JPH06570B2 - パレットで運ばれる荷物を第１の蓄積装置へと第２の蓄積装置から移送するための移送装置 - Google Patents

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はパレットで運ばれる荷物用の蓄積及び保管シス
テムに関する。

〔発明の背景及び課題〕

製造業、倉庫業及び大規模な卸売業は、輸送前の短期間
であろうと、使用又は販売前に長期間であろうと、その
商品を移送し、保管する問題に常時、直面する。さら
に、多くの製造業、特に自動車業界は現在、工場の他の
部分や、外部の供給者からの部材、部品がそれらを使用
する直前に保管時間を最低限にして組立部分へ配送され
ることを意味する、“ジヤストインタイム”原理で操業
している。そのような業界が、彼らの商品を蓄積し、保
管し、或いは使用する場合、どのように操業しても、そ
れは商品を移送、保管し、その商品が正しい順序で取り
出され、使用されることを保証するという問題に直面す
る。現在、特に“ジヤストインタイム”による製造状況
では、コンピューター化した商品管理が通常であり、現
在、商品を置くシステムがコンピュータ管理に適するよ
うにすることが基本である。また、商品の保管、取り出
しシステムは購入、操作が経済的であることが基本であ
る。

〔発明の概要〕

本発明は、上述の種々の要件を実現する、商品の蓄積及
び／又は保管システムを提供する。本発明は、パレット
にのせた荷物を、組織化された移動ルートでFIFO（フア
ーストインフアーストアウト）又はFILO（フオーストイ
ンラストアウト）操作で移動させ及び／又は蓄積させる
ことができ、コンピュータ制御が可能で、製造と操作が
経済的であり、しかも水平方向及び垂直方向へ伸長し
て、非常に有効な高密度の蓄積、保管及び回復システム
を生じさせることのできる基本的移送システムを利用し
ている。

本発明によれば、パレットで運ばれる荷物をメイン走路
をなす第１の蓄積装置へと交差走路をなす第２の蓄積装
置から移送するために、パレットで運ばれる荷物を、第
２の蓄積装置においてその交差走路に沿いその第１の位
置から第２の位置へと移動させ、第１の蓄積装置から第
１の蓄積装置へ送り、そして、第１の蓄積装置において
メイン走路に沿いその第１の位置から第２の位置へと移
動させることができる、移送装置が提供される。

上記の第１および第２の蓄積装置はそれぞれ、次の(a)
〜(e)を有する。すなわち、 (a)第１の位置と第２の位置の間に延在するレール、 (b)レールに沿ってその上を移動するためのランナーを
有するデッキ、 (c)デッキに結合して設けられ、そのデッキを第１の位
置と第２の位置との間で往復移動させる、たとえば油圧
シリンダーを利用したデッキ駆動装置、 (d)デッキの両外縁それぞれに沿って延びるとともに、
デッキよりも上方まで突出している、一対のパレット支
持体、 (e)デッキ上のパレットリフト装置であって、デッキの
横断方向に延びかつ相互に離間してデッキ上に配置され
ている複数の支持部材と、これらの支持部材それぞれの
上に載置された膨張可能な管部材と、下方に開いたＵ字
状をなし、管部材それぞれに載置されて支持部材を部分
的に覆うリフト部材と、加圧手段とを有し、この加圧手
段により、管部材を選択的に膨張させてリフト部材を上
昇せしめ、パレット支持体上のパレットに係合させてそ
のパレットを持ち上げ、もって、持ち上げたパレットを
第１の位置から第２の位置へのデッキの移動により動か
せるようになし、そして、管部材を選択的にしぼませる
ことにより、リフト部材によりそれまで持ち上げていた
パレットを下降させてパレット支持体上に降ろし、降ろ
されたパレットの下においてデッキが第２の位置から第
１の位置へと移動できるようになす、パレットリフト装
置 を備える。

