JPH0626751A - コンテナ用冷凍ユニット - Google Patents

コンテナ用冷凍ユニット

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Publication number
JPH0626751A
JPH0626751A JP20177192A JP20177192A JPH0626751A JP H0626751 A JPH0626751 A JP H0626751A JP 20177192 A JP20177192 A JP 20177192A JP 20177192 A JP20177192 A JP 20177192A JP H0626751 A JPH0626751 A JP H0626751A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
container
evaporator
section
condenser
air
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP20177192A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshio Yamashita
敏雄 山下
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Heavy Industries Ltd filed Critical Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Publication of JPH0626751A publication Critical patent/JPH0626751A/ja
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  • Cold Air Circulating Systems And Constructional Details In Refrigerators (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 冷風が吹出室18の両側からコンテナ1内に吹
き出されることによりコンテナ1内の貨物の品質低下や
劣化を防止する。 【構成】 ユニット本体41の上部中央にコンデンサセク
ション42を配置するとともにこのコンデンサセクション
42の下部にエバポレータセクション15を配置する。そし
て、コンテナ1内空気をユニット本体41の上部からコン
デンサセクション42の両側に形成された風路16を経てエ
バポレータセクション15に吸い込んでエバポレ−タ10を
流過させることにより冷却した後、エバポレータセクシ
ョン15の下部に形成された吹出室18からコンテナ1内に
その巾方向全域に亘って均等に吹き出す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はコンテナ用冷凍ユニット
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のコンテナが図2に示されている。
コンテナ1は直方体状をなし、その一方の端壁2には冷
凍ユニット100 が組み付けられている。コンテナ1の他
方の端壁に設けられた図示しない扉からコンテナ1内に
貨物を収容し、冷凍ユニット100 を運転することによっ
てコンテナ1内の庫内空気温度を−30℃ないし+25℃の
範囲内で任意に設定された温度に維持しながらコンテナ
1を船舶、トラック、鉄道車両等に搭載して運搬する。
【0003】冷凍ユニット100 の略示的構成が図3に示
され、(A) は正面図、(B) は(A) のB−B矢に沿う断面
図、(C) は背面図である。コンプレッサ3から吐出され
たガス冷媒は水冷コンデンサ5又は空冷コンデンサ4に
入りここで凝縮液化する。この液冷媒はドライヤ7、ス
トレーナ8を経て電子膨張弁9に入り、ここで絞られる
ことにより断熱膨張して気液二相の冷媒となる。この冷
媒はエバポレータ10に入り、ここでモータ11により駆動
されるエバポレータフアン12から送風される庫内空気を
冷却することによって蒸発気化する。そして、このガス
冷媒はアキュムレ−タ13を経てコンプレッサ3に戻る。
【0004】ユニット本体41はその全周に形成されたフ
ランジによりコンテナ1の端壁2に締結される。このユ
ニット本体41の上部にはエバポレータセクション15が形
成され、このエバポレータセクション15の下部中央には
コンデンサセクション42が形成され、このコンデンサセ
クション42の両側に風路16が、下部に吹出室18がそれぞ
れ形成されている。エバポレータセクション15内にはエ
バポレータ10、エバポレータフアン12等が据付られてい
る。コンデンサセクション42内にはコンプレッサ3、空
冷コンデンサ4、コンデンサフアン6等が据付られてい
る。
【0005】コンテナ1内の庫内空気は、実線矢印で示
すように、吸込口14からエバポレータセクション15に入
ってエバポレータフアン12によって付勢され、エバポレ
ータ10を流過する過程で冷却された後、風路16、吹出室
18を経てコンテナ1内に戻る。
【0006】空冷コンデンサ4を用いるときは、モータ
17によりコンデンサフアン6を駆動する。すると、外気
が、破線矢印で示すように、空冷コンデンサ4を流過す
る過程でガス冷媒と熱交換することにより昇温した後、
コンデンサフアン6により付勢されて放出される。
【0007】水冷コンデンサ5を用いるときは、冷却水
入口19及び冷却水出口20に図示しない給水管及び排出管
を接続して制水弁21を開とする。すると、給水管から供
給された冷却水が冷却水入口19から図示しない水配管を
経て水冷コンデンサ5内に入り、ここでガス冷媒と熱交
換することにより昇温した後、図示しない水配管、制水
弁21を通り冷却水出口20から排出管を経て排出される。
【0008】エバポレータ10に結露したドレンはドレン
パン22上に滴下し、ドレンパイプ23を経てドレンポート
24から排出される。
【0009】なお、25はコントロールボックス、26はコ
ンプレッサ3内に液冷媒を噴射して冷却するための液イ
ンジェクション用電磁弁、27は 200V級電源用プラグ、
28は400V級電源用プラグ、29は電源トランス、31はエ
バポレータ10に吸い込まれる庫内空気の温度を検出する
ための吸込空気温度センサ、30はこの温度センサ31のチ
ェック用温度計の挿入口、33はエバポレータ10から吹き
出された空気の温度を検出するための吹出空気温度セン
サ、32はこの温度センサ33のチェック用温度計の挿入
口、34はエバポレータ10の冷媒出口温度を検出するため
の出口温度センサ、35は過熱防止センサ、36はコンプレ
ッサ3の吐出管の温度を検出するための吐出管温度セン
サ、37は空冷コンデンサ4に流入する外気の温度を検出
するための外気温度センサ、38は吸入室15内の機器を点
検するための点検蓋、39は点検蓋38を着脱する際に用い
