JPH0634260A - 冷凍ユニット - Google Patents

冷凍ユニット

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Publication number
JPH0634260A
JPH0634260A JP21234792A JP21234792A JPH0634260A JP H0634260 A JPH0634260 A JP H0634260A JP 21234792 A JP21234792 A JP 21234792A JP 21234792 A JP21234792 A JP 21234792A JP H0634260 A JPH0634260 A JP H0634260A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
drain
receiving surface
drain receiving
drain pan
evaporator
Prior art date
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Pending
Application number
JP21234792A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshio Yamashita
敏雄 山下
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Heavy Industries Ltd filed Critical Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority to JP21234792A priority Critical patent/JPH0634260A/ja
Publication of JPH0634260A publication Critical patent/JPH0634260A/ja
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  • Removal Of Water From Condensation And Defrosting (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 エバポレ−タ10からドレンパン22に滴下した
ドレンがドレン受面22aを流下する過程で氷結するのを
防止する。 【構成】 ドレンパン22を樹脂製とし、そのドレン受面
22a を左右及び前後に傾斜させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はコンテナ等の冷凍ユニッ
トに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のコンテナが図2に示されている。
コンテナ1は直方体状をなし、その一方の端壁2には冷
凍ユニット100 が組み付けられている。コンテナ1の他
方の端壁に設けられた図示しない扉からコンテナ1内に
貨物を収容し、冷凍ユニット100 を運転することによっ
てコンテナ1内の庫内空気温度を−30℃ないし+25℃の
範囲内で任意に設定された温度に維持しながらコンテナ
1を船舶、トラック、鉄道車両等に搭載して運搬する。
【0003】冷凍ユニット100 の略示的構成が図3に示
され、(A) は正面図、(B) は(A) のB−B矢に沿う断面
図、(C) は背面図である。コンプレッサ3から吐出され
たガス冷媒は水冷コンデンサ5又は空冷コンデンサ4に
入りここで凝縮液化する。この液冷媒はドライヤ7、ス
トレーナ8を経て電子膨張弁9に入り、ここで絞られる
ことにより断熱膨張して気液二相の冷媒となる。この冷
媒はエバポレータ10に入り、ここでモータ11により駆動
されるエバポレータフアン12から送風される庫内空気を
冷却することによって蒸発気化する。そして、このガス
冷媒はアキュムレ−タ13を経てコンプレッサ3に戻る。
【0004】コンテナ1内の庫内空気は、実線矢印で示
すように、吸込口14からエバポレータセクション15に入
ってエバポレータフアン12によって付勢され、エバポレ
ータ10を流過する過程で冷却された後、風路16、吹出室
18を経てコンテナ1内に戻り、多数のTレール43の間隙
から吹き出される。
【0005】空冷コンデンサ4を用いるときは、モータ
17によりコンデンサフアン6を駆動する。すると、外気
が、破線矢印で示すように、空冷コンデンサ4を流過す
る過程でガス冷媒と熱交換することにより昇温した後、
コンデンサフアン6により付勢されて放出される。
【0006】水冷コンデンサ5を用いるときは、冷却水
入口19及び冷却水出口20に図示しない給水管及び排水管
を接続して制水弁21を開とする。すると、給水管から供
給された冷却水が冷却水入口19から図示しない水配管を
経て水冷コンデンサ5内に入り、ここでガス冷媒と熱交
換することにより昇温した後、図示しない水配管、制水
弁21を通り冷却水出口20から排水管を経て排出される。
【0007】エバポレータ10に結露したドレンはドレン
パン22上に滴下し、ドレンホース23を経てドレンポート
24から排出される。
【0008】41は断熱材からなる内外仕切壁で、その全
周に形成されたフランジによりコンテナ1の端壁2に締
結される。この断熱壁41の外側にはその下部中央にコン
デンサセクション42が形成され、内外仕切壁41の内側に
はコンデンサセクション42の上側にエバポレ−タセクシ
ョン15が、両側に風路16が、下部に吹出室18がそれぞれ
形成されている。エバポレータセクション15内にはエバ
ポレータ10、エバポレータフアン12等が据え付けられて
いる。コンデンサセクション42内にはコンプレッサ3、
空冷コンデンサ4、コンデンサフアン6等が据え付けら
れている。
【0009】なお、25はコントロールボックス、26はコ
ンプレッサ3内に液冷媒を噴射して冷却するための液イ
ンジェクション用電磁弁、27は 200V級電源用プラグ、
28は400V級電源用プラグ、29は電源トランス、31はエ
バポレータ10に吸い込まれる庫内空気の温度を検出する
ための吸込空気温度センサ、30はこの温度センサ31のチ
ェック用温度計の挿入口、33はエバポレータ10から吹き
出された空気の温度を検出するための吹出空気温度セン
サ、32はこの温度センサ33のチェック用温度計の挿入
口、34はエバポレータ10の冷媒出口温度を検出するため