そして、第１の蓄積装置の一方のパレット支持体に開口
部が設けられ、第１の蓄積装置に対してその開口部にお
いて第２の蓄積装置が直交し、第１の蓄積装置のデッキ
には、１対の隣接した支持部材の間であって、前記開口
部において前記第２の蓄積部材のレールに整列させ得る
位置に、補助レールが設けられ、第２の蓄積装置の第２
位置にあるときのデッキは、第１の蓄積装置の第１位置
にあるデッキ上に重なるよう構成にされている。

本発明のシステムは高密度の保管及び取り出しシステム
においてパレットを移動させるために水平方向及び／又
は垂直方向へ伸びることができる。各レーン端部に適切
な移送機構が備えられ、パレットを水平方向へ、或いは
上り傾斜、又は下り傾斜で選択された隣接レーンへ移動
させることができる。荷物を選択された高位レーンへ垂
直に移動させるためにエレベーター装置を備えることも
できる。これら全てのレーンはこの基本的発明と同じ原
理で作動する。

〔実施例〕

以下に本発明を下記の図面に関連して詳述することにす
る。

第１図は本発明の基本的なパレット移送及び蓄積システ
ム１０の斜視図を示す。図示のように、このシステムは
ベース１２上に組立られ、このベース１２は倉庫や工
場、その他のビルデイングのコンクリート床であった
り、保管ラックシステムの枠組の一部であったりする。
ベース１２は、このシステムによって支持される負荷に
適した長さと幅を有する適切な装着支持体を表わす。

ベース１２には、セイルレール（商標）空気コンベアシ
ステムの一対の横方向に間隔をおいて位置するレール１
４，１４が取付けられている。第２図および第３図に示
すように、レール１４，１４はくぼん上面１６と複数の
縦方向に伸長するポート１８，２０，２２，２４とを有
する。ノズル２６（第１図参照）は上面１６を貫通し、
選択されたポート２０，２２と連絡するので、レール内
の加圧空気は選択されたノズル２６を通って流出する。
ポートの加圧は、適切な弁及びロジック回路によって制
御されるので、動力の使用を経済的にし、ノイズを最少
限にする。

各レールには「ランナー」２８が乗っており、これはセ
イルレールシステムのもうひとつの主要部材である。各
ランナーは、ポリエチレンの外側カバーと、しなやかな
内側可撓材とを有し、ノズル２６が加圧される時、エア
フイルムが生じ、ランナー２８は、上面１６の上方へわ
ずかに上昇するので、レールに沿って滑らかに動き易く
なり、薄い低圧空気フイルムによって支持される。この
セイルレールシステムの技術については、カナダ特許第
９５０，８５３号、１，００２，５６５号、１，０６
６，６４５号、１，１６７，７９７号を含む、いくつか
の特許に示されているので、ここで更に説明する必要は
ないであろう。

ランナーはその上にデッキ３０を支持し、このデッキ３
０は合板、或いはその他の丈夫な材料で造られ、中心コ
ネクター３１に取付けられる。このデッキは支持する荷
物より狭く、その長さはレール１４よりも少くとも１つ
の荷物の移動距離だけ短くて、典型的なものでは、第２
図および第３図に示すパレット３２の長さよりわずかに
長い。

デッキ駆動装置、たとえば空気圧ないし油圧の長行程の
シリンダー３４が設けられる。シリンダー３４は、その
一端がベース１２に、他端がコネクター３１に結合さ
れ、レール１４の加圧時に往復運動をデッキ３０に伝え
る。デッキ３０の移動距離は１個の荷物ユニットよりわ
ずかに長くすべきであるが、この倍量も可能である。ラ
ンナー２８はデッキ３０の全長にわたって伸長させる必
要はないことも、念頭におくべきである。その代わり、
複数の短いランナーをデッキの長さに沿って縦方向へ間
隔をおいて離して位置づけることもできる。

