JP2019090282A - レール締結装置 - Google Patents

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秀明 柳川
Hideaki Yanagawa
秀明 柳川
淳一 嶋
Junichi Shima
淳一 嶋
利昭 篠原
Toshiaki Shinohara
利昭 篠原
佐藤 克彦
Katsuhiko Sato
克彦 佐藤
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Abstract

【課題】軌間方向に座金を簡単に位置調整することができるレール締結装置を提供する。【解決手段】下側座金12は、分岐タイプレート9に着脱自在に固定されている。上側座金13は、下側座金12に重ね合わされた状態でレール底部2bを押さえ付ける。ガイド部14は、上側座金13を軌間方向D1,D2に位置調整可能なように、この下側座金12に対してこの上側座金13をスライド自在にガイドする。例えば、レール2が摩耗して軌間拡大が発生して、レール2を軌間方向D1に位置調整したときには、座金11R側の上側座金13を作業者が軌間方向D1に押し出し、座金11L側の上側座金13を作業者が軌間方向D1に引き込む。その結果、レール底部2bの底部上面2gを押さえ部13aが押さえ付け、座金11R,11Lによって分岐タイプレート9にレール2が締結される。【選択図】図3

Description

この発明は、レールを支持する支承体とこのレールとの間に挿入される挿入部材に、このレールを締結するレール締結装置に関する。
従来のレール締結装置は、レールと支承体との間に挿入される分岐タイプレートにこのレールを締結部材によって締結している(例えば、特許文献1参照)。このような従来のレール締結装置では、レールの底部上面の両縁部を座金によって押さえ付けて、レールを分岐タイプレートに締結している。
特開2014-214538号公報
図13〜図15に示す従来のレール締結装置108は、分岐器のレール102とまくらぎ107との間に挿入される分岐タイプレート109と、この分岐タイプレート109をまくらぎ107に締結する締結部材110と、レール底部102bの底部上面102gを押さえ付けるブロック状の1個の座金111R,111Lと、この座金111R,111Lを分岐タイプレート109に締結する締結部材115R,115Lなどを備えている。従来のレール締結装置108は、レール102と平行に分岐タイプレート109の上面に形成された嵌合溝109bに、座金111R,111Lの下面に形成された突起部112aを嵌合させた状態で、締結部材115R,115Lによって座金111R,111Lを分岐タイプレート109に締結し、レール底部102bの底部上面102gを座金111R,111Lによって押さえ付けている。
従来のレール締結装置108は、分岐タイプレート109に座金111R,111Lが所定位置に固定される固定式の構造であるため、レール102を軌間方向D1,D2方向に位置調整する必要があるときに、この軌間方向D1,D2に座金111R,111Lを位置調整することができない。このため、従来のレール締結装置108では、締結部材110をまくらぎ107から引き抜き、分岐タイプレート109を位置調整した後に、締結部材110をまくらぎ107に打ち込み、分岐タイプレート109をまくらぎ107に固定する必要がある。その結果、従来のレール締結装置108では、分岐器の分岐する度合いを標準化して表す分岐器の番数が大きい分岐器の場合(クロッシング部のクロッシング角が小さい場合)には分岐タイプレート109の設置個数が多数になり、分岐タイプレート109を着脱するための作業に手間がかかる問題点があった。
この発明の課題は、軌間方向に座金を簡単に位置調整することができるレール締結装置を提供することである。
この発明は、以下に記載するような解決手段により、前記課題を解決する。
なお、この発明の実施形態に対応する符号を付して説明するが、この実施形態に限定するものではない。
請求項1の発明は、図2〜図5に示すように、レール(2)を支持する支承体(7)とこのレールとの間に挿入される挿入部材(9)に、このレールを締結するレール締結装置であって、前記挿入部材に着脱自在に固定される下側座金(12)と、前記下側座金に重ね合わせた状態で前記レールの底部(2b)を押さえ付ける上側座金(13)と、前記上側座金を軌間方向(D1,D2)に位置調整可能なように、前記下側座金に対してこの上側座金をスライド自在にガイドするガイド部(14)とを備えるレール締結装置(8)である。
