JPH0658Y2 - 電動切削器 - Google Patents
電動切削器Info
- Publication number
- JPH0658Y2 JPH0658Y2 JP15200487U JP15200487U JPH0658Y2 JP H0658 Y2 JPH0658 Y2 JP H0658Y2 JP 15200487 U JP15200487 U JP 15200487U JP 15200487 U JP15200487 U JP 15200487U JP H0658 Y2 JPH0658 Y2 JP H0658Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- contact
- blade
- outer blade
- contact piece
- cutting machine
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Treatment Of Fiber Materials (AREA)
- Dry Shavers And Clippers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、例えば電動式毛玉取り器や電動式ひげそり器
など、外刃の内面に内刃(駆動刃)を摺接させるように
した、いわゆる、電動切削器に関する。
など、外刃の内面に内刃(駆動刃)を摺接させるように
した、いわゆる、電動切削器に関する。
述べるまでもなく、上述のような電動切削器では、内、
外刃間に付着した切削屑などを掃除できるように外刃を
外刃装着部に対し着脱自在の構造になっており、従っ
て、外刃の取り外し状態、つまり、内刃が外部に露出し
た状態で不注意にスイッチが入ってしまったときなど極
めて危険である。
外刃間に付着した切削屑などを掃除できるように外刃を
外刃装着部に対し着脱自在の構造になっており、従っ
て、外刃の取り外し状態、つまり、内刃が外部に露出し
た状態で不注意にスイッチが入ってしまったときなど極
めて危険である。
よってこの種電動切削器では、上記内刃の露出状態で
は、スイッチが入ってもモータが駆動しないように安全
スイッチ機構に付されている。この安全スイッチ機構と
しては、従来一般にモータ駆動用スイッチと、安全スイ
ッチとの2種類を個別に使用しているため、コスト面で
も高くつくといった問題があり、加えて、各接点間で発
生する接触抵抗によって電圧損失が大きいという問題も
あり、特に電池を電源とする切削器では電池寿命が極端
に短いという欠点がある。
は、スイッチが入ってもモータが駆動しないように安全
スイッチ機構に付されている。この安全スイッチ機構と
しては、従来一般にモータ駆動用スイッチと、安全スイ
ッチとの2種類を個別に使用しているため、コスト面で
も高くつくといった問題があり、加えて、各接点間で発
生する接触抵抗によって電圧損失が大きいという問題も
あり、特に電池を電源とする切削器では電池寿命が極端
に短いという欠点がある。
本考案は、切削器が必然的に備えているモータ駆動用ス
イッチの相対する一方の接片を利用し、この接片に外刃
の装着、離脱によって移動する作動レバーを連結して、
該レバーの移動による上記接片の屈撓量変化によって外
刃の装着状態では相対する接片同志の接触を可能として
通常のモータ駆動を可能とし、かつ、外刃を離脱させた
ときには接片同志の接触を不能とし、スイッチ操作がな
されてもモータが駆動しないようにし、もってモータ駆
動用スイッチ1個で安全スイッチを兼用させ、従来の問
題点を解決しようとするものである。
イッチの相対する一方の接片を利用し、この接片に外刃
の装着、離脱によって移動する作動レバーを連結して、
該レバーの移動による上記接片の屈撓量変化によって外
刃の装着状態では相対する接片同志の接触を可能として
通常のモータ駆動を可能とし、かつ、外刃を離脱させた
ときには接片同志の接触を不能とし、スイッチ操作がな
されてもモータが駆動しないようにし、もってモータ駆
動用スイッチ1個で安全スイッチを兼用させ、従来の問
題点を解決しようとするものである。
従来技術の問題点を解決する本考案の構成は、器体に設
けた外刃装着部に外刃を着脱操作可能に装着するととも
に、外刃の内面にモータにより駆動する内刃を摺接させ
る電動切削器において、上記外刃装着部に、器体に移動
自在に設けた作動レバーの一端を外刃の装着によって引
込み、かつ、離脱によっと突出するようにバネ付勢して
臨ませ、かつ、この作動レバーの他端をモータ駆動用ス
イッチの相対向する一方の接片に、上記作動レバーの引
込み状態での他方の接片の撓み操作により接片同志を接