パレットリフト機構３６がデッキの各外縁に沿って配置
され、その機構は第２図および第３図に最もよく示され
ている。その機構３６は矩形支持部材３８と、縦方向へ
案内される逆Ｕ字形又はＨ字形のリフト部材４０と、前
記支持部材３８とリフト部材４０との間に配置された膨
脹可能な管部材４２とを有する。典型的なものでは、管
部材４２は、2.5インチ（6.4cm）の消化ホースであって
もよい。さらに、支持部材３８の上面は、縦方向へ伸長
する窪み４４を備えているので、管部材の膨脹時、それ
を位置づけ易くしている。縦方向へのリフト部材の上方
部分は、伸長ガイドを備え、パレット脚又はその他の同
様の突出部を横方向へ位置づけるようになっている。

第１図に示すように、典型的なシステムのリフト機構３
６は３つの別個の部分として形成するのが好ましい。即
ち、各々が１個の荷物ユニットの長さと同じ長さのイン
プット位置４６と、アウトプット位置５０と、長さがレ
ール１４より短かい、少くとも１個の荷物ユニットの長
さを有する、長い中間部分４８とを有する。

ここで、基本システムの操作について、システムの長さ
に沿って荷物を移動させる簡単な仕事について説明す
る。この場合、空のシステムでもってスタートする。

この操作のスタート時、リフト部材４０は第３図の上昇
位置にあり、管部材４２は前部膨脹している。デッキ３
０の上方で、インプット位置４６のリフト部材４０上に
は、負荷のかかったパレット３２をのせるので、デッキ
は第１図のその最初の位置へ引き戻される。リフト部材
４０はそれから、下降するので、パレットは部材４０を
こえてデッキ３０上に位置する。そしてレール１４が加
圧され、シリンダー３４が作動してデッキとその荷物を
れーるに沿って、１個の荷物ユニットの位置だけ移動さ
せる。デッキの移動端部では、中間部分のリフト部材４
０が上昇して、パレット３２とその荷物をデッキ３０か
ら離反するように上昇させ、それによって、デッキはそ
の下をインプット位置へ向って自由に後退する。インプ
ット位置４６のリフト部材４０上に、もうひとつの荷物
をのせると、デッキはその最初の位置へ戻り、それから
インプット位置のリフト部材４０と中間部分のリフト部
材４０が下降する時、新しい荷物と第１の荷物との両方
を受入れるので、その両荷物は、デッキの前進時、シス
テムに沿って割り出せる。このプロセスを何回も行うこ
とができ、アウトプット位置５０に、１個の負荷ユニッ
トがのせられ、中間部分４８に適数のユニットが蓄積さ
れ、インプット位置４６に多分１個のユニットをのせる
ことにより、システムは万載となる。

前述のように、そのシステムを所望の様式で操作するた
めに適切な制御回路を備えている。例えば、そのシステ
ムは、アウトプット位置５０から１個の荷物ユニットが
除去されたことを探知すると、全ての荷物ユニットを自
動的に前進させるので、アウトプット位置には（例えば
作業者の組立位置）常時、荷物ユニット（例えば供給部
品）が存在することを確実にする。また、その制御回路
は、リフト部材及びデッキの持ち上げ及び戻し移動や、
下降、前進移動を含む一連の別個の前進段階でアウトプ
ット位置へ第１の荷物ユニットを前進させることができ
る。中間部分もまた、長さ方向へ、荷物ユニットの複数
の別個のリフト部分を包含し、その各リフト部分は個々
に作動できるので、デッキはその前に位置づけられた荷
物ユニットの下を往復動し、その時、前記荷物ユニット
を移動させないで新しいユニットを前進させ、それはイ
ンプット位置４６の所での流れとなる。

