JPH0657064A - 熱可塑性樹脂組成物 - Google Patents

熱可塑性樹脂組成物

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JPH0657064A
JPH0657064A JP23280392A JP23280392A JPH0657064A JP H0657064 A JPH0657064 A JP H0657064A JP 23280392 A JP23280392 A JP 23280392A JP 23280392 A JP23280392 A JP 23280392A JP H0657064 A JPH0657064 A JP H0657064A
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JP
Japan
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weight
resin
thermoplastic resin
modified
resin composition
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Application number
JP23280392A
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English (en)
Inventor
Kazuhito Wada
一仁 和田
Yasuhiro Mishima
育宏 三島
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Kanegafuchi Chemical Industry Co Ltd
Original Assignee
Kanegafuchi Chemical Industry Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 塩化ビニル系樹脂(A)及び/又はスチレン
系樹脂(B)1〜99重量部と変性オレフィン系樹脂
(C)99〜1重量部からなる、(A)、(B)、
(C)の合計100重量部に対し、下記相溶化剤(Y)
0.1〜50重量部をブレンドしてなる熱可塑性樹脂組
成物: 相溶化剤(Y):反応基を有する化合物を0.05〜5
0重量%含有する変性オレフィン系重合体(D)5〜9
5重量部と、(D)の反応基と反応性のある反応基を有
する化合物を0.05〜50重量%含有する変性塩化ビ
ニル系重合体(E)95〜5重量部からなる相溶化剤。 【効果】 耐衝撃性、耐表層剥離性に優れた成形品を提
供するとともに、流動性に優れている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、特に耐表層剥離性に優
れた熱可塑性樹脂組成物に関し、更に詳しくは、耐衝撃
性、耐表層剥離性に優れた成形品を提供するとともに、
流動性に優れた熱可塑性樹脂組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】最近、異種の特性を持つポリマー同士を
アロイ化して樹脂を改質することが盛んに検討されてい
る。例えば、オレフィン系樹脂とスチレン系樹脂あるい
は塩化ビニル系樹脂とのアロイ化については、エチレン
−酢酸ビニル共重合体によりアロイ化する方法(特公昭
60−36178)、ポリエチレン−EPDM変性物に
よりアロイ化する方法(特開昭63−304039、特
開平1−165640)、ポリプロピレンとスチレン系
樹脂のブロック体によりアロイ化する方法(特開平2−
199127、特開平2−199128、特開平2−1
99129)等が報告されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし乍ら、上記従来
の方法では、耐衝撃性の低下を引き起こしたり、また、
射出成形等の高剪断下での成形後に成形品の表層が成形
品と僅かな力で分離する表層剥離現象が起こり、実用に
適さない等の問題があった。本発明は上記問題を解決
し、耐衝撃性、耐表層剥離性、流動性に優れた熱可塑性
樹脂組成物を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者等は、上記の課
題を解決するため鋭意検討した結果、塩化ビニル系樹脂
