JP3755600B2 - 建物開口部又は障子のカバー取付装置 - Google Patents

建物開口部又は障子のカバー取付装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明が属する技術分野】
本発明は、建物開口部又は障子への網戸等のカバーの取付装置に関するものである。また、特に、建物開口部の換気枠への外部カバー、網等の取付・固定に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、窓、ドア等建物の開口部に装着される外部カバーや網戸は、下記特許文献1又は特許文献2に示されるように、けんどん式、引掛け金具或いはねじ止め等にて、枠体に固定していた。
【0003】
【特許文献1】
実開平1−92496号公報
【0004】
【特許文献2】
実公平6−16121号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来技術による網戸等の取付では枠体から抜けてしまうことがあるばかりでなく、その取り付けが煩雑であった。そこで、本発明は、上記従来技術の実情に鑑み発明されたもので、取り付けが簡単で、ガタツキが無く、抜けにくい網戸等の取付装置を提供することを課題とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本発明は下記の手段を採用した。即ち建物開口部又は障子のカバー取付装置は、枠体を具備する建物開口部又は前記開口部に装着する枠体を備えた障子のカバー取付装置であって、前記枠体(21,23)の左右にL形係止具(24)を取り付け、且つ、カバー(50)の前記L形係止具(24)に対応する位置に前記L形係止具(24)が係合可能な係合用スリット(51a)を穿設し、更に、前記カバー(50)の下部には止具(53)を付設し、前記止具(53)は、枠体(23)と平行な鉛直部(53a)と、該鉛直部(53a)の端部近傍から立設させた水平部(53b)と、を具備すると共に、前記両部にはネジ係止用開放長孔(55c)を連続的に形成し、該ネジ係止用開放長孔(55c)にネジ(34)を挿通させて、前記止具(53)を枠体(23)に装着したとき、前記水平部(53b)がネジ(34)の抜け止めとなるように構成することを特徴とする。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態について説明する。図1は本発明を適用するドアの室内側正面図、図2は同ドアに適用する網戸の取付側の正面図、図3は同網戸をドアに取り付けた状態の室内側正面図、図4は図1のA部の概略縦断面図、図5は図2のB部の概略縦断面図、図6は図2のC部の概略縦断面図、図7は本発明の作用(係合状態)を説明するための部分断面図、図8は図3のD−D線の概略断面図、図9は図3のE部の正面図である。
この発明のカバー取付装置は、建物開口部に開閉可能に取り付けられるガラス障子、ドア等に適用される。実施形態では、ガラス障子であるが、その他、下部がガラリ等であってもよい。
【0009】
(全体)
本実施形態は、図1に示すように、ドアであって、建物の入口(開口部)に開閉可能に軸着されるドア枠10に保持され、その縦枠11及び横枠13内に上下に開閉可能な開閉ガラス40を備えている。前記開閉ガラス40は、ドア枠10内に保持される障子縦枠21と障子横枠23からなる枠体に保持されている。なお、この開閉ガラス40は枠体から取り外し可能であってもよい。また、符号14はドアの把手である。
【0010】
(網戸50の装着)
本実施形態は、図1に示すように、ドアの室外側の破線の位置に網戸50を着脱可能に付設する場合について説明する。また、網戸50は、図2に示すように、上記障子縦枠21及び障子横枠23からなる枠体に装着される。網戸50を枠体21,23に取り付けるに当っては、左右の障子縦枠21に、それぞれL形係止具24を左右同一高さに取り付ける。
【0011】
(L形係止具24)
該L形係止具24は金属製素材からなり、図4に示すように、L字形で一端が左右の障子縦枠21に一体に装着される水平部材24aと、該水平部材24aの他端に略90度の角度で一体に形成される垂直部材24bとからなる。また、垂直部材24bの内側下方は障子縦枠21側に傾斜している(傾斜部24c)。