システムの制御は、空気圧又は電子ロジック回路を通し
て行われ、その種々の機能は、特定の決定点でそのシス
テム内に配置されたスイッチ又はセンサーのような種々
のアクチュエーターに応答して開始したり、終了したり
する。ここで第４図および第５図を参照すれば、完全な
制御は、１２個のスイッチ即ちセンサーS1〜S12により
達成される。スイッチＳ１は、荷物ユニットがインプッ
ト位置４６に配置される時を感知し、スイッチＳ２はア
ウトプット位置５０に荷物ユニットが存在することを探
知する。スイッチＳ３は中間部分４８の第１位置に荷物
ユニットが存在することを探知し、スイッチＳ４ＨＡ中
間部分の最後の位置に荷物ユニットが存在することを探
知する。スイッチS5,S6はシリンダー３４が後退する
時、伸長する時をそれぞれ探知し、スイッチＳ７とS8,S
9とS10,S11とS12はそれぞれ、インプット位置、中間部
分、アウトプット位置のリフト部分４０が上昇状態にあ
る時と、下降状態にある時とを探知する。スイッチS1〜
S4のどれかを駆動するパレットは、ロジック回路を刺激
して適切なリフト部材を上昇又は下降させ、或いはシリ
ンダー３４を駆動してデッキを所望の方向へ移動させて
そのシステムに位置する１個、複数個、或いは全てのパ
レットの所望の動きを行わせ、その時、そのシステムへ
流入、流出する荷物の数のカウントを保持する。使用さ
れる回路は、個々の用途にとって必要なパレットの流れ
次第で決まり、相当な技師の能力の範囲内にあるので、
ここでは詳述する必要はないように思われる。

第６図および第７図は、デッキ３０それ自体にパレット
リフト装置を備えたもうひとつの実施例を示す。この場
合、パレット支持体５２はデッキ３０の外縁でシステム
の長さにわたって伸長し、しかもデッキ面より高い。パ
レットリフト装置５４はデッキの頂部に備わっており、
前例と同様に、支持部材５６と、管部材５８と、逆Ｕ字
形、又はＨ字形リフト部材６０を有する。第６図に示す
ように、管部材５８がふくらむと、デッキ３０の移動
時、パレット３２は支持体５２（第７図）の上に位置し
た状態からその支持体５２から離反上昇してそのシステ
ムに沿って移動することになる。管部材５８がふくらむ
時、支持部材５２上に位置するパレット３２の下側と、
リフト部材６０の頂部との間に間隙が生じ、その下でデ
ッキ３０が邪魔されないで往復動することができる。パ
レットが蓄積し、システムを通ってそれが移動する方法
は、第１実施例の方法と同じか、少くとも類似する。

図面には特別に示すことはしないけれども本発明はその
他の形状や部材として実施できることは明らかである。
例えば、ローラーやボールコンベア、或いはエア支持パ
ッドのような種々のデッキ支持手段を、好ましいセイル
レール支持システムの適所に使用することもできる。し
かしながら、そのような手段は有効で、安価で静かな手
段とは言えない。デッキ駆動装置は適切に作られたリニ
アモータ、いわゆる“杆な”シリンダー、逆転可能なラ
ック、ピニオン歯車装置、或いは逆転可能なスプロケッ
ト、チェン機構であってもよい。パルスポンプはデッキ
を油圧で往復させる適切な手段である。パレット移送装
置はリフト部材を上下動させる偏心受動ローラー使用し
たり、或いはその接近、離反移動時にパレットを上昇、
下降させる一対の共働楔部材を使用することができる。
デッキは中実（例えば合板）にすることもでき、また、
開放格子状台部材にすることもでき、或いは複数の広く
離れて位置するデッキ部分を適切に接合させて共働して
移動するようにしたものを使用することもできる。

ここで説明する基本システムは、所望のように特定の加
工位置へ荷物を運ぶアウトプット端部で方向転換するよ
うにした一層大型の倉庫設備の一部分にすることもでき
る。パレットは曲りくねった流路を作るために隣接する
水平レーンへ向けることもでき、また持ち上げ装置は倉
庫や工場に垂直方向の自由な空間を利用することができ
るようにパレットをラックシステムの種々の高さに上下
させることもできる。荷物を所望のパターンで方向づけ
るように、垂直方向と水平方向の変化をいかようにも組
み合わせて使用することができる。明らかに、本発明の
システムは、実際にいかなる状況にも容易に対応できる
ような非常に多様性のある荷物処理システムを提供す
る。

