JPH0657208U - 作業用滑り止め具 - Google Patents

作業用滑り止め具

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JPH0657208U
JPH0657208U JP436793U JP436793U JPH0657208U JP H0657208 U JPH0657208 U JP H0657208U JP 436793 U JP436793 U JP 436793U JP 436793 U JP436793 U JP 436793U JP H0657208 U JPH0657208 U JP H0657208U
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直治 渡辺
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  • Footwear And Its Accessory, Manufacturing Method And Apparatuses (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 傾斜地における草刈り作業時に谷側に滑るこ
となく、楽な姿勢で、安全な作業を行うことのできる作
業用滑り止め具の提供。 【構成】 基枠部2と、支柱部3と、バンド部4とから
構成され、基枠部2は前後枠2Aと左右枠2Bが前後方
向に長い長方形に連結構成され、左右枠2Bには下方に
向け適数本のスパイク2Cが垂下植設され、後枠2Aに
は後方の結束紐装着部2Dが前後方向に起伏自在に取付
けられ、この結束紐装着部2Dには左右一対の結束紐2
D1,2D2が取付けられ、左右枠2Bの左右側面には
前後の結束紐係止具2E,2Fが取付けられ、基枠部2
の上面には横向きの受パイプ2Gが固着され、支柱部3
は当該受パイプ2Gに貫入され回動自在に支持された回
転軸3Aと、この回転軸3Aの内方端に上方に向け連結
せしめた伸縮自在の支柱体3Bとから構成され、バンド
部4は支柱体3Bの上端にボルト4Aで枢着状態で連結
されている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本案は、傾斜地における草刈り作業時に好適な作業用滑り止め具に関するもの である。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種のものにあっては、下記のようなものになっている。 傾斜地での草刈り作業は、斜面を横方向へ進行するのが普通である。 このような箇所での作業にはスパイク靴が有効とされてきた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
従来の技術で述べたものにあっては、下記のような問題点を有していた。 上述のような傾斜地での草刈り作業は、斜面を横方向へ進行することになるか ら草刈機の荷重と体重の大半は谷足にかかる。 この場合、上述のような作業に有効とされているスパイク靴の滑り止め効果に も限界があり意外に滑るものである。
【0004】 また、谷足側の靴は斜面に順応して傾きやすく、足底部も靴と共に靴底から外 れやすい。 このため、谷足側の疲労が多大となり、必然的に大股になって上体が山側に傾 くことが多く、したがって、草刈機も斜面に近くなるため、その刃先の回転面と 斜面との平行状態を維持することが困難で、この点が作業者の最も苦労する点で ある。
【0005】 本願は、従来の技術の有するこのような問題点を解決できるものを提供しよう とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】 上記目的を達成するために、本考案のものは下記のようになるものである。 すなわち本願のものは、基枠部2と、支柱部3と、バンド部4とから構成され 、基枠部2は、靴あるいは地下たび5の底面に対応するよう前後枠2Aと左右枠 2Bを前後方向に長い長方形に連結構成され、この基枠部2における左右枠2B の下面には下方に向け適数本のスパイク2Cが垂下植設され、この基枠部2にお ける後枠2Aには正面略逆U字状に構成された後方の結束紐装着部2Dが前後方 向に起伏自在に取付けられ、この結束紐装着部2Dには左右一対の結束紐2D1 ,2D2が取付けられ、さらに、基枠部2における左右枠2Bの左右側面の先端 近傍位置と、ほぼ中央位置には逆J状に構成された前後の結束紐係止具2E,2 Fが取付けられ、基枠部2の上面には前後の結束紐係止具2E,2Fの取付位置 のほぼ中間位置をもって横向きの受パイプ2Gが固着され、支柱部3は、当該基 枠部2における受パイプ2Gに貫入され回動自在に支持された回転軸3Aと、こ の回転軸3Aの内方端に上方に向け連結せしめた伸縮自在の支柱体3Bとから構 成され、バンド部4は、支柱体3Bの上端にボルト4Aで枢着状態で連結された 平面略U状に構成された弾性を有する板部4Bと、この板部の両端に取付けられ た締付けバンド4Cとから構成されている作業用滑り止め具である。