請求項2の発明は、請求項1に記載のレール締結装置において、図2〜図5及び図9〜図12に示すように、前記ガイド部は、前記下側座金側の傾斜部(14a)と、前記下側座金側の傾斜部とスライド自在に接合する前記上側座金側の傾斜部(14b)とを備え、前記下側座金側の傾斜部と前記上側座金側の傾斜部とのスライド位置を調整することによって、この上側座金を軌間方向に位置調整することを特徴とするレール締結装置である。
請求項3の発明は、請求項1又は請求項2に記載のレール締結装置において、図1に示すように、前記挿入部材は、分岐器類(3)に使用される分岐タイプレート(9)又は床板であることを特徴とするレール締結装置である。
この発明によると、軌間方向に座金を簡単に位置調整することができる。
この発明の実施形態に係るレール締結装置が使用される分岐器を模式的に示す平面図である。 この発明の実施形態に係るレール締結装置の斜視図である。 この発明の実施形態に係るレール締結装置の正面図である。 この発明の実施形態に係るレール締結装置の縦断面図である。 この発明の実施形態に係るレール締結装置の平面図である。 この発明の実施形態に係るレール締結装置によって締結される分岐タイプレートの外観図であり、(A)は平面図であり、(B)は(A)のVI-VIB線で切断した状態を示す断面図であり、(C)は(A)のVI-VIC線で切断した状態を示す断面図である。 この発明の実施形態に係るレール締結装置の下側座金の外観図であり、(A)は正面図であり、(B)は平面図であり、(C)は右側面図であり、(D)は左側面図であり、(E)は背面図である。 この発明の実施形態に係るレール締結装置の上側座金の外観図であり、(A)は正面図であり、(B)は平面図であり、(C)は右側面図であり、(D)は左側面図であり、(E)は背面図である。 この発明の実施形態に係るレール締結装置のレールを軌間方向に移動させた後の座金の位置調整を模式的に示す正面図である。 この発明の実施形態に係るレール締結装置のレールを軌間方向に移動させた後の座金の位置調整を模式的に示す平面図である。 この発明の実施形態に係るレール締結装置のレール底部の幅が異なるときの座金の位置調整を模式的に示す正面図である。 この発明の実施形態に係るレール締結装置のレール底部の幅が異なるときの座金の位置調整を模式的に示す平面図である。 従来のレール締結装置の斜視図である。 従来のレール締結装置の正面図である。 従来のレール締結装置の平面図である。
以下、図面を参照して、この発明の実施形態について詳しく説明する。
図1、図3及び図4に示す車輪1は、レール2と回転接触する部材である。車輪1は、レール頭部2aの頭頂面2dと接触して摩擦抵抗を受ける踏面1aと、脱輪を防止するために車輪1の外周部に連続して形成されたフランジ面1bなどを備えている。
図1〜図5に示すレール2は、車輪1を案内する部材である。レール2は、車輪1を支持し案内して鉄道車両を走行させる。レール2は、図2〜図5に示すように、車輪1と接触するレール頭部2aと、分岐タイプレート9を介してまくらぎ7に支持されるレール底部(フランジ部)2bと、レール頭部2aとレール底部2bとを繋ぐレール腹部(ウェブ部)2cなどを備えている。レール頭部2aは、車輪1と接触する部分である。レール頭部2aは、図2〜図5に示すように、車輪1を直接支持する頭頂面(頭部上面)2dと、レール頭部2aの左右の側面部分を構成し頭頂面2dと連続する頭部側面2eと、急曲線通過時に車両の車輪1のフランジ面1bと頭部側面2eとが接触するゲージコーナ面2fなどを備えている。図2〜図5に示すレール底部2bは、レール締結装置8によって分岐タイプレート9上に設置されて取り付けられる部分である。レール底部2bは、レール締結装置8の座金11R,11Lによって押さえ付けられる底部上面2gと、分岐タイプレート9と接合する底部下面2hと、レール底部2bの左右の側面部分を構成する底部側面2iなどを備えている。レール腹部2cは、レール頭部2aとレール底部2bとを繋ぐ部分であり、レール頭部2aに作用する輪重及び横圧をレール底部2bに伝達する。図1〜図5に示すレール2は、例えば、主に在来線で使用される50kgNレールである。
