JPH0657709U - 車両用カーテン装置 - Google Patents

車両用カーテン装置

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Publication number
JPH0657709U
JPH0657709U JP464693U JP464693U JPH0657709U JP H0657709 U JPH0657709 U JP H0657709U JP 464693 U JP464693 U JP 464693U JP 464693 U JP464693 U JP 464693U JP H0657709 U JPH0657709 U JP H0657709U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
curtain
vehicle
rear window
mounting
rail
Prior art date
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Pending
Application number
JP464693U
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English (en)
Inventor
秀樹 木戸
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Araco Corp
Original Assignee
Araco Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Araco Corp filed Critical Araco Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 カーテン装置を選択的にトノカバーとしても
利用できるようにする。 【構成】 カーテンを開けてトノカバーとして使用する
場合には、上部カーテンレール11aの取付突起25と
アッパトリム2aの取付孔26との係合を外して上部カ
ーテンレール11aをアッパトリム2aから外す。その
後、上部カーテンレール11aの取付突起25をシート
バック1背面に設けられた取付孔28に係合する。ま
た、仮眠等でカーテンを閉める場合には逆の操作をすれ
ばよい。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は車室の後部を荷室搭載スペースとした車両の後部窓に設けられるカー テン装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば、ワンボックス形車両は、図8に示すように後部座席の後方が荷物搭載 スペース51として構成されており、車両の後部ドア52を開閉することにより 荷物を出し入れできる。後部ドア52の上半分には後部窓53が設けられ、その 窓の上縁部及び下縁部にカーテンレール54が取り付けられて、その間にカーテ ン幕55を張設することにより、後部窓から車内を見えなくすることができるよ うにしている。 一方、図示しない後部座席の後面部にはトノカバー56を巻き取り可能にした リトラクタ装置57が取り付けられており、そのトノカバー56の先端をリトラ クタ装置57から引き出して、後部ドア52近くのフック部58にその先端を引 掛けることにより荷物搭載スペース51を覆い隠すことができるようにしたもの もある。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところが、車両の走行中には、後部窓のカーテン幕は後方視界を確保する必要 上、開放しておくことが一般的である。また、車両の駐車中などには車内を見え なくするためにカーテン幕を閉じることがあるが、この場合にはトノカバーによ って荷物搭載スペース部分を覆い隠す必要がない。然るに、従来は上述したよう に後部窓から内部を見えなくするためのカーテン装置と荷物搭載スペースを覆い 隠すためのトノカバーとの双方を別々に設けていたため、部品点数が多くなって コストアップ要因となるという問題があった。
【0004】 本考案は上記事情に鑑みてなされたもので、後部窓用のカーテン装置とトノカ バーとは一般に同時使用されることがないことに着目し、ひとつのカーテン装置 をトノカバーとしても選択的に利用できるようにすることによって、コストダウ ンを図ることができる車両用カーテン装置を供給することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案の車両用カーテン装置は、車室の後部を荷物搭載スペースとした車両の 後部窓に設けられるものにおいて、カーテン幕の下縁部側を保持する下部保持機 構を前記後部窓の下部に設け、前記カーテン幕の上縁部側を保持する上部保持機 構を前記後部窓の上部及び前記荷物搭載スペースの前縁部に選択的に取付可能に 構成したことに特徴を有する。
【0006】
【作用】
例えば、車両走行時のように後部窓のカーテンを開けておくことが望ましいよ うな場合には、上部保持機構を荷物搭載スペースの前縁部に取り付ければ、トノ カバーとして利用することができる。また、車両の駐車時等、後部窓を覆う必要 がある場合には、上部保持機構を後部窓の上部に取り付けて後部窓から内部を見 えなくすることができる。
【0007】
【考案の効果】
