JP4175277B2 - 扉 - Google Patents

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Description

本発明は、框材を方形に組んだ枠内にパネルを保持した扉に関するものである。
従来の扉には、縦横の框材を方形に組んだ枠内に樹脂やガラスのパネルを組み込んだものがある。一般にパネルは、周縁部が各框材の内周側に形成した溝にゴム質の部材を介在して支持してあり、そのゴム質の部材でパネルの熱膨張、衝撃等を吸収し、パネルが割れるのを防いでいる。またパネルは、下框の溝底に設置したセッティングブロック上に載置され、パネルの重量を下框に持たせている。
扉は、一方側の竪框を蝶番等により柱に取付けて片持ちの状態で設置される。そのため扉は、その自重や、開閉操作のためなどに手を掛けるなどして鉛直方向に荷重を加えることによって、戸先側が下がるように変形しようとする。上記の様に、パネルの重量を下框に持たせ、パネル周縁部をゴム質の部材を介して框の内周溝に保持したものでは、扉がそのように変形しようとするのに対して、パネルはなんら抵抗しない。一方、特許文献1に記載されているように、パネルの外周を框の内周に当接した場合には、そのような扉の変形に対してパネルが抵抗するものの、パネルの熱膨張を吸収できずにパネルが割れるおそれがある。
特開2001−241271号公報
本発明は以上に述べた実情に鑑みてなされたものであって、戸先側が下がるように扉が変形しようとするのをパネルで抑制でき、尚且つパネルが熱膨張によって割れるのを防止できる扉の提供を目的とする。
上記課題を達成するために本発明の扉は、パネルと、パネルの戸先側端部に配置した戸先側付子と、パネルの吊元側端部に配置した吊元側付子と、パネルと付子とを止めている固着具と、戸先側付子を呑み込む戸先側竪框と、吊元側付子を呑み込む吊元側竪框と、戸先側竪框及び吊元側竪框に固着してあると共にパネルの上端部及び下端部をそれぞれ呑み込む上框及び下框とを備え、パネルは、戸先側上部に略水平方向に設けた長孔と、戸先側下部に斜め方向に設けた長孔と、吊元側上部に設けた孔と、吊元側下部に略垂直方向に設けた長孔とを有し、且つ上端が上框の下面に当接しており、戸先側付子と吊元側付子は、上部と下部に固着具挿通孔を有し、戸先側竪框と吊元側竪框にそれぞれ固着してあり、固着具は、その軸部が付子の固着具挿通孔とパネルの長孔ないし孔を貫通し、上下方向移動が規制されていることを特徴とする。パネルの戸先側と吊元側の上部と下部に設けられる長孔ないし孔は、それぞれ一つずつであってもよいが、上下に間隔を置いて複数設けてもよく、それに対応して付子に固着具挿通孔を設ける。固着具挿通孔は、固着具の上下方向移動を規制し得る形状であればよい。固着具としては、ボルト・ナットやリベット等を用いることができる。
本発明の扉は、パネルの吊元側上部が吊元側付子に固着具で固定され、パネルの戸先側上部が略水平方向の長孔に固着具の軸部を挿通して、上下方向の動きを規制して戸先側付子に止められ、戸先側付子を戸先側竪框に、吊元側付子を吊元側竪框にそれぞれ固着してあるので、パネルの両側端部が両竪框に対して上下にずれないように保持されることとなり、尚且つパネルの上端が上框の下面に当接しているので、扉の自重や、開閉操作時などに扉に掛かる鉛直荷重によって、戸先側が下がるように扉が変形しようとするのをパネルが支え、扉の変形を効果的に抑制できる。しかもパネルは、付子に止めるための固着具の挿通孔が、吊元側上部が孔で、他の3箇所がパネルの熱膨張を許容できるように長孔となっているため、熱膨張によるパネルの割れを防止できる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。図4は、本発明に係る扉を用いた門扉の正面図であり、図1は、該門扉の扉(右側のもの)の、組立前の分解した状態を示す平面図と正面図であり、図2は、同扉の戸先側の部分の横断面図であり、図3は同扉の縦断面図である。扉12は、戸先側竪框4、吊元側竪框5、上框6、下框7が方形に枠組みされ、その枠内にアクリル製のパネル1を保持しており、吊元側竪框5に設けた蝶番13で支柱14に回動自在に取付けられている。扉の戸先側竪框4には、左右の扉12を閉鎖状態に保持するための錠15を備えている。各框材は、アルミニウム合金の押出形材を使用している。
パネル1は、図1及び図2に示すように、戸先側端部と吊元側端部に、戸先側付子2と吊元側付子3をそれぞれ配置し、パネル1の戸先側と吊元側の上部と下部を付子2,3にボルト11とナット16を用いて止めてある。パネル1の、前記ボルト11の軸部を挿通するための孔は、図1(b)に示すように、戸先側上部のものは水平方向の長孔8aとなっており、戸先側下部のものは、略対角線状の斜め方向の長孔8bとなっており、吊元側上部のものは軸部を挿通できるだけの丸孔9となっており、吊元側下部のものは垂直方向の長孔8cとなっている。各部の長孔8a,8b,8c及び丸孔9は、上下に間隔をおいて三つずつ設けてある。
