JP2877282B2 - コンテナ用冷凍ユニット - Google Patents

コンテナ用冷凍ユニット

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敏雄 山下
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はコンテナ用冷凍ユニット
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のコンテナが図2に示されている。
コンテナ1は直方体状をなし、その一方の端壁2には冷
凍ユニット100 が組み付けられている。コンテナ1の他
方の端壁に設けられた扉からコンテナ1内に貨物を収容
し、冷凍ユニット100 を運転することによってコンテナ
1内の庫内空気温度を−25℃ないし+25℃の範囲内で任
意に設定された温度に維持しながらコンテナ1を船舶、
トラック、鉄道車両等に搭載して運搬する。
【0003】冷凍ユニット100 の略示的構成が図3に示
され、(A) は正面図、(B) は(A) のB−B矢に沿う縦断
面図、(C) は(B) のC−C矢に沿う横断面図である。コ
ンプレッサ3から吐出されたガス冷媒は水冷コンデンサ
5及び又は空冷コンデンサ4に入りここで凝縮液化す
る。この液冷媒はドライヤ7、ストレーナ8を経て電子
膨張弁9に入り、ここで絞られることにより断熱膨張し
て気液二相の冷媒となる。この冷媒はエバポレータ10に
入り、ここで庫内空気を冷却することによって蒸発気化
する。そして、このガス冷媒はアキュームレ−タ13を経
てコンプレッサ3に戻る。
【0004】コンテナ1内の庫内空気は、実線矢印で示
すように、吸込口14からエバポレータセクション15に入
り、モータ11で駆動されるエバポレータフアン12によっ
て付勢され、エバポレータ10を流過する過程で冷却され
た後、風路16、吹出室18を経てコンテナ1内に戻り、そ
の底面に敷設されたT字状の多数の通風レール43の間隙
から吹き出される。
【0005】空冷コンデンサ4を用いるときは、モータ
17によりコンデンサフアン6を駆動する。すると、外気
が、破線矢印で示すように、空冷コンデンサ4を流過す
る過程でガス冷媒と熱交換することにより昇温した後、
コンデンサフアン6により付勢されて大気中に放出され
る。
【0006】水冷コンデンサ5を用いるときは、入口側
接続金具19に給水管を接続し、出口側接続金具20に排水
管を接続して制水弁21を開とする。そして、コンデンサ
フアン6を停止する。すると、給水管から供給された冷
却水が入口側接続金具19から図示しない水配管を経て水
冷コンデンサ5内に入り、ここでガス冷媒と熱交換する
ことにより昇温した後、図示しない水配管、制水弁21を
通り出口側接続金具20から排水管を経て排出される。
【0007】エバポレータ10に結露したドレンはドレン
パン22上に滴下し、ドレンホース23を経てドレンポート
24から排出される。
【0008】41は断熱材からなる内外仕切壁で、その全
周に形成されたフランジによりコンテナ1の端壁2に締
結される。この仕切壁41の外側にはその下部中央にコン
デンサセクション42が形成され、仕切壁41の内側にはコ
ンデンサセクション42の上方にエバポレ−タセクション
15が、両側に風路16が、下方に吹出室18がそれぞれ形成
されている。エバポレータセクション15内にはエバポレ
ータ10、エバポレータフアン12等が据え付けられてい
る。コンデンサセクション42内にはコンプレッサ3、空
冷コンデンサ4、水冷コンデンサ5、コンデンサフアン
6等が据え付けられている。
【0009】なお、25はコントロールボックス、26はコ
ンプレッサ3内に液冷媒を噴射して冷却するための液イ
ンジェクション用電磁弁、27は 200V級電源用プラグ、
28は400V級電源用プラグ、29は電源トランス、31はエ
バポレータ10に吸い込まれる庫内空気の温度を検出する
ための吸込空気温度センサ、30はこの温度センサ31のチ
ェック用温度計の挿入口、33はエバポレータ10から吹き
出された空気の温度を検出するための吹出空気温度セン
サ、32はこの温度センサ33のチェック用温度計の挿入
口、34はエバポレータ10の冷媒出口温度を検出するため
の出口温度センサ、35は過熱防止センサ、36はコンプレ
ッサ3の吐出管の温度を検出するための吐出管温度セン
サ、37は空冷コンデンサ4に流入する外気の温度を検出
するための外気温度センサ、38はエバポレ−タセクショ
ン15内の機器を点検するための点検蓋、39は点検蓋38を
着脱する際に用いる把手、40は換気装置である。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】この種コンテナ用冷凍
ユニットにおいては、その国際規格等によって接続金具
19、20を冷凍ユニット100 の外面の右下に設置すること
が規定され、また、水冷コンデンサ5はシェルアンドチ
