JP4066363B2 - 通風ドア - Google Patents

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Description

本発明は、玄関ドアや勝手口ドア等として用いられる通風ドア、詳しくは、ドア本体に開閉窓を取付けて換気ができるようにし、防犯のためにドア本体の室外側部に格子ユニットを取付けた通風ドアに関する。
特許文献1に記載された通風ドアが知られている。
この通風ドアは、ドア本体に上げ下げ窓を取付け、このドア本体の室外側部に格子ユニットを取付けたもので、この上げ下げ窓を開放することで通風できるし、格子ユニットで上げ下げ窓の室外側を覆うことで防犯上好ましくしている。
実公平8−7028号公報
前述した通風ドアは、格子ユニットの縦框に格子係止金具を取付け、ドア本体の竪枠に長孔を形成し、前記格子係止金具の係止部を長孔に挿入して下方に移動することで係止して格子ユニットをドア本体に取付けている。
このために、バール等の工具をドア本体の竪框と格子ユニットの竪框との間に押し込み、こじることで格子ユニットをドア本体から外す力を付与すると、格子係止金具の係止部がドア本体の竪框の長孔から抜け出る力が生じ、その力で竪框の長孔部分が破損して係止部が長孔から抜け出し、格子ユニットがドア本体から外れる。このことは、ドア本体の竪框がアルミ製の場合に著しい。
前述のように、従来の通風ドアにおいては、バール等の工具を用いて比較的容易に格子ユニットを取り外しできるので、防犯上好ましくない。
本発明は、前述のことに鑑みなされたものであって、その目的は、格子ユニットを故意に簡単に取り外しできないようにした通風ドアを提供することである。
第1の発明は、ドア本体に開閉窓を取付けた通風ドア本体と、この通風ドア本体の室外側部に金具で取付けた格子ユニットを有する通風ドアであって、
前記金具は、ドア側金具と格子側金具を備え、そのドア側金具、格子側金具の取付部が通風ドア本体、格子ユニットに、取付用裏板又は金具自身に螺合したビスでそれぞれ固着して取付けられ、
前記ドア側金具の連結部の室内側面と格子側金具の連結部の室外側面が面接触して室内外方向に離れないように連結し、
前記ドア側金具と格子側金具は、その両者を相対的に上下方向に移動することで連結部相互が面接触する形状で、
この連結部相互の面接触した部分の上下寸法は、通風ドアをドア枠に取付けて閉じた状態における格子ユニットの上部とドア枠の上部との間の隙間よりも大きいことを特徴とする通風ドアである。
第2の発明は、ドア本体に開閉窓を取付けた通風ドア本体と、この通風ドア本体の室外側部に金具で取付けた格子ユニットを有する通風ドアであって、
前記金具は、通風ドア本体の上横部と格子ユニットの上横部に亘って取付けた上の金具と、通気ドア本体の下横部と格子ユニットの下横部に亘って取付けた下の金具と、通気ドア本体の縦部と格子ユニットの縦部に亘って取付けた縦の金具を備え、
この上の金具、下の金具、縦の金具は、ドア側金具と格子側金具を備え、そのドア側金具の取付部が通風ドア本体の上横部、下横部、縦部に、格子側金具の取付部が格子ユニットの上横部、下横部、縦部に、取付用裏板又は金具自身に螺合したビスでそれぞれ固着して取付けられ、
前記各ドア側金具の連結部の室内側面と各格子側金具の連結部の室外側面が、相対的に上下方向に移動することで面接触して室内外方向に離れないように連結される形状で、
前記通風ドア本体の上横部に、格子側金具がドア側金具に対して上方に移動することを阻止する押え金具を取付けたことを特徴とする通風ドアである。
第3の発明は、第1又は第2の発明において通風ドア本体の上下寸法と格子ユニットの上下寸法がほぼ同一で、その両者の室内外方向の境目部分がドア枠内に位置している通風ドアである。
