JPH0625600Y2 - 脚立若しくは梯子に使用される支持装置 - Google Patents

脚立若しくは梯子に使用される支持装置

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JPH0625600Y2
JPH0625600Y2 JP1989026539U JP2653989U JPH0625600Y2 JP H0625600 Y2 JPH0625600 Y2 JP H0625600Y2 JP 1989026539 U JP1989026539 U JP 1989026539U JP 2653989 U JP2653989 U JP 2653989U JP H0625600 Y2 JPH0625600 Y2 JP H0625600Y2
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慶市郎 山崎
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慶市郎 山崎
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Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本考案は、平行に配設した一対の支脚間に複数の踏台を
架設して構成される脚立若しくは梯子を地面その他の設
置面上に安定よく設置する支持装置に関する。
「従来の技術」 従来より、平行に配設した一対の支脚間に複数の踏台を
架設して構成される梯子や、一対の単位梯子の上端部同
士を連結し略八の字状に拡開可能に構成した脚立は周知
であり、脚立は一般に所定位置に自立させた状態で車の
洗浄、庭木の手入れ、大工仕事等を行い、一方梯子は建
物の壁面や庭木等に立て掛けて一般に脚立より高い位置
における作業を行う場合が多いが、その設置面たる地面
は必ずしも平坦ではなく凹凸がある場合が多い為に安定
性が悪く、しばしば斜設して使用する場合があり、この
結果作業者の動作によっては梯子の安定性を失い梯子ご
と倒れてしまう場合があり作業上極めて危険であった。
かかる欠点を解消する為に、例えば第3図に示すよう
に、梯子体Aの下端にそれより幅の広い半円弧状に湾曲
した二股脚13を、前記梯子体A両支柱11の下端と二
股脚13直上の踏台12中央下面に筒状の金具15a、
15b、15cを前記二股脚13の仮想円弧状に沿って
固着させ、前記二股脚13がその円弧の円周に沿って左
右に回動し得るように前記筒状の金具15a、15b、
15cに嵌挿させると共に、前記踏台12中央下面に設
けた筒状の金具15cの下面にネジ軸16を螺合させ、
該ネジ軸16により二股脚13の周面を押圧し、位置保
持させるようにした脚高調節装置が提案されている。
(実開昭54−73036号) かかる従来技術によれば、地面Cに凹凸がある場合は、
該地面C上に設置した二股脚13は該凹凸に合わせて高
低差が形成されるが、該二股脚13を摺動自在に支持し
ている筒状金具15a、15b、15cに沿って前記高
低差に対応させて左方又は右方にずらす事によりそのず
れ量に対応した角度分だけ前記高低差の補正をする事が
出来る。
そして該補正位置で、ネジ軸16を締め付けて前記二股
脚13を押圧保持すればよい。
「考案が解決しようとする課題」 しかしながら、かかる従来技術によれば、例えば梯子自
体が多少傾いて設置された場合、若しくは梯子の片側に
寄って昇降した場合のように、二股脚13の軸方向の一
方に過大に偏荷重が印加された場合大きな問題が出る。
即ち前記従来技術は、ネジ軸16先端が二股脚13の周
面を単に押圧保持させているのみであるから、言換えれ
ばネジ先端の摩擦力によってのみ保持されているため
に、前記したよう二股脚13の軸方向(矢印方向)に過
大に荷重が加わった場合、二股脚13が前記ネジ先端の
摩擦力に抗して軸方向にずれてしまい、結果として梯子
体が傾動して、最悪の場合は倒れてしまうという問題が
生じる。
本考案は、地面その他の設置面に凹凸がある場合でも該
凹凸を吸収して安定性よく梯子や脚立を垂直方向に設置