【0007】
【実施例】
実施例について図面を参照して説明する。 1は本案の作業用滑り止め具で、基枠部2と、支柱部3と、バンド部4とから 構成されている。 なお、本願の作業用滑り止め具1は、左右一対で使用する場合と、地形によっ ては左右のうちの谷足側のみを使用する場合とがあるが、ここで、図示しながら 説明するのは右足に使用している場合である。左足に使用するものは右足の場合 と対称な状態に構成されることとなるのは当然である。
【0008】 以下順にその詳細を説明する。 基枠部2は、金属材などを素材として公知の靴あるいは地下たび5の底面に対 応するよう前後枠2Aと左右枠2Bを前後方向に長い長方形に連結構成されてい る。 この基枠部2における左右枠2Bの下面には下方に向け適数本のスパイク2C が垂下植設されている。
【0009】 また、この基枠部2における後枠2Aには正面略逆U字状に構成された後方の 結束紐装着部2Dが前後方向に起伏自在に取付けられている。 この結束紐装着部2Dには左右一対の結束紐2D1,2D2が取付けられてい る。 さらに、基枠部2における左右枠2Bの左右側面の先端近傍位置と、ほぼ中央 位置には逆J状に構成された前後の結束紐係止具2E,2Fが取付けられている 。 基枠部2の上面には前後の結束紐係止具2E,2Fの取付位置のほぼ中間位置 をもって横向きの受パイプ2Gが固着されている。 この場合、基枠部2の下面には受パイプ2Gの左右端に対応するよう左の受枠 単体2H1と右の受枠単体2H2とからなる受枠2Hが添着されている。
【0010】 支柱部3は、当該基枠部2における受パイプ2Gに貫入され回動自在に支持さ れた回転軸3Aと、この回転軸3Aの内方端に上方に向け連結せしめた伸縮自在 の支柱体3Bとから構成されている。 そこで、支柱体3Bは鞘状に構成された下方支柱3B1と、この下方支柱に対 して昇降自在に挿入された上方支柱3B2とから構成されている。 3A1は受枠2H(図示の場合は左の受枠単体2H1)と、左右枠2B、受パ イプ2G間に置かれたナットで、回転軸3Aの先端のネジ部に螺合するよう構成 されている。
【0011】 バンド部4は、支柱体3Bの上端にボルト4Aで枢着状態で連結された平面略 U状に構成された弾性を有する板部4Bと、この板部の両端に取付けられた締付 けバンド4Cとから構成されている。 そして、この板部4Bの外周面は布地4B1で覆われている。
【0012】 作用について効果と共に説明する。
【0013】
【考案の効果】
本考案は、上述の通り構成されているので次に記載する効果を奏する。 装着は、図1、図2を参照して、基枠部の上面に靴あるいは地下たびを履いた 右足を載せ、左右の結束紐2D1,2D2を、図示の如く互いに交差させて結束 紐係止具2E,2Fに係止して締付けながら結束する。 ついで、バンド部4の締付けバンド4Cを下腿部に装着する。
【0014】 このような状態で、斜面に立つと、谷側方への傾斜を押さえる代わりに、バン ド部4は支柱体3Bを介して下腿部を谷側へ押圧するため、爪部は山側の地面を 確実につかむことになり滑ることは全くない。 加えて、基枠部は斜面から若干上がる形となり、その分山側の膝も若干伸ばせ るから、上体を直立した状態で作業をすることが可能となる。 このため、作業効率を高め、足周辺部その他の疲労を軽減させ、労働条件の改 善にも寄与できる。
【0015】 次に、180°転じて逆向きになると、谷足は山足となり各部の作用も変化し 、バンド部4は下腿部から離れようとするが、基枠部は結束紐2D1,2D2に より足に確実に固定されているからそのまま行動しても有効である。 また、平地での作業も可能なため、平地と斜面とを忙しく移行する作業にも有 効である。 なお、基枠部は回転軸3Aを中心に前後部分が上下動することが可能なため、 斜面を上下に移動する場合にも滑らないため有効である。
【0016】 基枠部は結束紐2D1,2D2により足に結束固定するよう構成されているか ら、どのような形の靴あるいは地下たび5にも、また、どのようなサイズの靴あ るいは地下たびにも広く対応できる共用性を有すると云う特徴をも有するもので ある。 このほか、基枠部2は前後枠2Aと左右枠2Bが前後方向に長い長方形の枠状 に連結構成されているから、全体をコンパクトに構成でき、かつ工場での規格化 した量産に好適なものとすることができる。
【0017】 また、この基枠部2における後枠2Aには正面略逆U字状に構成された後方の 結束紐装着部2Dが前後方向に起伏自在に取付けられているから、携帯時にはこ の結束紐装着部2Dを基枠部2の上面に対して倒伏すれば邪魔にならないと共に 、使用時にはこの結束紐装着部2Dを起立させると、この結束紐装着部2Dが靴 あるいは地下たびの背面部に当接するから、どのような形の靴あるいは地下たび 、また、どのようなサイズの靴あるいは地下たびへの対応をより確実にすること ができる。