請求項1に係る発明によれば、ドア側金具、格子側金具の取付部は、取付用裏板又は金具自身に螺合したビスで通風ドア本体、格子ユニットにそれぞれ固着して取付けてあるので、その通風ドア本体、格子ユニットがアルミ製であってもドア側金具、格子側金具を強固に取付けできる。
しかも、ドア側金具の連結部の室内側面と格子側金具の連結部の室外側面が面接触しているので、室内外方向の強い力が作用しても室内外方向に離れることがない。
よって、バール等の工具を用いてこじることで格子ユニットを故意に取り外ししようとしても、その格子ユニットが通風ドア本体から簡単に取り外しできない。
また、通風ドア本体と格子ユニットを面内方向に沿って相対的に上下に移動することで、ドア側金具の連結部と格子側金具の連結部が面接触するので、通風ドア本体に格子ユニットを簡単に取付けできる。
しかも、通風ドアをドア枠に取付けて閉じ状態とすると、格子ユニットを通風ドア本体に対して上方に移動して連結部相互を離脱することができないから格子ユニットを取り外しできない。
請求項2に係る発明によれば、請求項1に係る発明と同様に、バール等の工具を用いてこじることで格子ユニットを故意に取り外ししようとしても、その格子ユニットが通風ドア本体から簡単に取り外しできない。
また、請求項1に係る発明と同様に通風ドア本体に格子ユニットを簡単に取付けできる。
しかも、上の金具の格子側金具がドア側金具に対して上方に移動することを押え金具で防止するので、格子ユニットを通風ドア本体に取付けした後には、その格子ユニットを通風ドア本体に対して上方に移動できないので、格子ユニットを取り外しできない。
請求項3に係る発明によれば、格子ユニットと通風ドア本体の室内外方向の境目部分がドア枠内に位置し、その境目部分にバール等の工具を入れてこじることがやりづらい。
図1に示すように、ドア本体1と、このドア本体1に取付けた開閉窓、例えば上げ下げ窓2で通風ドア本体3とし、この通風ドア本体3の室外側部に格子ユニット4を取付けて通風ドアを構成している。
前記上げ下げ窓2を開放することで換気できる。
前記格子ユニット4は、上げ下げ窓2の室外側部を覆い、室外から故意に上げ下げ窓2を開放して室内に侵入することを防止する。つまり、格子ユニット4は防犯のために取付けてある。
前記格子ユニット4は通風ドア本体3の室外側部に金具で取付けてある。
この金具は、通風ドア本体3の室外側部に取付けたドア側金具と、格子ユニット4に取付けた格子側金具を備え、このドア側金具と格子側金具は、取付部と連結部を有し、ドア側金具の連結部の室内側面に格子側金具の連結部の室外側面を面接触して室内外方向に離れないように連結する。
前記格子側金具とドア側金具は、その両者を相対的に上下方向、好ましくは面内方向に沿って上下方向に移動することで連結部相互が面接触する形状である。
前述の面接触した部分の上下寸法は、この通風ドアをドア枠に取付けて閉じた状態における格子ユニット4の上部とドア枠の上部(上枠)との間の隙間よりも大きい。
このようにすることで、通風ドアを閉じた状態とすれば格子ユニット4を面内方向に沿って上下に移動しても連結部相互が外れないから、格子側金具をドア側金具から外すことができないので、格子ユニット4を取り外しできない。
例えば、格子ユニット4の上横部4a、下横部4b、左右の縦部4cが通風ドア本体3の上横部3a、下横部3b、左右の縦部3cに、上の金具10、下の金具20、縦の金具30でそれぞれ取付けてある。
前記各金具10,20,30は、図2、図3に示すようにドア側金具11,21,31と格子側金具12,22,32を備え、その上下の金具10,20のドア側金具11,21の取付部を通風ドア本体3の上横部3a、下横部3bに、取付用裏板13,23に螺合したビス14,24で、それぞれ固着し、縦の金具30のドア側金具31の取付部を縦部3cに、その縦部3cを貫通しドア側金具31自身に螺合したビス34で固着する。
前記格子側金具12,22,32の取付部を格子ユニット4の上横部4a、下横部4b、縦部4cに、取付用裏板15,25,35に螺合したビス16,26,36でそれぞれ固着する。
