JP2984475B2 - コンテナ用冷凍ユニット - Google Patents

コンテナ用冷凍ユニット

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はコンテナ等の冷凍ユニッ
トに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のコンテナが図3に示されている。
コンテナ1は直方体状をなし、その一方の端壁2には冷
凍ユニット100 が組み付けられている。コンテナ1の他
方の端壁に設けられた図示しない扉からコンテナ1内に
貨物を収容し、冷凍ユニット100 を運転することによっ
てコンテナ1内の庫内空気温度を−30℃ないし+30℃の
範囲内で任意に設定された温度に維持しながらコンテナ
1を船舶、トラック、鉄道車両等に搭載して運搬する。
【0003】冷凍ユニット100 の略示的構成が図4に示
され、(A) は正面図、(B) は(A) のB−B矢に沿う断面
図、(C) は背面図である。コンプレッサ3から吐出され
たガス冷媒は水冷コンデンサ5又は空冷コンデンサ4に
入りここで凝縮液化する。この液冷媒はドライヤ7、ス
トレーナ8を経て電子膨張弁9に入り、ここで絞られる
ことにより断熱膨張して気液二相の冷媒となる。この冷
媒はエバポレータ10に入り、ここで低速、高速に切り換
え可能な2速モータ11により駆動されるエバポレータフ
アン12から送風される庫内空気を冷却することによって
蒸発気化する。そして、このガス冷媒はアキュムレ−タ
13を経てコンプレッサ3に戻る。
【0004】コンテナ1内の庫内空気は、実線矢印で示
すように、吸込口14からエバポレータセクション15に入
ってエバポレータフアン12によって付勢され、エバポレ
ータ10を流過する過程で冷却された後、風路16、吹出室
18を経てコンテナ1内に戻り、多数のTレール43の間隙
から吹き出される。
【0005】空冷コンデンサ4を用いるときは、モータ
17によりコンデンサフアン6を駆動する。すると、外気
が、破線矢印で示すように、空冷コンデンサ4を流過す
る過程でガス冷媒と熱交換することにより昇温した後、
コンデンサフアン6により付勢されて放出される。
【0006】水冷コンデンサ5を用いるときは、冷却水
入口19及び冷却水出口20に図示しない給水管及び排水管
を接続して制水弁21を開とする。すると、給水管から供
給された冷却水が冷却水入口19から図示しない水配管を
経て水冷コンデンサ5内に入り、ここでガス冷媒と熱交
換することにより昇温した後、図示しない水配管、制水
弁21を通り冷却水出口20から排水管を経て排出される。
【0007】エバポレータ10に結露したドレンはドレン
パン22上に滴下し、ドレンホース23を経てドレンポート
24から排出される。
【0008】41は断熱材からなる内外仕切壁で、その全
周に形成されたフランジによりコンテナ1の端壁2に締
結される。この断熱壁41の外側にはその下部中央にコン
デンサセクション42が形成され、内外仕切壁41の内側に
はコンデンサセクション42の上側にエバポレ−タセクシ
ョン15が、両側に風路16が、下部に吹出室18がそれぞれ
形成されている。エバポレータセクション15内にはエバ
ポレータ10、エバポレータフアン12等が据え付けられて
いる。コンデンサセクション42内にはコンプレッサ3、
空冷コンデンサ4、コンデンサフアン6等が据え付けら
れている。
【0009】なお、25はコントロールボックス、26はコ
ンプレッサ3内に液冷媒を噴射して冷却するための液イ
ンジェクション用電磁弁、27は 200V級電源用プラグ、
28は400V級電源用プラグ、29は電源トランス、31はエ
バポレータ10に吸い込まれる庫内空気の温度を検出する
ための吸込空気温度センサ、30はこの温度センサ31のチ
ェック用温度計の挿入口、33はエバポレータ10から吹き
出された空気の温度を検出するための吹出空気温度セン
サ、32はこの温度センサ33のチェック用温度計の挿入
口、34はエバポレータ10の冷媒出口温度を検出するため
の出口温度センサ、35は過熱防止センサ、36はコンプレ
ッサ3の吐出管の温度を検出するための吐出管温度セン
サ、37は空冷コンデンサ4に流入する外気の温度を検出
するための外気温度センサ、38はエバポレ−タセクショ
ン15内の機器を点検するための点検蓋、39は点検蓋38を
着脱する際に用いる把手、40は換気装置である。
【0010】コンテナ1内に冷蔵貨物を収容したとき、
即ち、チルモード時には、庫内空気温の設定温度は所定
値(例えば、−5℃)以上とされ、コンテナ1内の温度
分布を均一に維持するためにエバポレ−タフアン12は高
速運転される。そして、コンテナ1内に冷凍貨物を収容
したとき、即ち、フローズンモード時には庫内空気の設
