JP3134216B2 - トップライトの突出し窓の取付構造 - Google Patents
トップライトの突出し窓の取付構造Info
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- JP3134216B2 JP3134216B2 JP07198972A JP19897295A JP3134216B2 JP 3134216 B2 JP3134216 B2 JP 3134216B2 JP 07198972 A JP07198972 A JP 07198972A JP 19897295 A JP19897295 A JP 19897295A JP 3134216 B2 JP3134216 B2 JP 3134216B2
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- Japan
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- window
- frame
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- mounting structure
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- Specific Sealing Or Ventilating Devices For Doors And Windows (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は屋根に設けるところトッ
プライトの突出し窓の取付構造に関するものである。
プライトの突出し窓の取付構造に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来のトップライトの突出し窓の取付構
造としては、例えば実開平４−４１０８９号公報に示す
ように、屋根の傾斜に沿って設けた左右の縦枠と、その
間に架設した上枠および下枠とで形成する開口部に窓枠
を取付け、この窓枠に、障子の上框を上枠に固定した丁
番に軸支して回動自在とした障子を収納し、そしてその
障子の上框の斜上方に位置するように、その下面に保護
プレートを回動自在に取付けた水切り板を上枠の室外側
に固定して、上方より落下する雨水が障子の上框と窓枠
との間に溜らないように水切り装置を設けたものが知ら
れていた。
造としては、例えば実開平４−４１０８９号公報に示す
ように、屋根の傾斜に沿って設けた左右の縦枠と、その
間に架設した上枠および下枠とで形成する開口部に窓枠
を取付け、この窓枠に、障子の上框を上枠に固定した丁
番に軸支して回動自在とした障子を収納し、そしてその
障子の上框の斜上方に位置するように、その下面に保護
プレートを回動自在に取付けた水切り板を上枠の室外側
に固定して、上方より落下する雨水が障子の上框と窓枠
との間に溜らないように水切り装置を設けたものが知ら
れていた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】従来のトップライトの
突出し窓は、枠部材に窓枠を取付け、この窓枠に障子を
収納し、そして障子の斜上方に、保護プレートを取付け
た水切り板を上枠に固定して丁番部分に雨水が浸入しな
いようにしているが、枠部材、窓枠、障子の取付け、水
切り装置等の構成部材が多く、またトップライトの突出
し窓の取付けは足場の安定しない高所で作業を行われる
ため、取付けに時間がかかり問題となっていた。そこで
本発明は従来の問題点を解消して、取付構造を簡単にし
て取付けを容易にすると共に雨仕舞を良好にしたトップ
ライトの突出し窓の取付構造を提供することを目的とし
たものである。
突出し窓は、枠部材に窓枠を取付け、この窓枠に障子を
収納し、そして障子の斜上方に、保護プレートを取付け
た水切り板を上枠に固定して丁番部分に雨水が浸入しな
いようにしているが、枠部材、窓枠、障子の取付け、水
切り装置等の構成部材が多く、またトップライトの突出
し窓の取付けは足場の安定しない高所で作業を行われる
ため、取付けに時間がかかり問題となっていた。そこで
本発明は従来の問題点を解消して、取付構造を簡単にし
