JP2019090283A - レール締結装置 - Google Patents
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Abstract
Description
なお、この発明の実施形態に対応する符号を付して説明するが、この実施形態に限定するものではない。
請求項1の発明は、図1〜図5及び図8に示すように、レール(2)を支持する支承体(3)とこのレールとの間に挿入される挿入部材(9)に、このレールを締結するレール締結装置であって、隣接するレール同士の間隔が狭くなる狭隘部(N1〜N4)で、前記レールの底部上面(2g)を押さえ付ける座金(14)を備え、前記座金は、前記狭隘部のレールを上下方向に着脱可能なように、前記挿入部材に着脱自在に固定されることを特徴とするレール締結装置(8)である。
図1、図3及び図4に示す車輪1は、レール2と回転接触する部材である。車輪1は、レール頭部2aの頭頂面2dと接触して摩擦抵抗を受ける踏面1aと、脱輪を防止するために車輪1の外周部に連続して形成されたフランジ面1bなどを備えている。
図1に示す分岐器3の狭隘部N1のレール2を交換するときには、この狭隘部N1の分岐タイプレート9からレール2を取り外す必要がある。この場合には、図2〜図5に示す締結部材13の締結ナット13bを作業者が緩めて、締結ナット13b及び座金11,13c,13dを締結ボルト13aから作業者が取り外す。同様に、締結部材15の締結ナット15bを作業者が緩めて、締結ナット15b及び座金15cを締結ボルト15aから作業者が取り外した後に、分岐タイプレート9の座金固定部9cから座金14を作業者が取り外す。その結果、レール底部2bの底部上面2gから座金11,14の押さえ部11a,14aが離れて、分岐タイプレート9からレール2が締結解除される。この状態で、レール交換作業時に使用されるレール山越器を作業者が軌道を跨ぐように設置し、このレール山越器に装着されたレール巻上器によってレール2が吊り上げられて、分岐タイプレート9の座面9aからレール2が取り外される。図9〜図11に示す従来のレール締結装置108の引っ掛け部114に代えて、図2〜図5に示すレール締結装置8が着脱自在の座金14を備えているため、図8に示すようにレール2の上方への移動に支障となる座金11,14が取り外せる。このため、図12に示すように、レール2を横方向に一旦ずらしてから上方に移動させたり、図13に示すようにレール2の姿勢を一旦斜めにしてから上方に移動させたりする作業が不要になる。
(1) この実施形態では、隣接するレール2同士の間隔が狭くなる狭隘部N1で、レール2の底部上面2gを座金14が押さえ付け、この狭隘部N1のレール2を上下方向に着脱可能なように、分岐タイプレート9にこの座金14が着脱自在に固定される。また、この実施形態では、隣接するレール同士の間隔が狭くなる狭隘部N1の外側でレール2の底部上面2gを座金11が押さえ付けるとともに、この狭隘部N1の内側でレール2の底部上面2gを座金14が押さえ付けており、この狭隘部N1のレール2を上下方向に着脱可能なように、分岐タイプレート9に座金11,14が着脱自在に固定される。このため、レール2を短時間で簡単に着脱することができるとともに、レール2を確実に締結することができる。例えば、図9〜図11に示す従来のレール締結装置108では、図10に示すように、レール102の底部上面102gと引っ掛け部114との間に僅かに隙間が形成されている。しかし、この実施形態では、従来のレール締結装置108の引っ掛け部114を省略して、図4に示すようにレール2の底部上面2gを座金14が押さえ付けている。このため、この実施形態では、分岐タイプレート9にレール2をより一層確実に締結することができる。また、図9〜図11に示す従来のレール締結装置108では、レール102を上方向に移動するときにレール102の底部上面102gと引っ掛け部114とが干渉するため、図12及び図13に示すようにレール102を一旦横方向に移動させたり姿勢を斜めにしたりする必要があった。しかし、この実施形態では、図8に示すように、レール2の底部上面2gを押さえ付ける座金14が着脱自在である。このため、この実施形態では、分岐タイプレート9上からレール2を上方向に移動させることができ、レール交換時の作業性を大幅に向上させることができる。さらに、レール締結装置8の本体部分の大きさが従来のレール締結装置108と変わらないため、既設品の交換品として簡単に低コストで使用することができる。
(1) この実施形態では、分岐器3が片開き分岐器である場合を例に挙げて説明したが、このような分岐器類に限定するものではない。例えば、渡り線、シーサースクロッシング、ダブルスリップスイッチ、シングルスリップスイッチ、固定ダイヤモンドクロッシング又は可動ダイヤモンドクロッシングなどの他の分岐器類についても、この発明を適用することができる。また、この実施形態では、分岐器3が直線から分岐する片開き分岐器である場合を例に挙げて説明したが、片開き分岐器に限定するものではない。例えば、直線から分岐する両開き分岐器、振分分岐器、三枝分岐器、複分岐器又は三線式分岐器など、曲線の内方に分岐する内方分岐器、又は曲線の外方に分岐する外方分岐器などの他の分岐器類についても、この発明を適用することができる。