及び/又はスチレン系樹脂と変性オレフィン系樹脂に対
し、反応基を有する化合物を含有する変性オレフィン系
重合体と、この反応基と反応性のある反応基を有する化
合物を含有する変性塩化ビニル系重合体からなる相溶化
剤を使用し、オレフィン系樹脂をこれらの反応基と反応
性のある反応基で変性すると、興味深いことに、耐衝撃
性が低下せず、かつ高剪断下での表層剥離が起こらない
ことを見いだし本発明を完成した。
【0005】即ち、本発明は、塩化ビニル系樹脂(A)
及び/又はスチレン系樹脂(B)1〜99重量部と変性
オレフィン系樹脂(C)99〜1重量部からなる、
(A)、(B)、(C)の合計100重量部に対し、下
記相溶化剤(Y)0.1〜50重量部をブレンドしてな
る熱可塑性樹脂組成物を内容とするものである。 相溶化剤(Y):反応基を有する化合物を0.05〜5
0重量%含有する変性オレフィン系重合体(D)5〜9
5重量部と、(D)の反応基と反応性のある反応基を有
する化合物を0.05〜50重量%含有する変性塩化ビ
ニル系重合体(E)95〜5重量部からなる相溶化剤。
【0006】本発明に用いられる相溶化剤は、ある特定
の化合物で変性したオレフィン系重合体と、特定の化合
物と反応する反応基を有する化合物を含有した塩化ビニ
ル系重合体からなる相溶化剤であり、本発明の熱可塑性
樹脂組成物が耐衝撃性、耐表層剥離性を発揮するために
は必須の成分である。つまり、本発明の相溶化剤(Y)
は、塩化ビニル系樹脂及び/又はスチレン系樹脂と変性
オレフィン系樹脂のように、本来は相溶性を持たない、
あるいは相溶性に乏しい樹脂同士の相溶性を向上させる
効果がある。
【0007】本発明に用いられる変性オレフィン系重合
体(D)は、反応基を有する変性オレフィン系重合体で
ある。このような変性オレフィン系重合体は、オレフィ
ンと重合可能な反応基、例えばビニル基を持つ化合物で
あって、かつ他の反応基を合わせもつ化合物とオレフィ
ンとの共重合により製造することができる。また、ポリ
オレフィンを通常の重合方法で製造した後、そのポリオ
レフィン鎖にオレフィンと重合可能な反応基、例えばビ
ニル基を持つ化合物であって、かつ他の反応基を合わせ
もつ化合物を通常の方法でグラフト重合して導入しても
よい。オレフィンと共重合あるいはグラフト重合する際
に、反応基を有する化合物以外の重合可能なビニルモノ
マーを共重合することもできる。反応基としては、エポ
キシ基、1,2,3級アミノ基、アミド基、カルボキシ
ル基、酸無水物、ヒドロキシル基等が例示され、これら
の単独又は2種以上の組合せで用いられる。本発明の変
性塩化ビニル系重合体(E)に導入する反応基との反応
をより効果的にさせるためには、カルボキシル基、酸無
水物が好ましく、酸無水物が特に好ましい。
【0008】反応基を導入できる化合物としては、グリ
シジルアクリレート、グリシジルメタクリレート、アリ
ルグリシジルエーテル、ジメチルアミノエチルメタクリ
レート、ビニルピリジン、t−ブチルアミノエチルメタ
クリレート、アクリルアミド、メタクリルアミド、マレ
イミド、アクリル酸、メタクリル酸、マレイン酸、無水
マレイン酸、アリルアルコール、2−ヒドロキシエチル
メタクリレート、2−ヒドロキシエチルアクリレート、
2−ヒドロキシプロピルメタクリレート、2−ヒドロキ
シプロピルアクリレート等が例示される。反応基は、変
性塩化ビニル系重合体(E)との反応が行われ、相溶化
剤が製造できればよく、反応基を含有する化合物が0.
05〜50重量%であり、好ましくは0.1〜30重量
%である。0.05重量%未満では耐表層剥離性が発揮
されず、50重量%を超えると流動性の低下が大きくな
る傾向にある。
【0009】オレフィン系重合体と反応基を導入できる
化合物との共重合の製造方法は、特に限定はないが、以
下に示す2つの方法が好適に利用できる。第1の製造方
法は、オレフィン系重合体のグラフト変性法であり、第
2の製造方法は、オレフィンモノマーと反応基を導入で
きる化合物を共重合させる方法である。第1の製造方法
は、オレフィン系重合体と反応基を導入できる化合物の
2成分からなる組成物を、ラジカル開始剤を用いてラジ
カル付加するものである。この際に、オレフィン系重合
体を溶解ないしは膨潤させる溶剤、例えば、テトラリ
ン、デカリン、トルエン、キシレン、クロロベンゼンを
