する。その後、ルーチンはステツプ220に進む。
従つて、トラクタと機具とが坂を登り始める状況では、
機具引張り力とステツプ182からのDRAFT値とは
トラクタと機具との速度の減少により減少することがあ
る。普通の引張り制御系統においては、感知した引張り
力が減少すると機具を下げる。しかしながら、本発明の
制御装置では、エンジン速度が減少するに従いエンジン
エラー値RERRは増大する。RERR値が増大すると
ステツプ228において混成した負荷エラー値LERR
を増大し、従つて、接地速度の減少により減少した引張
り力の影響に逆らう。丘がけわしいためもしトラクタが
接地速度を減少し続けまたRERR値がELIMに等し
くなると、RERRはELIMに等しくなり連接部は機
具がそれ以上引上げることを防止する。この場合には運
転者がエンジン速度を増し、従つてトラクタの伝動装置
をローギヤに切換えることによりRERR値を減少する
ことが好ましい。従つて、ルーチンはステツプ218に
おいてRERR値をELIM値に制限することによりエ
ンジン速度の減少に応答して機具の引上げ量を制限す
る。
更にまた、任意であるステツプ220,222では、ル
ーチンはすべりエラー値SERRがエンジンエラー値R
ERRより小さくまたLCONTが混成した負荷エラー
値LERRに応答して機具が制御されている場合にステ
ツプ268でセツトされた1に等しいと信号(DLIT
=1)を発生する。DLIT値を表わす信号をトラクタ
の運転台に設けた表示装置(図示せず)に伝達して伝動
装置をローギヤに切換えることが適当である時を運転者
に信号する。更に1つの特徴として、ステツプ214は
トラクタが運動していない時この警告信号の発生を防止
する。ステツプ220−222がないと、ルーチンはス
テツプ218からステツプ224に進む。
ステツプ224においては、アクチヴイテイ利得値GA
INを等式GAIN=A(4)×0.004+0.5から
計算し、この等式において、A(4)はアクチヴイテイ制
御変換器72からの信号を表わす値である。A(4)値が
0から255に変わるので、因子0.004と0.5と
をA(4)に加えて0.5ないし1.5の所望範囲でGA
IN値を得る。ステツプ226においては、等式COM
M=LCOM−SEER−RERRにより暫定的混成エ
ラー値COMMを定める。次に、ステツプ228におい
て、暫定的混成負荷エラー値LERRを等式LERR=
(−COMM+DRAFT−(FDBK−SFPOS)
×0.4)×GAINから計算する。正常化した位置フ
イードバツク項(FEBK−SFPOS)は連接部と機
具とが度を過ぎて荒つぽく動くのを防止するのに役立
つ。(0.4)値はトラクタがでこぼこの地形の地域で
縦揺れしている時と不均一な密度の土壌で作業している
時に深度を満足に制御するのに好適な一定感度値であ
る。前にも述べたように、SFPOS値は負荷指令値L
COMの変化に応答する正常化した位置フイードバツク
項の新たな基準値を定めるため定め直す。
ステツプ230においては、もし割合を制限した位置指
令値RCOMが、たとえば、130の値より大である
と、動的フイードバツク利得値DGAINをゼロに等し
くセツトする。RCOM値は最初ステツプ99により0
であるかルーチンの先のサイクルのステツプ252か2
54で決める。次いで、ステツプ232において、もし
ステツプ184からのフイルタを通過した引張り値FD
RFTが負荷指令値LCOMの80%より大であれば、
DGAINを1に等しくセツトする。次に、ステツプ2
34において、LERR値を等式LERR=(LERR
−(FDBK−FPOS)×DGAIN)×4に従い再
び計算し、この等式においてDGAINは負荷のフイー
ドバツク因数(FDBK−FPOS)に加えた動的フイ
ードバツク利得因数で、4は全体のループ利得因数であ
る。全体のループ利得因数は使用する特定の連接部、機
具および車輌の如何により、たとえば、3−5の値の範
囲にわたり変ることができる。
従つて、ステツプ234において究極の混成した負荷エ
ラー値LERRは算術関数、すなわち、ステツプ186