戸先側付子2と吊元側付子3は同じもので、それぞれがパネル1の前面側に当接する断面略L字状の前側部材2a,3aと、パネル1の後面側に当接する断面略L字状の後側部材2b,3bの二部材を組合わせて溝形に構成してある。前側部材2a,3aと後側部材2b,3bは、それぞれパネルへの当接片17と、互いに重合する重合片18とを有しており、各当接片17にはパネル1の長孔8a,8b,8c及び丸孔9の中心に対応した高さ位置にボルト挿通孔10を設けてあり、前側部材2a,3aの重合片18には、付子を竪框に固定するためのビス19の挿通孔が開けられ、後側部材2b,3bの重合片18には当該ビス19が螺合する雌ネジ孔が開けてある。さらに各当接片には、竪框との係止部20a,20bを外側に突出して形成してある。ボルト11は、付子のボルト挿通孔10とパネル1の長孔8a,8b,8cないし丸孔9を貫通し、ボルト挿通孔10の上下縁に当接して上下方向移動が規制されている。パネル1の側端面と内側の重合片18との間には隙間を有している。
戸先側竪框4は、内周側に戸先側付子2を長手方向にスライド自在に嵌合する呑み込み部21を備えており、該呑み込み部に収容した戸先側付子2は、外周側から挿入したビス19により呑み込み部21に固定してある。吊元側竪框5は戸先側竪框4と同一の断面形状となっており、同じように内周側に吊元側付子3の呑み込み部21を備え、該呑み込み部21に吊元側付子3を収容してビス19で固定してある。戸先側竪框4と吊元側竪框5の上端部と下端部には、キャップ22を取り付けてある。
上框6は、図3に示すように、内周側にパネル呑み込み部23を有し、断面の略中央に横リブ24を有している。パネル1の上端面は、横リブ24の下面に当接している。下框7は上框6と同一の断面形状となっており、パネル呑み込み部23にパネル1の下端部を呑み込ませてある。パネル1の下面と横リブ24との間には隙間を設けてある。上框6は、戸先側竪框4と吊元側竪框5の上部の内周側面に切り欠きを設けて両側の端部を呑み込ませ、端面を両竪框内部のリブ25に突き当てた状態でビス26によりネジ止めしてある。下框7も、同じように両端部を戸先側竪框4と吊元側竪框5の下部にそれぞれ呑み込ませ、ビス26で両竪框に固定してある。
本扉を組立てる際の手順を述べると、まずパネル1の側端部に戸先側付子2と吊元側付子3をあてがい、付子のボルト挿通孔10とパネル1の長孔8a,8b,8cないし丸孔9にボルト11の軸部を貫通させ、その先端にナット16を螺合させて付子2,3とパネル1とを止める。次に、戸先側付子2を戸先側竪框4の呑み込み部21に、長手方向の端部から挿入して収容し、戸先側付子2を戸先側竪框4にビス19で固定する。吊元側竪框5も、同じように長手方向端部の開口から呑み込み部21に吊元側付子3を収容してビス19で固定する。次に、上框6と下框7を両竪框4,5の上部と下部にそれぞれ渡してビス26で固定する。最後に、両竪框の上端部と下端部にキャップ22を取付けて竪框端部の開口を塞ぐ。
以上のように構成した扉12は、パネル1の吊元側上部が吊元側付子3にボルト11・ナット16で固定され、パネル1の戸先側上部が略水平方向の長孔8aにボルト11の軸部を挿通し、上下方向の動きを規制して戸先側付子2に止められ、戸先側付子2を戸先側竪框4に、吊元側付子3を吊元側竪框5にそれぞれビス19で固定してあるので、パネル1の両側端部が両竪框4,5に対して上下にずれないように保持され、尚且つパネル1の上端が上框6の横リブ24の下面に当接していることから、扉の自重や、開閉操作時などに扉に掛かる鉛直荷重によって、戸先側が下がるように扉12が変形しようとするのをパネル1が支え、戸先側竪框4が吊元側竪框5に対して下方に移動するのを防ぎ、扉12の変形を効果的に抑制できる。しかもパネル1は、付子2,3に止めるためのボルト11の挿通孔が、吊元側上部が丸孔9で、他の3箇所がパネルの熱膨張を許容できるように長孔8a,8b,8cとなっているため、太陽熱によりパネル1が大きく熱膨張しても割れが発生しない。
本発明は、以上に述べた実施形態に限定されるものではなく、発明の範囲内で種々の変更を行い得る。本発明の扉は、パネルに樹脂製パネルを用い、屋外に、又は屋外に面して設置する場合に特に効果的であるが、パネルはアルミ等の金属や木材など他の材質であってもよいし、室内に設置する扉にも本発明を適用できる。
(a)は本発明の扉の一部を分解した状態で示す平面図であり、(b)は同正面図である。 本発明の扉の横断面図である。 本発明の扉の縦断面図である。 本発明による扉を使用した門扉の正面図である。
符号の説明
1 パネル
2 戸先側付子
3 吊元側付子
4 戸先側竪框
5 吊元側竪框
6 上框
7 下框
8a,8b,8c 長孔
9 丸孔(孔)
10 ボルト挿通孔(固着具挿通孔)
11 ボルト(固着具)

Claims (1)

  1. パネルと、パネルの戸先側端部に配置した戸先側付子と、パネルの吊元側端部に配置した吊元側付子と、パネルと付子とを止めている固着具と、戸先側付子を呑み込む戸先側竪框と、吊元側付子を呑み込む吊元側竪框と、戸先側竪框及び吊元側竪框に固着してあると共にパネルの上端部及び下端部をそれぞれ呑み込む上框及び下框とを備え、パネルは、戸先側上部に略水平方向に設けた長孔と、戸先側下部に斜め方向に設けた長孔と、吊元側上部に設けた孔と、吊元側下部に略垂直方向に設けた長孔とを有し、且つ上端が上框の下面に当接しており、戸先側付子と吊元側付子は、上部と下部に固着具挿通孔を有し、戸先側竪框と吊元側竪框にそれぞれ固着してあり、固着具は、その軸部が付子の固着具挿通孔とパネルの長孔ないし孔を貫通し、上下方向移動が規制されていることを特徴とする扉。
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