そして、ドア側金具11,21,31の連結部の室内側面と格子側金具12,22,32の連結部の室外側面を面接触して室内外方向に離れないように連結し、室内外方向の力が作用してもドア側金具11,21,31と格子側金具12,22,32が室内外方向に離れないようにしてある。
このようであるから、バール等の工具を用いてこじることで、格子ユニット4に通風ドア本体3から離れる方向の力を付与しても、ドア側金具11,21,31が通風ドア本体3から外れたり、格子側金具12,22,32が格子ユニット4から外れることがない。しかも、格子側金具12,22,32がドア側金具11,21,31から外れることもない。
よって、格子ユニット4を故意に簡単に取り外しできない。
なお、各金具の取付部を取付用裏板に螺合したビスで取付けても良いし、各金具の取付部を、金具自身に螺合したビスで取付けても良い。つまり、各金具の取付部を、取付用裏板に螺合したビス又は金具自身に螺合したビスで取付ければ良い。
この実施の形態では、ドア側金具11,21,31に対して格子側金具12,22,32を上から下に向けて面内方向に沿って移動することで、連結部相互が面接触して連結できるようにしてある。
よって、格子ユニット4の取付けが簡単である。
また、ドア側金具11,21,31と格子側金具12,22,32の面接触した部分の上下寸法は、図2に示すように通風ドアを閉じた状態における窓枠5の上部(上枠5a)と格子ユニット4の上部との間の隙間Sよりも大きい。
これにより、閉じ状態において格子ユニット4を前述の面接触した部分の上下寸法以上上方に移動できないから、格子ユニット4を取り外しできない。
なお、前述の隙間Sが面接触した部分の上下寸法よりも大きければ、閉じ状態において格子ユニット4を上方に向けて移動すれば面接触が外れ、格子ユニット4を取り外しできるので、この場合には押え金具を取付けて格子ユニット4が上方に移動しないようにする。
例えば、通風ドア本体3の上横部3aに押え金具40を取付け、この押え金具40で上の金具10の格子側金具12が上方に動かないようにする。
この押え金具40は、前述の取付用裏板13に螺合したビス41で固着することが好ましい。なお、前述の取付用裏板13とは別の取付用裏板を用いても良い。
この実施の形態では、通風ドア本体3の上下寸法と格子ユニット4の上下寸法はほぼ同一で、その両者の室内外方向の境目部分がドア枠5内に位置している。
これによって、通風ドア本体3と格子ユニット4の上部における室内外方向の境目部分、下部における室内外方向の境目部分にバール等の工具を押し込んでこじる際に、ドア枠5(上枠5a、下枠5b)が邪魔になり、こじりづらくなる。
次に、各部材の具体形状を説明する。
前記ドア本体1は上横部1aと下横部1bと左右の縦部1cで開口部1dを有する形状、例えば、上框50と下框51と左右の縦框52を方形枠状に連結した形状で、その上框50、下框51、縦框52が上横部1a、下横部1b、側部1cにそれぞれ相当する。なお、ドア本体1は一枚板形状で開口部を有する形状でも良いし、フラッシュドアのように芯材と表裏面材を有すると共に、開口部を有する形状などでも良い。
前記上げ下げ窓2は、窓枠2aに内・外障子2b、2cを上下動自在に装着したもので、その窓枠2aがドア本体1の開口部1d内に取付けてある。図2、図3には内・外障子2b、2cが図示を省略してある。
この窓枠2aは上枠53と下枠54と左右の縦枠55を方形状に連結したもので、その上枠53と前記上框50で前述の通風ドア本体3の上横部3aを形成し、下枠54と下框51で下横部3bを形成し、縦枠55と縦框52で縦部3cを形成している。
前記格子ユニット4は、格子枠60に穴明き板61と網戸枠62を取付け、その網戸枠62に防虫網63を張設してある。なお、図1には格子枠60のみが図示してある。