からの負荷指令値LCOM、ステツプ182からの引張
り力値DRAFT、ステツプ160か218からの割合
を制限されたエンジン速度エラーRERR、ステツプ1
26からの車輪すべりエラー値SEER、ステツプ17
0からの機具位置値、ステツプ180からのフイルタを
通過した位置フイードバツク値FPOSおよびステツプ
224からのGAINの組合わせである。位置フイード
バツクは制御装置の作用の安定性を増す。アクチイビテ
イ制御器70とそれに関係した変換器72とを操作して
GAIN値を変えることにより、制御装置の総合的感度
すなわちアクテイビテイを少くともLERR値の成分値
に関して調節できる。ステツプ234において、(FD
BK−FPOS)項は機具位置の変化割合に比例して負
のフイードバツクとなり、引張り力が敏速に変化すると
機具の過度の動きを防止することにより制御装置を更に
安定にする。
ステツプ230は機具を地面から引上げる時ステツプ2
34における動的フイードバツク項の影響を減少するよ
う作用しそれにより機具が敏速に運動できるようにす
る。ステツプ232は機具が地面に接している時ステツ
プ234における動的フイードバツクの項を増大させる
作用を行いFDRFTで表わした平均の感知した引張り
力はLCOM値で表わした所望の引張り力レベルの85
%になる。
原因とは無関係に、トラクタの速度が減少すると引張り
力を減少しまたステツプ182でセツトしたDRAFT
値をそれに対応して減少することを注目されたい。制御
系統は従来技術の純粋な引張り応答系統におけると丁度
同じように機具を下げることにより減少したDRAFT
値に応答する傾向がある。最初の原因如何により、この
ように機具を下げるとトラクタの接地速度を更に減少し
てエンジンの速度を減少して恐らくエンジンを失速させ
る。しかしながら、このように機具の下げに対する応答
は本発明の制御系統では運動速度が減少するとまたフイ
ルタを通過した割合を制限したエンジン速度エラー値R
ERRを増大させ、このエンジン速度エラー値はステツ
プ226、228によりDRAFT値の減少を相殺し、
従つて、引張り力に応答しての機具の下降にさからいエ
ンジンの失速防止に役立つ。
また、混成し(すなわち負荷エラー)すなわち負荷エラ
ー値LERRはもしステツプ226における増大するS
ERR値で表わした車輪すべりが増大するに従い増大す
ることを注目されたい。車輪のすべりによりLEER値
が増大すると機具を引上げる傾向があり、従つて、重量
を後輪に移動してけん引力を増大し後輪のすべりを減少
する。エンジンの速度による機具の引上げをステツプ1
88、190により制限するエンジン速度の場合とは異
なり、車輪のすべりに応答して制御装置が機具を引上げ
る量は制限されない。いい代えれば、トラクタが動けな
くなるのを防止するため制御装置は機具を地面から完全
に引上げる。
従つて、本発明の制御装置はすべりに関して2つの面を
有し、1つの面は重量伝達に関し他の面はトラツクが動
けなくなるのを防止することに関する。また、ぬれたす
なわちけん引が低い土壌では、この制御装置は機具の作
用深度を最大限にする。
次いで、ステツプ236で表わしたルーチンの一部分に
おいて、レジスタのオーバーフローを防止するためLE
RR値に対してそれぞれ上限、下限255、254を定
める。次に、ステツプ238において、A(5)の値から
位置指令値PCOMを誘導し、A(5)の値は運転者が制
御する位置指令センサーまたは変換器54の出力であり
機具の所望位置を表わす。次に、ステツプ240におい
て、下限位置値LLIMを等式LLIM=(A(2)×
0.6)+3から計算し、この等式においてA(2)は運
転室内の適当な個所に位置決めできる運転者が制御する
下限変換器53の出力を表わす。因数0.6と、3とは
下限値LLIMがPCOM値が表わす位置の範囲のうち
下方の60%にわたり変えられるよう選択する。次い
で、ステツプ242において、上限位置値ULIMを等
式ULIM=(A(3)×0.3)+178から計算し、
この等式においてA(3)はこれもまた運転室に位置決め
