JP2002286360A - コンテナ用冷凍ユニットおよびそれに用いるコントロールボックス - Google Patents

コンテナ用冷凍ユニットおよびそれに用いるコントロールボックス

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JP2002286360A
JP2002286360A JP2001086118A JP2001086118A JP2002286360A JP 2002286360 A JP2002286360 A JP 2002286360A JP 2001086118 A JP2001086118 A JP 2001086118A JP 2001086118 A JP2001086118 A JP 2001086118A JP 2002286360 A JP2002286360 A JP 2002286360A
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heat
control box
refrigeration unit
container
pipe
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JP2001086118A
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Katsumi Hachisuga
勝巳 蜂須賀
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 品質を格段と向上し得るコンテナ用冷凍ユニ
ットおよびそれに用いるコントロールボックスを提供す
ること。 【解決手段】 コンテナと一体に設けられ、当該コンテ
ナ内の温度を調整するための冷凍ユニットの電装品を内
蔵するコントロールボックス25を、コンテナの内外を
仕切る仕切壁の外側に付設してなるコンテナ用冷凍ユニ
ットにおいて、コントロールボックス25に、熱を吸収
する入熱部70aと、入熱部70aで吸収した熱を放熱
する放熱部70bとを具える放熱手段70を、入熱部7
0aおよび放熱部70bが、コントロールボックス25
内および外に位置するように設けるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンテナ用冷凍ユ
ニットおよびそれに用いるコントロールボックスに関
し、特に船舶等に積載される海上コンテナ用冷凍ユニッ
トおよびそれに用いるコントロールボックスに適して好
適なものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のコンテナ用冷凍ユニット
として、例えば図4に示すように構成されたものが知ら
れている。一般的にコンテナ1は直方体状でなり、その
一方の端壁2には、コンテナ用冷凍ユニット50が組み
付けられている。
【0003】そして、このコンテナ1には、図示しない
他方の端壁に設けられた扉から貨物等を庫内に収容し、
端壁2に設けられた冷凍ユニット50を運転することに
よって、このコンテナ1の庫内温度を−30〔℃〕〜+25
〔℃〕の範囲で任意に設定された温度に維持しながら、
当該コンテナ1を船舶、トラック、鉄道車両等に積載し
て運搬するようになされている。
【0004】ここで、コンテナ用冷凍ユニット50の略
示的構成を図5〜図7に示す。図5は正面図、図6は図
5のB−B矢に沿う縦断面図、図7は図6のC−C矢に
沿う横断面図である。
【0005】コンプレッサ3から吐出されたガス冷媒
は、水冷コンデンサ5およびまたは空冷コンデンサ4に
入り凝縮液化する。この凝縮液化して得られた液冷媒
は、ドライヤ7、ストレーナ8を経て電子膨張弁9に入
り、ここで絞られることにより断熱膨張して気液二相の
冷媒となる。
【0006】この冷媒はエバポレータ10に入り、ここ
で庫内空気を冷却することによって蒸発気化する。そし
て、蒸発気化した冷媒(すなわちガス冷媒)は、アキュ
ームレ−タ13を経てコンプレッサ3に戻る。
【0007】コンテナ1の庫内空気は、実線矢印で示す
ように、吸込口14からエバポレータセクション15に
入り、モータ11で駆動されるエバポレータファン12
によって付勢され、エバポレータ10を流過する過程で
冷却された後、風路16、吹出室18を経てコンテナ1
内に戻り、その底面に敷設されたT字状の多数の通風レ
ール43同士の間隙から吹き出される。
【0008】空冷コンデンサ4を用いる場合は、モータ
17によりコンデンサファン6を駆動する。すると、外
気が破線矢印で示すように、空冷コンデンサ4を流過す
る過程でガス冷媒と熱交換することにより昇温した後、
コンデンサファン6により付勢されて大気中に放出され
る。
【0009】水冷コンデンサ5を用いる場合は、入口側
接続金具19に図示しない給水管を接続するとともに、
出口側接続金具20に図示しない排水管を接続して制水
弁21を開き、コンデンサファン6を停止する。する