て取付けを容易にすると共に雨仕舞を良好にしたトップ
ライトの突出し窓の取付構造を提供することを目的とし
たものである。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明は前記目的を達成
するため、上下の横取付枠と左右の縦取付枠とで構成す
る開口部内に、突出し窓を回動自在に収納したトップラ
イトの突出し窓の取付構造において、上方の横取付枠
は、その底部に躯体に取付けた支持ブラケットに固定す
る取付部を備え、またその頂部には、一体に形成した下
方に向って室外側に傾斜した水切り斜面を有すると共
に、この水切り斜面の下端には室内側に延出した側部を
有し、その側部の内側に、収納される突出し窓の障子の
上框の先端に形成した係合部と回動自在に係合する被係
合部を設けて構成して、トップライトの突出し窓の取付
構造を簡単にすると共に雨水の浸入を防止するようにし
たものである。また上方の横取付枠の底部の延長先端
に、支持ブラケットに引掛けて係止する係止部を設けて
取付けを容易にしたものである。さらに上方の横取付枠
の外側壁に、隣接する窓のパネルの取付溝が設けてあっ
て、隣接の窓が取付けられるように構成されている。そ
して上方の横取付枠の頂部の水切り斜面の先端に、隣接
する窓のパネルの押え部が形成されていて、隣接の窓の
パネルを押えるようにしたものである。
するため、上下の横取付枠と左右の縦取付枠とで構成す
る開口部内に、突出し窓を回動自在に収納したトップラ
イトの突出し窓の取付構造において、上方の横取付枠
は、その底部に躯体に取付けた支持ブラケットに固定す
る取付部を備え、またその頂部には、一体に形成した下
方に向って室外側に傾斜した水切り斜面を有すると共
に、この水切り斜面の下端には室内側に延出した側部を
有し、その側部の内側に、収納される突出し窓の障子の
上框の先端に形成した係合部と回動自在に係合する被係
合部を設けて構成して、トップライトの突出し窓の取付
構造を簡単にすると共に雨水の浸入を防止するようにし
たものである。また上方の横取付枠の底部の延長先端
に、支持ブラケットに引掛けて係止する係止部を設けて
取付けを容易にしたものである。さらに上方の横取付枠
の外側壁に、隣接する窓のパネルの取付溝が設けてあっ
て、隣接の窓が取付けられるように構成されている。そ
して上方の横取付枠の頂部の水切り斜面の先端に、隣接
する窓のパネルの押え部が形成されていて、隣接の窓の
パネルを押えるようにしたものである。
【０００５】
【実施例】以下本発明の実施例を図面に基いて説明す
る。図１は本発明のトップライトの突出し窓の図３のＡ
−Ａ線の縦断面を、また図２は同じく図３のＢ−Ｂ線の
横断面を示したものである。そして図３はトップライト
の突出し窓の正面を示したものである。図面に示したト
ップライトの突出し窓（以下単に突出し窓と呼ぶ）は屋
根の勾配が３０°のところに設けられている例であっ
て、トップライトは図３に示すように突出し窓１と嵌め
殺し窓２とによって構成されているもので、突出し窓１
はトップライトの中央に横に数個並んで設けられてお
り、その周囲に嵌め殺し窓２が配置されている。このよ
うな配置にある突出し窓について説明するが他の配置や
単独の突出し窓の取付構造としても適用できるものであ
る。突出し窓１は図３に示すように上方の横取付枠３、
下方の横取付枠４と、左右の縦取付枠５ａ，５ｂとによ
って形成された開口部に、障子１４の下方が室外側に突
出自在に収納されているもので、その上方の横取付枠３
は、図１に示すように中空状の長尺の枠体よりなり、従
来の躯体に取付ける上枠と、障子を収納する窓枠と、水
切り装置とを枠体に一体に構成したものである。上方の
横取付枠３は、その底部９に取付ボルト１０を挿通係止
するリップ溝状の取付部を一体に備えており、躯体６に
固定した固定ボルト７に取付けられた支持ブラケット８
の端部に設けた切欠孔に側方よりボルト１０を挿入し
て、ナットにより支持ブラケット８に締付けて躯体６に
取付けるようになっている。そして底部９の延長した先
端には、図１に示すような鉤状に屈曲した係止部１１が
設けられていて、突出し窓ユニットの取付時に、予め係
止部１１を支持ブラケット８の上端に引掛けて突出し窓