した運転者の制御する上限位置変換器51の出力を表わ
す。因数0.3と178とは上限値ULIMがPCOM
で表わした位置の範囲の上部30%にわたり変化するよ
うに選択する。次いで、ステツプ244で表わしたルー
チンの一部分において、LLIMとULIMとの値をP
COM値が間を変化する最小限と最大限との値と定め
る。このようにして、位置指令値PCOMを位置指令レ
バー52とその変換器54との位置に関係なく下限値L
LIMと上限値ULIMとの間に制限する。もちろん、
これに代り、位置レバー52を機械的ストツパでその位
置範囲を物理的に制限することもできる。
次いで、ステツプ246において、運転者の制御する機
具引上げ/下ろし選択スイツチ74を検討する。もし運
転者が機具の運動速度を敏速にしたいと望む時の如くス
イツチ74を閉じると、FASTSLフラツグ値を1に
等しくセツトする。もし運転者が機具をゆるやかに運動
させることを望む時の如くスイツチ74が開いている
と、FASTSLフラツグ値を0に等しくセツトする。
次に、ステツプ248がもし制御系統がその負荷制御モ
ード(ステツプLCONT=1の場合で表示した)また
は機具が地上に載つている場合の如くPCOM値がFD
BX値以下の場合には割合制限ステツプ250をバイパ
スしてステツプ256にルーチンを直接進ませるよう作用
する。しかしながらもしこれら条件が満たされないと、
ルーチンは直接ステツプ250に進みこのステツプから
ルーチンをFASTSL値が1か0に等いかによりステ
ツプ252か254に進む。ステツプ252で表わした
ルーチンの部分において、PCOM値を検討してその値
がルーチンの先のサイクルにおいて増大したか減少した
かを見定める。もしこの値が増大していれば、割合を制
限した位置指令値RCOMをルーチンの各サイクル中に
1.2のセツト値づつ増分的に増大し、このセツト値は
機具が、たとえば、2秒間のある時間にその運動範囲全
体にわたり運動する結果となる機具の運動割合に相等す
る。同様にPCOMが減少したかどうかRCOM値を減
分する。RCOM値が新たなRCOM値になるまでRC
OM値の増分か減分が続く。ステツプ254で表わした
ルーチンの部分において、RCOM値を同様に増分また
は減分するが、この場合にはRCOM値は機具が、たと
えば、4秒間の長い時間でその全運動範囲にわたり運動
するようになる機具の運動割合に相等する0.7の量だ
け増分的に増大する。従つて、ステツプ250−254
は液圧系統の限界内で制御装置が動かす機具の重量と型
式とは無関係な機具の持上げおよび下げの可変割合を定
める。ステツプ252か254の後にルーチンはステツ
プ256に進む。
ステツプ256において、位置エラー値PERRを等式
PERR=(RCOM−FDBK)×7から計算し、こ
の等式において、RCOM値は先のステツプ238,2
44,252,254によりセツトし、FDBKはステ
ツプ170によりセツトし、7は機具の所望の位置と感
知した位置との間の差に対し制御装置が満足な感度を有
するよう選択する位置利得値である。次いで、ステツプ
258で表わしたルーチンの一部分において、PERR
値を含むレジスタにおけるオーバフロー問題を防止する
ためPERR値用にそれぞれ上限と下限+255、−2
55を定める。
次いで、ステツプ260において、PERRとLERR
との値を比較する。もしPERR値がLERR値より大
であると、弁指令値HVCOをステツプ262において
PERR値に等しくセツトする。従つて、値PERRと
LERRのうちのいづれが最も正であるかにより、制御
装置は位置エラー信号PERRのいづれかか負荷または
混成エラー信号LERRに応答して機具を引上げるか下
げるよう作用する。
ステツプ262か264からのデジタルHVCO値を、
たとえば、PIT320によりパルス幅変調信号に変え
制御値42のトルクモータに印加してHVCO値が増大
すると機具(図示せず)を引上げるようにする。機具の
運動速度はHVCO値の大きさに比例する、機具を引上
げるとHVCO値が極減されるまでLERRまたはPE
RR値とHVCO値とを減少する。反対に、HVCO値