と、給水管から供給された冷却水が入口側接続金具19
から図示しない水配管を経て水冷コンデンサ5内に入
り、ここでガス冷媒と熱交換することにより昇温した
後、水配管、制水弁21を通り出口側接続金具20から
排水管を経て排出される。
【0010】エバポレータ10に結露したドレンは、ド
レンパン22上に滴下し、ドレンホース23を経てドレ
ンポート24から排出される。
【0011】内外仕切壁41は断熱材からなり、その全
周に形成されたフランジによりコンテナ1の端壁2に締
結される。この仕切壁41の外側には、その下部中央に
コンデンサセクション42が形成され、仕切壁41の内
側には、コンデンサセクション42の上方にエバポレ−
タセクション15、両側に風路16、下方に吹出室18
がそれぞれ形成されている。
【0012】このエバポレータセクション15内には、
エバポレータ10やエバポレータファン12等が据え付
けられている。コンデンサセクション42内には、コン
プレッサ3、空冷コンデンサ4、水冷コンデンサ5、コ
ンデンサファン6等が据え付けられている。
【0013】このようなコンテナ用冷凍ユニット50に
おいて、コントロールボックス25は、図8に示すよう
に、その前面にヒンジ62を介して開閉扉25aが設け
られ、内部に温度記録装置等を含むコントローラ60が
収容されている。このとき、ヒンジ62は、コントロー
ルボックス25の開口部側縁と開閉扉25aの側縁とを
連結するようになされている。また、このコントローラ
60の裏面には、当該コントローラ60と向かい合うよ
うにして背板61が配設されており、この背板61に
は、コンタクタ、リレー等の電装品が取り付けられてな
る。
【0014】なお、26はコンプレッサ3内に液冷媒を
噴射して冷却するための液インジェクション用電磁弁、
27は 200〔V〕級電源用プラグ、28は400〔V〕級電
源用プラグ、29は電源トランス、31はエバポレータ
10に吸い込まれる庫内空気の温度を検出するための吸
込空気温度センサ、30はこの温度センサ31のチェッ
ク用温度計の挿入口、33はエバポレータ10から吹き
出された空気の温度を検出するための吹出空気温度セン
サ、32はこの温度センサ33のチェック用温度計の挿
入口、34はエバポレータ10の冷媒出口温度を検出す
るための出口温度センサ、35は過熱防止センサ、36
はコンプレッサ3の吐出管の温度を検出するための吐出
管温度センサ、37は空冷コンデンサ4に流入する外気
の温度を検出するための外気温度センサ、38はエバポ
レ−タセクション15内の機器を点検するための点検
蓋、39は点検蓋38を着脱する際に用いる把手、40
は換気装置である。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】ところで、かかるコン
テナ用冷凍ユニット50では、特に付設するコンテナ1
が船舶等に積載される場合、その使用環境の条件から、
コントロールボックス25内に対して降雨や海水等が浸
入するのを防止しなければならないため、このコントロ
ールボックス25を密閉状態にする必要があった。これ
は、このコントロールボックス25内に湿気の多い外気
や雨、海水等の水分が浸入することによって、当該コン
トロールボックス25内に内蔵されている電装品に、腐
食等の不具合を発生させるおそれがあるからである。
【0016】一方、近年、この種のコンテナ用冷凍ユニ
ット50に、インバータ式のコンプレッサを搭載する傾
向が見受けられる。このようにインバータ式のコンプレ
ッサを搭載すると、コントロールボックス25内にイン
バータ装置を内蔵する必要が生ずる。インバータ式のコ
ンプレッサは、冷凍能力を駆動周波数を変動して制御で
きるものであり、省動力化を図ることができる特長があ
る反面、インバータ装置としての使用時に、500〔W〕程
度の熱を発生するものである。
【0017】しかしながら、このように密閉状態のコン
トロールボックス25内に、500〔W〕程度もの熱を発生
するインバータ装置を内蔵した場合、その放熱が、自然
冷却を行っている現状のコントロールボックスでは困難
であることから、このコントロールボックス25内の温
度が経時的に上昇して、内蔵するインバータ装置をはじ
めとする電装品の耐熱温度(約70〔℃〕〜80〔℃〕)を
超え、結果として当該電装品を損傷するおそれがある。
【0018】本発明は、以上のような問題点に鑑みてな
されたもので、コントロールボックスの密閉状態を維持
しつつ、同コントロールボックス内に溜まった熱を確実
に放熱し、内蔵する電装品の耐熱温度を確保することに
より、品質を格段と向上し得るコンテナ用冷凍ユニット
およびそれに用いるコントロールボックスを実現するこ
とを目的とする。
【0019】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
め本発明においては、以下の手段を採用した。請求項1
に記載のコンテナ用冷凍ユニットは、コンテナと一体に
設けられ、当該コンテナ内の温度を調整するための冷凍