前記格子枠60は格子枠材64を方形状に連結したもので、その上の格子枠材64が前述の上横部4a、下の格子枠材64が下横部4b、縦の格子枠材64が縦部4cである。
前記格子枠材64は、面内方向に向かう第1表面板64aと面外方向に向かう第2表面板64bでほぼ鉤形状の表面板と、第2表面板64bに一体的に設けた内向片64cと、この内向片64cと第1表面板64aに亘って一体的に設けた連結片64dによって、中空部64eと内向凹部64fを有する断面形状で、その内向凹部64fが四周連続して前述の穴明き板61と網戸枠62が取付けてある。
この格子ユニット4は前述のものに限ることはなく、格子枠60に格子を取付けたものでも良い。
つまり、格子ユニット4は空気が流通するが、人が通ることができないものであれば良い。
前記上の金具10のドア側金具11は取付部と連結部を有する。例えば図4に示すように、一側縦片11aと他側縦片11bと横片11cで断面上向きコ字形状の長尺材で、その他側縦片11bの長手方向中間部に切欠凹部17が形成してある。この一側縦片11aが取付部で、他側縦片11bが連結部である。
このドア側金具11は、図2に示すように、その一側縦片11aが上框50の室外側面に接し、この上框50の中空部に取付用裏板13を設け、前記一側縦片11aからこの取付用裏板13にビス14を螺合して上向きコ字形状として取付ける。
このドア側金具11は上框50よりも上方に突出しない。
前記上の金具10の格子側金具12は取付部と連結部を有する。例えば図4に示すように、一側縦片12aと他側縦片12bと横片12cで断面下向きコ字形状の長尺材で、その一側縦片12aと横片12cのコーナー部における長手方向中間部に開口部18が形成してある。この一側縦片12aが連結部で、他側縦片12bが取付部である。
この格子側金具12は、図2に示すように、その他側縦片12bが格子枠材64の内向片64cに接し、ビス16を取付用裏板15に螺合して下向きコ字形状に取付ける。
つまり、この格子側金具12は格子枠材64の室内側内面に取付けられて、表面板よりも上方に突出しない。
そして、ドア側金具11の他側縦片11bの室内側面と格子側金具12の一側縦片12aの室外側面が面接触し、かつ横片12cが他側縦片11bの上端面に接して連結される。
このようであるから、上の金具10のドア側金具11、格子側金具12は格子枠材64で覆われて室外側から見えない。
前記押え金具40は図4に示すように、横片42と下向片43で鉤形状で、その横片42が上框50の上端面にビス41で固着して取付けられる。
この押え金具40の下向片43は長尺な基片43aと短尺な先片43bでT字形状で、上の格子枠材64の第2表面板64bに形成した挿通部44を通り、その先片43bが格子側金具12の開口部18を通ってドア側金具11の切欠凹部17に嵌まり合い、基片43aが格子側金具12の横片12cに押しつけられる。
これによって、格子側金具12がドア側金具11に対して上方に移動することを押え金具40で防止する。
また、ドア側金具11と格子側金具12は、押え金具40の先片43bが格子側金具12の開口部18からドア側金具11の切欠凹部17に嵌まり合うようにしているので、面内方向に相対的に動くことがないように連結される。
前記下の金具20のドア側金具21は取付部と連結部を有する。例えば、図5に示すように横片21aと縦片21bで鉤形状の長尺材で、その縦片21bの先端縁(上端縁)に突片21cが一体的に設けてある。好ましくは複数設けてある。横片21aが取付部で、縦片21bが連結部である。
このドア側金具21は、その横片21aが下框51の下端面に接し、その下框51の中空部に挿入した取付用裏板23にビス24を螺合して取付けられ、縦片21bが上向きとなる。
この縦片21は下の格子枠材64の第2表面板64bの挿通部45から上方に突出する。
前記下の金具20の格子側金具22は取付部と連結部を有する。例えば図5に示すように、一側縦片22aと横片22bと他側縦片22cでクランク形状の長尺材で、その一側縦片22aと横片22bのコーナー部に開口部27が形成してある。他側縦片22cが取付部で、一側縦片22aが連結部である。