以上述べたように、本考案のカーテン装置によれば、後部窓用のカーテン装置 としてだけでなく、トノカバーとしても使用することができるため、部品点数を 減らし、コストダウンを図ることができる。
【0008】
【実施例】
以下、本考案をワンボックス形車両に適用した一実施例について、図1ないし 図7を参照して詳細に説明する。 図2に示すように、車室の後部寄りには、後 部座席のシートバック1が立ち上がり状に設けられ、その後方と後部ドア2との 間は荷物搭載スペース3として利用できるようになっている。
【0009】 後部ドア2はその上半部に後部窓4が形成され、かつ上縁部に設けられた図示 しないヒンジを介して開閉可能に構成されている。本考案のカーテン装置は、後 部窓4の上縁及び下縁に設けられた上部及び下部の各カーテンレール11(11 a,11b)の間にカーテン幕13を張設して構成したものであり、それらのカ ーテンレール11a,11bは、スリット14が設けられて断面C字形をなして いる。下部カーテンレール11bは後部ドア2のうち、後部窓4の下縁部に沿っ てスリット14が斜め上方を向くように図示しないネジによって固定されており 、そのカーテンレール11b内に複数のスライド式ランナ15が移動自在に保持 されている。そのランナ15は図4に示すように、カーテンレール11b内に位 置するつば部16によって抜け止め状態となっており、そのつば部16に一体に 設けた凹球面状のジョイント部17が車室内側に突出している。このジョイント 部17の中には球状の連結部18が圧入されており、連結部18にはリング19 が一体に設けられている。上記連結部18とジョイント部17とはほぼ同等な曲 率に形成されており、両者はフレキシブルジョイントとして機能している。以上 述べた下部カーテンレール11b,ランナ15,リング19はカーテン幕13の 下縁部を保持するための下部保持機構21を構成するものであり、各リング19 にはカーテン幕13の下縁部に設けた図示しない複数のフックが係合するように なっている。
【0010】 一方、前記上部カーテンレール11aは、後部ドア2のうち後部窓4の上縁に 室内側に向かって張り出すアッパートリム2aの下側に沿って取り付けられ、そ の取付構造は図5に図示されている。すなわち、上部カーテンレール11aの裏 側には、軸部23の先端に径大部24を有する取付突起25が間欠的に設けられ ており、アッパートリム2aにはその各取付突起25に対応して複数個の取付孔 26が設けられている。取付孔26は取付突起25の径大部24を自由に挿通さ せ得る内径の径大孔部26aと、軸部23のみを挿通させ得る径小孔部26bと を連続的に形成して構成されている。そして、上部カーテンレール11aは取付 突起25を径小孔部26bに係合させることにより、アッパートリム2aに着脱 可能に取り付けられている。
【0011】 また、上部カーテンレール11aには詳細には図示しないが、前記下部保持機 構21と同様に複数のランナ15及びそれに連結されたリング19を備え、カー テン幕13上縁部に設けた図示しないフックをリング19に係合させることによ りカーテン幕13の上縁部を保持する上部保持機構27を構成している。
【0012】 また、荷物搭載スペース3の前縁部に位置する後部座席のシートバック1背面 部の上部には、前記上部カーテンレール11aの取付構造と同様な取付孔28が 形成されている。すなわち、図6に示すように、取付孔28は上部カーテンレー ル11aの取付突起25に対応する位置に複数個設けられ、その取付突起25の 径大部24を自由に挿通させ得る内径の径大孔部28aと、その下部に軸部23 のみを挿通させ得る径小孔部28bとを連続的に形成して成る。上部カーテンレ ール11aは取付突起25を径小孔部28bに係合させることにより、シートバ ック1背面部に着脱可能に取り付けられている。
【0013】 次に、本実施例の作用について説明する。例えば、車両を駐車させて車内で運 転者が仮眠するような時には、後部窓4のカーテンを閉じた状態にしたい場合が ある。その場合には、図2に示すように、上部カーテンレール11aを後部窓4 の上部に取り付けた状態のままとしておき、その状態でカーテン幕13を後部窓 4全体を覆うように横方向にスライドさせれば、上部及び下部のカーテンレール 11a,11b内の各ランナ15が各カーテンレール11a,11bに沿って移 動するから、後部窓4全域をカーテン幕13で覆った状態にすることができる。
【0014】 一方、車両を走行させるためにカーテン幕13を開け、荷物搭載スペース3に 搭載している荷物を覆い隠すためのトノカバーとして使用したい場合には次のよ うにする。まず、上部カーテンレール11aの両端を手で持ち、アッパトリム2 aの取付孔26内の取付突起25を径大孔部26a側に移すようにカーテンレー ル11aを移動させる。すると、取付突起25の径大部24と径大孔部26aと が一致したところで取付突起25を取付孔26から抜き出すことができるように なるから、上部カーテンレール11aをそのまま下げてアッパトリム2aから外 す。ついで、上部カーテンレール11aを手で持ったまま後部座席側に移しカー テンレール11aの取付突起25をシートバック1背面部の取付孔28の径大孔 部28aに挿入する。そして、そのままカーテンレール11aを下に押し下げれ ば、取付突起25の軸部23が径小孔部28b内に侵入するから、そこで取付突 起25が抜け止め状態に保持され、上部カーテンレール11aがシートバック1 の背面部に取り付けられた状態となる。従って、この状態でカーテン幕13を閉 じれば、荷物搭載スペース3の上方を覆い隠すトノカバーとして利用できる。