の枠体を所定の位置に配置してからボルトを締付けて固
定するようになっている。そして上方の横取付枠３の開
口部側の内側壁１２は障子１４を収納するように構成さ
れ、その内側壁１２の頂部には図１に示すようにＡＴ材
１３が取付けられていて、突出し窓１を閉じた時に障子
１４の上框２５が当接して水密状態を形成して雨水の浸
入を防ぐようになっている。また上方の横取付枠３の上
方に隣接する窓側の外側壁１５に取付溝１７が形成され
ていて、突出し窓１の上方に隣接する嵌め殺し窓２のパ
ネル１６である複層ガラスを嵌込んで取付けるように構
成されている。そして上方の横取付枠３の頂部１８は、
上方より下方に室外側に傾斜突出した水切り斜面１９が
形成されていて、上方より落下してくる雨水を外方に排
出して後記の障子１４の回動支承部および上框２５の上
部に溜らないように構成されている。この水切れ斜面１
９の先端は、上方に隣接する嵌め殺し窓２に突出してい
て、外側壁１５の取付溝１７に嵌込んだ複層ガラスの押
え部２７となるようになっている。また水切り斜面１９
の下端は延出して室内側に屈曲しており、その先端の内
側に断面円形状に形成された被係合部２１が設けられて
いる。そしてこの被係合部２１に障子１４の上框２５の
上部より延出した吊下げ部２２の先端に形成した断面円
弧状の係合部２３が図１に示すように係合して障子１４
を回動自在に吊下げ支持するようになっている。そして
この係合部２３には、水切り斜面１９の下端内側壁に取
付けた直角に屈曲して表面に円弧状の凹部を形成した支
承部２４が外方より接合して、障子１４が室外側に突出
回動しても係合部２３が被係合部２１より抜け出さない
ように構成されている。なお被係合部２１および支承部
２４は障子１４の全幅にわたって設けられているが、係
合部２３は障子１４の全輻にわたって設けられているの
が望ましいが、２個所以上に部分的に屈曲して設けられ
ていてもよく、係合部２３のない吊下げ部の先端が支承
部２４と重合するように構成されておれば雨水が内方に
浸入することはない。
る。図１は本発明のトップライトの突出し窓の図３のＡ
−Ａ線の縦断面を、また図２は同じく図３のＢ−Ｂ線の
横断面を示したものである。そして図３はトップライト
の突出し窓の正面を示したものである。図面に示したト
ップライトの突出し窓（以下単に突出し窓と呼ぶ）は屋
根の勾配が３０°のところに設けられている例であっ
て、トップライトは図３に示すように突出し窓１と嵌め
殺し窓２とによって構成されているもので、突出し窓１
はトップライトの中央に横に数個並んで設けられてお
り、その周囲に嵌め殺し窓２が配置されている。このよ
うな配置にある突出し窓について説明するが他の配置や
単独の突出し窓の取付構造としても適用できるものであ
る。突出し窓１は図３に示すように上方の横取付枠３、
下方の横取付枠４と、左右の縦取付枠５ａ，５ｂとによ
って形成された開口部に、障子１４の下方が室外側に突
出自在に収納されているもので、その上方の横取付枠３
は、図１に示すように中空状の長尺の枠体よりなり、従
来の躯体に取付ける上枠と、障子を収納する窓枠と、水
切り装置とを枠体に一体に構成したものである。上方の
横取付枠３は、その底部９に取付ボルト１０を挿通係止
するリップ溝状の取付部を一体に備えており、躯体６に
固定した固定ボルト７に取付けられた支持ブラケット８
の端部に設けた切欠孔に側方よりボルト１０を挿入し
て、ナットにより支持ブラケット８に締付けて躯体６に
取付けるようになっている。そして底部９の延長した先
端には、図１に示すような鉤状に屈曲した係止部１１が
設けられていて、突出し窓ユニットの取付時に、予め係
止部１１を支持ブラケット８の上端に引掛けて突出し窓
の枠体を所定の位置に配置してからボルトを締付けて固
定するようになっている。そして上方の横取付枠３の開
口部側の内側壁１２は障子１４を収納するように構成さ
れ、その内側壁１２の頂部には図１に示すようにＡＴ材
１３が取付けられていて、突出し窓１を閉じた時に障子
１４の上框２５が当接して水密状態を形成して雨水の浸
入を防ぐようになっている。また上方の横取付枠３の上
方に隣接する窓側の外側壁１５に取付溝１７が形成され
ていて、突出し窓１の上方に隣接する嵌め殺し窓２のパ