ューブ型とされ、空冷コンデンサ4の下方に水平に設置
されているため、接続金具19、20と水冷コンデンサ5と
を水配管を介して接続しなければならず、従って、水配
管及びこれを配管するためのコスト及びこの水配管の配
管スペースが嵩むという問題があった。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するために発明されたものであって、その要旨とすると
ころは、コンプレッサ、空冷コンデンサ、水冷コンデン
サ、膨張弁及びエバポレ−タをこの順に接続してなる冷
凍サイクルを有し、上記水冷コンデンサに冷却水を循環
させるための給水管及び排水管を着脱自在に接続するた
めの接続金具を冷凍ユニットの外面の所定位置に配設し
てなるコンテナ用冷凍ユニットにおいて、上記水冷コン
デンサをシェルアンドコイル型水冷コンデンサとし、こ
の水冷コンデンサの底部に上記接続金具を直接取り付
け、この接続金具が冷凍ユニットの外面の所定位置に位
置するように上記水冷コンデンサを固定設置したことを
特徴とするコンテナ用冷凍ユニットにある。
【0012】
【作用】本発明においては、上記構成を具えているた
め、シェルアンドコイル型水冷コンデンサの底部に取り
付けられた接続金具に給水管及び排水管が接続される。
【0013】
【実施例】本発明の1実施例が図1に示され、(A) は冷
凍ユニットの正面図、(B) はシェルアンドコイル型水冷
コンデンサの縦断面図である。図1(A) に示すように、
従来のシェルアンドチューブ型水冷コンデンサ5に代え
てシェルアンドコイル型水冷コンデンサ50がコンデンサ
セクション42の右下隅に設置されている。
【0014】このシェルアンドコイル型水冷コンデンサ
50は、図1(B) に示すように、シェル51と、この内部に
収納されたコイル52と、冷媒ガス入口管53と、冷媒液出
口管54を有し、このシェル51の底部には接続金具19及び
20が直接取り付けられている。そして、このシェルアン
ドコイル型水冷コンデンサ50は接続金具19及び20が冷凍
ユニット100 の外面の所定位置、即ち、右下に位置する
ように固定設置されている。そして、従来、右下に位置
していた電源トランス29が若干の距離左方に移動せしめ
られている。他の構成は図2及び図3に示す従来のもの
と同様であり、対応する部材には同じ符号が付されてい
る。
【0015】しかして、この水冷コンデンサ50を用いる
ときには、接続金具19に給水管を接続し、接続金具20に
排水管を接続する。そして、冷却水をコイル52内に循環
させることにより管外の冷媒ガスを冷却してこれを凝縮
液化させる。
【0016】水冷コンデンサ50を用いないときには、接
続金具19、20から給水管及び排水管を取り外し、モータ
17によりコンデンサフアン6を駆動して空冷コンデンサ
4により冷媒を凝縮液化させる。
【0017】
【発明の効果】本発明においては、水冷コンデンサをシ
ェルアンドコイル型水冷コンデンサとし、この水冷コン
デンサの底部に接続金具を直接取り付け、この接続金具
が冷凍ユニットの外面の所定位置に位置するように水冷
コンデンサを固定設置したため、接続金具と水冷コンデ
ンサを繋ぐ水配管が不要になる。従って、この水配管及
びこれを配管するための費用を節減できるとともに水配
管の配管スペースを省略することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1実施例を示し、(A) は冷凍ユニット
の正面図、(B) はシェルアンドコイル型水冷コンデンサ
の縦断面図である。
【図2】従来のコンテナの外観斜視図である。
【図3】従来のコンテナ用冷凍ユニットの略示的構成を
示し、(A) は正面図、(B) は(A) のB−B矢に沿う縦断
面図、(C) は(B) のC−C矢に沿う横断面図である。
【符号の説明】
100 冷凍ユニット 3 コンプレッサ 4 空冷コンデンサ 9 膨張弁 10 エバポレ−タ 50 水冷コンデンサ 19、20 接続金具

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンプレッサ、空冷コンデンサ、水冷コ
    ンデンサ、膨張弁及びエバポレ−タをこの順に接続して
    なる冷凍サイクルを有し、上記水冷コンデンサに冷却水
    を循環させるための給水管及び排水管を着脱自在に接続
    するための接続金具を冷凍ユニットの外面の所定位置に
    配設してなるコンテナ用冷凍ユニットにおいて、上記水
    冷コンデンサをシェルアンドコイル型水冷コンデンサと
    し、この水冷コンデンサの底部に上記接続金具を直接取
    り付け、この接続金具が冷凍ユニットの外面の所定位置
    に位置するように上記水冷コンデンサを固定設置したこ
    とを特徴とするコンテナ用冷凍ユニット。
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