【0015】 なお、上述のように上部カーテンレール11aを後部窓4の上縁部から後部座 席の背面部に移す際には、下部保持機構21を中心にカーテン幕13は旋回する ような動きをするが、下部保持機構21においてはランナ15はフレキシブルジ ョイントによって旋回可能に連結されているから、カーテン幕13や下部カーテ ンレール11bに無理な力が作用することがない。
【0016】 このように、本実施例によれば、ひとつのカーテン装置を後部窓4を覆うため のリヤカーテンと荷物搭載スペース3に搭載した荷物を覆い隠すためのトノカバ ーとして選択的に利用できるので、それぞれ専用の装置を2つ設ける必要がない 。従って、部品点数を減らすことができ、車両の装備品のコストダウンを図るこ とができる。
【0017】 なお、本考案は上記した実施例に限定されるものではなく、例えば図7に示す ように、巻き取り型のカーテン装置として構成することもできる。この同図に示 した構成は、カーテン幕41を図示しない巻き取り型のリトラクタ装置内に巻き 取り引き出し可能に設けてあり、そのリトラクタ機構は後部窓4の下縁部に沿っ て固定されている。一方、そのカーテン幕41の引き出し端にはシャフト42が 巻き取り軸に沿うような方向で取り付けられている。そして、後部窓4の上縁部 両端側にはL字形の係合溝43を有したフック部44がそれぞれ固定され、荷物 搭載スペース3の前縁部には、サイドボディー内側の左右両側にやはりL字形の 係合溝45を有するフック部46が取り付けられている。
【0018】 上記構成において、リヤカーテンとして使用する場合には、カーテン幕41を 2点鎖線に示す方向に引き上げ、後部窓の上縁部左右に設けられている各フック 部44にカーテン幕41の引き出し端にあるシャフト42の左右両端を引掛ける 。一方、トノカバーとして使用する場合にはシャフト42の両端をサイドボディ ーに設けられたフック部46に引っかければよい。このように構成しても、1つ のカーテン装置をリヤカーテン及びトノカバーとして選択的に利用することがで きる。
【0019】 また、本実施例では、上部カーテンレール11aはその取付突起25をアッパ トリム2aまたはシートバック1の背面部に設けられた取付孔26,28に係合 することによって取り付けられたが、これに限らず、アッパトリムまたはシート バック背面部にフック部を設け、これらのフック部がカーテンレールの裏側に設 けられたフック部と係合することにより、カーテンレールがアッパトリムまたは シートバック背面部に係止されるようにしてもよい。 さらに、本実施例では、車両用カーテン装置をワンボックス形車両に適用した が、これに限らず、ワゴンタイプのツーボックス形車両に適用してもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】車両用カーテン装置の概略を示す縦断面図
【図2】車両用カーテン装置の部分斜視図
【図3】トノカバーとして使用している状態を示す部分
斜視図
【図4】下部保持機構の拡大断面図
【図5】上部カーテンレールと後部ドアとの取付状態を
示す部分拡大斜視図
【図6】上部カーテンレールとシートバックとの取付状
態を示す部分拡大斜視図
【図7】他例の車両用カーテン装置の部分斜視図
【図8】従来のカーテン装置を示す部分斜視図
【符号の説明】
11…カーテンレール 13…カーテン幕 21…下部保持機構 25…取付突起 26,28…取付孔 27…上部保持機構

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車室の後部を荷物搭載スペースとした車
    両の後部窓に設けられるものにおいて、カーテン幕の下
    縁部側を保持する下部保持機構を前記後部窓の下部に設
    け、前記カーテン幕の上縁部側を保持する上部保持機構
    を前記後部窓の上部及び前記荷物搭載スペースの前縁部
    に選択的に取付可能に構成したことを特徴とする車両用
    カーテン装置。
JP464693U 1993-01-20 1993-01-20 車両用カーテン装置 Pending JPH0657709U (ja)

Priority Applications (1)

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JP464693U JPH0657709U (ja) 1993-01-20 1993-01-20 車両用カーテン装置

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JP464693U JPH0657709U (ja) 1993-01-20 1993-01-20 車両用カーテン装置

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JPH0657709U true JPH0657709U (ja) 1994-08-12

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ID=11589734

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JP464693U Pending JPH0657709U (ja) 1993-01-20 1993-01-20 車両用カーテン装置

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