使用してもよい。具体的には、オレフィン系重合体と反
応基を導入できる化合物を、例えば、押出機、加熱ロー
ル、ブラベンダー、バンバリーミキサーなどの従来から
の既知の各種のブレンダーを用いて溶融混練する方法が
ある。第2の製造方法は、オレフィンモノマーと反応基
を導入できる化合物を共重合させる方法である。共重合
方法には特に制限はないが、一般的なラジカル重合法、
カチオン重合法、アニオン重合法の他、遷移金属を用い
た配位重合法などを用いることもできる。上記オレフィ
ン系重合体への反応基を導入できる化合物のラジカル付
加あるいはオレフィンモノマーと反応基を導入できる化
合物との共重合により製造される変性オレフィン系重合
体は、グラフト共重合体あるいはブロック共重合体等で
もよい。
【0010】本発明に用いられる変性オレフィン系重合
体の原料となるオレフィン系重合体としては、各種オレ
フィンモノマーの単独重合体又はこれらのランダム共重
合体、ブロック共重合体、あるいはグラフト共重合体、
又はこれらの単独重合体あるいは共重合体の混合物が挙
げられる。例えば、高密度ポリエチレン、中密度ポリエ
チレン、低密度ポリエチレン、エチレンとその他のα−
オレフィンとの共重合体、ポリプロピレン、プロピレン
とその他のα−オレフィンとの共重合体、ポリブテン、
ポリ−4−メチルペンテン−1等のポリオレフィン類又
はオリゴマー類、エチレン−プロピレンゴム、エチレン
−プロピレン−ジエンゴム、エチレン−酢酸ビニル共重
合体、ブチルゴム、ブタジエンゴム、プロピレン−ブテ
ン共重合体、エチレン−アクリル酸エステル共重合体等
のポリオレフィン系エラストマー類が挙げられ、これら
の単独又は2種以上の組合せで用いられる。これらの中
で、耐衝撃性、耐熱性の点から、低密度ポリエチレン、
ポリプロピレン、プロピレンとその他のα−オレフィン
との共重合体及びこれらのオリゴマー類が好ましく、ポ
リプロピレン、プロピレンとその他のα−オレフィンと
の共重合体及びこれらのオリゴマー類が特に好ましい。
【0011】このオレフィン系重合体の立体構造には特
に制限はないが、耐熱性の点から、アイソタクチック含
量が好ましくは60重量%以上、より好ましくは70重
量%以上である。また、オレフィン系重合体の分子量
は、耐衝撃性、流動性の点から、数平均で500〜60
000が好ましく、1000〜50000がより好まし
い。数平均分子量は、GPC(ゲルパーメーションクロ
マトグラフィー)にて測定することができる。
【0012】変性オレフィン系重合体(D)で選ばれた
反応基と反応性のある反応基を有する化合物を含有する
変性塩化ビニル系重合体(E)は、反応基を有するビニ
ル化合物と塩化ビニル化合物及びこれらと共重合可能な
他のビニル化合物を重合してなる重合体であり、上記ビ
ニル化合物のランダム共重合体、ブロック共重合体ある
いはグラフト共重合体、又はこれらの共重合体の混合物
でもかまわない。共重合方法には特に制限はないが、一
般的なラジカル重合法、カチオン重合法、アニオン重合
法の他、遷移金属を用いた配位重合法などを用いること
もできる。変性塩化ビニル系重合体(E)は、塩化ビニ
ル化合物を主成分(50重量%以上)とする重合体であ
る。
【0013】反応基としては、エポキシ基、1,2,3
級アミノ基、アミド基、カルボキシル基、酸無水物基、
ヒドロキシル基等が例示され、これらの単独又は2種以
上の組合せで用いられる。本発明の変性オレフィン系重
合体(D)に導入したカルボキシル基との反応をより効
果的にさせるためには、アミノ基、ヒドロキシル基が好
ましく、ジメチルアミノ基が特に好ましい。反応基を導
入できる化合物としては、グリシジルアクリレート、グ
リシジルメタクリレート、アリルグリシジルエーテル、
ジメチルアミノエチルメタクリレート、ビニルピリジ
ン、t−ブチルアミノエチルメタクリレート、アクリル
アミド、メタクリルアミド、マレイミド、アクリル酸、
メタクリル酸、マレイン酸、無水マレイン酸、アリルア
ルコール、2−ヒドロキシエチルメタクリレート、2−
ヒドロキシエチルアクリレート、2−ヒドロキシプロピ
ルメタクリレート、2−ヒドロキシプロピルアクリレー
ト等が例示される。変性塩化ビニル系重合体(E)の反
応基は、変性オレフィン系重合体(D)との反応が行わ
れ、相溶化剤(Y)が製造できればよく、反応基を含有
する化合物が0.05〜50重量%であり、好ましくは