【0012】
(網戸50)
上記ドアのドア枠10には、必要に応じて網戸50が装着される。この実施形態にかかる網戸50は、図1に示すように、ドア枠10内に形成されている枠体21,23の室外側に装着される。該網戸50は左右の網戸縦框51と上下の網戸横框52と、これらの框に支持される網60とからなる。上記左右の網戸縦框51には、それぞれ前記L形係止具24が挿入可能な大きさで上下に所定長さの長方形で溝状の係合用スリット51aが穿設されている。
【0013】
(係合用スリット51a)
即ち、前記網戸50を障子縦枠21に装着した状態において、左右の網戸縦框51には、L形係止具24が係合可能な係合用スリット51aがそれぞれ穿設されている。また、この係合用スリット51aの上方には、網戸縦框51の表面からは目視できない状態でスリット延接部51bが穿設されている。
なお、係合用スリット51a及びスリット延接部51bを穿設する部材は網戸縦框51としたが、カバーがそのものの板状部、ホロー材、セミホロー材等としても良い。
【0014】
(止具53)
更に、図6乃至図9に示すように、前記網戸50の下部には止具53を付設し、前記L形係止具24に前記係合用スリット51aが係合状態において、前記止具53を障子横枠23に固着する。前記止具53は、障子横枠23に平行である鉛直部53aと、該鉛直部53aの端部近傍から立設させた水平部53bと、を具備し、両部にはネジ係止用開放長孔55cを連続的に形成し、該ネジ係止用開放長孔55cにネジ34を挿通させて、前記止具53を障子横枠23に固着したとき、前記水平部53bにネジ頭34aが当接又は近接させネジ34の抜け止めを防止するものである。なお、図1における符号25はネジ孔である。
【0015】
(作用)
上記構成において、ドアの室外面に網戸50を装着するには、図7,8に示すように、ドア側のL形係止具24に、網戸50側の係合用スリット51aを係合させた上、網戸50を下動させ、上記L形係止具24の先端をスリット延接部51bに至らしめる。
【0016】
このとき、L形係止具24の傾斜部24cが係合用スリット51aの壁面に当接・案内され、網戸50は障子縦枠21に密着勝手となる。次いで、網戸50側の止具53のネジ係止用開放長孔55cにネジ34を挿通し、定着すればよい。
【0017】
この取付状態においては、図8に示すように、網戸50は2個のL形係止具24及び止具53を介して固定されており、この状態において、網戸50はL形係止具24によって下動不可であり、且つ、図9に示すように、止具53の水平部53bによって上動も不可であるから、強固な固定状態が実現する。
【0018】
逆に、ドアから網戸50を取外す場合には、ネジ34を緩めて止具53を分離し、網戸50を上動させればよい。
【0019】
(効果)
上記構成により、ドア枠10に網戸50を簡単に取付・取外しすることができる。また、ネジ34を障子横枠23から完全に抜き取らなくても網戸50は枠体からはずすことが出来るから、ねじを紛失することはなく、また、施工現場での取付けのねじ止めは1箇所と少なく、作業性がよい。
【0020】
(別例)
なお、上記実施形態の別例として、図10乃至図12に示すように、障子縦枠21に係合用スリット51aを穿設し、網戸縦框51にL形係止具24を設けて、図12に示すような取付状態としても良い。なお、図10は図1のA部に相当する別例の概略縦断面図、図11は図2のB部に相当する同別例の概略縦断面図、そして、図12は網戸をドアに取り付けた状態の同別例の作用(係合状態)を説明するための部分概略断面図である。
また、上記実施形態は、網戸50を枠体の室外側に取り付けた例を示したが、枠体の室内側に取り付けてもよい。
【0021】
また、網戸の外、枠体に網戸に代えてカバーを装着する場合には、同一のL形係止具24や止具53を用いて固定することができる。また、網戸50に加えて化粧カバーを重ねて付ける場合には、先付けの網戸50に対して、後付けの化粧カバーだけを止具53を介してネジ34により固定してもよい。
【0022】
上記実施形態によれば、L形係止具ネジ24やネジ係止用開放長孔55cは、網戸50の取付状態において目視できないから、意匠上好ましい。
【0023】
