JPS5931336Y2 - 篩装置における棒格子取付装置 - Google Patents
篩装置における棒格子取付装置Info
- Publication number
- JPS5931336Y2 JPS5931336Y2 JP6333880U JP6333880U JPS5931336Y2 JP S5931336 Y2 JPS5931336 Y2 JP S5931336Y2 JP 6333880 U JP6333880 U JP 6333880U JP 6333880 U JP6333880 U JP 6333880U JP S5931336 Y2 JPS5931336 Y2 JP S5931336Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bar
- holes
- hole
- cross beam
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- Combined Means For Separation Of Solids (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は粒塊状物をふるい分ける先開き平行棒方式の篩
装置における棒格子取付構造に関するものである。
装置における棒格子取付構造に関するものである。
従来、この種の篩装置においては、横梁に複数本の棒状
材を、相隣る2本の棒状材が略水平のものと少許水平よ
り下向きに傾斜したものを交互に組合せて固設し、これ
により棒格子を形成し、篩素子の一つとして用いている
のである。
材を、相隣る2本の棒状材が略水平のものと少許水平よ
り下向きに傾斜したものを交互に組合せて固設し、これ
により棒格子を形成し、篩素子の一つとして用いている
のである。
しかも、その棒状材には、主として鋼材が使用され、そ
の一端を前記横梁に溶着固定し、他端を自由端として、
それにより相隣る2本の棒状材間lこ光拡がりの三角状
間隙を形成せしめて、被選別物が振動による選別分離作
用を受けられるように構成されているのである。
の一端を前記横梁に溶着固定し、他端を自由端として、
それにより相隣る2本の棒状材間lこ光拡がりの三角状
間隙を形成せしめて、被選別物が振動による選別分離作
用を受けられるように構成されているのである。
しかるに、上記構造のものは両端支持梁でなくて片持ち
梁構造であるため、横梁への棒状材取付部分は大きな曲
げモーメントを受けることになる。
梁構造であるため、横梁への棒状材取付部分は大きな曲
げモーメントを受けることになる。
しかも、更に取付部分には強制振動による振動荷重が加
わるために、これらの荷重にも充分耐え得る耐久性を有
する必要がある。
わるために、これらの荷重にも充分耐え得る耐久性を有
する必要がある。
その他、棒状材は被選別物たる岩石、粒塊物等の絶間な
い流動転動物により摩耗したり、或は、大きな荷重を受
けて屈曲する等の事故が生じ、棒状材の交換のやむなき
に至る場合がしばしば生じる。
い流動転動物により摩耗したり、或は、大きな荷重を受
けて屈曲する等の事故が生じ、棒状材の交換のやむなき
に至る場合がしばしば生じる。
ところが、棒状材を交換するに際しては、棒状材は前記
の通り溶着されていることが多いため、その取換えは容
易ではない。
の通り溶着されていることが多いため、その取換えは容
易ではない。
又、溶接による残存応力も、振動荷重に対しては弱点の
1つとなり、棒状材の不測の折損の原因となっていたの
である。
1つとなり、棒状材の不測の折損の原因となっていたの
である。
本考案は、前記の諸欠点に鑑み考案されたものである。
即ち、本考案は、所要間隔ごとに棒部材貫通用の孔11
.11・・・を穿設した横梁1と、前記孔11,11・
・・に貫通させる棒部材2,2・・・と、これらを一体
的に緊締固着するための緊締手段6とからなる篩装置に
おける棒格子取付構造である。
.11・・・を穿設した横梁1と、前記孔11,11・
・・に貫通させる棒部材2,2・・・と、これらを一体
的に緊締固着するための緊締手段6とからなる篩装置に
おける棒格子取付構造である。
以下、実施例図にもとづき本考案を詳述する。
第1図及び第2図において、管状又は杆状の横梁1は鋼
材よりなり、横梁1の長手方向と直交する方向で、しか
も略水平の方向に、棒状材2貫通用の孔11,11が穿
設される。
材よりなり、横梁1の長手方向と直交する方向で、しか
も略水平の方向に、棒状材2貫通用の孔11,11が穿
設される。
更に、線孔11゜11は、横梁1の長手方向へ所要間隔
を置いて、且つ孔11と孔11を結ぶ中心線が略水平の
