JPH0658438A - ハウジングの外側に配置された駆動装置を有する管切換装置 - Google Patents

ハウジングの外側に配置された駆動装置を有する管切換装置

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JPH0658438A
JPH0658438A JP4098267A JP9826792A JPH0658438A JP H0658438 A JPH0658438 A JP H0658438A JP 4098267 A JP4098267 A JP 4098267A JP 9826792 A JP9826792 A JP 9826792A JP H0658438 A JPH0658438 A JP H0658438A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 自由に突出する可動部品がなくかつ側面蓋を
迅速な掃除のために迅速にしかも簡単に取り外すことが
できる、ばら荷を空気圧で搬送する設備のための管切換
装置を提供する。 【構成】 ハウジング(1) には、第一の接続部と、これ
と一直線の第二の接続部と、この接続部と角度をなす第
三の接続部とがある。ハウジング内には、その側面蓋
(6,7) に支承されたコック栓(4) がある。コック栓は、
作動シリンダ(12)により回転されて一方の端部位置で第
一と第二の接続部および他方の端部位置で第一と第三の
接続部をそれぞれ接続する流路を有する。作動シリンダ
は、枢軸(8)が通って案内される側面蓋(7) と連結さ
れ、この側面蓋、枢軸(8) 、レバーおよびピストンロッ
ド(12a) の端部は、側面蓋(7) と一体の壁(7a)を有する
室により囲まれ、この室は蓋(15)により閉じられてい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、請求項１の上位概念に
記載された特徴を有する管切換装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】そのような管切換装置は、こちら側の明
白な以前の利用により知られている。管切換装置の両方
の側面蓋はハウジングを越えて突出する完全に等しい継
手板を有し、これらの継手板は作動シリンダのための二
股状の保持部を形成し、作動シリンダのピストンロッド
は自由に存在する駆動レバーの曲がった端部に係合して
いる。ハウジングの側面蓋には、端部位置スイッチが取
りつけられており、これらのスイッチはレバーに形成さ
れたカムを介して作動される。事故防止の観点の下でも
安全作動の点からも、突出する上記の部品の自由に存在
する配置は不都合である。そのほか、対応する側面蓋に
取りつけられた部品によりその分解がさらに困難になる
が、その分解は他方では管切換装置を掃除するためにし
ばしば必要である。周知の管切換装置の欠点は、圧縮空
気領域および駆動装置を管切換装置内部空間からそれと
共に製品や搬送媒体から厳格に分離することにある。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】それ故、本発明は、自
由に突出する可動部品が全くなくかつ側面蓋を迅速掃除
の目的のために迅速にかつ簡単に取り外すことができ
る、冒頭に述べた種類の管切換装置を創造することを課
題の基礎とする。
【０００４】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に、本発明による管切換装置では、作動シリンダは、枢
軸が通って案内されるその側面蓋と連結され、この側面
蓋、枢軸、レバーおよびピストンロッドの端部が、側面
蓋と一体の壁を有する室により囲まれ、この室は蓋によ
り閉鎖されていることを特徴とする。
【０００５】この解決では、完全な駆動装置が側面蓋に
配置されているので、迅速な掃除のためには、相対する
側面蓋とハウジングのねじ止めをゆるめるだけでよい。
その上、これらの側面蓋はハウジングと工具なしでゆる
めることができるように結合することもできる。さら
に、全ての駆動部品に接触しないようにも汚して台無し
にしないようにも保護されている。
【０００６】請求項２に記載された最も好都合な実施形
態には、管切換装置の駆動側を関連する側面蓋の簡単な
交換によりいつでも変えることができる利点がある。こ