なお、上記実施形態においては、L形係止具24を障子縦枠21に設けたが、障子横枠23の両側に取り付けてもよい。また、上記実施形態においては、止具53を網戸50の下方に取り付けたが、網戸50の上方に取り付けてもよい。
【0024】
また、上記実施形態においては、障子縦枠21及び障子下枠23に網戸50を縦方向に移動させながら装着する場合を示したが、上下の障子横枠23及び障子縦枠21に、網戸50を横方向に移動させながら装着する構成であってもよい。
また、上記実施態様では、ドアに開閉障子が設けられており、このドアの枠体側に網戸が装着される場合について説明したが、その他、開閉部材の枠体(框)或いは開口部の枠体(サッシ枠)のいずれにも適用できることは言うまでもない。
【0025】
また、他の実施形態として、止具を、カバー枠への取付部を具備する水平部と、該水平部に連なる鉛直部とから構成し、両部材にネジ係止用開放長孔を連続させて構成させ、鉛直部をビス頭の抜け止めとしてもよい。
【0026】
即ち、図13に示すように、網戸をドアに取り付けるに当って、止具53'は、網戸横枠(下枠)52への取付部53c'から室内向きに水平部53b'が形成され、更に、その端部から鉛直部53a'が立設され、しかも、この水平部53b'及び鉛直部53a'に連続させて前記実施形態と同様にネジ係止用開放長孔を形成されている形状のものを使用する。ネジ34による取り付け手段は、前記実施形態と変わるものではないが、ネジ34は下向きのネジ止め作業となるために、その作業が容易であるという効果もある。なお、この別例の実施形態における開閉ガラス40'は上げ下げ窓であり、この取付に当っては、開閉ガラス40'を上動させた状態で行うことはいうまでもない。
【0027】
【発明の効果】
本発明は、上記構成により、ドア等の枠体にカバー等を簡単に取付けることができ、また、その取付状態が安定するという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用するドアの室内側正面図。
【図2】同ドアを適用する網戸の取付側の正面図。
【図3】同網戸をドアに取り付けた状態の室内側正面図。
【図4】図1のA部の概略縦断面図。
【図5】図2のB部の概略縦断面図。
【図6】図2のC部の概略縦断面図。
【図7】本発明の作用(係合状態)を説明するための部分断面図。
【図8】図3のD−D線の概略断面図。
【図9】図3のE部の正面図。
【図10】図1のA部に相当する別例の概略縦断面図。
【図11】図2のB部に相当する同別例の概略縦断面図。
【図12】網戸をドアに取り付けた状態の同別例の作用(係合状態)を説明するための部分概略断面図。
【図13】本発明の更に別例の網戸をドアに取り付けた状態の止具の断面図。
【符号の説明】
1・・躯体 10・・ドア枠 11・・縦枠 13・・横枠 14・・把手
21・・障子縦枠(枠体) 23・・障子横枠(枠体) 24・・L形係止具
24a・・水平部材 24b・・垂直部材 24c・・傾斜部
25・・ネジ孔
34・・ネジ 34a・・ネジ頭 40,40'・・開閉ガラス
50・・網戸(カバー)
51・・網戸縦框 51a・・係合用スリット 51b・・スリット延接部
52・・網戸横框 53,53'・・止具 53a,53a'・・鉛直部
53b,53b'・・水平部 53c'・・取付部
55c・・ネジ係止用開放長孔 60・・網

Claims (1)

  1. 枠体を具備する建物開口部又は前記開口部に装着する枠体を備えた障子のカバー取付装置であって、前記枠体の左右にL形係止具を取り付け、且つカバーの前記L形係止具に対応する位置に前記L形係止具が係合可能な係合用スリットを穿設し、更に、前記カバーの下部には止具を付設し、前記止具は、枠体と平行な鉛直部と、該鉛直部の端部近傍から立設させた水平部と、を具備すると共に、前記両部にはネジ係止用開放長孔を連続的に形成し、前記L形係止具にカバーの係合用スリットを係合させた状態にて該ネジ係止用開放長孔にネジを挿通させて、前記止具を枠体に装着したとき、前記水平部がネジの抜け止めとなるように構成することを特徴とする建物開口部又は障子のカバー取付装置。
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