の出口温度センサ、35は過熱防止センサ、36はコンプレ
ッサ3の吐出管の温度を検出するための吐出管温度セン
サ、37は空冷コンデンサ4に流入する外気の温度を検出
するための外気温度センサ、38はエバポレ−タセクショ
ン15内の機器を点検するための点検蓋、39は点検蓋38を
着脱する際に用いる把手、40は換気装置である。
【0010】ドレンパン22は金属製で、図3(B) 及び図
4に示すように、内外仕切壁41の凹所42の屋根を形成す
る部分の上に設置され、そのドレン受面22a は左右にの
み5〜10°傾斜せしめられていた。そして、ドレン受面
22a の左右両側に形成された溝22b にドレンホース23が
接続されていた。
【発明が解決しようとする課題】
【0011】上記従来の冷凍ユニットにおいては、庫内
空気温度が0℃以下のとき、エバポレータ10の表面に結
露したドレンがドレンパン22のドレン受面22a に滴下す
ると、ドレンパン22は金属製で熱容量が大きく、また、
ドレン受面22a は左右方向にのみ緩く傾斜しているの
で、ドレン受面22a 上を流過する過程で氷結してしまう
という不具合があった。
【0012】これに対処するため、ドレン受面22a の傾
斜を大きくすることが提案されたが、これは左右方向に
長いドレンパン22の占める上下方向スペースが大きくな
り、上下寸法に制約あるこの種冷凍ユニットでは採用す
ることはできない。
【0013】そこで、ドレン受面22a 上に電気ヒータを
付設してこれに通電することによって氷結を防止してい
たが、電気ヒータ及びこれに通電するためのコストが嵩
むのみならずヒータからの放熱によって庫内空気が加熱
器されるため冷凍ユニットの駆動動力が増加するという
不具合があった。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するために発明されたものであって、その要旨とすると
ころは、空気を冷却するためのエバポレータの下方にこ
れから滴下するドレンを受け入れるドレンパンを配設し
てなる冷凍ユニットにおいて、上記ドレンパンを樹脂製
とし、そのドレン受面を左右及び前後に傾斜させたこと
を特徴とする冷凍ユニットにある。
【0015】上記ドレン受面の最低位置にドレンホース
を接続することができる。
【0016】
【作用】本発明においては、上記構成を具えているた
め、エバポレータから滴下したドレンはドレンパンに入
りそのドレン受面上を迅速に流下してドレンホースを経
て排出される。
【0017】
【実施例】本発明の1実施例が図1に示され、(A) は断
面図、(B) は(A) のB−B矢に沿う断面図である。ドレ
ンパン22はプラスチック、FRP 等の樹脂製とされ、その
ドレン受面22a は左右方向に5〜10°傾斜するとともに
前後方向に約30°傾斜せしめられている。そして、ドレ
ン受面22a の最低位置、即ち、左右後部の角隅部にドレ
ンホース23が接続されている。そして、ドレン受面22a
に電気ヒータは設けられていない。他の構成は図2ない
し図4に示す従来のものと同様であり、対応する部材に
は同じ符号が付されている。
【0018】しかして、庫内空気が0℃以下のとき、エ
バポレータ10からドレンパン22のドレン受面22a に滴下
したドレンはドレン受面22a が急傾斜しており、かつ、
ドレンパン22が樹脂製で熱容量が少ないため、氷結する
ことなくドレン受面22a 上を迅速に流下してドレンホー
ス23を通って排出される。
【0019】
【発明の効果】本発明においては、ドレンパンを樹脂製
とし、そのドレン受面を左右及び前後に傾斜させたた
め、エバポレータから滴下したドレンはドレンパンに入
り、そのドレン受面上を迅速に流下して排出されるの
で、ドレンがドレン受面上に氷結することはない。この
結果、ドレンパンの上下方向スペースが拡大することは
なく、また、ヒータの設備費及び運転に要するコストを
低減できるとともに冷凍ユニットの駆動動力を節減でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1実施例を示し、(A) は図4に対応す
る断面図、(B) は(A) のB−B矢に沿う断面図である。
【図2】従来のコンテナの略示的斜視図である。
【図3】従来の冷凍ユニットの略示的構成を示し、(A)
は正面図、(B) は(A) のB−B矢に沿う断面図、(C) は
背面図である。
【図4】図3(B) のD−D矢に沿う断面図である。
【符号の説明】
10 エバポレ−タ 22 ドレンパン 22a ドレン受面 23 ドレンホース

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 空気を冷却するためのエバポレータの下
    方にこれから滴下するドレンを受け入れるドレンパンを
    配設してなる冷凍ユニットにおいて、上記ドレンパンを
    樹脂製とし、そのドレン受面を左右及び前後に傾斜させ
    たことを特徴とする冷凍ユニット。
  2. 【請求項2】 上記ドレン受面の最低位置にドレンホー
    スを接続したことを特徴とする請求項1記載の冷凍ユニ
    ット
JP21234792A 1992-07-17 1992-07-17 冷凍ユニット Pending JPH0634260A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21234792A JPH0634260A (ja) 1992-07-17 1992-07-17 冷凍ユニット

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21234792A JPH0634260A (ja) 1992-07-17 1992-07-17 冷凍ユニット

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0634260A true JPH0634260A (ja) 1994-02-08

Family

ID=16621037

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP21234792A Pending JPH0634260A (ja) 1992-07-17 1992-07-17 冷凍ユニット

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JP (1) JPH0634260A (ja)

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19990525