し得る支持装置を提供する事を目的とするものである
が、特に前記したように二股脚13の軸方向に過大に荷
重が加わった場合においても、軸方向のずれが生じる事
なく、安定性よく梯子や脚立を垂直方向に設置し得る支
持装置を提供する事にある。
「課題を解決するための手段」 本考案はかかる技術的課題を達成する為に、平行に配設
した一対の支脚2−3間に複数の踏台12を架設して構
成される脚立若しくは梯子Bを地面Cその他の設置面上
に設置する支持装置Aにおいて、 前記両支脚2−3間隔幅より大なる軸長をもって下方に
向け曲率され、踏台6と平行な方向に沿って摺動自在に
前記一対の支脚2−3の端部間に貫装させた弓形状部材
1と、 前記弓形状部材1の下面より上方に向け螺入され、該弓
形状部材1より突設した先端部が直接若しくは間接的
に、踏台6下面を押圧保持可能に構成したネジ軸7状固
定部材Dとよりなり、 前記弓形状部材1の任意の摺動位置でネジ軸7状固定部
材Dを踏台6下面に向け螺進させることにより踏台6下
面を押圧して、前記弓形状部材1を位置固定可能に構成
した事を特徴とするものである。
「作用」 かかる技術手段によれば、第1図に示す如く地面Cに凹
凸がある場合は、該地面C上に設置した弓形状部材1は
該凹凸に合わせて高低差が形成されるが、該弓形状部材
1に摺動自在に支持されている支脚2-3を前記高低差に
対応させて左方又は右方にずらす事によりそのずれ量に
対応した角度分だけ前記高低差の補正をする事が出来る
という作用は前記従来技術と同様であるが、本願考案は
前記弓形状部材1の固定を、弓形状部材1の下面より上
方に向け螺入され、該弓形状部材1より突設した先端部
が直接設若しくは間接的に、踏台6下面を押圧保持可能
に構成したネジ軸7状固定部材Dにより構成したため
に、前記弓形状部材1の任意の摺動位置でネジ軸7状固
定部材Dを踏台6下面に向け螺進させることにより踏台
6下面を押圧して、前記弓形状部材1を位置固定する事
により、前記弓形状部材1の軸方向に過大に荷重が加わ
った場合においても、軸方向のずれが生じる事なく、安
定性よく梯子や脚立を垂直方向に設置させる事が出来
る。
即ちその作用を詳細に説明すると、支脚2−3間に挟ま
れる弓形状部材1とその直上の位置の踏台6間の距離は
弓形状部材1の曲率に対応して軸(水平)方向に沿って
変位する。
従って前記ネジ軸状固定部材Dを螺進させてその先端を
踏台6下面に押圧した場合、該固定部材Dの弓形状部材
1と踏台6間距離Wが規制される事となる。従って軸方
向の一方に過大に偏荷重が印加され、前記固定部材先端
(後記実施例の場合押圧部材8)と踏台6との摩擦力よ
り、弓形状部材1の軸方向の力が大になっても、固定部
材Dのネジ軸7の弓形状部材1と踏台6間距離Wが一定
に規制されているために、前記固定部材Dのネジ軸7が
伸長若しくは縮長されない限り、該固定部材Dが弓形状
部材1にとともに踏台6下面を摺動する事は不可能であ
り、結果として弓形状部材1の軸方向の移動が完全に阻
止される事となる。
この結果、梯子体Bが傾動してしまうという問題が生じ
る恐れを完全に解消できる。
「実施例」 以下に、図面を参照して本考案の好適な実施例を例示的
に詳しく説明する。ただしこの実施例に記載されている
構成部品の寸法、材質、形状、その相対配置などは特に
特定的な記載がない限りは、この考案の範囲をそれのみ
に限定する趣旨ではなく、単なる説明例に過ぎない。
第1図乃至第2図は、本考案の実施例に係る支持装置A
で、第1図は設置面に凹凸がある場合の使用例を示し、
第2図は設置面が平坦な場合の使用例を示す。
本支持装置Aは、複数の踏台6を架設した一対の支脚2-
3下端側に取付けられ、後記する弓形状部材1を摺動自
在に貫装する一対の連結部材、踏台6と平行な方向に沿
って摺動自在に、前記一対の連結部材4-5に貫装された
弓形状部材1、前記弓形状部材1の頂部より垂直に突設
され、その先端側で踏台6を摺動自在に挟持可能に構成
した保持部材Dからなる。
連結部材4-5は前記弓形状部材1が貫装可能な穴を設け
るとともに、該穴形成部位4a,5aを弓形状部材1の曲率
