JPH09203578A - コンテナ用冷凍装置 - Google Patents

コンテナ用冷凍装置

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JPH09203578A
JPH09203578A JP3132796A JP3132796A JPH09203578A JP H09203578 A JPH09203578 A JP H09203578A JP 3132796 A JP3132796 A JP 3132796A JP 3132796 A JP3132796 A JP 3132796A JP H09203578 A JPH09203578 A JP H09203578A
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JP
Japan
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air
evaporator
fan
container
heat
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP3132796A
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English (en)
Inventor
Yoshimi Shimodaira
良美 下平
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Filing date
Publication date
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Publication of JPH09203578A publication Critical patent/JPH09203578A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 コンテナCの端壁に装着されたプラスチック
製の内外仕切壁41とコンテナC内に設置されたバルクヘ
ッド42との間に庫内空気が循環する空気流路9を形成
し、この空気流路9に空気循環用のフアン5と、この下
流側に空気冷却用の蒸発器4と、この蒸発器4を流過し
た空気を加熱する電気ヒータ6を配設してなるコンテナ
用冷凍装置において、換気能力を増大し、かつ、換気量
を増大した場合に庫内の湿度が上昇するのを防止する。
そして、電気ヒータ6に通電したとき、内外仕切壁41が
損傷するのを防止する。 【解決手段】 フアン5の上流側に開口する外気取入口
57及び蒸発器4の下流側に開口する空気排出口56を有す
る換気装置50を設ける。そして、電気ヒータ6から内外
仕切壁41に投射される熱を遮る遮熱板61を設け、この遮
熱板61に庫内空気の一部を空気排出口56に指向させる切
り欠き穴62を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はコンテナ用冷凍装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】この種冷凍装置の系統図が図2に示され
ている。コンテナC内に形成された庫内空気が循環する
空気流路9中には空気循環用のフアン5及び空気冷却用
の蒸発器4が配設され、この蒸発器4の下面には電気ヒ
ータ6が取り付けられている。
【0003】冷凍装置を運転すると、圧縮機1から吐出
されたガス冷媒は凝縮器2に入り、ここで凝縮液化す
る。この液冷媒は電子膨張弁等からなる膨張手段3に入
り、ここで絞られることにより断熱膨張して気液二相の
冷媒となる。この冷媒は蒸発器4を流過する過程でフア
ン5により送風される庫内空気を冷却することによって
蒸発気化した後、圧縮機1に戻る。
【0004】圧縮機1の出口と蒸発器4の入口とを繋ぐ
ホットガスバイパス回路7に介装されたモジュレーティ
ングバルブ8の開度を調整することによって蒸発器4の
冷却能力を制御する。
【0005】蒸発器4に多量の霜が付着した場合や庫内
の温度を上昇させる場合には、フアン5を運転しながら
圧縮機1を停止して電気ヒータ6に通電する。
【0006】庫内の湿度を低下させる場合には、フアン
5及び圧縮機1を運転しながら電気ヒータ6に通電し、
蒸発器4で庫内空気を冷却して庫内空気中の水分を凝結
させることにより庫内空気の絶対湿度を低下させ、か
つ、この空気を電気ヒータ6で加熱することにより相対
湿度を低下させる。
