JP2012017610A - 枕木交換用軌道作業車 - Google Patents

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Abstract

【課題】軌道上の枕木の交換を安全に、かつ効率よく作業するための枕木交換用軌道作業車を提供する。
【解決手段】枕木Tの一端を握持する吊り上げ具50と、吊り上げ具50を昇降および横行させる駆動装置22,23とを備え、吊り上げ具50は、アーム51と、アーム51の一端に設けられた押さえ部材52と支え部材53とを備え、アーム51の枕木重心g上の位置に駆動装置22,23が接続されている。枕木TをレールR下から抜き差しする工程においてレールRが邪魔にならないから、吊り上げ具50を何度も着脱する必要がなく、効率よく作業ができる。押さえ部材52と支え部材53との間に枕木Tの一端を挿入するだけで枕木Tを握持することができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、枕木交換用軌道作業車に関する。さらに詳しくは、あらゆる軌道での枕木交換が可能であるが、特に橋梁に敷設された枕木の交換を安全に、かつ効率よく作業するための枕木交換用軌道作業車に関する。
一般に、鉄道は砕石を積み上げた道床に枕木を所定間隔に敷設し、その枕木の上に2条のレールを敷設して構成されている。鉄道橋の場合は、枕木を主桁に直結し、床版や道床を設けない無道床橋梁とする場合がある。このような鉄道に敷設された枕木は、長年の使用によって経年変化をするので、適時新しいものと交換する必要がある。
人手により枕木を交換する場合は、一般的な枕木は1本あたり約90kgであるので、大変な重労働となる。特に、枕木は作業員の足元に位置するため、交換するためには腰を屈める必要があり腰を痛める可能性がある。また、リベットで組み立てた橋梁に枕木を固定する場合には、リベット穴加工を容易にするため仮挿入する必要があり、枕木の抜き差しを複数回行うため、その分作業員の負担が増加する。さらに、軌道の曲線部においては外側のレールを内側よりも高くするカントが設けられるが、カントのある場所では傾斜した枕木を交換する必要があり、作業が困難である。
これに加え、無道床橋梁における枕木を人手により交換する場合、作業員が橋梁から落下する危険がある。無道床橋梁では足場が軌きょう(レールを枕木に固定した梯子状の線路)であるので、そのような足場で、さらに足場の無いレール直角方向に枕木を引き抜いていくことは、枕木や作業員が落下する危険度が極端に高まるからである。特に、枕木を抜くと人が落下する空間ができるので危険度が増す。そのため、軌間内やレールの脇に歩板を設置する必要があり、さらに安全帯や転落防止ネットを使用する必要があるため、作業に手間がかかる。
このような問題を解決するために枕木交換用軌道作業車が用いられる。従来の代表的な枕木交換用軌道作業車はバックホーにレールを走行できる車輪を備えた形状をしている(例えば特許文献1)。
しかるに、交換する枕木に対してバックホーの操縦者は高所・遠方に位置しており、枕木を抜き差しするときにレールや橋梁に衝撃を与えないよう微調整することが困難であるという問題がある。
また、バックホーが動作するのに必要な空間を確保するために、交換する必要のない枕木までも移動しなければならない場合があり、不要な作業が発生するという問題がある。
さらに、バックホーは重量が重く重心も高いため、枕木を軌間外に抜き取った場合や、カントのある場所で車体が傾斜する場合には、車体が不安定になるという問題がある。
特開2000−110101号公報
本発明は上記事情に鑑み、軌道上の枕木の交換を安全に、かつ効率よく作業するための枕木交換用軌道作業車を提供することを目的とする。
第1発明の枕木交換用軌道作業車は、レール上を走行可能な台車と、枕木の一端を握持する吊り上げ具と、該吊り上げ具を昇降および横行させる駆動装置とを備えることを特徴とする。
第2発明の枕木交換用軌道作業車は、第1発明において、前記吊り上げ具は、アームと、枕木の一端の上面を押える押さえ部材と、該押さえ部材より重心寄りの枕木の底面を支える支え部材とを備え、前記アームの一端に前記押さえ部材と前記支え部材とが設けられており、前記アームの枕木重心上の位置に前記駆動装置が接続されていることを特徴とする。
