JPH0658659A - コンテナ用冷凍ユニット - Google Patents

コンテナ用冷凍ユニット

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Publication number
JPH0658659A
JPH0658659A JP23408792A JP23408792A JPH0658659A JP H0658659 A JPH0658659 A JP H0658659A JP 23408792 A JP23408792 A JP 23408792A JP 23408792 A JP23408792 A JP 23408792A JP H0658659 A JPH0658659 A JP H0658659A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
evaporator
fan
container
condenser
air
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP23408792A
Other languages
English (en)
Inventor
Shinya Nakagawa
信也 中川
Mitsutoshi Sudo
光敏 須藤
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Heavy Industries Ltd filed Critical Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Publication of JPH0658659A publication Critical patent/JPH0658659A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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  • Cold Air Circulating Systems And Constructional Details In Refrigerators (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 上下高さ及び横巾を増大することなく、か
つ、冷凍能力を低下させることなく冷凍装置100 の厚さ
を薄くする。 【構成】 エバポレ−タ50を傾斜させて配設するととも
にエバポレ−タフアン51をターボフアンとなし、その吹
出口51a がエバポレ−タ50に向かうように斜めにして配
設する。そして、コンデンサフアン53をプロペラフアン
となしその回転軸53a が水平になるように配設した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はコンテナ用冷凍ユニット
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のコンテナが図2に示されている。
コンテナ1は直方体状をなし、その一方の端壁2には冷
凍ユニット100 が組み付けられている。コンテナ1の他
方の端壁に設けられた図示しない扉からコンテナ1内に
貨物を収容し、冷凍ユニット100 を運転することによっ
てコンテナ1内の庫内空気温度を−30℃ないし+30℃の
範囲内で任意に設定された温度に維持しながらコンテナ
1を船舶、トラック、鉄道車両等に搭載して運搬する。
【0003】冷凍ユニット100 の略示的構成が図3に示
され、(A) は正面図、(B) は(A) のB−B矢に沿う縦断
面図、(C) は(B) のC−C矢に沿う横断面図である。コ
ンプレッサ3から吐出されたガス冷媒は水冷コンデンサ
5又は空冷コンデンサ4に入りここで凝縮液化する。こ
の液冷媒はドライヤ7、ストレーナ8を経て電子膨張弁
9に入り、ここで絞られることにより断熱膨張して気液
二相の冷媒となる。この冷媒はエバポレータ10に入り、
ここでモータ11で駆動されるエバポレータフアン12によ
って送風される庫内空気を冷却することにより蒸発気化
する。そして、このガス冷媒はアキュムレ−タ13を経て
コンプレッサ3に戻る。
【0004】コンテナ1内の庫内空気は、実線矢印で示
すように、吸込口14からエバポレータセクション15に入
ってエバポレータフアン12によって付勢され、エバポレ
ータ10を流過する過程で冷却された後、風路16、吹出室
18を経てコンテナ1内に戻り、多数のTレール43の間隙
から吹き出される。
【0005】空冷コンデンサ4を用いるときは、モータ
17によりコンデンサフアン6を駆動する。すると、外気
が、破線矢印で示すように、空冷コンデンサ4を流過す
る過程でガス冷媒と熱交換することにより昇温した後、
コンデンサフアン6により付勢されて放出される。
【0006】水冷コンデンサ5を用いるときは、冷却水
入口19及び冷却水出口20に図示しない給水管及び排水管
を接続して制水弁21を開とする。すると、給水管から供
給された冷却水が冷却水入口19から図示しない水配管を
経て水冷コンデンサ5内に入り、ここでガス冷媒と熱交
換することにより昇温した後、図示しない水配管、制水
弁21を通り冷却水出口20から排水管を経て排出される。
【0007】エバポレータ10に結露したドレンはドレン
パン22上に滴下し、ドレンホース23を経てドレンポート
24から排出される。
【0008】41は断熱材からなる内外仕切壁で、その全
周に形成されたフランジによりコンテナ1の端壁2に締
結される。この仕切壁41の外側にはその下部中央にコン
デンサセクション42が形成され、仕切壁41の内側にはコ
ンデンサセクション42の上方にエバポレ−タセクション
15が、両側に風路16が、下方に吹出室18がそれぞれ形成
されている。エバポレータセクション15内にはエバポレ
ータ10、エバポレータフアン12等が据え付けられてい
る。コンデンサセクション42内にはコンプレッサ3、空
冷コンデンサ4、コンデンサフアン6等が据え付けられ
ている。
【0009】なお、25はコントロールボックス、26はコ
ンプレッサ3内に液冷媒を噴射して冷却するための液イ