0.1〜30重量%である。0.05重量%未満では耐
表層剥離性が発揮されず、50重量%を超えると流動性
の低下が大きくなる傾向にある。
【0014】変性塩化ビニル系重合体(E)は、平均重
合度が400〜1500のものが好ましく、更に450
〜1000のものがより好ましい。平均重合度が400
未満になると耐衝撃性が低下し、1500を超えると流
動性が著しく低下する傾向がある。変性塩化ビニル系重
合体(E)は、80重量%以上が変性塩化ビニルである
共重合体、80重量%以上が変性塩化ビニルであるグラ
フト共重合体、後塩素化変性塩化ビニルが含まれ、これ
らの単独又は2種以上組み合わせて用いられる。共重合
体には、エチレン、酢酸ビニル、メチルメタクリレー
ト、ブチルアクリレート等のモノビニリデン化合物20
重量%以下が含まれていてもよい。
【0015】相溶化剤(Y)は、変性オレフィン系重合
体(D)5〜95重量部と、(D)で選ばれた反応基と
反応性のある反応基を有する化合物を含有する変性塩化
ビニル系重合体(E)95〜5重量部を反応させて得ら
れる。変性オレフィン系重合体(D)15〜85重量
部、変性塩化ビニル系重合体(E)85〜15重量部が
好ましく、変性オレフィン系重合体(D)25〜75重
量部、変性塩化ビニル系重合体(E)75〜25重量部
が特に好ましい。変性オレフィン系重合体(D)が5重
量部未満又は95重量部を超えると、本発明の熱可塑性
樹脂組成物間の相溶性を改善できず、耐表層剥離性が著
しく悪化する。
【0016】相溶化剤(Y)の製造方法は、特に限定は
ないが、例えば以下に示す方法が好適に利用できる。変
性オレフィン系重合体(D)と変性塩化ビニル系重合体
(E)の溶融混練法であり、変性オレフィン系重合体
(D)の選ばれた反応基と、変性塩化ビニル系重合体
(E)の(D)で選ばれた反応基と反応性のある反応基
を有する化合物とを反応させるものである。この際、オ
レフィン系重合体を溶解ないしは膨潤させる溶剤、例え
ばテトラリン、デカリン、トルエン、キシレン、クロロ
ベンゼンを使用してもよい。具体的には、変性オレフィ
ン系重合体(D)と変性塩化ビニル系重合体(E)を、
例えば押出機、加熱ロール、ブラベンダー、バンバリー
ミキサーなどの従来からの既知の各種のブレンダーを用
いて溶融混練する方法がある。
【0017】本発明に用いられる塩化ビニル系樹脂
(A)は、平均重合度が400〜1500のものが好ま
しく、更に450〜1000のものがより好ましい。平
均重合度が400未満になると耐衝撃性が低下し、15
00を超えると流動性が著しく低下する傾向がある。塩
化ビニル系樹脂(A)は、塩化ビニル単独重合体、80
重量%以上が塩化ビニルである共重合体、後塩素化ポリ
塩化ビニル、及びこれらを変性した変性塩化ビニル系樹
脂が含まれ、これらの単独又は2種以上の組合せで用い
られる。共重合体には、エチレン、酢酸ビニル、メチル
メタクリレート、ブチルアクリレート等のモノビニリデ
ン化合物20重量%以下が含まれていてもよい。
【0018】本発明に用いられるスチレン系樹脂(B)
としては、ポリスチレン、アクリロニトリル−スチレン
共重合体、アクリロニトリル−スチレン−α−メチルス
チレン共重合体、アクリロニトリル−メチルメタクリレ
ート−スチレン−α−メチルスチレン共重合体、ABS
樹脂、AS樹脂、MABS樹脂、MBS樹脂、AAS樹
脂、AES樹脂、アクリロニトリル−ブタジエン−スチ
レン−α−メチルスチレン共重合体、アクリロニトリル
−メチルメタクリレート−ブタジエン−スチレン−α−
メチルスチレン共重合体、スチレン−無水マレイン酸共
重合体、スチレン−マレイミド共重合体、スチレン−N
−置換マレイミド共重合体、アクリロニトリル−スチレ
ン−N−置換マレイミド共重合体、アクリロニトリル−
ブタジエン−スチレン−β−イソプロペニルナフタレン
共重合体、アクリロニトリル−メチルメタクリレート−
ブタジエン−スチレン−α−メチルスチレン−マレイミ
ド共重合体等、及びこれらを変性した変性スチレン系樹
脂が例示され、これらの単独又は2種以上の組合せで用
いられる。好ましくは、耐表層剥離性を低下させないた
め、塩化ビニル系樹脂と相溶性のあるものが良い。
【0019】耐衝撃性を必要とする場合は、スチレン系
樹脂(B)として、ゴム状重合体40〜90重量%にシ
アン化ビニル化合物、芳香族ビニル化合物、アルキルメ