図1に示す分岐器3は、一つの軌道を二つ以上の軌道に分ける装置である。図1に示す分岐器3は、基準線LMが直線であり分岐線(他の一線)LBが曲線である片開き分岐器である。分岐器3は、ポイント部4と、クロッシング部5と、リード部6などを備えている。分岐器3は、例えば、この分岐器3の前端(ポイント部4)側から後端(クロッシング部5)側に向かう方向(A,B方向(対向))に車輪1を誘導するとともに、この分岐器3の後端側から前端側に向かう方向(A,B方向とは反対方向(背向))にも車輪1を誘導する。分岐器3は、例えば、図中実線で示すように、車輪1がA方向に転動するときが常時開通している方向(定位)であり、図中二点鎖線で示すように車輪1がB方向に転動するときが常時開通していない方向(反位)である。
ポイント部4は、分岐器3を構成する部分のうち軌道を分ける部分である。ポイント部4は、先端部を尖らせた転換可能な可動レールであるトングレール4a,4bと、このトングレール4a,4bの先端部が密着及び分離する基本レール4c,4dなどを備えている。ポイント部4は、図中実線で示すように、車輪1がA方向に転動するときには、トングレール4a,4bがC1方向に転換して、トングレール4aが基本レール4cと密着し、トングレール4bが基本レール4dから離間している。一方、ポイント部4は、図中二点鎖線で示すように、車輪1がB方向に転動するときには、トングレール4a,4bがC1方向とは反対方向のC2方向に転換して、トングレール4aが基本レール4cから離間し、トングレール4bが基本レール4dと密着している。ポイント部4は、分岐器3を転換するための転換力を発生する電気転てつ機などの転換装置と連動するように、この転換装置につながれている転てつ棒にトングレール4a,4bが連結されている。
クロッシング部5は、分岐器3を構成する部分のうち軌道が交わる部分である。クロッシング部5は、このクロッシング部5とともに軌間を構成する主レール5a,5bと、クロッシング部5を構成し先端の頭部が尖ったノーズレール5cなどを備えている。
リード部6は、分岐器3を構成する部分のうちポイント部4とクロッシング部5とを連絡する部分である。リード部6は、トングレール4a,4bの後端とクロッシング部5の前端とを繋ぐリードレール6a,6bなどを備えている。リード部6は、ポイント部4の基本レール4c,4dとクロッシング部5の主レール5a,5bとをリードレール6a,6bによって繋いでいる。
図3〜図5に示すまくらぎ7は、レール2を支持する支承体(支持体)である。まくらぎ7は、レール2を固定し軌間を正確に保持するとともに、レール2から伝達される列車荷重を広く道床に分散させるために、レール2と道床との間に設置される。図3〜図5に示すまくらぎ7は、天然の樹木から製造され防腐処理が施された木まくらぎであり、分岐器3に使用される分岐まくらぎである。まくらぎ7は、レール2の長さ方向に所定の間隔をあけて配置されており、レール2を離散的に支持している。
図2〜図5に示すレール締結装置8は、レール2をまくらぎ7に締結する装置である。レール締結装置8は、分岐タイプレート9にレール2を締結するとともに、この分岐タイプレート9をまくらぎ7に締結する。レール締結装置8は、図1に示す分岐器3のクロッシング部5及びリード部6においてレール2をまくらぎ7に締結する。レール締結装置8は、図2〜図5に示す分岐タイプレート9と、図2及び図5に示す締結部材10と、図2〜図5に示す座金11R,11Lと、締結部材15R,15Lなどを備えている。図2〜図5に示すレール締結装置8は、図13〜図15に示す従来のレール締結装置108とは座金11R,11Lのみが異なり、従来のレール締結装置108とは異なり図2〜図5に示す軌間方向D1,D2に位置調整可能な軌間調整構造を備えている。ここで、軌間方向D1,D2とは、レール2の幅方向(まくらぎ7の長さ方向)である。
図2〜図6に示す分岐タイプレート9は、レール2とまくらぎ7との間に挿入される部材である。分岐タイプレート9は、レール2とまくらぎ7との間に挟み込まれた状態でまくらぎ7に締結される締結用部材である。図2〜図6に示す分岐タイプレート9は、図1に示すような分岐器3に使用されるタイプレートであり、分岐器3のクロッシング部5及びリード部6に設置される。図2〜図6に示す分岐タイプレート9は、図13〜図15に示す従来のレール締結装置108で使用される分岐タイプレート109と同一構造である。分岐タイプレート9は、まくらぎ7が木まくらぎであるときには荷重を分散して木まくらぎの表面を保護するとともに、図2及び図5に示す締結部材10によってまくらぎ7に締結されることによって横圧抵抗力を増強する。図2〜図6に示す分岐タイプレート9は、例えば、一般構造用圧延材などの金属をプレス加工又は切断加工して所定の形状に形成されており、図2、図5及び図6に示すように平面形状が四角形の板状部材である。図2〜図5に示す分岐タイプレート9は、例えば、50kgNレール用分岐タイプレートである。分岐タイプレート9は、分岐器3の分岐する度合いを標準化して表す分岐器3の番数(図1に示す基準線LMと分岐線LBとのなす角度)に応じて必要な本数が使用され、分岐器3の番数が大きいときには設置個数が多数になる。分岐タイプレート9は、図2及び図5に示す締結孔9aと、図2〜図6に示す嵌合溝9bと、図4及び図6に示す締結孔9cなどを備えている。