ネル１６である複層ガラスを嵌込んで取付けるように構
成されている。そして上方の横取付枠３の頂部１８は、
上方より下方に室外側に傾斜突出した水切り斜面１９が
形成されていて、上方より落下してくる雨水を外方に排
出して後記の障子１４の回動支承部および上框２５の上
部に溜らないように構成されている。この水切れ斜面１
９の先端は、上方に隣接する嵌め殺し窓２に突出してい
て、外側壁１５の取付溝１７に嵌込んだ複層ガラスの押
え部２７となるようになっている。また水切り斜面１９
の下端は延出して室内側に屈曲しており、その先端の内
側に断面円形状に形成された被係合部２１が設けられて
いる。そしてこの被係合部２１に障子１４の上框２５の
上部より延出した吊下げ部２２の先端に形成した断面円
弧状の係合部２３が図１に示すように係合して障子１４
を回動自在に吊下げ支持するようになっている。そして
この係合部２３には、水切り斜面１９の下端内側壁に取
付けた直角に屈曲して表面に円弧状の凹部を形成した支
承部２４が外方より接合して、障子１４が室外側に突出
回動しても係合部２３が被係合部２１より抜け出さない
ように構成されている。なお被係合部２１および支承部
２４は障子１４の全幅にわたって設けられているが、係
合部２３は障子１４の全輻にわたって設けられているの
が望ましいが、２個所以上に部分的に屈曲して設けられ
ていてもよく、係合部２３のない吊下げ部の先端が支承
部２４と重合するように構成されておれば雨水が内方に
浸入することはない。
【０００６】下方の横取付枠４は図１に示すように中空
状の長尺の枠体よりなり、その底部は上方の横取付枠３
と同様に躯体６に固定した支持ブラケット８に締付けて
取付けるところのボルト１０を挿通係止するリップ溝状
の取付部を一体に備えており、下方の横取付枠４の開口
部側の側壁は突出し窓１の障子１４を収納するように構
成され、下方の隣接窓側の側壁は、下方に隣接する嵌め
殺し窓２のパネル１６を嵌め込む溝が形成されている。
そして下方の横取付枠４の頂部には、下方に隣接する窓
方向に突出した押え部３４が一体に形成されていて下方
に隣接する嵌め殺し窓２のパネル１６を押えるようにな
っている。また頂部にはＡＴ材２８が取付けられてい
て、突出し窓１の障子１４が閉じた時にその下框２６が
当接して水密状態を形成するようになっている。図２は
図３のＢ−Ｂ線における突出し窓の横断面を示したもの
で、中央の突出し窓１の左側には嵌め殺し窓２が、また
右側には突出し窓１が夫々配置されている。そして突出
し窓１は縦取付枠５ａ，５ｂに取付けられており、この
縦取付枠５ａ，５ｂは横取付枠３，４と同様に中空状の
長尺の枠体よりなり、従来の躯体に取付ける竪枠と障子
を収納する窓枠とを枠体に一体に構成したものである。
右側の縦取付枠５ａは、左右に配置される突出し窓１，
１を１本の縦取付枠で取付けるように、左右対称の構成
に形成されている。そしてその底部には、横取付枠３，
４の底部と同様に躯体６に固定した支持ブラケット２９
に締付けて取付けるところのボルト３０を挿通係止する
ための取付部を一体に形成してある。また両側面は左右
の突出し窓１，１の障子１４，１４を収納するように構
成されており、その中間部および頂部には、障子１４を
閉じた時に障子１４の竪框３１が当接して水密状態を形
成するように夫々ＡＴ材３２，３３が取付けられてい
る。そして左側の縦取付枠５ｂは、右に突出し窓１が左
に嵌め殺し窓２が取付けられるため、縦取付枠５ｂの右
側面は、右側の縦取付枠５ａの側面と同様な突出し窓１
の障子１４を収納するように構成されているが、左側面
は嵌め殺し窓２のパネル１６を収納するようにパネル１
６を嵌合するための溝が形成されており、その頂部はパ
ネル１６の押縁３５を取付けて嵌め殺し窓２の複層ガラ
スを押えるように構成されている。このように縦取付枠
は取付ける突出し窓１の隣に配置される窓の種類によっ
て、縦取付枠の隣接側の側面の構成が変るが、１本の縦
取付枠により隣同士の窓の取付けも同時に行えるように
構成されている。
状の長尺の枠体よりなり、その底部は上方の横取付枠３
と同様に躯体６に固定した支持ブラケット８に締付けて
取付けるところのボルト１０を挿通係止するリップ溝状
の取付部を一体に備えており、下方の横取付枠４の開口