ンジェクション用電磁弁、27は 200V級電源用プラグ、
28は400V級電源用プラグ、29は電源トランス、31はエ
バポレータ10に吸い込まれる庫内空気の温度を検出する
ための吸込空気温度センサ、30はこの温度センサ31のチ
ェック用温度計の挿入口、33はエバポレータ10から吹き
出された空気の温度を検出するための吹出空気温度セン
サ、32はこの温度センサ33のチェック用温度計の挿入
口、34はエバポレータ10の冷媒出口温度を検出するため
の出口温度センサ、35は過熱防止センサ、36はコンプレ
ッサ3の吐出管の温度を検出するための吐出管温度セン
サ、37は空冷コンデンサ4に流入する外気の温度を検出
するための外気温度センサ、38はエバポレ−タセクショ
ン15内の機器を点検するための点検蓋、39は点検蓋38を
着脱する際に用いる把手、40は換気装置である。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】この種コンテナ1は船
舶等に多数積重ねて運搬されるため、その外形寸法は標
準化され、また、冷凍ユニット100 もその運転、管理の
便宜のためにコンテナ1の一方の端壁2に取り付けられ
ている。そして、冷凍ユニット100 はコンテナ1の海上
輸送の経路如何を問わず庫内空気温度をコンテナ1内の
貨物の種類に応じて−30℃から+30℃の範囲内の一定温
度に維持しなければならないので所定値以上の冷凍能力
が要求されている。また、冷凍ユニット100 はコンテナ
1の一方の端壁2に取り付けられるため、その上下高さ
及び横巾はコンテナ1の外形寸法に応じて一義的に定ま
り、また、その厚さはコンテナ1内の貨物収容能力を阻
害しないようにできるだけ薄いことが要求されている。
【0011】しかるに、従来の冷凍装置100 において
は、エバポレ−タ10はエバポレータセクション15、即
ち、庫内空気の循環路15中にこれと直交するように取り
付けられ、また、エバポレ−タフアン12及びコンデンサ
フアン6はいずれもプロペラフアンからなり、その回転
軸が垂直になるように取り付けられているため、その外
径を大きくしなければ容量を大きくすることができず、
従って、その数が多くなるとともに冷凍ユニット100 の
厚さを330mm 以下に薄くすることができなかった。
【0012 】
【課題を解決するための手段】本発明は厚さの薄い冷凍
ユニットを提供しようとするものであって、その要旨と
するところは、仕切壁の庫内側に形成された庫内空気の
循環路中にエバポレ−タ及びエバポレ−タフアンを配設
するとともに上記仕切壁の外側に形成された外気の循環
路中にコンデンサ及びコンデンサフアンを配設してなる
コンテナ用冷凍ユニットにおいて、上記エバポレ−タを
傾斜させて配設するとともに上記エバポレ−タフアンを
ターボフアンとなし、その吹出口が上記エバポレ−タに
向かうように斜めに配設し、かつ、上記コンデンサフア
ンをプロペラフアンとなし、その回転軸が水平になるよ
うに配設したことを特徴とするコンテナ用冷凍ユニット
にある。
【0013】
【作用】本発明においては、上記構成を具えているた
め、冷凍能力を低下させることなく冷凍ユニットの厚さ
を薄くすることができる。
【0014】
【実施例】本発明の1実施例が図1に示されている。エ
バポレ−タ50はエバポレータセクション、即ち、庫内空
気の循環路15中に傾斜して配設されている。ターボフア
ンからなるエバポレ−タフアン51はその吹出口51a がエ
バポレ−タ50に向かうように斜めに配設され、モータ52
によって駆動されるようになっている。プロペラフアン
からなるコンデンサフアン53はその回転軸53a が水平に
なるように配設され、モータ54によって駆動される。そ
して、空冷コンデンサ4から流出した空気はフアンボッ
クス55に案内されてコンデンサフアン53に吸入されるよ
うになっている。他の構成は図2及び図3に示す従来の
ものと同様であり、対応する部材には同じ符号を付して
その説明を省略する。
【0015】しかして、エバポレ−タ50が傾斜している
ため、その巾を狭くしても従来と同等の空気流過面積を
得ることができる。また、エバポレ−タフアン51はター
ボフアンからなるので、循環路15の巾を狭くしてもこの
中に十分な容量のターボフアンを配設できる。そして、
ターボフアン51はその吹出口51a がエバポレ−タ50に向
かうように配設されているので、ターボフアン51の吹出
口51a から吹出された庫内空気を円滑にエバポレ−タ50
に流入させることができる。更に、プロペラフアンから
なるコンデンサフアン53をその回転軸53a が水平になる
ように配設したので、プロペラの径を十分に大きくして
もコンデンサセクション、即ち、外気の循環路42中に容
易に配設でき、また、プロペラの径を十分に大きくしう
るので、その容量が大きくなり、従って、コンデンサフ
アン53の数を少なくしうるとともにそのコストを節減で
きる。
【0016】
【発明の効果】本発明においては、エバポレ−タを傾斜
させて配設するとともにエバポレ−タフアンをターボフ
アンとなし、その吹出口が上記エバポレ−タに向かうよ
うに斜めに配設し、かつ、コンデンサフアンをプロペラ
フアンとなし、その回転軸が水平になるように配設した
ため、冷凍ユニットの上下高さ及び横巾を増大すること
なく、かつ、冷凍ユニットの能力を低下させることな
く、冷凍ユニットの厚さを従来のものに比し約15%程度
薄くすることができるとともに軽量化することができ、
従って、貨物の輸送効率の向上に資することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1実施例に係わる冷凍ユニットの略示
的構成を示し(A) は正面図、(B) は(A) のB−B矢に沿
う縦断面図である。
【図2】従来のコンテナの略示的斜視図である。
【図3】従来の冷凍ユニットの略示的構成を示し、(A)
は正面図、(B) は(A) のB−B矢に沿う縦断面図、(C)
は(B) のC−C矢に沿う横断面図である。
【符号の説明】
1 コンテナ 100 冷凍ユニット 41 仕切壁 15 庫内空気の循環路 50 エバポレ−タ 51 エバポレ−タフアン 51a 吹出口 42 外気の循環路 53 コンデンサフアン 53a 回転軸