タクリレート化合物及びこれらと共重合可能な単量体か
らなる群より選ばれる1種以上の化合物の混合物60〜
10重量%を重合してなるグラフト共重合体を0〜70
重量部含有するスチレン系樹脂を好適に用いることが好
ましい。ゴム状重合体としては、ポリブタジエンゴム、
スチレン−ブタジエンゴム(SBR)、アクリロニトリ
ル−ブタジエンゴム(NBR)、ブチルアクリレートゴ
ムなどが例示される。シアン化ビニル化合物としては、
アクリロニトリル、メタクリロニトリル等が例示され、
芳香族ビニル化合物としては、スチレン、メチルスチレ
ン、クロロスチレン、α−メチルスチレン等が例示さ
れ、また、アルキルメタクリレート化合物としては、メ
チルメタクリレート、エチルメタクリレート等が例示さ
れる。上記重合体及び化合物は、いずれも単独又は2種
以上組合せで用いられる。
【0020】また、スチレン系樹脂(B)としては、次
の組成のものが特に好ましい。すなわち、メチルエチル
ケトン可溶分の組成が、シアン化ビニル化合物及び/又
はアルキルメタクリレート化合物を共重合成分として1
0〜60重量%、好ましくは15重量%以上含有し、還
元粘度が0.2〜0.9dl/g(ジメチルホルムアミド
溶液、30℃、濃度0.3g/dl)、より好ましくは
0.25〜0.8dl/gである。シアン化ビニル化合物
及び/又はアルキルメタクリレート化合物が共重合成分
として10重量%未満では耐表層剥離性が低下し、60
重量%を超えると流動性が低下する傾向にある。また、
還元粘度が0.2dl/g未満では耐衝撃性が低下し、
0.9dl/gを超えると流動性が低下し、成形時の熱安
定性が悪くなる傾向にある。また、耐熱性を必要とする
場合は、メチルエチルケトン可溶分の組成が、α−メチ
ルスチレン含量30重量%以上であるスチレン系樹脂で
あることが好ましい。
【0021】本発明に用いられる変性オレフィン系樹脂
(C)としては、高密度ポリエチレン、中密度ポリエチ
レン、低密度ポリエチレン、エチレンとその他のα−オ
レフィンとの共重合体、ポリプロピレン、プロピレンと
その他のα−オレフィンとの共重合体、ポリブテン、ポ
リ−4−メチルペンテン−1等のポリオレフィン類又は
オリゴマー類、エチレン−プロピレンゴム、エチレン−
プロピレン−ジエンゴム、エチレン−酢酸ビニル共重合
体、ブチルゴム、ブタジエンゴム、プロピレン−ブテン
共重合体、エチレン−アクリル酸エステル共重合体等の
ポリオレフィン系エラストマー類を変性したものが挙げ
られ、これらの単独又は2種以上の組合せで用いられ
る。これらの中で、耐衝撃性、耐熱性の点から、低密度
ポリエチレン、ポリプロピレン、プロピレンとその他の
α−オレフィンとの共重合体を変性したものが好まし
く、ポリプロピレン、プロピレンとその他のα−オレフ
ィンとの共重合体を変性したものが特に好ましい。この
変性オレフィン系樹脂(C)の立体構造には特に制限は
ないが、耐熱性の点から、アイソタクチック含量が好ま
しくは60重量%以上、より好ましくは70重量%以上
である。また、変性オレフィン系樹脂(C)の分子量
は、耐衝撃性、流動性の点から重量平均で5000〜1
000000が好ましく、10000〜700000が
より好ましい。
【0022】変性オレフィン系樹脂(C)に含有される
反応基は、変性オレフィン系重合体(D)に導入された
反応基と反応性のある反応基及び/又は変性塩化ビニル
系重合体(E)に導入された反応基と反応性のある反応
基であることが好ましく、導入される反応基としては、
エポキシ基、1,2,3級アミノ基、アミド基、カルボ
キシル基、酸無水物、ヒドロキシル基等が例示され、こ
れらの単独又は2種以上の組合せで用いられる。特に、
カルボキシル基、酸無水物と反応性のあるエポキシ基、
又はアミノ基と反応性のあるカルボキシル基が、より好
ましい。反応基を導入できる単量体としては、グリシジ
ルアクリレート、グリシジルメタクリレート、アリルグ
リシジルエーテル、ジメチルアミノエチルメタクリレー
ト、ビニルピリジン、t−ブチルアミノエチルメタクリ
レート、アクリルアミド、メタクリルアミド、マレイミ
ド、アクリル酸、メタクリル酸、マレイン酸、無水マレ
イン酸、アリルアルコール、2−ヒドロキシエチルメタ
クリレート、2−ヒドロキシエチルアクリレート、2−
ヒドロキシプロピルメタクリレート、2−ヒドロキシプ
ロピルアクリレート、及び後記する構造式(IV) 等が例