図2及び図5に示す締結孔9aは、分岐タイプレート9を貫通する貫通孔である。締結孔9aは、図5に示す締結部材10のくぎ部10bを挿入するために、分岐タイプレート9に形成された四角形状の貫通孔である。締結孔9aは、図6に示すように、分岐タイプレート9の嵌合溝9bが形成されている部分を除き、分岐タイプレート9の両縁部にそれぞれ2個ずつ所定の間隔をあけて形成されている。
図2〜図6に示す嵌合溝9bは、座金11R,11Lの下側座金12の突起部12aが嵌合する溝である。嵌合溝9bは、レール2の長さ方向と平行に分岐タイプレート9の上面に所定の深さで直線状に形成されており、図6に示すように分岐タイプレート9の一方の端部の右側角部付近と他方の端部の左側角部付近とからそれぞれ1本ずつ所定の長さで形成されている。
図4及び図6に示す締結孔9cは、分岐タイプレート9を貫通する貫通孔である。締結孔9cは、図4に示す締結部材15の締結ボルト15aを分岐タイプレート9の下面側から挿入するために、図6(A)(B)に示すように分岐タイプレート9に形成された貫通孔である。締結孔9cは、分岐タイプレート9の一方の端部の右側角部付近と他方の端部の左側角部付近とにそれぞれ1個ずつ形成されている。締結孔9cは、図4及び図6に示すように、回り止め部9dと抜け止め部9eなどを備えている。回り止め部9dは、締結部材15R,15Lの締結ボルト15aの回転を阻止する部分である。回り止め部9dは、図6(A)に示すように、分岐タイプレート9の上面側に形成されており、平面形状が正方形の貫通孔である。回り止め部9dは、図4に示す締結ボルト15a側の回り止め部15fが嵌合することによって、締結ボルト15aに締結ナット15bを装着するときに、この締結ボルト15aが中心線回りに回転するのを阻止する。抜け止め部9eは、締結部材15R,15Lの締結ボルト15aが締結孔9cから抜け出すのを阻止する部分である。抜け止め部9eは、回り止め部9dと連続して分岐タイプレート9の下面側に形成されており、締結ボルト15aのボルト頭部15dが嵌合するように球面状に形成されている。抜け止め部9eは、締結ボルト15aのボルト頭部15dを引っ掛けることによって、このボルト頭部15dが締結孔9cから抜け出すのを阻止する。抜け止め部9eは、締結ボルト15aの雄ねじ部15eを挿入する挿入口としても機能する。
図2及び図5に示す締結部材10は、分岐タイプレート9をまくらぎ7に締結する部材である。締結部材10は、例えば、分岐タイプレート9をまくらぎ7に締結する犬くぎである。締結部材10は、図2及び図5に示すように、分岐タイプレート9の上面を押さえ付けるように平面形状が略楕円形の頭部10aと、図5に示すように水平面で切断したときの断面形状が四角形であり分岐タイプレート9の締結孔9aに挿入されてまくらぎ7に打ち込まれるくぎ部10bなどを備えている。締結部材10は、分岐器3の曲線区間の半径に応じて必要な本数が使用され、分岐タイプレート9をまくらぎ7に締結している。
図2〜図5に示す座金11R,11Lは、レール2を押さえ付ける部材である。座金11R,11Lは、分岐タイプレート9と締結部材15R,15Lとの間に挟み込まれることによって、レール底部2bの底部上面2gを押さえ付ける。座金11R,11Lは、レール2を軌間方向D1,D2に移動させて位置調整した後であっても、レール底部2bの底部上面2gを押さえ付けられるように、軌間方向D1,D2に位置調整可能な位置調整機構を備えている。座金11R,9Lは、いずれも同一構造であり、座金11Rはレール底部2bの右側の底部上面2gを押さえ付け、座金11Lはこのレール底部2bの左側に底部上面2gを押さえ付ける。座金11R,11Lは、図13〜図15に示す従来のレール締結装置108の分岐タイプレート109を交換せずに、締結部材15R,15Lによってこの分岐タイプレート9に装着可能である。座金11R,11Lは、図2〜図5及び図7に示す下側座金12と、図2〜図5及び図8に示す上側座金13と、図2〜図5、図7及び図8に示すガイド部14などを備えている。