第3発明の枕木交換用軌道作業車は、第2発明において、前記支え部材は枕木の一端を挿入可能な環状部材であることを特徴とする。
第4発明の枕木交換用軌道作業車は、第2または第3発明において、前記吊り上げ具は、前記押さえ部材の枕木上面との接触位置と前記支え部材の枕木底面との接触位置との間隔を調整可能な枕木厚調整機構を備えることを特徴とする。
第5発明の枕木交換用軌道作業車は、第2,第3または第4発明において、前記アームに、誘導ハンドルが取り付けられていることを特徴とする。
第6発明の枕木交換用軌道作業車は、第1,第2,第3,第4または第5発明において、前記駆動装置は、レールに対して直角に立体交差する横行ビームと、該横行ビームを走行する横行装置と、該横行装置に取り付けられ前記吊り上げ具を昇降させる昇降装置とを備えることを特徴とする。
第7発明の枕木交換用軌道作業車は、第6発明において、前記台車対する前記横行ビームの傾斜を調整するカント調整機構を備えることを特徴とする。
第8発明の枕木交換用軌道作業車は、第6または第7発明において、前記台車の幅方向に前記横行ビームをスライドするスライド機構を備えることを特徴とする。
第9発明の枕木交換用軌道作業車は、第1,第2,第3,第4,第5,第6,第7または第8発明において、前記枕木交換用軌道作業車をレールに固定するレールキャッチを備え、該レールキャッチは、レールを掴む一対の爪からなる爪ユニットを複数備え、該複数の爪ユニットの開閉動作を連動させる伝達リンクを備えることを特徴とする。
第1発明によれば、吊り上げ具は枕木の一端を握持するので、レール下にある枕木を抜き差しする工程においてレールが邪魔にならないから、吊り上げ具を何度も着脱する必要がなく、効率よく作業ができる。また、駆動装置により、吊り上げ具で握持した枕木をレールに対して直角方向に抜き差しすることができるので、作業員の労力を軽減できる。
第2発明によれば、押さえ部材と支え部材との間に枕木の一端を挿入するだけで枕木を握持することができる。そのため、枕木への着脱を容易かつ短時間で行えるため、多数の枕木の交換作業を連続して行うことができる。また、枕木重心上の位置に駆動装置が接続されているから、一点だけで枕木を吊り上げ、バランスをとることができる。さらに、枕木重心上の位置に駆動装置が接続されているから、駆動装置が枕木の中央付近となり、枕木を抜き差しするときに、作業員は軌間内で操作することができ、橋梁から落下する危険度を低減することができる。
第3発明によれば、支え部材が環状であるから、枕木の一端を容易に挿入することができ、かつ、枕木を確実に握持することができる。
第4発明によれば、枕木厚調整機構により押さえ部材と支え部材との間隔を調整できるから、様々な厚さの枕木でも握持することができる。
第5発明によれば、誘導ハンドルで吊り上げ具の姿勢を制御できるので、レールと橋桁との間隔を大きくとらず、わずかな隙間で枕木を容易に着脱することができる。また、誘導ハンドルで枕木の姿勢を制御することにより、枕木がレールや桁等に衝突しないように誘導することができる。さらに、吊り上げ具は一点だけで駆動装置と接続するから、枕木の姿勢の制御が容易である。
第6発明によれば、枕木の移動を昇降および横行の単純な軌跡で行うので、交換作業を短時間で行うことができる。また、枕木の軌跡は他の隣接する枕木等に影響しないので、交換する必要のない枕木を移動させる必要がなく、不要な作業が発生しない。さらに、駆動装置により枕木を移動させるから、作業員が重労働をすることにより足を踏み外す危険性が低くなる。
第7発明によれば、レールにカントのある場所でも横行ビームを水平に保つことができ、枕木の横行を円滑に行うことができる。
第8発明によれば、枕木交換作業時に、横行ビームを台車から幅方向に突き出せば、枕木をレールに対して直角方向に抜き差しできる。また、横行ビームの中央を台車の中央に合わせれば、枕木交換用軌道作業車の横幅が狭くなり、移動が容易となる。
第9発明によれば、レールキャッチにより枕木交換用軌道作業車がレールに固定されるから、安定した状態で枕木交換作業ができる。また、複数の爪ユニットの開閉動作が連動するから、一の爪ユニットを開閉操作するだけで、全ての爪ユニットの開閉ができる。