が下がると新たな安定状態になるまで機具を下げさせ
る。
ステツプ262または264の後、ルーチンはステツプ
266に進み、このステツプでは正の微分値PEER−
PHYSを負荷微分値LERR−LHYSと比較し、L
ERRはステツプ234からの混成した負荷エラー値で
あり、LHYSはステツプ99における最初は0かそれ
ぞれステツプ268または270において0か10にセ
ツトされる負荷ヒステリシス値で、PERRはステツプ
256からの位置エラー値、PHYSはステツプ99に
おいて最初はゼロにセツトされるかそれぞれステツプ2
68か270において10か0にセツトされる位置ヒス
テリシス値である。もし、ステツプ266において、位
置微分値が負荷微分値より小さいかそれと等しいと(L
ERR値がステツプ260と264とにおいて支配的エ
ラー値である場合の如く)、ルーチンはステツプ268
に進み、このステツプではフラツク値LCONTを1に
等しくセツトし、負荷ライト値LLITを1に等しくセ
ツトし、位置ライト値PLITを0に等しくセツトし、
位置ヒステリシス値PHYSを10に等しくセツトし、負
荷ヒステリシス値を0に等しくセツトする。LCONT
値はステツプ226と228とのオペレーシヨンにより
ダウンヒルライトを作動できるように1に等しくセツト
する。負荷ライト値LLITはこの値を表わす信号をト
ラクタの運転台内の可視位置決めされた負荷制御モード
表示装置80に伝達して運転者に機具が混成した負荷エ
ラー値LERRに応答して制御されていることを知らせ
るよう1に等しくセツトする。反対に、PLIT値はこ
れもまたトラツクの運転台内の観察位置に位置決めした
位置制御モード表示装置82がこの情況では不能となる
よう0に等しくセツトする。位置ヒステリシス値PHY
Sと負荷ヒステリシス値LHYSとは、ルーチンのその
後のサイクル中に制御系統がLERR値に相対的に可成
り増大することにより位置エラーが支配する制御モード
に切換えるまでステツプ266がルーチンをステツプ2
68に向け続けるよう、それぞれ10,0に等しくセツ
トする。このようにして、および位置制御モード表示装
置80,82が間欠的に明減することのないようにす
る。
しかしながら、もしステツプ266において、位置微分
値が負荷微分値より大であると(PERR値がステツプ
260,262において支配的エラー値の場合における
ように)、ルーチンはステツプ270に進み、このステ
ツプでは、フラツグ値LCONTを0に等しくセツト
し、LLIT値を0に等しくセツトし、PLIT値を1
に等しくセツトし、PHY値を0に等しくセツトし、L
HYS値を10に等しくセツトする。この場合には、L
CONT値を0に等しくセツトしてステツプ220,22
2のオペレーシヨンによりダウンシフト表示装置220
の作動を停止する。LLIT値とPLIT値とは、関係
した負荷および位置制御表示装置80,82をそれぞれ
消勢および付勢させて制御系統が位置エラー応答モード
で作用していることを表示する。
ヒステリシス値PHYS,LHYSをそれぞれ0,10
にセツトしてステツプ268に関して前記したと同様に
負荷および位置制御モード表示装置80,82が間欠的
に作用するのを防止する。ステツプ268たは270の
後に、ルーチンをステツプ272を経てステツプ100
に戻す。他の反覆割合もまた適当ではあるがルーチンは
100ヘルツの割合で反覆する。
LERRかPERRかいづれかを選択するステツプ26
0により、本発明の制御装置は制御信号が位置エラーP
ERRと混成した負荷エラーLERRとを合わせたもの
である結合した制御系統ではなく本質的に分離制御装置
である。その結果、LERRまたはPERRの値の1つ
のみをゼロに保持し他方の値を負とした安定状態すなわ
ち平衡状態にできる。この場合に、負のエラー値はステ
ツプ260−264のきわめて確実な選択機能により無
視する。この情況の1例は位置指令値PCOMと位置フ
イードバツク値FDBKとが等しいのでPERR値が0
であるが負荷指令値LCOMがDRAFT値で表わした
実際に感知した引張り力より大きい引張り力を表わすの
