JP2977387B2 - 輸送用冷凍ユニットにおけるコンプレッサの取付装置 - Google Patents

輸送用冷凍ユニットにおけるコンプレッサの取付装置

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JP2977387B2
JP2977387B2 JP4238956A JP23895692A JP2977387B2 JP 2977387 B2 JP2977387 B2 JP 2977387B2 JP 4238956 A JP4238956 A JP 4238956A JP 23895692 A JP23895692 A JP 23895692A JP 2977387 B2 JP2977387 B2 JP 2977387B2
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光敏 須藤
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は輸送用冷凍ユニットにお
けるコンプレッサの取付装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のコンテナが図2に示されている。
コンテナ1は直方体状をなし、その一方の端壁2には冷
凍ユニット100 が組み付けられている。コンテナ1の他
方の端壁に設けられた図示しない扉からコンテナ1内に
貨物を収容し、冷凍ユニット100 を運転することによっ
てコンテナ1内の庫内空気温度を−30℃ないし+30℃の
範囲内で任意に設定された温度に維持しながらコンテナ
1を船舶、トラック、鉄道車両等に搭載して運搬する。
【0003】冷凍ユニット100 の略示的構成が図3に示
され、(A) は正面図、(B) は(A) のB−B矢に沿う縦断
面図、(C) は(B) のC−C矢に沿う横断面図である。コ
ンプレッサ3から吐出されたガス冷媒は水冷コンデンサ
5又は空冷コンデンサ4に入りここで凝縮液化する。こ
の液冷媒はドライヤ7、ストレーナ8を経て電子膨張弁
9に入り、ここで絞られることにより断熱膨張して気液
二相の冷媒となる。この冷媒はエバポレータ10に入り、
ここで庫内空気を冷却することにより蒸発気化する。そ
して、このガス冷媒はアキュムレ−タ13を経てコンプレ
ッサ3に戻る。
【0004】コンテナ1内の庫内空気は、実線矢印で示
すように、吸込口14からエバポレータセクション15に入
ってモータ11によって駆動されるエバポレータフアン12
によって付勢され、エバポレータ10を流過する過程で冷
却された後、風路16、吹出室18を経てコンテナ1内に戻
り、多数のTレール43の間隙から吹き出される。
【0005】空冷コンデンサ4を用いるときは、モータ
17によりコンデンサフアン6を駆動する。すると、外気
が、破線矢印で示すように、空冷コンデンサ4を流過す
る過程でガス冷媒と熱交換することにより昇温した後、
コンデンサフアン6により付勢されて放出される。
【0006】水冷コンデンサ5を用いるときは、冷却水
入口19及び冷却水出口20に図示しない給水管及び排
水管を接続する。すると、給水管から供給された冷却水
が冷却水入口19から図示しない水配管を経て水冷コン
デンサ5内に入り、ここでガス冷媒と熱交換することに
より昇温した後、図示しない水配管、制水弁21を通り
冷却水出口20から排水管を経て排出される。
【0007】エバポレータ10に結露したドレンはドレン
パン22上に滴下し、ドレンホース23を経てドレンポート
24から排出される。
【0008】41は断熱材からなる内外仕切壁で、その全
周に形成されたフランジによりコンテナ1の端壁2に締
結される。この仕切壁41の外側にはその下部中央にコン
デンサセクション42が形成され、仕切壁41の内側にはコ
ンデンサセクション42の上方にエバポレ−タセクション
15が、両側に風路16が、下方に吹出室18がそれぞれ形成
されている。エバポレータセクション15内にはエバポレ
ータ10、エバポレータフアン12等が据え付けられてい
る。コンデンサセクション42内にはコンプレッサ3、空
冷コンデンサ4、コンデンサフアン6等が据え付けられ
ている。
【0009】なお、25はコントロールボックス、26はコ
ンプレッサ3内に液冷媒を噴射して冷却するための液イ
ンジェクション用電磁弁、27は 200V級電源用プラグ、
28は400V級電源用プラグ、29は電源トランス、31はエ
バポレータ10に吸い込まれる庫内空気の温度を検出する
ための吸込空気温度センサ、30はこの温度センサ31のチ
ェック用温度計の挿入口、33はエバポレータ10から吹き
出された空気の温度を検出するための吹出空気温度セン