【0007】図3に示すように、空気流路9はコンテナ
Cの端壁に装着された内外仕切壁41とコンテナC内に設
置されたバルクヘッド42との間に形成され、蒸発器4の
下方には蒸発器4で凝結したドレンを受け入れるプラス
チック製のドレンパン22が配設されている。
【0008】空気流路9に臨むように庫内空気を外部に
排出する空気排出口56と外気を庫内に導入する外気取入
口57を有する換気装置40が設置されている。空気排出口
56は内外仕切壁41を貫通してフアン5と蒸発器4との間
に開口し、外気取入口57は内外仕切壁41を貫通して蒸発
器4の下流側に開口している。
【0009】内外仕切壁41の外壁面にピン51まわりに回
動可能に支持された換気蓋54には空気排出口56と整合す
る排気穴52及び外気取入口57と整合する吸気穴53が穿設
されている。この換気蓋54をピン51まわりに回動してそ
の排気穴52を空気排出口56と整合させ、かつ、吸気穴53
を外気取入口57と整合させると、庫内空気の一部が空気
流路9から空気排出口56、排気穴52を通って外部に排出
され、外気が吸気穴53、外気取入口57を通って空気流路
9に導入される。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の冷凍装置に
おいては、蒸発器4の前後に発生する差圧を利用して換
気しているため、換気量に制約があった。また、換気
時、外気が蒸発器4の下流側に導入されるため、換気量
を増大すると、庫内の湿度が上昇してしまうという問題
があった。また、電気ヒータ6に通電すると、この電気
ヒータ6の熱によってプラスチック製の内外仕切壁41や
ドレンパン22が損傷するという問題があった。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するために発明されたものであって、その要旨とすると
ころは、コンテナの端壁に装着されたプラスチック製の
内外仕切壁と上記コンテナ内に設置されたバルクヘッド
との間に庫内空気が循環する空気流路を形成し、この空
気流路に空気循環用のフアンと、この下流側に空気冷却
用の蒸発器と、この蒸発器を流過した空気を加熱する電
気ヒータを配設してなるコンテナ用冷凍装置において、
上記フアンの上流側に開口する外気取入口及び上記蒸発
器の下流側に開口する空気排出口を有する換気装置を設
け、上記電気ヒータから上記内外仕切壁に投射させる熱
を遮る遮熱板を設けるとともにこの遮熱板に庫内空気の
一部を上記空気排出口に指向させる切り欠き穴を設けた
ことを特徴とするコンテナ用冷凍装置にある。
【0012】しかして、換気時、外気が外気取入口を通
ってフアンの上流側に流入してフアンによって付勢さ
れ、蒸発器を流過する過程で冷却されることによって除
湿される。蒸発器を流過した空気の一部は遮熱板の切り
欠き穴により空気排出口に指向せしめられ空気排出口を
通って外部に排出される。そして、電気ヒータに通電し
たとき、その熱は遮熱板により遮られるので、内外仕切
壁に投射されることはない。
【0013】上記遮熱板に庫内空気の一部を上記切り欠
き穴に導く導風板及び上記切り欠き穴を流過した空気を
上記空気排出口に導く導風板を設けることができる。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明の実施形態が図1に示さ
れ、(A) は要部の拡大断面図、(B) は(A) のB矢に沿う
矢視図である。換気装置50の外気取入口57はフアン5の
上流側に開口し、空気排出口56は蒸発器4の下流側に開
口している。
【0015】蒸発器4の左端、即ち、内外仕切壁41側に
は電気ヒータ6から内外仕切壁41に投射される熱を遮る
遮熱板61が設けられ、この遮熱板61の下部には蒸発器4
を流過した庫内空気の一部を空気排出口56に指向させる
切り欠き穴62が設けられている。
【0016】そして、遮熱板61の上面には蒸発器4から
流出した空気を切り欠き穴62に導く導風板63が取り付け
られ、遮熱板61の下面には切り欠き穴62から流出した空
気を空気排出口56に導く導風板64が取り付けられてい
る。他の構成は図2及び図3に示す従来のものと同様で
あり、対応する部材には同じ符号を付してその説明を省
略する。
【0017】しかして、冷凍装置を運転すると、コンテ
ナC内の庫内空気が空気流路9に吸入され、フアン5に
より付勢された後、蒸発器4及び電気ヒータ6をこの順
に流過してコンテナC内に戻る。
【0018】換気装置50の換気蓋54をピン51まわりに回