示される。反応基の導入は、共重合でもグラフト重合で
も良く、特に制限はない。反応基の導入量は、単量体と
して0.01〜10重量部が好ましく、0.1〜5重量
部がより好ましい。塩化ビニル系樹脂(A)、スチレン
系樹脂(B)、変性オレフィン系樹脂(C)の重合につ
いては、それぞれ公知の重合方法を使用することがで
き、その種類、操作については特に制限はない。重合終
了後は、既知の方法により目的のパウダー状あるいは顆
粒状などのポリマーを得る。
【0023】本発明の熱可塑性樹脂組成物は、塩化ビニ
ル系樹脂(A)及び/又はスチレン系樹脂(B)1〜9
9重量部と変性オレフィン系樹脂(C)99〜1重量部
からなる、(A)、(B)と(C)の合計100重量部
に対し、相溶化剤(Y)0.1〜50重量部をブレンド
してなる。(A)、(B)、(C)の比率は、(A)及
び/又は(B)10〜99重量部、(C)90〜1重量
部が好ましく、(A)及び/又は(B)10〜70重量
部、(C)90〜30重量部がより好ましい。(A)、
(B)の比率は、(A)0〜100重量%、(B)10
0〜0重量%に渡り適用可能である。即ち、塩化ビニル
系樹脂(A)又はスチレン系樹脂(B)単独と変性オレ
フィン系樹脂(C)でも耐衝撃性及び耐表層剥離性を向
上できる。相溶化剤(Y)は、(A)、(B)、(C)
の合計100重量部に対し、0.1〜50重量部であ
り、1〜25重量部が好ましい。0.1重量部未満では
耐表層剥離性の改良効果が発揮されず、50重量部を超
えると耐衝撃性、成形加工性が損なわれる。
【0024】さらに、本発明の熱可塑性樹脂組成物は、
それぞれの方法で得られた各パウダー又はペレットを既
知の方法によりブレンド、混練し、目的物を得る。ま
た、本発明の熱可塑性樹脂組成物は、通常よく知られて
いる酸化防止剤、熱安定剤、滑剤はもとより、必要に応
じて、UV吸収剤、顔料、帯電防止剤、難燃剤及び難燃
助剤等を併せて使用することができる。特に、スチレン
系樹脂、オレフィン系樹脂に用いられるフェノール系抗
酸化剤、ホスファイト系安定剤、塩化ビニル系樹脂に配
合されるスズ系安定剤及び各種脂肪酸エステル、金属石
鹸、ワックス類等の内外滑剤等は本発明の熱可塑性樹脂
組成物を射出成形用樹脂として、より高性能なものとす
るために用いることができる。
【0025】
【実施例】以下、本発明を具体的な実施例により更に詳
細に説明するが、これら実施例は本発明を限定するもの
ではない。以下の記載において、「部」は重量部を、
「%」は重量%を示す。
【0026】参考例1:変性塩化ビニル系重合体(E−
1)の製造 攪拌機及び冷却器つきのオートクレーブに、水250
部、メチルセルロース0.1部、ジ−t−ブチルパーオ
キシトリメチルアジペート0.1部と2−メルカプトエ
タノール0.05部を仕込み、内部の空気を窒素で置換
した後に塩化ビニル95部、メタクリル酸5部からなる
単量体混合物を仕込み50℃で8時間重合した後、定常
圧より2kg/cm2 降圧した時点で未反応単量体を回収し
重合を終了させた。得られた重合体スラリーを脱水、乾
燥して、変性塩化ビニル系重合体(E−1)を得た。
【0027】参考例2:変性塩化ビニル系重合体(E−
2)の製造 攪拌機及び冷却器つきのオートクレーブに、水250
部、メチルセルロース0.1部、ジ−t−ブチルパーオ
キシトリメチルアジペート0.1部と2−メルカプトエ
タノール0.05部を仕込み、内部の空気を窒素で置換
した後に塩化ビニル90部、メタクリル酸5部、ブチル
アクリレート5部からなる単量体混合物を仕込み50℃
で8時間重合した後、定常圧より2kg/cm2 降圧した時
点で未反応単量体を回収し重合を終了させた。得られた
重合体スラリーを脱水、乾燥して、塩化ビニル系重合体
(E−2)を得た。
【0028】参考例3:変性塩化ビニル系重合体(E−
3)の製造 攪拌機及び冷却器つきのオートクレーブに、水250
部、メチルセルロース0.1部、ジ−t−ブチルパーオ
キシトリメチルアジペート0.1部と2−メルカプトエ
タノール0.05部を仕込み、内部の空気を窒素で置換
した後に塩化ビニル100部を仕込み50℃で8時間重
合した後、定常圧より2kg/cm2 降圧した時点で未反応
単量体を回収し重合を終了させた。得られた重合体スラ
リーを脱水、乾燥して、塩化ビニル系重合体(E−3)
を得た。