図2〜図5及び図7に示す下側座金12は、分岐タイプレート9に着脱自在に固定される部材である。下側座金12は、図2〜図4に示すように、分岐タイプレート9の所定に位置に位置決めされた状態で、分岐タイプレート9と上側座金13との間に挟み込まれる。下側座金12は、例えば、一般構造用圧延材などの金属をプレス加工又は切断加工して所定の形状に形成されており、図7(B)に示すように平面形状が四角形の板状部材である。下側座金12は、図2〜図4及び図7に示す突起部12aと、図3、図4及び図7に示す接合面12b,12cと、挿入孔12dなどを備えている。
図3、図4及び図7に示す突起部12aは、分岐タイプレート9の嵌合溝9bと嵌合する部分である。突起部12aは、図7に示すように、下側座金12の接合面12bから突出して形成されており、所定の長さで直線状に形成された凸部である。図3、図4及び図7に示す接合面12bは、分岐タイプレート9の上面と接合する部分である。接合面12bは、下側座金12の下面に形成された平坦面である。接合面12cは、上側座金13側の接合面13cと接合する部分である。接合面12cは、下側座金12の上面に接合面12bと平行に形成された平坦面である。挿入孔12dは、締結部材15R,15Lの締結ボルト15aを挿入する部分である。挿入孔12dは、下側座金12を貫通するように円形に形成されている。
図2〜図5及び図8に示す上側座金13は、下側座金12と重ね合わせた状態でレール2のレール底部2bを押さえ付ける部材である。上側座金13は、レール2の長さ方向に下側座金12上をスライドすることによって、軌間方向D1,D2に進退自在である。上側座金13は、図2〜図4に示すように、締結部材15R,15Lと下側座金12との間に挟み込まれる。上側座金13は、例えば、一般構造用圧延材などの金属をプレス加工又は切断加工して所定の形状に形成されており、図8(B)に示すように平面形状が略台形の板状部材である。上側座金13は、図2〜図4及び図8に示す押さえ部13a,13bと、図3、図4及び図7に示す接合面13c,13dと、図4及び図8に示す挿入孔13eなどを備えている。
図2〜図4及び図8に示す押さえ部13aは、レール底部2bの底部上面2gを押さえる部分である。押さえ部13aは、レール底部2bの底部上面2gと密着するように、この底部上面2gと同様の傾斜角度(勾配)で傾斜面に形成されている。押さえ部13bは、レール底部2bの底部側面2iを押さえる部分である。押さえ部13bは、レール底部2bの底部側面2iと密着するように、この底部側面2iと同様に垂直面に形成されている。図3、図4及び図7に示す接合面13cは、下側座金12側の接合面12bと接合する部分である。接合面13cは、上側座金13の下面に形成された平坦面である。接合面13dは、締結部材15R,15Lの座金15cと接合する部分である。接合面13dは、上側座金13の上面に接合面13cと平行に形成された平坦面であり、座金15cを支持する座面として機能する。図4及び図8に示す挿入孔13eは、締結部材15R,15Lの締結ボルト15aを挿入する部分である。挿入孔13eは、下側座金12に対して上側座金13をスライドさせた状態で、締結ボルト15aが上側座金13を貫通するように長孔に形成されている。
図2〜図5、図7及び図8に示すガイド部14は、上側座金13を軌間方向D1,D2に位置調整可能なように、下側座金12に対してこの上側座金13をスライド自在にガイドする部分である。ガイド部14は、下側座金12に対して上側座金13をスライドさせたときに、この上側座金13を軌間方向D1,D2に進退させてこの上側座金13の位置を調整する位置調整部として機能する。ガイド部14は、傾斜部14a,14bなどを備えており、くさび状の傾斜部14aと傾斜部14bとの接合位置を調整することによって、下側座金12に対して上側座金13の位置を調整する。ガイド部14は、上側座金13側の傾斜部14aと下側座金12側の傾斜部14bとのスライド位置を調整することによって、この上側座金13を軌間方向D1,D2に位置調整する。
図2〜図5、図7及び図8に示す傾斜部14aは、上側座金13側の傾斜部14bとスライド自在に接合する部分であり、傾斜部14bは下側座金12側の傾斜部14aとスライド自在に接合する部分である。傾斜部14a,14bは、図2及び図5に示すように、互いに密着するように所定の傾斜角度(勾配)でレール2の長さ方向に形成されている。傾斜部14aは、図3、図4及び図7(A)(E)に示すように、下側座金12の接合面12bの縁部から突出して形成された垂直面であり、図5及び図7(B)に示すように一方の端部から他方の端部に向かって傾斜する傾斜面である。傾斜部14bは、図3、図4及び図8(A)(E)に示すように、上側座金13の一方の縁部に形成された垂直面であり、図5及び図8(B)に示すように一方の端部から他方の端部に向かって傾斜部14aと同一方向に傾斜する傾斜面である。