ユニットの電装品を内蔵するコントロールボックスを、
上記コンテナの内外を仕切る仕切壁の外側に付設してな
るコンテナ用冷凍ユニットにおいて、上記コントロール
ボックスに、熱を吸収する入熱部と、上記入熱部で吸収
した熱を放熱する放熱部とを具える放熱手段を、上記入
熱部および上記放熱部が、上記コントロールボックス内
および外に位置するように配設することを特徴としてい
る。
【0020】上述したコンテナ用冷凍ユニットによれ
ば、コントロールボックスに放熱手段を、その入熱部と
放熱部とがコントロールボックス内および外に位置する
ように配設するようにしたことにより、コントロールボ
ックス内に熱が発生した場合においても、当該コントロ
ールボックスの密閉状態を維持しつつ、同コントロール
ボックス内に溜まった熱を確実に放熱し、コントロール
ボックス内の温度が上昇するのを防止して、内蔵する電
装品の耐熱温度を確保する。
【0021】また、請求項2に記載の発明は、請求項1
に係るコンテナ用冷凍ユニットにおいて、上記放熱部の
位置する上記コントロールボックス外が、同コントロー
ルボックス内の温度よりも低い温度の領域でなることを
特徴としている。このコンテナ用冷凍ユニットによれ
ば、放熱手段が、入熱部と放熱部との温度差によって、
入熱部で取り込んだ熱を速やかに放熱部に運び、放熱す
る。
【0022】さらに、請求項3に記載のコンテナ用冷凍
ユニットは、請求項1または2に記載の発明において、
上記放熱手段がヒートパイプでなることを特徴としてい
る。このコンテナ用冷凍ユニットによれば、コントロー
ルボックスに設けられる放熱手段が、ヒートパイプでな
ることにより、コントロールボックス内の密閉状態を維
持する一方、このコントロールボックス内の熱を効率よ
く放熱する。
【0023】さらに、請求項4に記載の発明は、請求項
3に係るコンテナ用冷凍ユニットにおいて、上記ヒート
パイプが、その放熱部を、上記冷凍ユニットの冷媒配管
に接触させて設けられることを特徴としている。このコ
ンテナ用冷凍ユニットによれば、放熱部を冷凍ユニット
の冷媒配管に接触させて設けるようにしたことにより、
冷凍ユニットが停止した状態、すなわちコントロールボ
ックス内の発熱が停止した場合においても、冷媒配管に
は冷媒が通っていることから、当該冷媒配管が低い温度
を保つことなく常温に戻っていくため、放熱部を過剰に
低温状態に維持することによるコントロールボックス内
の過度の冷却を防止する。
【0024】しかも請求項5に記載のコンテナ用冷凍ユ
ニットは、請求項4に係るコンテナ用冷凍ユニットにお
いて、上記冷媒配管と、上記ヒートパイプとが、互いに
同一材質でなることを特徴としている。このコンテナ用
冷凍ユニットによれば、冷媒配管とヒートパイプとが、
互いに同一材質でなることにより、電気的な腐食の発生
を未然に防止する。
【0025】さらに、請求項6に記載の発明は、請求項
4または5に係るコンテナ用冷凍ユニットにおいて、上
記冷媒配管が、上記冷凍ユニット内における低圧側の熱
交換器と接続されてなることを特徴としている。このコ
ンテナ用冷凍ユニットによれば、ヒートパイプの放熱部
の接触する冷媒配管が、冷凍ユニット内における低圧側
の熱交換器と接続されてなることにより、このヒートパ
イプの入熱部が位置するコントロールボックス内との温
度差が大きくなる分、用いるヒートパイプの数量および
または容量を減少させる。
【0026】さらに、請求項7に記載の発明は、請求項
4または5に係るコンテナ用冷凍ユニットにおいて、上
記冷媒配管が、上記冷凍ユニット内における高圧側の熱
交換器と接続されてなることを特徴としている。このコ
ンテナ用冷凍ユニットによれば、ヒートパイプの放熱部
の接触する冷媒配管が、冷凍ユニット内における高圧側
の熱交換器と接続されてなることにより、この冷媒配管
の冷媒の液温の変動が少ない分、コントロールボックス
内の放熱性が安定する。
【0027】さらに、請求項8に記載の発明は、請求項
4または5に係るコンテナ用冷凍ユニットにおいて、上
記冷媒配管が、上記冷凍ユニット内における液インジェ
クション回路からなることを特徴としている。このコン
テナ用冷凍ユニットによれば、ヒートパイプの放熱部の
接触する冷媒配管が、冷凍ユニット内における液インジ
ェクション回路からなることにより、この冷媒配管の冷
媒の液温を安定した液温に設定し得る分、コントロール
ボックス内の放熱性を確実に安定させる。
【0028】請求項9に記載のコントロールボックス
は、コンテナ内の温度を調整するためのコンテナ用冷凍
ユニットに用いられ、上記コンテナ用冷凍ユニットの電
装品を内蔵してなるコントロールボックスにおいて、熱
を吸収する入熱部と、上記入熱部で吸収した熱を放熱す
る放熱部とを具える放熱手段を、上記入熱部および上記
放熱部が、上記コントロールボックス内および外に位置
するように配設することを特徴としている。
【0029】上述したコントロールボックスによれば、
放熱手段を、その入熱部と放熱部とがコントロールボッ
