JP4501733B2 - 戸 - Google Patents

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本発明は、框に格子を取付けた戸に関するものである。
玄関用の引戸等においては、框枠内周の室内側にガラスを嵌着すると共に、室外側に格子を取付けたものがある。特許文献1には、そのような引戸において、格子を着脱自在にしたものが記載されている。この引戸は、框の内周側に形成した格子取付溝に、格子をけんどん式にて取付け、対向する二つの框のうちの一方の框に取付けた格子ロックにより、格子を他方の框に向けて押し付けることにより格子を固定している。
特開昭63−70791号公報
上述のように、格子の片側を格子ロックで押圧して他方の框に押し付けていると、格子全体を圧縮する方向に負荷がかかり、それに伴って格子が面外方向に変形しやすくなる。本発明は以上に述べた実情に鑑み、格子の着脱が容易に行えると共に格子に負荷をかけることなく框に固定できる戸の提供を目的とする。
上記の課題を達成するために本発明の戸は、框と、框に取付ける格子と、格子の固定具とを備え、格子は、上端部に上係合部を有し、一方の側端部の外周側に縦係合部を有しており、上框は、下方に突出した支承片に格子の上係合部と係合する格子吊下げ部を有し、左右縦框は、内周側が開放した格子挿入溝を有し、一方の縦框の格子挿入溝内に受部を有しており、固定具は、縦框の内周側に左右方向に位置調整可能に取付けてあり、且つ格子の縦係合部と係合する格子固定部を有するものであり、格子は、上係合部を上框の格子吊下げ部に係合して上吊りし、左右側端部を縦框の格子挿入溝に挿入してあり、固定具の格子固定部を縦係合部に係合し、格子固定部と受部とで縦係合部を挟持してあることを特徴とする。
本発明の戸は、格子が、上係合部を上框の格子吊下げ部に係合して上吊りし、左右側端部を縦框の格子挿入溝に挿入した上で、固定具の格子固定部を縦係合部に係合し、格子固定部と受部とで縦係合部を挟持してあるので、格子に負荷をかけることなく框に固定でき、格子の面外方向の変形を防止できる。しかも、固定具を内周側に移動した状態で格子を若干持ち上げれば、格子を左右縦框の格子挿入溝に横けんどん式で容易に着脱できる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。図3は、本発明の戸の実施形態に係る玄関用引戸の二枚の障子のうちの外障子を室外側から見た正面図であり、図1は図3のA−A断面図であり、図2は図3のB−B断面図である。この障子は、上框1、下框2、戸先框3、戸尻框4を四周枠組みし、その内周の室内側にガラスパネル13を取付け、ガラスパネル13の室外側に格子5を取付けている。図中の符号14は開閉用の引き手であり、15aと15bは施錠装置である。
格子5は、アルミニウム合金の押出形材からなる四本の額縁構成部材16a,16b,16c,16dを四周枠組みして額縁17が構成され、左右の縦額縁構成部材16b,16d間に、アルミニウム合金の押出形材よりなる横桟28を上下方向に間隔をおいて多数架設して構成されている。各額縁構成部材16a,16b,16c,16dは、同一の断面形状となっており、室外側壁が外周側に突出しており、その先端に室内側に向けて鉤状に曲がった係合部11a,11b,11c,11dを有している。
上框1、下框2、戸先框3、戸尻框4は、アルミニウム合金の押出形材からなり、それぞれに内周側に開放したパネル取付溝部18を室内側に有し、パネル取付溝部18内にガラスパネル13の周縁部をゴムパッキン19を介して保持させてある。さらに上框1は、図2に示すように、外周側に開放したレール呑み込み溝20を有し、室外側の内周壁には、下方に突出した支承片7を有し、支承片7の先端部には先端が上向きに曲がった鉤状の格子吊下げ部8を室外側に突出して形成してあり、格子吊下げ部8に格子5の上側の額縁構成部材16aの係合部(上係合部11a)を係合して、格子5を上吊りしている。下框2は、内周側に開放した格子挿入溝21を室外側に有し、その格子挿入溝21に、格子5の下側の額縁構成部材16cの下端部を挿入し保持している。また下框2内部には、下レール22上を転動する戸車29を備えている。戸先框3と戸尻框4は、図1に示すように、内周側に開放した格子挿入溝9を室外側に有し、各格子挿入溝9に、格子5の左右の額縁構成部材16b,16dの外周側端部を挿入し保持している。