この格子側金具22は、図2に示すように、その他側縦片22cを下の格子枠材64の内向片64cに接し、取付用裏板25にビス26を螺合して取付け、その一側縦片22aが下向きで、下の格子枠材64の第2表面板64bよりも下方に突出しないようになる。
この格子側金具22の一側縦片22aの室外側面がドア側金具21の縦片21bの室内側面に面接触し、かつその縦片21bの突片21cが格子側金具22の開口部27に挿入してドア側金具21と格子側金具22が面内方向左右に動かないようにすると共に、横片22bが縦片21bの上端面に接して格子側金具22をドア側金具21で支持する。
前記縦の金具30のドア側金具31は取付部と連結部を有する。例えば図6に示すように、一側縦片31aと他側縦片31bで鉤形状の長尺材で、その他側縦片31bに上向きのフック31cが設けてある。その一側縦片31aが取付部で、他側縦片31bが連結部である。
このドア側金具31は、その一側縦片31aが縦枠55に接し、その縦枠55を貫通したビス34を、一側縦片31aに螺合して固着して取付け、このドア側金具31は、その他側縦片31bが縦枠55よりも室外側において面内方向に向けて位置する。
前記縦の金具30の格子側金具32は取付部と連結部を有する。例えば図6に示すように、一側縦片32aと他側縦片32bを連結縦片32cで一体的に連結したクランク形状の長尺材である。この他側縦片32bが取付部で、一側縦片32aが連結部である。
この格子側金具32は、その他側縦片32bを縦の格子枠材64の内向片64cに接し、取付用裏板35にビス36を螺合して取付けられ、その一側縦片32aが内向片64cと平行に面内方向に向かうと共に、縦の格子枠材64の表面板よりも突出しないようにしてある。
この実施の形態では、その取付用裏板15,25,35が穴明き板61、網戸枠62を取付ける裏板と兼用であるが、別であっても良い。
そして、格子側金具32の一側縦片32aの室外側面がドア側金具31の他側縦片31bの室内側面に面接触して連結され、格子側金具32の連結縦片32cがドア側金具31の上向きフック31cに接して面内方向に動かないようにし、かつ格子側金具32をドア側金具31で支持する。
なお、格子側金具32の一側縦片32aの両端部分は斜めとなって、上から下方に移動することでドア側金具31の他側縦片31bに面接触し易くなるようにしてある。
このようであるから、通風ドア本体3に各ドア側金具11,21,31の取付部をそれぞれ取付け、格子ユニット4に各格子側金具12,22,32の取付部をそれぞれ取付ける。
この状態で、格子ユニット4を通風ドア本体3に対して上から下に向けて面内方向に沿って所定量移動することで、各格子側金具12,22,32の連結部の室内側面に、ドア側金具11,21,31の連結部の室外側面を面接触して連結する。
この後に、押え金具40を取付けて格子ユニット4が上方に移動しないようにして格子ユニット4を取付ける。
前述のようにして通風ドアを組み立てした後に、その通風ドアを図2に示すようにドア枠5内に取付ける。
この通風ドアの閉じ状態において、上枠5aと格子ユニット4との間の上下方向の隙間Sは、前述のドア側金具11,21,31の連結部と格子側金具12,22,32の連結部の上下方向の重なり量(面接触寸法)よりも小さい。
よって、押え金具40を無理に取り外して格子ユニット4を上方に移動できるようにし、その格子ユニット4を上方に移動しても格子側金具12,22,32をドア側金具11,21,31から離脱できないので、格子ユニット4を取り外しできない。
また、図2、図3に示すように、上の金具10、縦の金具30が格子ユニット4内に収納されて室外から見えないし、下の金具20は、そのドア側金具21の一部分が見えるだけであり、押え金具40も、その一部分が見えるだけである。
