JPH0656483U - シャッター構造 - Google Patents

シャッター構造

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Publication number
JPH0656483U
JPH0656483U JP9356692U JP9356692U JPH0656483U JP H0656483 U JPH0656483 U JP H0656483U JP 9356692 U JP9356692 U JP 9356692U JP 9356692 U JP9356692 U JP 9356692U JP H0656483 U JPH0656483 U JP H0656483U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
shutter
case
frame
building
attached
Prior art date
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Pending
Application number
JP9356692U
Other languages
English (en)
Inventor
俊治 佐々木
Original Assignee
住友金属鉱山株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 住友金属鉱山株式会社 filed Critical 住友金属鉱山株式会社
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  • Operating, Guiding And Securing Of Roll- Type Closing Members (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 工場であらかじめ組立てられ、ケースに収納
されているシャッターをそのまま建築物駆体の屋内に着
脱可能に取付けられ、保全も容易なシャッター取付構造
を提供すること。 【構成】 シャッタースラット5を巻取る巻取モータを
内蔵する巻取シャフト6が両側面に軸支し、ガイドレー
ル9を建築物駆体に固着されているシャッターレール1
0に接続可能に枠体7を設ける。該枠体を、両側面外面
に固着したフックをケース1の両側面内面に固着したス
ライドレール2に着脱自在に係合させる。この枠体を収
納したケースを建築物駆体に着脱可能に取付ける。この
開口外面を覆うようにカバー12を回動可能に軸支す
る。 【効果】 ケースごと又は枠体だけを着脱し得、カバー
を開閉して保全作業が容易とし得、工場であらかじめ組
立ててそのまま所定箇所へ前方から取付け可能である。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、住宅などの建築物の窓や出入口用扉の外側に設けられるシャッター スラットを上下動して開閉する型式のシャッター構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来からシャッタースラットが上下動して開閉する型式のシャッターを住宅な ど建築物の窓や出入口扉などの外側に取付けることは行われている。この場合、 小型のものは、収納部にあらかじめシャッター本体及び巻取機構が収納されたセ ットを、窓の外側に取付けられたシャッターレールの上方に据付けるようにして いる。又、大型のものや収納部の取付位置や構造が特殊な場合には、建築工程の 進行状況に合わせて部材を現場に応じて加工して組立てて取付けている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、収納部を窓などの上方外部に取付けるものでは、異形物が外部 に突出するので外観上問題があり、又、収納部を屋内に設ける場合には、構造が 特殊になるために、建築工程の進行状況に合わせて部材を現場に応じて現場合わ せで加工して組立てる必要があり、手数がかかり、工程が長くなるといった問題 があり、さらに、シャッターの点検修理などの保全作業を施行する際に、シャッ ターをケースから取出したり分解するには、シャッタースラットをシャッターレ ールの上端から外れるまで巻上げたり、建築物駆体に取付けられているシャッタ ーレールを外したりする必要があり、作業後の修復にも手数と時間がかかるとい う問題がある。
【0004】 本考案は、工場であらかじめ組立てられ、ケースに収納されているシャッター をそのまま建築物駆体の屋内に着脱可能に取付けられ、ケースの前面が建築物の 外壁面とほぼ同一面となって外観上美しく、かつ保全も容易なシャッター取付構 造を提供することを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案者らは、前記問題を解決し、前記目的を達成するために研究を重ねた結 果、シャッター本体と巻取機構とを有する枠体を収納したケースを屋内に着脱可 能に設け、更に前面開口部に回動可能に取付けたカバーを建築物駆体に着脱可能 に取付けるようにすることによって目的を達し得ることを認めて本考案を完成す るに至った。すなわち、本考案は、シャッタースラットを巻取る巻取機構と前記 シャッタースラットの先端部を保持するガイドレールとを収納したケースの前面 が建築物の外壁面とほぼ同一面となるように、該ケースの両側面に配設された取 付部材を建築物駆体の開口フレームに係着し、屋外から屋内に向かって着脱可能 に取付けられるシャッター構造であって、更に、前記ケースは巻取機構の巻取シ ャフトを軸支する枠体を着脱可能に収納すると共に、回動可能に軸支されるカバ ーを開放前面に設けたものである。
【0006】 本考案において使用するシャッターは、シャッタースラット型式のものであっ て、シャッタースラットを巻付ける巻取シャフト(巻取用モータが内蔵されてい る)が枠体に軸支されているものであって、工場であらかじめ組立てて使用する 。
【0007】
【作用】
このように構成されているので、工場であらかじめ組立てておくことができ、 シャッターを軸支した枠体を収納したケースを、該ケースの両側面が建築物駆体 の開口フレームに係着することによりそのままに取付けることができ、建築物の 外壁面とケースの前面が同一面となるため外観上美しく、かつ建築中窓枠なり出 入口枠なりができた段階で短時間で取付けることができる。又、前記枠体にガイ ドレールを配設し、ケース全体又は枠体だけを容易に引出せるようにしたので、 シャッタースラットをシャッターレールの上端から外れるまで巻上げたり、シャ ッターレールを取外したり、その後の修復作業をしたりするなどの必要がなく、 保全作業を容易に行い得るものである。
【0008】
【実施例】
次に、添付の図面に基づいて本考案の一実施例を述べる。
【0009】 図1は、本考案の一実施例を示す縦断面図、図2は、図1中A−A線の矢視図 、図3は、端部の一実施例を示す横断面図である。
【0010】 図面において、1は、ケースであって、鉄板製で横長の箱状をした防水構造と なっており、サッシ11上にケース1を取付けたときその前面は建築物の外壁面 とほぼ同一面となり、下端部はサッシ11の外側に開口し、底部1dの下方は樋 状となっていて前方下端部の空隙1eから外側に水滴が排出されるようになって いる。2は、スライドレールであって、断面コ字状をし、ケース1の長手方向の 両側面1aの内面に相対する水平な位置に固着されている。5は、シャッタース ラットであり、6は、巻取シャフトであって、巻取用モータ(図示せず)を内蔵 し、外周面上にシャッタースラット5を巻取り出しするようになっている。7は 、枠体であって、長方形に組立てられ、長手方向の両側面7aに巻取シャフト6 が軸止されている。8は、フックであって逆コ字状をし、枠体7の長手方向の両 側面7aの外側面に相対して水平に固着されていて前記スライドレール2と摺動 係合して枠体7をシャッター本体や巻取機構を内蔵したままケース1に前面から 着脱可能とする。9は、シャッタースラット5の先端部を保持するガイドレール であって、上方に開いた断面コ字状をし、枠体7の長手方向両側の外方下端部に 固着され、その下端部は、建築物駆体に取付けられたシャッターレール10の上 端部に当接して接続可能になっており、シャッタースラット5は、このガイドレ ール9とシャッターレール10の内部に沿って昇降するようになっている。した がって、シャッタースラット5の下端部をシャッターレール10の上まで巻上げ ればシャッターレール10に無関係に枠体7を単独又はケース1ごと引出すこと ができる。12は、カバーであって、枠体7の外面に上部から開閉可能に枠体7 の下端部の軸7bに軸支されている。したがって、シャッターの簡単な点検修理 の際には、このカバー12を上方から開けば前方から容易に作業することができ る。又、このカバー12の外面は建築物の外壁とほぼ同じ垂直面となるので外壁 の構造に対応した種々な材質、形状、色彩とすることによって違和感をなくすこ とができる。
【0011】 このように構成されているシャッターを建築物に取付けるには、ケース1の両 側のL字型の取付部材4を各3本のキャップスクリュー型のネジ13で建築物駆 体側の開口フレーム3に螺着してから壁面とケース1との間をシールすることに よって行う。又、枠体7をケース1の上下部においてビス14によって螺着して おけば、このビス14を着脱することによって枠体7をケース1から容易に着脱 することができる。
【0012】
【考案の効果】
本考案は、シャッター本体と巻取機構とを有する枠体を収納したケースを建築 物駆体に着脱可能に取付けたものであり、更に枠体に設けたガイドレールを建築 物駆体に設けたシャッターレールに係合可能とし、枠体を収納するケースと枠体 とを着脱可能とし、カバーを前面開口を覆い回動可能にして、ケースを建築物駆 体と着脱可能としたので、ケースの前面が建築物の外壁面と同一面となって外観 上美しく、かつケース全体又は枠体だけを着脱自在とし得、シャッタースラット をシャッターレールの上端から外れるまで巻上げたりシャッターを取外したり、 その修復作業をしたりする必要がなく、保全作業を容易になし得、工場であらか じめ組立てることが可能で、ケースに収納されているシャッター本体をそのまま 建築物駆体に取付けることができ、更に建築工程と関係なく後から短時間で取付 け可能で、またケースのカバーを壁面の構造に対応した種々の材質、形状、色彩 にすることによって勝れた外観とし得るなど多くの大きな効果が認められる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す縦断面図である。
【図2】図1中A−A線の矢視図である。
【図3】端部の一実施例を示す横断面図である。
【符号の説明】
1 ケース 1a 端面 2 スライドレール 3 開口フレーム 4 取付部材 5 シャッタースラット 6 巻取シャフト 7 枠体 8 フック 9 ガイドレール 10 シャッターレール 11 サッシ 12 カバー 13 ネジ 14 ビス

