JPH0657921B2 - 仮設軌条締結方法及びその装置 - Google Patents

仮設軌条締結方法及びその装置

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JPH0657921B2
JPH0657921B2 JP3487888A JP3487888A JPH0657921B2 JP H0657921 B2 JPH0657921 B2 JP H0657921B2 JP 3487888 A JP3487888 A JP 3487888A JP 3487888 A JP3487888 A JP 3487888A JP H0657921 B2 JPH0657921 B2 JP H0657921B2
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temporary rail
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Inventor
正一郎 尾辻
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ブルマン株式会社
有限会社日幸開発
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【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本発明は仮設軌条締結方法及びその装置に関するもので
ある。
「従来の技術」 従来建設現場に設ける軌条はH型鋼枕木上に直角に載せ
られ互に直交する軌条脚部と枕木上部フランジとを溶接
し、又はボルトBで直接穿孔締付けて固定し、或は第1
4図に示される押えバネ板Aを介して支持したため、敷
設作業及び撤去作業に多大の労力と時間を要し、溶断、
ボルト孔等の傷を多発し、用材の損失が生じる問題点が
あった。
「発明が解決しようとする課題」 本発明はH型鋼製枕木上にこれと直交する仮設軌条を速
やかに固定し、又分離することのできる方法及びその装
置を得ることを目的とするものである。
「課題を解決するための手段」 上記の目的を達成するため本発明は 上部にフランジを設けてなる形鋼製枕木上に軌条を交差
させて載置し、本体の上下に横向突出部を設けてなる金
具の該突出部を上記フランジの上下に配置し、上部横向
突出部に貫設したボルトを螺進させて該ボルトの下端に
形成された∧形刃と下部横向突出部とにより上記フラン
ジを挾圧し、かつ該ボルトの下端部に形成した下向段面
により上記軌条の脚部の上面を上記フランジの上面に押
圧することを特徴とする仮設軌条締結方法よりなる第1
の発明 上記ボルトの下端部に形成した横向段面により上記脚部
の縁部側面を軌条と直角方向に支持する第1の発明記載
の仮設軌条締結方法よりなる第2の発明 下向段面が上記ボルトに螺合させたナットの下面によっ
て形成され該下向段面により押圧する第1の発明記載の
仮設軌条締結方法よりなる第3の発明 下部横向突出部に貫設したボルトの上端に形成された∧
形刃を介して上記フランジを挾圧する第1の発明記載の
仮設軌条締結方法よりなる第4の発明 下向段面に形成した∧形刃を介して上記脚部の上面を押
圧する第1の発明記載の仮設軌条締結方法よりなる第5
の発明 ボルトの下端の∧形刃が上記フランジの上面中央部を押
圧し、下部横向突出部が上記フランジの両側下面を支持
して該フランジを挾圧する第1の発明記載の仮設軌条締
結方法よりなる第6の発明 板バネ座金を介して下向段面によって上記脚部の上面を
押圧する第1の発明記載の仮設軌条締結方法よりなる第
7の発明 本体の上下に横向突出部を設けて金具を形成し、上部横
向突出部に穿設した螺孔にボルトを螺合し、該ボルトの
下端部に軌条の一側脚部上面押圧用の下向段面及び横向
段面を形成し、下端面に∧形刃を突出してなる仮設軌条
締結装置よりなる第8の発明 複数個の上記金具の下部横向突出部を連杆で一体に接続
した第8の発明記載の仮設軌条締結装置よりなる第9の
発明 下部横向突出部を延長し延長端に軌条の他側脚部上面押
え用の鉤部を形成してなる第8の発明記載の仮設軌条締
結装置よりなる第10の発明 下部横向突出部の穿設した螺孔にボルトを螺合し、該ボ
ルトの上端面に∧形刃を突設し上部横向突出部の上記∧
形刃と対向させてなる第8の発明記載の仮設軌条締結装
置よりなる第11の発明 下向段面を上記ボルトに螺合させたナットの下面によっ
て形成してなる第8の発明記載の仮設軌条締結装置より