１つの特定の型の倉庫は本発明のシステムにより改善さ
れ易い、即ち、“バルク”倉庫である。典型的なもので
は、“バルク”倉庫は最大限利用しても、床の有効空間
は５０％である。本発明の隣接システムにより床面積全
体を殆んどカバーすることによって、床の空間の利用度
を大いに増大させることができる。本件システムのデッ
キにより運ばれるパレット上の荷物は倉庫の殆んど天井
まで達するが、往復移動が非常に滑らかで、リフト距離
も非常に小さく、デッキを動かすのに十分なクリアラン
スを備える程度であるので、荷物が倒れる心配はない。

第８図は荷物を積載したパレットを、一方の蓄積装置か
ら他方の蓄積装置へ移送する、本発明の移送装置を示
す。メイン走路６２をなす第１の蓄積装置は、ランナー
２８を有するデッキ３０と、レール１６と、パレット支
持体５２を含む。デッキ３０は、第１図を参照して説明
したシリンダー３４のようなデッキ駆動装置により往復
動させられる。デッキ３０はまた、第６図、第７図に関
連して説明したようなパレットリフト装置５４が備わっ
ている。

第１の蓄積装置に対して、その片方のパレット支持体に
設けられた開口部６４において、交差走路６６をなす第
２の蓄積装置がほぼ直交して配置されている。第２の蓄
積装置は、ランナー２８′を有するデッキ３０′と、レ
ール１６′と、パレット支持体５２′を含む。第１の蓄
積装置のデッキ３０上に設けられる補助レール１６Ａ
は、デッキ３０の位置合わせにより、第２の蓄積装置の
レール１６′に対して図示のように整列できるよう、デ
ッキ３０の一対のパレットリフト装置５４の間に配置さ
れる。図示しないが、所望時補助レール１６Ａを加圧す
る手段を設けることもできる。

パレットを交差走路６６の図示右方の位置（第２の蓄積
装置の第１の位置）からメイン走路６２へ移す場合の動
作は次のようである。まずパレットリフト装置５４′を
動作させてパレットをパレット支持体５２′から持ち上
げ、次にデッキ３０′を交差走路６６とメイン走路６２
とが重なる位置（第２の蓄積装置の第２の位置、すなわ
ち、第１の蓄積装置の第１の位置）へ付随のデッキ駆動
装置により移動させる。この移動の完了までに、第１の
蓄積装置のデッキ３０をその補助レール１６Ａがレール
１６′に整列するよう付随のデッキ駆動装置により移動
させておく。そうすると、第２の蓄積装置のデッキ３
０′は開口部６４を通って補助レール１６Ａ上へと進む
ことができる。持ち上げられたままのパレットは第１の
蓄積装置のパレット支持体５２の上方に至り、そこでパ
レットリフト装置５４′を動作させてパレットをパレッ
ト支持体５２へと降下させる。第２の蓄積装置のデッキ
３０′は、パレットの下から開口部６４を抜けて第２の
蓄積装置の第１の位置へと戻ることができる。その後、
パレットは、第１の蓄積装置の第１の位置から第２の位
置（図示においてメイン走路６２の左方の位置）へと必
要により、デッキ３０により移動させることができる。