図2〜図5に示す締結部材15R,15Lは、レール2を分岐タイプレート9に締結する部材である。締結部材15R,15Lは、分岐タイプレート9に座金11R,11Lを締結することによって、この座金11R,11Lの押さえ部13aをレール底部2bの底部上面2gに密着させて、この分岐タイプレート9にレール2を締結する。締結部材15R,15Lは、いずれも同一構造であり、締結部材15Rは座金11Rを締結し、締結部材15Lは座金11Lを締結する。締結部材15R,15Lは、締結ボルト15aと、締結ナット15bと、座金15cなどを備えている。
締結ボルト15aは、座金11R,11Lを締め付ける部材である。締結ボルト15aは、分岐タイプレート9に着脱自在に固定されており、図4に示すボルト頭部15dと、図2〜図4に示す雄ねじ部15eと、図4に示す回り止め部15fなどを備えている。図4に示すボルト頭部15dは、分岐タイプレート9と嵌合する部分である。ボルト頭部15dは、分岐タイプレート9の締結孔9cの抜け止め部9eから挿入して、この抜け止め部9eに嵌合するように球面状に形成されている。雄ねじ部15eは、締結ナット15bの雌ねじ部と噛み合う部分である。図2〜図4に示す雄ねじ部15eは、締結ボルト15aの先端部に形成されている。図4に示す回り止め部15fは、締結ボルト15aの回転を阻止する部分である。回り止め部15fは、分岐タイプレート9側の回り止め部9dと嵌合するように、ボルト頭部15dの首下の一部の横断面形状が正方形に形成されている。図2〜図5に示す締結ナット15bは、締結ボルト15aに装着される部材である。座金15cは、上側座金13の接合面13dと締結ナット15bとの間に挟み込まれる部材である。
次に、この発明の実施形態に係るレール締結装置の作用を説明する。
図1に示す分岐器3がC2方向に転換して車輪1がB方向に転動すると、分岐器3のリード部6をこの車輪1が通過する。このとき、リード部6の外軌側のリードレール6bにおいて、図9に示すようにレール2のゲージコーナ面2fと車輪1のフランジ面1bとが接触して、フランジ面1bとゲージコーナ面2fとの間に作用する横圧によってゲージコーナ面2fが徐々に摩耗する。レール2のゲージコーナ面2fの摩耗が増大すると、左右のレール2のレール頭部2a間の最短距離である軌間が広がり軌間拡大が発生する。このような場合には、図9及び図10に示すように、リード部6の外軌側のレール2を内側に僅かに寄せて、この外軌側のレール2を軌間方向D1に位置調整する必要がある。
また、レール2には一定範囲内で寸法公差(製作公差)が許容されており、この寸法公差の範囲内でレール底部2bの幅が異なることがある。このような場合には、座金11R,11Lとレール底部2bとの間に僅かな隙間が形成される。このため、図11及び図12に示すように、座金11R,11Lがレール底部2bに密着するように、座金11Rを軌間方向D1に位置調整するとともに、座金11Lを軌間方向D2に位置調整する必要がある。
図13〜図15に示す従来のレール締結装置108では、図14に示すように分岐タイプレート109の嵌合溝109bに座金111R,111Lの突起部112aが嵌合しているため、軌間方向D1,D2に座金111R,111Lを位置調整することができない。このため、図13〜図15に示す従来のレール締結装置108によって締結されているレール102の軌間調整作業を実施するときには、従来のレール締結装置108の座金111R,111Lを取り外して、図2〜図5に示すレール締結装置8の座金11R,11Lに交換する必要がある。先ず、図13〜図15に示す従来のレール締結装置108の締結部材115R,115Lの締結ナット115bを締結ボルト115aから作業者が取り外して、締結ナット115b及び座金111R,111Lを締結ボルト115aから作業者が取り外す。図9に示すように、レール2のゲージコーナ面2fが摩耗して軌間拡大が発生しているときには、図9及び図10に示すように分岐タイプレート9上を軌間方向D1にレール2を作業者が移動させて、軌間が所定の範囲内になるまでレール2を移動する軌間調整を作業者が実施する。