動してその吸気穴53を外気取入口57に整合させると同時
に排気穴52を空気排出口56に整合させると、外気が吸気
穴53及び外気取入口57を通ってフアン5の上流側に導入
され、蒸発器4を流過した空気の一部が導風板63に導か
れて切り欠き穴62を通り、更に、導風板64に導かれて空
気排出口56から排気穴52を経て外部に排出される。
【0019】電気ヒータ6に通電したとき、電気ヒータ
6の熱は遮熱板61により遮られて内外仕切壁41及びドレ
ンパン22に到達することがないので、内外仕切壁41及び
ドレンパン22が損傷するのを防止できる。
【0020】また、外気取入口57はフアン5の上流側に
開口しているので、大量の外気をフアン5の負圧に利用
して空気流路9に導入することができる。そして、この
外気は蒸発器4を流過することによって冷却除湿される
ので、大量の外気を取り入れた場合でも庫内空気の湿度
が上昇するのを抑制しうる。
【0021】また、空気排出口56を蒸発器4の下流側に
開口させるとともに遮熱板61に切り欠き穴62を設け、か
つ、遮熱板61に導風板63及び64を設けているので、フア
ン5の動圧を積極的に利用して庫内空気を外部に排出す
ることができる。
【0022】
【発明の効果】本発明においては、フアンの負圧を利用
して外気を庫内に取り入れることができるとともにフア
ンの動圧を利用して庫内空気を外部に排出することがで
きるので、換気量を増大することができる。また、外気
はフアンの上流側に導入されて蒸発器で冷却除湿される
ので、庫内空気の湿度が上昇するのを抑制しうる。
【0023】更に、電気ヒータに通電したとき、これか
ら投射される熱は遮熱板により遮られるので、プラスチ
ック製の内外仕切壁が損傷することはない。そして、こ
の遮熱板に切り欠き穴を設けて庫内空気の一部を空気排
出口に指向させることによりフアンの動圧を利用するこ
とができる。
【0024】遮熱板に庫内空気を切り欠き穴に導く導風
板及び切り欠き穴を流過した空気を空気排出口に導く導
風板を設ければ、フアンの動圧を効率的に利用しうる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態を示し、(A) は要部の拡大断
面図、(B) は(A) のB矢に沿う矢視図である。
【図2】従来のコンテナ用冷凍装置の略示的系統図であ
る。
【図3】従来のコンテナ用冷凍装置を示し、(A) は部分
的拡大断面図、(B) は(A) のB矢に沿う矢視図である。
【符号の説明】
41 内外仕切壁 42 バルクヘッド 9 空気流路 5 フアン 4 蒸発器 6 電気ヒータ 50 換気装置 57 外気取入口 56 空気排出口 61 遮熱板 62 切り欠き穴 63、64 導風板

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンテナの端壁に装着されたプラスチッ
    ク製の内外仕切壁と上記コンテナ内に設置されたバルク
    ヘッドとの間に庫内空気が循環する空気流路を形成し、
    この空気流路に空気循環用のフアンと、この下流側に空
    気冷却用の蒸発器と、この蒸発器を流過した空気を加熱
    する電気ヒータを配設してなるコンテナ用冷凍装置にお
    いて、 上記フアンの上流側に開口する外気取入口及び上記蒸発
    器の下流側に開口する空気排出口を有する換気装置を設
    け、上記電気ヒータから上記内外仕切壁に投射させる熱
    を遮る遮熱板を設けるとともにこの遮熱板に庫内空気の
    一部を上記空気排出口に指向させる切り欠き穴を設けた
    ことを特徴とするコンテナ用冷凍装置。
  2. 【請求項2】 上記遮熱板に庫内空気の一部を上記切り
    欠き穴に導く導風板及び上記切り欠き穴を流過した空気
    を上記空気排出口に導く導風板を設けたことを特徴とす
    る請求項1記載のコンテナ用冷凍装置。
JP3132796A 1996-01-25 1996-01-25 コンテナ用冷凍装置 Withdrawn JPH09203578A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2010150469A1 (ja) * 2009-06-23 2010-12-29 ダイキン工業株式会社 輸送用冷凍装置
WO2013084501A1 (ja) 2011-12-09 2013-06-13 ダイキン工業株式会社 コンテナ用冷凍装置

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