ものと、水平より少許下向き角度のものとが交互に位置
するように穿設される。
を置いて、且つ孔11と孔11を結ぶ中心線が略水平の
ものと、水平より少許下向き角度のものとが交互に位置
するように穿設される。
次に、前記棒部材2は、その孔貫通部分の直径を他の部
分の直径よりも少許小なるように形成すると共に、孔貫
通部分先端部3内周に、第3図示のようIこ螺子孔4を
螺設する。
分の直径よりも少許小なるように形成すると共に、孔貫
通部分先端部3内周に、第3図示のようIこ螺子孔4を
螺設する。
5は棒部材2のテーパ部であって、棒部材2の取付部に
移行する個所への応力集中を避けるためのものである。
移行する個所への応力集中を避けるためのものである。
6は緊締手段であって、実施例の場合、横梁1の外周面
と:対応する湾曲凹面10を有する座金板7,7と、バ
ネ座金8と、止めボルト9とから構成されるものである
。
と:対応する湾曲凹面10を有する座金板7,7と、バ
ネ座金8と、止めボルト9とから構成されるものである
。
12は座金板に穿設した棒部材貫通孔である。
13は前記座金板7のうち、棒部材2のテーパ部5と嵌
合するテーパ孔部である。
合するテーパ孔部である。
しかして、棒部材2を横梁1に取付けるには、まず、棒
部材2の貫通部分にチー・〈孔部13を有する一方の座
金板7を貫通させ、更に、横梁1の孔ii、i1に貫通
させ、これに他方の座金板7を嵌合させ、最後にバネ座
金8を介してIEめボルト9を棒部材2の螺子孔4に螺
合させる。
部材2の貫通部分にチー・〈孔部13を有する一方の座
金板7を貫通させ、更に、横梁1の孔ii、i1に貫通
させ、これに他方の座金板7を嵌合させ、最後にバネ座
金8を介してIEめボルト9を棒部材2の螺子孔4に螺
合させる。
これにより棒部材2は横梁1に緊締固着され、以下同様
にして他の棒部材2を固着することで棒格子が形成され
る。
にして他の棒部材2を固着することで棒格子が形成され
る。
尚、第1図中、14は横梁装着用の側板、15は加振装
置、16は防振手段、17は側板連結部材である。
置、16は防振手段、17は側板連結部材である。
本考案は、前記のように構成体からなり、棒部材を横梁
に緊締手段だけで取付は得るため、従来しばしば見られ
た取付個所の加熱による鋼材の劣化或は熱応力の残存に
よる強度低化の各現象を完全に防止することができるよ
うになったのである。
に緊締手段だけで取付は得るため、従来しばしば見られ
た取付個所の加熱による鋼材の劣化或は熱応力の残存に
よる強度低化の各現象を完全に防止することができるよ
うになったのである。
更に、緊締手段は廻り止め形状の座金板とバネ座金と止
めボルトとで棒部材を無理なく横梁に緊締するように構
成したことにより、強制振動による長時間の振動にも緊
締個所が弛むことなくして耐えうるようになったのであ
る。
めボルトとで棒部材を無理なく横梁に緊締するように構
成したことにより、強制振動による長時間の振動にも緊
締個所が弛むことなくして耐えうるようになったのであ
る。
又、棒部材の交換は緊締手段の操作のみで簡単に行うこ
とができるため、棒部材の摩耗、屈曲或は折損事故が生
じても、短時間且つ容易に交換できて、一定の作業能率
を維持し得るのである。
とができるため、棒部材の摩耗、屈曲或は折損事故が生
じても、短時間且つ容易に交換できて、一定の作業能率
を維持し得るのである。
この他、横梁に穿設した孔で傾斜角度が特定されている
から、棒部材を予め所定の角度に設定して取付けるよう
な手間は一切不要となり、全て同形の棒部材で取付られ
るようになったのである。
から、棒部材を予め所定の角度に設定して取付けるよう
な手間は一切不要となり、全て同形の棒部材で取付られ
るようになったのである。
従って、予備棒部材は、異種のものではなく、全く同種
のものだけで足りるのである。
のものだけで足りるのである。
しかも、簡単な細め加工と螺子切り作業のみで足りるの
みならず、安価に提供できる等々の多くの優れた技術的
及び経済的効果を有する秀れた考案である。
みならず、安価に提供できる等々の多くの優れた技術的
及び経済的効果を有する秀れた考案である。
尚、図示の実施例では、棒部材の孔貫通部先端部内周に
螺子孔を螺設したが、先端部外周に雄螺子部を螺設し、
これに対応するナツトで緊締固着することができること
は勿論である。
螺子孔を螺設したが、先端部外周に雄螺子部を螺設し、
これに対応するナツトで緊締固着することができること
は勿論である。
図面は本考案に係る篩装置における棒格子取付構造の実
施例を示したものであって、第1図は本考案のものを篩
装置に取付けた状態の斜視図、第2図は棒格子部分の一
