JPH0650648A - コンテナ用冷凍ユニット - Google Patents

コンテナ用冷凍ユニット

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JPH0650648A
JPH0650648A JP22491192A JP22491192A JPH0650648A JP H0650648 A JPH0650648 A JP H0650648A JP 22491192 A JP22491192 A JP 22491192A JP 22491192 A JP22491192 A JP 22491192A JP H0650648 A JPH0650648 A JP H0650648A
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JP
Japan
Prior art keywords
container
evaporator
cargo
speed
air
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP22491192A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshio Yamashita
敏雄 山下
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Heavy Industries Ltd filed Critical Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Publication of JPH0650648A publication Critical patent/JPH0650648A/ja
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  • Devices That Are Associated With Refrigeration Equipment (AREA)
  • Cold Air Circulating Systems And Constructional Details In Refrigerators (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 チルモード時、コンテナ1内に収容される貨
物の種類に応じて複数のエバポレータフアン12の速度組
合せを適宜選択しうるようにすることによって貨物に要
求されるコンテナ1内の温度分布を維持しながら冷凍ユ
ニットの動力を節約すると同時に冷凍能力を向上する。 【構成】 複数個のエバポレータフアン12の速度組合せ
からなる複数のパターンを記憶する記憶手段54と、チル
モード時、貨物の種類に応じて複数のパターンの中の1
つを選択する選択手段52とを具備するコントローラ51を
設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はコンテナ用冷凍ユニット
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のコンテナが図6に示されている。
コンテナ1は直方体状をなし、その一方の端壁2には冷
凍ユニット100 が組み付けられている。コンテナ1の他
方の端壁に設けられた図示しない扉からコンテナ1内に
貨物を収容し、冷凍ユニット100 を運転することによっ
てコンテナ1内の庫内空気温度を−25℃ないし+25℃の
範囲内で任意に設定された温度に維持しながらコンテナ
1を船舶、トラック、鉄道車両等に搭載して運搬する。
【0003】冷凍ユニット100 の略示的構成が図7に示
され、(A) は正面図、(B) は(A) のB−B矢に沿う断面
図、(C) は(B) のC−C矢に沿う断面図である。コンプ
レッサ3から吐出されたガス冷媒は水冷コンデンサ5又
は空冷コンデンサ4に入りここで凝縮液化する。この液
冷媒はドライヤ7、ストレーナ8を経て電子膨張弁9に
入り、ここで絞られることにより断熱膨張して気液二相
の冷媒となる。この冷媒はエバポレータ10に入り、ここ
で2速モータ11により駆動される3個のエバポレータフ
アン12から送風される庫内空気を冷却することによって
蒸発気化する。そして、このガス冷媒はアキュムレ−タ
13を経てコンプレッサ3に戻る。
【0004】コンテナ1内の庫内空気は、実線矢印で示
すように、吸込口14からエバポレータセクション15に入
ってエバポレータフアン12によって付勢され、エバポレ
ータ10を流過する過程で冷却された後、風路16、吹出室
18を経てコンテナ1内に戻り、多数のTレール43の間隙
から吹き出される。
【0005】空冷コンデンサ4を用いるときは、モータ
17によりコンデンサフアン6を駆動する。すると、外気
が、破線矢印で示すように、空冷コンデンサ4を流過す
る過程でガス冷媒と熱交換することにより昇温した後、
コンデンサフアン6により付勢されて放出される。
【0006】水冷コンデンサ5を用いるときは、冷却水
入口19及び冷却水出口20に図示しない給水管及び排水管
を接続して制水弁21を開とする。すると、給水管から供
給された冷却水が冷却水入口19から図示しない水配管を
経て水冷コンデンサ5内に入り、ここでガス冷媒と熱交
換することにより昇温した後、図示しない水配管、制水
弁21を通り冷却水出口20から排水管を経て排出される。
【0007】エバポレータ10に結露したドレンはドレン
パン22上に滴下し、ドレンホース23を経てドレンポート
24から排出される。
【0008】41は断熱材からなる内外仕切壁で、その全
周に形成されたフランジによりコンテナ1の端壁2に締
結される。この断熱壁41の外側にはその下部中央にコン
デンサセクション42が形成され、内外仕切壁41の内側に
はコンデンサセクション42の上側にエバポレ−タセクシ
ョン15が、両側に風路16が、下部に吹出室18がそれぞれ
形成されている。エバポレータセクション15内にはエバ
ポレータ10、エバポレータフアン12等が据え付けられて
いる。コンデンサセクション42内にはコンプレッサ3、
空冷コンデンサ4、コンデンサフアン6等が据え付けら
れている。
【0009】なお、25はコントロールボックス、26はコ
ンプレッサ3内に液冷媒を噴射して冷却するための液イ
ンジェクション用電磁弁、27は 200V級電源用プラグ、
28は400V級電源用プラグ、29は電源トランス、31はエ
バポレータ10に吸い込まれる庫内空気の温度を検出する
ための吸込空気温度センサ、30はこの温度センサ31のチ
ェック用温度計の挿入口、33はエバポレータ10から吹き
出された空気の温度を検出するための吹出空気温度セン
サ、32はこの温度センサ33のチェック用温度計の挿入
口、34はエバポレータ10の冷媒出口温度を検出するため
の出口温度センサ、35は過熱防止センサ、36はコンプレ
ッサ3の吐出管の温度を検出するための吐出管温度セン