部側の側壁は突出し窓１の障子１４を収納するように構
成され、下方の隣接窓側の側壁は、下方に隣接する嵌め
殺し窓２のパネル１６を嵌め込む溝が形成されている。
そして下方の横取付枠４の頂部には、下方に隣接する窓
方向に突出した押え部３４が一体に形成されていて下方
に隣接する嵌め殺し窓２のパネル１６を押えるようにな
っている。また頂部にはＡＴ材２８が取付けられてい
て、突出し窓１の障子１４が閉じた時にその下框２６が
当接して水密状態を形成するようになっている。図２は
図３のＢ−Ｂ線における突出し窓の横断面を示したもの
で、中央の突出し窓１の左側には嵌め殺し窓２が、また
右側には突出し窓１が夫々配置されている。そして突出
し窓１は縦取付枠５ａ，５ｂに取付けられており、この
縦取付枠５ａ，５ｂは横取付枠３，４と同様に中空状の
長尺の枠体よりなり、従来の躯体に取付ける竪枠と障子
を収納する窓枠とを枠体に一体に構成したものである。
右側の縦取付枠５ａは、左右に配置される突出し窓１，
１を１本の縦取付枠で取付けるように、左右対称の構成
に形成されている。そしてその底部には、横取付枠３，
４の底部と同様に躯体６に固定した支持ブラケット２９
に締付けて取付けるところのボルト３０を挿通係止する
ための取付部を一体に形成してある。また両側面は左右
の突出し窓１，１の障子１４，１４を収納するように構
成されており、その中間部および頂部には、障子１４を
閉じた時に障子１４の竪框３１が当接して水密状態を形
成するように夫々ＡＴ材３２，３３が取付けられてい
る。そして左側の縦取付枠５ｂは、右に突出し窓１が左
に嵌め殺し窓２が取付けられるため、縦取付枠５ｂの右
側面は、右側の縦取付枠５ａの側面と同様な突出し窓１
の障子１４を収納するように構成されているが、左側面
は嵌め殺し窓２のパネル１６を収納するようにパネル１
６を嵌合するための溝が形成されており、その頂部はパ
ネル１６の押縁３５を取付けて嵌め殺し窓２の複層ガラ
スを押えるように構成されている。このように縦取付枠
は取付ける突出し窓１の隣に配置される窓の種類によっ
て、縦取付枠の隣接側の側面の構成が変るが、１本の縦
取付枠により隣同士の窓の取付けも同時に行えるように
構成されている。
【０００７】
【発明の効果】本発明は以上のような構成であって、開
口部を構成する上方の横取付枠の底部に支持ブラケット
への取付部を設け、またその頂部に室外側に傾斜した水
切り斜面を一体に設けて、その水切り斜面の下端の室内
側に延出したところの側部の内側に、障子の上框の先端
に形成した係合部と係合する被係合部を設けて、障子を
回動自在に支承するようにしたため、１個の枠体で躯体
への取付け、雨水の水切り、障子の回動自在な支承を行
えるようになり、部品の数、取付け部分等が少くなって
構造が簡単となって取付けが容易となり、また水切り斜
面の下端の室内側に延出した側部の内側に、障子の係合
部が設けてあるため、上方より落下する雨水や吹付ける
雨水等の浸入を完全に防止することができる。また上方
の横取付枠の底部に支持ブラケットへの係止部が設けて
あるため、予め横取付枠を引掛けておいてから、位置決
め締付けができるため取付けが容易に行えることができ
る。さらに上方の横取付枠の外側壁に取付溝を形成して
隣接する窓のパネルを取付けるようにしてあるため、一
個の枠体で２つの窓が取付けられ、トップライトの全体
の取付構造が簡略化され、枠材の節約にもなる。そして
上方の横取付枠の頂部の水切り斜面の先端を押え部に構
成して、隣接する窓のパネルを押えるようにしたため、
別途押縁を用意する必要がなく取付作業も簡略化でき
る。
口部を構成する上方の横取付枠の底部に支持ブラケット
への取付部を設け、またその頂部に室外側に傾斜した水
切り斜面を一体に設けて、その水切り斜面の下端の室内
側に延出したところの側部の内側に、障子の上框の先端
に形成した係合部と係合する被係合部を設けて、障子を
回動自在に支承するようにしたため、１個の枠体で躯体
への取付け、雨水の水切り、障子の回動自在な支承を行
えるようになり、部品の数、取付け部分等が少くなって
構造が簡単となって取付けが容易となり、また水切り斜
面の下端の室内側に延出した側部の内側に、障子の係合
部が設けてあるため、上方より落下する雨水や吹付ける