クス内および外に位置するように配設するようにしたこ
とにより、コントロールボックス内に熱が発生した場合
においても、当該コントロールボックス内を外気に触れ
させることなく、この熱をコントロールボックス外に速
やかに放熱し、内部の温度が上昇するのを防止する。
【0030】また、請求項10に記載の発明は、請求項
9に係るコントロールボックスにおいて、上記放熱部の
位置する上記コントロールボックス外が、同コントロー
ルボックス内の温度よりも低い温度の領域でなることを
特徴としている。このコントロールボックスによれば、
放熱手段が、入熱部と放熱部との温度差によって、入熱
部で取り込んだ熱を速やかに放熱部に運び、放熱する。
【0031】さらに、請求項11に記載の発明は、請求
項9または10に記載の発明において、上記放熱手段が
ヒートパイプでなることを特徴としている。このコント
ロールボックスによれば、コントロールボックスに設け
られる放熱手段が、ヒートパイプでなることにより、コ
ントロールボックス内の密閉状態を維持する一方、この
コントロールボックス内の熱を効率よく放熱する。
【0032】さらに、請求項12に記載の発明は、請求
項11に係るコントロールボックスにおいて、上記ヒー
トパイプが、その放熱部を、上記冷凍ユニットの冷媒配
管に接触させて設けられることを特徴としている。この
コントロールボックスによれば、放熱部を冷凍ユニット
の冷媒配管に接触させて設けるようにしたことにより、
冷凍ユニットが停止した状態、すなわちコントロールボ
ックス内の発熱も停止した場合においても、冷媒配管に
は冷媒が通っていることから、当該冷媒配管が低い温度
を保つことなく常温に戻っていくため、放熱部を過剰に
低温状態に維持することによるコントロールボックス内
の過度の冷却を防止する。
【0033】しかも、請求項13に記載の発明は、請求
項12に係るコントロールボックスにおいて、上記冷媒
配管と、上記ヒートパイプとが、互いに同一材質でなる
ことを特徴としている。このコントロールボックスに
よれば、冷媒配管とヒートパイプとが、互いに同一材質
でなることにより、電気的な腐食の発生を未然に防止す
る。
【0034】さらに、請求項14に記載の発明は、請求
項12または13に係るコントロールボックスにおい
て、上記冷媒配管が、上記冷凍ユニット内における低圧
側の熱交換器と接続されてなることを特徴としている。
このコントロールボックスによれば、ヒートパイプの放
熱部の接触する冷媒配管が、冷凍ユニット内における低
圧側の熱交換器と接続されてなることにより、このヒー
トパイプの入熱部が位置するコントロールボックス内と
の温度差が大きくなる分、用いるヒートパイプの数量お
よびまたは容量を減少させる。
【0035】さらに、請求項15に記載の発明は、請求
項12または13に係るコントロールボックスにおい
て、上記冷媒配管が、上記冷凍ユニット内における高圧
側の熱交換器と接続されてなることを特徴としている。
このコントロールボックスによれば、ヒートパイプの放
熱部の接触する冷媒配管が、冷凍ユニット内における高
圧側の熱交換器と接続されてなることにより、この冷媒
配管の冷媒の液温の変動が少ない分、コントロールボッ
クス内の放熱性が安定する。
【0036】さらに、請求項16に記載の発明は、請求
項12または13に係るコントロールボックスにおい
て、上記冷媒配管が、上記冷凍ユニット内における液イ
ンジェクション回路からなることを特徴としている。こ
のコントロールボックスによれば、ヒートパイプの放熱
部の接触する冷媒配管が、冷凍ユニット内における液イ
ンジェクション回路からなることにより、この冷媒配管
の冷媒の液温を安定した液温に設定し得る分、コントロ
ールボックス内の放熱性を確実に安定させる。
【0037】
【発明の実施の形態】(1)第1の実施の形態 以下、図面に基づき、本発明における一実施の形態につ
いて詳述する。図1は、本発明の第1の実施の形態に係
るコンテナ用冷凍ユニット50のコントロールボックス
25を示す斜視図である。図1において、図8との対応
部分には同一符号を付して示している。なお、本実施の
形態に係るコンテナ用冷凍ユニット50の基本的な構成
(すなわちコントロールボックス25が、放熱手段であ
るヒートパイプ70を備えてなる点を除いて)は、イン
バータ装置80を内蔵している点を含め、上述した図8
のコントロールボックス25を備えたコンテナ用冷凍ユ
ニット50と同様であるので、ここでは説明を省略す
る。
【0038】実際上、コントロールボックス25は、例
えば図1に示すように、ヒートパイプ70が、入熱部7
0aをコントロールボックス25内、放熱部70bをコ
ントロールボックス25外で、入熱部70aの位置する
コントロールボックス25内よりも低温の領域にそれぞ
れ位置するように、コントロールボックス25の上面2
5bを貫通して貫設されている。
【0039】このとき、コントロールボックス25の上
面25bにおけるヒートパイプ70の貫通部分には、シ
ーリング等によるリーク防止処置が施されることによ