【0018】 加えて、受枠2Hなどについては下記の効果を期待することができる。 使用に際しては、受枠2H、左右枠2B、受パイプ2G間にナット3A1を置 き、これに回転軸3Aのネジ部を挿入するが、この場合、ナット3A1は受枠2 H、左右枠2B、受パイプ2Gの間から出られないから、回転軸3Aのネジ込み 程度を調整することで、当該回転軸に対する下方支柱3B1および左右枠2Bと 間隔を任意に保持できる効果がある。
【0019】 なお、回転軸3Aをナット3A1内に入れる場合、当該回転軸3Aを回転させ ながらの方法と、ナット3A1を回転する方法がある。 受枠2Hを左の受枠単体2H1と右の受枠単体2H2とから構成し、かつこれ に回転軸3Aを左右いずれかの方向からでも挿入できるようにしたので、本願の ものを右足でも左足にも使用できる利点がある。
【提出日】平成5年3月22日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0011
【補正方法】変更
【補正内容】
【0011】 バンド部4は、支柱体3Bの上端にボルト4Aで枢着状態 で連結された平面略U状に構成された弾性を有する板部4Bと、この板部の両端 に取付けられた締付けバンド4Cとから構成されている。 そして、この板部4Bの外周面は布地4B1で覆われている。 なお、図4では左の受枠単体2H1と右の受枠単体2H2とが、一体の状態で 示されているが、図5のごとくこれらを左右に分割した状態で左右枠2Bの下面 にそれぞれ固着した状態にすることもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】使用状態の斜視図である。
【図2】1部を省略した斜視図である。
【図3】A−A線拡大端面図である。
【図4】要部の拡大縦断面図である。
【符号の説明】
1 作業用滑り止め具 2 基枠部 3 支柱部 4 バンド部
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成5年3月22日
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図5
【補正方法】追加
【補正内容】
【図5】左の受枠単体と右の受枠単体に関する他の実施
例の要部拡大縦断面図である。
【手続補正3】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図5
【補正方法】追加
【補正内容】
【図5】

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基枠部(2)と、支柱部(3)と、バン
    ド部(4)とから構成され、基枠部(2)は、靴あるい
    は地下たび(5)の底面に対応するよう前後枠(2A)
    と左右枠(2B)を前後方向に長い長方形に連結構成さ
    れ、この基枠部(2)における左右枠(2B)の下面に
    は下方に向け適数本のスパイク(2C)が垂下植設さ
    れ、この基枠部(2)における後枠(2A)には正面略
    逆U字状に構成された後方の結束紐装着部(2D)が前
    後方向に起伏自在に取付けられ、この結束紐装着部(2
    D)には左右一対の結束紐(2D1,2D2)が取付け
    られ、さらに、基枠部(2)における左右枠(2B)の
    左右側面の先端近傍位置と、ほぼ中央位置には逆J状に
    構成された前後の結束紐係止具(2E,2F)が取付け
    られ、基枠部(2)の上面には前後の結束紐係止具(2
    E,2F)の取付位置のほぼ中間位置をもって横向きの
    受パイプ(2G)が固着され、支柱部(3)は、当該基
    枠部(2)における受パイプ(2G)に貫入され回動自
    在に支持された回転軸(3A)と、この回転軸(3A)
    の内方端に上方に向け連結せしめた伸縮自在の支柱体
    (3B)とから構成され、バンド部(4)は、支柱体
    (3B)の上端にボルト(4A)で枢着状態で連結され
    た平面略U状に構成された弾性を有する板部(4B)
    と、この板部の両端に取付けられた締付けバンド(4
    C)とから構成されていることを特徴とする作業用滑り
    止め具。
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JPH0657208U true JPH0657208U (ja) 1994-08-09
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