次に、図4に示すように、座金11R,11Lの下側座金12の挿入孔12dを締結ボルト15aに作業者が挿入して、分岐タイプレート9の嵌合溝9bに下側座金12の突起部12aを作業者が嵌合させる。分岐タイプレート9の上面に下側座金12の接合面12bが接合すると、座金11R,11Lの上側座金13を下側座金12上に作業者が重ね合わせて、上側座金13の挿入孔13eを締結ボルト15aに作業者が挿入する。その結果、下側座金12の接合面12cに上側座金13の接合面13cが接合し、下側座金12に上側座金13が取り付けられる。
次に、下側座金12側の傾斜部14aに対して上側座金13の傾斜部14bを作業者がスライドさせる。図9に示すように、レール2のゲージコーナ面2fが摩耗して軌間拡大が発生しているときには、図9及び図10に示すように座金11R側の上側座金13を作業者が軌間方向D1に押し出し、座金11L側の上側座金13を作業者が軌間方向D1に引き込む。また、図11及び図12に示すように、寸法公差によりレール底部2bの幅が僅かに狭いときには、座金11Rの上側座金13を作業者が軌間方向D1に押し出すとともに、座金11Lの上側座金13を作業者が軌間方向D2に押し出す。その結果、図9及び図11に示すように、レール底部2bの底部上面2gに押さえ部13aが接合し、底部側面2iに押さえ部13bが接合する。この状態で、締結ボルト15aに座金15cを作業者が挿入し、締結ボルト15aに締結ナット15bを作業者が締め付けて、レール底部2bの両側が座金11R,11Lによって押さえ付けられて、分岐タイプレート9にレール2が締結部材15R,15Lによって締結される。
図13〜図15に示す従来のレール締結装置108の座金111R,111Lを、図2〜図5に示すレール締結装置8の座金11R,11Lに交換した後に、レール2の摩耗に起因する軌間調整作業や寸法公差によるレール2の再締結作業を実施することがある。この場合には、図9〜図12に示す締結ナット15bを作業者が緩めて、この締結ナット15b及び座金15cを締結ボルト15aから作業者が取り外す。このとき、座金11R,11Lの上側座金13を下側座金12から作業者が取り外すだけで、締結ボルト15aに下側座金12が取り付けられた状態で、レール2の摩耗に起因する軌間調整作業や寸法公差によるレール2の再締結作業が実施される。
この発明の実施形態に係るレール締結装置には、以下に記載するような効果がある。
(1) この実施形態では、分岐タイプレート9に下側座金12が着脱自在に固定され、この下側座金12に重ね合わせた状態でレール底部2bを上側座金13が押さえ付け、この上側座金13を軌間方向D1,D2に位置調整可能なように、この下側座金12に対してこの上側座金13をガイド部14がスライド自在にガイドする。このため、下側座金12及び上側座金13の2種類の座金の組合せによって、従来のレール締結装置108では不可能であった座金11R,11Lの軌間方向D1,D2の位置調整を可能にし、座金11R,11Lによってこのレール底部2bを確実に押さえ付けることができる。
(2) この実施形態では、下側座金12側のガイド部14の傾斜部14aと、上側座金13側のガイド部14の傾斜部14bとがスライド自在に接合し、この下側座金12側の傾斜部14aと上側座金13側の傾斜部14bとのスライド位置を調整することによって、この上側座金13が軌間方向D1,D2に位置調整される。このため、傾斜部14aと傾斜部14bとの接合位置を調整することによって、上側座金13を軌間方向D1,D2に簡単に押し出したり引き込んだりすることができる。例えば、この実施形態では、上側座金13の軌間方向D1,D2の調整量を±1.3mm程度に設定することができる。また、レール2が摩耗して軌間拡大が発生したときに、上側座金13をスライドさせて位置調整後のレール底部2bを上側座金13によって確実に押さえ付けることができる。同様に、レール2の寸法公差によりレール底部2bの幅が異なる場合であっても、上側座金13をスライドさせてレール底部2bを上側座金13によって確実に押さえ付けることができる。その結果、レール2の摩耗量が僅かであるにもかかわらず新品のレール2に交換する必要がなくなって、レール交換に必要な費用が低減されて低コスト化を図ることができる。
(3) この実施形態では、分岐タイプレート9が分岐器3に使用されるタイプレートである。このため、レール締結装置8を構成する装置本体部分の分岐タイプレート9などを交換しないで、既存の分岐タイプレート9をそのまま使用しつつ、座金11R,11Lのみを交換することによって、低コストで短時間に軌間調整作業やレール締結作業を実施することができる。
この発明は、以上説明した実施形態に限定するものではなく、以下に記載するように種々の変形又は変更が可能であり、これらもこの発明の範囲内である。