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 仕切壁の庫内側に形成された庫内空気の
    循環路中にエバポレ−タ及びエバポレ−タフアンを配設
    するとともに上記仕切壁の外側に形成された外気の循環
    路中にコンデンサ及びコンデンサフアンを配設してなる
    コンテナ用冷凍ユニットにおいて、上記エバポレ−タを
    傾斜させて配設するとともに上記エバポレ−タフアンを
    ターボフアンとなし、その吹出口が上記エバポレ−タに
    向かうように斜めに配設し、かつ、上記コンデンサフア
    ンをプロペラフアンとなし、その回転軸が水平になるよ
    うに配設したことを特徴とするコンテナ用冷凍ユニッ
    ト。
JP23408792A 1992-08-11 1992-08-11 コンテナ用冷凍ユニット Withdrawn JPH0658659A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP23408792A JPH0658659A (ja) 1992-08-11 1992-08-11 コンテナ用冷凍ユニット

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP23408792A JPH0658659A (ja) 1992-08-11 1992-08-11 コンテナ用冷凍ユニット

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0658659A true JPH0658659A (ja) 1994-03-04

Family

ID=16965416

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP23408792A Withdrawn JPH0658659A (ja) 1992-08-11 1992-08-11 コンテナ用冷凍ユニット

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Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19991102