る把手、40は換気装置である。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の冷凍ユニッ
トにおいて、エバポレータ10を流過することによって冷
却された冷風は各風路16を通り吹出室18にその両側から
流入し、吹出室18の両側からコンテナ1内に多量の冷風
が吹き出されるため、コンテナ1内の巾方向に沿う温度
分布が悪いという問題があった。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するために発明されたものであって、その要旨とする
ところは、少なくともエバポレータ及びエバポレータフ
アンが配設されるエバポレータセクションと、少なくと
もコンデンサ及びコンデンサフアンが配設されるコンデ
ンサセクションを備えたユニット本体をコンテナの一端
に装着してなるコンテナ用冷凍ユニットにおいて、上記
ユニット本体の上部中央に上記コンデンサセクションを
配置するとともにこのコンデンサセクションの下部に上
記エバポレータセクションを配置し、コンテナ内空気を
上記ユニット本体の上部から上記コンデンサセクション
の両側に形成された風路を経て上記エバポレータセクシ
ョンに吸い込んで上記エバポレータを流過させた後、上
記エバポレータセクションの下部に形成された吹出室か
らコンテナ内にその巾方向全域に亘って均等に吹き出す
空気循環路を形成したことを特徴とするコンテナ用冷凍
ユニットにある。
【0012】
【作用】本発明においては、上記構成を具えているた
め、コンテナ内空気はユニット本体の上部からコンデン
サセンションの両側に形成された風路を経てエバポレー
タセクションに吸い込まれ、エバポレータを流過するこ
とによって冷却された後吹出室からコンテナ内にその巾
方向全域に亘って均等に吹き出される。
【0013】
【実施例】本発明の1実施例が図1に示され、(A) は正
面図、(B) は(A) のB−B矢に沿う断面図である。ユニ
ット本体41の上部中央にコンデンサセクション42が、そ
の両側に風路16が、コンデンサセクション42の下部にエ
バポレータセクション15が、その下部に吹出室18がそれ
ぞれ配設されている。
【0014】しかして、コンテナ内空気はユニット本体
41にその上部から流入して分岐し、各風路16を経てエバ
ポレータセクション15内に吸い込まれ、ここで合流して
エバポレータ10を流過する過程で冷却された後、吹出室
18内に入りここからコンテナ1内にその巾方向全域に亘
って均等に吹き出される。他の構成は図2及び図3に示
す従来のものと同様であり、対応する部材には同じ符号
が付されている。
【0015】かくして、コンテナ1内空気はエバポレー
タセクション15内で合流した後エバポレータ10を流過す
るので、このエバポレータ10から流出した冷風は吹出室
18にその巾方向全域から流入した後、吹出室18からコン
テナ1内にその巾方向全域に亘って均等に吹き出され
る。従って、コンテナ1内の巾方向に沿う温度分布は改
善されるので、コンテナ1内に収容された貨物の品質低
下や劣化を防止できる。
【0016】
【発明の効果】本発明においては、コンテナ内空気はユ
ニット本体の上部からコンデンサセンションの両側に形
成された風路を経てエバポレータセクションに吸い込ま
れ、エバポレータを流過することによって冷却された
後、吹出室からコンテナ内にその巾方向全域に亘って均
等に吹き出される。この結果、コンテナ内の巾方向沿う
温度分布が改善されるので、コンテナ内に収容された貨
物の品質低下や劣化を防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1実施例を示し、(A) は正面図、(B)
は(A) のB−B矢に沿う断面図である。
【図2】従来のコンテナの略示的斜視図である。
【図3】従来の冷凍ユニットの略示的構成を示し、(A)
は正面図、(B) は(A) のB−B矢に沿う断面図、(C) は
背面図である。
【符号の説明】
10 エバポレータ 12 エバポレータフアン 15 エバポレータセクション 4 コンデンサ 6 コンデンサフアン 42 コンデンサセクション 41 ユニット本体 16 風路 18 吹出室 1 コンテナ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくともエバポレータ及びエバポレー
    タフアンが配設されるエバポレータセクションと、少な
    くともコンデンサ及びコンデンサフアンが配設されるコ
    ンデンサセクションを備えたユニット本体をコンテナの
    一端に装着してなるコンテナ用冷凍ユニットにおいて、
    上記ユニット本体の上部中央に上記コンデンサセクショ
    ンを配置するとともにこのコンデンサセクションの下部
    に上記エバポレータセクションを配置し、コンテナ内空
    気を上記ユニット本体の上部から上記コンデンサセクシ
    ョンの両側に形成された風路を経て上記エバポレータセ
    クションに吸い込んで上記エバポレータを流過させた
    後、上記エバポレータセクションの下部に形成された吹
    出室からコンテナ内にその巾方向全域に亘って均等に吹
    き出す空気循環路を形成したことを特徴とするコンテナ
    用冷凍ユニット。
JP20177192A 1992-07-07 1992-07-07 コンテナ用冷凍ユニット Withdrawn JPH0626751A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20177192A JPH0626751A (ja) 1992-07-07 1992-07-07 コンテナ用冷凍ユニット

Applications Claiming Priority (1)

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JP20177192A JPH0626751A (ja) 1992-07-07 1992-07-07 コンテナ用冷凍ユニット

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JPH0626751A true JPH0626751A (ja) 1994-02-04

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ID=16446667

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP20177192A Withdrawn JPH0626751A (ja) 1992-07-07 1992-07-07 コンテナ用冷凍ユニット

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Date Code Title Description
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Effective date: 19991005