(1) この実施形態では、分岐器3が片開き分岐器である場合を例に挙げて説明したが、このような分岐器類に限定するものではない。例えば、渡り線、シーサースクロッシング、ダブルスリップスイッチ、シングルスリップスイッチ、固定ダイヤモンドクロッシング又は可動ダイヤモンドクロッシングなどの他の分岐器類についても、この発明を適用することができる。また、この実施形態では、分岐器3が直線から分岐する片開き分岐器である場合を例に挙げて説明したが、片開き分岐器に限定するものではない。例えば、直線から分岐する両開き分岐器、振分分岐器、三枝分岐器、複分岐器又は三線式分岐器など、曲線の内方に分岐する内方分岐器、又は曲線の外方に分岐する外方分岐器などの他の分岐器類についても、この発明を適用することができる。
(2) この実施形態では、レール2とまくらぎ7との間に挿入される挿入部材が分岐タイプレート9である場合を例に挙げて説明したが、主として2本以上のレール2とまくらぎ7との間に挿入される鋼板である床板などの他の挿入部材についても、この発明を適用することができる。また、この実施形態では、まくらぎ7が木まくらぎである場合を例に挙げて説明したが、木まくらぎに限定するものではない。例えば、緊張材として使用される鋼材によってプレストレスが与えられたプレストレストコンクリート製まくらぎ(PC(Prestressed concrete)まくらぎ)、合成樹脂製の合成まくらぎ、又は鋼製若しくは鋳鉄製の鉄まくらぎなどについても、この発明を適用することができる。さらに、この実施形態では、支承体としてまくらぎ7を例に挙げて説明したが、このような支承体に限定するものではない。例えば、矩形平板状のプレキャストのコンクリート板(軌道スラブ)によって構成されて道床とまくらぎとを一体化させた省力化軌道の一種である軌道スラブ、又はレール2をそれぞれ支持するプレストレスコンクリート構造(PRC構造)の縦梁を鋼管製の継材によって連結する梯子状のラダーまくらぎなどの支承体についても、この発明を適用することができる。
(3) この実施形態では、締結部材10が犬くぎである場合を例に挙げて説明したが、ねじくぎ又は止めくぎなどの他の締結部材についても、この発明を適用することができる。また、この実施形態では、寸法公差によりレール底部2bの幅が僅かに狭い場合を例に挙げて説明したが、寸法公差によりレール底部2bの幅が僅かに広い場合についても、この発明を適用することができる。この場合には、座金11Rの上側座金13を作業者が軌間方向D2に引き込むとともに、座金11Lの上側座金13を作業者が軌間方向D1に引き込むことによって、レール底部2bの底部上面2gに押さえ部13aを接合させ、底部側面2iに押さえ部13bを接合させることができる。
1 車輪
2 レール
2b レール底部
2f ゲージコーナ面
2g 底部上面
2i 底部側面
3 分岐器(分岐器類)
4 ポイント部
5 クロッシング部
6 リード部
7 まくらぎ(支承体)
8 レール締結装置
9 分岐タイプレート(挿入部材)
10 締結部材
11R,11L 座金
12 下側座金
12a 突起部
13 上側座金
13a,13b 押さえ部
14 ガイド部
14a,14b 傾斜部
15R,15L 締結部材
1,D2 軌間方向

Claims (3)

  1. レールを支持する支承体とこのレールとの間に挿入される挿入部材に、このレールを締結するレール締結装置であって、
    前記挿入部材に着脱自在に固定される下側座金と、
    前記下側座金に重ね合わせた状態で前記レールの底部を押さえ付ける上側座金と、
    前記上側座金を軌間方向に位置調整可能なように、前記下側座金に対してこの上側座金をスライド自在にガイドするガイド部と、
    を備えるレール締結装置。
  2. 請求項1に記載のレール締結装置において、
    前記ガイド部は、
    前記下側座金側の傾斜部と、
    前記下側座金側の傾斜部とスライド自在に接合する前記上側座金側の傾斜部とを備え、
    前記下側座金側の傾斜部と前記上側座金側の傾斜部とのスライド位置を調整することによって、この上側座金を軌間方向に位置調整すること、
    を特徴とするレール締結装置。
  3. 請求項1又は請求項2に記載のレール締結装置において、
    前記挿入部材は、分岐器類に使用される分岐タイプレート又は床板であること、
    を特徴とするレール締結装置。
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