で負荷エラー値LERRが負の場合である、引張り力を
増量してトラクタを運転するよう機具を下げるには、運
転者は位置指令値PCOMを減少する必要があり、それ
によりステツプ256においてPERR値は少くともL
ERRと同様に負となり従つて、ステツプ260−26
4がLERRとPERRに小さい負の値を選択できるよ
うにしそれにより機具を下げ引張り力作用点を増大す
る。ステツプ270により生じたPLIT値は運転者に
制御装置が位置エラーモードにあり従つてPCOM値も
また調節しない限り増大したLCOM値に応答しないこ
とを知らせることによりそのような情況の発生を表示す
る。
LERR値が0で運転者がPCOM値を減少することに
より機具を下げることを所望する時アナログ情況が生じ
る。この場合における以外は、負荷ライト値LLITを
ステツプ268により1に等しくセツトして運転者に制
御装置がその負荷制御モードにありLCOM値を増大し
てPCOM値を下げることにより機具を下げられるよう
にする必要のあることを知らせる。
しかしながら、LERR値かPERR値かいづれか一方
が他方のものより一層正の値に増大すると連接部は自動
的に引上げられるということを注目されたい。これによ
り所望に応じて車輪のすべりとエンジンの失速とを減少
するため制御装置が機具を自動的に引上げできるように
する。
マイクロプロセツサ310の如きデジタルデータプロセ
ツサにおいてフローシートにより記述した算法を行うた
め前記したフローシートを標準用語に変えることは当業
に通常の知識を有する者には明かなことと思う。
また、前記した特定の数値が例示にすぎず異なる機具ま
たは車輌に制御装置を適応させることも含む多くの理由
で本発明の範囲を逸脱することなく変えることができる
ことは注目する必要がある。また、けん引された機具を
先に述べた引張棒の引張り感知によるか、引張りリンク
と引張りリンクとのT−字形棒による感知か、けん引さ
れた機具の遠隔のシリンダの位置感知および遠隔シリン
ダへの流体連通を制御する別の電動4方向3位置制御弁
とでかソレノイド作動の揺れ軸制御弁からけん引された
機具の遠隔シリンダに流体を向ける転向弁でかけん引さ
れた機具を制御することも本発明の範囲に入るものであ
る。同様に、半一体の機具を揺れ軸シリンダと直列にし
た1つまたはそれ以上の数のシリンダを連接部引張りリ
ンク仕掛けで引張りを感知し揺れ軸が揺れ軸シリンダで
位置を感知して制御することも本発明の範囲に入るもの
である。
本発明を特定の具体例に関連して説明したが、以上の説
明に照してこの具体例を種々代替、変形および変更する
ことは当業者には明らかなことと思う。従つて、本発明
は前記特許請求の範囲に入るそのような代替、変形およ
び変更も含むものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の制御装置を備えた農業用トラクタの略
図、第2a図ないし第2g図は第1図に示した中心処理
ユニツトが行う互除法のフローチャート、第3図は本発
明に使用するのに適した中心処理ユニツトの略図であ
る。 10……車輌、26……接続手段、34……作動手段。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ト−マス・ウイリアム・ハンクス アメリカ合衆国アイオワ州50613シ−ダ −・フオ−ルズ・クリアビユ−・ドライブ 4316 (56)参考文献 特開 昭55−23984(JP,A) 特開 昭54−123201(JP,A) 特開 昭55−120705(JP,A)

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】地面に侵入する機具を取付けるヒッチおよ
    び入力側に送られた信号に応答して機具を上下させて機
    具の地中侵入深度を変える作動手段とを有する車輌にお
    ける制御装置において、 車輪のすべり若しくはエンジン速度を感知して車輪のす
    べり信号若しくはエンジン速度信号を発生する手段と、 感知された車輪すべり若しくはエンジン速度信号から車