なる第12の発明 下向段面に∧形刃を形成してなる第8の発明記載の仮設
軌条締結装置よりなる第13の発明 板バネ座金に穿設した透孔に横向段面部分を挿通し該座
金によって下向段面を支持してなる第8の発明記載の仮
設軌条締結装置よりなる第14の発明 ∧形刃が環状である第8の発明記載の仮設軌条締結装置
よりなる第15の発明 ∧形刃が錐状である第8の発明記載の仮設軌条締結装置
よりなる第16の発明 によって構成される。
「作用」 従って金具5は下部横向突出部5′と∧形刃7とによっ
てフランジ3に挾圧固定され、その状態において、下向
段面8とフランジ3の上面との間に軌条2の一側の脚部
4が挾圧固定されるため上記枕木1と軌条2とは締結さ
れる。
この状態において、ボルト6の下端部の横向段面9は脚
部4の縁部側面10に接し脚部4の横方向摺動を阻止す
る。
ボルト6の下端の∧形刃7をフランジ3の上面に食い込
ませた後ナット8′を回動して該ナット8′の下面によ
って形成される下向段面8を脚部4の上面に押圧して該
脚部4をフランジ3上面に挾持するものである。
下部横向突出部5′に貫設したボルト6を上向に螺進し
上端の∧形刃7をフランジ3の下面に食い込ませて該フ
ランジ3を挾圧するものである。
上記下向段面8に形成した∧形刃7が脚部4の上面に食
い込み軌条2は長手方向への摺動が止められる。
ボルト6の下端の∧形刃7が上記フランジ3の上面中央
部に食い込み、該中央部において下向段面8が脚部4の
上面を押圧し、かつ下部横向突出部5′、5′が該フラ
ンジ3の両側下面に圧着する。
板バネ座金12の弾力性によりボルト6の弛緩を抑制す
る。
下部横向突出部5′の延長端の鉤部11で他側の脚部4
の上面を押え、該脚部4の他側は鉤部11とフランジ3
との間に挾圧される。
「実施例」 本体5の上下に横向突出部5′、5″を設けてなる金
具5を形成し、上記横向突出部5″に穿設した螺孔6′
に下向にボルト6を螺合する。該ボルト6の下端部には
縮径突起14(第5図参照)を設け、境界部に下向断面
8及び横向段面9を形成する。そして上記縮径突起14
の下端面には中心線の回りに環状又は錐状の∧形刃7を
設けるものである(第7図)。横向段面9の高さは軌条
2の脚部4の縁部側面10の高さに等しく又は若干大に
形成される(第1図、第9図、第13図)。下部横向突
出部5′は第2図に示すように延長して延長端に軌条2
の他側脚部4の上面を押えるための鉤部11を形成し、
第3図に示すように複数の金具5、5の下部横向突出部
5′、5′を連杆13で1体に接続することができる。
又第8図に示すように下部横向突出部5′に穿設した螺
孔6′にボルト6を上向に螺合し、該ボルト6の上端面
に∧形刃7を突設して上記横向突出部5″の下端部の上
記∧形刃7と対向させることができフランジ3の挾持固
定力を強化する。第9図では上記ボルト6に螺合させた
ナット8′の下面によって下向段面8が形成され横向段
面9の高さを調節することができる。下向段面8には第
10図に示すように中心線の回りに円形∧形刃8″が設
けられ、これによって脚部4の上面に食い込ませて軌条
2の長手方向摺動を防止し得る。又第13図に示すよう
に板バネ座金12に透孔12′を穿設してこれに縮径突
起14を挿入し、下向段面8で該座金12を押圧し該座
金12をフランジ3の上面と脚部4の上面とに架設する
ことによって該脚部4を該座金12によってフランジ3
上面に挾持し、板バネ座金12の弾力を脚部4にかけ
る。又第11図及び第12図に示すように金具5の上部
横向突出部5″の螺孔6′をフランジ3の中央部に配置
し下部横向突出部5′、5′を該フランジ3の両側下面
に支持することができる。第14図中Aは従来の押えバ
ネ板、Bは縫合ボルトである。
「効果」 本発明は上述の方法及び装置によったので金具5を枕木
1の上部フランジ3にボルト6の螺進及び∧形刃7の食
い込みによって挾圧固定し、その状態において枕木1上
の軌条2の脚部4を上記下向断面8とフランジ3の上面
との間に簡便に挾持及び分離することができ、枕木1と
軌条2との溶接、ボルト接合等による損傷を防止し反復
使用に供し得る効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の仮設軌条締結方法を示す側面図、第2
図は装置の他例の側面図、第3図は第2図の他例の側面
図、第4図は第2図及び第3図を右方から見た正面図、
第5図はボルトの下端部の拡大図、第6図はボルトの正
面図、第7図はボルトの底面図、第8図は第1図の他の
実施例の側面図、第9図はナットによる下向段面の側面