り、このコントロールボックス25内の密閉状態を確保
し得るようになされている。
【0040】また、このヒートパイプ70は、液体の潜
熱を利用した熱伝導体であり、内壁にウィックと呼ばれ
る毛細管構造を有する銅等の金属パイプの内部を真空に
し、この中に作動液として水等を密封してなるものであ
る。そして、その入熱部70aが加熱されると蒸発潜熱
による熱の吸収によって作動液を蒸発させ、蒸気流とな
って低温部である放熱部70bへ高速移動する。このと
き、作動液は、金属パイプの内壁に接触し、凝縮潜熱に
よる熱の放出によって冷却されて凝縮する。この後、凝
縮液は、毛細管現象や重力によって入熱部70aに戻
り、再び蒸発してこのサイクルを繰り返すことで入熱部
70aの熱を連続的に放熱部70bへと輸送し、結果と
して、入熱部70aの熱を速やかに放熱し得るようにな
されている。
【0041】このようにして、第1の実施の形態では、
コントロールボックス25にヒートパイプ70を設け、
その放熱部70bをコントロールボックス25外で、入
熱部70aの位置するコントロールボックス25内より
も低温の領域にそれぞれ位置するように設けるようにし
たことにより、コントロールボックス25内に熱が発生
した場合においても、当該コントロールボックス25の
密閉状態を維持しつつ、同コントロールボックス25内
に溜まった熱を確実に放熱することができるため、コン
トロールボックス内の温度が上昇するのを防止して、内
蔵する電装品の耐熱温度を確保することができる。
【0042】(2)第2の実施の形態 図2は、本発明の第2の実施の形態に係るコンテナ用冷
凍ユニット50を示す回路図である。図2において、図
5〜図7との対応部分には同一符号を付して示してい
る。
【0043】この冷凍ユニット50では、コンプレッサ
3から吐出されたガス冷媒は、水冷コンデンサ5および
または空冷コンデンサ4に入り凝縮液化する。この凝縮
液化して得られた液冷媒は、ドライヤ7、ストレーナ8
を経て電子膨張弁9に入り、電子膨張弁9では、絞られ
ることにより断熱膨張して気液二相の冷媒となる。
【0044】この冷媒はエバポレータ10に入り、ここ
で庫内空気を冷却することによって蒸発気化する。そし
て、蒸発気化した冷媒(すなわちガス冷媒)は、アキュ
ームレ−タ13を経てコンプレッサ3に戻るサイクルを
移動する。
【0045】また、凝縮液化した液冷媒の一部は、電磁
弁71を介して液インジェクション回路73に入り、キ
ャピラリチューブ72で流量を調整され、同時に減圧さ
れて所定温度(例えば0〔°〕〜20〔°〕)の液冷媒と
なってコンプレッサ3の圧縮室中にインジェクションさ
れ、コンプレッサ3を冷却するようになっている。
【0046】本実施の形態では、このようなコンテナ用
冷凍ユニット50において、上述したコントロールボッ
クス25に貫設されるヒートパイプ70の放熱部70b
を、冷凍ユニット50の冷媒配管(例えば、エバポレー
タ10とアキュームレータ13との間の冷媒配管におけ
る任意の位置)と接触させるように設けるようにした。
【0047】これは、ヒートパイプ70の放熱部70b
の接触する冷媒配管が、冷凍ユニット50の停止してい
る状態において、内部の冷媒を徐々に常温に戻していく
ため、ヒートパイプ70の入熱部70aの位置するコン
トロールボックス25内の熱が、必要以上に放熱されて
過度に冷却されるのを防止し、コントロールボックス2
5に内蔵される電装品が結露等に起因して破損するのを
未然に回避することができるためである。
【0048】また、このコントロールボックス25を用
いたコンテナ用冷凍ユニット50を船舶等に搭載するコ
ンテナ1(図4参照)に付設し、これを船倉に配置した
場合や、熱交換に必要な周囲温度が高温(例えば40
〔℃〕程度)のところから冷やし込むプルダウン運転時
等においても、ヒートパイプ70の放熱部70bが冷凍
ユニット50の冷媒配管に接触しているため、同ヒート
パイプ70の入熱部70aとの温度差を確保することが
でき、コントロールボックス25内の熱を確実に放熱す
ることができる。
【0049】このとき、ヒートパイプ70の放熱部70
bの接触する冷媒配管として、例えば電子膨張弁9〜コ
ンプレッサ3までのサイクル間における冷媒配管、すな
わち冷凍ユニット50における低圧側の冷媒配管を選択
した場合、このヒートパイプ70の放熱部70bにおけ
る温度と、その入熱部70aが位置するコントロールボ
ックス25内における温度との差が大きくなる分、用い
るヒートパイプ70の数量およびまたは容量を減少させ
ることができ、コストを削減させることができる利点が
ある。
【0050】また、ヒートパイプ70の放熱部70bの
接触する冷媒配管として、例えばコンプレッサ3〜電子
膨張弁9までのサイクル間における冷媒配管、すなわち
冷凍ユニット50における高圧側の冷媒配管を選択した
場合、この冷媒配管を通る冷媒の液温の変動が少ない
分、このヒートパイプ70の放熱部70bにおける温度
と、その入熱部70aが位置するコントロールボックス