さらに、戸先框3の格子挿入溝9内の底部には、図3に示すように、上部と下部の二箇所に受部10を設けてある。受部10は、断面略L字形の棒状の樹脂製部材であり、図4に示すように、格子挿入溝9内に内周側から挿入してビス23で溝底面に固定してある。受部10の外周側面には、ボルトホルダー24が接着により取付けられ、ボルトホルダー24にはボルト25を空回りする状態で保持しており、ボルト25のネジ軸が受部10を貫通して内周側に突出している。さらに、戸先框3の格子挿入溝9内の格子5戸先側端部と受け部10との間のスペースには、固定具6が配設してある。固定具6は、上下方向に長い矩形中空断面の棒状の部材であり、室外側面の内周側縁部に、格子5の戸先側端部の係合部(縦係合部11b)と係合する格子固定部12を外周側に向けて斜めに突出して形成してあり、外周側面には前記ボルト25の上下ピッチと同じピッチで雌ネジ孔26を形成してある。固定具6は、室内側面を格子挿入溝9の内面に当接し、雌ネジ孔26に前記ボルト25のネジ部を螺合して取付けてあり、ボルト25を工具で回転させることにより固定具6は左右方向にスライドする。固定具6の格子固定部12には、格子5の縦係合部11bが係合し、ボルト25を回して固定具6を外周側に引き寄せ、固定具の格子固定部12と受部10とで格子の縦係合部11bを挟持して、格子5が左右及び上下方向に動かないように固定している。
上述のように、格子5は、上端部の上係合部11aを上框支承片7の格子吊下げ部8に係合して上吊りし、左右の側端部と下端部を、戸先框3と戸尻框4の格子挿入溝9と下框2の格子挿入溝21にそれぞれ挿入してあるので、面外方向に移動することがなく、さらに戸先側端部の縦係合部11bを、固定具6の格子固定部12と係合し且つ格子固定部12と受部10とで挟持していることで、格子5の面内方向の移動が規制されると共に、格子5に左右方向の負荷がかからないので、格子5に面外方向の変形が生じない。また、固定具6が露出しないので、外観が良好である。
格子5を框に取付ける際は、図5(a)に示すように、ボルト25を工具27で左に回して固定具6を内周側に移動させておき、図6に示すように格子を若干上に持ち上げた状態で、図5(a)中の矢印aに示すように、格子5の戸尻側端部を戸尻框4の格子挿入溝9内に差し込んでから、矢印bに示すように、格子5を回転して框と平行にする(図5(b)の状態)。次に、図6の矢印cに示すように格子5を下に下ろし、図2に示すように、格子の上係合部11aを上框の格子吊下げ部8に係合すると共に下端部を下框2の格子挿入溝21内に挿入する。次に、ボルト25を工具27で右に回して固定具6を外周側に引き寄せると、図5(c)に示すように、固定具6の格子固定部12と格子の縦係合部11bとが係合する。さらに固定具6を外周側に引き寄せると、図中の矢印dに示すように、それにつれて格子5も戸先側に移動し、縦係合部11bが固定具の格子固定部12と受部10に挟持され、格子5が固定される(図1の状態)。格子5を框から取り外すには、以上の手順を逆に行えばよい。このようにして本障子は、格子5の着脱を容易に行える。
本発明は、以上に述べた実施形態に限定されない。格子の桟の設け方は自由であり、縦桟だけを設けてもよいし、縦横の桟をクロスして設けてもよい。実施形態のものは、格子構成部材を同一断面形状としたため、格子の外周部全周に係合部を有しているが、下端部と戸尻側端部には係合部がなくてもよい。固定具は、実施形態のように上下の受部に跨って設ける長さの長いものに限らず、受部ごとに個々に設ける長さの短いものであってもよい。本発明の戸は、引戸に限らず、ドアにも適用できる。
図3のA−A断面図である。 図3のB−B断面図である。 本発明の一実施形態に係る玄関用引戸外障子の室外側正面図である。 固定具周辺の分解斜視図である。 格子を框に取付ける際の手順を順に示す横断面図である。 格子を框に取付ける途中の状態を示す縦断面図である。
符号の説明
1 上框
2 下框
3 戸先框(縦框)
4 戸尻框(縦框)
5 格子
6 固定具
7 支承片
8 格子吊下げ部
9 縦框の格子挿入溝
10 受部
11a 上係合部
11b 縦係合部
12 格子固定部

Claims (1)

  1. 框と、框に取付ける格子と、格子の固定具とを備え、格子は、上端部に上係合部を有し、一方の側端部の外周側に縦係合部を有しており、上框は、下方に突出した支承片に格子の上係合部と係合する格子吊下げ部を有し、左右縦框は、内周側が開放した格子挿入溝を有し、一方の縦框の格子挿入溝内に受部を有しており、固定具は、縦框の内周側に左右方向に位置調整可能に取付けてあり、且つ格子の縦係合部と係合する格子固定部を有するものであり、格子は、上係合部を上框の格子吊下げ部に係合して上吊りし、左右側端部を縦框の格子挿入溝に挿入してあり、固定具の格子固定部を縦係合部に係合し、格子固定部と受部とで縦係合部を挟持してあることを特徴とする戸。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS59131484U (ja) * 1983-02-22 1984-09-03 当麻 孟 建具
JPS6370791A (ja) * 1986-09-13 1988-03-30 松下電工株式会社 障子の構造
JPH01102393U (ja) * 1987-12-28 1989-07-11

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