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シャッタースラット(5) を巻取る巻取機
    構と前記シャッタースラットの先端部を保持するガイド
    レール(9) とを収納したケース(1) の前面が建築物の外
    壁面とほぼ同一面となるように、該ケースの両側面に配
    設された取付部材(4) を建築物駆体の開口フレーム(3)
    に係着し、屋外から屋内に向かって着脱可能に取付けら
    れるシャッター構造。
  2. 【請求項2】 前記ケース(1) は巻取機構の巻取シャフ
    ト(6) を軸支する枠体(7) を着脱可能に収納すると共
    に、回動可能に軸支されるカバー(12)を開放前面に設け
    た請求項1記載のシャッター構造。
JP9356692U 1992-12-29 1992-12-29 シャッター構造 Pending JPH0656483U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9356692U JPH0656483U (ja) 1992-12-29 1992-12-29 シャッター構造

Applications Claiming Priority (1)

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JP9356692U JPH0656483U (ja) 1992-12-29 1992-12-29 シャッター構造

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0656483U true JPH0656483U (ja) 1994-08-05

Family

ID=14085808

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JP9356692U Pending JPH0656483U (ja) 1992-12-29 1992-12-29 シャッター構造

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JP (1) JPH0656483U (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6214078B2 (ja) * 1980-05-12 1987-03-31 Matsushita Electric Ind Co Ltd

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6214078B2 (ja) * 1980-05-12 1987-03-31 Matsushita Electric Ind Co Ltd

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