【0029】参考例4:相溶化剤(Y−1〜Y−3)の
製造 変性オレフィン重合体(三井石油化学株式会社製ポリプ
ロピレン:ポリプロハイポールJ−600を100部と
無水マレイン酸1部を押出機で混練して製造)50部と
参考例1〜3で得た変性塩化ビニル系重合体(E−1、
E−2又はE−3)50部をヘンシェルスーパーミキサ
ーでドライブレンドし、160〜200℃に設定した2
軸押出機に供給し、溶融混練し、ペレット化して、それ
ぞれ相溶化剤Y−1〜Y−3(即ち、E−1からY−
1、E−2からY−2、E−3からY−3)を得た。
【0030】参考例5:相溶化剤(Y−4)の製造 オレフィン重合体(ユニオンポリマー株式会社製ポリプ
ロピレン:AH561)50部と塩化ビニル系重合体
(E−1)50部をヘンシェルスーパーミキサーでドラ
イブレンドし、160℃〜200℃に設定した2軸押出
機に供給し、溶融混練し、ペレット化して相溶化剤(Y
−4)を得た。
【0031】実施例1〜5、比較例1〜6 公知の懸濁重合法で重合した表1に示した組成の塩化ビ
ニル系樹脂(A−1、A−2)と表3に示す変性オレフ
ィン系樹脂(C−1〜C−3)及び参考例4、5で作成
した相溶化剤(Y−1〜Y−4)及び安定剤(ジブチル
スズマレート)2部を表4に示す組成比でヘンシェルミ
キサーを用いてブレンドし、2軸押出機にて、これらの
成分を160〜210℃で溶融混練し、ペレット化して
熱可塑性樹脂組成物のペレットを得た。
【0032】実施例6〜8、比較例7〜10 公知の乳化重合法で重合した表2に示した組成のスチレ
ン系樹脂(B−1、B−2)と表3に示す変性オレフィ
ン系樹脂(C−1、C−3)及び参考例4、5で作成し
た相溶化剤(Y−1、Y−2、Y−4)を表5に示す組
成比でヘンシェルミキサーを用いてブレンドし、2軸押
出機にて、これらの成分を200〜250℃で溶融混練
し、ペレット化して熱可塑性樹脂組成物のペレットを得
た。尚、還元粘度は、以下の方法によって測定した。 (還元粘度)スチレン系樹脂N,N−ジメチルホルムア
ミドに濃度が、0.3g/dlとなるように溶解して高分
子溶液とし、JIS−K6721に従って、30℃でウ
ベローデ型粘度計(柴山化学機器製作所株式会社製の毛
細管粘度自動計測装置)を用い、通過時間(t)を測定
する。一方、溶媒のN,N−ジメチルホルムアミドにつ
いて同装置を用い、30℃での通過時間(t0 )を測定
し、次式により還元粘度(ηred )を算出した。 ηred =(t/t0 −1)/C 但し、式中、Cは高分子溶液の濃度(g/dl)を意味す
る。
【0033】実施例9〜12、比較例13〜14 表1に示した組成の塩化ビニル系樹脂(A−1、A−
2)と表2に示した組成のスチレン系樹脂(B−3)と
表3に示す変性オレフィン系樹脂(C−2、C−3)及
び参考例4、5で作成した相溶化剤(Y−1、Y−2、
Y−4)及び安定剤(ジブチルスズマレート)2部を表
6に示す組成比でヘンシェルミキサーを用いてブレンド
し、2軸押出機にて、これらの成分を170〜220℃
で溶融混練し、ペレット化して熱可塑性樹脂組成物のペ
レットを得た。
【0034】次に、前記の方法でそれぞれ作成したペレ
ットを用いて、5オンス射出成形機により、ノズル温度
を実施例1〜5、9〜12、比較例1〜6、11〜14
では180℃、実施例6〜8、比較例7〜10では23
0℃に設定し、下記の試験に必要な試験片を成形した。
各試験片から各種物性を以下に示す方法に従って測定し
た。その結果を表7、8に示す。
【0035】成形品の表層剥離性は、厚さ1.5mmの平
板成形品のゲート部からの剥離性を評価した。評価は目
視による5点法とし、最高を5点、最低を1点とした。
すなわち、評価は数字が大きいほど耐表面剥離性に優れ
ていることを示す。衝撃強度は、ASTM D−256
規格に基づきアイゾット衝撃試験で評価した(23℃、
単位kg・cm/cm2 )。流動性は、上記の成形機を使用
し、厚み3mm×幅10mmの蚊取線香状の金型における流
動距離で評価した(単位mm)。表7及び8に示した結果
から、本発明の熱可塑性樹脂組成物は、耐衝撃性、耐表
層剥離性、流動性のいずれの点においても、優れている
ことがわかる。
【0036】
【表1】
【0037】
【表2】 *ゴム量20%のスチレン系樹脂 MEK:メチルエチルケトン AN:アクリロニトリル MMA:メチルメタクリレート αS:α−メチルスチレン