本発明の一実施形態に係る枕木交換用軌道作業車の側面図である。 同枕木交換用軌道作業車の正面図である。 同枕木交換用軌道作業車の平面図である。 カント調整機構およびスライド機構の説明図であって、(A)は正面図、(B)は平面図、(C)は側面図である。 カント調整機構の説明図であって、(A)はナットを緩めた場合、(B)はナットを締めた場合の説明図である。 吊り上げ具の正面図である。 (A)は吊下げ具の側面図、(B)は吊下げ具の平面図である。 トロ台車の背面側のレールキャッチの説明図である。 一般的な無道床橋梁の説明図である。 吊り上げ具の枕木の装着方法の説明図である。 枕木を横行した状態の枕木交換用軌道作業車の正面図である。 レールにカントが設けられている場合の枕木交換用軌道作業車の正面図である。 横行ビームを台車の中央にスライドさせた状態の枕木交換用軌道作業車の正面図である。
つぎに、本発明の実施形態を図面に基づき説明する。
図1,図2,図3に示すように、本発明の一実施形態に係る枕木交換用軌道作業車は、平面視矩形のトロ台車10を備えており、トロ台車10はその四隅に車輪11が設けられているため、レールR上を走行可能となっている。
また、トロ台車10の前方にはフレーム12が立設されている。フレーム12はトロ台車10の前方角部分に立設された2本の支柱と、それら支柱の上端同士に掛けられた梁とで正面視矩形の枠体に構成されている。また、2本の支柱の上端には、それぞれ腕木12a,12bがトロ台車10の前方に突き出すように取り付けられている。
腕木12a,12bには、後述のカント調整機構30、スライド機構40を介して横行ビーム21が取り付けられている。腕木12a,12bはトロ台車10の前方に突き出しているので、横行ビーム21はトロ台車10より前方に位置している。また、横行ビーム21はトロ台車10の幅方向に取り付けられているため、レールRに対して直角に立体交差している。
横行ビーム21はI型鋼であり、横行ビーム21を走行する電動トロリ22が取り付けられている。その電動トロリ22には電動ホイスト23が取り付けられている。したがって、電動ホイスト23のフック23hに後述の吊り上げ具50を掛ければ、吊り上げ具50を電動ホイスト23で昇降させ、電動トロリ22でレールRに対して直角方向に横行させることができる。
なお、電動トロリ22や電動ホイスト23の操作は、電動ホイスト23から垂れ下げられた操作スイッチ24によって行われる。また、電動トロリ22や電動ホイスト23への電力供給は、トロ台車10の上に置かれた発電機等(図示せず)で行われる。
さらになお、電動トロリ22、電動ホイスト23は、それぞれ特許請求の範囲に記載の「横行装置」、「昇降装置」に相当する。
前述のとおり、横行ビーム21はカント調整機構30およびスライド機構40を介して腕木12a,12bに取り付けられている。
図4に示すように、カント調整機構30は、フレーム12の支柱間に横たわるビーム31と、そのビーム31に設けられた支持部32と、調整部33とからなる。支持部32はビーム31の一端の上面に立設された平板状の部材であり、ピン等で、腕木12aに回動自在に軸支されている。調整部33はビーム31の他端の上面に立設された平板状の部材であり、もう一方の腕木12bと係合する部材である。
調整部33には、支持部32の回転中心oを中心とした円弧状の長孔33hが形成されている。また、調整部33の表面には、長孔33hに沿って所定間隔ごとに複数の円形状凹部33cが形成されている。
図5(A)に示すように、腕木12bにはボルト34が前方に突設されており、調整部33の長孔33hに挿入されている。そして、ボルト34には、調整部33の他に、カラー35と、ナット36とがこの順に挿入されている。
カラー35は円形状凹部33cに嵌る円筒状の部材であり、カラー35を円形状凹部33cに嵌め、ナット36を締めることで、調整部33を腕木12bに対して固定できるようになっている(図5(B))。
ビーム31は回転中心oを中心として回動するので、カラー35をいずれの円形状凹部33cに嵌めるかによって、ビーム31に取り付けられている横行ビーム21の傾斜を調整することができる。
横行ビーム21の角度調整は、ナット36を緩め、カラー35を他の円形状凹部33cに嵌め直し、再びナット36を締めることにより行うことができる。このとき、ナット36を緩めても、それだけでは横行ビーム21が落下することがないので、角度調整を安全に行うことができる。
