JPH064585U - コンテナ用冷凍装置 - Google Patents

コンテナ用冷凍装置

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JPH064585U
JPH064585U JP5042492U JP5042492U JPH064585U JP H064585 U JPH064585 U JP H064585U JP 5042492 U JP5042492 U JP 5042492U JP 5042492 U JP5042492 U JP 5042492U JP H064585 U JPH064585 U JP H064585U
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air
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thermometer
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光敏 須藤
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 温度計の挿入孔32をサンプリングポートと兼
用することによりコストダウンを図るとともにサンプリ
ングポートからの空気洩れを低減する。 【構成】 温度計の挿入孔32をその内端が空気流路16の
上流側に向かうように傾斜させるとともに空気流路16内
に突出して空気流の一部を挿入孔32へ導くガイド部材71
を挿入孔32の内端に接続する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案はコンテナ用冷凍装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のコンテナが図2に示され、直方体状のコンテナ1の一方の端壁2には冷 凍装置100 が組み付けられている。 コンテナ1の他方の端壁に設けられた図示しない扉からコンテナ1内に貨物を 収容し、冷凍装置100 を運転することによってコンテナ1内の庫内空気温度を− 30℃ないし+25℃の範囲内で任意に設定された温度に維持しながらコンテナ1を 船舶、トラック、鉄道車両等に搭載して運搬する。
【0003】 冷凍装置100 の略示的構成が図4に示され、(A) は正面図、(B) は(A) のB− B矢に沿う断面図、(C) は背面図である。 コンプレッサ3から吐出されたガス冷媒は水冷コンデンサ5又は空冷コンデン サ4に入り、ここで凝縮液化する。この液冷媒はドライヤ7、ストレーナ8を経 て電子膨張弁9に入り、ここで絞られることにより断熱膨張して気液二相の冷媒 となる。この冷媒はエバポレータ10に入り、ここでモータ11で駆動されるエバポ レータフアン12により送られる庫内空気を冷却することによって蒸発気化する。 そして、このガス冷媒はアキュムレ−タ13を経てコンプレッサ3に戻る。
【0004】 コンテナ1内の空気は、実線矢印で示すように、吸込口14から吸入室15に入り 、エバポレータフアン12によって付勢された後、エバポレータ10を流過する過程 で冷却され、空気流路16、吹出室18を経てコンテナ1内に戻る。
【0005】 空冷コンデンサ4を用いるときは、モータ17によってコンデンサフアン6を駆 動する。すると、外気が破線矢印で示すように、空冷コンデンサ4を流過する過 程でガス冷媒と熱交換することにより昇温した後、コンデンサフアン6により付 勢されて放出される。
【0006】 水冷コンデンサ5を用いるときは、冷却水入口19及び冷却水出口20に図示しな い給水管及び排出管を接続して、制水弁21を開とする。 すると、給水管から供給された冷却水が冷却水入口19から図示しない水配管を 経て水冷コンデンサ5内に入り、ここでガス冷媒と熱交換することにより昇温し た後、図示しない水配管、制水弁21を通り冷却水出口20から排出管を経て排出さ れる。
【0007】 エバポレータ10に結露したドレンはドレンパン22上に滴下し、ドレンパイプ23 を経てドレンポート24から排出される。