部分解斜視図、第3図は棒部材緊締個所の切欠断面図で
ある。 1・・・・・・横梁、2・・・・・・棒部材、3・・・
・・・孔貫通部分先端部、4・・・・・・螺子孔、5・
・・・・・棒部材のテーパ部、6・・・・・・緊締手段
、7・・・・・・座金板、8・・・・−バネ座金、9・
・・・・・止めポルへ、10・・・・・・湾曲凹面、1
1・・・・・・孔、12・・・・・・座金板の棒部材貫
通孔、13・・・・・・テーパ孔部、14・・・・・・
側板、15・・・・・加振装置、16・・・・・・防振
手段、17・・・・・・側板連結部材。
施例を示したものであって、第1図は本考案のものを篩
装置に取付けた状態の斜視図、第2図は棒格子部分の一
部分解斜視図、第3図は棒部材緊締個所の切欠断面図で
ある。 1・・・・・・横梁、2・・・・・・棒部材、3・・・
・・・孔貫通部分先端部、4・・・・・・螺子孔、5・
・・・・・棒部材のテーパ部、6・・・・・・緊締手段
、7・・・・・・座金板、8・・・・−バネ座金、9・
・・・・・止めポルへ、10・・・・・・湾曲凹面、1
1・・・・・・孔、12・・・・・・座金板の棒部材貫
通孔、13・・・・・・テーパ孔部、14・・・・・・
側板、15・・・・・加振装置、16・・・・・・防振
手段、17・・・・・・側板連結部材。
Claims (1)
- 1.所要間隔ごとに棒部材貫通用の孔ii、1i・・・
を穿設した横梁1と、前記孔11,11・・・に貫通さ
せる棒部材2,2・・・と、これらを一体的に緊締固着
するための緊締手段6として孔貫通部分先端部3を挿通
し、かつ横梁1の外周面と対応する湾曲凹面10を有す
る座金板7,7とバネ座金8と止めポルト9とで固着構
成したことからなることを特徴とする篩装置における棒
格子取付装置。 2、実用新案登録請求の範囲第1項記載の棒格子取付構
造において、前記孔11,11・・・を、その孔と孔を
結ぶ中心線が略水平又は水平より少許下向きに傾斜位置
するよう設けたことを特徴とする篩装置(こおける棒格
子取付装置。 3、実用新案登録請求の範囲1項記載の棒格子構造にお
いて、前記棒部材2の孔貫通部分の直径を他の部分の直
径よりも少許小なるように形成すると共に、孔貫通部分
先端部3内周に螺子孔4を形成したことを特徴とする篩
装置における棒格子取付装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6333880U JPS5931336Y2 (ja) | 1980-05-09 | 1980-05-09 | 篩装置における棒格子取付装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6333880U JPS5931336Y2 (ja) | 1980-05-09 | 1980-05-09 | 篩装置における棒格子取付装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS56164079U JPS56164079U (ja) | 1981-12-05 |
JPS5931336Y2 true JPS5931336Y2 (ja) | 1984-09-05 |
Family
ID=29657574
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6333880U Expired JPS5931336Y2 (ja) | 1980-05-09 | 1980-05-09 | 篩装置における棒格子取付装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5931336Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2020081902A (ja) * | 2018-11-15 | 2020-06-04 | 株式会社クボタ | 篩い分け装置 |
-
1980
- 1980-05-09 JP JP6333880U patent/JPS5931336Y2/ja not_active Expired
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2020081902A (ja) * | 2018-11-15 | 2020-06-04 | 株式会社クボタ | 篩い分け装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS56164079U (ja) | 1981-12-05 |
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