図4に示すように、スライド機構40は、ビーム31の両端底面に設けられた保持部材41,42からなる。保持部材41,42の底面には蟻溝が形成されており、その蟻溝にI型鋼である横行ビーム21の上フランジが挿入されている。
保持部材41,42と横行ビーム21とは摩擦力で保持されているので、作業員は横行ビーム21押し引きして、スライドさせることができる。
前述のとおり、電動ホイスト23のフック23hには吊り上げ具50が掛けられる。吊り上げ具50は枕木Tを握持する部材である。
図6、図7に示すように、吊り上げ具50は、棒状の部材であるアーム51と、押さえ部材52と、支え部材53とを備えている。
押さえ部材52は枕木Tの幅と同程度の寸法を有する帯状の部材であり、枕木Tの上面が嵌るように、その両端が下方に曲げられている(図7(A)参照)。支え部材53は側面視矩形の環状部材であり、その幅は枕木Tの幅と同程度の寸法となっており、枕木Tを挿入可能となっている。また、支え部材53の底面角部分にはガイド板53gが斜めに設けられており、枕木Tが挿入されると、枕木Tが自動的に支え部材53の中央に嵌るようになっている(図7(A)参照)。
押さえ部材52と支え部材53とはアーム51の一端に設けられるが、押さえ部材52の方がよりアーム51の先端に設けられている。したがって、押さえ部材52と支え部材53との間に枕木Tの一端を挿入すると、押さえ部材52は枕木Tの先端付近aの上面を押さえ、支え部材53は位置aよりも枕木Tの重心g寄りの位置bの底面を支えるようになる(図6参照)。
押え部材52は枕木厚調整機構54を介してアーム51に取り付けられている。枕木厚調整機構54はアーム51の先端に取り付けられたC形部材54cと、C形部材54cに設けられたナットに螺合するボルト54bと、ボルト54bの上端に設けられたハンドル54hからなり、ボルト54bの他端が押え部材52に回転自在に取り付けられている。したがって、ハンドル54hでボルト54bを回転させることで、押え部材52を昇降させることができるようになっている。
押え部材52を昇降させることにより、押さえ部材52の枕木上面との接触位置cと支え部材53の枕木底面との接触位置dとの間隔を調整可能することができ、様々な厚さの枕木Tでも握持することができる(図6参照)。
なお、本実施形態では、押さえ部材52に枕木厚調整機構54を設けたが、支え部材53に設けてもよいし、押さえ部材52と支え部材53の両方に設けてもよい。
アーム51の他端には電動ホイスト23のフック23hが掛けられるフック掛け55が設けられている。アーム51の長さは、枕木Tの長さのおよそ半分となっており、枕木Tを握持したときに、フック掛け55がほぼ枕木の重心g上に位置するようになっている。
さらに、アーム51には、フック掛け55の近傍に棒状の誘導ハンドル56が取り付けられている。吊り上げ具50は、フック掛け55の一点だけでフック23hに掛けられるので、フック掛け55を中心にあらゆる方向に回転自在である。また吊り上げ具50は、電動ホイスト23からチェーンで吊下げられているので、電動ホイスト23と電動トロリ22との接続部分を中心に揺動自在である。そのため、作業員が誘導ハンドル56を操作することにより、吊り上げ具50、および吊り上げ具50で握持した枕木Tを回転、揺動させ、姿勢を容易に制御することができる。
図1,図2,図3に示すように、トロ台車10の前面および背面には、枕木交換用軌道作業車をレールRに固定するレールキャッチ60が取り付けられている。
まず、図8に基づいて、トロ台車10の背面側のレールキャッチ60の構成を説明する。
トロ台車10の背面両側部に設けられた取付板13a,13bには、一対の爪61,62からなる爪ユニット63a,63bが取り付けられている。また、両爪ユニット63a,63bの中間位置には、リンク64が設けられており、リンク64の中央部分はトロ台車10に対して回動自在に軸支されている。
リンク64の一端は、爪ユニット63aの外爪61aの上端とアーム65aで接続され、爪ユニット63bの内爪62bの上端とアーム65bで接続されている。また、リンク64の他端は、爪ユニット63aの内爪62aの上端とアーム65cで接続され、爪ユニット63bの外爪61bの上端とアーム65dで接続されている。これらリンク64とアーム65a,65b,65c,65dで伝達リンクが構成されている。