    輪すべり基準信号若しくはエンジン速度基準信号を導く
    手段と、 感知された車輪すべり若しくはエンジン速度信号と上記
    基準信号との間の差を表すパラメータエラー信号を導く
    手段と、 パラメータエラー信号を制御信号に変える手段とを備
    え、作動手段が機具を制御信号に応答して動かすように
    してあることを特徴とする車両の制御装置。
  2. 【請求項2】上記機具に作用する引張り力の所望の大き
    さを表わす負荷指令信号を発生する運転者により可調節
    の指令手段と、 運転者が誘起する負荷指令信号の所定の変化に応答して
    パラメータエラー信号を瞬時的に変更する手段とを備え
    ている特許請求の範囲第1項に記載の制御装置。
  3. 【請求項3】上記機具に作用する引張り力の所望の大き
    さを表わす負荷指令信号を発生する運転者により可調節
    の指令手段と、 負荷指令信号に所定の変化が生じた後所定の遅延時間が
    経過した後に発生したフィルタを通過した信号からパラ
    メータ基準信号を再び定める手段とを備えている特許請
    求の範囲第1項に記載の制御装置。
  4. 【請求項4】遅延時間の長さが指令信号の変化の関数で
    ある特許請求の範囲第3項に記載の制御装置。
  5. 【請求項5】上記機具に作用する引張り力の所望の大き
    さを表わす負荷指令信号を発生する運転者により可調節
    の指令手段と、 運転者が誘起する負荷指令信号の所定の変化に応答して
    パラメータエラー信号を瞬時的に変更する手段と、 負荷指令信号に所定の変化が生じた後所定の時間が経過
    した後に、パラメータ基準信号を定める手段とを備えて
    いる特許請求の範囲第1項に記載の制御装置。
  6. 【請求項6】機具の感知した位置値と、負荷指令信号の
    変化に応答して決められた位置基準位置値とから誘導し
    た位置信号を発生する手段と、 少くとも車輪すべり信号若しくはエンジン速度信号と位
    置信号とを混成することにより混成信号を発生する手段
    と、 混成信号を作動手段の入力側に送る手段とを備え、作動
    手段が混成した信号に応答して機具を動かすようにして
    あることを特徴とする特許請求の範囲第3項に記載の制
    御装置。
  7. 【請求項7】駆動車輪のすべり量を表すすべりエラー信
    号を発生する車輪すべり手段と、 少なくとも感知した機具への引張り力より導びいた引張
    り信号を発生する手段と、 すべりエラー信号を引張り信号と混成して混成信号を発
    生する信号混成手段と、 引張り力の所定量を表わす負荷指令信号を発生する運転
    者により可調節の負荷指令手段と、 負荷指令信号の運転者により誘起した変化に応答してす
    べりエラー信号を瞬間的に変更する手段と、 作動手段の入力側に混成信号を送る手段とを備え、作動
    手段が混成手段に応答して機具を動かすようにしてある
    ことを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載の制御装
    置。
  8. 【請求項8】変更手段がすべりエラー信号を非直線的に
    減分的に定期的に減少する手段を備えている特許請求の
    範囲第7項に記載の制御装置。
  9. 【請求項9】車輪すべり手段が駆動車輪のすべりを表わ
    す車輪すべり信号を発生する手段と、車輪のすべりの所
    望量を表わすすべり基準信号を発生する手段と、車輪す
    べり信号とすべり基準信号との間の差を表わすすべりエ
    ラー信号を発生する差手段とを備えている特許請求の範
    囲第7項に記載の制御装置。
  10. 【請求項10】負荷指令手段の調節後所定の時間間隔を
    あけて発生して車輪すべり信号に基づいてすべり基準信
    号を再び定める手段を備えている特許請求の範囲第9項
    に記載の制御装置。
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