25内における温度との差の変動が少ないため、コント
ロールボックス25内の放熱性をより一層安定させるこ
とができる利点がある。
【0051】しかも、このコントロールボックス25に
よれば、ヒートパイプ70と、このヒートパイプ70の
放熱部70bを接触させる冷媒配管とが、互いに同一材
質(この場合、銅)でなるようにしたことにより、これ
らが異なる材質である場合に生じ得る電気的な腐食の発
生を未然に防止することができ、コンテナ用冷凍ユニッ
ト50としての品質を確保することができる。
【0052】(3)第3の実施の形態 図3は、本発明の第3の実施の形態に係るコンテナ用冷
凍ユニット50を示す回路図である。図3において、図
2との対応部分には同一符号を付して示している。な
お、本実施の形態に係るコンテナ用冷凍ユニット50の
基本的な構成(すなわち、コントロールボックス25に
おけるヒートパイプ70の放熱部70bが接触している
位置が異なる点を除いて)は、上述した図2のコンテナ
用冷凍ユニット50と同様であるので、ここでは説明を
省略する。
【0053】本実施の形態の場合、コントロールボック
ス25に貫設されるヒートパイプ70の放熱部70b
を、液インジェクション回路に接触させるようにした。
これは、この液インジェクション回路73の特にキャピ
ラリチューブ72とコンプレッサ3間は上述したよう
に、冷媒配管を通る冷媒の液温を安定した液温に設定す
ることができるようになされているからであり、これに
よって、ヒートパイプ70の放熱部70bにおける温度
を安定させることができるため、コントロールボックス
25内の放熱性を確実に安定させることができる。
【0054】なお、上述した第3の実施の形態において
は、コントロールボックス25に貫設されるヒートパイ
プ70の放熱部70bを、液インジェクション回路73
に接触させるようにした場合について述べたが、本発明
はこれに限らず、要は吐出する冷媒の温度を安定した状
態で得られる部位であれば、ヒートパイプ70の放熱部
70bを接触させる部位は、この他例えばガスインジェ
クション回路や、電子膨張弁を2段階に分けて設けた場
合の両電子膨張弁間の冷媒配管などを広く適用すること
ができる。
【0055】
【発明の効果】上述のように本発明によれば、コントロ
ールボックスに放熱手段を、その入熱部と放熱部とがコ
ントロールボックス内および外に位置するように配設す
るようにしたことにより、コントロールボックス内に熱
が発生した場合においても、当該コントロールボックス
の密閉状態を維持しつつ、同コントロールボックス内に
溜まった熱を確実に放熱することができるため、コント
ロールボックス内の温度が上昇するのを防止して、内蔵
する電装品の耐熱温度を確保することができ、かくして
品質を格段と向上し得るコンテナ用冷凍ユニットを実現
することができる。
【0056】また、このコンテナ用冷凍ユニットによれ
ば、放熱手段の放熱部の位置するコントロールボックス
外が、同コントロールボックス内の温度よりも低い温度
の領域となるようにしたことにより、この放熱手段が、
入熱部と放熱部との温度差によって、入熱部で取り込ん
だ熱を速やかに放熱部に運ぶことができ、確実に放熱す
ることができる。
【0057】さらに、このコンテナ用冷凍ユニットによ
れば、放熱手段がヒートパイプでなるようにしたことに
より、コントロールボックス内の密閉状態を維持しつ
つ、このコントロールボックス内に溜まった熱を、効率
よく確実に放熱することができる。
【0058】さらに、このコンテナ用冷凍ユニットによ
れば、ヒートパイプの放熱部を、冷凍ユニットの冷媒配
管に接触させて設けるようにしたことにより、冷凍ユニ
ットが停止した状態、すなわちコントロールボックス内
の発熱が停止した場合においても、冷媒配管には冷媒が
通っていることから、当該冷媒配管が低い温度を保つこ
となく常温に戻っていくため、放熱部の接地温度を必要
以上に低温状態で維持することに起因するコントロール
ボックス内の過度の冷却を防止でき、このコントロール
ボックスに内蔵する電装品が損傷するのを未然に回避す
ることができる。
【0059】しかも、このコンテナ用冷凍ユニットによ
れば、冷媒配管とヒートパイプとが、互いに同一材質で
なるようにしたことにより、異なる材質である場合に生
じ得る電気的な腐食の発生を未然に防止することがで
き、コンテナ用冷凍ユニットとしての品質を確保するこ
とができる。
【0060】さらに、このコンテナ用冷凍ユニットによ
れば、ヒートパイプの放熱部の接触する冷媒配管が、冷
凍ユニット内における低圧側の熱交換器と接続されてな
ることにより、このヒートパイプの放熱部における温度
と、その入熱部が位置するコントロールボックス内にお
ける温度との差が大きくなる分、用いるヒートパイプの
数量およびまたは容量を減少させることができ、コスト
を削減させることができる。
【0061】さらに、このコンテナ用冷凍ユニットによ
れば、ヒートパイプの放熱部の接触する冷媒配管が、冷