したがって、一方の爪ユニット63bが開閉動作すると、その動作がアーム65b,65dでリンク64に伝えられ、リンク64が回動し、アーム65a,65cで他方の爪ユニット63aに伝えられ、連動して開閉動作するようになっている。
トロ台車10の前面側のレールキャッチ60の構成も、背面側と同様に、2つの爪ユニットと伝達リンクからなる。そして、前面側のリンクと背面側のリンク64とはシャフト66で接続されており、同期して回動するようになっている(図1,図3参照)。すなわち、トロ台車10には計4つの爪ユニットが取り付けられており、全ての爪ユニットの開閉動作が連動するようになっている。
図8に示すように、背面側の一の爪ユニット63bの外爪61bには、レバー67が取り付けられている。したがって、作業員がレバー67を立てれば爪ユニット63bと共に全ての爪ユニットが閉状態となり、レールRを掴むようになる(図8における実線)。また、作業員がレバー67を倒せば爪ユニット63bと共に全ての爪ユニットが開状態となり、レールRを解放するようになる(図8における二点鎖線)。
さらに、取付板13bには、棒状のロック金具68が回動自在に取り付けられており、その先端が爪ユニット63bの外爪61bの上端に形成された窪み69に嵌るようになっている。したがって、作業員がレバー67を立てると同時に、ロック金具68が窪み69に落し込まれ、作業員が不用意にレバー67に接触しても、爪ユニットが開状態とならないようにロックされる。
つぎに、上記枕木交換用軌道作業車を用いた枕木交換作業について説明する。
(1)準備
図9に示すように、一般的な無道床橋梁は、一対の主桁G,Gと、主桁G,Gに掛け渡された枕木Tと、枕木Tの上に敷設された2条のレールR,Rから構成されている。主桁Gの上端はフランジとなっており、枕木Tはこのフランジの上に所定間隔で敷設されている。枕木Tは、フックボルトFのフック部分を主桁Gのフランジの外縁に係止し、ボルト部分を枕木Tの底面から貫通させてナットを螺合することにより固定されている。レールRは所定規格幅で枕木Tの上に敷設され、レール締結装置で枕木Tに固定されている。また、レールRの長さには限りがあるので(1本あたり最大25m)、レールRの端部同士を繋材で連結してレールRを延長している。なお、主桁Gのフランジと枕木Tとの間にはレールRのカントを調整するパッキンPが介装されている。
まず、交換する枕木Tの上に敷設されたレールRのレール締結装置と繋材とを撤去し、レールRの締結を解除する。
つぎに、交換する枕木TのフックボルトFを撤去し、枕木Tの締結を解除する。
本発明の枕木交換用軌道作業車は、枕木Tを一方向に抜き取るので、抜き取り方向側(図9における左側)のフックボルトFはナットを緩めフック部分が主桁Gのフランジから外れるようにするだけで良い。一方、反対側(図9における右側)のフックボルトFは枕木Tから完全に取り外す必要がある。
フックボルトFはナットを外せば完全に取り外すことが可能であるが、フックボルトFは枕木Tの厚みを貫通するため長尺(約25cm)であり、完全に取り外すには、作業員が枕木Tの下に手を入れて、長尺のフックボルトFを下に抜き取らなければならない。このような作業を一方のフックボルトFに対して行うだけで良いので、危険な作業を減らすことができる。
(2)枕木交換用軌道作業車の移動
つぎに、枕木交換用軌道作業車を、締結を解除したレールRの上に移動させる。枕木交換用軌道作業車はトロ台車10を備えるからレールR上の移動は容易である。
枕木交換用軌道作業車を交換する枕木Tの近傍まで移動させた後に、作業員がレールキャッチ60のレバー67を操作して、爪ユニットを閉状態とする。そうすれば、爪ユニットがレールRを掴み、枕木交換用軌道作業車がレールに固定される。そのため、以降の枕木交換作業を安定した状態で行うことができる。
つぎに、締結を解除したレールRを枕木交換用軌道作業車を載せたままジャッキアップし、20mm〜30mm高くして、レールRと枕木Tとの間に隙間ができるようにする。
(3)枕木の装着
つぎに、吊り上げ具50に締結を解除した枕木Tを装着する。