触させ、かつ、作動レバーの突出状態での上記他方の接
片の撓み操作では接片同志をを接触させないように大き
く撓ませるように連結したことを特徴としてなるもので
ある。
けた外刃装着部に外刃を着脱操作可能に装着するととも
に、外刃の内面にモータにより駆動する内刃を摺接させ
る電動切削器において、上記外刃装着部に、器体に移動
自在に設けた作動レバーの一端を外刃の装着によって引
込み、かつ、離脱によっと突出するようにバネ付勢して
臨ませ、かつ、この作動レバーの他端をモータ駆動用ス
イッチの相対向する一方の接片に、上記作動レバーの引
込み状態での他方の接片の撓み操作により接片同志を接
触させ、かつ、作動レバーの突出状態での上記他方の接
片の撓み操作では接片同志をを接触させないように大き
く撓ませるように連結したことを特徴としてなるもので
ある。
電動切削器の一例として、図では毛玉取り器を示し、外
観的には上部に柄部1を、かつ、下部にボデー部2を備
えた合成樹脂製の器体Aにて構成され、ボデー部2には
電池3とこれに接続するモータ4が装置され、このモー
タ4の回転軸5は器体を構成する隔壁6を貫通して下向
きに突出し、この突出した回転軸部に内刃7が下向きに
固定され、この内刃7は上記隔壁6と該隔壁6と直交的
に垂下する囲壁8とでなる下向き開口状の内刃収容凹所
9内に介在されている。尚、上記囲壁8の外側面が請求
範囲の外刃装着部に相当する。
観的には上部に柄部1を、かつ、下部にボデー部2を備
えた合成樹脂製の器体Aにて構成され、ボデー部2には
電池3とこれに接続するモータ4が装置され、このモー
タ4の回転軸5は器体を構成する隔壁6を貫通して下向
きに突出し、この突出した回転軸部に内刃7が下向きに
固定され、この内刃7は上記隔壁6と該隔壁6と直交的
に垂下する囲壁8とでなる下向き開口状の内刃収容凹所
9内に介在されている。尚、上記囲壁8の外側面が請求
範囲の外刃装着部に相当する。
上記囲壁8の外側には、外刃10が嵌合装着される。この
外刃10は毛玉介入孔10aを多数備えたドーム状刃板10bと
この刃板10bの外周縁に固着した刃枠10cとで形成され、
この刃枠10cの内側面が上記囲壁8の外面に嵌合され、
もって内刃7と、外刃10の摺接関係が保たれている。
外刃10は毛玉介入孔10aを多数備えたドーム状刃板10bと
この刃板10bの外周縁に固着した刃枠10cとで形成され、
この刃枠10cの内側面が上記囲壁8の外面に嵌合され、
もって内刃7と、外刃10の摺接関係が保たれている。
上記外刃10を構成する刃枠10cの嵌合始端縁には、器体
Aの内側にガイド11によ図で上下動自在に支持させ、か
つ、バネ12にて常に下向きに付勢した作動レバー13の下
端が当接され、この作動レバー13の上端には下向きの従
動部13aを設け、この従動部13aを器体Aに設けたモータ
駆動用のスイッチSの相対する一方の接片S1に後述作
用するように屈撓操作自在に当接させる。
Aの内側にガイド11によ図で上下動自在に支持させ、か
つ、バネ12にて常に下向きに付勢した作動レバー13の下
端が当接され、この作動レバー13の上端には下向きの従
動部13aを設け、この従動部13aを器体Aに設けたモータ
駆動用のスイッチSの相対する一方の接片S1に後述作
用するように屈撓操作自在に当接させる。
尚、上記スイッチSは、上記接片S1とこれに対向させ
た他方の接片S2とでなり、両接片は基部が固定され、
かつ、接片S2には突起部S3が折曲形成され、この突起
部S3に器体Aにスライド自在に設けた摘み14を押圧自
在に臨ませたスライドスイッチの一般的形態である。
た他方の接片S2とでなり、両接片は基部が固定され、
かつ、接片S2には突起部S3が折曲形成され、この突起
部S3に器体Aにスライド自在に設けた摘み14を押圧自
在に臨ませたスライドスイッチの一般的形態である。
外刃装着部、つまり、囲壁8の外面に外刃10の刃枠10c
が嵌合された第1図の状態は、刃枠10cの嵌合端面が作
動レバー13の下端をバネ12に抗して押し上げている。従
って作動レバー13は図で上方に移動され、接片S1は不
動のままである。
が嵌合された第1図の状態は、刃枠10cの嵌合端面が作
動レバー13の下端をバネ12に抗して押し上げている。従
って作動レバー13は図で上方に移動され、接片S1は不
動のままである。
この状態でスイッチ操作、つまり、摘み14をスライドさ
せることにより摘み14が接片S2の突起部S3を押すの
で、接片S2は常法のように接片S1に接触して回路を閉
じ、モータ4は起動して内刃7を駆動する。
せることにより摘み14が接片S2の突起部S3を押すの
で、接片S2は常法のように接片S1に接触して回路を閉