本発明のその他の変形例も本発明の範囲内にあって、本
発明は特許請求の範囲から決定される。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の基本構造を示す斜視図である。 第２図は第１図の構造の端面図であって、パレット負荷
はデッキ上に位置する。 第３図は第１図の構造の端面図であって、パレットはデ
ッキをこえて持ち上げられている。 第４図は基本システムの平面図であって、ロジック制御
スイッチ、即ちセンサーの典型的な位置を示す。 第５図は付加的ロジック制御スイッチ、即ちセンサーの
典型的な位置を示す側面図であり、 第６図および第７図は第２図および第３図の類似図であ
って、本発明の第２の実施例の端面図を示す。 第８図は１つの蓄積装置から他の蓄積装置へ荷物を移送
させる移送装置を示す図である。 １２……ベース、１４……レール、２６……ノズル、２
８……ランナー、３０……デッキ、３２……パレット、
３６……パレットリフト機構。

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 リチヤード・シイ・ブレイア カナダ国 オンタリオ州・スタウフヴイ ル・アール アール ３・（番地なし) (56)参考文献 特開 昭62−36212（ＪＰ，Ａ) 特開 昭60−148812（ＪＰ，Ａ)

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】パレットで運ばれる荷物をメイン走路(62)
   をなす第１の蓄積装置へと交差走路(66)をなす第２の蓄
   積装置から移送するために、パレットで運ばれる荷物
   を、第２の蓄積装置においてその交差走路(66)に沿いそ
   の第１の位置から第２の位置へと移動させ、第１の蓄積
   装置へ送り、そして、第１の蓄積装置においてメイン走
   路(62)に沿いその第１の位置から第２の位置へと移動さ
   せることができる、移送装置であって： 前記第１および第２の蓄積装置はそれぞれ、 (a)第１の位置と第２の位置の間に延在するレール(16,1
   6')と、 (b)前記レール(16,16')に沿ってその上を移動するため
   のランナー(28,28')を有するデッキ(30,30')と、 (c)前記各デッキ(30,30')に結合して設けられ、そのデ
   ッキを第１の位置と第２の位置との間で往復移動させる
   デッキ駆動装置(34)と、 (d)前記デッキ(30,30')の両縁それぞれに沿って延びる
   とともに、前記デッキ(30,30')よりも上方まで突出して
   いる、一対のパレット支持体(52,52')と、 (e)パレットリフト装置(54,54')にして、前記デッキ(3
   0,30')の横断方向に延びかつ相互に離間して前記デッキ
   (30,30')上に配置されている複数の支持部材(56)と、こ
   れらの支持部材(56)それぞれの上に載置された膨張可能
   な管部材(58)と、下方に開いたＵ字状をなし、前記管部
   材(58)それぞれに載置されて前記支持部材(56)を部分的
   に覆うリフト部材(60)と、加圧手段とを有し、この加圧
   手段により、前記管部材(58)を選択的に膨張させて前記
   リフト部材(60)を上昇せしめ、前記パレット支持体(52,
   52')上のパレットに係合させてそのパレットを持ち上
   げ、もって、持ち上げたパレットを第１の位置から第２
   の位置への前記デッキ(30,30')の移動により動かせるよ
   うになし、そして、前記管部材(58)を選択的にしぼませ
   ることにより、前記リフト部材(60)によりそれまで持ち
   上げていたパレットを下降させてパレット支持体(52,5
   2')上に降ろし、降ろされたパレットの下において前記
   デッキ(30,30')が第２の位置から第１の位置へと移動で
   きるようになすものである、パレットリフト装置(54,5
   4')と を備えるものであり； 前記第１の蓄積装置の一方のパレット支持体(52)に開口
   部(64)が設けられ、前記第１の蓄積装置に対してその開
   口部(64)において前記第２の蓄積装置が直交し、 前記第１の蓄積装置のデッキ(30)には、１対の隣接した
   支持部材(56)の間であって、前記開口部(64)において前
   記第２の蓄積部材のレール(16')に整列させ得る位置
   に、補助レール(16A)が設けられ、 前記第２の蓄積装置の第２位置にあるときのデッキ(3
   0')は、前記第１の蓄積装置の第１位置にあるデッキ(3
   0)上に重なるよう構成にされていることを特徴とする、 パレットで運ばれる荷物を第１の蓄積装置へと第２の蓄
   積装置から移送するための移送装置。