サ、37は空冷コンデンサ4に流入する外気の温度を検出
するための外気温度センサ、38はエバポレ−タセクショ
ン15内の機器を点検するための点検蓋、39は点検蓋38を
着脱する際に用いる把手、40は換気装置である。
【0010】コンテナ1内に冷蔵貨物を収容したとき、
即ち、チルモード時には、庫内空気の設定温度は所定値
(例えば、−5℃)以上とされ、コンテナ1内の温度分
布を均一に維持するためにエバポレ−タフアン12は高速
運転される。一方、コンテナ1内に冷凍貨物を収容した
とき、即ち、フローズンモード時には庫内空気温度の設
定温度は所定値(例えば−5℃)以下とされ、コンテナ
1内の温度分布が悪くても支障がないためエバポレ−タ
フアン12は低速運転される。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の冷凍ユニッ
トにおいては、チルモード時、コンテナ1内に収容され
る貨物の種類を問わず3つのエバポレータフアン12はそ
れぞれ高速運転されるため、各フアンモータ11の消費動
力が大きく、かつ、これからの放熱量が多いので冷凍ユ
ニットの冷凍能力は、図8に示すように、低速運転時よ
り小さくなるという不具合があった。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するために発明されたものであって、その要旨とすると
ころは、可変速モータ又は可変速モータと定速モータに
よって駆動され、貨物が収容されるコンテナ内空気をエ
バポレータを経て循環させるための複数個のエバポレー
タフアンを備え、上記コンテナ内空気の設定温度が所定
値以上のチルモード時と設定温度が所定値以下のフロー
ズンモード時とで上記エバポレータフアンの速度を切り
換えるようにしたコンテナ用冷凍ユニットにおいて、上
記複数個のエバポレータフアンの速度組合せからなる複
数のパターンを記憶する記憶手段とチルモード時上記貨
物の種類に応じて上記複数のパターンの中の1つを選択
する選択手段とを具備するコントローラを設けたことを
特徴とするコンテナ用冷凍ユニットにある。
【0013】
【作用】本発明においては、上記構成を具えているた
め、複数個のエバポレータフアンの速度組合せからなる
複数のパターンを予め記憶手段に記憶させておき、チル
モード時、コンテナ内に収容される貨物の種類に応じて
上記複数のパターンの中から1のパターンを選択手段に
より選択してこのパターンにより複数個のエバポレータ
フアンを運転する。
【0014】
【実施例】本発明の1実施例が図1及び図2に示されて
いる。コンテナ1内に収容される貨物の種類が貨物種類
入力手段50によってコントローラ51のパターン選択手段
52に入力され、かつ、冷凍ユニットの運転モードがモー
ド入力手段53によってパターン選択手段52に入力され
る。パターン選択手段52ではパターン記憶手段54に記憶
されている複数のパターンの中の1つのパターンを選択
する。
【0015】パターン記憶手段54には、図2に示すよう
に、3個のエバポレータフアン12のフアンモータ11がい
ずれも低速及び高速の2速モータである場合、フローズ
ンモード時における1つの速度組合せパターンとチルモ
ード時における4つの速度組合せパターンが記憶されて
いる。パターン選択手段52で選択された1つのパターン
は出力手段55を介して3個のフアンモータ11に出力さ
れ、その速度を切り換えることによって3個のエバポレ
ータフアン12は選択されたパターンの速度組合せで運転
される。
【0016】しかして、チルモード時、コンテナ1内に
収容される貨物の種類によって4つのパターンの中から
1のパターンを選択できるので、貨物に要求される温度
分布を維持しながらエバポレータフアン12の消費動力を
低減し、かつ、冷凍能力を向上しうる。
【0017】なお、3つのエバポレータフアン12のフア
ンモータ11をそれぞれ高速、低速、停止が可能な可変速
モータとしたときは、図3に示すように、チルモード時
用に8つのパターンを記憶手段54に記憶させる。また、
3つのエバポレータフアン12の中央のフアンモータ11を
定速モータとし、両側のフアンモータ11を高速、低速、
停止しうる可変速モータとした場合には、図4に示すよ
うに、チルモード時用に5つのパターンを記憶手段54に
記憶させれば良く、3つのエバポレータフアン12の中央
のフアンモータを高速、低速、停止しうる可変速モータ
とし両側のフアンモータを定速モータとしたときは、図
5に示すように、チルモード時用に5つのパターンを記
憶手段54に記憶させれば良い。
【0018】
【発明の効果】本発明においては、チルモード時、コン
テナ内に収容された貨物の種類に応じて複数個のエバポ
レータフアンの速度組合せパターンを選択できるので、
貨物に要求されるコンテナ内の温度分布を維持しなが
ら、冷凍ユニットの動力を節約し、かつ、冷凍能力を向
上できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1実施例を示す制御ブロック図であ
る。
【図2】上記実施例の記憶手段に記憶されているパター
ンマップの1例を示す図である。
【図3】パターンマップの他の例を示す図である。
【図4】パターンマップの更に他の例を示す図である。
【図5】パターンマップの更に他の例を示す図である。
【図6】従来のコンテナの略示的斜視図である。
【図7】従来のコンテナ用冷凍ユニットの略示的構成を
示し、(A) は正面図、(B) は(A) のB−B矢に沿う断面
図、(C) は(B) のC−C矢に沿う断面図である。
【図8】従来の冷凍ユニットの冷凍能力と、庫内温度
と、エバポレ−タフアンの速度との関係を示す線図であ
る。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成4年10月29日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0017
【補正方法】変更
【補正内容】
【0017】なお、3つのエバポレータフアン12のフ
アンモータ11をそれぞれ高速、低速、停止が可能な可
変速モータとしたときは、図3に示すように、チルモー
ド時用に8つのパターンを記憶手段54に記憶させる。
また、3つのエバポレータフアン12の中央のフアンモ
ータ11を定速モータとし、両側のフアンモータ11を
高速、低速、停止しうる可変速モータとした場合には、
図5に示すように、チルモード時用に5つのパターンを
記憶手段54に記憶させれば良く、3つのエバポレータ
フアン12の中央のフアンモータを高速、低速、停止し
うる可変速モータとし両側のフアンモータを定速モータ
としたときは、図に示すように、チルモード時用に5
つのパターンを記憶手段54に記憶させれば良い。
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図7
【補正方法】変更
【補正内容】
【図7】