図、第10図は第1図の他の実施例の拡大側面図、第1
1図はフランジの中央にボルトを設けた状態の側面図、
第12図は第11図を右方から見た切欠正面図、第13
図は板バネ座金による実施状態の側面図、第14図は従
来の枕木、軌条の締結状態図である。 1…形鋼製枕木、2…軌条、3…フランジ、4…脚部、
5…本体、5′、5″…上下横向突出部、5…金具、
6…ボルト、6′…螺孔、7、8″…∧形刃、8…下向
段面、9…横向段面、10…縁部側面、8′…ナット、
11…鉤部、12…板バネ座金、12′…透孔、13…
連杆。

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】上部にフランジを設けてなる形鋼製枕木上
    に軌条を交差させて載置し、本体の上下に横向突出部を
    設けてなる金具の該突出部を上記フランジの上下に配置
    し、上部横向突出部に貫設したボルトを螺進させて該ボ
    ルトの下端に形成された∧形刃と下部横向突出部とによ
    り上記フランジを挾圧し、かつ該ボルトの下端部に形成
    した下向段面により上記軌条の脚部の上面を上記フラン
    ジの上面に押圧することを特徴とする仮設軌条締結方
    法。
  2. 【請求項2】上記ボルトの下端部に形成した横向段面に
    より上記脚部の縁部側面を軌条と直角方向に支持する請
    求項1記載の仮設軌条締結方法。
  3. 【請求項3】下向段面が上記ボルトに螺合させたナット
    の下面によって形成され該下向段面により押圧する請求
    項1記載の仮設軌条締結方法。
  4. 【請求項4】下部横向突出部に貫設したボルトの上端に
    形成された∧形刃を介して上記フランジを挾圧する請求
    項1記載の仮設軌条締結方法。
  5. 【請求項5】下向段面に形成した∧形刃を介して上記脚
    部の上面を押圧する請求項1記載の仮設軌条締結方法。
  6. 【請求項6】ボルトの下端の∧形刃が上記フランジの上
    面中央部を押圧し、下部横向突出部が上記フランジの両
    側下面を支持して該フランジを挾圧する請求項1記載の
    仮設軌条締結方法。
  7. 【請求項7】板バネ座金を介して下向段面によって上記
    脚部の上面を押圧する請求項1記載の仮設軌条締結方
    法。
  8. 【請求項8】本体の上下に横向突出部を設けて金具を形
    成し、上部横向突出部に穿設した螺孔にボルトを螺合
    し、該ボルトの下端部に軌条の一側脚部上面押圧用の下
    向段面及び横向段面を形成し、下端面に∧形刃を突設し
    てなる仮設軌条締結装置。
  9. 【請求項9】複数個の上記金具の下部横向突出部を連杆
    で1体に接続した請求項8記載の仮設軌条締結装置。
  10. 【請求項10】下部横向突出部を延長し延長端に軌条の
    他側脚部上面押え用の鉤部を形成してなる請求項8記載
    の仮設軌条締結装置。
  11. 【請求項11】下部横向突出部に穿設した螺孔にボルト
    を螺合し、該ボルトの上端面に∧形刃を突設し上部横向
    突出部の上記∧形刃と対向させてなる請求項8記載の仮
    設軌条締結装置。
  12. 【請求項12】下向段面を上記ボルトに螺合させたナッ
    トの下面によって形成してなる請求項8記載の仮設軌条
    締結装置。
  13. 【請求項13】下向段面に∧形刃を形成してなる請求項
    8記載の仮設軌条締結装置。
  14. 【請求項14】板バネ座金に穿設した透孔に横向段面部
    分を挿通し該座金によって下向段面を支持してなる請求
    項8記載の仮設軌条締結装置。
  15. 【請求項15】∧形刃が環状である請求項8記載の仮設
    軌条締結装置。
  16. 【請求項16】∧形刃が錐状である請求項8記載の仮設
    軌条締結装置。
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FR2865745B1 (fr) * 2004-02-02 2006-03-03 Europ De Travaux Ferroviaires Dispositif pour maintenir les rails de chemin de fer lateralement
JP6068960B2 (ja) * 2012-04-27 2017-01-25 有限会社日幸開発 主筋と帯板の接合構造、接合法、取付工具
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