凍ユニット内における高圧側の熱交換器と接続されてな
ることにより、この冷媒配管を通る冷媒の液温の変動が
少ない分、このヒートパイプの放熱部における温度と、
その入熱部が位置するコントロールボックス内における
温度との差の変動が少ないため、コントロールボックス
内の放熱性をより一層安定させることができる。
【0062】さらに、このコンテナ用冷凍ユニットによ
れば、ヒートパイプの放熱部の接触する冷媒配管が、冷
凍ユニット内における液インジェクション回路からなる
ことにより、この冷媒配管を通る冷媒の液温を安定した
液温に設定し得る分、このヒートパイプの放熱部におけ
る温度を安定させることができるため、コントロールボ
ックス内の放熱性を確実に安定させることができる。
【0063】また、上述のように本発明によれば、放熱
手段を、その入熱部と放熱部とがコントロールボックス
内および外に位置するように配設するようにしたことに
より、コントロールボックス内に熱が発生した場合にお
いても、当該コントロールボックスの密閉状態を維持し
つつ、同コントロールボックス内に溜まった熱を確実に
放熱することができるため、コントロールボックス内の
温度が上昇するのを防止して、内蔵する電装品の耐熱温
度を確保することができ、かくして品質を格段と向上し
得るコントロールボックスを実現することができる。
【0064】さらに、このコントロールボックスによれ
ば、放熱手段の放熱部の位置するコントロールボックス
外が、同コントロールボックス内の温度よりも低い温度
の領域となるようにしたことにより、この放熱手段が、
入熱部と放熱部との温度差によって、入熱部で取り込ん
だ熱を速やかに放熱部に運ぶことができ、確実に放熱す
ることができる。
【0065】さらに、このコントロールボックスによれ
ば、その放熱手段がヒートパイプでなるようにしたこと
により、コントロールボックス内の密閉状態を維持しつ
つ、このコントロールボックス内に溜まった熱を、効率
よく確実に放熱することができる。
【0066】さらに、このコントロールボックスによれ
ば、ヒートパイプの放熱部を、冷凍ユニットの冷媒配管
に接触させて設けるようにしたことにより、冷凍ユニッ
トが停止した状態、すなわちコントロールボックス内の
発熱が停止した場合においても、冷媒配管には冷媒が通
っていることから、当該冷媒配管が低い温度を保つこと
なく常温に戻っていくため、放熱部の接地温度を必要以
上に低温状態で維持することに起因するコントロールボ
ックス内の過度の冷却を防止でき、このコントロールボ
ックスに内蔵する電装品が損傷するのを未然に回避する
ことができる。
【0067】しかも、このコントロールボックスによれ
ば、冷媒配管とヒートパイプとが、互いに同一材質でな
るようにしたことにより、異なる材質である場合に生じ
得る電気的な腐食の発生を未然に防止することができ、
コンテナ用冷凍ユニットとしての品質を確保することが
できる。
【0068】さらに、このコントロールボックスによれ
ば、ヒートパイプの放熱部の接触する冷媒配管が、冷凍
ユニット内における低圧側の熱交換器と接続されてなる
ことにより、このヒートパイプの放熱部における温度
と、その入熱部が位置するコントロールボックス内にお
ける温度との差が大きくなる分、用いるヒートパイプの
数量およびまたは容量を減少させることができ、コスト
を削減させることができる。
【0069】さらに、このコントロールボックスによれ
ば、ヒートパイプの放熱部の接触する冷媒配管が、冷凍
ユニット内における高圧側の熱交換器と接続されてなる
ことにより、この冷媒配管を通る冷媒の液温の変動が少
ない分、このヒートパイプの放熱部における温度と、そ
の入熱部が位置するコントロールボックス内における温
度との差の変動が少ないため、コントロールボックス内
の放熱性をより一層安定させることができる。
【0070】さらに、このコントロールボックスによれ
ば、ヒートパイプの放熱部の接触する冷媒配管が、冷凍
ユニット内における液インジェクション回路からなるこ
とにより、この冷媒配管を通る冷媒の液温を安定した液
温に設定し得る分、このヒートパイプの放熱部における
温度を安定させることができるため、コントロールボッ
クス内の放熱性を確実に安定させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施の形態によるコンテナ用
冷凍ユニットのコントロールボックスを示す斜視図であ
る。
【図2】 本発明の第2の実施の形態によるコンテナ用
冷凍ユニットを示す回路図である。
【図3】 本発明の第3の実施の形態によるコンテナ用
冷凍ユニットを示す回路図である。
【図4】 従来のコンテナ用冷凍ユニットを示す斜視図
である。
【図5】 従来のコンテナ用冷凍ユニットの正面拡大図
である。
【図6】 従来のコンテナ用冷凍ユニットの縦断面図で
ある。
【図7】 従来のコンテナ用冷凍ユニットの横断面図で
ある。
【図8】 従来のコントロールボックスを示す斜視図で
ある。
【符号の説明】