【0008】 なお、25はコントロールボックス、26はコンプレッサ3に液冷媒を噴射して冷 却するための液インジェクション用電磁弁、27は200 V級電源用プラグ、28は40 0 V級電源用のプラグ、29は電源トランス、30は庫内空気温度、即ち、エバポレ −タ10に吸込まれる空気の温度を検出するための温度センサ31のチエック用温度 計の挿入口、32はエバポレータ10から吹き出された空気の温度、即ち、コンテナ 1内に吹出される空気の温度を検出するための温度センサ33のチエック用温度計 の挿入口、34はエバポレータ10の出口の冷媒温度を検出するための出口温度セン サ、35は過熱防止センサ、36はコンプレッサ3の出口のガス冷媒の温度を検出す るための吐出管温度センサ、37は空冷コンデンサ4に流入する外気の温度を検出 するための外気温度センサ、38は吸入室15内の機器を点検するための点検蓋、39 は点検蓋38を着脱する際に用いる把手、40は換気装置である。
【0009】 41は内外仕切壁で、その全周に形成されたフランジによりコンテナ1の端壁2 に締結される。仕切壁41の下部中央には凹所42が形成され、この凹所42の内部に コンプレッサ3、空冷コンデンサ4、水冷コンデンサ5、コンデンサフアン6等 が据付られている。そして、この凹所42の上方に吸入室15が、両側に空気流路16 が、下側に吹出室18がそれぞれ形成されている。
【0010】 換気装置40の詳細が図3に示され、(A) は正面図、(B) は(A) のB−B矢に沿 う断面図である。 内外仕切壁41の外面に換気蓋50がボルト51、ナット52により回動可能に支持さ れ、この換気蓋51には2ケの排気穴52及び2ケの吸気穴53が穿設され、かつ、排 気穴52に近接して1ケのサンプリング穴54が穿設されている。そして、換気蓋50 の裏面にはガスケット55が接着されている。
【0011】 しかして、コンテナ1内を換気する場合には換気蓋50をボルト51まわりに回動 して、その排気穴52を排気通路56に、吸気穴53を吸気通路57に整合させると、庫 内空気がエバポレータ10の上流側から排気通路56、排気穴53を経て外部に排出さ れ、これと同時に新鮮な外気が吸気穴53、吸気通路57を通ってエバポレータ10の 下流側に吸入される。
【0012】 また、庫内空気をサンプリングする場合には、換気蓋50を回動してそのサンプ リング穴54を内外仕切壁41を貫通する図示しないサンプリングポートに整合させ ると、庫内空気がエバポレータ10の上流側からサンプリングポート及びサンプリ ング穴54を通って抽出される。なお、図3において、41A はアウタパネル、41B はインナーパネル、41c はこれらの間に充填された断熱材で、これらによって内 外切換壁41が構成される。58は排気筒、59は吸気筒で、それぞれ内外仕切壁41を 貫通し、その外端が下方に向かうように傾斜して取り付けられている。60は座、 61は金網で、排気筒58及び吸気筒59の外端開口に取り付けられている。
【0013】
【考案が解決しようとする課題】
上記従来の装置においては、サンプリングポートを閉塞する場合には、その外 端開口を換気蓋50によって掩蓋してガスケット55により空気洩れを防止している が、空気洩れを完全に遮断できないという不具合があった。
【0014】
【課題を解決するための手段】 本考案は、上記課題を解決するために提案されたものであって、その要旨とす るところは、空気流路を流過する空気の温度を検出するための温度センサのチエ ック用温度計の挿入孔を内外仕切壁を貫通して穿設してなるコンテナ用冷凍装置 において、上記温度計の挿入孔をその内端が空気流路の上流側に向かうように傾 斜させるとともに上記空気流路内に突出して空気流の一部を上記挿入孔へ導くガ イド部材を上記挿入孔の内端に接続することによって上記挿入孔をコンテナ内の 空気を抽出するためのサンプリングポートと兼用させたことを特徴とするコンテ ナ用冷凍装置にある。
【0015】
【作用】
本考案においては、上記構成を具えているため、温度計の挿入孔の外端を閉塞 する蓋を取り外せば、空気流路内を流れる空気流の一部がガイド部材によって挿 入孔内に導入され、挿入孔を通って外部に抽出される。
【0016】
【実施例】