図10に示すように、吊り上げ具50は、電動ホイスト23を下降させると、フック掛け55側が下降した傾いた状態となる。そうすると、見かけ上、押さえ部材52の上下位置cと支え部材53の上下位置dとの間隔が広がる。そのため、吊り上げ具50を枕木Tの一端(図10における左端)に容易に挿入することができる。また、このときの吊り上げ具50の傾きの制御や枕木Tへの挿入は、作業員が誘導ハンドル56を操作することにより容易に行うことができる。
吊り上げ具50を枕木Tに挿入した後に電動ホイスト23を上昇させるだけで、フック掛け55側が上昇し、図6に示すような状態となって、吊り上げ具50に枕木Tが握持される。この状態では、押さえ部材52および支え部材53と枕木Tとの摩擦が、枕木Tの自重により生じることにより、枕木Tが吊り上げ具50に確実に固定される。また、支え部材53は環状の部材であるので、枕木Tを確実に握持することができる。
このように、吊り上げ具50を用いれば、従来技術のように油圧装置で枕木Tを掴んだり、ロープで枕木Tを縛ったりする場合に比べて、非常に単純な操作で枕木Tの装着ができる。したがって、足場の悪い橋梁上であっても安全に作業を行うことができる。
なお、吊り上げ具50で枕木Tを確実に握持できるように、あらかじめ枕木厚調整機構54により押さえ部材52と支え部材53との間隔を枕木Tの厚さに調整しておく。
(4)枕木の交換
つぎに、吊り上げ具50で握持した枕木TをレールRの下から抜き取る。
電動ホイスト23の昇降を調整し、枕木Tを主桁GのフランジともレールRとも接触しない高さに調整する。そして、電動トロリ22を動作させ、枕木Tを、レールRの下から(図2参照)、レールRの横まで移動させる(図11参照)。レールRの横まで移動させた後に、電動ホイスト23を上昇させ、枕木Tを仮置場まで移動させた後に、枕木Tを吊り上げ具50から取り外し、レールRの横に設けられた橋側歩道等に置く。
枕木Tを吊り上げ具50から取り外すには、装着と逆の手順を行えばよい。すなわち、電動ホイスト23を下降させ、吊り上げ具50を、フック掛け55側が下降した傾いた状態とし、枕木Tから抜き取る。このときの吊り上げ具50の傾きの制御や枕木Tからの抜き取りは、作業員が誘導ハンドル56を操作することにより容易に行うことができる。
つぎに、新しい枕木TをレールRに挿入する。
吊り上げ具50に、橋側歩道等にあらかじめ用意されていた新しい枕木Tを装着し、電動トロリ22を動作させ、レールRの横から(図11参照)、レールRの下まで移動させる(図2参照)。その後、吊り上げ具50から枕木Tを取り外す。
主桁GおよびレールRと枕木Tとの隙間は20mm〜30mmであるが、作業員が誘導ハンドル56で枕木Tの姿勢を制御しながら移動させることにより、そのわずかな隙間で、枕木TがレールRや主桁G等に衝突しないように円滑に誘導することができる。また、枕木Tの重心gの位置とフック掛け55の位置が多少異なっていても、誘導ハンドル56で枕木Tのバランスを保つことができる。
また、従来技術のように枕木Tを中央で掴んだり、両端で掴んだりする場合には、レールRが邪魔になって、枕木TをレールRの下から抜き差しする際に、何度も着脱する必要があるが、本発明の吊り上げ具50は枕木Tの一端を握持するので、レールRが邪魔にならないから、吊り上げ具50を何度も着脱する必要がなく、効率よく作業ができる。
また、重量の重い枕木Tの移動を、電動トロリ22や電動ホイスト23の動力を用いて行うから、作業員は腰を屈める必要がなく、重労働をする必要もない。この効果は、橋梁の軌道でも、一般の軌道でも同様である。さらに、枕木の重心g上に電動ホイスト23のフック23hが掛けられるから、操作スイッチ24も枕木Tの中心付近にあり、作業員は軌間内で操作することができ、橋梁から落下する危険度を低減することができる。
さらに、従来技術のようにバックホーで枕木Tを抜き差しする場合は、円の軌道で枕木Tの移動が行われるが、本発明の場合は、枕木Tの移動を昇降および横行の単純な軌跡で行うので、交換作業を短時間で行うことができる。枕木Tの軌跡は他の隣接する枕木に影響しないので、交換する必要のない枕木を移動させる必要がなく、不要な作業が発生しない。
(5)他の枕木の交換
以上の工程で1本の枕木Tの交換が完了するので、つづいて他の枕木の交換を行う。
枕木交換用軌道作業車を、レールキャッチ60を開状態とし、次の枕木Tの近傍に移動させた後に、再度レールキャッチ60を閉状態としてレールRに固定する。そして、上記(3)枕木の装着、(4)枕木の交換の作業を行う。