【0038】
【表3】
【0039】
【化1】
【0040】
【0041】
【表4】
【0042】
【表5】
【0043】
【表6】
【0044】
【表7】
【0045】
【表8】
【0046】
【発明の効果】叙上の通り、本発明の相溶化剤を含有し
てなる樹脂組成物は、耐衝撃性、耐表層剥離性に優れた
成形品を提供するとともに、流動性に優れている。

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 塩化ビニル系樹脂(A)及び/又はスチ
    レン系樹脂(B)1〜99重量部と変性オレフィン系樹
    脂(C)99〜1重量部からなる、(A)、(B)、
    (C)の合計100重量部に対し、下記相溶化剤(Y)
    0.1〜50重量部をブレンドしてなる熱可塑性樹脂組
    成物: 相溶化剤(Y):反応基を有する化合物を0.05〜5
    0重量%含有する変性オレフィン系重合体(D)5〜9
    5重量部と、(D)の反応基と反応性のある反応基を有
    する化合物を0.05〜50重量%含有する変性塩化ビ
    ニル系重合体(E)95〜5重量部からなる相溶化剤。
  2. 【請求項2】 変性オレフィン系重合体(D)に含有さ
    れる反応基が、カルボキシル基及び/又は酸無水物であ
    る請求項1記載の熱可塑性樹脂組成物。
  3. 【請求項3】 変性塩化ビニル系重合体(E)に含有さ
    れる反応基が、エポキシ基、アミノ基、ジメチルアミノ
    基及びヒドロキシル基からなる群より選ばれる少なくと
    も1種である請求項1又は2記載の熱可塑性樹脂組成
    物。
  4. 【請求項4】 塩化ビニル系樹脂(A)の平均重合度
    が、400〜1500である請求項1〜3記載の熱可塑
    性樹脂組成物。
  5. 【請求項5】 スチレン系樹脂(B)のメチルエチルケ
    トン可溶分の組成が、シアン化ビニル化合物及び/又は
    アルキルメタクリレート化合物を共重合成分として10
    〜60重量%含有し、還元粘度が0.2〜0.9dl/g
    (ジメチルホルムアミド溶液、30℃、濃度0.3g/
    dl)である請求項1〜4記載の熱可塑性樹脂組成物。
  6. 【請求項6】 スチレン系樹脂(B)が、ゴム状重合体
    40〜90重量%にシアン化ビニル化合物、芳香族ビニ
    ル化合物、アルキルメタクリレート化合物及びこれらと
    共重合可能な単量体からなる群より選ばれる少なくとも
    1種の化合物の混合物60〜10重量%を重合してなる
    グラフト共重合体を0〜70重量部含有する請求項1〜
    5記載の熱可塑性樹脂組成物。
  7. 【請求項7】 スチレン系樹脂(B)のメチルエチルケ
    トン可溶分の組成が、α−メチルスチレン含量30重量
    %以上である請求項1〜6記載の熱可塑性樹脂組成物。
  8. 【請求項8】 変性オレフィン系樹脂(C)が、プロピ
    レン系重合体である請求項1〜7記載の熱可塑性樹脂組
    成物。
  9. 【請求項9】 変性オレフィン系樹脂(C)の重量平均
    分子量が、5000〜1000000である請求項1〜
    8記載の熱可塑性樹脂組成物。
  10. 【請求項10】 変性オレフィン系樹脂(C)が、変性
    オレフィン系重合体(D)に導入された反応基と反応性
    のある反応基含有オレフィン系樹脂である請求項1〜9
    記載の熱可塑性樹脂組成物。
  11. 【請求項11】 変性オレフィン系樹脂(C)が、変性
    塩化ビニル系重合体(E)に導入された反応基と反応性
    のある反応基含有オレフィン系樹脂である請求項1〜1
    0記載の熱可塑性樹脂組成物。
  12. 【請求項12】 変性オレフィン系樹脂(C)が、カル
    ボキシル基含有オレフィン系樹脂である請求項1〜10
    記載の熱可塑性樹脂組成物。
  13. 【請求項13】 変性オレフィン系樹脂(C)が、エポ
    キシ基含有オレフィン系樹脂である請求項1〜10記載
    の熱可塑性樹脂組成物。
  14. 【請求項14】 射出成形用樹脂である請求項1〜13
    記載の熱可塑性樹脂組成物。
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