本考案の1実施例が図1に示され、(A) は縦断面図、(B) は(A) のB−B矢に 沿う断面図である。 内外仕切壁41にはこれを貫通するように円筒70を埋設固定することによって温 度計の挿入孔32が構成されている。 この挿入孔32はその内端が空気流路16の上流に向かうように傾斜せしめられて いる。そして、この挿入孔32の内端にはこれと連続して空気流路16内に突出して 空気流路16内を流れる空気流の一部を挿入孔32に導くガイド部材71が設けられて いる。
【0017】 このガイド部材71は多孔板を有底円筒状に成形してなるプロテクタ75の外端下 部の複数の孔を閉塞することによって形成されている。
【0018】 温度センサ33をチエックする場合にはキャップ72に固定された温度計73を挿入 孔32内に挿入し、キャップ72を円筒70の外端外周に刻設された螺糸70A に螺入す ると、円筒70の外端がキャップ72の底に保持されたガスケット74に密接して挿入 孔32から空気が漏洩するのを阻止する。そして、温度計73の先端の感温部73A は プロテクタ75の奥に位置し、プロテクタ75の多数の穴を通って流過する空気流の 温度を検知する。
【0019】 庫内空気の状態をチェックする場合には、キャップ72を螺戻してキャップ72及 び温度計73を取り外す。すると、空気流路16内を流れる空気流の一部がガイド部 材71に衝突し、ガイド部材71に案内されて空気流の動圧により挿入孔32内に強制 的に導入され、挿入孔32内を円滑に流過して外部に抽出される。なお、サンプリ ング用チューブが固定されたキャップをキャップ72に代えて、円筒70の外端に螺 入しても良い。
【0020】 上記実施例においては、吹出空気温度を検出するための温度センサ33のチエッ ク用温度計の挿入孔32をサンプリングポートと兼用しているが、庫内空気温度を 検出するための温度センサ31のチエック用温度計31の挿入孔30をサンプリングポ ートと兼用させることができる。
【0021】
【考案の効果】
本考案においては、温度計の挿入孔をその内端が空気流路の上流側に向かうよ うに傾斜させるとともに空気流路内に突出して空気流の一部を挿入孔へ導くガイ ド部材を挿入孔の内端に接続したため、挿入孔の外端を閉塞している蓋を取り外 せば空気流路内を流れる空気流の一部がガイド部材に案内されて強制的に挿入孔 内に導入され、挿入孔を通って外部に抽出される。 かくして、温度計の挿入孔をサンプリングポートと兼用できるので、構造が簡 素化され、コストを低減できるのみならずサンプリングポートからの空気洩れを 確実に防止しうる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の1実施例を示し、(A) は縦断面図、
(B) は(A) のB−B矢に沿う断面図である。
【図2】従来のコンテナの斜視図である。
【図3】従来の換気装置を示し、(A) は正面図、(B) は
(A) のB−B矢に沿う断面図である。
【図4】従来のコンテナ用冷凍装置の略示的構成を示
し、(A) は正面図、(B) は(A) のB−B矢に沿う断面
図、(C) は背面図である。
【符号の説明】
16 空気流路 73 温度計 32 挿入孔 41 内外仕切壁 71 ガイド部材

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 空気流路を流過する空気の温度を検出す
    るための温度センサのチエック用温度計の挿入孔を内外
    仕切壁を貫通して穿設してなるコンテナ用冷凍装置にお
    いて、上記温度計の挿入孔をその内端が空気流路の上流
    側に向かうように傾斜させるとともに上記空気流路内に
    突出して空気流の一部を上記挿入孔へ導くガイド部材を
    上記挿入孔の内端に接続することによって上記挿入孔を
    コンテナ内の空気を抽出するためのサンプリングポート
    と兼用させたことを特徴とするコンテナ用冷凍装置。
JP5042492U 1992-06-26 1992-06-26 コンテナ用冷凍装置 Expired - Lifetime JP2534590Y2 (ja)

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JPH064585U true JPH064585U (ja) 1994-01-21
JP2534590Y2 JP2534590Y2 (ja) 1997-04-30

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