前述のとおり、吊り上げ具50は枕木Tへの着脱が容易かつ短時間で行えるので、多数の枕木Tの交換作業を連続して行うことができる。
(6)枕木の交換(カントのある場合)
交換する枕木Tの場所によっては、レールRにカントが設けられている場合がある。この場合、図12に示すように、トロ台車10はカントに従って傾くことになる。そして、枕木Tもカントに従って傾いた状態となる。
この場合、カント調整機構30で横行ビーム21を水平に調整する。横行ビーム21が大きく傾いた状態では、電動トロリ22は、上勾配への移動の場合には空転して移動することができず、下勾配への移動の場合には滑走してしまうからである。横行ビーム21を水平に調整することで電動トロリ22が円滑に動作できるようになる。
横行ビーム21を水平に調整した後に、上記(3)枕木の装着、(4)枕木の交換の作業を行えば、枕木Tの横行を円滑に行うことができる。
(7)枕木交換用軌道作業車の移動
枕木Tの交換が終了した後は、レールRをジャッキダウンし、レールR上から枕木交換用軌道作業車を移動させる。
図13に示すように、スライド機構40で横行ビーム21をスライドさせ、横行ビーム21の中央をトロ台車10の中央に合わせれば、枕木交換用軌道作業車の横幅が狭くなり、移動が容易となる。吊り上げ具50は、トロ台車10に積載して移動すればよい。
なお、横行ビーム21はスライド機構40に摩擦力で保持されているが、枕木Tの交換作業中は、枕木T等の重量により横行ビーム21とスライド機構40との間の摩擦力が増すため、動くことはない。
枕木交換用軌道作業車を移動させた後、交換した枕木TにフックボルトFを取り付け、主桁Gに固定し、レールRをレール締結装置と繋材で締結して、枕木交換作業が完了する。
10 トロ台車
12 フレーム
21 横行ビーム
22 電動トロリ
23 電動ホイスト
30 カント調整機構
40 スライド機構
50 吊り上げ具
51 アーム
52 押さえ部材
53 支え部材
54 枕木厚調整機構
56 誘導ハンドル
60 レールキャッチ

Claims (9)

  1. レール上を走行可能な台車と、
    枕木の一端を握持する吊り上げ具と、
    該吊り上げ具を昇降および横行させる駆動装置とを備える
    ことを特徴とする枕木交換用軌道作業車。
  2. 前記吊り上げ具は、アームと、枕木の一端の上面を押える押さえ部材と、該押さえ部材より重心寄りの枕木の底面を支える支え部材とを備え、
    前記アームの一端に前記押さえ部材と前記支え部材とが設けられており、
    前記アームの枕木重心上の位置に前記駆動装置が接続されている
    ことを特徴とする請求項1記載の枕木交換用軌道作業車。
  3. 前記支え部材は枕木の一端を挿入可能な環状部材である
    ことを特徴とする請求項2記載の枕木交換用軌道作業車。
  4. 前記吊り上げ具は、前記押さえ部材の枕木上面との接触位置と前記支え部材の枕木底面との接触位置との間隔を調整可能な枕木厚調整機構を備える
    ことを特徴とする請求項2または3記載の枕木交換用軌道作業車。
  5. 前記アームに、誘導ハンドルが取り付けられている
    ことを特徴とする請求項2,3または4記載の枕木交換用軌道作業車。
  6. 前記駆動装置は、レールに対して直角に立体交差する横行ビームと、該横行ビームを走行する横行装置と、該横行装置に取り付けられ前記吊り上げ具を昇降させる昇降装置とを備える
    ことを特徴とする請求項1,2,3,4または5記載の枕木交換用軌道作業車。
  7. 前記台車対する前記横行ビームの傾斜を調整するカント調整機構を備える
    ことを特徴とする請求項6記載の枕木交換用軌道作業車。
  8. 前記台車の幅方向に前記横行ビームをスライドするスライド機構を備える
    ことを特徴とする請求項6または7記載の枕木交換用軌道作業車。
  9. 前記枕木交換用軌道作業車をレールに固定するレールキャッチを備え、
    該レールキャッチは、
    レールを掴む一対の爪からなる爪ユニットを複数備え、
    該複数の爪ユニットの開閉動作を連動させる伝達リンクを備える
    ことを特徴とする請求項1,2,3,4,5,6,7または8記載の枕木交換用軌道作業車。
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