の場合、コック栓はその作用側に予め与えられた取付け
位置に留まったままである。さらに、連行板とコック栓
の間に連行結合部を適当に形成することにより、両方の
可能な駆動側のために接続部に対する駆動シリンダの位
置を変えることもでき、しかも作動シリンダを担持する
側面蓋をハウジングと所望の角度だけずらしてねじ止め
することにより作動シリンダの位置を変えることができ
る。
【０００７】管切換装置のさらに有利な実施形態は、請
求項３と４に記載されている。
【０００８】
【実施例】以下、本発明を図面に示す実施例により詳細
に説明する。図１および２に再現された管切換装置はほ
ぼ丸いハウジング1 からなり、このハウジングの周囲に
設けられた三つのほぼＹ形の接続部1a、1bおよび1cを有
し、そのうち第一の接続部1aと第二の接続部1bは、ハウ
ジング1 の幾何学的中心に対してずらして走っている共
通の中心軸線を有する。
【０００９】ハウジング1 は、好ましくはアルミニュウ
ム鋳物からなるコック栓4 を含む。このコック栓4 は、
第一の接続部1aを第二の接続部1bと連結するための第一
の流路4.1 ( 図2 参照) と、第一の接続部1aを第三の接
続部1cと連結するための第二の流路4.2 とを有する。さ
らに、コック栓4 は二つの中心枢軸4.3 と4.4 を有す
る。中心枢軸4.3 で、コック栓4 はブッシュ5 を介して
ハウジング1 の後方の側面蓋6 に回転可能に支承されて
いる。これに対して、他方の中心枢軸4.4 は直接ハウジ
ング1 の前方側面蓋7 に支承されないで、枢軸8 の孔8.
1 に収容されており、この枢軸8 は、前方の側面蓋7 と
コック栓4 の対応する側面との間に配置された連行板8.
2 と一体である。この連行板8.2 は、コック栓4 の対応
する孔4.5に係合する二つの連行ピン9aと9bを介してこ
のコック栓と摩擦型連結（力が摩擦により伝達される連
結）で連結されている。
【００１０】枢軸8 は前方の側面蓋7 にブッシュ10を介
して回転可能に支承されかつこの側面蓋7 を貫通して案
内されている。枢軸8 の突出部分は、コック栓4 の駆動
ピンである。この駆動ピンは割りチャック11a として形
成されたレバー11の端部により囲まれており、このレバ
ー11の他端には、複動式作動シリンダ12のピストンロッ
ド12a がヒンジ部片13を介して係合している。作動シリ
ンダ12により、コック栓4 は、それに応じて図2 と図3
に示した位置の間を揺動可能である。その都度の端部位
置では、レバーが対応する端部位置スイッチ14a または
14b を作動させる。
【００１１】駆動装置の全ての可動部品ならびに端部位
置スイッチ14a と14b は、側面蓋7の外面、ぐるりと回
っている室壁7aおよび蓋15により形成される室に存在し
ている。ハウジング1 の側面蓋7 は通例鋳物であるの
で、室壁7aをこの側面蓋7 と一体に製造するのが最も簡
単である。この室壁7aに、作動シリンダ12が管状のアダ
プター片12b を介して固定されている。しかしながら、
本発明の範囲において、作動シリンダ12が側面蓋7 に間
接または直接に固定されることはあまり重要なことでは
ない。側面蓋7 をハウジング1 と相応して角度的にずら
してねじ止めすることにより、接続部1aと1bの配向に対
して作動シリンダ12の図示した位置以外も実現すること
もできる。しかしながら、なかんずくコック栓4 の駆動
側を変えることができ、しかも所属の部品を含めて側面
蓋6 と7 の簡単な交換により変えることができる。これ
には、後方の側面蓋6 とコック栓4 の対応する面との間
に配置された、中心枢軸4.3 を囲むスペーサデスク16も
所属し、スペーサデスク16の厚さは、駆動側の交換のと
きにコック栓4 の流路4.1 および4.2 とハウジング1の
接続部1a〜1cとの一直線の並びが変わらないように、連
行板8.2 の厚さと同じである。別の前提は、連行板8.2
と摩擦型連結のためにコック栓4 の両方の側面を同じよ
うに形成することである。実施例では、これは関連する
連行部材孔9aを収容するための孔4.5 である。
【００１２】
【発明の効果】以上、述べたように、本発明によれば、
完全な駆動装置が側面蓋に配置されているので、迅速な
掃除のためには、相対する側面蓋とハウジングのねじ止
めをゆるめるだけでよい。その上、これらの側面蓋はハ
ウジングと工具なしでゆるめることができるように結合