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 可変速モータ又は可変速モータと定速モ
    ータによって駆動され、貨物が収容されるコンテナ内空
    気をエバポレータを経て循環させるための複数個のエバ
    ポレータフアンを備え、上記コンテナ内空気の設定温度
    が所定値以上のチルモード時と設定温度が所定値以下の
    フローズンモード時とで上記エバポレータフアンの速度
    を切り換えるようにしたコンテナ用冷凍ユニットにおい
    て、上記複数個のエバポレータフアンの速度組合せから
    なる複数のパターンを記憶する記憶手段とチルモード時
    上記貨物の種類に応じて上記複数のパターンの中の1つ
    を選択する選択手段とを具備するコントローラを設けた
    ことを特徴とするコンテナ用冷凍ユニット。
JP22491192A 1992-07-31 1992-07-31 コンテナ用冷凍ユニット Withdrawn JPH0650648A (ja)

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JP22491192A JPH0650648A (ja) 1992-07-31 1992-07-31 コンテナ用冷凍ユニット

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JP22491192A JPH0650648A (ja) 1992-07-31 1992-07-31 コンテナ用冷凍ユニット

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JPH0650648A true JPH0650648A (ja) 1994-02-25

Family

ID=16821094

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JP22491192A Withdrawn JPH0650648A (ja) 1992-07-31 1992-07-31 コンテナ用冷凍ユニット

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106337826A (zh) * 2015-07-10 2017-01-18 青岛中集特种冷藏设备有限公司 调速系统及具有其的冷藏集装箱

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106337826A (zh) * 2015-07-10 2017-01-18 青岛中集特种冷藏设备有限公司 调速系统及具有其的冷藏集装箱
CN106337826B (zh) * 2015-07-10 2019-04-12 青岛中集特种冷藏设备有限公司 调速系统及具有其的冷藏集装箱

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Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19991005