程度に合わせ所望角度中央側に向け折曲させている。
弓形状部材1は前記一対の支脚2-3間隔幅より大なる軸
長、具体的にはほぼ2〜3倍程度の軸長を有する円筒管
を弧状に湾曲させて形成するとともに、その両端側に樹
脂で形成した滑り止め兼用のU字状設置部材10を冠着
し、弓形状部材1端部が無用に土中に埋設してしまうの
防止する。
そして該弓形状部材1は前記連結部材4-5に貫装される
事により曲率が下向きに地面C上に設置可能となる。
又前記弓形状部材1の中央位置には半径方向に螺子孔1a
を螺刻し、該螺子孔1aの下側より保持部材Dの一部とな
す螺子軸7が螺入されている。
螺子軸7は踏台6に向け垂直方向に貫装されるととも
に、その先端側に踏台6断面形状に沿ってコの字状の押
圧部材8を取付け、弓形状部材1の軸を中心とした回転
を阻止するとともに、螺子軸7基端側に設けた取手9を
利用して前記螺子軸7を締付方向に回転させる事により
前記押圧部材8に押圧力が付勢され、踏台6と弓形状部
材1間の保持固定が行われる。一方前記螺子軸7を緩み
方向に回転させる事により前記押圧力が解除され、この
結果弓形状部材1の移動に対応させて前記押圧部材8が
ガイドされながら踏台6軸線方向に移動させる事が出来
る。
かかる実施例によれば、前記した考案の作用と共に、第
1図に示す如く地面Cに凹凸があり、梯子Bを設置する
面に高低差を生じる時には、弓形状部材1に沿って高い
設置面側に梯子Bを移動させる事により梯子Bを垂直に
補正した状態で設置する事が出来、その後取手9を締付
方向に廻す事によって梯子Bと弓形状部材1間を強固に
固定する事が出来る。
更に、前記弓形状部材1の軸長は少なくとも支脚2-3間
隔長の2〜3倍有する為に、押圧部材8が踏台6の軸方
向の端から端まで自由に移動出来、これにより設置面の
多少の凹凸に十分対応出来るとともに、第2図に示す如
く平坦位置で使用する場合においてもその地面C上の設
置間隔が弓形状部材1の軸長に対応して大となる為に、
作業者の移動による荷重作用点の変化に対する梯子Bの
安定性が向上し、梯子B上での作業の安定性が増加す
る。
「考案の効果」 以上記載の如く本考案によれば、地面その他の設置面に
凹凸がある場合でも該凹凸を吸収して安定性よく梯子や
組立を垂直方向に設置し得、特に前記弓形状部材の軸方
向に過大に荷重が加わった場合においても、軸方向のず
れが生じる事なく、安定性よく且つ安全に梯子や脚立を
垂直方向に設置し得る。等の種々の著効を有す。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第2図は、本考案の実施例を示し、第1図は
設置面に凹凸がある場合の使用例を示し、第2図は設置
面が平坦な場合の使用例を示す。 第3図は従来技術の梯子体支持装置を示す。 1:弓形状部材、2,3:支脚、4,5:連結部材、6:踏
台、D:保持部材、C:設置面

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】平行に配設した一対の支脚間に複数の踏台
    を架設して構成される脚立若しくは梯子を地面その他の
    設置面上に設置する支持装置において、 前記両支脚間隔幅より大なる軸長をもって下方に向け曲
    率され、踏台と平行な方向に沿って摺動自在に前記一対
    の支脚の端部間に貫装させた弓形状部材と、 前記弓形状部材の下面より上方に向け螺入され、該弓形
    状部材より突設した先端部が直接若しくは間接的に、踏
    台下面を押圧保持可能に構成したネジ軸状固定部材とよ
    りなり、 前記弓形状部材の任意の摺動位置でネジ軸状固定部材を
    踏台下面に向け螺進させることにより踏台下面を押圧し
    て、前記弓形状部材を位置固定可能に構成した事を特徴
    とする支持装置
JP1989026539U 1989-03-08 1989-03-08 脚立若しくは梯子に使用される支持装置 Expired - Lifetime JPH0625600Y2 (ja)

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