することもできる。さらに、全ての駆動部品に接触しな
いようにも汚して台無しにしないようにも保護されてい
る。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明による管切換装置の一実施例の縦断面図
である。
【図２】コック栓が第一の位置にある、部分的に破断し
た側面蓋を有する管切換装置の駆動側の側面図である。
【図３】コック栓が第二の位置にある同様な側面図であ
る。
【符号の説明】
1 ハウジング 1a 第一の接続部 1b 第二の接続部 1c 第三の接続部 4 コック栓 4.1,4.2 流路 4.3,4.4 中心枢軸 6,7 側面蓋 7a 壁 8 枢軸 8.1 孔 8.2 連行板 9a,9b 連行ピン 11 レバー 11a 他端 12 作動シリンダ 12a ピストンロッド 15 蓋
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 マルテイン・フランク ドイツ連邦共和国、ラーフエンスブルク 19、フヒテンウエーク、２

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】 ばら荷を空気圧で搬送する設備のための
    管切換装置であって、第一の接続部(1a)と、これと同軸
    に一直線に並ぶ第二の接続部(1b)と、第二の接続部の軸
    線と90°より小さい角度をなす軸線を有する第三の接続
    部(1c)とを有するハウジング(1) からなり、ハウジング
    は、中心枢軸(4.3,4.4) を介してハウジング(1) の側面
    蓋(6,7) に支承されたコック栓(4) を有し、このコック
    栓は二つの流路(4.1,4.2) を有し、そのうち第一の流路
    はコック栓の第一の位置で第一の接続部を第二の接続部
    と接続しかつ第二の流路がコック栓の第二の位置で第一
    の接続部を第三の接続部と接続し、ならびにハウジング
    は、その外側に配置された複動式の作動シリンダ(12)を
    有し、作動シリンダのピストンロッド端部がレバー(11)
    の一端と枢着され、その他端(11a) は、側面蓋（7)を通
    って案内されかつこれに回転可能に支承された枢軸(8)
    と相対回転しないように結合され、その枢軸(8) はコッ
    ク栓(4) の同じ側の中心枢軸(4.4) を収容するための孔
    (8.1) を有しかつコック栓の同じ側の側面とこの側面蓋
    との間に存在する連行板(8.2) と一体であり、この連行
    板は連行ピン(9a,9b) を介してコック栓と摩擦型連結に
    より結合されている管切換装置において、作動シリンダ
    (12)が、枢軸(8) が通って案内されるその側面蓋(7) と
    連結され、この側面蓋(7) 、枢軸(8) 、レバー(11)およ
    びピストンロッド(12a) の端部が、側面蓋(7) と一体の
    壁(7a)を有する室により囲まれ、この室は蓋(15)により
    閉鎖されていることを特徴とする管切換装置。
  2. 【請求項２】 コック栓(4) の両方の側面が連行板(8.
    2) と摩擦型連結するために同じように形成され、連行
    板(8.2) と反対側に向けられたコック栓(4) の側面と、
    同じ側の側面蓋(6) との間に連行板(8.2) と同じ厚さの
    スペーサデスク(16)が設けられていることを特徴とする
    請求項１の管切換装置。
  3. 【請求項３】 前記室には、レバー(11)の両方の端部位
    置のためのストッパー(17a,17b) ならびに対応する端部
    位置スイッチ(14a,14b) が配置されていることを特徴と
    する請求項１または２の管切換装置。
  4. 【請求項４】 作動シリンダ(12)が室の壁(7a)に取りつ
    けられていることを特徴とする請求項１から３までのう
    ちのいずれか一つの管切換装置。
JP04098267A 1991-04-19 1992-04-17 ハウジングの外側に配置された駆動装置を有する管切換装置 Expired - Fee Related JP3140547B2 (ja)

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