2 レール
2b レール底部
2g 底部上面
2i 底部側面
3 分岐器(分岐器類)
4 ポイント部
5 クロッシング部
6 リード部
7 まくらぎ(支承体)
8 レール締結装置
9 分岐タイプレート(挿入部材)
10 締結部材
11 座金(第1の座金)
11a,11b 押さえ部
12 ガイド部
12a,12b 傾斜部
13 締結部材(第1の締結部材)
14 座金(第2の座金)
14a 押さえ部
15 締結部材(第2の締結部材)
Claims (5)
- レールを支持する支承体とこのレールとの間に挿入される挿入部材に、このレールを締結するレール締結装置であって、
隣接するレール同士の間隔が狭くなる狭隘部で、前記レールの底部上面を押さえ付ける座金を備え、
前記座金は、前記狭隘部のレールを上下方向に着脱可能なように、前記挿入部材に着脱自在に固定されること、
を特徴とするレール締結装置。 - 請求項1に記載のレール締結装置において、
前記挿入部材は、前記座金を着脱自在に固定する座金固定部を備え、
前記座金固定部は、前記レールの底部側面を押さえる押さえ部を備えること、
を特徴とするレール締結装置。 - レールを支持する支承体とこのレールとの間に挿入される挿入部材に、このレールを締結するレール締結装置であって、
隣接するレール同士の間隔が狭くなる狭隘部の外側で前記レールの底部上面を押さえ付ける第1の座金と、この狭隘部の内側で前記レールの底部上面を押さえ付ける第2の座金とを備え、
前記第1及び前記第2の座金は、前記狭隘部のレールを上下方向に着脱可能なように、前記挿入部材に着脱自在に固定されること、
を特徴とするレール締結装置。 - 請求項3に記載のレール締結装置において、
前記挿入部材は、前記第2の座金を着脱自在に固定する座金固定部を備え、
前記座金固定部は、前記レールの底部側面を押さえる押さえ部を備えること、
を特徴とするレール締結装置。 - 請求項1から請求項4までのいずれか1項に記載のレール締結装置において、
前記挿入部材は、前記分岐器類に使用される分岐タイプレート又は床板であること、
を特徴とするレール締結装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017221247A JP2019090283A (ja) | 2017-11-16 | 2017-11-16 | レール締結装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2017221247A JP2019090283A (ja) | 2017-11-16 | 2017-11-16 | レール締結装置 |
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Publication Number | Publication Date |
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JP2019090283A true JP2019090283A (ja) | 2019-06-13 |
Family
ID=66836005
Family Applications (1)
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JP2017221247A Pending JP2019090283A (ja) | 2017-11-16 | 2017-11-16 | レール締結装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2019090283A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN110952392A (zh) * | 2019-12-01 | 2020-04-03 | 中铁二院工程集团有限责任公司 | 一种易维护的减振扣板式磁浮扣件系统 |
Citations (6)
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JPS5235005A (en) * | 1975-06-30 | 1977-03-17 | Kins Developments Ltd | Clip assembly for rail |
JPH01210501A (ja) * | 1988-02-17 | 1989-08-24 | Buruman Kk | 仮設軌条締結方法及びその装置 |
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JP2006300277A (ja) * | 2005-04-25 | 2006-11-02 | Yamato Trackwork System Co Ltd | ボルトの締結構造 |
-
2017
- 2017-11-16 JP JP2017221247A patent/JP2019090283A/ja active Pending
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