定温度は所定値(例えば−5℃)以下とされ、コンテナ
1内の温度分布が悪くても支障がないためエバポレ−タ
フアン12は低速運転される。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】従来の冷凍ユニットに
おいては、その消費動力が増大して所定値に達すると、
電子膨張弁9を絞ることにより消費動力が所定値を越え
るのを防止していたが、電子膨張弁9を絞ると、蒸発温
度が低下するので、エバポレ−タ10に霜が付着し易くな
るとともに冷凍能力が低下するため庫内空気温度を所望
の値に維持できなくなるという問題があった。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するために発明されたものであって、その要旨とすると
ころは、速度可変のエバポレータフアンを具備し、この
エバポレータフアンを低速運転したとき冷凍能力が増大
し、高速運転したとき冷凍能力が低減するコンテナ用冷
凍ユニットにおいて、この冷凍ユニットの消費動力を検
出する手段と、検出された消費動力が増大して設定値に
到達したとき、上記エバポレータフアンを低速運転に切
り換えるコントローラを設けたことを特徴とするコンテ
ナ用冷凍ユニットにある。
【0013】
【作用】本発明においては、上記構成を具えているた
め、冷凍ユニットの消費動力が設定値に達したときエバ
ポレータフアンを低速運転に切り換える。
【0014】
【実施例】本発明の1実施例を図1及び図2を参照しな
がら具体的に説明する。図1には制御ブロック図が示さ
れている。冷凍ユニットの消費動力は動力検出手段50に
よって検出される。この検出値Pはコントローラ51の比
較手段52に入力され、ここで設定手段53から入力された
設定値Ps と比較される。検出値Pが設定値Ps に達し
たとき、比較手段52は切換手段54に出力し、切換手段54
はフアンモータ11のタップを低速側に切り替えることに
よりエバポレータフアン12を低速運転に切り換える。他
の構成は図3及び図4に示す従来のものと同様である。
【0015】しかして、エバポレータフアン12の風量を
半分に低減すると、エバポレータフアン12を駆動するた
めに要する動力は1/8 に低減するとともにフアンモータ
11から庫内空気への放熱が減少するので、冷凍ユニット
100 の消費動力が減少する。
【0016】従って、冷凍ユニット100の消費動力及
び冷凍能力と、庫内空気温度と、エバポレータファン1
2の速度との関係は図2に示すようになり、エバポレー
タファン12を高速運転から低速運転に切り換えること
によって冷凍ユニットの消費動力を低減すると同時に冷
凍ユニットの冷凍能力を向上できる。
【0017】なお、エバポレ−タフアン12を低速運転に
切り換えることによってコンテナ1内に吹き出される風
量が減少すると、コンテナ1内の温度分布が悪化するお
それがあるので、複数のエバポレータフアン12を備えて
いる場合には、冷凍ユニットの消費動力の増加に応じて
複数のエバポレータフアン12を順次低速運転に切り換え
るのが望ましい。
【0018】
【発明の効果】本発明においては、冷凍ユニットの消費
動力が増大して設定値に到達したとき、エバポレータフ
アンを低速運転に切り換えるため、冷凍ユニットの消費
動力が設定値を越えるのを回避しながらエバポレータへ
の着霜を防止することができるとともに冷凍能力を向上
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1実施例を示す制御フローチャートで
ある。
【図2】冷凍ユニットの消費動力及び冷凍能力と、庫内
空気温度と、エバポレータフアンの速度との関係を示す
線図である。
【図3】従来のコンテナの略示的斜視図である。
【図4】従来のコンテナ用冷凍ユニットの略示的構成を
示し、(A) は正面図、(B) は(A) 矢のB−B矢に沿う断
面図、(C) は背面図である。
【符号の説明】
50 動力検出手段 53 設定手段 51 コントローラ 52 比較手段 54 切換手段 12 エバポレータフアン

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 速度可変のエバポレータフアンを具備
    し、このエバポレータフアンを低速運転したとき冷凍能
    力が増大し、高速運転したとき冷凍能力が低減するコン
    テナ用冷凍ユニットにおいて、この冷凍ユニットの消費
    動力を検出する手段と、検出された消費動力が増大して
    設定値に達したとき、上記エバポレータフアンを低速
    運転に切り換えるコントローラを設けたことを特徴とす
    コンテナ用冷凍ユニット。
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