よって、外観の見栄えが良い。
前述の実施の形態において、上框50、下框51、縦框52、格子枠材64はアルミ押出形材で、各金具10,20,30はスチール製である。
前述の実施の形態では、図1に示すように上の金具10、下の金具20、縦の金具30をそれぞれ複数備え、それらが長手方向に間隔を置いて取付けてあるが、これに限ることはなく、長尺一体の金具としても良いし、短尺の金具を1つだけ取付けるようにしても良い。
通風ドアの概略全体正面図である。 通風ドアの縦断面図である。 通風ドアの横断面図である。 上の金具の斜視図である。 下の金具の斜視図である。 縦の金具の斜視図である。
符号の説明
1…ドア本体、2…上げ下げ窓(開閉窓)、3…通風ドア本体、3a…上横部、3b…下横部、3c…縦部、4…格子ユニット、4a…上横部、4b…下横部、4c…縦部、5…ドア枠、5a…上枠、5b…下枠、10…上の金具、11…ドア側金具、11a…一側縦片(取付部)、11b…他側縦片(連結部)、12…格子側金具、12a…一側縦片(連結部)、12b…他側縦片(取付部)、13…取付用裏板、14…ビス、15…取付用裏板、16…ビス、20…下の金具、21…ドア側金具、21a…横片(取付部)、21b…縦片(連結部)、22…格子側金具、22a…一側縦片(連結部)、22c…他側縦片(取付部)、23…取付用裏板、24…ビス、25…取付用裏板、26…ビス、30…縦の金具、31…ドア側金具、31a…一側縦片(取付部)、31b…他側縦片(連結部)、32…格子側金具、32a…一側縦片(連結部)、32b…他側縦片(取付部)、34…ビス、35…取付用裏板、36…ビス、40…押え金具。

Claims (3)

  1. ドア本体に開閉窓を取付けた通風ドア本体と、この通風ドア本体の室外側部に金具で取付けた格子ユニットを有する通風ドアであって、
    前記金具は、ドア側金具と格子側金具を備え、そのドア側金具、格子側金具の取付部が通風ドア本体、格子ユニットに、取付用裏板又は金具自身に螺合したビスでそれぞれ固着して取付けられ、
    前記ドア側金具の連結部の室内側面と格子側金具の連結部の室外側面が面接触して室内外方向に離れないように連結し、
    前記ドア側金具と格子側金具は、その両者を相対的に上下方向に移動することで連結部相互が面接触する形状で、
    この連結部相互の面接触した部分の上下寸法は、通風ドアをドア枠に取付けて閉じた状態における格子ユニットの上部とドア枠の上部との間の隙間よりも大きいことを特徴とする通風ドア。
  2. ドア本体に開閉窓を取付けた通風ドア本体と、この通風ドア本体の室外側部に金具で取付けた格子ユニットを有する通風ドアであって、
    前記金具は、通風ドア本体の上横部と格子ユニットの上横部に亘って取付けた上の金具と、通気ドア本体の下横部と格子ユニットの下横部に亘って取付けた下の金具と、通気ドア本体の縦部と格子ユニットの縦部に亘って取付けた縦の金具を備え、
    この上の金具、下の金具、縦の金具は、ドア側金具と格子側金具を備え、そのドア側金具の取付部が通風ドア本体の上横部、下横部、縦部に、格子側金具の取付部が格子ユニットの上横部、下横部、縦部に、取付用裏板又は金具自身に螺合したビスでそれぞれ固着して取付けられ、
    前記各ドア側金具の連結部の室内側面と各格子側金具の連結部の室外側面が、相対的に上下方向に移動することで面接触して室内外方向に離れないように連結される形状で、
    前記通風ドア本体の上横部に、格子側金具がドア側金具に対して上方に移動することを阻止する押え金具を取付けたことを特徴とする通風ドア。
  3. 通風ドア本体の上下寸法と格子ユニットの上下寸法がほぼ同一で、その両者の室内外方向の境目部分がドア枠内に位置している請求項1又は2記載の通風ドア。


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