じ、モータ4は起動して内刃7を駆動する。
そこで、今、刃部の掃除などのために外刃10を囲壁8か
ら離脱させると、作動レバー13はバネ12によって図で下
方に自ずと移動し、この移動で接片S1が図で下方に大
きく屈撓される。この屈撓状態で上記同様摘み14をスラ
イド操作して、接片S2を屈撓させても、該接片S2は接
片S1に接触しないことになる。
ら離脱させると、作動レバー13はバネ12によって図で下
方に自ずと移動し、この移動で接片S1が図で下方に大
きく屈撓される。この屈撓状態で上記同様摘み14をスラ
イド操作して、接片S2を屈撓させても、該接片S2は接
片S1に接触しないことになる。
つまり、スイッチ操作はなされても回路は開かれたまま
のためモータは駆動せず、従って内刃7も回転しないこ
とになる。
のためモータは駆動せず、従って内刃7も回転しないこ
とになる。
而して本実施例では、上記外刃装着部、即ち、囲壁8は
平面的にみて楯形状をなし、かつ、この囲壁8の隔壁6
に対する付け根を肉薄部8aとなして、囲壁8全体に弾性
を備えさせ、かつ、該囲壁8の内周開口部寄りに棒バネ
15を沿接せしめて囲壁8に外向きに拡開付勢力を与え、
更に囲壁8の外面に所要間隔毎に係止用突起8bを設け、
一方、外刃10の刃枠10cの内面に、上記係止用突起8bに
係止する突起10dを設け、外刃10の刃枠10cを上記囲壁8
の外側に嵌合する際、上記突起8b,10d同志がスナップ
状に係止するようにしてあり、それにより、ワンタッチ
操作で外刃10を上記囲壁8に嵌合させ、かつ、この嵌合
により内刃7に対する外刃10の摺接関係が設定されるよ
うになっている。
平面的にみて楯形状をなし、かつ、この囲壁8の隔壁6
に対する付け根を肉薄部8aとなして、囲壁8全体に弾性
を備えさせ、かつ、該囲壁8の内周開口部寄りに棒バネ
15を沿接せしめて囲壁8に外向きに拡開付勢力を与え、
更に囲壁8の外面に所要間隔毎に係止用突起8bを設け、
一方、外刃10の刃枠10cの内面に、上記係止用突起8bに
係止する突起10dを設け、外刃10の刃枠10cを上記囲壁8
の外側に嵌合する際、上記突起8b,10d同志がスナップ
状に係止するようにしてあり、それにより、ワンタッチ
操作で外刃10を上記囲壁8に嵌合させ、かつ、この嵌合
により内刃7に対する外刃10の摺接関係が設定されるよ
うになっている。
尚、8cは囲壁8の後端に設けた切屑の放出口、16は上記
放出口8cに始端を連通開口させた切屑の回収箱、17は外
刃10の刃枠10cの外面に上下位置調整可能に嵌合したハ
カマで、このハカマの上下位置調整によって毛足の長短
に対応させるようになっている。8dはバネ受顎である。
放出口8cに始端を連通開口させた切屑の回収箱、17は外
刃10の刃枠10cの外面に上下位置調整可能に嵌合したハ
カマで、このハカマの上下位置調整によって毛足の長短
に対応させるようになっている。8dはバネ受顎である。
また、本例では電池式の器具を示したが、交流式のもの
でも勿論よい。
でも勿論よい。
要するに本考案によれば、切削器が必然的に備えている
モータ駆動用スイッチの相対する一方の接片を利用し、
この接片に外刃の装着、離脱によって移動する作動レバ
ーを連結し、上記作動レバーの移動による上記接片の屈
撓量変化によって、外刃が装着されているときには接片
同志を接触可能として通常のモータ駆動ができ、かつ、
外刃を離脱させたときには接片同志の接触を不能として
スイッチ操作がなされてもモータが駆動しないようにし
たもので、この構成によれば、実質的にモータ駆動用ス
イッチ1個で、安全スイッチを兼用させることができ、
構成の簡易化により大巾にコストダウンを計ることがで
きる。
モータ駆動用スイッチの相対する一方の接片を利用し、
この接片に外刃の装着、離脱によって移動する作動レバ
ーを連結し、上記作動レバーの移動による上記接片の屈
撓量変化によって、外刃が装着されているときには接片
同志を接触可能として通常のモータ駆動ができ、かつ、
外刃を離脱させたときには接片同志の接触を不能として
スイッチ操作がなされてもモータが駆動しないようにし
たもので、この構成によれば、実質的にモータ駆動用ス
イッチ1個で、安全スイッチを兼用させることができ、
構成の簡易化により大巾にコストダウンを計ることがで
きる。
併せて、接触抵抗も小さいので電圧損失も少なく、特に
電池を電源とする電動切削器には極めて有効である。
電池を電源とする電動切削器には極めて有効である。
第1図は切削器の一部切欠側面図、第2図は同上正面
図、第3図は囲壁部分の下面図、第4図は同上一部の側
断面図である。 A…器体、S…モータ駆動用スイッチ、S1…相対する