雨水等の浸入を完全に防止することができる。また上方
の横取付枠の底部に支持ブラケットへの係止部が設けて
あるため、予め横取付枠を引掛けておいてから、位置決
め締付けができるため取付けが容易に行えることができ
る。さらに上方の横取付枠の外側壁に取付溝を形成して
隣接する窓のパネルを取付けるようにしてあるため、一
個の枠体で２つの窓が取付けられ、トップライトの全体
の取付構造が簡略化され、枠材の節約にもなる。そして
上方の横取付枠の頂部の水切り斜面の先端を押え部に構
成して、隣接する窓のパネルを押えるようにしたため、
別途押縁を用意する必要がなく取付作業も簡略化でき
る。
【図１】本発明の突出し窓の取付構造の図３のＡ−Ａ線
の縦断面図である。
の縦断面図である。
【図２】同じく図３のＢ−Ｂ線の横断面図である。
【図３】本発明のトップライトにおける突出し窓の正面
図である。
図である。
１ 突出し窓 ２ 嵌め殺し窓 ３ 横取付枠（上方） ４ 横取付枠（下方） ５ａ，５ｂ 縦取付枠 ８ 支持ブラケット １１ 係止部 １４ 障子（突出し窓） １９ 水切り斜面 ２１ 被係合部 ２３ 係合部 ２４ 支承部 ２５ 上框 ２７，３４ 押え部 ３１ 竪框
Claims (4)
- 【請求項１】 上下の横取付枠と左右の縦取付枠とで構
成する開口部内に、突出し窓を回動自在に収納したトッ
プライトの突出し窓の取付構造において、上方の横取付
枠は、その底部に躯体に取付けた支持ブラケットに固定
する取付部を備え、またその頂部には、一体に形成した
下方に向って室外側に傾斜した水切り斜面を有すると共
に、この水切り斜面の下端には室内側に延出した側部を
有し、その側部の内側に、収納される突出し窓の障子の
上框の先端に形成した係合部と回動自在に係合する被係
合部が設けてあることを特徴とするトップライトの突出
し窓の取付構造。 - 【請求項２】 上方の横取付枠の底部の延長先端に、支
持ブラケットに引掛けて係止する係止部が設けてある請
求項１記載のトップライトの突出し窓の取付構造。 - 【請求項３】 上方の横取付枠の外側壁に、隣接する窓
のパネルの取付溝が形成してある請求項１記載のトップ
ライトの突出し窓の取付構造。 - 【請求項４】 上方の横取付枠の頂部の水切り斜面の先
端に、隣接する窓のパネルの押え部が形成されている請
求項１または３記載のトップライトの突出し窓の取付構
造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP07198972A JP3134216B2 (ja) | 1995-06-30 | 1995-06-30 | トップライトの突出し窓の取付構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP07198972A JP3134216B2 (ja) | 1995-06-30 | 1995-06-30 | トップライトの突出し窓の取付構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0913597A JPH0913597A (ja) | 1997-01-14 |
| JP3134216B2 true JP3134216B2 (ja) | 2001-02-13 |
Family
ID=16399998
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP07198972A Expired - Fee Related JP3134216B2 (ja) | 1995-06-30 | 1995-06-30 | トップライトの突出し窓の取付構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3134216B2 (ja) |
-
1995
- 1995-06-30 JP JP07198972A patent/JP3134216B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0913597A (ja) | 1997-01-14 |
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