1 コンテナ 2 端壁 3 コンプレッサ 4 空冷コンデンサ 5 水冷コンデンサ 7 ドライヤ 8 ストレーナ 9 電子膨張弁 10 エバポレータ 11 モータ 12 エバポレータファン 13 アキュームレ−タ 14 吸込口 15 エバポレータセクション 16 風路 17 モータ 18 吹出室 25 コントロールボックス 25a 開閉扉 25b 上面 41 仕切壁 42 コンデンサセクション 50 コンテナ用冷凍ユニット 60 コントローラ 61 背板 62 ヒンジ 70 ヒートパイプ(放熱手段) 70a 入熱部 70b 放熱部 71 電磁弁 72 キャピラリチューブ 73 液インジェクション回路 80 インバータ装置

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンテナと一体に設けられ、当該コンテ
    ナ内の温度を調整するための冷凍ユニットの電装品を内
    蔵するコントロールボックスを、上記コンテナの内外を
    仕切る仕切壁の外側に付設してなるコンテナ用冷凍ユニ
    ットにおいて、 上記コントロールボックスに、 熱を吸収する入熱部と、 上記入熱部で吸収した熱を放熱する放熱部とを具える放
    熱手段を、 上記入熱部および上記放熱部が、上記コントロールボッ
    クス内および外に位置するように配設することを特徴と
    するコンテナ用冷凍ユニット。
  2. 【請求項2】 上記放熱部の位置する上記コントロール
    ボックス外が、 同コントロールボックス内の温度よりも低い温度の領域
    でなることを特徴とする請求項1に記載のコンテナ用冷
    凍ユニット。
  3. 【請求項3】 上記放熱手段がヒートパイプでなること
    を特徴とする請求項1または2に記載のコンテナ用冷凍
    ユニット。
  4. 【請求項4】 上記ヒートパイプが、その放熱部を、上
    記冷凍ユニットの冷媒配管に接触させて設けられること
    を特徴とする請求項3に記載のコンテナ用冷凍ユニッ
    ト。
  5. 【請求項5】 上記冷媒配管と、上記ヒートパイプと
    が、互いに同一材質でなることを特徴とする請求項4に
    記載のコンテナ用冷凍ユニット。
  6. 【請求項6】 上記冷媒配管が、上記冷凍ユニット内に
    おける低圧側の熱交換器と接続されてなることを特徴と
    する請求項4または5に記載のコンテナ用冷凍ユニッ
    ト。
  7. 【請求項7】 上記冷媒配管が、上記冷凍ユニット内に
    おける高圧側の熱交換器と接続されてなることを特徴と
    する請求項4または5に記載のコンテナ用冷凍ユニッ
    ト。
  8. 【請求項8】 上記冷媒配管が、上記冷凍ユニット内に
    おける液インジェクション回路からなることを特徴とす
    る請求項4または5に記載のコンテナ用冷凍ユニット。
  9. 【請求項9】 コンテナ内の温度を調整するためのコン
    テナ用冷凍ユニットに用いられ、上記コンテナ用冷凍ユ
    ニットの電装品を内蔵してなるコントロールボックスに
    おいて、 熱を吸収する入熱部と、 上記入熱部で吸収した熱を放熱する放熱部とを具える放
    熱手段を、 上記入熱部および上記放熱部が、上記コントロールボッ
    クス内および外に位置するように配設することを特徴と
    するコントロールボックス。
  10. 【請求項10】 上記放熱部の位置する上記コントロー
    ルボックス外が、 同コントロールボックス内の温度よりも低い温度の領域
    でなることを特徴とする請求項9に記載のコントロール
    ボックス。
  11. 【請求項11】 上記放熱手段がヒートパイプでなるこ
    とを特徴とする請求項9または10に記載のコントロー
    ルボックス。
  12. 【請求項12】 上記ヒートパイプが、その放熱部を、
    上記冷凍ユニットの冷媒配管に接触させて設けられるこ
    とを特徴とする請求項11に記載のコントロールボック
    ス。
  13. 【請求項13】 上記冷媒配管と、上記ヒートパイプと
    が、互いに同一材質でなることを特徴とする請求項12
    に記載のコントロールボックス。
  14. 【請求項14】 上記冷媒配管が、上記冷凍ユニット内
    における低圧側の熱交換器と接続されてなることを特徴
    とする請求項12または13に記載のコントロールボッ
    クス。
  15. 【請求項15】 上記冷媒配管が、上記冷凍ユニット内
    における高圧側の熱交換器と接続されてなることを特徴
    とする請求項12または13に記載のコントロールボッ
    クス。
  16. 【請求項16】 上記冷媒配管が、上記冷凍ユニット内
    における液インジェクション回路からなることを特徴と
    する請求項12または13に記載のコントロールボック
    ス。
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