一方の接片、S2…他方の接片、4…モータ、7…内
刃、8…外刃装着部(囲壁)、10…外刃、13…作動レバ
ー。
図、第3図は囲壁部分の下面図、第4図は同上一部の側
断面図である。 A…器体、S…モータ駆動用スイッチ、S1…相対する
一方の接片、S2…他方の接片、4…モータ、7…内
刃、8…外刃装着部(囲壁)、10…外刃、13…作動レバ
ー。
Claims (1)
- 【請求項1】器体に設けた外刃装着部に外刃を着脱操作
可能に装着するとともに、外刃の内面にモータにより駆
動する内刃を摺接させる電動切削器において、上記外刃
装着部に、器体に移動自在に設けた作動レバーの一端を
外刃の装着によって引込み、かつ、離脱によって突出す
るようにバネ付勢して臨ませ、かつ、この作動レバーの
他端をモータ駆動用スイッチの相対向する一方の接片
に、上記作動レバーの引込み状態での他方の接片の撓み
操作により接片同志を接触させ、かつ、作動レバーの突
出状態での上記他方の接片の撓み操作では接片同志をを
接触させないように大きく撓ませるように連結したこと
を特徴としてなる電動切削器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15200487U JPH0658Y2 (ja) | 1987-10-02 | 1987-10-02 | 電動切削器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15200487U JPH0658Y2 (ja) | 1987-10-02 | 1987-10-02 | 電動切削器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6455878U JPS6455878U (ja) | 1989-04-06 |
JPH0658Y2 true JPH0658Y2 (ja) | 1994-01-05 |
Family
ID=31426548
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15200487U Expired - Lifetime JPH0658Y2 (ja) | 1987-10-02 | 1987-10-02 | 電動切削器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0658Y2 (ja) |
-
1987
- 1987-10-02 JP JP15200487U patent/JPH0658Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6455878U (ja) | 1989-04-06 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH0658Y2 (ja) | 電動切削器 | |
HU196331B (en) | Wall-paper cutting device | |
US3423825A (en) | Can opener | |
JPH0632059Y2 (ja) | 電動切削器における外刃装着機構 | |
JPH022184Y2 (ja) | ||
JPS605883Y2 (ja) | 電気かみそり | |
CN220515602U (zh) | 手持往复锯 | |
US6279236B1 (en) | Can opener | |
KR20000016250U (ko) | 전기 후드믹서기 | |
JP4080018B2 (ja) | 電気かみそり | |
JPH0333322Y2 (ja) | ||
JPH0427509Y2 (ja) | ||
JPH0349631Y2 (ja) | ||
JPS6337018Y2 (ja) | ||
JPH0337580Y2 (ja) | ||
US4232579A (en) | Switch actuating assembly for power tools | |
JPS63217Y2 (ja) | ||
JP3430518B2 (ja) | ヘアカッター | |
JPS6134669Y2 (ja) | ||
JPS592780Y2 (ja) | 往復動電気かみそり | |
JPS54100866A (en) | Oscilating type electric shaver | |
JPS597467B2 (ja) | 電気かみそり | |
JP2625044B2 (ja) | 電気かみそり | |
JPS61234887A (ja) | 電気カミソリ | |
JP2557815Y2 (ja) | 刃物等の柄 |