サ、32はこの温度センサ33のチェック用温度計の挿入
口、34はエバポレータ10の冷媒出口温度を検出するため
の出口温度センサ、35は過熱防止センサ、36はコンプレ
ッサ3の吐出管の温度を検出するための吐出管温度セン
サ、37は空冷コンデンサ4に流入する外気の温度を検出
するための外気温度センサ、38はエバポレ−タセクショ
ン15内の機器を点検するための点検蓋、39は点検蓋38を
着脱する際に用いる把手、40は換気装置である。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】従来の冷凍ユニットに
おいてそのコンプレッサ3は複数の取付足を介してフレ
ームに固定されているが、コンテナ1の陸上輸送時及び
積み降し等のハンドリング時の衝撃に耐えうるように上
記複数の取付足は全てフレームにリジッドに固定されて
いたため、冷凍ユニット100 の運転時、コンプレッサ3
が共振してその振動が大きくなりコンプレッサ3に連結
された配管が破損するおそれがあった。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するために発明されたものであって、その要旨とすると
ころは、複数の取付足を介してコンプレッサをフレーム
に固定してなる輸送用冷凍ユニットにおいて、上記取付
足の少なくとも1つを上記フレームに対してリジッドに
固定するとともに上記取付足の少なくとも1つを上記フ
レームに対して防振支持したことを特徴とする輸送用冷
凍ユニットにおけるコンプレッサの取付装置にある。
【0012】
【作用】本発明においては、上記構成を具えているた
め、ハンドリング時の衝撃に耐えることができるのみな
らず冷凍ユニットの運転時におけるコンプレッサの共振
を防止できる。
【0013】
【実施例】本発明の1実施例が図1に示されている。コ
ンプレッサ3は4つの取付足45を備え、その中の2つは
ボルト46、ナット48及びワッシャ49によりフレーム47に
対してリジッドに締結され、他の2つは取付足45の上下
両面にそれぞれ防振材50を当接させた上でボルト46、ナ
ット48及びワッシャ49によりフレーム47に対して防振支
持されている。なお、図1において、43はガス吐出管、
44はガス吸入管である。他の構成は図2及び図3に示す
従来のものと同様である。
【0014】しかして、2つの取付足45はフレーム47に
対しリジッドに固定されるため、コンテナ1の陸上輸送
時やハンドリング時の衝撃に十分耐えることができる。
また、他の2つの取付足45はフレーム47に対し防振支持
されるため、コンプレッサ3の共振振動数が変化し、従
って、冷凍ユニット100 の運転時におけるコンプレッサ
3の共振を防止しうるので、コンプレッサ3の共振に基
づくガス配管43、44の破損を防止できる。
【0015】上記実施例においては、4つの取付足45を
備えているが、3つ又は5以上であっても良く、また、
複数の取付足45のうち少なくとも1つをリジッドに固定
し、少なくとも1つを防振支持すれば足りる。
【0016】
【発明の効果】本発明においては、複数の取付足のうち
少なくとも1つをフレームに対してリジッドに固定する
とともに少なくとも1つをフレームに対して防振支持し
たため、ハンドリング時の衝撃に耐えることができるの
みならず冷凍ユニットの運転時におけるコンプレッサの
共振を防止してコンプレッサに接続された配管が破損す
るのを防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1実施例を示し、(A) は(B) のA−A
矢に沿って部分的に断面とした正面図、(B) は上面図で
ある。
【図2】従来のコンテナの略示的斜視図である。
【図3】従来の輸送用冷凍ユニットの略示的構成を示
し、(A) は正面図、(B) は(A) のB−B矢に沿う縦断面
図、(C) は(B) のC−C矢に沿う横断面図である。
【符号の説明】
3 コンプレッサ 45 取付足 47 フレーム 50 防振材 46 ボルト 48 ナット

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の取付足を介してコンプレッサをフ
    レームに固定してなる輸送用冷凍ユニットにおいて、上
    記取付足の少なくとも1つを上記フレームに対してリジ
    ッドに固定するとともに上記取付足の少なくとも1つを
    上記フレームに対して防振支持したことを特徴とする輸
    送用冷凍ユニットにおけるコンプレッサの取付装置。
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