JPH02296553A - キャンピングカーの物品収納ネット - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ａ、　産業上の利用分野 本発明は車輌、特に小型自動車のキャンピングカーに通
した物品収納ネットに関する。

ｂ、　従来の技術と解決しようとする課題自動車には車
室内の僅かな空間を利用した小物入れが多数設けられて
いる。たとえば、運転席周辺にはグローフ゛ボックス、
インパネポンクス、アンダートレイ、センターコンソー
ルボックス、ドアポケット、シートバックポケットなど
があり、またリヤサイドポケット、アンダーフロアポケ
ット等がある。しかし、特に小型の自動車には相対的に
そのスペースも限られている。

一方、本出願人はワンボックスの小型自動車を利用した
キャンピングカーを新たに開発したが、キッチン用のギ
ヤビネント、ベンド用マットなどを載積する関係上、狭
い車室内に特別に小物の収納スペースは設けることは殆
ど不可能に近いことが判った。しかし、キャンプの設営
地において、設営した車室内の居住空間にそのような小
物入れがあることは極めて便利である。

本発明は前記事情に鑑みてなされたもので、使用しない
時は占有空間が全くな（、使用時のみ、収納物の形状や
容積のみが膨出した状態となるように構成して前記問題
点を解消したキャンピングカーの物品収納ネットを提供
することを目的とする。

Ｃ１課題を解決するための手段 前記目的に沿い、本発明は自動車のリヤウィンド上部、
あるいは側扉の上部であって、天井との間の細長い車室
内壁に沿って、端縁を弾性材で構成したネットを張設固
定することによって前記課題を解決した。

以下、本発明の実施例について図面を参照しながら詳細
に説明する。

第１図は、本発明に係る物品収納ネットを小型自動車の
キャンピングカーに適用した実施例を示すものである。

図は、キャンプ地において、キャンピングカーの設営状
態を示すもので、図においてｌはワンボックスカーの車
体、２は車体ｌのルーフに載置されたルーフキャリヤケ
ース、３はハツチバックドア、４はハツチバックドア３
をはね上げたあと、後方に引き出されたキラキン用のキ
ャビネット、５は車体ｌの側面にあって下端を回動中心
にして外側に開き水平に設定された側扉、６はその側扉
５の周囲に張設され、一部を破断して示すテント、７は
本発明が対象とする物品の収納ネットである。

なお、前記ハツチバックドア３には図示を省略したテン
トが上方から、かけ下げて張設されるようになっている
。

前記キャンピングカーは、水平に倒した前記側扉５の上
面と車体ｌの室内フロア上面とに、室内後部に積載して
きたマット１０を敷きつめ、ベットを設営する。この場
合、前記キャビネット４は後方へ引き出しておく。

物品の収納ネット７は、車体１のリヤウィンド２０の上
部車体の左側後方、あるいは前記側扉５の後方上部車体
の右側後方であって、室内の天井１１との間の狭くて細
長い車体内壁２１に沿って張設しである。なお１２は側
扉５を倒したあとに開口した車体側面（右側）の開口部
を示す。

この収納ネット７は、はＶ［Ｊ字状のフレーム７１と、
ネット７２と、弾性索７３の主要部からなり、フレーム
７１は水平部７４と、その両側に立上り部７５．７６と
からなり、水平部７４に取付部７７．７８を、立上り部
７５．７６の内側に曲折した先端に取付部７９．８０と
を設けである。

弾性索７３はゴムなどのような弾性部材からなり、フレ
ーム７１の立上り部７５．７６に設けた係止部８１．８
２に両端を固定しである。

また、前記ネット７２は、このフレーム７１と弾性索７
３とに係止しである。このネット７２は適度に伸縮でき
る弾性材料で構成してもよい。

以上のように構成した収納ネット７はフレーム７１の取
付部７７．７８．７９．８０にそれぞれ取付ネジを挿入
して車体内壁２１に固定しである。

この物品の収納ネット７を使用するには、その上部の弾
性索７３を引張ると、容易に延びて車体内壁２１との間
に開口部が形成されるから、この開口部から物品をネッ
ト７２内に押し入れたあと、手を離すと、弾性索７３は
自動的に復元し、車体内壁２１に張り付いた状態となる
。したがって開口部は閉じられ、収納された物品は収納
ネット７から外へ落ちることはない、そして収納した物
品の外形に沿った膨みが形成される。

なお、前記構成の収納ネットは、そのフレーム７１を廃
止しネット７２の周縁の全部またはその一部に弾性索を
配設した構成とし、このネットを、その周囲の複数個処
で車体内壁に張設するようにしてもよい、このようにす
ると、収納ネットの下方や側方からも物品が収納できる
。

ｄ、　発明の効果 本発明に係る収納ネットによれば、小型自動車のキャン
ピングカーのように、狭くて収納スペースがとれない形
式の車室内に設けるのに適しており、便利な居住空間か
えられる。特に、リヤウィンドの上部や、水平に倒され
る側壁の上部の天井に近く細長い内壁に設けるようにし
たので、収納ネットに収容した物品が膨出した状態を呈
しても、概して邪魔とならない、また不使用時は内壁面
とは奮面−となっているので居住空間を狭くするという
こともない。

【図面の簡単な説明】 第１図は本発明に係る収納ネットを適用したキャンピン
グカーの斜視説明図、第２図は同収納ネットの説明図で
ある。 ７・・・収納ネット、７１・・・フレーム、７２・・・
ネット、　　　　７３・・・弾性索。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 自動車のリヤウインド上部、あるいは側扉の上部であっ
   て、天井との間の細長い車室内壁に沿って、端縁を弾性
   材で構成したネットを張設固定したことを特徴とするキ
   ャンピングカー用物品収納ネット。